JPH0745006A - 磁気記録装置及びこれにより記録された記録媒体 - Google Patents
磁気記録装置及びこれにより記録された記録媒体Info
- Publication number
- JPH0745006A JPH0745006A JP20571993A JP20571993A JPH0745006A JP H0745006 A JPH0745006 A JP H0745006A JP 20571993 A JP20571993 A JP 20571993A JP 20571993 A JP20571993 A JP 20571993A JP H0745006 A JPH0745006 A JP H0745006A
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- Japan
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- track
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘリカルスキャン型磁気記録装置において情
報が全く記録されないガードバンドをトラック毎に形成
することなく高密度記録を実現し、また、データトラッ
ク上にコントロール信号を記録する場合の制御性を向上
させる。 【構成】 磁気テープ１上にはｍ（≧１）本のデータト
ラック２に分割されて記録されるとともに、このデータ
トラック２の直後に１本のガードトラック３が記録さ
れ、合計ｍ＋１本のトラック２、３が編集単位として取
り扱われる。ｍ＋１本のトラック２、３を編集単位とし
て通常の記録やアセンブル編集時にはガードトラック３
を含むｍ＋１本のトラック２、３上に記録または上書き
され、他方、インサート編集時にはガードトラック３を
除くｍ本のデータトラック２にデータが上書きされる。
報が全く記録されないガードバンドをトラック毎に形成
することなく高密度記録を実現し、また、データトラッ
ク上にコントロール信号を記録する場合の制御性を向上
させる。 【構成】 磁気テープ１上にはｍ（≧１）本のデータト
ラック２に分割されて記録されるとともに、このデータ
トラック２の直後に１本のガードトラック３が記録さ
れ、合計ｍ＋１本のトラック２、３が編集単位として取
り扱われる。ｍ＋１本のトラック２、３を編集単位とし
て通常の記録やアセンブル編集時にはガードトラック３
を含むｍ＋１本のトラック２、３上に記録または上書き
され、他方、インサート編集時にはガードトラック３を
除くｍ本のデータトラック２にデータが上書きされる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープを回転ヘッ
ドによりヘリカルスキャンすることによりデータ信号を
磁気テープに記録する磁気記録装置に関する。
ドによりヘリカルスキャンすることによりデータ信号を
磁気テープに記録する磁気記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の磁気記録装置としては例
えば特開平５−１２６１１号公報に示されているものが
ある。この装置における記録方法では図９に示すよう
に、デジタルビデオ信号の１フィールド又は１フレーム
を複数のトラックに分割して記録すると共に、１フィー
ルド又は１フレームの記録単位毎に、情報が全く記録さ
れないガードバンドＧＢを形成するようにしている。こ
の方法によれば、トラック毎にガードバンドを形成する
方法に較べて高密度記録を実現することができる。
えば特開平５−１２６１１号公報に示されているものが
ある。この装置における記録方法では図９に示すよう
に、デジタルビデオ信号の１フィールド又は１フレーム
を複数のトラックに分割して記録すると共に、１フィー
ルド又は１フレームの記録単位毎に、情報が全く記録さ
れないガードバンドＧＢを形成するようにしている。こ
の方法によれば、トラック毎にガードバンドを形成する
方法に較べて高密度記録を実現することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気記録装置における記録方法では、情報が全く記
録されないガードバンド（ガードトラック）を形成する
ので、例えばサーボ用のパイロット信号をデータに対し
て多重化してトラック上に記録したり、トラックをエリ
ア毎に分割して記録し、隣接するトラックからのパイロ
ット信号のクロストークが等しくなるように制御する装
置では、ガードトラックからのパイロット信号のクロス
トークが存在しないので、サーボの制御量が記録単位毎
に必ずずれ、したがって、安定したトラッキングを実現
することができないという問題点がある。
来の磁気記録装置における記録方法では、情報が全く記
録されないガードバンド（ガードトラック）を形成する
ので、例えばサーボ用のパイロット信号をデータに対し
て多重化してトラック上に記録したり、トラックをエリ
ア毎に分割して記録し、隣接するトラックからのパイロ
ット信号のクロストークが等しくなるように制御する装
置では、ガードトラックからのパイロット信号のクロス
トークが存在しないので、サーボの制御量が記録単位毎
に必ずずれ、したがって、安定したトラッキングを実現
することができないという問題点がある。
【０００４】本発明は上記従来の問題点に鑑み、情報が
全く記録されないガードバンドをトラック毎に形成する
ことなく高密度記録を実現し、また、データトラック上
にコントロール信号を記録する場合の制御性を向上させ
ることができる磁気記録装置を提供することを目的とす
る。
全く記録されないガードバンドをトラック毎に形成する
ことなく高密度記録を実現し、また、データトラック上
にコントロール信号を記録する場合の制御性を向上させ
ることができる磁気記録装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、データ信号の１記録単位を磁気テープ上
の複数のデータトラックに記録すると共に、一群の複数
のデータトラックと次の一群の複数のデータトラックの
間にガードトラックを形成して、この一群の複数のデー
タトラックとガードトラックを含む全トラックに対して
所定の周期でコントロール信号を記録するようにしてい
る。すなわち本発明によれば、磁気テープを回転ヘッド
によりヘリカルスキャンすることによりデータ信号を前
記磁気テープ上に順次トラックを形成しつつ記録する磁
気記録装置において、前記データ信号の１記録単位を前
記磁気テープ上の複数のデータトラックに分割して記録
すると共に、前記複数のデータトラックと前記データ信
号の次の１記録単位の記録される複数のデータトラック
の間に前記データ信号を記録しないガードトラックを設
けるとともに前記複数のデータトラックと前記ガードト
ラックを含む全トラックに対して所定の周期で所定のコ
ントロール信号を記録する記録制御手段を有することを
特徴とする磁気記録装置が提供される。
成するために、データ信号の１記録単位を磁気テープ上
の複数のデータトラックに記録すると共に、一群の複数
のデータトラックと次の一群の複数のデータトラックの
間にガードトラックを形成して、この一群の複数のデー
タトラックとガードトラックを含む全トラックに対して
所定の周期でコントロール信号を記録するようにしてい
る。すなわち本発明によれば、磁気テープを回転ヘッド
によりヘリカルスキャンすることによりデータ信号を前
記磁気テープ上に順次トラックを形成しつつ記録する磁
気記録装置において、前記データ信号の１記録単位を前
記磁気テープ上の複数のデータトラックに分割して記録
すると共に、前記複数のデータトラックと前記データ信
号の次の１記録単位の記録される複数のデータトラック
の間に前記データ信号を記録しないガードトラックを設
けるとともに前記複数のデータトラックと前記ガードト
ラックを含む全トラックに対して所定の周期で所定のコ
ントロール信号を記録する記録制御手段を有することを
特徴とする磁気記録装置が提供される。
【０００６】
【作用】本発明の作用は、データ信号の１記録単位を磁
気テープ上の複数のデータトラックに記録する場合に、
個々のトラックにガードバンドなどを用意する必要がな
く結果的に高密度記録を実現することができる。また、
１記録単位ごとに形成されるガードトラックにもデータ
トラックと同様にコントロール信号を記録することによ
り、トラックにコントロール信号を記録する場合の制御
性を向上させることができる。
気テープ上の複数のデータトラックに記録する場合に、
個々のトラックにガードバンドなどを用意する必要がな
く結果的に高密度記録を実現することができる。また、
１記録単位ごとに形成されるガードトラックにもデータ
トラックと同様にコントロール信号を記録することによ
り、トラックにコントロール信号を記録する場合の制御
性を向上させることができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は本発明に係る磁気記録装置における磁気テ
ープ上の記録フォーマットの一実施例を示す説明図、図
２は４種類のパイロット信号を４トラック単位で多重化
して記録する具体例を示す説明図、図３は図２の記録方
法の場合の磁気記録装置を示すブロック図、図４は図３
の磁気記録装置における主要信号を示すタイミングチャ
ート、図５は３種類のパイロット信号を４トラック単位
で多重化して記録する具体例を示す説明図、図６はトラ
ックをエリアに分割してパイロット信号を記録する具体
例を示す説明図、図７は他の具体例の記録フォーマット
を示す説明図、図８はさらに他の具体例の記録フォーマ
ットを示す説明図である。
する。図１は本発明に係る磁気記録装置における磁気テ
ープ上の記録フォーマットの一実施例を示す説明図、図
２は４種類のパイロット信号を４トラック単位で多重化
して記録する具体例を示す説明図、図３は図２の記録方
法の場合の磁気記録装置を示すブロック図、図４は図３
の磁気記録装置における主要信号を示すタイミングチャ
ート、図５は３種類のパイロット信号を４トラック単位
で多重化して記録する具体例を示す説明図、図６はトラ
ックをエリアに分割してパイロット信号を記録する具体
例を示す説明図、図７は他の具体例の記録フォーマット
を示す説明図、図８はさらに他の具体例の記録フォーマ
ットを示す説明図である。
【０００８】本実施例では図１に示すように、複数のフ
レームのビデオデータが信号処理されて磁気テープ１上
にはｍ（≧１）本のトラック（以下、データトラックと
いう。）２に分割されて記録されると共に、このデータ
トラック２の直後に１本のガードトラック３が記録さ
れ、合計ｍ＋１本のトラック２、３が編集単位として取
り扱われる。ここで、ガードトラック３には後述するよ
うなパイロット信号等が記録されるので、従来例のよう
に情報が全く記録されない「ガードバンド」とは異な
る。また、このガードトラック３には、記録しても制御
性を考慮すると有利とならないコントロール情報は記録
されず、記録しないと不利となるコントロール情報は記
録される。
レームのビデオデータが信号処理されて磁気テープ１上
にはｍ（≧１）本のトラック（以下、データトラックと
いう。）２に分割されて記録されると共に、このデータ
トラック２の直後に１本のガードトラック３が記録さ
れ、合計ｍ＋１本のトラック２、３が編集単位として取
り扱われる。ここで、ガードトラック３には後述するよ
うなパイロット信号等が記録されるので、従来例のよう
に情報が全く記録されない「ガードバンド」とは異な
る。また、このガードトラック３には、記録しても制御
性を考慮すると有利とならないコントロール情報は記録
されず、記録しないと不利となるコントロール情報は記
録される。
【０００９】このような記録フォーマットでは、ｍ＋１
本のトラック２、３を編集単位として通常の記録やアセ
ンブル編集時にはガードトラック３を含むｍ＋１本のト
ラック２、３上に記録または上書きされ、他方、インサ
ート編集時にはガードトラック３を除きガードトラック
と少なくとも一方が隣接するＭ（Ｍ≦ｍ）本の連続する
データトラックにデータが上書きされる。
本のトラック２、３を編集単位として通常の記録やアセ
ンブル編集時にはガードトラック３を含むｍ＋１本のト
ラック２、３上に記録または上書きされ、他方、インサ
ート編集時にはガードトラック３を除きガードトラック
と少なくとも一方が隣接するＭ（Ｍ≦ｍ）本の連続する
データトラックにデータが上書きされる。
【００１０】次に、上記トラック２、３上にパイロット
信号を多重化する場合の具体例を説明する。図２は編集
単位が５トラックであって４種類のパイロット信号ｆ0
〜ｆ3 をデータと多重化して各トラック上に順次記録す
る場合を示している。この例で、前後の隣接トラックか
らのサーボ用パイロット信号のクロストークが等しくな
るようにサーボ制御する場合、データトラック２とガー
ドトラック３の各トラック毎にパイロット信号ｆ0 〜ｆ
3 が順次記録され、再生時には各トラック２、３から読
み取られたパイロット信号ｆ0 〜ｆ3 によりサーボ制御
される。すなわち、この例では５トラック毎に形成され
る各ガードトラック３には、４種類のパイロット信号ｆ
0 〜ｆ3が順次ずれて記録される（図ではｆ2 、ｆ3
）。
信号を多重化する場合の具体例を説明する。図２は編集
単位が５トラックであって４種類のパイロット信号ｆ0
〜ｆ3 をデータと多重化して各トラック上に順次記録す
る場合を示している。この例で、前後の隣接トラックか
らのサーボ用パイロット信号のクロストークが等しくな
るようにサーボ制御する場合、データトラック２とガー
ドトラック３の各トラック毎にパイロット信号ｆ0 〜ｆ
3 が順次記録され、再生時には各トラック２、３から読
み取られたパイロット信号ｆ0 〜ｆ3 によりサーボ制御
される。すなわち、この例では５トラック毎に形成され
る各ガードトラック３には、４種類のパイロット信号ｆ
0 〜ｆ3が順次ずれて記録される（図ではｆ2 、ｆ3
）。
【００１１】図３は１フレームの映像信号を図２に示す
ように５トラック（実際には４トラック）に記録するた
めの本発明の磁気記録装置の一実施例を示している。ま
た、図４はこの実施例における主要信号のタイミングチ
ャートである。この実施例では、１フレームの期間は５
トラック分に相当し、１フレーム期間に５トラックが形
成される。図４（ａ）に示すようにフレーム毎に入力さ
れる映像信号ａはＡ／Ｄ変換器１１によりデジタル化さ
れ、このデジタル化された映像信号は、記録信号処理回
路１２によりデータの並び替え、高効率符号化や誤り訂
正符号の付加等の処理を施された後、図４（ｂ）に示す
ように第５トラックにガードトラック３を形成するため
に４トラックｔｒ０〜ｔｒ３の期間に相当する時間に圧
縮されて出力される。
ように５トラック（実際には４トラック）に記録するた
めの本発明の磁気記録装置の一実施例を示している。ま
た、図４はこの実施例における主要信号のタイミングチ
ャートである。この実施例では、１フレームの期間は５
トラック分に相当し、１フレーム期間に５トラックが形
成される。図４（ａ）に示すようにフレーム毎に入力さ
れる映像信号ａはＡ／Ｄ変換器１１によりデジタル化さ
れ、このデジタル化された映像信号は、記録信号処理回
路１２によりデータの並び替え、高効率符号化や誤り訂
正符号の付加等の処理を施された後、図４（ｂ）に示す
ように第５トラックにガードトラック３を形成するため
に４トラックｔｒ０〜ｔｒ３の期間に相当する時間に圧
縮されて出力される。
【００１２】記録信号処理回路１２から出力された信号
ｂに対して、図４（ｃ）に示すように記録変調回路およ
びパイロット信号多重回路１３によりパイロット信号ｆ
0 〜ｆ3 が４トラック周期で多重化されて変調され、こ
の場合、映像信号が存在しない期間（図中の斜線区間）
にもパイロット信号ｆ0 〜ｆ3 がそのまま多重化され
る。したがって、記録アンプ１４の出力ｃをヘッド１５
を介して磁気テープ１に記録すると、実際の映像信号は
トラックｔｒ０〜ｔｒ３の区間で記録され、第５トラッ
クの期間ではパイロット信号ｆ0 〜ｆ3 のみが記録され
る。
ｂに対して、図４（ｃ）に示すように記録変調回路およ
びパイロット信号多重回路１３によりパイロット信号ｆ
0 〜ｆ3 が４トラック周期で多重化されて変調され、こ
の場合、映像信号が存在しない期間（図中の斜線区間）
にもパイロット信号ｆ0 〜ｆ3 がそのまま多重化され
る。したがって、記録アンプ１４の出力ｃをヘッド１５
を介して磁気テープ１に記録すると、実際の映像信号は
トラックｔｒ０〜ｔｒ３の区間で記録され、第５トラッ
クの期間ではパイロット信号ｆ0 〜ｆ3 のみが記録され
る。
【００１３】図５は編集単位が６トラックであって３種
類のパイロット信号ｆ0 〜ｆ2 を（ｆ0 、ｆ1 ）、（ｆ
0 、ｆ2 ）のように組み合わせてパイロット信号ｆ0 を
１トラックおきに記録する場合の例を示している。な
お、この例ではパイロット信号ｆ1 、ｆ2 のトラックに
はデータと多重化して記録し、パイロット信号ｆ0 のト
ラックにデータと多重化して記録せず、パイロット信号
ｆ0 が記録されているトラックを再生するときに、前後
の隣接するトラックからのパイロット信号のクロストー
クが等しくなるようにサーボ制御することができる。ま
た、この方法では特別な場合として、例えば編集単位が
５トラックとすると、ガードトラック３には情報が全く
記録されないこともある。
類のパイロット信号ｆ0 〜ｆ2 を（ｆ0 、ｆ1 ）、（ｆ
0 、ｆ2 ）のように組み合わせてパイロット信号ｆ0 を
１トラックおきに記録する場合の例を示している。な
お、この例ではパイロット信号ｆ1 、ｆ2 のトラックに
はデータと多重化して記録し、パイロット信号ｆ0 のト
ラックにデータと多重化して記録せず、パイロット信号
ｆ0 が記録されているトラックを再生するときに、前後
の隣接するトラックからのパイロット信号のクロストー
クが等しくなるようにサーボ制御することができる。ま
た、この方法では特別な場合として、例えば編集単位が
５トラックとすると、ガードトラック３には情報が全く
記録されないこともある。
【００１４】また、図６に示すように、各トラックをエ
リア毎に分割してエリア４にパイロット信号を記録する
方式の場合にも同様に、データトラック２とガードトラ
ック３の両方のエリア４にパイロット信号を記録するこ
とにより制御性を向上させることができる。さらに、サ
ーボの他の例として、オフトラックによるエンベロープ
変化を観察しながらヘッドを微小振動させるウォブリン
グ法によるサーボシステムや、テープスピードを微小変
化させる山登り法によるサーボシステム等において、エ
ンベロープを必要量だけ検出可能な信号を各ガードトラ
ック３に少なくとも１回記録することにより良好なサー
ボ制御を行うことができる。
リア毎に分割してエリア４にパイロット信号を記録する
方式の場合にも同様に、データトラック２とガードトラ
ック３の両方のエリア４にパイロット信号を記録するこ
とにより制御性を向上させることができる。さらに、サ
ーボの他の例として、オフトラックによるエンベロープ
変化を観察しながらヘッドを微小振動させるウォブリン
グ法によるサーボシステムや、テープスピードを微小変
化させる山登り法によるサーボシステム等において、エ
ンベロープを必要量だけ検出可能な信号を各ガードトラ
ック３に少なくとも１回記録することにより良好なサー
ボ制御を行うことができる。
【００１５】次に、図７を参照して他の具体例について
説明する。この例では１つの記録単位がＡ本のビデオト
ラック２ａと１本のオーディオトラック２ｂにより構成
され（ｍ＝Ａ＋１）、このトラック２ａ、２ｂの直後に
１本のガードトラック３が記録されて合計ｍ＋１本のト
ラック２、３が編集単位として取り扱われる。
説明する。この例では１つの記録単位がＡ本のビデオト
ラック２ａと１本のオーディオトラック２ｂにより構成
され（ｍ＝Ａ＋１）、このトラック２ａ、２ｂの直後に
１本のガードトラック３が記録されて合計ｍ＋１本のト
ラック２、３が編集単位として取り扱われる。
【００１６】ここで、ガードトラック３や従来例に見ら
れる無信号のガードバンドが存在しない場合、次の編集
単位の先頭トラックが上書きされて細くなり、再生時に
誤りが増加する。また、ビデオトラック２ａのみをイン
サート編集する場合にも同様に、オーディオトラック２
ｂ上が次のビデオトラック２ａにより上書きされるので
細くなる。したがって、本実施例のフォーマットによ
り、インサート編集時にはガードトラック３を除く（Ｍ
≦ｍ）本のデータトラック２にデータを上書きすること
により、幅が細くなるトラックが存在しなくなり、した
がって、所謂トラック痩せを防止することができる。
れる無信号のガードバンドが存在しない場合、次の編集
単位の先頭トラックが上書きされて細くなり、再生時に
誤りが増加する。また、ビデオトラック２ａのみをイン
サート編集する場合にも同様に、オーディオトラック２
ｂ上が次のビデオトラック２ａにより上書きされるので
細くなる。したがって、本実施例のフォーマットによ
り、インサート編集時にはガードトラック３を除く（Ｍ
≦ｍ）本のデータトラック２にデータを上書きすること
により、幅が細くなるトラックが存在しなくなり、した
がって、所謂トラック痩せを防止することができる。
【００１７】したがって、本発明によれば、パイロット
信号等の必要なコントロール信号をガードトラック３
（およびデータトラック２、２ａ、２ｂ）に記録するの
で、再生時にパイロット信号を全く再生しなくなること
がなくなり、したがって、安定したトラッキングを実現
することができる。
信号等の必要なコントロール信号をガードトラック３
（およびデータトラック２、２ａ、２ｂ）に記録するの
で、再生時にパイロット信号を全く再生しなくなること
がなくなり、したがって、安定したトラッキングを実現
することができる。
【００１８】また、例えば特開平５−２８３５号公報に
示されるように同一トラック上にビデオデータとオーデ
ィオデータを混在して記録する方法が知られ、この場合
には編集時の位置精度は機械精度とサーボ精度によりか
なりばらつくので、ギャップをトラック上に設けること
により誤差を吸収する方法が知られているが、この場合
にも図８に示すようにガードトラック３を設けることに
よりオーディオインサートを行う場合などのトラック痩
せの問題を解決することができる。
示されるように同一トラック上にビデオデータとオーデ
ィオデータを混在して記録する方法が知られ、この場合
には編集時の位置精度は機械精度とサーボ精度によりか
なりばらつくので、ギャップをトラック上に設けること
により誤差を吸収する方法が知られているが、この場合
にも図８に示すようにガードトラック３を設けることに
よりオーディオインサートを行う場合などのトラック痩
せの問題を解決することができる。
【００１９】さらに、高密度磁気記録を実現するために
は狭トラックおよびガードバンドレス方式が望ましく、
また、テープの互換性を考慮した場合には幅広ヘッドと
アジマス記録、パイロット多重トラッキング方式が有効
であるので、本発明によれば高密度磁気記録を実現する
ことができる。
は狭トラックおよびガードバンドレス方式が望ましく、
また、テープの互換性を考慮した場合には幅広ヘッドと
アジマス記録、パイロット多重トラッキング方式が有効
であるので、本発明によれば高密度磁気記録を実現する
ことができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ信号の１記録単位を磁気テープ上の複数トラックに
記録するときにトラック毎のガードバンドが不要になる
ので高密度記録を実現することができ、また、データ信
号の１記録単位を記録する複数のデータトラックと次の
１記録単位の記録される複数のデータトラックの間にデ
ータ信号を記録しないガードトラックを形成して全トラ
ックに対して所定の周期で所定のコントロール信号を記
録するのでトラック上にコントロール信号を記録する場
合の制御性を向上させることができる。
ータ信号の１記録単位を磁気テープ上の複数トラックに
記録するときにトラック毎のガードバンドが不要になる
ので高密度記録を実現することができ、また、データ信
号の１記録単位を記録する複数のデータトラックと次の
１記録単位の記録される複数のデータトラックの間にデ
ータ信号を記録しないガードトラックを形成して全トラ
ックに対して所定の周期で所定のコントロール信号を記
録するのでトラック上にコントロール信号を記録する場
合の制御性を向上させることができる。
【図１】本発明に係る磁気記録装置の一実施例における
磁気テープ上の記録フォーマットの例を示す説明図であ
る。
磁気テープ上の記録フォーマットの例を示す説明図であ
る。
【図２】４種類のパイロット信号を４トラック単位で多
重化して記録する具体例を示す説明図である。
重化して記録する具体例を示す説明図である。
【図３】図２の記録方法を実現する磁気記録装置の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図４】図３の磁気記録装置における主要信号を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図５】３種類のパイロット信号を４トラック単位で多
重化して記録する具体例を示す説明図である。
重化して記録する具体例を示す説明図である。
【図６】トラックをエリアに分割してパイロット信号を
記録する具体例を示す説明図である。
記録する具体例を示す説明図である。
【図７】他の具体例の記録フォーマットを示す説明図で
ある。
ある。
【図８】さらに他の具体例の記録フォーマットを示す説
明図である。
明図である。
【図９】従来の記録フォーマットを示す説明図である。
１ 磁気テープ ２ データトラック ２ａ ビデオトラック ２ｂ オーディオトラック ３ ガードトラック １２ 映像信号処理回路 １３ 記録変調回路およびパイロット信号多重回路（回
路１２と共に記録制御手段を構成する） １５ 磁気ヘッド
路１２と共に記録制御手段を構成する） １５ 磁気ヘッド
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気テープを回転ヘッドによりヘリカル
スキャンすることによりデータ信号を前記磁気テープ上
に順次トラックを形成しつつ記録する磁気記録装置にお
いて、 前記データ信号の１記録単位を前記磁気テープ上の複数
のデータトラックに分割して記録すると共に、前記複数
のデータトラックと前記データ信号の次の１記録単位の
記録される複数のデータトラックの間に前記データ信号
を記録しないガードトラックを設けるべく前記複数のデ
ータトラックと前記ガードトラックを含む全トラックに
対して所定の周期で所定のコントロール信号を記録する
記録制御手段を有することを特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の磁気記録装置により記録
された記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20571993A JPH0745006A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 磁気記録装置及びこれにより記録された記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20571993A JPH0745006A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 磁気記録装置及びこれにより記録された記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745006A true JPH0745006A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16511559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20571993A Pending JPH0745006A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 磁気記録装置及びこれにより記録された記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745006A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009032318A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Sony Corp | 磁気記録再生装置、磁気記録装置、磁気記録再生方法、磁気記録メディア |
| JP2009032375A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sony Corp | トラックフォーマット、記録媒体、記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、及び記録再生装置 |
| JP2009037665A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Sony Corp | 再生装置、再生方法、記録再生装置、トラックフォーマット、及び記録媒体 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP20571993A patent/JPH0745006A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2009032375A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sony Corp | トラックフォーマット、記録媒体、記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、及び記録再生装置 |
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