JPH07121003B2 - ジッタのある信号の時間差測定回路 - Google Patents

ジッタのある信号の時間差測定回路

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JPH07121003B2
JPH07121003B2 JP63134095A JP13409588A JPH07121003B2 JP H07121003 B2 JPH07121003 B2 JP H07121003B2 JP 63134095 A JP63134095 A JP 63134095A JP 13409588 A JP13409588 A JP 13409588A JP H07121003 B2 JPH07121003 B2 JP H07121003B2
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jitter
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clock
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はジッタのある信号のジッタ量を補正するための
時間差測定回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、ジッタのある信号のジッタ量を補正するために利
用される時間差を測定する回路では、ジッタのある信号
に同期引き込みをするクロック再生回路においてジッタ
のある信号と再生クロックとの位相差を常時測定し、こ
の位相差の進み分と遅れ分の累積値が同じになるように
再生クロックの位相差を制御し、この再生クロックによ
ってたたき直されたデータの時間差を測定することによ
りジッタの影響を排除していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のジッタのある信号の時間差測定回路は、
ジッタのある信号と再生クロックとの位相差を縮めるの
に時間がかかるため、ジッタのある信号がバースト的で
かつタイミングを示すコードが信号の先頭に近い部分に
ある場合には、ジッタの平均化を十分に行わないクロッ
クによりたたき直されたデータによって時間差が測定さ
れることになり、ジッタによる誤差が大きくなるという
問題がある。
本発明はジッタによる誤差を排除することができる時間
差測定回路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のジッタのある信号の時間差測定回路は、ジッタ
のある入力信号の受信開始から同期引き込みをし、同期
引き込み完了後フリーラン状態として再生クロックを出
力するクロック再生回路と、このフリーラン状態とされ
た再生クロックと前記入力信号から再生信号を出力する
データ再生回路と、この再生信号と入力信号とを比較し
て両者の位相差を測定しかつこれを累積するジッタ量測
定回路と、再生信号に含まれるタイミングコードを利用
して時間差を測定する時間差測定回路と、ジッタ量測定
回路の出力値からジッタ平均値を求め、この値に基づい
て時間差測定回路で得られた時間差を補正して正しい時
間差を得る制御回路とを備えている。
〔作用〕
上述した構成では、同期引き込みをした後の再生クロッ
クに基づいて再生信号を求め、かつこの再生信号からジ
ッタ量の平均値と時間差を測定し、この後にジッタ量の
平均値に基づいて測定した時間差を補正して正しい値を
得る。
〔実施例〕
次に、本発明を図面に参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。クロック再
生回路2はクロック発振器1のクロックを分周してジッ
タのある入力信号aに同期したクロックを再生し、再生
クロックbを作り出している。この場合、クロック再生
回路2では、ジッタのある信号を受信したときに、受信
開始直後から同期引き込みを開始し、この同期引き込み
が完了した後にはこの引き込みを停止してフリーラン状
態でクロックを発生させるように構成している。
データ再生回路3は入力信号aを再生クロックbによっ
てたたき直し、ジッタのない再生信号cを作り出してい
る。
ジッタ量測定回路4は、ジッタのある入力信号aとジッ
タのない再生信号cの位相差を測定し、入力信号aの進
みを正,遅れを負として累積し、データバス7を通して
制御回路6へ結果を通報する。
時間差測定回路5はジッタのない再生信号cの中からタ
イミングを示すコードを探し出し、バースト的な入力信
号aの信号と信号間の時間差を測定し、データバス8を
通して測定結果を制御回路6へ通報する。
制御回路6は、前記ジッタ量測定回路4からのジッタ量
累積値を得た上で、これを平均化してジッタ平均値を求
める。また、このジッタ平均値を利用して、時間差測定
回路5から得られた時間差を補正し、正しい時間差を得
るように構成している。なお、この制御回路6からクロ
ック再生回路2には同期引き込みの許可と禁止の制御信
号eが出力される。
第2図は入力信号aのバースト的なタイミングと、タイ
ミングコードtの位置を示すタイミング図である。入力
信号aはa1,a2,a3,a4の部分だけに信号があるバース
ト信号であり、バースト信号a1に時間差測定開始のタイ
ミングを示すコードが含まれ、バースト信号a3に時間差
測定終了のタイミングを示すコードが含まれている。時
間差測定回路5はタイミングコードtsとtTの時間差を測
定する。
第3図は第2図のバースト信号aを拡大した図と、時間
差測定のタイミングtを拡大した図を示す。a11はクロ
ック再生回路2が入力信号aによって同期引き込みをし
ているタイミングを示し、a12は同期引き込みを完了し
て同期引き込みをやめてフリーラン状態となっているタ
イミングを示す。時間差測定のスタート又はストップの
タイミングts(tT)はa12のタイミングの中にあるものと
し、ジッタ量測定回路はa12のタイミング中のみジッタ
の累積を行う。
第4図はタイミングa12の一部分を拡大したもので、ジ
ッタ量測定回路の動作タイミングを示す。bはフリーラ
ン状態になったクロック再生回路2の出力である再生ク
ロック、cは再生クロックbにより入力信号aをたたき
直した再生信号、c′はこの再生信号cから想定される
入力信号aとの比較用タイミング信号である。また、d
はこの比較用タイミング信号c′と入力信号aとの位相
差J0,J1を測定した信号である。即ち、ジッタ測定回路
4は、比較用タイミング信号c′に対して入力信号aが
進んでいる場合の位相J0を正とし、逆に遅れている場合
の位相J1を負として測定を行い、かつこれらの累積をと
り、その結果を信号dとして制御回路6へ通報する。制
御回路6はジッタ測定回路4の累積結果を測定回数で除
して平均値を算出し、この算出値に基づいて時間差測定
回路5の測定結果を補正する。
即ち、ジッタ平均値Jaは次式で示される。
ここで、Jnは各ジッタの測定値、bは測定回数である。
第2図において、a1の部分のジッタ平均値をJaS、a3
分のジッタ平均値をJaTとする。但し、いずれも進みの
場合を+、遅れの場合を−とする。この場合、各平均値
JaS、JaTはJaS≠JaTの関係にある。
そして、tsとtTの時間差をtSTとすれば、補正された時
間差tは、 t=tST+JaS−JaT となる。
なぜならば、時刻tsとtTとを比較し、時刻tsの方が過去
とすれば、 tST=tT−tS である。ところが、tT及びtSはジッタを含んでおり、正
確な時刻ではない。
それぞれの時刻を補正すると、 tS=tS−JaS tT=tT−JaT になる。
したがって、 t=(tT−JaT)−(tS−JaS) =tST+JaS−JaT となる。
これにより、タイミングコードtS,tTが入力信号aの先
頭近傍に存在している場合でも、このタイミングコード
によって先に測定した時間差を、後に平均化されたジッ
タ量に基づいて補正することができ、結果として十分に
平均化されたジッタ量に基づいて時間差が測定されるこ
とになる。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、同期引き込みをした後の
再生クロックに基づいて再生信号を求め、かつこの再生
信号からジッタ量の平均値と時間差を測定し、後にこの
ジッタ量の平均値に基づいて時間差を補正しているの
で、タイミングコードが信号の先頭近傍にある場合で
も、時間差測定後にジッタ量を平均化した上でこれを補
正できるので、ジッタによる誤差を排除できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は第1図を応用したジ
ッタを含むバースト信号間の時間差測定のタイミング
図、第3図は第2図の一部を拡大したタイミング図、第
4図は第3図の更に一部における信号波形図である。 1…クロック再生回路、2…クロク発振器、3…データ
再生回路、4…ジッタ量測定回路、5…時間差測定回
路、6…制御回路、7,8…データバス、a…入力信号、
b…再生クロック、c…再生信号、c′…比較用タイミ
ング信号、d…ジッタ量測定信号、e…同期引き込み許
可・禁止制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジッタのある入力信号の受信開始から同期
    引き込みをし、同期引き込み完了後フリーラン状態とし
    て再生クロックを出力するクロック再生回路と、このフ
    リーラン状態とされた再生クロックと前記入力信号から
    再生信号を出力するデータ再生回路と、この再生信号と
    前記入力信号とを比較して両者の位相差を測定しかつこ
    れを累積するジッタ量測定回路と、前記再生信号に含ま
    れるタイミングコードを利用して時間差を測定する時間
    差測定回路と、前記ジッタ量測定回路の出力値からジッ
    タ平均値を求め、この値に基づいて前記時間差測定回路
    で得られた時間差を補正して正しい時間差を得る制御回
    路とを備えたことを特徴とするジッタのある信号の時間
    差測定回路。
JP63134095A 1988-05-31 1988-05-31 ジッタのある信号の時間差測定回路 Expired - Fee Related JPH07121003B2 (ja)

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JPH05102953A (ja) * 1991-10-03 1993-04-23 Sharp Corp ビツト同期装置
JP2710525B2 (ja) * 1992-11-05 1998-02-10 株式会社フジクラ ジッタ抑制回路
JP4734130B2 (ja) * 2005-01-31 2011-07-27 株式会社日立国際電気 基地局間同期システムおよび方法
JP4629462B2 (ja) * 2005-03-08 2011-02-09 三菱電機株式会社 最適位相識別回路

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