JPH0614639B2 - 同期引込み装置 - Google Patents

同期引込み装置

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JPH0614639B2
JPH0614639B2 JP60185867A JP18586785A JPH0614639B2 JP H0614639 B2 JPH0614639 B2 JP H0614639B2 JP 60185867 A JP60185867 A JP 60185867A JP 18586785 A JP18586785 A JP 18586785A JP H0614639 B2 JPH0614639 B2 JP H0614639B2
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JP
Japan
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sampling clock
synchronization signal
bit synchronization
phase
pulse
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隆一 池田
貞二 岡本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、飛び飛びに、すなわちバースト状に到来する
シリアルデータの受信機に係わり、特に、該シリアルデ
ータ中の情報データを抽出するために、該シリアルデー
タ中のビット同期信号に同期したサンプリングクロック
を発生する同期引込み装置に関する。
〔発明の背景〕
伝送効率を高めるために、複数種類のデータを同一チャ
ンネルで伝送することが行なわれる。たとえば、無線電
話システムにおいては、通話期間以外では、チャンネル
が空になることから、通話の合間に所望データをこのチ
ャンネルで伝送できる。かかるデータとしては、セルラ
無線機がある基地局に対する受信領域から他の基地局に
対する受信領域へ移ったときのセルラ無線機のチャンネ
ル切換えのためのデータ、電話番号を表わすデータなど
がある。このような伝送方式においては、通話によって
途切れることになるから、データはシリアルに並列され
た一連のビットパルスからなり(かかるデータをシリア
ルデータという)、バースト状に(飛び飛びに)伝送さ
れる。
このように飛び飛びに伝送されるシリアルデータを受信
する受信機においては、このシリアルデータから情報デ
ータを抽出して処理するために、このシリアルデータに
同期したサンプリングクロックを形成する必要があり、
しかも、このサンプリングクロックは飛び飛びに受信さ
れるシリアルデータ毎に同期しなければならない。
このために、第5図(a)に示すように、各シリアルデー
タA毎にビット同期信号Sが付加されている。なお、
IDは情報データである。このビット同期信号Sはシ
リアルデータの先頭に付加され、第5図(b)に示すよう
に、充分に多いn個の一定周期の一連のパルスで構成さ
れている。受信機では、このビット同期信号に同期した
サンプリングクロックを形成し、これでもってシリアル
データAからの情報データの抽出や処理を行なう。
かかるサンプリングクロックを形成するための同期引込
み装置は、ビット同期信号SYとサンプリングクロックと
の位相差を検出し、この位相差でもってサンプリングク
ロックの位相を補正するようにしたPLL(フェーズ・
ロック・ループ)を用いるのが一般的であり、このPL
Lには、アナログ処理を行なうアナログPLLとディジ
タル処理を行なうディジタルPLLとがある。
アナログPLLによる同期引込み装置においては、この
アナログPLLを構成する素子の精度や温度特性などに
より、処理動作に誤差が生ずることがあり、これによっ
てサンプリングクロックが正確にビット同期信号SYに同
期しなくなると、シリアルデータ4から情報データを正
しく抽出することができなくなるから、形成されるサン
プリングクロックの位相調整が必要となるという欠点が
ある。
これに対して、ディジタルPLLによる同期引込み装置
は、全てディジタル処理が行なわれているために、素子
の精度や温度特性などによって影響されることがない。
しかし、従来は、サンプリングクロックのジッタを少な
くするために、サンプリングクロックの1波長当りの位
相の変化量を大きくすることができないようにしてい
る。そこで、受信されたシリアルデータ中のビット同期
信号SYとサンプリングクロックとの位相差が大きいと、
サンプリングクロックの位相をわずかずつ変化させてビ
ット同期信号SYの位相に合わせなければならず、このた
めに、同期引込み時間が非常に長くなるという欠点があ
った。
この欠点を解消するために、リセットパルスによって強
制的にサンプリングクロックの位相をビット同期信号SY
に同期させるようにした同期引込み装置が提案された。
これを第6図によって説明するが、同図はその同期引込
み装置を示すブロック図であって、1は入力端子,2は
位相比較器,3はディジタルフィルタ,4はデコーダ,
5はプログラマブルカウンタ,6は発振器,7はBPF
(バントパスフィルタ),8はレベル検出器,9はリセ
ットパルス発生器,10は出力端子である。
第6図において、シリアルデータAのうちのビット同期
信号SYは入力端子1から入力され、位相比較器2,BP
F7およびリセットパルス発生器9に供給される。ま
た、発振器6が発生する基準パルスφsはプログラマブ
ルカウンタ5に供給される。プログラマブルカウンタ5
は可変分周器であり、これによって分周された基準パル
スφsは、サンプリングクロックDとして、出力端子1
0および位相比較器2に供給される。
位相比較器2は、ビット同期信号SYが供給されると、こ
のビット同期信号SYに対するサンプリングクロックDの
位相遅れや位相進みを検出し、位相遅れの場合には位相
遅れパルスφlを、位相進みの場合には位相進みパルス
φpを夫々出力する。ディジタルフィルタ3はアップダ
ウンカウンタであって、位相遅れパルスφlをアップカ
ウントして位相進みパルスφpをダウンカウントし、一
定数カウントアップする毎に位相遅れ信号を、一定数カ
ウントダウンする毎に位相進み信号を夫々発生する。
デコーダ4はプログラマブルカウンタ5の最大カウント
値を設定して分周比を設定するものであり、ディジタル
フィルタ3から位相遅れ信号あるいは位相進み信号が供
給されると、プログラマブルカウンタ5の分周比を変化
させる。
このように、プログラマブルカウンタ5の分周比がデコ
ーダによって変化すると、サンプリングクロックDの繰
り返し周波数が変化する。これによってサンプリングク
ロックDの繰り返し周波数をビット同期信号SYのパルス
の繰り返し周波数に一致させるのである。ビット同期信
号SYの期間が終ると、デコーダ4によるプログラマブル
カウンタ5の分周比は固定する。
サンプリングクロックDの位相をビット同期信号SYに同
期させるために、プログラマブルカウンタ5はリセット
パルス発生器9からのリセットパルスCでリセットされ
るが、このリセットパルスCの形成動作を第7図のタイ
ミングチャートを用いて説明する。なお、同図におい
て、夫々の信号には第6図で対応する信号に付した符号
をつけている。
入力端子1からのビット同期信号SYはBPE7を通過
し、レベル検出器8で整流されてビット同期信号SYの平
均レベルに応じた検出信号Bが出力される。リセットパ
ルス発生器9は、レベル検出器8から検出信号Bが供給
されると、その後の最初に供給されるビット同期信号SY
を形成するパルスの立上りエッジでリセットパルスCを
発生する。このリセットパルスCでプログラマブルカウ
ンタ5がリセットされるために、サンプリングクロック
Dの立上りエッジがビット同期信号SYを構成するいずれ
かのパルスの立上りエッジに一致する。第7図では、サ
ンプリングクロックDの立上りエッジがビット同期信号
SYの2番目のパルスの立上りエッジに一致するように、
サンプリングクロックDが位相制御された場合を示して
いる。
以上のように、プログラマブルカウンタ5の分周比がデ
コーダ4によって変化し、また、このプログラマブルカ
ウンタ5がリセットパルス発生器9からのリセットパル
スCによってリセットされることで、出力端子10にビ
ット同期信号SYに同期したサンプリングクロックDが得
られ、しかも、このリセットによって強制的にサンプリ
ングクロックDの位相が任意の大きさで変化されるもの
であるから、迅速の同期引込みがなされるのである。
ところで、かかる従来の同期引込み装置は、ビット同期
信号SYのいずれかのパルスの立上りエッジを検出し、こ
の立上りエッジに合うようにサンプリングクロックの位
相を変化させるものであるから、第8図に示すように、
入力されたビット同期信号がジッタを含むと、このジッ
タに応じたタイミングでリセットパルスCが発生し、こ
れによってサンプリングクロックDの位相が決められて
しまうことになる。このために、第8図に示すように、
ビット同期信号SYのジッタ量が大きいパルスの立上りエ
ッジでリセットパルスCが発生すると、サンプリングク
ロックDがシリアルデータA中の情報データID(第5
図)ビットパルス列に全く位相同期しなくなる。
このように、入力されるシリアルデータAのビット同期
信号SYが有するジッタによってサンプリングクロックD
の位相が影響を受け、高速引込み効果が得られないとい
う問題があった。同様にして、ビット同期信号SY中にノ
イズがあると、これによってもサンプリングクロックD
の位相が影響を受けることになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、シリアル
データ中のビット同期信号が有するジッタやノイズの影
響を低減し、サンプリングクロックを該ビット同期信号
に迅速かつ確実に同期させることができるようにした同
期引込み装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、発振器からの基
準パルスを可変分周器で分周してサンプリングクロック
とし、該サンプリングクロックとシリアルデータに付加
されているビット同期信号とのパルス毎の位相関係に応
じて該可変分周器の分周比を制御し、該サンプリングク
ロックをビット同期信号に周波数同期させ、また、該サ
ンプリングクロックと該ビット同期信号とのパルス毎の
位相差を複数個分平均化して、該ビット同期信号に含ま
れるジッタやノイズによる影響を低減した平均位相差を
得、該平均位相差に応じたタイミングで該可変分周器を
リセットすることにより、該該サンプリングクロックを
該ビット同期信号に位相同期させる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による同期引込み装置の1実施例を示す
ブロック図であって、11はゲート,12はインバー
タ,13はカウンタ,14は位相差検出器,15はアン
ドゲート,16は積算器,17はレジスタ,18はリセ
ットパルス発生器であり、第3図に対応する部分には同
一符号をつけて重複する説明を省略する。
第1図において、入力端子1からビット同期信号SYが供
給されると、第6図で先に説明したように、レベル検出
器8は検出信号Bを出力する。たとえば、R−S型フリ
ップフロップからなるゲート11は、この検出信号Bを
受けると、リセットパルス発生器18からリセットパル
スCを受けるまでの期間デコーダ4の出力を停止させ
る。これにより、プログラマブルカウンタ5は、リセッ
トパルスCによってリセットされるまでは、固有の分周
比が設定される。このために、プログラマブルカウンタ
5がリセットパルスCでリセットされるまでの期間で
は、サンプリングクロックDK繰返し周波数と位相は、
ビット同期信号SYの夫々と異なるが、一定に保持され
る。しかし、この期間、デコーダ4は、ディジタルフィ
ルタ3からの位相進み信号あるいは位相遅れ信号によ
り、プログラマブルカウンタ5の設定すべき分周比のデ
ータを形成するための動作を行なっている。
次に、リセットパルスCの形成動作を第2図のタイミン
グチャートを用いて説明する。
ビット同期信号SYとサンプリングクロックDとは位相差
検出器14にも供給される。この位相差検出器14は、
たとえばR−S型フリップフロップからなり、サンプリ
ングクロックDの立上りエッジで立上り、次のビット同
期信号SYの立上りエッジで立上り、次のビット同期信号
SYの立上りエッジで立下がるパルスを形成する。このパ
ルスの時間幅はビット同期信号SYの立上りエッジに対す
るサンプリングクロックDの位相差を表わすものであ
り、このパルスを位相差信号Eということにする。
位相差信号Eはゲート信号としてアンドゲート15に供
給され、そのパルス期間発振器6からの基準パルスφs
がアンドゲート15を通過する。したがって、位相差信
号Eの1パルス期間にアンドゲート15を通過する基準
パルスφの数は、ビット同期信号とサンプリングクロ
ックDとの位相差に応じた値である。
アンドゲート15の出力信号Fは積算器16に供給され
る。積算器16はアップカウンタからなり、レベル検出
器8からの検出信号Bの立上りエッジでリセットされ、
アンドゲート15を通過した基準パルスφs毎にアップ
カウントする。位相差検出器14から位相差信号Eが出
力される毎に、積算器16はアンドゲート15を通過し
た基準パルスφsを順次アップカウントするから、ビッ
ト同期信号SYが入力されて後、位相差検出器14で出力
された位相差信号Eのパルス幅に応じた値が積積される
ことになる。この積積器16の積積値Nはレジスタ17
に供給される。
一方、ゲート11の出力はインバータ12で反転され、
信号Gとしてカウンタ13に供給される。これにより、
ゲート11に検出信号Bが供給されてから(すなわち、
ビット同期信号SYが入力されてから)リセットパルス発
生器18がリセットパルスCを発生するまでの期間だ
け、カウンタ13は動作状態となる。カウンタ13は、
動作を開始すると、プログラマブルカウンタ5からのサ
ンプリングクロックDをカウントし、9個目のサンプリ
ングクロックDが供給された時点(すなわち、9個目の
サンプリングクロックDの立上りエッジ)で出力信号H
を発生する。
この信号Hはレジスタ17とリセットパルス発生器18
とに供給される。レジスタ17はこの信号Hの立上りエ
ッジで積積器16の積積値Nを取り込んで保持する。カ
ウンタ13が動作を開始して9個のサンプリングクロッ
クDが供給された時点までには、位相差検出回路14か
ら8回位相差信号Eが出力されるから、レジスタ17に
は、これら8個の位相差信号Eのパルス幅の合計幅を表
わす積積値NRが保持されることになる。
レジスタ17はこの積積値NRを1/8倍して出力する。こ
れは位相差検出器14で検出される8個の位相差信号E
の平均のパルス幅を表わしており、また、ビット同期信
号SYとサンプリングクロックDの平均位相差を表わして
いる。このように、積積値NRを1/8倍する方法として
は、たとえば、この積算値NRの下位3ビットを除き、レ
ジスタ17から積算値NRを下位方向に3ビットシフトす
るように取り出せばよい。
レジスタ17から出力される平均位相差の値(以下、平
均位相差値という) はリセットパルス発生器18に供給され、サンプリング
クロックDの立上りエッジからこの平均位相差値 に相当する時間だけ遅れてリセットパルスCが形成され
る。
このリセットパルスCはプログラマブルカウンタ5をリ
セットし、サンプリングクロックDの位相を平均位相差
値に相当する時間だけ遅らせる。これによって、サンプ
リングクロックDの位相はシリアルデータAのビット同
期信号の位相に合わせられる。
また、リセットパルスCはゲート11にも供給され、そ
の出力信号が反転してデコーダ4からデータを出力させ
るとともに、カウンタ13の動作を禁止する。これによ
り、サンプリングクロックDの繰り返し周波数がビット
同期信号SYの繰り返し周波数に合うように、プログラマ
ブルカウンタ5の分周比が設定される。すなわち、リセ
ットパルスCが発生したときには、デコーダ4にはプロ
グラマブルカウンタ5に設定すべき分周比のデータが得
られており、プログラマブルカウンタ5は、リセットパ
ルスCによってリセットされるのをほぼ同時に、デコー
ダ4の出力データによって所定の分周比が設定される。
このように、サンプリングクロックDとビット同期信号
SYとの平均の位相差によってサンプリングクロックDの
位相を制御するものであるから、ビット同期信号SYにジ
ッタやノイズが含まれていても、上記平均の位相差はこ
れらによる影響が低減され、これらにほとんど影響され
ることなくサンプリングクロックDはビット同期信号SY
に同期する。
第3図は第1図におけるリセットパルス発生器の一具体
例を示すブロック図であって、19はゲート信号発生
器,20はアンドゲート,21はカウンタ,22は比較
器である。
第4図は第3図の各部の信号のタイミングチャートであ
り、第3図での信号に対応する信号には同一符号をつけ
ている。
第3図および第4図において、ゲート信号発生器19
は、カウンタ13(第1図)の出力信号Hとプログラム
カウンタ5(第1図)からサンプリングクロックDが供
給され、信号Hの立上りエッジ(時刻t1)後の最初のサ
ンプリングクロックDの立上りエッジ(時刻t2)で立上
がるゲート信号Iを出力する。このゲート信号Iはアン
ドゲート20に供給され、これによって、発振器6(第
1図)からの基準パルスφsがアンドゲート20を通っ
てカウンタ21に供給される。カウンタ21はこの基準
パルスφsをカウントし、そのカウント値は比較器22
でレジスタ17(第1図)からの平均位相差値 と比較される。
カウンタ21のカウント値は基準パルスφsが供給され
るとともに増加し、このカウント値と平均位相差値 とが一致すると(時刻t3)、比較器22はリセットパル
スCを発生する。このリセットパルスCの発生タイミン
グは、サンプリングクロックDの立上りエッジよりも平
均位相差値 に相当する期間遅れており、したがって、サンプリング
クロックDの立上りよりも入力されるシリアルデータA
のビット同期信号とサンプリングクロックDとの平均位
相差だけ遅れている。この結果、このリセットパルスC
てプログラマブルカウンタ5(第1図)をリセットする
ことにより、ビット同期信号SYに含まれるジッタやノイ
ズに影響されることなく、サンプリングクロックDはビ
ット同期信号SYに位相同期する。
比較器22で発生したリセットパルスCは、また、ゲー
ト信号発生器19およびカウンタ21に供給されてこれ
らをリセットする。これにより、次にカウンタ13(第
1図)の出力信号Hがゲート信号発生器19に供給され
るまで、リセットパルス発生器18は動作を停止する。
なお、この実施例においては、レジスタ17からリセッ
トパルス発生器18に供給される平均位相差値を、位相
差検出器14から得られる8個の位相差信号Eのパルス
幅の合計に応じた値の平均値としたが、本発明はこれだ
けに限るものではない。この平均位相差値をより多くの
位相差信号Eから得ることにより、ビット同期信号SY
含まれるジッタやノイズの影響がより低減されることは
いうまでもない。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、発振器からの基
準パルスを分周してサンプリングクロックを生成する可
変分周器の分周比を、該サンプリングクロックと順次検
出されるビット同期信号の各ビットとの位相関係に応じ
て変化されるから、該サンプリングクロックの周波数を
該ビット同期信号の周波数に迅速かつ確実に同期させる
ことができるし、また、該ビット同期信号と該サンプリ
ングクロックとの位相差の平均値に応じたタイミングで
該可変分周器をリセットするものであるから、該ビット
同期信号に含まれるジッタやノイズに影響されることな
く、該サンプリングクロックの位相を迅速かつ確実に該
ビット同期信号の位相に同期させることができるもので
あって、シリアルデータがバースト状に到来し、到来す
る各シリアルデータ毎に周波数や位相が異なっていて
も、夫々のシリアルデータに周波数、位相が同期したサ
ンプリングクロックを迅速かつ確実に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による同期引込み装置の一実施例を示す
ブロック図,第2図はその動作説明のためのタイミング
チャート,第3図は第1図におけるリセットパルス発生
器の一具体例を示すブロック図,第4図はその動作説明
のためのタイミングチャート,第5図はバースト状のシ
リアルデータの一例を示す説明図,第6図は従来の同期
引込み装置の一例を示すブロック図,第7図および第8
図はその動作説明のためのタイミングチャートである。 1……シリアルデータ入力端子,5……プログラマブル
カウンタ,6……発振器,10……サンプリングクロッ
ク出力端子,13……カウンタ,14……位相差検出
器,15……アンドゲート,16……積算器,17……
レジスタ,18……リセットパルス発生器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−105905(JP,A) 特開 昭53−82102(JP,A) 特開 昭56−36249(JP,A) 特公 昭60−10468(JP,B2) 特公 昭60−2815(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バースト状に順次到来するシリアルデータ
    毎に、該シリアルデータの直前に付加されているn(但
    し、nは正の整数)個のパルスからなるビット同期信号
    から、該シリアルデータのサンプリングクロックを再生
    する同期引込み装置であって、 基準パルスを発生する発振器と、 該基準パルスを分周し、該サンプリングクロックを発生
    する可変分周器と、 該ビット同期信号の各パルスを該サンプリングクロック
    と位相比較し、これらの位相関係に応じて該可変分周器
    の分周比を変化させるための分周比制御手段と、 該ビット同期信号の開始から各パルス毎に該サンプリン
    グクロックとの位相差を検出し、該ビット同期信号のm
    周期分(但し、m≦n)の該位相差の平均値を検出する
    平均位相差検出手段と、 該ビット同期信号の入力があってからm番目の該サンプ
    リングクロックよりも該平均位相差検出手段からの平均
    値に応じた時間遅れたタイミングでのみ、リセットパル
    スを発生するリセットパルス発生器と を有し、該リセットパルスによって該可変分周器をリセ
    ットすることにより、該サンプリングクロックを該ビッ
    ト同期信号に位相同期させ、かつ、該分周比制御手段に
    よって該可変分周器の分周比を変化させることにより、
    該サンプリングクロックを該ビット同期信号に周波数同
    期させることを特徴とする同期引込み装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項において、 前記分周比制御手段は、前記リセットパルスのタイミン
    グで前記可変分周器の分周比を前記位相関係に応じて変
    化させることを特徴とする同期引込み装置。
JP60185867A 1985-08-26 1985-08-26 同期引込み装置 Expired - Lifetime JPH0614639B2 (ja)

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JPS6247235A JPS6247235A (ja) 1987-02-28
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