JPH07122966B2 - 回転ヘッド型pcmレコーダの記録方法及び再生方法 - Google Patents
回転ヘッド型pcmレコーダの記録方法及び再生方法Info
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- JPH07122966B2 JPH07122966B2 JP59050915A JP5091584A JPH07122966B2 JP H07122966 B2 JPH07122966 B2 JP H07122966B2 JP 59050915 A JP59050915 A JP 59050915A JP 5091584 A JP5091584 A JP 5091584A JP H07122966 B2 JPH07122966 B2 JP H07122966B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/09—Digital recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B20/10—Digital recording or reproducing
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- G11B20/1806—Pulse code modulation systems for audio signals
- G11B20/1809—Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10527—Audio or video recording; Data buffering arrangements
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、回転ヘッド型PCMレコーダーに係り、特に記
録媒体(磁気テープ)のドロップアウトやヘッドの目づ
まり等によるデータ欠落に対するデータの訂正及び補正
に好適な記録再生方式に関する。
録媒体(磁気テープ)のドロップアウトやヘッドの目づ
まり等によるデータ欠落に対するデータの訂正及び補正
に好適な記録再生方式に関する。
回転ヘッド型PCMレコーダは、他の方式、例えば、マル
チトラック方式による固定ヘッド型PCMレコーダに比較
して、記録媒体の単位面積当りの記録情報量、即ち面記
録密度を略10倍大きくすることが可能となる。また、ヘ
ッドの数は前者が一般に2個なのに対して、後者は10〜
20個となるので、コスト及び信頼性の上からも回転ヘッ
ド型PCMレコーダは優れた方式と考えられている。しか
しながら、回転ヘッド型PCMレコーダにおいて、テープ
のドロップアウトや、剥離した磁性粉やゴミの付着によ
るヘッドの目づまりが原因で、2つのヘッドのうちの1
つから出力が得られない場合、再生されるべきデータの
半分しか得られないことになるので、再生音に重大な支
障をきたすどころか、再生が不可能となってしまう可能
性もある。
チトラック方式による固定ヘッド型PCMレコーダに比較
して、記録媒体の単位面積当りの記録情報量、即ち面記
録密度を略10倍大きくすることが可能となる。また、ヘ
ッドの数は前者が一般に2個なのに対して、後者は10〜
20個となるので、コスト及び信頼性の上からも回転ヘッ
ド型PCMレコーダは優れた方式と考えられている。しか
しながら、回転ヘッド型PCMレコーダにおいて、テープ
のドロップアウトや、剥離した磁性粉やゴミの付着によ
るヘッドの目づまりが原因で、2つのヘッドのうちの1
つから出力が得られない場合、再生されるべきデータの
半分しか得られないことになるので、再生音に重大な支
障をきたすどころか、再生が不可能となってしまう可能
性もある。
上記した観点より、従来の回転ヘッド型PCMレコーダの
記録再生方式とその問題点を第1図から第6図を用いて
説明する。第1図は、2チャンネルステレオ信号とサン
プリング点を示したものである。第1図において、サン
プリングは、L0→R0→L1→R1→L2→R2……の順に行なわ
れる。即ち、2チャンネルの信号は時分割多重され、シ
リアル信号として伝送される。第2図は従来の回転ヘッ
ド型PCMレコーダのブロック図である。第2図におい
て、1はL−ch入力端子、2はR−ch入力端子、3はL
−ch入力アンプ、4はR−ch入力アンプ、5は記録チャ
ンネル切換え用MPX、6はアナログ−ディジタル(A/D)
変換器、7は記録系ディジタル信号処理回路、8な記録
アンプ、9は回転ヘッドシリンダー、10はch−1ヘッ
ド、11はch−2ヘッド、12は磁気テープ、13は再生プリ
アンプ、14は再生系ディジタル信号処理回路、15はディ
ジタル−アナログ(D/A)変換器、16は再生チャンネル
切換え用MPX、17はL−ch出力アンプ、18はR−ch出力
アンプ、19はL−ch出力端子、20はR−ch出力端子であ
る。L−chおよびR−chのオーディオ信号は、まず3,4
の入力アンプでレベル調整され、第1図に示したように
L,R,L,Rの順に5のMPXによりチャンネル切換えされる。
5のMPXより出力されたアナログ信号は、6のA/D変換器
でディジタル信号に変換され、7のディジタル信号処理
回路に送られる。ディジタル信号処理回路では、主に次
の2つの処理が行なわれる。ま第1に時系列的に伝送さ
れたデータを一度メモリーに貯えられ、次にそのメモリ
ーからデータの順序を変えて読み出す。これをインター
リービングと称し、再生時にデータが記録された順にま
とめて欠落あるいは誤まりを生じても、原信号は訂正可
能であるようにするための処理である。第2の処理では
インターリービングされた信号は、誤まり検出及び訂正
用の信号を付加される。上記の如く信号処理された信号
は8の録音アンプを介し、磁気ヘッド10,11にて磁気テ
ープ12上に記録される。次に再生時には、磁気ヘッド1
0,11にて磁気テープ12より読み出された信号は、13の再
生プリアンプによって増幅、また必要に応じて波形の補
正が行なわれ、14の再生系ディジタル信号処理回路に送
られる。再生系ディジタル信号処理回路では、誤まりの
あるデータを検出し、訂正または補正を施こし、さら
に、インターリービングによって順序の変えられたデー
タの順序を元の時系列順に変換する。これをデ・インタ
ーリービング処理と称す。以上の処理を施こされた再生
信号は、次に15のD/A変換器でアナログ信号に変換さ
れ、16のMPX回路によってL,Rに分割され元のオーディオ
信号が得られる。第3図は回転ヘッド型PCMレコーダに
よって記録された磁気テープの磁性面から見た記録パタ
ーンである。第3図において、21は2つのヘッドのうち
とch−1のヘッドで記録されたトラック、22はch−2の
ヘッドで記録されたトラックである。通常、ch−1とch
−2のヘッドはアジマス角が異なっているので、ガード
バンドレスの記録ができる。第4図は、磁性面にドロッ
プアウトやゴミの付着のある例を示した図である。第4
図で23は磁性粉の剥離によるテープドロップアウトある
いは、テープ表面上のゴミを示す。このようなドロップ
アウトやゴミのある部分を通過するトラックは、その部
分でエラーを生ずる。このようなエラーは、先に述べた
ようにインターリービングによって分散され、その結
果、エラー訂正符号によって訂正される。第5図は、こ
のようなエラーに対して効果的なインターリービングに
よって得られたブロック構成の従来例を示したものであ
る。第5図に示した構成は、1つのヘッドの1スキャン
で記録再生される容量を示したもので、この容量を1フ
ィールドと呼ぶことにする。1フィールドは、256ブロ
ックよりなり、各ブロックはさらに第6図のように分割
されている。第6図において、24はSYNC信号(8ビッ
ト)、25はC&D(16ビット)、26はParity(32ビッ
ト)、27はData(96ビット)、28はCRC(16ビット)で
ある。さらにParityはPパリティ及びQパリティ各々16
ビットの2つのパリティより構成されている。またData
はW0,W1,W2,W3,W4,W5の各々16ビットの6つのデータワ
ードにより構成されている。このようにして全168ビッ
トよりなる1ブロックが構成され、これらが256個集ま
って1フィールドデータとなる。再び、第5図でインタ
ーリービングの形式について説明を行なう。第5図にお
いてデータワードは同一ブロック内にて128ラードだけ
データ分散されて配置されている。即ち、隣り合うデー
タは128サンプリング点だけ時間的に離れている。この
ようなインターリービングを施こせば第4図23のような
ドロップアウトやゴミの付着によって、ある連続したブ
ロックがエラーしたとしても、同一ブロック内のデータ
は、128サンプリング点ずつ離れているので、訂正ブロ
ック内でのデータエラーは分散され、エラーは訂正可能
となる。また、さらに、各データのうち偶数番号のデー
タ(evenデータ)及び奇数番号のデータ(oddデータ)
を1フィールドの前半と後半に分離している。この方法
によって、仮に1フィールド中の前半あるいは後半の大
部分のデータが欠落し、エラーが生じ、訂正不能となっ
ていても、偶数データもしくは奇数データのいずれかは
再生されるので、前値保持あるいは平均値補間によっ
て、原アナログ信号は、ほヾ元の形に再生される。この
ようなデータの補正(コンシールメント)の可能な範囲
をコンシールメント長といい、第5図のインターリービ
ング形式では128ブロックのコンシールメント長とな
る。
記録再生方式とその問題点を第1図から第6図を用いて
説明する。第1図は、2チャンネルステレオ信号とサン
プリング点を示したものである。第1図において、サン
プリングは、L0→R0→L1→R1→L2→R2……の順に行なわ
れる。即ち、2チャンネルの信号は時分割多重され、シ
リアル信号として伝送される。第2図は従来の回転ヘッ
ド型PCMレコーダのブロック図である。第2図におい
て、1はL−ch入力端子、2はR−ch入力端子、3はL
−ch入力アンプ、4はR−ch入力アンプ、5は記録チャ
ンネル切換え用MPX、6はアナログ−ディジタル(A/D)
変換器、7は記録系ディジタル信号処理回路、8な記録
アンプ、9は回転ヘッドシリンダー、10はch−1ヘッ
ド、11はch−2ヘッド、12は磁気テープ、13は再生プリ
アンプ、14は再生系ディジタル信号処理回路、15はディ
ジタル−アナログ(D/A)変換器、16は再生チャンネル
切換え用MPX、17はL−ch出力アンプ、18はR−ch出力
アンプ、19はL−ch出力端子、20はR−ch出力端子であ
る。L−chおよびR−chのオーディオ信号は、まず3,4
の入力アンプでレベル調整され、第1図に示したように
L,R,L,Rの順に5のMPXによりチャンネル切換えされる。
5のMPXより出力されたアナログ信号は、6のA/D変換器
でディジタル信号に変換され、7のディジタル信号処理
回路に送られる。ディジタル信号処理回路では、主に次
の2つの処理が行なわれる。ま第1に時系列的に伝送さ
れたデータを一度メモリーに貯えられ、次にそのメモリ
ーからデータの順序を変えて読み出す。これをインター
リービングと称し、再生時にデータが記録された順にま
とめて欠落あるいは誤まりを生じても、原信号は訂正可
能であるようにするための処理である。第2の処理では
インターリービングされた信号は、誤まり検出及び訂正
用の信号を付加される。上記の如く信号処理された信号
は8の録音アンプを介し、磁気ヘッド10,11にて磁気テ
ープ12上に記録される。次に再生時には、磁気ヘッド1
0,11にて磁気テープ12より読み出された信号は、13の再
生プリアンプによって増幅、また必要に応じて波形の補
正が行なわれ、14の再生系ディジタル信号処理回路に送
られる。再生系ディジタル信号処理回路では、誤まりの
あるデータを検出し、訂正または補正を施こし、さら
に、インターリービングによって順序の変えられたデー
タの順序を元の時系列順に変換する。これをデ・インタ
ーリービング処理と称す。以上の処理を施こされた再生
信号は、次に15のD/A変換器でアナログ信号に変換さ
れ、16のMPX回路によってL,Rに分割され元のオーディオ
信号が得られる。第3図は回転ヘッド型PCMレコーダに
よって記録された磁気テープの磁性面から見た記録パタ
ーンである。第3図において、21は2つのヘッドのうち
とch−1のヘッドで記録されたトラック、22はch−2の
ヘッドで記録されたトラックである。通常、ch−1とch
−2のヘッドはアジマス角が異なっているので、ガード
バンドレスの記録ができる。第4図は、磁性面にドロッ
プアウトやゴミの付着のある例を示した図である。第4
図で23は磁性粉の剥離によるテープドロップアウトある
いは、テープ表面上のゴミを示す。このようなドロップ
アウトやゴミのある部分を通過するトラックは、その部
分でエラーを生ずる。このようなエラーは、先に述べた
ようにインターリービングによって分散され、その結
果、エラー訂正符号によって訂正される。第5図は、こ
のようなエラーに対して効果的なインターリービングに
よって得られたブロック構成の従来例を示したものであ
る。第5図に示した構成は、1つのヘッドの1スキャン
で記録再生される容量を示したもので、この容量を1フ
ィールドと呼ぶことにする。1フィールドは、256ブロ
ックよりなり、各ブロックはさらに第6図のように分割
されている。第6図において、24はSYNC信号(8ビッ
ト)、25はC&D(16ビット)、26はParity(32ビッ
ト)、27はData(96ビット)、28はCRC(16ビット)で
ある。さらにParityはPパリティ及びQパリティ各々16
ビットの2つのパリティより構成されている。またData
はW0,W1,W2,W3,W4,W5の各々16ビットの6つのデータワ
ードにより構成されている。このようにして全168ビッ
トよりなる1ブロックが構成され、これらが256個集ま
って1フィールドデータとなる。再び、第5図でインタ
ーリービングの形式について説明を行なう。第5図にお
いてデータワードは同一ブロック内にて128ラードだけ
データ分散されて配置されている。即ち、隣り合うデー
タは128サンプリング点だけ時間的に離れている。この
ようなインターリービングを施こせば第4図23のような
ドロップアウトやゴミの付着によって、ある連続したブ
ロックがエラーしたとしても、同一ブロック内のデータ
は、128サンプリング点ずつ離れているので、訂正ブロ
ック内でのデータエラーは分散され、エラーは訂正可能
となる。また、さらに、各データのうち偶数番号のデー
タ(evenデータ)及び奇数番号のデータ(oddデータ)
を1フィールドの前半と後半に分離している。この方法
によって、仮に1フィールド中の前半あるいは後半の大
部分のデータが欠落し、エラーが生じ、訂正不能となっ
ていても、偶数データもしくは奇数データのいずれかは
再生されるので、前値保持あるいは平均値補間によっ
て、原アナログ信号は、ほヾ元の形に再生される。この
ようなデータの補正(コンシールメント)の可能な範囲
をコンシールメント長といい、第5図のインターリービ
ング形式では128ブロックのコンシールメント長とな
る。
上記の如く、従来のインターリービングの手法によっ
て、テープのドロップアウトやゴミの付着に対して、比
較的効率のよいエラー訂正あるいは補正が可能である。
従来のこの種の信号フォーマットは、ヘッドの1スキャ
ンで全てのデータ処理が完結するので1スキャン完結、
もしくは1フィールド完結型のフォーマットと称するこ
とにする。しかしながら、従来の1フィールド完結型で
は、次に示すように重大な欠陥が生ずる場合がある。即
ち、2つの磁気ヘッドのうち、1つのヘッドがギャップ
部のゴミの付着、あるいは剥離した磁性粉によって、ヘ
ッドの目づまりを生じた場合である。ヘッドの目づまり
は、一般のドロップアウトなどによるバーストエラーほ
ど頻繁に生ずるものではないが、目づまりひとたび生じ
ると、自己回復はほとんど不可能であり、再生音に重大
な支障をきたす。従来の信号フォーマットでは、仮にヘ
ッドの回転数を2000r.p.mとすれば、1つのヘッドから
完全に信号が得られないので、再生音は15msec毎の間欠
的な音しか得られず、高忠実度再生を目標とするPCMレ
コーダにあって、致命的な事態となる可能性もあり、こ
の対策が望まれるところであった。
て、テープのドロップアウトやゴミの付着に対して、比
較的効率のよいエラー訂正あるいは補正が可能である。
従来のこの種の信号フォーマットは、ヘッドの1スキャ
ンで全てのデータ処理が完結するので1スキャン完結、
もしくは1フィールド完結型のフォーマットと称するこ
とにする。しかしながら、従来の1フィールド完結型で
は、次に示すように重大な欠陥が生ずる場合がある。即
ち、2つの磁気ヘッドのうち、1つのヘッドがギャップ
部のゴミの付着、あるいは剥離した磁性粉によって、ヘ
ッドの目づまりを生じた場合である。ヘッドの目づまり
は、一般のドロップアウトなどによるバーストエラーほ
ど頻繁に生ずるものではないが、目づまりひとたび生じ
ると、自己回復はほとんど不可能であり、再生音に重大
な支障をきたす。従来の信号フォーマットでは、仮にヘ
ッドの回転数を2000r.p.mとすれば、1つのヘッドから
完全に信号が得られないので、再生音は15msec毎の間欠
的な音しか得られず、高忠実度再生を目標とするPCMレ
コーダにあって、致命的な事態となる可能性もあり、こ
の対策が望まれるところであった。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記した従来の回転ヘッド型PCMレコ
ーダの記録再生方式の欠点をなくし、ヘッドの目づまり
などの原因で、一方のチャンネルのヘッドから全く信号
が得ることができない場合でも、実用に支障のない程度
に再生アナログ信号を得ることが可能な回転ヘッド型PC
Mレコーダの記録再生方式を提供することにある。
ーダの記録再生方式の欠点をなくし、ヘッドの目づまり
などの原因で、一方のチャンネルのヘッドから全く信号
が得ることができない場合でも、実用に支障のない程度
に再生アナログ信号を得ることが可能な回転ヘッド型PC
Mレコーダの記録再生方式を提供することにある。
このため本発明は、サンプリングされたデータのうち、
奇数データーを1つのチャンネルのヘッドで、偶数デー
タをもう一方のチャンネルのヘッドで各々記録再生する
ようになし、データが2フィールドで完結する構成と
し、一方、誤まり検出訂正用の符号構成は1フィールド
で完結するようになした点を特徴とする。
奇数データーを1つのチャンネルのヘッドで、偶数デー
タをもう一方のチャンネルのヘッドで各々記録再生する
ようになし、データが2フィールドで完結する構成と
し、一方、誤まり検出訂正用の符号構成は1フィールド
で完結するようになした点を特徴とする。
以下、本発明を具体的な実施例により説明する。
第7図は、本発明による回転ヘッドPCMレコーダの記録
再生方式の一例であって、テープ上の記録フォーマット
を示したものである。第7図において24はサンプリング
されたデータのうち奇数番目のサンプリング点に相当す
るデータ(ODD DATA)のみを記録したトラック、25は同
様に偶数データ(EVEN DATA)のみを記録したトラック
である。第7図に示したように、ODD DATAはch−1のヘ
ッドによるトラックに記録され、EVEN DATAは、ch−2
のヘッドによるトラックに記録される。このようにデー
タを分割すれば、仮に2つのヘッドのうち一方からの信
号が、ヘッドの目づまりなどによって、全く出力されな
いような場合でも、元のアナログ信号のサンプリング点
のうち、偶数番目あるいは奇数番目の信号は得られるの
で、失なわれたデータを平均値補間することによって、
元のアナログ信号は聴感上ほとんど問題のない程度に再
生される。また第8図に示したように、ODD DATAとEVEN
DATAが交互に記録されている場合に、さらに、ヘッド
の1スキャン(1フィールド)のうちの前半をL−chの
データ、後半をR−chのデータを記録するようになし、
また、次の1スキャンでは逆に前半をR−chのデータ、
後半をL−chのデータを記録するようなフォーマットと
する。このようなフォーマットとすることで、テープ表
面上にゴミの付着、あるいはテープエッヂのダメージが
存在し、各チャンネルのヘッドの1スキャンの前半もし
くは後半に存在するデータが集中的にエラーしても、再
び平均値補間によって、失なわれたサンプリング点のデ
ータが再現できることになる。
再生方式の一例であって、テープ上の記録フォーマット
を示したものである。第7図において24はサンプリング
されたデータのうち奇数番目のサンプリング点に相当す
るデータ(ODD DATA)のみを記録したトラック、25は同
様に偶数データ(EVEN DATA)のみを記録したトラック
である。第7図に示したように、ODD DATAはch−1のヘ
ッドによるトラックに記録され、EVEN DATAは、ch−2
のヘッドによるトラックに記録される。このようにデー
タを分割すれば、仮に2つのヘッドのうち一方からの信
号が、ヘッドの目づまりなどによって、全く出力されな
いような場合でも、元のアナログ信号のサンプリング点
のうち、偶数番目あるいは奇数番目の信号は得られるの
で、失なわれたデータを平均値補間することによって、
元のアナログ信号は聴感上ほとんど問題のない程度に再
生される。また第8図に示したように、ODD DATAとEVEN
DATAが交互に記録されている場合に、さらに、ヘッド
の1スキャン(1フィールド)のうちの前半をL−chの
データ、後半をR−chのデータを記録するようになし、
また、次の1スキャンでは逆に前半をR−chのデータ、
後半をL−chのデータを記録するようなフォーマットと
する。このようなフォーマットとすることで、テープ表
面上にゴミの付着、あるいはテープエッヂのダメージが
存在し、各チャンネルのヘッドの1スキャンの前半もし
くは後半に存在するデータが集中的にエラーしても、再
び平均値補間によって、失なわれたサンプリング点のデ
ータが再現できることになる。
上記した記録再生方式について、さらに詳しくデータ記
録フォーマット上で説明する。第9図は本発明による新
しい記録再生方式におけるデータ記録フォーマットであ
る。図で26はODD DATAのみより構成された1フィールド
を、27はEVEN DATAのみより構成された次の1フィール
ドの内容を示す。即ち、26の1フィールド内のデータは
第7図24の1トラックに記録され、27のデータは25の1
トラックに記録される。第9図に示したフォーマットに
おいて、データの1ブロックは数のビットのデータ群よ
りなるシンボルという単位から構成される。1シンボル
は、一般にハードウエアの要請から、4ビットないし8
ビットで構成される。本実施例では1シンボル=8ビッ
トとしている。したがって、例えば量子化ビット数16ビ
ットでサンプリングされたとき、アナログ信号の1サン
プリング点の情報(通常1ワードと称す)は、2シンボ
ルで示される。さて、第9図において1ブロックは、順
に、同期信号SYNC(1シンボル)、アドレスやコントロ
ール情報を与える信号IDEN TIFY CODE(3シンボル)、
データ信号またはバリティ信号(30シンボル)、エラー
検出用信号C1PARITY(2シンボル)の計36シンボル、即
ち288ビットより構成されている。さらに、1フィール
ドは、128のブロックで構成されており、このうち、1
フィールドのはじめの48ブロックおよび終りの48ブロッ
クの計96ブロックにデータ信号を割り当て、中央の32ブ
ロックにはバリティ信号を割り当てて記録している。本
発明では、第9図26のフィールドのはじめの48ブロック
にはL−chのODD DATA、終りの48ブロックにはR−chの
ODD DATAを記録するようにし、さらに、次に続くフィー
ルド27では、はじめの48ブロックにR−chのEVEN DAT
A、終りの48ブロックにはL−chのEVEN DATAを記録する
ようになした点を特徴としている。このような構成とす
ることで、先に述べた通りch−1またはch−2のいずれ
かのヘッドからの出力が全く得られなくとも、ODDある
いはEVENのいずれかのデータは再生されるので、平均値
補間によって、元のアナログ信号に近い信号を得ること
ができる。しかしながら、2つのフィールドにまたがっ
て、ある時間のアナログ信号に対応するデータを記録す
る方式においての符号構成については、1フィールドで
完結していることが望ましい。すなわち、元アナログ信
号をサンプリングすることで得られたデータ信号は、2
フィールドにまたがっても、一方、該データ信号より演
算され形成される誤り検出・訂正用の信号(Parity)は
1フィールドで完結することが要求される。というの
は、先に示した通り、ch−1あるいはch−2のヘッドの
いずれかから出力が得られなくとも、他方のヘッドから
はデータ及びバリティ信号が得られれば、該1フィール
ドのデータは正しく再現されるべきだからである。第9
図においては、このような実施例を示しており、誤り検
出・訂正用の信号を形成する符号はReed−Solomon符号
を用いている。符号化は、まず、24シンボルのデータワ
ードに対して(32,24)RS符号による符号化(C2)を行
なう。次にC2符号ブロックの各シンボルについてインタ
ーリービング処理を施こし、1ブロックを構成している
30シンボルのデータワードもしくはC2パリティワードに
対して(32,30)RS符号化を行なう。この結果、第9図
に示すようにフィールド26及びフィールド27で各々独立
にC1及びC2パリティが形成され、符号構成としては1フ
ィールドで完結している。
録フォーマット上で説明する。第9図は本発明による新
しい記録再生方式におけるデータ記録フォーマットであ
る。図で26はODD DATAのみより構成された1フィールド
を、27はEVEN DATAのみより構成された次の1フィール
ドの内容を示す。即ち、26の1フィールド内のデータは
第7図24の1トラックに記録され、27のデータは25の1
トラックに記録される。第9図に示したフォーマットに
おいて、データの1ブロックは数のビットのデータ群よ
りなるシンボルという単位から構成される。1シンボル
は、一般にハードウエアの要請から、4ビットないし8
ビットで構成される。本実施例では1シンボル=8ビッ
トとしている。したがって、例えば量子化ビット数16ビ
ットでサンプリングされたとき、アナログ信号の1サン
プリング点の情報(通常1ワードと称す)は、2シンボ
ルで示される。さて、第9図において1ブロックは、順
に、同期信号SYNC(1シンボル)、アドレスやコントロ
ール情報を与える信号IDEN TIFY CODE(3シンボル)、
データ信号またはバリティ信号(30シンボル)、エラー
検出用信号C1PARITY(2シンボル)の計36シンボル、即
ち288ビットより構成されている。さらに、1フィール
ドは、128のブロックで構成されており、このうち、1
フィールドのはじめの48ブロックおよび終りの48ブロッ
クの計96ブロックにデータ信号を割り当て、中央の32ブ
ロックにはバリティ信号を割り当てて記録している。本
発明では、第9図26のフィールドのはじめの48ブロック
にはL−chのODD DATA、終りの48ブロックにはR−chの
ODD DATAを記録するようにし、さらに、次に続くフィー
ルド27では、はじめの48ブロックにR−chのEVEN DAT
A、終りの48ブロックにはL−chのEVEN DATAを記録する
ようになした点を特徴としている。このような構成とす
ることで、先に述べた通りch−1またはch−2のいずれ
かのヘッドからの出力が全く得られなくとも、ODDある
いはEVENのいずれかのデータは再生されるので、平均値
補間によって、元のアナログ信号に近い信号を得ること
ができる。しかしながら、2つのフィールドにまたがっ
て、ある時間のアナログ信号に対応するデータを記録す
る方式においての符号構成については、1フィールドで
完結していることが望ましい。すなわち、元アナログ信
号をサンプリングすることで得られたデータ信号は、2
フィールドにまたがっても、一方、該データ信号より演
算され形成される誤り検出・訂正用の信号(Parity)は
1フィールドで完結することが要求される。というの
は、先に示した通り、ch−1あるいはch−2のヘッドの
いずれかから出力が得られなくとも、他方のヘッドから
はデータ及びバリティ信号が得られれば、該1フィール
ドのデータは正しく再現されるべきだからである。第9
図においては、このような実施例を示しており、誤り検
出・訂正用の信号を形成する符号はReed−Solomon符号
を用いている。符号化は、まず、24シンボルのデータワ
ードに対して(32,24)RS符号による符号化(C2)を行
なう。次にC2符号ブロックの各シンボルについてインタ
ーリービング処理を施こし、1ブロックを構成している
30シンボルのデータワードもしくはC2パリティワードに
対して(32,30)RS符号化を行なう。この結果、第9図
に示すようにフィールド26及びフィールド27で各々独立
にC1及びC2パリティが形成され、符号構成としては1フ
ィールドで完結している。
次に、本発明の別の実施例として、サンプリング周波数
の異なる2つの信号を記録した場合について述べる。回
転ヘッド方式PCMレコードでは、直接衛生放送(DBS)に
おける48KHzおよび32Kサンプリング、およびコンパクト
ディスク(CD)の44.1KHzサンプリングによるデータの
ディジタルダビングを可能とするようにフォーマットを
定める必要がある。このうち、48KHzと32KHzについては
テープ速度を可変とすることで各サンプリング周波数に
おけるデータの記録を行なっている。一方44.1KHzにつ
いては、記録フォーマットは48KHzと共用化するが、デ
ータ数が44.1KHzサンプリングの方が、48KHzサンプリン
グよりも少なくなるので、記録容量の余った部分は空白
もしくは再生時にデータを読み出されない。第9図にお
いて、2フィールド内に記録されているデータ数は、28
80ワード(1ワード=16ビット)である。この容量が、
今、48KHzサンプリング時の情報量に対応するものであ
るとすれば、44.1KHzサンプリング時では、比例計算よ
り2646ワードとなる。
の異なる2つの信号を記録した場合について述べる。回
転ヘッド方式PCMレコードでは、直接衛生放送(DBS)に
おける48KHzおよび32Kサンプリング、およびコンパクト
ディスク(CD)の44.1KHzサンプリングによるデータの
ディジタルダビングを可能とするようにフォーマットを
定める必要がある。このうち、48KHzと32KHzについては
テープ速度を可変とすることで各サンプリング周波数に
おけるデータの記録を行なっている。一方44.1KHzにつ
いては、記録フォーマットは48KHzと共用化するが、デ
ータ数が44.1KHzサンプリングの方が、48KHzサンプリン
グよりも少なくなるので、記録容量の余った部分は空白
もしくは再生時にデータを読み出されない。第9図にお
いて、2フィールド内に記録されているデータ数は、28
80ワード(1ワード=16ビット)である。この容量が、
今、48KHzサンプリング時の情報量に対応するものであ
るとすれば、44.1KHzサンプリング時では、比例計算よ
り2646ワードとなる。
第10図は、48KHzサンプリング時のch−1およびch−2
のヘッドによる各フィールドにデータを振り分けた例で
ある。L−chデータ、1440ワード、及びR−chデータ、
1440ワードの計2880ワードを2フィールドに振り分け
る。L−chの1440ワードのうち、ODDデータの720ワード
および、R−chの1440ワードのうちODDデータの720ワー
ドをch−1のフィールドに記録し、残りのR−ch,EVEN
及びL−ch,EVENをch−2のフィールドに記録する。
のヘッドによる各フィールドにデータを振り分けた例で
ある。L−chデータ、1440ワード、及びR−chデータ、
1440ワードの計2880ワードを2フィールドに振り分け
る。L−chの1440ワードのうち、ODDデータの720ワード
および、R−chの1440ワードのうちODDデータの720ワー
ドをch−1のフィールドに記録し、残りのR−ch,EVEN
及びL−ch,EVENをch−2のフィールドに記録する。
一方、44.1KHzサンプリング時には、第11図に示したよ
うに、L−chデータ、1323ワード、及びR−chデータ、
1323ワードの計2646ワードのうち、L−chのODDデータ6
61ワード、及びR−chのODDデータ661ワードをch−1の
フィールドに記録する。次のch−2のフィールドにはL
−chのEVENデータ662ワード、及び662ワードのR−ch,E
VENデータを記録する。以上の2フィールドでデータは
完結するが、一方、ODD,EVENのアンバラスが残るので、
ひきつづきch−1のフィールドには、L−chのODDデー
タ662ワード、及びR−chのODDデータ662ワードを記録
し、次のch−2のフィールドには、R−chのEVENデータ
661ワード、及びL−chのEVENデータ661ワードを記録す
る。第11図は、上記した記録フォーマットを示したもの
で、L,Rのデータ0〜2645の2646データの記録位置を示
した図である。本実施例では、ch−1のフィールドはOD
Dデータを、ch−2のフィールドではEVENデータのみを
記録することになるが、同一ヘッドによるフィールドで
も、処理するワード数を661ワードまたは662ワードと変
化させることによって、44.1KHzサンプリングにおける
データ数の変化に対応している。
うに、L−chデータ、1323ワード、及びR−chデータ、
1323ワードの計2646ワードのうち、L−chのODDデータ6
61ワード、及びR−chのODDデータ661ワードをch−1の
フィールドに記録する。次のch−2のフィールドにはL
−chのEVENデータ662ワード、及び662ワードのR−ch,E
VENデータを記録する。以上の2フィールドでデータは
完結するが、一方、ODD,EVENのアンバラスが残るので、
ひきつづきch−1のフィールドには、L−chのODDデー
タ662ワード、及びR−chのODDデータ662ワードを記録
し、次のch−2のフィールドには、R−chのEVENデータ
661ワード、及びL−chのEVENデータ661ワードを記録す
る。第11図は、上記した記録フォーマットを示したもの
で、L,Rのデータ0〜2645の2646データの記録位置を示
した図である。本実施例では、ch−1のフィールドはOD
Dデータを、ch−2のフィールドではEVENデータのみを
記録することになるが、同一ヘッドによるフィールドで
も、処理するワード数を661ワードまたは662ワードと変
化させることによって、44.1KHzサンプリングにおける
データ数の変化に対応している。
第12図は44.1KHzサンプリング時の記録フォーマットの
別の実施例を示したものである。第12図では、ch−1を
ODDデータの記録に、ch−2をEVENデータの記録に用
い、さらにL−chのうち661ワードをch−1、662ワード
をch−2,R−chは逆に、662ワードをch−1、661ワード
をch−2に記録する。第12図のようなフォーマットでは
L,R各チャンネルの1323ワード(サンプリングデータ)
はch−1,ch−2の2走査でデータが完結されることにな
る。
別の実施例を示したものである。第12図では、ch−1を
ODDデータの記録に、ch−2をEVENデータの記録に用
い、さらにL−chのうち661ワードをch−1、662ワード
をch−2,R−chは逆に、662ワードをch−1、661ワード
をch−2に記録する。第12図のようなフォーマットでは
L,R各チャンネルの1323ワード(サンプリングデータ)
はch−1,ch−2の2走査でデータが完結されることにな
る。
上記した実施例において、個々に用いた方式・値は必ず
しもこの通りとは限らず別の方式・異なつた値との組み
合わせによつても同様の効果のあるところである。
しもこの通りとは限らず別の方式・異なつた値との組み
合わせによつても同様の効果のあるところである。
本発明によれば、2つのヘッドの走査によってデータが
完結するので回転ヘッド系を構成する1つのヘッドから
全く出力が得られない事態が生じても、他のヘッドから
の出力で、平均値補間による元アナログ信号の再生が可
能となり、さらに、テープのドロップアウトやテープの
エッヂダメージによって、エラーが集中して起っても、
特定のチャンネルのみが集中して音質を損なうという事
態を回避することが可能となる。
完結するので回転ヘッド系を構成する1つのヘッドから
全く出力が得られない事態が生じても、他のヘッドから
の出力で、平均値補間による元アナログ信号の再生が可
能となり、さらに、テープのドロップアウトやテープの
エッヂダメージによって、エラーが集中して起っても、
特定のチャンネルのみが集中して音質を損なうという事
態を回避することが可能となる。
第1図はアナログ信号上のサンプリング点を示す図、第
2図は回転ヘッド型PCMレコーダの構成図、第3図はテ
ープパターン図、第4図はテープ上のドロップアウトを
示した図、第5図はデータ記録フォーマット図、第6図
は1ブロック内のデータ構成図、第7図はODD、EVENで
トラックを分けたテープパターン図、第8図はL,Rでエ
リアを分けたテープパターン図、第9図は2フィールド
内のデータ記録フォーマット図、第10図は2フィールド
内のデータの分割を示す図、第11図は4フィールド内の
データの分割を示す図、第12図は2フィールド内のデー
タの分割を示す図である。 24……ODDデータ記録トラック、 25……EVENデータ記録トラック、 26……ODDデータ記録フィールド、 27……EVENデータ記録フィールド。
2図は回転ヘッド型PCMレコーダの構成図、第3図はテ
ープパターン図、第4図はテープ上のドロップアウトを
示した図、第5図はデータ記録フォーマット図、第6図
は1ブロック内のデータ構成図、第7図はODD、EVENで
トラックを分けたテープパターン図、第8図はL,Rでエ
リアを分けたテープパターン図、第9図は2フィールド
内のデータ記録フォーマット図、第10図は2フィールド
内のデータの分割を示す図、第11図は4フィールド内の
データの分割を示す図、第12図は2フィールド内のデー
タの分割を示す図である。 24……ODDデータ記録トラック、 25……EVENデータ記録トラック、 26……ODDデータ記録フィールド、 27……EVENデータ記録フィールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 敏文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 荒井 孝雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−177706(JP,A) 特開 昭60−175262(JP,A) 特開 昭60−173774(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】2チャンネルのPCM信号を回転シリンダ上
に取り付けられた2つの磁気ヘツドで記録媒体上に交互
に記録する回転ヘッド型PCMレコーダの記録方法におい
て、 前記回転シリンダが1回転する期間に入力されたPCM信
号を、各チャンネル毎に奇数番目のサンプリング信号と
偶数番目のサンプリング信号に分離し、前記記録媒体上
において、各チャンネルの偶数番目のサンプリング信号
と奇数番目のサンプリング信号は、2つの磁気ヘッドの
それぞれの走査で隣接したトラック上に、同一チャンネ
ルの偶数番目のサンプリング信号と奇数番目のサンプリ
ング信号とをそれぞれの走査トラック上で走査方向に対
して、一方を前半、他方を後半に配置し、前記サンプリ
ング信号のうち、一方の磁気ヘッドの走査で記録される
部分及び他方の磁気ヘッドの走査で記録されるべき部分
に対して、それぞれ誤り検出訂正符号を生成し、前記生
成した誤り検出訂正符号を各対応トラック上において前
半に配置されたサンプリング信号と後半に配置されたサ
ンプリング信号の間に配置して記録することを特徴とす
る回転ヘッド型PCMレコーダの記録方法。 - 【請求項2】2チャンネルのPCM信号を回転シリンダ上
に取り付けられた2つの磁気ヘッドで記録媒体上より交
互に再生する回転ヘッド型PCMレコーダの再生方法にお
いて、 前記記録媒体上に、各チャンネルの偶数番目のサンプリ
ング信号と奇数番目のサンプリング信号が、2つの磁気
ヘッドのそれぞれの走査で隣接したトラック上に、同一
チャンネルの偶数番目のサンプリング信号と奇数番目の
サンプリング信号とをそれぞれの走査トラック上で走査
方向に対して、一方を前半、他方を後半に配置し、前記
サンプリング信号のうち、一方の磁気ヘッドの走査で記
録される部分及び他方の磁気ヘッドの走査で記録される
べき部分に対して、それぞれ誤り検出訂正符号を生成
し、前記生成した誤り検出訂正符号を各対応トラック上
において前半に配置されたサンプリング信号と後半に配
置されたサンプリング信号の間に配置して記録されたPC
M信号を、前記2つの磁気ヘッドによって再生し、各チ
ャンネルの偶数番目のサンプリング信号と奇数番目のサ
ンプリング信号を、トラック単位で前記誤り検出訂正符
号を用いて誤りの検出、訂正を行い、消失した信号があ
れば前後の正しく再生されたサンプリング信号によって
誤り補正を行なって出力することを特徴とする回転ヘッ
ド型PCMレコーダの再生方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050915A JPH07122966B2 (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 回転ヘッド型pcmレコーダの記録方法及び再生方法 |
US06/712,094 US4685004A (en) | 1984-03-19 | 1985-03-15 | Rotary head type PCM recording and reproduction method and system |
KR8501735A KR890004752B1 (en) | 1984-03-19 | 1985-03-18 | Rotary head type pcm recording and reproducing method and system |
EP85103110A EP0155664B2 (en) | 1984-03-19 | 1985-03-18 | Rotary head type PCM recording and reproduction method and system |
DE8585103110T DE3578249D1 (de) | 1984-03-19 | 1985-03-18 | Verfahren und system zur pcm-aufnahme/wiedergabe mit rotierendem kopf. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050915A JPH07122966B2 (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 回転ヘッド型pcmレコーダの記録方法及び再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195703A JPS60195703A (ja) | 1985-10-04 |
JPH07122966B2 true JPH07122966B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=12872076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59050915A Expired - Fee Related JPH07122966B2 (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 回転ヘッド型pcmレコーダの記録方法及び再生方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4685004A (ja) |
EP (1) | EP0155664B2 (ja) |
JP (1) | JPH07122966B2 (ja) |
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DE (1) | DE3578249D1 (ja) |
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1985
- 1985-03-15 US US06/712,094 patent/US4685004A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1985-03-18 DE DE8585103110T patent/DE3578249D1/de not_active Expired - Lifetime
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