JPH07122072A - センスアンプの出力制御回路 - Google Patents

センスアンプの出力制御回路

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JPH07122072A
JPH07122072A JP2415358A JP41535890A JPH07122072A JP H07122072 A JPH07122072 A JP H07122072A JP 2415358 A JP2415358 A JP 2415358A JP 41535890 A JP41535890 A JP 41535890A JP H07122072 A JPH07122072 A JP H07122072A
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sense amplifier
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体メモリー装置について、I/Oパッドか
らのノイズによる影響を最小にし、また動作時の消費電
流を最小にしうるようにセンスアンプの出力を調整・制
御するための回路を提供する。 【構成】センスアンプ回路600から出力される一対の
データ601、602の状態をXNORゲート670で
感知し、このXNORゲートの出力とアドレス変換を感
知する信号604とをNORゲート680に入力させ、
NORゲートからの出力によりセンスアンプ回路をディ
スエーブルさせてI/Oパッド等の最終出力端からセン
スアンプ回路の出力端を隔離させることにより、ノイズ
の影響及び消費電力を最小化させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリー装置のセ
ンスアンプに関するもので、特にセンスアンプの出力を
制御してセンスアンプの動作を最適化させうるセンスア
ンプの出力制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリー装置はその構成上におい
て大量の情報を記憶する部分(メモリーセル群)、指定
された場所に情報を選択的に貯蔵するとか読み出される
ようにする選択部分(デコーダー等)、入出力される情
報の信号状態を感知する部分(センスアンプ等)、そし
て情報が通過する部分(データバス等)とから構成され
ている。それで、小さい面積を占めながらも大容量の情
報貯蔵機能を持つようにすると共に、その動作速度の改
善および不必要な消費電力を減少させようとする問題が
開発の関心になっている。
【0003】特に、上記情報を感知する部分、すなわち
センスアンプは選択されたメモリーセルで読み出された
情報を電圧差をもって充分に増幅してデータ出力バッフ
ァーに送る機能を持っている。従って、このセンスアン
プがどのくらい最適時間内で適切に動作するかによって
全体的なメモリー装置の動作効率が決定されるというこ
とができる。図5は一般的な半導体メモリー装置の構成
を概略的に示したブロック図である。図5のメモリー装
置において、アドレスバッファ200を通じてCMOS
レベル(ハイ状態;5ボルト、ロウ状態;0ボルト)に
変換されたアドレス信号がロウデコーダー300および
カラムデコーダー400に供給される。ロウデコーダー
300およびカラムデコーダー400によってメモリー
セルアレイ100内のメモリーセルが選択される。選択
されたメモリーセルからデータが読み出されてくると、
これはセンスアンプ回路600、データラッチ回路70
0をデータ出力バッファ800を経てI/Oパッド90
0で出力される。
【0004】このとき、上記アドレスバッファ200の
信号を入力するATD回路(Address Transition Detec
tor )500はアドレス信号が変換(transition)する
ときに、これを感知する信号を出力して上記センスアン
プ回路600およびデータラッチ回路700の入出力を
制御する。図5で上記ATD回路500の出力信号、す
なわちアドレス変換感知信号を利用してセンスアンプ回
路600とデータラッチ回路700との間の信号ライン
を制御する従来の方法が図6に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に図示のようにセ
ンスアンプ回路600とデータラッチ回路700との間
の一対のデータライン61、62上には各々PMOS型
となっている伝達トランジスタ63、64が設計されて
いる。上記伝達ドランジスタ63、64のゲートはAT
D回路500の出力信号に連結されている。上記のよう
にATD回路500を利用した単純なセンスアンプ回路
600の出力を制御する従来の方法においては次ぎのよ
うな二つの問題点がある。第一に、センスアンプが出力
を送り出した後にまだエネイブルされている状態でデー
タがI/Oパッド900を通じてチップ外部に出される
ときに、I/Oパッドでの“ロウ”→“ハイ”または
“ハイ”→“ロウ”状態への電圧スイング(voltage sw
ing )によるノイズがセンスアンプの影響を受けるよう
になるという点である。第二に、センスアンプが出力を
送り出した後に上記ATD信号等によって上記センスア
ンプをディスエーブルさせる場合には、センスアンプの
出力が出た以後からATD信号によってディスエーブル
される時点までセンスアンプはアクティブ状態にあるの
で、この間の動作消費電流を減少させるのに限界があ
る。結果的に、センスアンプはセンスアンプから出力さ
れる時点とI/Oパッドでデータが最終的に読み出され
る時点が適切に分離されなければ、I/Oパッドからセ
ンスアンプに誘起されるノイズとセンスアンプ動作時の
消費電流が減少されることができない。
【0006】したがって、本発明の目的は半導体メモリ
ー装置における入出力パッドから誘起されるノイズに対
して鈍感となるようにセンスアンプの出力を調整する回
路を提供することにある。本発明のまた他の目的は動作
時の消費電流を最小にしうるようにセンスアンプの出力
を制御する回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、選択されたメモリーセルから読み出され
たデータを感知増幅して出力するためのセンスアンプ回
路と入出力パッドと連結されたデータラッチ回路を具備
したセンスアンプの出力制御回路において、上記センス
アンプから出力される一対のデータの状態を感知するセ
ンスアンプ出力状態感知手段と、アドレス変換を感知す
る信号と上記センスアンプ出力状態感知手段の出力を入
力して所定の制御信号を発生する制御信号発生手段と、
上記センスアンプ回路とデータラッチ回路との間に連結
され、上記制御信号発生手段の出力に応答する伝達手段
とから構成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。図1は本発明におけるセンスアンプ出力制御回路6
10の一つの実施例を示す回路図である。図1における
上記図5または図6の構成と同一な部分に対しては同一
の符号を使用する。図1において図示のようなセンスア
ンプ回路600とデータラッチ回路700との間にセン
スアンプ出力制御回路610が設計されている。上記出
力制御回路610からデータライン対601、602と
の間にはデータラインの等化のためのPMOSトランジ
スタ620が連結されており、そのゲートにはデータラ
イン等化信号603が印加される。上記データライン等
化信号603は、一般的な半導体メモリー装置で使用す
る信号を使用しうる。各データライン601及び602
にはインバータ630及び640とPMOSとなってい
る伝達トランジスタ650及び660とが位置して、デ
ータラッチ回路700とセンスアンプ回路600を連結
させてある。上記データライン対601、602に各々
ある第1接続ノード605と第2接続ノード606を入
力端とするセンスアンプ出力状態感知用の排他的NOR
(XNOR)ゲート670と、上記XNORゲート67
0の出力607とATD信号を入力とするNORゲート
680が上記インバータ630、640と伝達トランジ
スタ650、660との間に設計されている。上記NO
Rゲート680の出力608はセンスアンプ回路600
と伝達トランジスタ650、660のゲートに供給され
る。
【0009】図2は上記図1に図示されたXNORゲー
ト670の内部回路図であり、図3はそれによる真理表
である。XNORゲートは図2の回路動作から知り得る
ように2個の入力605、606がすべて“0”状態ま
たは“1”状態である場合にトランスミッションゲート
673または674が交代に動作して常に“1”を出力
し、上記入力605、606が相互に異なる論理状態を
持つ場合にのみ“0”を出力する。
【0010】図4は本発明によるセンスアンプ出力制御
動作を示すタイミング図である。図4のタイミング図に
おいて参照文字(A)はセンスアンプ回路600の出力
に連結されたデータライン601、602の電位状態を
示し、(B)はデータライン等化信号603を、(C)
は第1または第2接続ノードの電位状態を、(D)XN
ORゲート670の出力電位を、(E)はNORゲート
680の出力電位を示し、(F)はATD信号604の
レベルを各々示す。
【0011】では、上記図4の動作タイミング図によっ
て本発明の一実施例を詳細に説明する。まず、図1の回
路においてデータライン等化信号603はATD信号6
04と同様にATD回路(図示されていない)からアド
レス信号が変換するときエネイブルされる信号である。
また、上記センスアンプ回路600と伝達トランジスタ
650、660はNORゲート680の出力608
(E)が“ロウ”状態であるとき共にエネブルされる。
まず、データライン等化信号603(B)が“ロウ”状
態となると、等化用PMOSトランジスタ620が導通
してデータライン対601、602は(1/2”Vcc
レベルに等化(equalization)される。このデータライ
ン等化信号603(B)はアドレス信号が変換すること
によって論理状態が変えられる信号にセンスアンプ回路
600の出力がアドレス信号の変換によって選択された
メモリーセルから示した電圧を感知増幅する信号である
ので、1回のデータ感知増幅された出力信号が出た後に
継続される動作のために上記センスアンプ回路600の
出力になるデータライン601、602(A)を等化さ
せてやるものである。このような動作状態は一般的なメ
モリー装置において使用する方式である。
【0012】上記データライン601、602が(1/
2)Vccレベルに等化されると、インバーター63
0、640を通過した信号、すなわち第1接続ノード6
05及び第2接続ノード606(C)は整形された“ロ
ウ”状態になる。これは、上記インバータ630、64
0が(1/2)Vccレベルに対して“ハイ”状態の入
力トリップレベルをもつためであることを知り得る。
【0013】上記第1及び第2接続ノード605、60
6の電位が“ロウ”状態であると、XNORゲート67
0の出力607(D)は図2又は図3から知り得るよう
に“ハイ”状態になる。では、NORゲート680は
“ロウ”状態の出力(E)を発生してセンスアンプ回路
600及び伝達トランジスタ650、660のゲートに
印加する。“ロウ”状態のNORゲート680の出力
(E)によってセンスアンプ回路600はエネイブルさ
れてデータ感知増幅動作をし、上記伝達トランジスタ6
50、660はセンスアンプ回路600とデータラッチ
回路700を連結させる。すなわち、このときにセンス
アンプ回路600の出力になるデータライン601、6
02(A)が等化されてある状態であり、これはデータ
ラッチ回路700の出力端の状態をフローティング状態
に置くので、この期間中にセンスアンプ回路600が内
部でデータ感知増幅動作中であってもI/Oパッド等で
誘起されるノイズから影響を受けないことを知り得る。
【0014】その後に、センスアンプ回路600の感知
増幅動作が同じであるとして出力されるすぐ前に上記デ
ータライン等化信号603(B)が“ロウ”状態となっ
てセンスアンプ回路600の出力が上記データライン6
01、602(A)上で有効な電圧信号として示すこと
になる。インバーター630、640を通過した信号は
第2電圧ノード605、606(C)の電位を“ハイ”
及び“ロウ”、または“ロウ”及び“ハイ”状態に作
る。それで、XNORゲート670の出力607(D)
は“ロウ”状態となる。このときのATD信号604
(F)は“ロウ”状態であるので、NORゲート680
の出力608(E)は“ハイ”状態になる。
【0015】ここで、上記ATD信号604(F)は前
述のように選択されたメモリーセルからデータを読み出
すために外部のアドレス信号が変換するとき、これを感
知して発生される信号であるので、上記データライン
(A)からデータ出力状態が終了される前と、又はデー
タが出力される前の所定時間の間にのみ“ハイ”状態と
してディスエーブルされてある。
【0016】結局、上記NORゲート680の出力60
8(E)の出力が“ハイ”状態であるので、センスアン
プ回路600及び伝達トランジスタ650、660はデ
ィスエーブル状態になる。すなわち、上記センスアンプ
回路600から読出しデータがでる直後からセンスアン
プ回路600がディスエーブルされることは勿論のこ
と、上記伝達トランジスタ650、660のターンオフ
によってI/Oパッド等の出力端から完全に遮断され
る。そして、上記伝達トランジスタ650、660がタ
ーンオフされても読出しデータはデータラッチ回路70
0にすでに記憶されてある状態でいる。
【0017】一方、ATD信号604(F)は読出しサ
イクルでアドレス信号が変換すると“ハイ”状態を一定
期間維持するが、これによってNORゲート680の出
力608(E)が常に“ロウ”状態になる。これは、セ
ンスアンプ回路600の出力が有効な読出しデータにな
ることによって出力データ感知用であるXNORゲート
670の出力607(D)が出るときまでのみ影響を及
ぶようにし、上記XNORゲート670の出力607
(D)がセンスアンプの有効な出力データを感知した時
点においては、これによってNORゲート680の出力
608(E)が決定されるようにすることによって、適
切なセンスアンプ回路600の出力を制御するようにす
るためである。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明はセンスアンプ回路
の有効な出力データが発生時にこの出力データの状態を
感知して、上記センスアンプ回路をディスエーブルさ
せ、I/Oパッド等の最終出力端から上記センスアンプ
回路の出力端を隔離させることによってセンスアンプ回
路の不必要な動作消費電流とI/Oパッド等から誘起さ
れるノイズによる影響を最小化し得る効果がある。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路図である。
【図2】図1のXNORゲートの内部回路図である。
【図3】XNORゲートの真理表である。
【図4】本発明による動作タイミング図である。
【図5】半導体モメリー装置の概略的なブロック図であ
る。
【図6】従来のセンスアンプの出力を制御する方法を示
す回路図である。
【符号の説明】
600… センスアンプ回路 900… I/Oパッド(入出力パッド) 700… データラッチ回路 670… センスアンプ出力状態感知手段 608… 制御信号 680… 制御信号発生手段 650、660… 伝達手段
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月10日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリー装置のセ
ンスアンプに関するもので、特にセンスアンプの出力を
制御してセンスアンプの動作を最適化させうるセンスア
ンプの出力制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリー装置は、大量の情報を記
憶する部分(メモリーセル群)、指定された場所に情報
を選択的に貯蔵したり読み出されるようにする選択部分
(デコーダー等)、入出力される情報の信号状態を感知
する部分(センスアンプ等)、そして情報が通過する部
分(データバス等)とから構成されており、それらをな
るべく小さい面積に収容し、なおかつ、大容量の情報貯
蔵機能を持つようにするとともに、その動作速度の改善
および不必要な消費電力を減少させようとする問題が開
発の関心になっている。
【0003】特に、上記情報を感知する部分、すなわち
センスアンプは選択されたメモリーセルで読み出された
情報を電圧差をもって充分に増幅してデータ出力バッフ
ァーに送る機能を持っている。従って、このセンスアン
プがどのくらい最適時間内で適切に動作するかによって
全体的なメモリー装置の動作効率が決定されると言うこ
とができる。図5は一般的な半導体メモリー装置の構成
を概略的に示したブロック図である。図5のメモリー装
置において、アドレスバッファ200を通じてCMOS
レベル(ハイ状態;5ボルト、ロウ状態;0ボルト)に
変換されたアドレス信号がロウデコーダー300および
カラムデコーダー400に供給される。そして、ロウデ
コーダー300およびカラムデコーダー400によって
メモリーセルアレイ100内のメモリーセルが選択され
る。選択されたメモリーセルからデータが読み出されて
くると、これはセンスアンプ回路600、データラッチ
回路700からデ―タ出力バッファ800を経て1/O
パッド900で出力される。
【0004】このとき、上記アドレスバッファ200の
信号を入力するATD回路(AddressTrans
itionDetector)500はアドレス信号が
変換(transition)するときに、これを感知
する信号を出力して上記センスアンプ回路600および
データラッチ回路700の入出力を制御する。図5で上
記ATD回路500の出力信号、すなわちアドレス変換
感知信号を利用してセンスアンプ回路600とデータラ
ッチ回路700との間の信号ラインを制御する従来の方
法が図6に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に図示のようにセ
ンスアンプ回路600とデータラッチ回路700との間
の一対のデータライン61、62上には各々PMOS型
となっている伝達トランジスタ63、64が設計されて
いる。上記伝達トランジスタ63、64のゲートはAT
D回路500の出力信号に連結されている。上記のよう
にATD回路500を利用した単純なセンスアンプ回路
600の出力を制御する従来の方法においては次のよう
な二つの問題点がある。第一に、センスアンプが出力を
送り出した後にまだエネイブルされている状態で、デー
タがI/Oパッド900を通じてチップ外部に出される
ときに、I/Oパッドでの“ロウ”→“ハイ”または
“ハイ”→“ロウ”状態への電圧スイングvoltag
eswing)によるノイズで、センスアンプが影響を
受けるようになるという点である。第二に、センスアン
プが出力を送り出した後に上記ATD信号等によって上
記センスアンプをディスエ―ブルさせる場合には、セン
スアンプの出力が出た以後からATD信号によってディ
スエーブルされる時点まで、センスアンプはアクティブ
状態にあるので、この間の動作消費電流を減少させるに
は限界がある。結果的に、センスアンプは、センスアン
プから出力される時点とI/Oパッドでデータが最終的
に読み出される時点が適切に分離されなければ、I/O
パッドからセンスアンプに誘起されるノイズと、センス
アンプ動作のための消費電流を減少することができな
い。
【0006】したがって、本発明の目的は半導体メモリ
ー装置におけるセンスアンプが、入出力パッドから誘起
されるノイズに対して鈍感となるようにセンスアンプの
出力を調整する回路を提供することにある。本発明のま
た他の目的は動作時の消費電流を最小にしうるようにセ
ンスアンプの出力を制御する回路を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、選択されたメモリーセルから読み出さ
れたデータを感知増幅して出力するためのセンスアンプ
回路と、入出力パッドと連結されたデータラッチ回路を
具備したセンスアンプの出力制御回路において、上記セ
ンスアンプから出力される一対のデータの状態を感知す
るセンスアンプ出力状態感知手段と、アドレス変換を感
知する信号と上記センスアンプ出力状態感知手段の出力
を入力して所定の制御信号を発生する制御信号発生手段
と、上記センスアンプ回路とデータラッチ回路との間に
連結され、上記制御信号発生手段の出力に応答する伝達
手段とから構成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。図1は本発明におけるセンスアンプ出力制御回路6
10の一つの実施例を示す回路図である。図1における
上記図5または図6の構成と同一な部分に対しては同一
の符号を使用する。図1において図示のようなセンスア
ンプ回路600とデータラッチ回路700との間にセン
スアンプ出力制御回路610が設計されている。上記出
力制御回路610内のデータライン対601、602と
の間にはデータラインの等化のためのPMOSトランジ
スタ620が連結されており、そのゲートにはデータラ
イン等化信号603が印加される。上記データライン等
化信号603は、一般的な半導体メモリー装置で使用す
る信号を使用しうる。各データライン601及び602
にはインバータ630及び640と、PMOSとなって
いる伝達トランジスタ650及び660とが位置して、
データラッチ回路700とセンスアンプ回路600を連
結している。上記データライン対601、602に各々
ある第1接続ノード605と第2接続ノード606を入
力端とするセンスアンプ出力状態感知用の排他的NOR
(XNOR)ゲート670と、上記XNORゲート67
0の出力607とATD信号を入力とするNORゲート
680が上記インバータ630、640と伝達トランジ
スタ650、660との間に設計されている。上記NO
Rゲート680の出力608はセンスアンプ回路600
と伝達トランジスタ650、660のゲー卜に供給され
る。
【0009】図2は上記図1に図示されたXNORゲ―
ト670の内部回路図であり、図3はそれによる真理表
である。XNORゲートは図2の回路動作から知り得る
ように2個の入力605、606がすべて“0”状態ま
たは“1”状態である場合に、トランスミッションゲー
ト673または674が交代に動作して常に“1”を出
力し、上記入力605、606が相互に異なる論理状態
を持つ場合にのみ“0”を出力する。
【0010】図4は本発明によるセンスアンプ出力制御
動作を示すタイミング図である。図4のタイミング図に
おいて参照文字(A)はセンスアンプ回路600の出力
に連結されたデータライン601、602の電位状態を
示し、(B)はデータライン等化信号603を、(C)
は第1または第2接続ノードの電位状態を、(D)はX
NORゲート670の出力電位を、(E)はNORゲー
ト680の出力電位を示し、(F)はATD信号604
のレベルを各々示す。
【0011】では、上記図4の動作タイミング図によっ
て本発明の一実施例を詳細に説明する。まず、図1の回
路においてデータライン等化信号603はATD信号6
04と同様にATD回路(図示されていない)のアドレ
ス信号が変換するときエネイブルされる信号である。ま
た、上記センスアンプ回路600と伝達トランジスタ6
50、660はNORゲート680の出力608(E)
が“ロウ”状態であるとき共にエネブルされる。データ
ライン等化信号603(B)が“ロウ”状態となると、
等化用PMOSトランジスタ620が導通してデ―タラ
イン対601、602は(1/2)Vccレベルに等化
(equalization)される。これは、センス
アンプ回路600が、アドレス信号の変換によって選ば
れたメモリセルの電圧を感知、増幅し、そしてデータラ
イン601と602は、センスアンプの最初の出力発生
の後の次の動作のために等化されるという動作を意味
し、このような動作は一般的なメモリー装置において使
用される方式である。
【0012】上記データライン601、602が(1/
2)Vccレベルに等化されると、インバーター63
0、640を通過した信号、すなわち第1接続ノード6
05及び第2接続ノード606(C)は整形された“ロ
ウ”状態になる。これは、上記インバータ630、64
0が(1/2)Vccレベルに対して“ハイ”状態の入
力トリップレベルをもつためであることを知り得る。
【0013】上記第1及び第2接続ノード605、60
6の電位が“ロウ”状態であると、XNORゲート67
0の出力607(D)は図2又は図3から知り得るよう
に“ハイ”状態になる。この時、NORゲート680は
“ロウ”状態の出力(E)を発生してセンスアンプ回路
600及び伝達トランジスタ650、660のゲートに
印加する。“ロウ”状態のNORゲート680の出力
(E)によって、センスアンプ回路600はエネイブル
されてデータ感知増幅動作をし、上記伝達トランジスタ
650、660はセンスアンプ回路600とデータラッ
チ回路700を連結させる。このときにセンスアンプ回
路600の出力になるデータライン601、602
(A)は等化されている状態であり、これはデータラッ
チ回路700の出力端の状態をフローティング状態に置
くので、この期間中にセンスアンプ回路600が内部で
データ感知増幅動作中であっても1/Oパッド等で誘起
されるノイズから影響を受けないことを知り得る。
【0014】その後に、センスアンプ回路600の感知
増幅動作が同じであるとして出力される直前に、上記デ
ータライン等化信号603(B)が“ロウ”状態となっ
てセンスアンプ回路600の出力が上記データライン6
01、602(A)上で有効な電圧信号を示すことにな
る。インバーター630、640を通過した信号は第2
電圧ノード605、606(C)の電位を“ハイ”及び
“ロウ”、または“ロウ”及び“ハイ”状態に作る。そ
れにより、XNORゲート670の出力607(D)は
“ロウ”状態となる。このときのATD信号604
(F)は“ロウ”状態であるので、NORゲート680
の出力608(E)は“ハイ”状態になる。
【0015】ここで、上記ATD信号604(F)は前
述のように選択されたメモリーセルからデータを読み出
すために外部のアドレス信号が変換するとき、これを感
知して発生される信号であるので、上記データライン6
01、602(A)のデータ出力状態が終了される前
と、データが出力される前の所定時間の間にのみ“ハ
イ”状態としてディスエーブルされる。
【0016】結果的に、上記NORゲート680の出力
608(E)の出力が“ハイ”状態であるので、センス
アンプ回路600及び伝達トランジスタ650、660
はディスエーブル状態になる。すなわち、上記センスア
ンプ回路600から読出しデータが出た直後からセンス
アンプ回路600がディスエーブルされることは勿論の
こと、上記伝達トランジスタ650、660のターンオ
フによって1/Oパッド等の出力端からも完全に遮断さ
れる。一方、上記伝達トランジスタ650、660がタ
ーンオフされても読出しデータはデータラッチ回路70
0にすでに記憶された状態にある。
【0017】さらに、ATD信号604(F)は、読出
しサイクルでアドレス信号が変換すると“ハイ”状態を
一定時間維持するため、これによってNORゲート68
0の出力608(E)が常に“ロウ”状態になる。これ
は、センスアンプ回路600の出力が有効な読出しデー
タになることによって出力データ感知用であるXNOR
ゲート670の出力607(D)が出力される、そのと
きまでのみI/Oパッドの影響が及ぶようにするためで
ある。さらに、上記XNORゲ―ト670の出力607
(D)がセンスアンプの有効な出力データを感知した時
点で、それによってNORゲート680の出力608
(E)が決定されるようにすることによって、適切なセ
ンスアンプ回路600の出力を制御することができるよ
うになる。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明は、センスアンプ回
路の有効な出力データが発生したときに、この出力デー
タの状態を感知して上記センスアンプ回路をディスエー
ブルさせ、I/Oパッド等の最終出力端から上記センス
アンプ回路の出力端を隔離することによって、センスア
ンプ回路の不必要な動作消費電流とI/Oパッド等から
誘起されるノイズによる影響を最小化し得る効果があ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリー装置のセ
ンスアンプに関するもので、特にセンスアンプの出力を
制御してセンスアンプの動作を最適化させうるセンスア
ンプの出力制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリー装置は、大量の情報を記
憶する部分(メモリーセル群)、指定された場所に情報
を選択的に貯蔵したり読み出されるようにする選択部分
(デコーダー等)、入出力される情報の信号状態を感知
する部分(センスアンプ等)、そして情報が通過する部
分(データバス等)とから構成されており、それらをな
るべく小さい面積に収容し、なおかつ、大容量の情報貯
蔵機能を持つようにするとともに、その動作速度の改善
および不必要な消費電力を減少させようとする問題が開
発の関心になっている。
【0003】特に、上記情報を感知する部分、すなわち
センスアンプは選択されたメモリーセルで読み出された
情報を電圧差をもって充分に増幅してデータ出力バッフ
ァーに送る機能を持っている。従って、このセンスアン
プがどのくらい最適時間内で適切に動作するかによって
全体的なメモリー装置の動作効率が決定されると言うこ
とができる。図5は一般的な半導体メモリー装置の構成
を概略的に示したブロック図である。図5のメモリー装
置において、アドレスバッファ200を通じてCMOS
レベル(ハイ状態;5ボルト、ロウ状態;0ボルト)に
変換されたアドレス信号がロウデコーダー300および
カラムデコーダー400に供給される。そして、ロウデ
コーダー300およびカラムデコーダー400によって
メモリーセルアレイ100内のメモリーセルが選択され
る。選択されたメモリーセルからデータが読み出されて
くると、これはセンスアンプ回路600、データラッチ
回路700からデータ出力バッファ800を経てI/O
パッド900で出力される。
【0004】このとき、上記アドレスバッファ200の
信号を入力するATD回路(Address Tran
sition Detector)500はアドレス信
号が変換(transition)するときに、これを
感知する信号を出力して上記センスアンプ回路600お
よびデータラッチ回路700の入出力を制御する。図5
で上記ATD回路500の出力信号、すなわちアドレス
変換感知信号を利用してセンスアンプ回路600とデー
タラッチ回路700との間の信号ラインを制御する従来
の方法が図6に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に図示のようにセ
ンスアンプ回路600とデータラッチ回路700との間
の一対のデータライン61、62上には各々PMOS型
となっている伝達トランジスタ63、64が設計されて
いる。上記伝達トランジスタ63、64のゲートはAT
D回路500の出力信号に連結されている。上記のよう
にATD回路500を利用した単純なセンスアンプ回路
600の出力を制御する従来の方法においては次のよう
な二つの問題点がある。第一に、センスアンプが出力を
送り出した後にまだエネイブルされている状態で、デー
タがI/Oパッド900を通じてチップ外部に出される
ときに、I/Oパッドでの“ロウ”→“ハイ”または
“ハイ”→“ロウ”状態への電圧スイング(volta
ge swing)によるノイズで、センスアンプが影
響を受けるようになるという点である。第二に、センス
アンプが出力を送り出した後に上記ATD信号等によっ
て上記センスアンプをディスエーブルさせる場合には、
センスアンプの出力が出た以後からATD信号によって
ディスエーブルされる時点まで、センスアンプはアクテ
ィブ状態にあるので、この間の動作消費電流を減少させ
るには限界がある。結果的に、センスアンプは、センス
アンプから出力される時点とI/Oパッドでデータが最
終的に読み出される時点が適切に分離されなければ、I
/Oパッドからセンスアンプに誘起されるノイズと、セ
ンスアンプ動作のための消費電流を減少することができ
ない
【0006】したがって、本発明の目的は半導体メモリ
ー装置におけるセンスアンプが、入出力パッドから誘起
されるノイズに対して鈍感となるようにセンスアンプの
出力を調整する回路を提供することにある本発明のまた
他の目的は動作時の消費電流を最小にしうるようにセン
スアンプの出力を制御する回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、選択されたメモリーセルから読み出さ
れたデータを感知増幅して出力するためのセンスアンプ
回路と、入出力パッドと連結されたデータラッチ回路を
具備したセンスアンプの出力制御回路において、上記セ
ンスアンプから出力される一対のデータの状態を感知す
るセンスアンプ出力状態感知手段と、アドレス変換を感
知する信号と上記センスアンプ出力状態感知手段の出力
を入力して所定の制御信号を発生する制御信号発生手段
と、上記センスアンプ回路とデータラッチ回路との間に
連結され、上記制御信号発生手段の出力に応答する伝達
手段とから構成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。図1は本発明におけるセンスアンプ出力制御回路6
10の一つの実施例を示す回路図である。図1における
上記図5または図6の構成と同一な部分に対しては同一
の符号を使用する。図1において図示のようなセンスア
ンプ回路600とデータラッチ回路700との間にセン
スアンプ出力制御回路610が設計されている。上記出
力制御回路610内のデータライン対601、602と
の間にはデータラインの等化のためのPMOSトランジ
スタ620が連結されており、そのゲートにはデータラ
イン等化信号603が印加される。上記データライン等
化信号603は、一般的な半導体メモリー装置で使用す
る信号を使用しうる。各データライン601及び602
にはインバータ630及び640と、PMOSとなって
いる伝達トランジスタ650及び660とが位置して、
データラッチ回路700とセンスアンプ回路600を連
結している。上記データライン対601、602に各々
ある第1接続ノード605と第2接続ノード606を入
力端とするセンスアンプ出力状態感知用の排他的NOR
(XNOR)ゲート670と、上記XNORゲート67
0の出力607とATD信号を入力とするNORゲート
680が上記インバータ630、640と伝達トランジ
スタ650、660との間に設計されている。上記NO
Rゲート680の出力608はセンスアンプ回路600
と伝達トランジスタ650、660のゲートに供給され
る。
【0009】図2は上記図1に図示されたXNORゲー
ト670の内部回路図であり、図3はそれによる真理値
表である。XNORゲートは図2の回路動作から知り得
るように2個の入力605、606がすべて“0”状態
または“1”状態である場合に、トランスミッションゲ
ート673または674が交代に動作して常に“1”を
出力し、上記入力605、606が相互に異なる論理状
態を持つ場合にのみ“0”を出力する。
【0010】図4は本発明によるセンスアンプ出力制御
動作を示すタイミング図である。図4のタイミング図に
おいて参照文字(A)はセンスアンプ回路600の出力
に連結されたデータライン601、602の電位状態
を、(B)はデータライン等化信号603を、(C)は
第1または第2接続ノードの電位状態を、(D)はXN
ORゲート670の出力電位を、(E)はNORゲート
680の出力電位を、(F)はATD信号604のレベ
ルを、各々示す。
【0011】では、上記図4の動作タイミング図によっ
て本発明の一実施例を詳細に説明する。まず、図1の回
路においてデータライン等化信号603はATD信号6
04と同様にATD回路(図示されていない)のアドレ
ス信号が変換するときエネイブルされる信号である。ま
た、上記センスアンプ回路600と伝達トランジスタ6
50、660はNORゲート680の出力608(E)
が“ロウ”状態であるとき共にエネイブルされる。デー
タライン等化信号603(B)が“ロウ”状態となる
と、等化用PMOSトランジスタ620が導通してデー
タライン対601、602は(1/2)Vccレベルに
等化(equalization)される。これは、セ
ンスアンプ回路600が、アドレス信号の変換によって
選ばれたメモリセルの電圧を感知、増幅し、そしてデー
タライン601と602は、センスアンプの最初の出力
発生の後の次の動作のために等化されるという動作を意
味し、このような動作は一般的なメモリー装置において
使用される方式である。
【0012】上記データライン601、602が(1/
2)Vccレベルに等化されると、インバーター63
0、640を通過した信号、すなわち第1接続ノード6
05及び第2接続ノード606(C)は整形された“ロ
ウ”状態になる。これは、上記インバータ630、64
0が(1/2)Vccレベルに対して“ハイ”状態の入
力トリップレベルをもつためであることを知り得る。
【0013】上記第1及び第2接続ノード605、60
6の電位が“ロウ”状態であると、XNORゲート67
0の出力607(D)は図2又は図3から知り得るよう
に“ハイ”状態になる。この時、NORゲート680は
“ロウ”状態の出力(E)を発生してセンスアンプ回路
600及び伝達トランジスタ650、660のゲートに
印加する。“ロウ”状態のNORゲート680の出力
(E)によって、センスアンプ回路600はエネイブル
されてデータ感知増幅動作をし、上記伝達トランジスタ
650、660はセンスアンプ回路600とデータラッ
チ回路700を連結させる。このときにセンスアンプ回
路600の出力になるデータライン601、602
(A)は等化されている状態であり、これはデータラッ
チ回路700の出力端の状態をフローティング状態に置
くので、この期間中にセンスアンプ回路600が内部で
データ感知増幅動作中であってもI/Oパッド等で誘起
されるノイズから影響を受けないことを知り得る
【0014】その後に、センスアンプ回路600の感知
増幅動作が同じであるとして出力される直前に、上記デ
ータライン等化信号603(B)が“ロウ”状態となっ
てセンスアンプ回路600の出力が上記データライン6
01、602(A)上で有効な電圧信号を示すことにな
る。インバーター630、640を通過した信号は第2
電圧ノード605、606(C)の電位を“ハイ”及び
“ロウ”、または“ロウ”及び“ハイ”状態に作る。そ
れにより、XNORゲート670の出力607(D)は
“ロウ”状態となる。このときのATD信号604
(F)は“ロウ”状態であるので、NORゲート680
の出力608(E)は“ハイ”伏態になる。
【0015】ここで、上記ATD信号604(F)は前
述のように選択されたメモリーセルからデータを読み出
すために外部のアドレス信号が変換するとき、これを感
知して発生される信号であるので、上記データライン6
01、602(A)のデータ出力状態が終了される前
と、データが出力される前の所定時間の間にのみ“ハ
イ”状態としてディスエーブルされる。
【0016】結果的に、上記NORゲート680の出力
608(E)の出力が“ハイ”状態であるので、センス
アンプ回路600及び伝達トランジスタ650、660
はディスエーブル状態になる。すなわち、上記センスア
ンプ回路600から読出しデータが出た直後からセンス
アンプ回路600がディスエーブルされることは勿論の
こと、上記伝達トランジスタ650、660のターンオ
フによってI/Oパッド等の出力端からも完全に遮断さ
れる。一方、上記伝達トランジスタ650、660がタ
ーンオフされても読出しデータはデータラッチ回路70
0にすでに記憶された状態にある。
【0017】さらに、ATD信号604(F)は、読出
しサイクルでアドレス信号が変換すると“ハイ”状態を
一定時間維持するため、これによってNORゲート68
0の出力608(E)が常に“ロウ”状態になる。これ
は、センスアンプ回路600の出力が有効な読出しデー
タになることによって出力データ感知用であるXNOR
ゲート670の出力607(D)が出力される、そのと
きまでのみI/Oパッドの影響が及ぶようにするためで
ある。さらに、上記XNORゲート670の出力607
(D)がセンスアンプの有効な出力データを感知した時
点で、それによってNORゲート680の出力608
(E)が決定されるようにすることによって、適切なセ
ンスアンプ回路600の出力を制御することができるよ
うになる。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明は、センスアンプ回
路の有効な出力データが発生したときに、この出力デー
タの状態を感知して上記センスアンプ回路をディスエー
ブルさせ、I/Oパッド等の最終出力端から上記センス
アンプ回路の出力端を隔離することによって、センスア
ンプ回路の不必要な動作消費電流とI/Oパッド等から
誘起されるノイズによる影響を最小化し得る効果があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/34 353 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択されたメモリーセルから読み出され
    たデータを感知増幅して出力するためのセンスアンプ回
    路と入出力パッドと連結されたデータラッチ回路を具備
    したセンスアンプの出力制御回路において、 上記センスアンプ回路から出力される一対のデータの状
    態を感知するセンスアンプ出力状態感知手段670と、 アドレス変換を感知する信号と上記センスアンプ出力状
    態感知手段670の出力を入力して所定の制御信号60
    8を発生する制御信号発生手段680と、 上記センスアンプ回路とデータラッチ回路との間に連結
    され、上記制御信号発生手段680の出力に応答する伝
    達手段650、660とから構成して、上記制御信号発
    生手段680の出力が上記センスアンプ回路に復帰され
    ることを特徴とするセンスアンプの出力制御回路。
  2. 【請求項2】 前記センスアンプ出力状態感知手段67
    0は上記センスアンプ回路の出力データ対が相互に反対
    の論理状態をもつ場合に上記センスアンプ回路および伝
    達手段650、660を同時にディスエーブルさせうる
    信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のセン
    スアンプの出力制御回路。
  3. 【請求項3】 前記センスアンプ出力状態感知手段67
    0が上記一対のデータを入力する排他的NORゲートで
    構成されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    に記載のセンスアンプの出力制御回路。
  4. 【請求項4】 前記制御信号発生手段680が上記セン
    スアンプ出力状態感知手段670の出力とアドレス変換
    を感知する信号を入力するNORゲートで構成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のセンスアンプの出力制
    御回路。
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