JPS62115974A - デジタル同期回路 - Google Patents

デジタル同期回路

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JPS62115974A
JPS62115974A JP25528385A JP25528385A JPS62115974A JP S62115974 A JPS62115974 A JP S62115974A JP 25528385 A JP25528385 A JP 25528385A JP 25528385 A JP25528385 A JP 25528385A JP S62115974 A JPS62115974 A JP S62115974A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野〕 この発明はデジタルテレビジョン受像機の水平同期回路
として用いられるデジタル同期回路に関する。
[発明の技術的背景] 最近の半導体技術の進歩により家庭用テレビジョン受像
機においても、ビデオ信号以降の信号処理をデジタル化
するテレビジョン受像機が実用化されている。このデジ
タルテレビジョン受像機は、色復調の容易さなどからサ
ンプリングクロックの周波数は、色副搬送波周波数の4
倍に選び、カラーバースト信号に位相同期させる場合が
多い。
NTSC信号の場合でこのサンプリングクロック周波数
は約14.3M Hz、周期70nsecである。デジ
タルテレビジョンはこのサンプリングクロックをシステ
ムの基本クロックとして動作するものであるが、水平同
期回路においては、この基本クロックの1クロック分の
70nsecのジッタでさえも画面に大きな悪影響を与
える。このため水平同期回路における位相検出、水平ド
ライブパルス発生部の動作をこの基本クロック以上の高
精度で行ない、ジッタの少ない水平同期回路が望まれて
いる。
[発明の目的] この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、デジタ
ル水平同期回路をそのシステムの基本クロック以上の精
度で動作させることができ、同期再生におけるジッタを
低減し、かつ集積化に適したデジタル同期回路を提供す
ることを目的とする。
[発明の概要] この発明は、第1図に示すように同期回路で使用される
同期信号と、システムの基本となるサンプリングクロッ
クとの間の位相誤差情報を検出するにあたって、遅延素
子を用いた検出を行なう場合、その遅延素子自体のオフ
セットをモニタにより検出し、この検出情報により更に
高い精度の同期信号位相補正を得られるようにするもの
である。
[発明の実施例] 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す入力端子11には、アナログビデオ信号A
VSが供給され、この信号はアナログデジタル変換器1
2においてデジタルビデオ信号DVSに変換される。ア
ナログデジタル変換器12においては、サンプリングク
ロックφSが用いられ、本実施例では色副搬送波周波数
の4倍に選ばれている。またこのサンプリングクロック
φSは、システム全体の基本クロックとなる。デジタル
ビデオ信号DVSは、同期分離回路14及び水平−クロ
ック間位相検出回路19に供給される。
同期分離回路14は、デジタルビデオ信号DVSと同期
分離レベルsepとの比較を行ない同期信号を分離し、
複合同期信号C3を出力する。複合同期信号C3が供給
される水平同期検出回路17は、水平同期検出信号II
sを分離し、水平−クロック間位相検出回路19及び水
平位相誤差検出回路24に供給する。水平−クロック間
位相検出回路19は、水平同期検出信号Itsが得られ
たとき、デジタルビデオ信号DVS及び同期分離レベル
SEPの値から所定の演算を行ないサンプリングクロッ
ク周期内の水平同期信号の位相成分を検出し、これを位
相補正信号C8Δτとして出力する。(この位相補正信
号C3Δτを得る手段は第2図、第3図で説明される)
デジタル制御発振器21は、水平カウンタ出力信号HC
TRと水平カウンタ補正信号HCΔτを発生する。水平
位相誤差検出回路24は、水平同期検出信号IIs及び
位相補正信号C3Δτと、水平カウンタ出力信号If 
CT R及び水平カウンタ補正信号+1CΔτを入力と
し、検出された水平同期信号とデジタル制御発振器の出
力との位相を比較し、水平位相誤差信号II S E 
Rを発生する。水平位相誤差信号H3ERは、水平ルー
プフィルタ26に導かれる。水平ループフィルタ26は
フィードバックループ制御が安定に行われるようにこの
制御に時定数を与えるものであり、水平周期信号HSP
Sを出力する。水平周期信号H3P5は、デジタル制御
発振器21に導入され、発振器の周期を制御する。水平
周期信号It S P Sは、デジタル制御発振器21
に供給され発振周期を制御する。(このループに付いて
は第4図において詳しく説明する)。以上の制御ループ
はデジタル制御発振器21の出力信号がデジタルビデオ
信号中の水平同期信号に対し所定の位相となるように動
作し、この場合、位相補正信号C8Δτを用いた同期修
正とともに、デジタル制御発振器21内部の水平カウン
タ自身のオフセットによる狂いも水平カウンタ補正信号
HeΔτにより修正される。
フライバック−クロック間位相検出回路28は、サンプ
リングクロックφSとの位相関係の定まっていない水平
フライバックパルスIIFBを入力とし、このフライバ
ックパルスHPHのサンプリングクロックφSに対する
位相成分をインバータゲートで構成されるゲート遅延素
子を用い検出し、フライバックパルスHFBをサンプリ
ングクロックφSに同期化させた信号POTを得るとと
もにサンプリングクロックφSに対する位相成分PBΔ
τを得る。
(このフライバック−クロック間位相検出回路28の具
体的構成は第5図で説明する)。
ゲートディレィモニタ回路32は、ゲート遅延素子出力
とサンプリングクロックφS周期との関係をモニタし、
遅延口が所定量有るか否がを示すディレィ量モニタ信号
GDNを出力する。このゲートディレィモニタ回路32
の構成は第7図で説明する。
ディレイ−クロック単位補正回路34は、ゲートディレ
ィの段数分で現わされる位相成分FBΔτを、ディレィ
量モニタ信号GDNによりクロックφS周期を1とした
場合の少数分となるように単位補正し、フライバック位
相補正信号PBΔτ1を出力する。つまり、先のディレ
ィ量モニタ信号GDNが予め決められた量と異なる場合
は、ゲートディレィの段数分で現わされる位相成分FB
Δτも遅延素子のために狂いが生じていることになるか
ら、その補正が行われる。
フライバック位相誤差検出回路36は、水平カウンタ出
力信号11 CT R及び水平カウンタ補正信号11C
Δτを基準とし、水平画面位置制御信号II P 11
とフライバックパルスIIFB及びフライバック位相補
正信号FBΔτ1の間の位相誤差を検出し、フライバッ
ク位相誤差信号FPEI?を発生する。フライバックル
ープフィルタ39は、フライバック位相誤差信号FPE
Rに時定数を与え水平ドライブ−フライバックパルス間
位を目制御信号DI’Bを発生する。水平ドライブ位相
発生回路41は、水平カウンタ出力信号II CT R
及び水平カウンタ補正信号HCΔτを基準とし、水平画
面位置制御信号HP Hと水平ドライブ−フライバック
パルス間位相制御信号DPBに従い、水平ドライブ立上
がりタイミング信号HDHと水平ドライブ−クロック間
位相補正信号HDCRを発生する。この水平ドライブ−
クロック間位相補正信号IDCRは、クロック−ディレ
ィ単位補正回路44に供給される。このクロック−ディ
レィ単位補正回路44は、サンプリングクロック周期を
1とした少数分で現わされる水平ドライブ−クロック間
位相補正信号II OCRを、ゲートディレィの段数に
変換し、水平ドライブ−クロック間位相信号IDcRI
を得る。水平ドライブパルス発生回路46は、クロック
単位の水平ドライブ立上がりタイミング信号II D 
Hと水平ドライブ−クロック間位相信号110CRIで
示される位相で、また水平振幅制御信号HPWで示され
る幅で水平ドライブパルスl(Dを発生する。
以下第1図の主要な回路部を更に詳細に説明する。
第2図は水平同期信号の立上がり部分を示している。デ
ジタルビデオ信号DVSはアナログ的に示している。こ
こで実際にデジタルビデオ信号DVSの値として得られ
るのはサンプリングクロックφSの立上がり部分の値B
のみである。従って複合同期信号C8は、サンプリング
クロ・ツクφSに同期して立上がり、また、複合同期信
号C9から検出される水平同期検出信号H8も同じ位相
で得られる。
しかしビデオ信号が実際に同期分離レベルSEPを横切
ったと思われる時刻はこれよりC8Δτだけ前である。
このC3Δτを検出し水平同期信号の位相検出の補正を
行なえば正確度が向上する。
第3図は上記のC8Δτを検出する水平−クロ・ツク間
位相検出回路19である。分離レベルクロス点検出回路
50は、水平同期検出信号Itsが検出されたとき、デ
ジタルビデオ信号DVSから同期分離レベルをクロスし
た直前の値をA1直後の値をBとして出力する。クロッ
ク間位相演算回路53は、信号A、B、同期分離レベル
SEPを用いて次の演算を行なう。
CSΔτ−(B−8EP)/(B−A)ここではビデオ
信号の同期分離レベル前後の傾きは一定であるという近
似をしており、この演算によりクロック周期を1とした
ときの少数分の位相成分として位相補正信号C8Δτを
得ることができる。
第4図は第1図のデジタル制御発振器21、水平位相誤
差検出回路24及び水平ループフィルタ2・6のブロッ
クを示している。デジタル制御発振器21は、水平周期
信号If S P Sにより、発振の周期が制御される
全デジタル型の発振器である。水平周期信号HS P 
Sは、クロック単位の周期整数分(上位ピッ1−)27
1とクロック単位未満の周期少数骨(下位ビット)27
2に分けられる。周期少数骨272は、加算器101と
ラッチ回路102で構成される積分回路に供給される。
加算器101のキャリー出力103は加算器104のキ
ャリー人力に供給される。加算器104は、周期整数分
271と水平標準周期値105及びキャリー出力103
を加算する。水平標準周期値105は、水平周期信号I
I S P Sがゼロの場合に標準的なビデオ信号の周
期となるように設定されている。加算器104の出力1
06は一致検出回路107において水平カウンタ出力信
号II CT Rとの一致が取られ水平カウンタリセッ
ト信号108を発生する。水平カウンタリセット信号1
08は水平カウンタ109をリセットし、゛また同時に
前述のラッチ回路102にクロックを供給する。例えば
周期少数骨272の値が0.25とすれば、加算器10
1のキャリー出力103は4水平周期に1回“1“とな
りクロックφSを基本クロックとする水平周期を1クロ
ック分補正する。そしてラッチ回路102の出力の水平
カウンタ捕正信号llCΔτは、水平カウンタ出力信号
11cTRのクロックφS周期未満の誤差分を示す。
水平位相誤差検出回路24には、水平カウンタ出力信号
+1cTRと、水平カウンタ捕正信号+1cΔτと、水
平−クロック間位相検出回路19からの水平同期検出信
号IIsと、位相補正信号C8Δτが供給されている。
この水平位相誤差検出回路24は、水平同期検出回路1
7で検出された水平同期検出信号IIsと、デジタル制
御発振器21との位相誤差を高精度で求めて水平カウン
タ109の水平カウンタ出力信号II CT Rの位相
をクロック周期より高精度で制御するようにするもので
ある。ラッチ回路110は水平同期検出信号JISが発
生したとき水平カウンタ出力信号+1CTRの値をラッ
チする。ラッチ回路110の出力111は減算ri11
2に供給され、位相補正信号C3Δτを減算され、この
結果はさらに減算器113に供給され水平カウンタ補正
信号11CΔτを減算される。従って、水平同期検出信
号Itsの検出時点を水平カウンタ出力信号の値に置換
え、かつ、前記検出時点と水平カウンタ109自身の位
相誤差をクロックφS周期未満で修正することになる。
減算器113の出力は減算器114に供給され、水平カ
ウンタ目標位相t(r c f’が減算される。減算器
114の出力116は、リミッタ117に供給され誤差
の大きい信号が制限され、水平位相誤差信号II S 
E Rとしてループフィルタ26に供給される。
ループフィルタ26は、フィードバックループ系の安定
度、収束時間等を決定する。この実施例では、入力の水
平位相誤差信号HS E Rに対し、係数乗算器118
で係数aを乗算し加算器119とラッチ回路120で積
分したものと、水平位相誤差信号H8ERに対し係数乗
算器121で係数すを乗算したものとを加算器122で
加算している。加算器122の出力123はリミッタ1
24を介して水平周期信号II S P Sとしてデジ
タル制御発振器21に供給される。リミッタ124は水
平周期信号II S P Sを、デジタル制御発振器2
1の発振周期の対応範囲内のレベルに制限するためのも
のである。
以上のフィードバックループ制御により、第11図に示
すようにデジタル発振器の出力が水平カウンタ目標値t
(r e fとなる位相に水平同期検出信号H3が位置
するようになる。
第5図は第1図のフライバック−クロック間位相検出回
路28の具体的回路を示している。フライバックパルス
HFBはゲートディレィ回路200に供給される。ゲー
トディレィ回路20.0は、インバータのゲート遅延素
子を28個直列接続して構成されている。これは本実施
例ではクロック周期に対応するゲートディレィの段数を
最大28段と想定したためである。このゲート遅延素子
の単位遅延量は、集積化を考えた場合素子のばらつき、
温度変化等で変化することが考えられるが、ここでは1
ゲート遅延がクロックφS周期の1/20の遅延量の場
合を考える。ラッチ回路202はクロックφSの立上が
りのタイミングでゲートディレィの出力d1〜d28を
ラッチする。そして、1個目のゲート遅延素子の出力d
lのラッチ出力は、フライバックパルスHPBをサンプ
リングクロックφSに同期化させた信号FBTとして導
出される。この信号FBTは更にラッチ回路203に供
給され、クロックφSの反転信号でラッチされる。そし
てラッチ回路203の出力204はラッチ回路205の
ラッチパルスとして利用される。このラッチ回路205
の27ビツトの内容は計数回路206に供給される。計
数回路206は27ビツトの中の1の個数を数え、結果
をゲートディレィ単位のフライバック−クロック間位相
情報、つまり、クロックφSに対する位相成分PBΔτ
として出力する。
第6図はフライバック−クロック間位相検出回路28の
タイミングチャートの例を示す。フライバックパルスI
IFBの位相検出は、1個目のゲートディレィ出力d1
を基準として行われる。図の例ではゲートディレィ出力
dllまでが1”となっており、これがフライバックパ
ルスI(PI3のクロックφSに対する遅延情報となる
。つまり、クロックφSに対する位相成分PBΔτは1
0単位ゲート分であることを示している。(単位ゲート
遅延未満は切捨てられる)。このように、フライバック
パルスHPBは、クロックφSに同期化した信号FBT
と、クロックφSに対するずれを示す位相成分PBΔτ
とに分けられる。
次に第1図のゲートディレィモニタ回路32について、
第7図、第8図、第9図を参照して説明する。第7図は
ゲートディレィモニタ回路32の回路ブロックを示して
いる。ゲートディレィ回路300は、例えば31個のゲ
ート遅延素子で構成され、集積化する場合は他のゲート
ディレィ回路の近くに構成され、相互のディレィ量の差
を無視できるように図られる。ゲートディレィ回路30
0の入力としては、サンプリングクロックφSが利用さ
れ、各ゲート遅延素子の出力dl〜d31はラッチ回路
301に供給される。ラッチ回路301はタイミング発
生回路302からのタイミング信号303で、各ゲート
遅延素子の出力di−d31をラッチし、その出力を並
列シフトレジスタ308に供給する。第8図はゲート遅
延素子の出力d1〜d31をタイミング信号303でラ
ッチするようすを示している。タイミング信号303の
立上がり位相は、第8図に示した位相を中心とし±2ゲ
ートディレィ分程度の位相ずれを許容するように設計さ
れている。第8図のタイミングチャートの例ではゲート
ディレィ20段分がクロックφSの1周期に相当し、ラ
ッチ回路301の出力の値は、左から” 110000
000000111111盲110000ooooo 
’ となる。次にこのデータを用いてクロックφSの周
期はゲートディレィの何個分に相当するかの検出が行わ
れる。第7図のカウンタ304は、クロックφSをクロ
ックとする6ビツトのカウンタである。タイミング発生
回路302は、カウンタ出力305に従って、第9図の
タイミングチャートに示すように、タイミング信号30
3.306.307を発生する。タイミング信号306
は並列シフトレイジスタ308のロードパルスとして用
いられ、タイミング信号307はクロックとして用いら
れる。並列シフトレジスタ308は、32ビツトの並列
入力を直列出力に変換し、この出力309を第1立ち下
がり検出回路311及び第2立ち下がり検出回路311
に供給する。
第1立ち下がり検出回路310は、出力309の最初の
立ち下がりの時点でカウンタ304の内容をラッチする
。第2立ち下がり検出回路311は、出力309の2番
目の立ち下がりの時点でカウンタ304の内容をラッチ
する。第1、第2立ち下がり検出回路301.302の
ラッチ出力は減算器312に供給され、その差が算出さ
れる。第9図の例では第1立ち下がり検出回路310の
内容が“010010” (10進数では18)、第2
立ち下がり検出回路311内容が“100110” (
10進数では38)である。従って減算器312の出力
313は、この場合20となり、クロックφS周期に相
当するゲートディレィ段数と同じである。この値が予め
定めた値と異なる場合は、ディレィ素子の遅延量がオフ
セットしたことであり、他のゲートディレィ回路にも同
様なオフセットが生じているとみなせる。よってこの出
力313は、タイミング信号315のタイミングでラッ
チ回路314にラッチされ、ディレィ量モニタ信号GD
Nとして用いられる。このように、クロックφS周期に
相当するゲートディレィ量は常にモニタされることにな
る。
第10図は、第1図のディレイ−クロック単位補正回路
34、フライバック位相誤差検出回路36、フライバッ
クループフィルタ40、水平ドライブ位相発生回路41
、クロック−ディレィ単位補正回路44及び水平ドライ
ブ発生回路46の構成を更に詳しく示している。
この回路ループでは水平フライバックパルスII FB
の立上がりの位相を、水平画面位置制御信号II P 
11と一致させるように水平ドライブパルスの位相を制
御し、また水平ドライブパルスの幅を、水平ドライブパ
ルス幅制御信号+1Pνに従い制御している。第11図
は上記の回路の動作時の各部のタイミングチャートを示
している。ゲートディレィ単位の位相成分1)BΔτは
割算器400で、ディレィ量モニタ信号GDNで割算さ
れ、クロック単位の少数骨の値に変換され、フライバッ
ク位相補正信号FBΔτlとして出力されフライバック
位相誤差検出回路36に供給される。割算器400では
位相成分PBΔτで現わされるゲートディレィの段数骨
(ディレィ量)が、クロックφS周期に正規化されてい
ることになる。
つまり、1ゲート遅延素子のプレイ量をΔtとし、クロ
ックφS周期をTsとした場合にディレィ量モニタ信号
GDNは GDN = Ts/Δt であり、 FBΔr / GDN = FBΔτ×Δt/Ts  
となる。
フライバック位相誤差検出回路36のラッチ回路401
は、水平フライバックパルスIIFBのタイミングで、
水平カウンタ出力信号II CT Rをランチし、水平
フライバックパルスHPBのタイミングを水平カウンタ
の計数値としてとらえる。しかし、この値にはフライバ
ック位相補正信号FBΔτ1と水平カウンタ補正信号+
ICΔτ分が考慮されていない。
このためラッチ回路401の出力402からは、減算器
403にてフライバック位相補正信号FI3Δτ1が引
かれ、減算器404にて水平カウンタ補正信号11CΔ
τが引かれる。さらにその結果からは、減算器405に
て水平画面位置制御信号11 P 11が引かれる。こ
れにより水平フライバックパルス肝Bと水平画面位置制
御信号II P Hとの位相関係は、クロックφS周期
よりも細かく、かつゲートディレィ量のオフセット分を
も含めた精度で求められることになる。減算器405の
出力はリミッタ406を介してフライバック位相誤差信
号FPERとして導出され、フライバックループフィル
タ39の係数乗算器407に供給される。係数乗算器4
07では係数Cが乗算され、この結果の信号は加算′r
:r408とラッチ回路409で積分され、水平ドライ
ブ−フライバックパルス間位相制御信号DFBとして導
出される。水平ドライブ−フライバックパルス間位相制
御信号DFBは、減算器410において水平画面位置制
御信号HPHから引かれ、この結果に対して加算器41
1において水平カウンタ補正信号HCΔτが加算される
。従って水平ドライブ−フライバックパルス間位相制御
信号DPBが零ならば、そのままの水平画面位置制御信
号11PIIに対して水平カウンタ補正信号11cΔτ
が加算され、水平カウンタのもつ位相ずれ分が修正され
ることになる。加算器411の出力は水平ドライブパル
スIIDを発生させる位相を示しており、上位ビットの
整数分412は一致検出回路413に供給され、下位ビ
ットの少数骨は、水平ドライブ−クロック間位相補正信
号II OCRとしてクロック−ディレィ単位補正回路
44を構成する乗算器420に供給される。
一致検出回路413は、水平カウンタ出力信号HCT 
Rと、上位ビットの整数分412が一致したときに水平
ドライブ立上がりタイミング信号11DTを発生し水平
ドライブ幅カウンタ414のリセット端子に供給する。
比較器415は水平ドライブ幅カウンタ414の出力と
水平幅制御信号11Pνとを比較し、クロックφS単位
の水平ドライブパルス416を水平ドライブ立上がりタ
イミング信号11DTが得られた時点から水平幅制御信
号1(PWが指定する期間発生し、これをゲートディレ
ィ回路417に供給する。ゲートディレィ回路417は
、先のゲートディレィ回路200と同様に28段のゲー
ト遅延素子で構成され、28個のディレィ出力は418
は、選択回路419に供給される。一方、乗算器420
は水平ドライブ−クロック間位相補正信号HDCRとデ
ィレィ量モニタ信号GDNを乗算し、その結果を、デー
トディレィ単位の水平ドライブ−クロック間位相補正信
号110CRIとして出力する。
ここで選択回路419は、水平ドライブ−クロック間位
相補正信号110CRIの内容に従って、ゲートディレ
ィ段の出力を選択し、これを水平ドライブパルス110
として導出する。
この発明は特にゲートディレィモニタ回路32を用いる
ことに特徴を存する。サンプリングクロックφSを基本
にして動作し、かつゲートディレィ回路を用いるシステ
ムにおいて、遅延素子自体にオフセットが有った場合ま
たは生じた場合には、システムの同期関係に重要な影響
を与えることになる。しかしこの発明ではゲートディレ
ィモニタ回路32からのディレィ量モニタ信号GDNを
有効に活用するものである。
第12図は、実施例の中からフライバックパルスの正確
な位相データを得る構成を抽出して示している。このブ
ロックにおいて、水平カウンタ109からの信号HCT
 Rは完全に補正された正確なものとして説明する。フ
ライバック−クロック間位相検出回路28からは、クロ
ックφSに同期化した信号FBTと、クロックφSとフ
ライバックパルスHFBとのずれを示す位相成分PBΔ
τが得られる。水平カウンタ109の出力信号II C
T I?は、信号FBTのタイミングでラッチ回路40
1にラッチされるから、信号FBTのタイミングが水平
カウンタ109の計数内容で置換えられたことになる。
ラッチ回路401の出力は、位Ill成分FBΔτが考
慮されていないので、減算器403においてラッチ回路
401の出力から位相成分FBΔτを差引いてやればよ
い。しかしこの発明では、位相成分FBΔτ自体にも、
ディレィ素子による位相ずれ成分が含まれる可能性を考
慮にいれるもので、位相成分PBΔτを乗算器400に
通してから減算器403゛に供給している。乗算器40
0では、先にも説明したようにディレィ量モニタ信号G
DNを用いて、位相成分PBΔτの修正が行われる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によると、水平同期再生の
高精度化が可能であり、デジタル処理によ、ろ水平同期
再生のジッタを低減でき、またゲートディレィ回路のデ
ィレィ量の変化にも自動的に対応できるのでデジタル水
平同期回路の集積化を大幅に改善できた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は水平同期信号立上がり部のタイムチャート、第3図は
水平−クロック間位相検出回路のブロック図、第4図は
ディジタル制御発振器、水平位相誤差検出回路及び水平
ループフィルタのブロック図、相5図はフライバック−
クロック間位相検出回路のブロック図、第6図は第5図
の回路のタイミングチャート、第7図はゲートディレィ
モニタ回路のブロック図、第8図は第7図の回路のタイ
ミングチャート、第9図も第7図の回路のタイミングチ
ャート、第10図はディレイ−クロック単位補正回路、
フライバック位相誤差検出回路、フライバックループフ
ィルタ、水平ドライブ位相発生回路、クロック−ディレ
ィ単位補正回路及び水平ドライブ発生回路のブロック図
、第11図は水平同期回路の動作時のタイミングチャー
ト、第12図は第1図の回路の一部を取出して示す回路
図である。 12・・・アナログディジタル変換器、14・・・同期
分離回路、17・・・水平同期検出回路、19・・・水
平−クロック間位相検出回路、21・・・ディジタル制
御発振器、24・・・水平位相誤差検出回路、26・・
・水平ループフィルタ、28・・・フライバック−クロ
ック間位相検出回路、32・・・ゲートディレィモニタ
回路、34・・・フライバックループフィルタ、41・
・・水平ドライブ位相発生回路、200・・・ゲートデ
ィレィ回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 の く1       〉 r) へ 一一一−H−−−−−   立ち上91L層L(汀津1
303゛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナログビデオ信号を所定のサンプリングクロッ
    クにてデジタルビデオ信号に変換するアナログデジタル
    変換器と、 前記デジタルビデオ信号から水平同期信号を検出し水平
    同期検出信号を発生する水平同期検出回路と、 水平フライバック信号を入力とし、複数の遅延素子によ
    り水平フライバック遅延信号列を得るフライバックディ
    レイ回路と、 前記水平フライバック遅延信号列およびサンプリングク
    ロックを入力とし、前記サンプリングクロックに位相を
    同期化した水平フライバック同期化信号及びサンプリン
    グクロック周期内における前記水平フライバック信号の
    位相を前記遅延素子の段数で示す位相成分信号を得るフ
    ライバック−サンプリングクロック間位相検出回路と、 前記サンプリングクロックを遅延素子列に供給し、遅延
    素子のディレイ量と前記サンプリングクロック周期との
    関係をモニタし、ディレイ量信号を発生する遅延モニタ
    回路と、 前記位相成分信号を前記ディレイ量信号により前記サン
    プリングクロック単位に補正しフライバック修正出力を
    得るディレイ−クロック単位補正回路と、 前記水平同期検出信号、前記水平フライバック同期化信
    号、前記フライバック修正出力を入力とし、前記水平同
    期検出信号と水平フライバック同期化信号の位相関係を
    示すデータを発生しこのデータを前記フライバック修正
    出力で修正し、この結果として水平ドライブ−フライバ
    ックパルス間位相制御信号を導出する手段と、 前記水平ドライブ−フライバックパルス間位相制御信号
    と前記水平同期検出信号とを入力とし、前記水平同期検
    出信号の位相を前記水平ドライブ−フライバックパルス
    間位相制御信号により補正した水平ドライブ立上がりタ
    イミング信号を発生する手段と、 前記水平ドライブ立上がりタイミング信号を基準として
    水平ドライブパルスを発生する水平ドライブ発生手段と
    を具備したことを特徴とするデジタル同期回路。
  2. (2)前記水平同期検出信号は、水平カウンタからのカ
    ウンタ出力信号であり、前記水平ドライブ立上がりタイ
    ミング信号を発生する手段は、水平画面位置制御信号か
    ら前記水平ドライブ−フライバックパルス間位相制御信
    号を減算する減算器と、この減算器の出力と前記カウン
    タ出力信号が一致したときに前記水平ドライブ立上がり
    タイミング信号を得る一致検出回路を具備したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のデジタル同期回路
  3. (3)前記水平同期検出信号は、水平カウンタからのカ
    ウンタ出力信号であり、前記水平ドライブ立上がりタイ
    ミング信号を発生する手段は、水平画面位置制御信号か
    ら前記水平ドライブ−フライバックパルス間位相制御信
    号を減算する減算器と、この減算器の出力と前記カウン
    タ出力信号が一致したときに前記水平ドライブ立上がり
    タイミング信号を得る一致検出回路と、前記タイミング
    信号によりカウントを開始する水平ドライブ幅カウンタ
    と、この水平ドライブ幅カウンタの出力と水平振幅制御
    信号を比較し、一致したときにパルスを出力する比較器
    と、前記パルスが供給されたときからこのパルスを遅延
    した遅延量の異なる複数のパルスを作るゲートディレイ
    回路と、このゲートディレイ回路の前記複数のパルスの
    なかから、前記ディレイ量信号に比例したディレイ量の
    パルスを選択して最終的な水平ドライブパルスとする選
    択手段とを具備したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のデジタル同期回路。
JP25528385A 1985-11-14 1985-11-14 デジタル同期回路 Expired - Lifetime JPH0810904B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027282A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 同期分離回路
JP2010263378A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Fujitsu Ten Ltd 映像信号処理装置および映像信号処理方法

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JP2002027282A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 同期分離回路
JP2010263378A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Fujitsu Ten Ltd 映像信号処理装置および映像信号処理方法

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