JP2912680B2 - デジタル位相同期装置 - Google Patents

デジタル位相同期装置

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JP2912680B2 JP2153622A JP15362290A JP2912680B2 JP 2912680 B2 JP2912680 B2 JP 2912680B2 JP 2153622 A JP2153622 A JP 2153622A JP 15362290 A JP15362290 A JP 15362290A JP 2912680 B2 JP2912680 B2 JP 2912680B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デジタルフェイズロックドループを改良し
たデジタル位相同期装置に関し、特に位相同期ループを
介さず入力信号をシーケンシャルに処理してこの処理信
号を復調回路に与える新規なデジタル位相同期装置に関
する。
[従来の技術] フェーズロックドループ(いわゆるPLL、以下PLLとい
う)装置をデジタル素子で構成したデジタルPLLは、ア
ナログPLLに比べて使用部品によるばらつきが少ない、
無調整で所望する特性が得られるなどの利点があり、近
時では多くの回路方式が提案されている。
第5図はオーディオテープレコーダにおける従来のデ
ジタルPLL装置のブロック図であり、第6図はその動作
を示すタイミングチャートである。第5図と第6図を参
照しつつ、従来の技術を説明する。
第5図において、デジタルPLL装置1のクロック信号
発振器2は、予め定められた一定周期で発振し、第6図
(1)に示されるクロック信号MCKを発生する。第6図
(2)に示される入力信号PBSGは、図示しない再生ヘッ
ドにより再生された信号であり、その周波数はクロック
信号MCKの1/N(Nは整数)にされている。
クロック信号発振器2で作成されたクロック信号MCK
は、分周器3で分周され、インバータ4で反転されて第
6図(3)に示されるPLLクロック信号PLLCKとして、第
1図のD形フリップフロップ回路(以下、D−FF回路と
いう)5のクロック入力端子ckに入力される。また第1
のD−FF回路5のデータ入力端子dには、入力信号PBSG
が入力される。これによって、第1のD−FF回路5は、
入力信号PBSGを、PLLクロック信号PLLCKの立上がりでラ
ッチし、第6図(4)に示されるラッチ出力Qaを3入力
ANDゲート6の入力端子の1つに入力する。他の2つの
入力端子には、前記入力信号PBSGとクロックパルスMCK
が個別に入力される。
3入力ANDゲート6は、たとえば第6図(2)の入力
信号PBSGがハイレベルの期間a1中で、かつ第6図(4)
のラッチ出力Qaがハイレベルの期間、q1中に含まれるク
ロック信号MCKを順次出力し、さらに次の入力信号PBSG
がハイレベルな期間a2中で、かつラッチ出力Qaがハイレ
ベルの期間、q3中に含まれるクロック信号MCKを順次カ
ウンタ7のクロック入力端子ckに出力する。したがっ
て、カウンタ7により上記3入力ANDゲート6から出力
されるクロックパルス数を計数することにより、入力信
号PBSGとPLLクロック信号PLLCKとの位相差を検出するこ
とができる。
第6図(5)は、位相差検出信号であるカウンタ7の
出力CNTOUTの波形を示し、波形中に示された数字は前記
計数値を表す。位相差検出信号CNTOUTに含まれるこれら
の計数データは、レジスタ8のデータ端子に与えられ
る。一方、レジスタ8のクロック端子ckには第6図
(6)で示されるリセット信号RSTが与えられる。
レジスタ8は、リセット信号RSTの立上り点r1で位相
差検出信号CNTOUTのデータ(たとえば「4」)をラッチ
し、次のリセット信号RSTの立上り点r2でラッチし、デ
ータをデコーダ11に出力する。このレジスタ8の出力波
形は、第6図(7)に示される。
ここで、リセット信号RSTは、前記第1のD−FF回路
5の出力Qと、この出力Qをさらに前記分周器3の出力
でラッチする第2のD−FF回路9の出力との論理積で得
られる。ANDゲート10から出力されるリセット信号RSTに
よりカウンタ7はリセットされ、次の入力信号PBSGの立
上がりで再び前記カウンタ7による計数動作が始められ
る。
デコーダ11は、前記位相差検出信号Dに対応した分周
比を得るための分周器3へのロード入力信号Gを作成す
るために設けられたもので、前記位相差検出信号Dはデ
コーダ11によってデコードされ、その出力は第6図
(8)に示されるタイミングのロード信号Eとしてデー
タ切替器12の一方の入力端子に与えられ、もう一方の入
力端子には予め定められた分周比である定数Nのデータ
信号Kが与えられる。定数Nはたとえば8である。
データ切替器12は、入力された前記ロード信号Eと定
数データ信号Kとを切替選択する。この切替選択は、後
述するフリップフロップ回路14から出力される制御信号
Hによって実行され、前記ロード信号Eまたは定数デー
タ信号Kのいずれかが、分周器3の分周比を表すロード
入力信号Gとして分周器3のロードデータ端子LDに与え
られる。一方、分周器3のロードクロック端子dckに
は、分周器3の出力が特定の値となったときに論理回路
13から出力されるロードクロック信号Fが与えられ、分
周器3はこれによって前記ロード入力信号Gをロード
し、その設定値に従い分周する。第6図(9)は、ロー
ドクロック信号Fのタイミングチャートであり、第6図
(10)にはロード入力信号Gの表す分周比が示されてい
る。
前記ロードクロック信号Fは、フリップフロップ回路
14のリセット端子Rにも与えられ、フリップフロップ回
路14の出力端子Qから出力される制御信号Hは、第6図
(11)で示されるようにリセット信号RSTの立上がりで
セットされ、ロードクロック信号Fの立下がりでリセッ
トされる波形となる。データ切替器12は、制御信号Hが
ハイレベルであるとき、第6図(8)のデコーダ11の出
力Eを分周比を表すロード信号Gとして分周器3に与
え、制御信号Hがローレベルであるとき、予め定められ
た定数N(ここではN=8)を分周比を表すロード信号
Gとして分周器3に与える。
以上のように、従来の技術ではPLLクロック信号PLLCK
を作成する分周器3は、入力信号PBSGとPLLクロック信
号PLLCKとの位相が一致しているときにN分周し、不一
致のときはその位相差の大小に応じてN+1分周、ある
いはN−1分周して両者の位相を一致させるように動作
する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の技術によりデジタルPLL装置
は、一般にクロック発振器の出力を分周してループ出力
としているため、回路に使用した論理回路素子の最高動
作周波数の数十分の1以下の周波数の入力信号でしか動
作させることができなかった。また入力周波数が高くな
ると、相対的に分周比が小さくなり、量子化を粗くする
ことになり、ループ特性を悪化させる原因となってい
た。特に論理回路素子の最高動作周波数の数十分の1の
入力周波数に対するデジタルPLL装置では、量子化誤差
とともに論理回路素子の特性、特に遅延特性の影響が大
で、このため複雑な回路を構成することが困難であっ
た。
たとえば第5図に示された従来の技術では、論理回路
の処理速度が限界に近く、PLL装置としては構成が簡単
であるにもかかわらず、良好な特性が得られるけれど
も、入力信号PBSGが全体にシフトしたりすると、特性が
悪化するという問題がある。たとえば、デジタルテープ
レコーダのようにテープ速度がドリフトすると、入力信
号源であるテープの再生信号がドリフトし、PLLのロッ
ク外れが生じることがある。実際、第5図に示された回
路例では、ドリフトが2〜3%以上でロック外れの現象
が生じる。従来の技術によるPLL装置で、このようなロ
ック外れが生じる原因について詳細に説明する。第7図
は、従来の技術によるデジタルPLL装置のロック外れの
原因を説明するためのタイミングチャートである。この
図で示される各波形は、前記第6図(1)〜(11)の各
波形と個別的に対応している。フリップフロップ回路14
の出力である制御信号Hは、第7図(11)に示されると
おりであり、この制御信号Hがローレベルである期間で
は、常に定数Nがロード信号Dとして分周器3に与えら
れる。
ここで入力信号入力信号PBSGの周波数が第7図(2)
で示される立上がり時点a3から後において高くなると、
その立上がり時点a3とPLLクロック信号PLLCKの立上がり
時点p3の位相差を、第7図に(8)で示される論理回路
13からの出力Fの時点c3で制御しても、その後の時点d
3,e3への分周比「8」が入力信号PBSGの周波数と異なっ
ているため、PLLクロック信号PLLCKの立上がりf3ではそ
の誤差が積算され、これにより入力信号PBSGとPLLクロ
ック信号PLLCKとの位相差が大きくずれてしまうという
問題があり、これの解決が技術的課題として要請されて
いた。
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、入力信
号PBSGの幅広い周波数変化に追随することのできるデジ
タル位相同期装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明のデジタル位相同期装置は、予め定められた周
期のクロック信号を発生する発振回路と、発振回路から
のクロック信号を分周し、データ処理のための同期信号
を復調回路に与える分周回路と、入力信号の周期を前記
クロック信号により計測する計測手段と、計測手段の計
測値を予め設定される数値データに変換し、計測値に含
まれる誤差を補正する補正手段と、入力信号の周期の長
さに応答して入力信号の立上がりまたは立下がりを所定
時間遅延させたタイミング信号を生成するタイミング信
号生成手段と、補正手段により補正された数値データを
順番に取込み、タイミング信号生成手段からのタイミン
グ信号に応答して取込んだ数値データを順番に出力する
ファーストイン・ファーストアウト手段と、ファースト
イン・ファーストアウト手段からの数値データを分周回
路からの同期信号に基づいてカウントダウンするダウン
カウント手段と、ダウンカウント手段によるカウントダ
ウン結果に基づいて数値データに相当する回数分のビッ
トクロック信号、およびビットクロック信号に同期した
同期データを復調回路に出力する出力手段とを含む。
[作用] 計測手段は、入力信号の周期を発振回路によって発生
されたクロック信号によって計測する。補正手段は、こ
の計測値に含まれる誤差を補正する。そして、この補正
された計測値は、ファーストイン・ファーストアウト手
段に順番に取り込まれる。タイミング信号生成手段は、
入力信号の周期の長さに応答してタイミング信号を出力
する。すなわち、入力信号の周期が所定長さより短い場
合には、入力信号の立上がりまたは立下がりを所定時間
遅延させた信号を出力する。また、入力信号の周期が所
定長さより長い場合には、そのまま入力信号の立上がり
または立下がりをタイミング信号として出力する。
ファーストイン・ファーストアウト手段は、タイミン
グ信号生成手段からのタイミング信号に応答して、取り
込んだ計測値を順番にダウンカウント手段に出力する。
ダウンカウント手段は、分周回路からの同期信号に基づ
いてファーストイン・ファーストアウト手段からの数値
データをカウントダウンする。そして、出力手段は、ダ
ウンカウント手段によるカウントダウン結果に基づいて
数値データに相当する回数分のビットクロック信号およ
びビットクロック信号に同期した同期データを復調回路
に出力する。復調回路は、同期信号(数値データに相当
する回数分のビットクロック信号)および同期データに
基づいて正確にデータを復調することができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
第2図は上記第1図の各部の波形を示すタイミングチャ
ートである。第1図および第2図を参照して、入力信号
PBSGは、磁気ヘッドなどにより再生された信号をNRZI変
換した後の信号であり、周期T(ただし、Tはクロック
信号MGKの周期の8倍)の整数倍され、1T,2T,3T,4Tの長
さを有し、同期パターンを1T,4T,4T,1Tの順番とする。
この入力信号PBSGのNRZI変換変換前のフォーマットは第
4図に示される。
このデジタル位相同期装置20は、データ処理部分と、
データ処理部分のタイミングを制御する部分とを含む。
上記データ処理部分は、アップカウンタ24、第1のラッ
チ回路25、テーブルROM26、第2のラッチ回路28、ファ
ーストイン・ファーストアウト回路(以下FIFOとする)
31、ダウンカウンタ33、4入力ORゲート34、トリガフリ
ップフロップ36、及びインバータ37を含み、入力信号PB
SGをシーケンシャルに処理して、処理結果を復調回路38
に与える。
タイミングを制御する部分は、予め定められた一定周
期のクロック信号MCKを発生するクロック発振器21と、
クロック信号CKを1/4分周してビットクロック信号gを
生成する分周器32と、入力信号PBSGを微分して周期計測
のためのトリガ信号aを生成する微分回路22と、トリガ
信号aをクロック信号MCKでラッチするラッチ回路27
と、ラッチ回路27の出力周期がビットクロック信号gの
4個分より短い場合には、ラッチ回路27の出力をビット
クロックの4個分以上遅延させた信号(第2図(e)の
l,m)を出力し、出力周期がビットクロック信号gの4
個分より長い場合には、そのままラッチ回路27の出力
(第2図(e)のa′)を出すタイミング信号発生回路
29と、インバータ23と、インバータ30とを含む。
次に、上記構成のデジタル位相同期装置20の動作を第
2図のタイミングチャートを中心にして説明する。第2
図において、MCKはクロック信号MCKの波形を示し、PBSG
は、入力信号PBSGの波形を示し、(a)は微分回路22か
ら出力されたトリガ信号の波形を示し、(b)はアップ
カウンタ24のカウント動作を示し、(c)は第1のラッ
チ回路25にラッチされるカウント値を示し、(d)はテ
ーブルROM26により変換された周期データ(数値)を示
し、(e)はタイミング信号生成回路29から出力される
タイミング信号を示し、(f)はFIFO31から出力される
周期データ(数値)を示し、(g)は分周器32から出力
されるビットクロック信号の波形を示し、(h)はダウ
ンカウンタ33の出力波形を示し、(i)は2入力ANDゲ
ート35の出力波形を示し、(j)はトリガフリップフロ
ップ36の出力波形を示す。
まず、入力信号PBSGは微分回路22およびアップカウン
タ24に与えられる。微分回路22に与えられた入力信号PB
SGは微分され、トリガ信号aがインバータ23を通してア
ップカウンタ24のリセット端子Rに与えられる。アップ
カウンタ24はこれによりリセットされ、次のトリガ信号
aが入力されるまでクロック信号MCKをカウントする。
このように、入力信号PBSGの周期のみをカウントするた
め、従来例の如く入力信号PBSGとPLLクロック同期信号P
LLCKと位相差をカウントするのと比べ、分解能を上げる
ことができる。
上記アップカウンタ24によるカウント結果は、第1の
ラッチ回路25によりラッチされ、この第1のラッチ回路
25はトリガ信号aの入力タイミングでカウント結果cを
テーブルROM26に与える。テーブルROM26は、第3図に示
されるごとく、テーブルを記憶したものであり、上記第
1のラッチ回路25からのカウント結果cをアドレスと
し、このアドレスに対応するデータ「1,2,3,4,0」を設
定する。すなわち、第1のラッチ回路25の出力が8以外
の値、たとえば3〜12であっても、「1」が出力される
ようになっており、カウント結果に誤差が生まれていて
も、ここで正確に補正される。なお、入力信号PBSGが2
T,3T,4Tの場合も同様に「2」,「3」,「4」が出力
される。
上記テーブルROM26によって補正された周期データd
は第2のラッチ回路28に与えられる。第2のラッチ回路
28のクロック入力端子ckには、D−FF27からトリガ信号
aをクロック信号MCKの1クロック分遅延させた信号が
入力されており、第2のラッチ回路29は1クロック分遅
延させた信号の入力タイミングで上記周期データdをFI
FO31に出力する。上記のごとくトリガ信号aをクロック
信号MCKの1クロック分遅延させたのは、テーブルROM26
の動作時間分遅延させてタイミングの整合をとるためで
ある。
上記第2のラッチ回路28によりラッチされた周期デー
タdは、FIFO31に与えられる。FIFO31は、上記第2のラ
ッチ回路28から入力されてくる周期データdを順番に取
りこみ、この取りこんだ周期データdクロック入力端子
ckに入力される信号eのa′,l,a′…mの小文字の順番
に出力する。
ここで、信号eのパルスl,mのように、タイミング回
路29はD−FF27の出力信号の周期、すなわち入力信号の
周期がビットクロック信号gの4パルス分よりも短い場
合には、入力信号をビットクロック信号gの4パルス分
以上に遅延させる。このように、タイミング回路29はD
−FF27の出力信号を遅延させることにより、ダウンカウ
ンタ33がビットクロック信号gに基づいてカウントダウ
ンすることを可能にしている。すなわち、クロック信号
MCKの4倍の周期で動作することができ、従来の技術の
課題であったデジタル回路素子の限界内で動作させるこ
とが可能となる。
次に、ダウンカウンタ33は、FIFO31からの周期データ
fをロードした後、分周器32からのビットクロック信号
gに基づいて周期データfをカウントダウンする。4入
力ORゲート34は、ダウンカウンタ33に周期データがロー
ドされてから、ダウンカウンタ33の出力端子QA,QB
QC,QDが全てロウレベルになるまで、ハイレベルを出力
する。したがって、この4入力ORゲート34の出力信号h
のハイレベルの幅は、およそビットクロック信号gのf
(周期データ)パルス分の幅に相当する。この信号h
は、ビットクロック信号gとともに2入力ANDゲート35
およびトリガフリップフロップ回路36に入力される。そ
して、2入力ANDゲート35からは、信号hがハイレベル
の期間にのみビットクロック信号gが現れるような信号
iが出力される。すなわち、周期データfに相当する回
数分のビットクロック信号gが出力される。また、トリ
ガフリップフロップ回路36からは、信号hとビットクロ
ック信号gとに基づいて信号hをNRZI変換した信号jが
出力される。そして、信号iが同期用クロック信号とし
て、信号jがデータとしてそれぞれ復調回路38に入力さ
れる。これらに基づいて復調回路38はデータを復調す
る。
[発明の効果] 以上の本発明であれば、計測手段は入力信号の周期の
みを計数しているので、従来例のごとく位相差を計測す
るのと比較して、周期計測における分解能を向上させる
ことができる。また、入力信号の周期が短い場合には、
計測された周期データは、所定時間遅れて出力されるの
で、ビットクロックの周期を長くすることができ、従来
例のごとくデジタル回路素子の限界に近い周波数で動作
させる必要がない。したがって、入力信号の幅広い周波
数変化に追随することを可能にするという特有の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るデジタル位相同期装置のブロッ
ク図、第2図は第1図の各部の信号を示すタイミングチ
ャート、第3図はテーブルROMの内容を示す図、第4図
は入力信号PBSGのデータブロックフォーマット、第5図
は従来のデジタルPLLのブロック図、第6図,第7図は
第5図の動作を示すタイミングチャートである。 図において、21はクロック信号発振器、22は微分回路、
24はアップカウンタ、25は第1のラッチ回路、26はテー
ブルROM、27はD−FF回路、28は第2のラッチ回路、29
はタイミング信号発生回路、31はFIFO、32は分周器、33
はダウンカウンタ、34は4入力ORゲート、35は2入力AN
Dゲート、36はトリガフリップフロップ回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた周期のクロック信号を発生
    する発振回路と、 前記発振回路からのクロック信号を分周し、データ処理
    のための同期信号を復調回路に与える分周回路と、 入力信号の周期を前記クロック信号により計測する計測
    手段と、 前記計測手段の計測値を予め設定される数値データに変
    換し、該計測値に含まれる誤差を補正する補正手段と、 前記入力信号の周期の長さに応答して該入力信号の立上
    がりまたは立下がりを所定時間遅延させたタイミング信
    号を生成するタイミング信号生成手段と、 前記補正手段により補正された数値データを順番に取込
    み、前記タイミング信号生成手段からのタイミング信号
    に応答して前記取込んだ数値データを順番に出力するフ
    ァーストイン・ファーストアウト手段と、 前記ファーストイン・ファーストアウト手段からの数値
    データを前記分周回路からの同期信号に基づいてカウン
    トダウンするダウンカウント手段と、 前記ダウンカウント手段によるカウントダウン結果に基
    づいて前記数値データに相当する回数分のビットクロッ
    ク信号、および該ビットクロック信号に同期した同期デ
    ータを前記復調回路に出力する出力手段とを有するデジ
    タル位相同期装置。
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