JPH0746873B2 - A/d変換用のサンプリングクロツク発生回路 - Google Patents

A/d変換用のサンプリングクロツク発生回路

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JPH0746873B2
JPH0746873B2 JP59281673A JP28167384A JPH0746873B2 JP H0746873 B2 JPH0746873 B2 JP H0746873B2 JP 59281673 A JP59281673 A JP 59281673A JP 28167384 A JP28167384 A JP 28167384A JP H0746873 B2 JPH0746873 B2 JP H0746873B2
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幸三 神永
俊明 野口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばビデオ信号ディジタル化する場合に
おけるA/D変換用のサンプリングクロック発生回路に関
する。
〔従来の技術〕
複合カラービデオ信号をそのバースト信号に同期させて
サンプリングし、ディジタル化する場合、バースト信号
に基づくPLLを構成し、このPLL出力からサンプリングク
ロックを発生するようにしてサンプリングを行う構成だ
けでは、PLLのループフィルタの温度ドリフト等の影響
により、サンプリングクロックの位相とバースト信号の
位相との間に僅かな誤差が生じる。
そこで、カラービデオ信号をそのバースト信号に対して
固定された位相関係にあるサンプリングクロックでサン
プリングする場合、従来、A/D変換用のディジタルバー
ストデータの全部或いは複数個を用いてサンプリングク
ロックとの位相誤差を検出し、この検出結果に基づいて
位相誤差を補正することがなされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、A/D変換用のディジタルバーストデータの全部
或いは複数個を用いてサンプリングクロックとの位相誤
差を検出し、この検出結果に基づいて位相誤差を補正す
る構成の従来のA/D変換用のサンプリングクロック発生
回路は、複数のデータの位相誤差検出を行わなければな
らないため、構成が複雑になるという問題があった。
従ってこの発明の目的は、簡単な構成でカラービデオ信
号のバースト信号に対して固定された位相関係にあるサ
ンプリングクロックを発生することができるA/D変換用
のサンプリングクロック発生回路を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、入力カラービデオ信号のバースト位相に同
期したクロックを発生する回路5,6,7,8と、このクロッ
ク信号を移相回路9を介してA/Dコンバータ3のサンプ
リングクロックとし、A/Dコンバータ3の出力のバース
トデータの所定の位置のサンプルデータと基準のデータ
とを比較して位相ずれを検出し、この位相ずれを除去す
るように移相回路9の移相量を制御する回路11とからな
ることを特徴とするA/D変換用のサンプリングクロック
発生回路である。
〔作用〕
位相比較回路5、ローパスフィルタ6、VCO7、1/4分周
8とにより、PLLが構成される。このPLL出力が移相器9
を介してサンプリングクロックとしてA/Dコンバータ3
に供給される。A/Dコンバータ3の出力のバーストデー
タの所定の位置のサンプルデータと基準のデータ例えば
ペデスタルレベルのデータとが比較され、この比較出力
により位相づれが検出され、この位相づれを除去するた
めの制御信号がプロセッサ11から移相器9に供給され
る。これにより、サンプリングクロックとバースト信号
との位相関係が完全に固定される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。第1図において、1が入力端子を示し、複合カ
ラービデオ信号が入力端子1からローパスフィルタ2を
介してA/Dコンバータ3に供給されると共に、バースト
ゲート4に供給される。バーストゲート4により、ビデ
オ信号中からバースト信号が抜き取られ、このバースト
信号が位相比較回路5に供給される。
位相比較回路5、ローパスフィルタ6、VCO(電圧制御
発振回路)7、1/4分周回路8とによりPLLが構成されて
いる。位相比較回路5には、バーストゲート4の出力と
1/4分周回路8を介してVCO7の出力とが供給される。位
相比較回路5の出力がローパスフィルタ6を介してVCO7
に供給され、この位相比較出力により、VCO7の発振周波
数が制御される。
このPLLにより、VCO7からは周波数4fsc(fsc:カラーキ
ャリア周波数)の出力が得られる。この周波数4fscの出
力が1/4分周回路8に供給され、1/4分周回路8からは、
周波数fscの出力が取り出される。1/4分周回路8から取
り出される周波数fscの出力は、PLLの構成により形成さ
れたものであるので、バースト信号に同期している。
1/4分周回路8の出力が移相器9に供給される。移相器
9には、プロセッサ11から制御信号が供給され、この制
御信号により移相器9の移相量が可変される。移相器9
の出力が逓倍回路10に供給される。逓倍回路10により、
移相器9の出力の周波数が4倍され、周波数4fscのサン
プリングクロックが形成される。このサンプリングクロ
ックがA/Dコンバータ3に供給され、入力端子1からロ
ーパスフィルタ2を介してA/Dコンバータ3に供給され
たビデオ信号がディジタル化される。このディジタルカ
ラービデオ信号が出力端子12から取り出されると共に、
プロセッサー11に供給される。プロセッサ11により、デ
ィジタルカラービデオ信号データの1つから、バースト
信号の位相とサンプリングクロックの位相との誤差が検
出され、この誤差に応じた補正量が求められる。この補
正量に基づく制御信号がプロセッサ11から移相器9に供
給され、移相器9の移相量が制御される。
このように、補正量に基づいて移相器9の移相量が可変
されることで、サンプリングクロックとバースト信号と
の位相関係が完全に固定化される。
プロセッサ11によるバースト信号とサンプリングクロッ
クとの位相誤差の検出について以下に説明する。
第2図において、y1,y2,y3,y4……がサンプリングさ
れたバースト信号のサンプルデータを示し、x1,x2
x3,x4……が目標とする位相関係にあるサンプリングク
ロックによつてサンプリングされたバースト信号のサン
プルデータを示す。1/4分周回路8から取り出される出
力の周波数は、PLLの構成により得られるものであるか
ら、バースト信号に同期している。しかし、ループフィ
ルタの温度特性などによってA/Dコンバータ3に供給さ
れるサンプリングクロックとバースト信号との位相は、
第2図に示すように、僅かな差を生じる。
サンプリングクロックがバースト信号に対して目標とす
る位相関係にある場合、サンプリングデータx1,x2
x3,x4……の値は、ペデスタルレベルVpである。このペ
デスタルレベルVpは、所定の値である。従ってサンプル
データy1,y2,y3,y4……の夫々の値とペデスタルレベ
ルVpとの差を求めれば、サンプリングデータy1,y2
y3,y4……の夫々の値とサンプルデータx1,x2,x3,x4
……の夫々の値の差Δが求められ、これにより、サンプ
リングクロックとバースト信号との位相誤差と求めるこ
とができる。バースト信号は正弦波であるから、サンプ
ルデータy1,y2,y3,y4……の夫々の値とペデスタルレ
ベルVpとの比較を全てのサンプルデータについて行う必
要はなく、バースト信号から形成されたタイミングパル
スに基づいてバースト信号のサンプルデータの特性の1
個あるいは数個について行えばよい。
プロセッサ11は、上述のように、バースト信号中の1個
あるいは数個のサンプルデータとペデスタルレベルのデ
ータとを用いて、バースト信号とサンプルクロックとの
位相誤差を検出し、この誤差に応じた補正量を求めるも
のである。
A/Dコンバータ3のバースト信号中のデータからペデス
タルレベルVpのデータを減算して比較すると、一周期に
正の比較出力が2回取り出され、負の比較出力が2回と
りだされる。バースト信号とサンプリングクロックとの
位相誤差の検出には、この比較出力の中で、例えば正の
比較出力のうちで小さい値のデータが用いられる。
なお、バースト信号のサンプルデータの所定の1個を指
定するには、バースト信号から形成されたタイミングパ
ルスを用いるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、バースト信号中の1個あるいは数個
のサンプルデータを用いて、バースト信号とサンプリン
グクロックとの位相誤差を検出し、この検出出力により
バースト信号とサンプリングクロックとの位相を完全に
固定化させるものであるから、多数のデータについて位
相誤差検出を行う必要がなく、回路構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いる波形図である。 1:入力端子、3:A/Dコンバータ、7:VCO、9:移相器、11:
プロセッサ、12:出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧制御発振回路と、入力カラービデオ信
    号のバースト信号の位相と上記電圧制御発振回路の出力
    の位相との位相差を検出するための位相比較回路とを有
    し、上記位相比較回路の出力により上記電圧制御発振回
    路を制御して上記入力カラービデオ信号のバースト信号
    の位相に同期したクロック信号を発生する回路と、 このクロック信号を移相回路を介してA/Dコンバータの
    サンプリングクロックとし、 上記A/Dコンバータの出力のバーストデータの所定の位
    置のサンプルデータと基準のデータとを比較して位相ず
    れを検出し、この位相ずれを除去するように上記移相回
    路の移相量を制御する回路と からなることを特徴とするA/D変換用サンプリングクロ
    ック発生回路。
JP59281673A 1984-12-25 1984-12-25 A/d変換用のサンプリングクロツク発生回路 Expired - Fee Related JPH0746873B2 (ja)

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JPS61152129A JPS61152129A (ja) 1986-07-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3136522A1 (de) * 1981-09-15 1983-03-24 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren und anordnung zur digitalen regelung der phase des systemtaktes eines digitalen signalverarbeitungssystems

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JPS61152129A (ja) 1986-07-10

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