JP2553668B2 - 磁気記録方法 - Google Patents
磁気記録方法Info
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- G11B2220/215—Recordable discs
- G11B2220/216—Rewritable discs
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- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば回転ヘッドを用いて記録再生を行い
磁気記録再生装置において、複数の編集単位のデータか
らなる記録信号を複数のデータトラックに割り当てて記
録する磁気記録方法に関するものである。
磁気記録再生装置において、複数の編集単位のデータか
らなる記録信号を複数のデータトラックに割り当てて記
録する磁気記録方法に関するものである。
従来の技術 近年、回転ヘッドを用いて記録再生を行う磁気記録再
生装置においては、複数の編集単位のデータからなる記
録信号を記録媒体上に記録する必要上，記録信号を複数
のデータトラックに割り当てて磁気記録を行う磁気記録
方法が行われている。
生装置においては、複数の編集単位のデータからなる記
録信号を記録媒体上に記録する必要上，記録信号を複数
のデータトラックに割り当てて磁気記録を行う磁気記録
方法が行われている。
以下に従来の磁気記録方法について説明する。
第８図は、従来の磁気記録方法を示す記録媒体上のフ
ォーマットの要部概略図である。
ォーマットの要部概略図である。
ここでは、４つの編集単位のデータを２つのデータト
ラックに割り当てる磁気記録方法を述べるにとどまり、
その他の部分のフォーマットについてはふれないことに
する。
ラックに割り当てる磁気記録方法を述べるにとどまり、
その他の部分のフォーマットについてはふれないことに
する。
第８図に示すように４つの編集単位の信号A1,B1,C1,D
1は、２つのデータトラックの101,102103,104の部分に
割り当てられている。
1は、２つのデータトラックの101,102103,104の部分に
割り当てられている。
なお、第８図に示されていないその他のデータトラッ
クにおける他の編集単位のデータについても同様な方法
で、記録媒体上に割り当てられているものとする。
クにおける他の編集単位のデータについても同様な方法
で、記録媒体上に割り当てられているものとする。
上記の磁気記録方法においては、１つの編集単位のデ
ータは、複数の分割単位のデータに分割されることな
く、それぞれのデータトラックに割り当てられている。
ータは、複数の分割単位のデータに分割されることな
く、それぞれのデータトラックに割り当てられている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の方法では、１つの編集単位の
データを分割することなく１つのデータトラックに割り
当てているため、機械的な精度の問題によってトラック
のリニアリィティが互換再生時にずれた場合、編集点で
の再生信号の劣化が著しいという欠点を有していた。以
下この点について詳述する。
データを分割することなく１つのデータトラックに割り
当てているため、機械的な精度の問題によってトラック
のリニアリィティが互換再生時にずれた場合、編集点で
の再生信号の劣化が著しいという欠点を有していた。以
下この点について詳述する。
第９図は、従来の磁気記録方法によって互換再生を行
う際に，トラックのリニアリティがずれた場合に生じる
編集点での再生信号の劣化の様子を示す図である。第９
図ａは、従来の磁気記録方法に従って記録された記録パ
ターン図を示す。第９図ａに示す複数の編集単位A1,A2,
A3,A4,B1,B2,B3,B4,C1,C2,C3,C4,D1,D2,D3,D4,の内でA1
〜A4について編集点迄のインサート編集を行うものとす
ると，第９図ａに示す記録パターンを記録した時に比
べ、トラックのリニアリィティがX1だけずれた時の編集
後の記録パターンを第９図ｂに示す。第９図ｃは、同ｂ
に対して編集点以後A1〜A4についてのつなぎ取りを行っ
たもので，同ａを記録した時に比べトラックのリニアリ
ィティが同ｂに示す記録パターンとは、逆方向にA1,A2
がX2だけずれた時の編集後の記録パターンを示したもの
である。
う際に，トラックのリニアリティがずれた場合に生じる
編集点での再生信号の劣化の様子を示す図である。第９
図ａは、従来の磁気記録方法に従って記録された記録パ
ターン図を示す。第９図ａに示す複数の編集単位A1,A2,
A3,A4,B1,B2,B3,B4,C1,C2,C3,C4,D1,D2,D3,D4,の内でA1
〜A4について編集点迄のインサート編集を行うものとす
ると，第９図ａに示す記録パターンを記録した時に比
べ、トラックのリニアリィティがX1だけずれた時の編集
後の記録パターンを第９図ｂに示す。第９図ｃは、同ｂ
に対して編集点以後A1〜A4についてのつなぎ取りを行っ
たもので，同ａを記録した時に比べトラックのリニアリ
ィティが同ｂに示す記録パターンとは、逆方向にA1,A2
がX2だけずれた時の編集後の記録パターンを示したもの
である。
第９図ｃの部に示すように、ｂに示すトラックのず
れとｃに示すトラックのずれ方向が逆方向の場合、記録
データC3の大部分は、記録データA2,A3の重ね書きによ
り消失しており、編集点において記録データC3の再生信
号の劣化が生じる。
れとｃに示すトラックのずれ方向が逆方向の場合、記録
データC3の大部分は、記録データA2,A3の重ね書きによ
り消失しており、編集点において記録データC3の再生信
号の劣化が生じる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので，機械
的な精度の問題によってトラックのリニアリィティが互
換記録再生時にずれた場合においても従来の磁気記録方
法に比べ編集点での再生信号の劣化の軽減を図る磁気記
録方法を提供することを目的とする。
的な精度の問題によってトラックのリニアリィティが互
換記録再生時にずれた場合においても従来の磁気記録方
法に比べ編集点での再生信号の劣化の軽減を図る磁気記
録方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の磁気記録方法は、
記録信号を所定数のトラックに記録するのに要する時間
間隔で区分されたデータを、最小の編集単位のデータと
して編集することができる磁気記録方法であって、編集
記録に際して、前記時間間隔で区分された１つの編集単
位のデータを複数個の分割し、その分割した複数個のデ
ータを隣接した複数のトラックにそれぞれ振り分けて記
録するものである。
記録信号を所定数のトラックに記録するのに要する時間
間隔で区分されたデータを、最小の編集単位のデータと
して編集することができる磁気記録方法であって、編集
記録に際して、前記時間間隔で区分された１つの編集単
位のデータを複数個の分割し、その分割した複数個のデ
ータを隣接した複数のトラックにそれぞれ振り分けて記
録するものである。
作用 本発明は上記の方法により、機械的な精度の問題によ
ってトラックのリニアリィティが互換再生時にずれた場
合においても従来の磁気記録方法に比べ編集点での再生
信号の劣化の軽減を図ることができる。
ってトラックのリニアリィティが互換再生時にずれた場
合においても従来の磁気記録方法に比べ編集点での再生
信号の劣化の軽減を図ることができる。
実 施 例 以下に本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第１図は、本発明の一実施例による記録媒体上のフォ
ーマットの一部を示すフォーマット図である。
ーマットの一部を示すフォーマット図である。
ここでは、４つの編集単位のデータを２つのデータト
ラックに割り当てる磁気記録方法を述べるとともに、従
来の磁気記録方法である第８図と比較するために本実施
例を引用したので、その他の部分のフォーマットについ
てはふれないことにする。
ラックに割り当てる磁気記録方法を述べるとともに、従
来の磁気記録方法である第８図と比較するために本実施
例を引用したので、その他の部分のフォーマットについ
てはふれないことにする。
第１図に示すように、４つの編集単位の信号A1,B1,
C1,D1において，それぞれの編集単位について２つの分
割単位に分割し、A11A12,B11B12,C11C12,D11D12とし，
分割したそれぞれのデータをデータトラック間に於て隣
接した２個の部分データトラック1,2と3,4と5,6と7,8に
割り当てて記録する。
C1,D1において，それぞれの編集単位について２つの分
割単位に分割し、A11A12,B11B12,C11C12,D11D12とし，
分割したそれぞれのデータをデータトラック間に於て隣
接した２個の部分データトラック1,2と3,4と5,6と7,8に
割り当てて記録する。
なお、第１図に示されていないその他のデータトラッ
クにおける他の編集単位のデータについても上記で示す
同様な方法で記録媒体上に割り当てられているものとす
る。
クにおける他の編集単位のデータについても上記で示す
同様な方法で記録媒体上に割り当てられているものとす
る。
第２図は本実施例の磁気記録方法を適用する磁気記録
再生装置の一部分の概略構成図であり第１図で述べた記
録媒体上のフォーマットを用いるものである。
再生装置の一部分の概略構成図であり第１図で述べた記
録媒体上のフォーマットを用いるものである。
第２図において,10は分割器,11は切換器,12はタイミ
ング発生器,13,14はシリンダ15の所定位置（例えば180
゜）に取り付けられたヘッド,16,17,18,19は入力端子、
20は信号処理回路である。
ング発生器,13,14はシリンダ15の所定位置（例えば180
゜）に取り付けられたヘッド,16,17,18,19は入力端子、
20は信号処理回路である。
以上のように構成された磁気記録再生装置について以
下にその動作について説明する。
下にその動作について説明する。
本実施例の装置は,4つの編集単位のデータA1,B1,C1,D
1を分割して２つの隣接したデータトラックに割り当て
て例えば、第１図に示すように記録するものである。
1を分割して２つの隣接したデータトラックに割り当て
て例えば、第１図に示すように記録するものである。
入力端子16,17,18,19より入力された４つの編集単位
のデータA1,B1,C1,D1は，分割器10に入力される。入力
されたA1,B1,C1,D1のデータは、それぞれA11,A12,B11,B
12,C11,C12,D11,D12のデータに分割され切換器11に出力
される。切り換え器11では分割された上記のデータをA
11B11C11D11,A12B12C12D12と時系列順に並び換え，それ
ぞれ信号処理回路20を通してシリンダ15上に180゜間隔
で取り付けられたヘッド13,14に出力され記録される。
タイミング発生器12は、分割器10や切換器11で必要なタ
イミングを発生する為のもので，記録媒体上のフォーマ
ットを所定の仕様に制御する為のものである。又信号処
理回路20は電磁変換系に信号を記録する為の前処理を行
う回路である。
のデータA1,B1,C1,D1は，分割器10に入力される。入力
されたA1,B1,C1,D1のデータは、それぞれA11,A12,B11,B
12,C11,C12,D11,D12のデータに分割され切換器11に出力
される。切り換え器11では分割された上記のデータをA
11B11C11D11,A12B12C12D12と時系列順に並び換え，それ
ぞれ信号処理回路20を通してシリンダ15上に180゜間隔
で取り付けられたヘッド13,14に出力され記録される。
タイミング発生器12は、分割器10や切換器11で必要なタ
イミングを発生する為のもので，記録媒体上のフォーマ
ットを所定の仕様に制御する為のものである。又信号処
理回路20は電磁変換系に信号を記録する為の前処理を行
う回路である。
以上のような構成を含む磁気記録再生装置に本実施例
の磁気記録方法を適用する。
の磁気記録方法を適用する。
第３図は本実施例における磁気記録方法によって互換
再生を行う際に、トラックのリニアリィティがずれた場
合に生じる編集点での再生信号の劣化の様子を示す図で
ある。第３図ａは、本実施例における磁気記録方法に従
って記録された記録パターン図を示す。第３図ａに示す
複数の編集単位（A11A12）〜（A41A42），（B11B12）〜
（B41B42），（C11C12）〜（C41C42），（D11D12）〜
（D41D42）の内で（A11A12）〜（A41A42）について編集
点迄のインサート編集を行うものとすると、第３図ａに
示すように記録した時に比べ、トラックのリニアリィテ
ィがX1だけずれた時の編集後の記録パターンを第３図ｂ
に示す。第３図ｃは、ｂに対して編集点以後（A11A12）
〜（A41A42）についてのつなぎ取りを行ったもので，第
３図ａを記録した時に比べトラックのリニアリィティが
ｂとは逆方向にX2だけずれた時の編集後の記録パターン
を示したものである。
再生を行う際に、トラックのリニアリィティがずれた場
合に生じる編集点での再生信号の劣化の様子を示す図で
ある。第３図ａは、本実施例における磁気記録方法に従
って記録された記録パターン図を示す。第３図ａに示す
複数の編集単位（A11A12）〜（A41A42），（B11B12）〜
（B41B42），（C11C12）〜（C41C42），（D11D12）〜
（D41D42）の内で（A11A12）〜（A41A42）について編集
点迄のインサート編集を行うものとすると、第３図ａに
示すように記録した時に比べ、トラックのリニアリィテ
ィがX1だけずれた時の編集後の記録パターンを第３図ｂ
に示す。第３図ｃは、ｂに対して編集点以後（A11A12）
〜（A41A42）についてのつなぎ取りを行ったもので，第
３図ａを記録した時に比べトラックのリニアリィティが
ｂとは逆方向にX2だけずれた時の編集後の記録パターン
を示したものである。
第３図ｃの部に示すように、ｂに示すトラックのず
れとｃに示すトラックのずれによりA22の記録データの
一部が重ね書きにより消失し、編集点においてA22の再
生信号の劣化が生ずる。
れとｃに示すトラックのずれによりA22の記録データの
一部が重ね書きにより消失し、編集点においてA22の再
生信号の劣化が生ずる。
再生信号の劣化度合を第１図に示す本実施例における
磁気記録方法と第８図に示す従来例における磁気記録方
法とで比較を行うと，第３図と第９図より本実施例の方
が従来例に比べて重ね書きによるデータの消失が少な
く、再生信号の劣化の度合が改善されていることがわか
る。これは１つの編集単位のデータを分割し、２個のデ
ータトラックに割り当てトラックピッチ方向に並べて記
録しているので,1つの編集単位のデータの占める領域が
従来例と比較してヘッド走査方向に狭く、トラックピッ
チ方向に広く分布している為、互換再生時にトラックの
リニアリィティがずれた場合に，影響を受ける領域が少
なくなるためである。
磁気記録方法と第８図に示す従来例における磁気記録方
法とで比較を行うと，第３図と第９図より本実施例の方
が従来例に比べて重ね書きによるデータの消失が少な
く、再生信号の劣化の度合が改善されていることがわか
る。これは１つの編集単位のデータを分割し、２個のデ
ータトラックに割り当てトラックピッチ方向に並べて記
録しているので,1つの編集単位のデータの占める領域が
従来例と比較してヘッド走査方向に狭く、トラックピッ
チ方向に広く分布している為、互換再生時にトラックの
リニアリィティがずれた場合に，影響を受ける領域が少
なくなるためである。
以上のように本実施例における磁気記録方法により，
機械的な精度の問題によってトラックのリニアリィティ
が互換再生時にずれた場合に於て編集点における再生信
号の劣化が改善される。
機械的な精度の問題によってトラックのリニアリィティ
が互換再生時にずれた場合に於て編集点における再生信
号の劣化が改善される。
第４図は本発明の第２の実施例による記録媒体上のフ
ォーマットの一部を示すものである。
ォーマットの一部を示すものである。
ここで第２の実施例においては４つの異なる信号（例
えばオーディオ信号のch1,ch2,ch3,ch4）を記録するも
のとし、第４図は、４つの異なる信号が時系列順にA
1A2,B1B2,C1C2,D1D2と入力された場合の記録フォーマッ
トを示す。
えばオーディオ信号のch1,ch2,ch3,ch4）を記録するも
のとし、第４図は、４つの異なる信号が時系列順にA
1A2,B1B2,C1C2,D1D2と入力された場合の記録フォーマッ
トを示す。
第１図に示すものと同様に、８つの編集単位の信号を
それぞれ２つの分割単位に分割し,A11A12,B11B12,C11C
12,D11D12,A21A22,B21B22,C21C22,D21D22としそれぞれ
のデータをデータトラック間に於て隣接した２個の部分
データトラック31,32と33,34と35,36と37,38と39,40と4
1,42と43,44と45,46に割り合当てる記録方法である。
それぞれ２つの分割単位に分割し,A11A12,B11B12,C11C
12,D11D12,A21A22,B21B22,C21C22,D21D22としそれぞれ
のデータをデータトラック間に於て隣接した２個の部分
データトラック31,32と33,34と35,36と37,38と39,40と4
1,42と43,44と45,46に割り合当てる記録方法である。
又第４図における部の円内を拡大した部分を第５図
に示す。第５図においては本実施例にて設定した任意の
閉領域50が示されている。閉領域50は、内在する部分デ
ータトラックの形状（トラック幅やアジマス角等），互
換再生時のトラックずれ及び記録媒体上の記録密度を勘
案して設定したものである。
に示す。第５図においては本実施例にて設定した任意の
閉領域50が示されている。閉領域50は、内在する部分デ
ータトラックの形状（トラック幅やアジマス角等），互
換再生時のトラックずれ及び記録媒体上の記録密度を勘
案して設定したものである。
本実施例においては、１つの編集単位のデータB2が割
り当てられているすべての部分データトラック（第５図
B21,B22の存在する部分）が、閉領域50の領域内に含ま
れるように（境界線上は除く），又B2以外の編集単位の
データ（例えば、A21A22D12C21C22等）が閉領域50の領
域内（境界線上は除く）に含まれないように，分割した
データを部分データトラックに割り当てている。
り当てられているすべての部分データトラック（第５図
B21,B22の存在する部分）が、閉領域50の領域内に含ま
れるように（境界線上は除く），又B2以外の編集単位の
データ（例えば、A21A22D12C21C22等）が閉領域50の領
域内（境界線上は除く）に含まれないように，分割した
データを部分データトラックに割り当てている。
なお、その他のすべての編集単位のデータ（A11A12）
（B11B12）（C11C12）（D11D12）（A21A22）（C21C22）
（D21D22）及び第４図に示されていないその他のデータ
トラックにおける他のすべての編集単位のデータについ
ても、上記で示す同様な方法で記録媒体上に割り当てら
れているものとする。
（B11B12）（C11C12）（D11D12）（A21A22）（C21C22）
（D21D22）及び第４図に示されていないその他のデータ
トラックにおける他のすべての編集単位のデータについ
ても、上記で示す同様な方法で記録媒体上に割り当てら
れているものとする。
尚、本実施例での閉領域50の形状は、平行四辺形を２
つ隣接させた形となっているが、これに限らず、長方
形，多角形，楕円等でも良いことはいうまでもない。
つ隣接させた形となっているが、これに限らず、長方
形，多角形，楕円等でも良いことはいうまでもない。
尚、第３図に示すように、本実施例はヘッド走査方向
に略垂直な方向、即ちトラックピッチ方向へデータA1を
２分割してA11A12のデータに分割し、並接させて配設し
ているが、３分割し、A11A12A13を並接させても良い。
この場合、各データのヘッド走査方向の長さは２分割に
比しさらに短くでき、幅方向（トラックピッチ方向）の
長さは２分割に比しさらに長くなり、トラックずれ量が
少なくなり、２分割に比し、３分割の方が、トラックず
れによる再生信号の劣化は少なくなる。つまり、分割数
が大きい程、再生信号の劣化を少なくすることができ
る。
に略垂直な方向、即ちトラックピッチ方向へデータA1を
２分割してA11A12のデータに分割し、並接させて配設し
ているが、３分割し、A11A12A13を並接させても良い。
この場合、各データのヘッド走査方向の長さは２分割に
比しさらに短くでき、幅方向（トラックピッチ方向）の
長さは２分割に比しさらに長くなり、トラックずれ量が
少なくなり、２分割に比し、３分割の方が、トラックず
れによる再生信号の劣化は少なくなる。つまり、分割数
が大きい程、再生信号の劣化を少なくすることができ
る。
本発明の第２の実施例の磁気記録方法を適用する磁気
記録再生装置については、その一部を第２図に示した装
置で実現できる。
記録再生装置については、その一部を第２図に示した装
置で実現できる。
第６図は、第２図と同じ構成の装置であって、本発明
の第２の実施例の動作を説明するためのものである。
の第２の実施例の動作を説明するためのものである。
本実施例の装置は、時系列順にA1A2,B1B2,C1C2,D1D2
と入力された８つの編集単位のデータをそれぞれA
11A12,A21A22,B12B12,B21B22,C11C12,C21C22,D11D12,D
21D22と分割し、分割したデータをそれぞれ２つの隣接
したデータトラックに割り当てて記録するものである。
と入力された８つの編集単位のデータをそれぞれA
11A12,A21A22,B12B12,B21B22,C11C12,C21C22,D11D12,D
21D22と分割し、分割したデータをそれぞれ２つの隣接
したデータトラックに割り当てて記録するものである。
入力端子16,17,18,19より入力された時系列順にA1A2,
B1B2,C1C2,D1D2と入力された８つの編集単位のデータ
は、分割器10に入力される。入力されたA1,B1,C1,D1,
A2,B2,C2,D2のデータは分割器10に於てそれぞれA11,
A12,B11,B12,C11,C12,D11,D12,A21,A22,B21,B22,C21,C
22,D21,D22のデータに分割され、切換器11に出力され
る。切り換え器11では分割された上記のデータをA11B11
C11D11A21B21C21D21とA12B12C12D12A22B22C22D22と時系
列順に並び換え、それぞれ信号処理回路20を通してシリ
ンダ15上に180゜間隔で取り付けられたヘッド13,14に出
力され記録される。タイミング発生器12は、分割器10や
切換器11で必要なタイミングを発生するためのものであ
り、記録媒体上のフォーマットを所定の仕様に制御する
為のものである。
B1B2,C1C2,D1D2と入力された８つの編集単位のデータ
は、分割器10に入力される。入力されたA1,B1,C1,D1,
A2,B2,C2,D2のデータは分割器10に於てそれぞれA11,
A12,B11,B12,C11,C12,D11,D12,A21,A22,B21,B22,C21,C
22,D21,D22のデータに分割され、切換器11に出力され
る。切り換え器11では分割された上記のデータをA11B11
C11D11A21B21C21D21とA12B12C12D12A22B22C22D22と時系
列順に並び換え、それぞれ信号処理回路20を通してシリ
ンダ15上に180゜間隔で取り付けられたヘッド13,14に出
力され記録される。タイミング発生器12は、分割器10や
切換器11で必要なタイミングを発生するためのものであ
り、記録媒体上のフォーマットを所定の仕様に制御する
為のものである。
以上のような構成を含む磁気記録再生装置により、本
発明の第２の実施例の磁気記録方法を適用する。
発明の第２の実施例の磁気記録方法を適用する。
本発明の第２の実施例の磁気記録方法においては、第
４図に示すように、１つの編集単位のデータを２分割
し、分割したデータをデータトラック間に隣接する２つ
の部分データトラックに割り当てている。したがって、
１つの編集単位を１つの部分データトラックに割り当て
る方法に比べ、本実施例による方法は,1つの編集単位の
占める領域が、ヘッド走査方向に狭く、トラックピッチ
方向に広く分布しているため、互換再生時にトラックの
リニアリィティがずれた場合に、影響を受ける領域が少
なくなる。したがって本発明の第２の実施例は、本発明
の第１の実施例と同様な理由で互換記録再生時における
トラックのずれによる編集点での再生信号の劣化が改善
できる。
４図に示すように、１つの編集単位のデータを２分割
し、分割したデータをデータトラック間に隣接する２つ
の部分データトラックに割り当てている。したがって、
１つの編集単位を１つの部分データトラックに割り当て
る方法に比べ、本実施例による方法は,1つの編集単位の
占める領域が、ヘッド走査方向に狭く、トラックピッチ
方向に広く分布しているため、互換再生時にトラックの
リニアリィティがずれた場合に、影響を受ける領域が少
なくなる。したがって本発明の第２の実施例は、本発明
の第１の実施例と同様な理由で互換記録再生時における
トラックのずれによる編集点での再生信号の劣化が改善
できる。
以上のように本発明の第２の実施例における磁気記録
方法により、機械的な精度の問題によってトラックのリ
ニアリィティが互換再生時にずれた場合に於て編集点に
おける画質の劣化が改善される。
方法により、機械的な精度の問題によってトラックのリ
ニアリィティが互換再生時にずれた場合に於て編集点に
おける画質の劣化が改善される。
第７図は本発明の第三の実施例による記録媒体上のフ
ォーマット図を示すものである。
ォーマット図を示すものである。
ここで第三の実施例においては、４つの異なるオーデ
ィオ信号（ch1,ch2,ch3,ch4）とビデオ信号を記録する
ものとし、それぞれ第４図におけるA,B,C,DとＶに対応
している。（添字は共通）。
ィオ信号（ch1,ch2,ch3,ch4）とビデオ信号を記録する
ものとし、それぞれ第４図におけるA,B,C,DとＶに対応
している。（添字は共通）。
第７図に示すフォーマットにより、同一音声チャンネ
ルは、記録トラックで隣近して配置される為、（A11とA
12,B11とB12,C11とC12,D12とD12,A21とA22,B21とB22,C
21とC22,D21とD22）本発明の第１第２の実施例と同様な
理由によって、従来の磁気記録方法に比べ、編集点での
再生信号の劣化が軽減される。
ルは、記録トラックで隣近して配置される為、（A11とA
12,B11とB12,C11とC12,D12とD12,A21とA22,B21とB22,C
21とC22,D21とD22）本発明の第１第２の実施例と同様な
理由によって、従来の磁気記録方法に比べ、編集点での
再生信号の劣化が軽減される。
以上のように本発明の第３の実施例における磁気記録
方法により、機械的な精度の問題によってトラックのリ
ニアリィティが互換再生時にずれた場合に於て、編集点
での再生信号の劣化が改善される。
方法により、機械的な精度の問題によってトラックのリ
ニアリィティが互換再生時にずれた場合に於て、編集点
での再生信号の劣化が改善される。
発明の効果 以上のように本発明は，すべての編集単位のデータを
複数個のデータに分割し，分割したそれぞれのデータを
データトラック間にて隣接した複数個の部分データトラ
ックに割り当てて記録するようにしたもので、機械的な
精度の問題によってトラックのリニアリィティが互換再
生時にずれた場合においても、従来の磁気記録方法に比
べ編集点での再生信号の劣化を軽減できる優れた磁気記
録方法を提供するものである。
複数個のデータに分割し，分割したそれぞれのデータを
データトラック間にて隣接した複数個の部分データトラ
ックに割り当てて記録するようにしたもので、機械的な
精度の問題によってトラックのリニアリィティが互換再
生時にずれた場合においても、従来の磁気記録方法に比
べ編集点での再生信号の劣化を軽減できる優れた磁気記
録方法を提供するものである。
第１図は本発明の第１の実施例による記録媒体上のフォ
ーマット図，第２図は同磁気記録方法を適用する磁気記
録再生装置の要部概略構成図，第３図は同磁気記録方法
によって互換再生を行う際にトラックのリニアリィティ
がずれた場合に生じる編集点での再生信号の劣化の様子
を示すフォーマット図，第４図は本発明の第２の実施例
による記録媒体上のフォーマット図，第５図は第４図に
おける部の円内を拡大した部分を示す拡大図，第６図
は同磁気記録方法を適用する磁気記録再生装置の要部ブ
ロック図，第７図は本発明の第３の実施例による記録媒
体上のフォーマット図，第８図は従来の磁気記録方法に
よる記録媒体上のフォーマット図，第９図は従来の磁気
記録方法によって互換再生を行う際に、トラックのリニ
アリィティがずれた場合に生じる編集点での再生信号の
劣化の様子を示すフォーマット図である。 １〜８……部分データトラック、10……分割器、11……
切換器、12……タイミング発生器、13,14……ヘッド、1
5……シリンダ、16〜19……入力端子、20……信号処理
回路。
ーマット図，第２図は同磁気記録方法を適用する磁気記
録再生装置の要部概略構成図，第３図は同磁気記録方法
によって互換再生を行う際にトラックのリニアリィティ
がずれた場合に生じる編集点での再生信号の劣化の様子
を示すフォーマット図，第４図は本発明の第２の実施例
による記録媒体上のフォーマット図，第５図は第４図に
おける部の円内を拡大した部分を示す拡大図，第６図
は同磁気記録方法を適用する磁気記録再生装置の要部ブ
ロック図，第７図は本発明の第３の実施例による記録媒
体上のフォーマット図，第８図は従来の磁気記録方法に
よる記録媒体上のフォーマット図，第９図は従来の磁気
記録方法によって互換再生を行う際に、トラックのリニ
アリィティがずれた場合に生じる編集点での再生信号の
劣化の様子を示すフォーマット図である。 １〜８……部分データトラック、10……分割器、11……
切換器、12……タイミング発生器、13,14……ヘッド、1
5……シリンダ、16〜19……入力端子、20……信号処理
回路。
Claims (1)
- 【請求項１】記録信号を所定数のトラックに記録するの
に要する時間間隔で区分されたデータを、最小の編集単
位のデータとして編集することができる磁気記録方法で
あって、編集記録に際して、前記時間間隔で区分された
１つの編集単位のデータを複数個に分割し、その分割し
た複数個のデータを隣接した複数のトラックにそれぞれ
振り分けて記録することを特徴とする磁気記録方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63257578A JP2553668B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 磁気記録方法 |
| PCT/JP1989/001058 WO1990004251A1 (en) | 1988-10-13 | 1989-10-13 | Recording method and recording apparatus |
| KR1019900701258A KR0171406B1 (ko) | 1988-10-13 | 1989-10-13 | 기록방법 및 기록장치 |
| DE68923267T DE68923267T2 (de) | 1988-10-13 | 1989-10-13 | Verfahren und gerät zur speicherung. |
| EP89911399A EP0393207B1 (en) | 1988-10-13 | 1989-10-13 | Recording method and recording apparatus |
| US07/476,496 US5150262A (en) | 1988-10-13 | 1990-06-11 | Recording method in which recording signals are allocated into a plurality of data tracks |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63257578A JP2553668B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 磁気記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02105370A JPH02105370A (ja) | 1990-04-17 |
| JP2553668B2 true JP2553668B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17308217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63257578A Expired - Lifetime JP2553668B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 磁気記録方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5150262A (ja) |
| EP (1) | EP0393207B1 (ja) |
| JP (1) | JP2553668B2 (ja) |
| KR (1) | KR0171406B1 (ja) |
| DE (1) | DE68923267T2 (ja) |
| WO (1) | WO1990004251A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2786291B2 (ja) * | 1990-01-09 | 1998-08-13 | 松下電器産業株式会社 | デジタル信号記録方法およびデジタル信号記録再生装置 |
| JP2969782B2 (ja) * | 1990-05-09 | 1999-11-02 | ソニー株式会社 | 符号化データ編集方法及び符号化データ編集装置 |
| JP2940093B2 (ja) * | 1990-07-16 | 1999-08-25 | 松下電器産業株式会社 | 記録再生装置 |
| US5313338A (en) * | 1991-04-11 | 1994-05-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Editing device which selectively edits a section of a helical track |
| US5272691A (en) * | 1991-05-30 | 1993-12-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for recording and reproducing compressed data |
| JP2962047B2 (ja) * | 1992-06-10 | 1999-10-12 | 松下電器産業株式会社 | ディジタル記録再生装置 |
| US5274509A (en) * | 1992-09-10 | 1993-12-28 | Digital Equipment Corporation | On-the-fly splitting of disk data blocks using timed sampling of a data position indicator |
| EP0622956B1 (en) * | 1993-04-26 | 1999-03-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for recording digital video and audio signals |
| JPH09282849A (ja) * | 1996-04-08 | 1997-10-31 | Pioneer Electron Corp | 情報記録媒体並びにその記録装置及び再生装置 |
| JPH10154388A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-06-09 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録再生装置及び方法 |
| US7085387B1 (en) * | 1996-11-20 | 2006-08-01 | Metcalf Randall B | Sound system and method for capturing and reproducing sounds originating from a plurality of sound sources |
| US6239348B1 (en) * | 1999-09-10 | 2001-05-29 | Randall B. Metcalf | Sound system and method for creating a sound event based on a modeled sound field |
| AU2003275290B2 (en) * | 2002-09-30 | 2008-09-11 | Verax Technologies Inc. | System and method for integral transference of acoustical events |
| WO2006050353A2 (en) * | 2004-10-28 | 2006-05-11 | Verax Technologies Inc. | A system and method for generating sound events |
| WO2006091540A2 (en) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Verax Technologies Inc. | System and method for formatting multimode sound content and metadata |
| US20100223552A1 (en) * | 2009-03-02 | 2010-09-02 | Metcalf Randall B | Playback Device For Generating Sound Events |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5656075A (en) * | 1979-09-21 | 1981-05-16 | Rca Corp | Tape format and system for recording and reproducing same |
| JPS6040573A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-02 | Sony Corp | 情報信号記録方式 |
| DE3340113A1 (de) * | 1983-11-05 | 1985-05-15 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | System zur speicherung digital codierter signale auf magnetband |
| JPH07122966B2 (ja) * | 1984-03-19 | 1995-12-25 | 株式会社日立製作所 | 回転ヘッド型ｐｃｍレコーダの記録方法及び再生方法 |
| JPS6129454A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デイジタル音声信号伝送方法 |
| GB2164479B (en) * | 1984-09-10 | 1988-09-07 | Sony Corp | Recording audio signals |
| JPS61148608A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録再生装置 |
| JPS61261874A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | Sony Corp | 記録再生装置 |
| US4761693A (en) * | 1986-02-19 | 1988-08-02 | Pioneer Electronic Corporation | Magnetic recording and reproducing device |
| JPS62234478A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号の記録再生装置 |
| JP2576512B2 (ja) * | 1987-06-29 | 1997-01-29 | ソニー株式会社 | デ−タレコ−ダ |
| JPH06129454A (ja) * | 1992-01-21 | 1994-05-10 | Nisshinbo Ind Inc | 非石綿系摩擦材 |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP63257578A patent/JP2553668B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-10-13 WO PCT/JP1989/001058 patent/WO1990004251A1/ja active IP Right Grant
- 1989-10-13 EP EP89911399A patent/EP0393207B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-13 DE DE68923267T patent/DE68923267T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-13 KR KR1019900701258A patent/KR0171406B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1990
- 1990-06-11 US US07/476,496 patent/US5150262A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0393207B1 (en) | 1995-06-28 |
| US5150262A (en) | 1992-09-22 |
| EP0393207A1 (en) | 1990-10-24 |
| KR900702526A (ko) | 1990-12-07 |
| DE68923267T2 (de) | 1996-02-15 |
| JPH02105370A (ja) | 1990-04-17 |
| WO1990004251A1 (en) | 1990-04-19 |
| KR0171406B1 (ko) | 1999-04-15 |
| DE68923267D1 (de) | 1995-08-03 |
| EP0393207A4 (en) | 1993-03-03 |
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