JP3177394B2 - ディジタルpll回路 - Google Patents

ディジタルpll回路

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JP3177394B2 JP29406994A JP29406994A JP3177394B2 JP 3177394 B2 JP3177394 B2 JP 3177394B2 JP 29406994 A JP29406994 A JP 29406994A JP 29406994 A JP29406994 A JP 29406994A JP 3177394 B2 JP3177394 B2 JP 3177394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ISDN基本
ユーザ・網インタフェース参照点S/Tにおける通信イ
ンタフェース回路等に組込み、受信信号に含まれるクロ
ック信号を抽出するディジタルPLL回路の動作に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のディジタルPLL回路のブ
ロック構成図である。
【0003】一般に、ディジタルPLL回路は図3に示
すように構成されている。即ち、入力信号と再生クロッ
ク信号との位相差を位相差検出回路21で検出し、その
位相差信号をループフィルタ22で平滑化する。平滑化
した位相差信号は可変分周器23で、平滑化した信号の
値に応じて分周比を制御して基準クロックを分周し、そ
の基準クロックを分周した信号によって、入力信号に同
期した再生クロック信号を生成している。
【0004】この種の技術はタイミング位相を同期させ
る引込み時間が大きいことから、特開昭62−1222
5号公報に掲載のように、再生クロック信号を生成する
可変分周器23をカウンタ回路とし、そのカウンタ値を
補正する方法が提案されている。
【0005】この提案方式では、位相の補正をカウンタ
値に加算または減算するカウンタ値「±1」で行うもの
であり、更に、より急峻な補正を行いたいときには、一
度に補正できるカウンタ値を大きくするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の提案方式では、
位相の補正をカウンタ値「±1」で行っているが、より
急峻な補正を行いたいときには、一度に補正するカウン
タ値の補正値を大きくしている。ところが、このとき、
補正を行うタイミングによっては図4に示すように再生
クロック信号にパルス状のクロックが乗り、後段の回路
に悪影響を与える可能性がある。次に、この再生クロッ
ク信号にパルス状のクロックが乗る現象について説明す
る。
【0007】図4は従来のディジタルPLL方式に6ビ
ットカウンタ回路を使用した場合の事例で、カウンタ回
路の最上位ビットを再生クロック信号として出力する場
合を示している。
【0008】図において、aは受信信号のクロック成分
である受信クロック信号で、図3の入力信号に相当す
る。bはディジタルPLL回路を構成するカウンタ回路
の動作クロックである。cは受信信号aの立下がり変化
点を示す信号であり、動作クロックの立上がりで読込ん
でいる。dはカウンタ回路のカウンタ値、gはカウンタ
回路の再上位ビットの信号である。
【0009】ここで、受信信号のクロック信号aの立下
がり変化点を示す信号cでカウンタ値「−2」の位相補
正が行われるとき、カウンタ値が「1」であるときに
「−2」の補正が行われ、カウンタ回路にカウンタ値
「63」が書込まれ(ロードされ)、その6ビットカウ
ンタ回路のカウンタ値が「63」から「0」でその出力
が変化するため、カウンタ値「−1」よりも小さい値で
補正すると、図のようにパルス状のクロックが発生する
ことになる。
【0010】このように、従来の技術を用いてより急峻
な補正を行うとき、補正を行うタイミングによっては、
再生クロック信号にパルス状のクロックが発生し、後段
の回路を誤動作させたりするなどの悪影響を与える可能
性がある。
【0011】そこで、本発明は、これらの点を解決し、
再生クロックの位相を補正するときに不要なパルス状の
クロックを発生させることのないディジタルPLL回路
の提供を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるディジ
タルPLL回路は、受信信号に含まれる受信クロック信
号と同じ周期で再生クロック信号を発生させるカウンタ
回路からなる再生クロック生成部と、前記再生クロック
生成部で生成した再生クロック信号の位相を監視する補
正タイミング調整部と、前記再生クロック生成部からの
再生クロック信号と受信信号に含まれる受信クロック信
号とを比較して位相差信号を出力する位相比較部と、前
記位相差信号から前記再生クロック生成部のカウンタ回
路に設定する補正位相値を生成する補正位相値生成部
と、前記位相比較部の出力により位相差が一定値以上に
なったとき、前記補正タイミング調整部によって検出さ
れた所定位相値のタイミングで再生クロック生成部のカ
ウンタ回路の値を書替えて位相補正を行うカウンタ初期
化部とを具備し、前記位相補正を行うタイミングを、再
生クロック信号の周期を基準とし、位相差を検出するタ
イミングから一定位相進んだタイミングとしたものであ
る。
【0013】請求項2にかかるディジタルPLL回路
は、前記位相補正を行うタイミングを、再生クロック信
号の周期を基準として、再生クロック信号の変化点のう
ち位相比較を行うタイミングから最も位相差が大きくな
るタイミングとしたものである。
【0014】請求項3にかかるディジタルPLL回路
は、前記位相比較を行うタイミングが受信信号に含まれ
るクロック信号の立下がり変化点であるとき、前記位相
補正を行うタイミングを、再生クロック信号の立上がり
変化点としたものである。
【0015】請求項4にかかるディジタルPLL回路
は、前記位相比較を行うタイミングが受信信号に含まれ
るクロック信号の立上がり変化点であるとき、前記位相
補正を行うタイミングを、再生クロック信号の立下がり
変化点としたものである。
【0016】
【作用】請求項1においては、再生クロック生成部で生
成する再生クロック信号と受信信号に含まれるクロック
信号とを位相比較部で比較し、位相差が一定値以上にな
った場合に、補正位相値生成部から再生クロック生成部
のカウンタ回路に設定する補正位相値をカウンタ初期化
部に出力する。この位相補正を行うタイミングは、再生
クロック信号の周期を基準とし、位相差を検出するタイ
ミングから一定位相進んだタイミングとし、位相補正を
行っても、そのカウンタ値によって再生クロック信号が
変化しない。即ち、補正タイミング調整部で再生クロッ
ク信号の位相を監視し、位相比較部で位相差を検出する
タイミングから一定時間(位相)進んだタイミングで再
生クロック生成部のカウンタ回路の値を補正位相値に書
替えることにより、そのカウンタ値によって再生クロッ
ク信号が変化しないようにしている。
【0017】請求項2においては、前記位相補正を行う
タイミングを、再生クロック信号の周期を基準として、
再生クロック信号の変化点のうち位相比較を行うタイミ
ングから最も位相差が大きくなるタイミングとし、カウ
ンタ値の変化によって再生クロック信号が変化しない。
【0018】請求項3または請求項4においては、前記
位相比較を行うタイミングが受信信号に含まれるクロッ
ク信号の立下がり変化点であるとき、前記位相補正を行
うタイミングを、再生クロック信号の立上がり変化点ま
たは立下がり変化点とし、再生クロック生成部のカウン
タ回路の値を補正位相値に書替えても、そのカウンタ値
によって再生クロック信号が変化しないようにする。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例のディジタルPLL
回路のブロック構成図である。
【0020】図1において、1は受信信号に含まれるク
ロック信号と同じ周期でクロック信号を発生させる6ビ
ットのカウンタ回路を有する再生クロック生成部、2は
再生クロック生成部1で生成する再生クロック信号の位
相を監視する補正タイミング調整部、3は再生クロック
信号と受信信号に含まれるクロック信号とを比較し位相
差信号を出力する位相比較部、4は位相比較部3から出
力される位相差信号の微小な変動分を除去するディジタ
ルループフィルタ、5は位相差信号から再生クロック生
成部1のカウンタ回路に設定する補正位相値を生成する
補正位相値生成部、6は位相差が一定値以上になったと
き、補正タイミング調整部2により検出された所定位相
値のタイミングで再生クロック生成部1のカウンタ回路
の値を書替えることにより位相補正を行うカウンタ初期
化部である。
【0021】図2は本発明の一実施例のディジタルPL
L回路における信号のタイミング図である。特に、図2
は図4と比較するために同条件で動作させた場合を示し
たものである。
【0022】即ち、図1は再生クロック信号を生成する
再生クロック生成部1として6ビットのカウンタ回路を
使用した場合の事例で、そのカウンタ回路の最上位ビッ
トを再生クロック信号として出力する場合を示してい
る。カウンタ回路の動作クロックは再生クロック信号の
64倍の周波数を使用している。
【0023】図2において、aは受信信号のクロック成
分である受信クロック信号、bは再生クロック生成部1
のカウンタ回路の動作クロック、cは受信信号の立下が
り変化点を示す信号、dは再生クロック生成部1のカウ
ンタ回路のカウンタ値、eは補正位相値生成部5で生成
する補正位相値、fは補正タイミング調整部2で決定さ
れた位相補正タイミング信号、gは再生クロック生成部
1のカウンタ回路の最上位ビットの信号、即ち、再生ク
ロック信号である。
【0024】なお、本実施例では、再生クロック信号g
をデューティ50%の矩形波、位相比較のタイミングを
受信クロック信号aの立下がり変化点としている。
【0025】図2(a)は、受信信号の受信クロック信
号aと再生クロック信号gの同期がとれている場合を示
す。同期がとれているとき、位相比較を行うタイミング
では、両信号の立下がり変化点の信号cがほぼ一致す
る。この場合、位相補正を行うタイミングを、再生クロ
ック信号gの周期を基準として、再生クロック信号gの
変化点のうち位相比較を行うタイミングから最も位相差
が大きくなるタイミング、即ち、立上がり変化点とす
る。
【0026】図2(b)は図1の場合と同様に、カウン
タ値「−2」の補正が行われる場合を示している。
【0027】受信信号の立ち下がり変化点の信号cで位
相比較を行った結果、カウンタ値「−2」の補正を行う
とき、補正タイミング調整部2では180度位相の進ん
だ時刻でカウンタ回路に設定する補正位相値を計算す
る。180度位相の進んだ時刻ではカウンタの値が「3
2」となるところを「−2」の補正を加えることになる
ため、32+(−2)=30が補正位相値となる(図2
e参照)。補正タイミング調整部2で決定された位相補
正タイミング信号fの立上がりの位相補正タイミング
(図2fの丸印参照)で、算出した補正位相値30がカ
ウンタ回路にセットされる。このように、再生クロック
信号gの波形から明らかなように、「−2」の補正を行
っても再生クロック信号gにはパルス状のクロックが発
生しないことがわかる。
【0028】このように、本実施例のディジタルPLL
回路は、受信信号に含まれる受信クロック信号aと同じ
周期で再生クロック信号gを発生させるカウンタ回路か
らなる再生クロック生成部1と、再生クロック生成部1
で生成した再生クロック信号gの位相を監視する補正タ
イミング調整部2と、再生クロック生成部1からの再生
クロック信号gと受信信号に含まれる受信クロック信号
aとを比較して位相差信号を出力する位相比較部3と、
位相差信号から再生クロック生成部1のカウンタ回路に
設定する補正位相値を生成する補正位相値生成部5と、
位相比較部3の出力により位相差が一定値以上になった
とき、補正タイミング調整部2によって検出された所定
位相値のタイミングで再生クロック生成部1のカウンタ
回路の値を書替えて位相補正を行うカウンタ初期化部6
とを具備し、位相補正を行うタイミングを再生クロック
信号gの周期を基準とし、位相差を検出するタイミング
から一定位相進んだタイミングとしたものであり、これ
を請求項1の実施例とすることができる。
【0029】したがって、再生クロック生成部1で生成
する再生クロック信号gと受信信号に含まれるクロック
信号aとを位相比較部3で比較し、位相差が一定値以上
になった場合に、補正位相値生成部5から再生クロック
生成部1のカウンタ回路に設定する補正位相値をカウン
タ初期化部6に出力する。カウンタ初期化部6は補正タ
イミング調整部2で検出したタイミングに従って再生ク
ロック生成部1のカウンタ回路のカウンタ値を補正位相
値に書替えることにより位相補正を行う。この位相補正
を行うタイミングを、再生クロック信号gの周期を基準
として、再生クロック信号gの変化点のうち位相比較を
行うタイミングから最も位相差が大きくなるタイミング
とすることにより、補正カウンタ値の増減値を最大とす
ることができる。また、本実施例のディジタルPLL回
路では、不要なパルス状のクロックを発生することなく
急峻な位相補正を行えるため、クロック同期をとるまで
の時間(引込み時間)を高速化することができる。
【0030】そして、本実施例のディジタルPLL回路
は、位相補正を行うタイミングを、再生クロック信号の
周期を基準として、再生クロック信号の変化点のうち位
相比較を行うタイミングから最も位相差が大きくなるタ
イミングとすれば、カウンタ値の加算または減算が最大
変化させることができ、これを請求項2の実施例とする
ことができる。
【0031】更に、上記実施例の位相比較を行うタイミ
ングが受信信号に含まれるクロック信号の立下がり変化
点であるとき、位相補正を行うタイミングを、再生クロ
ック信号の立上がり変化点とすることができ、これを請
求項3の実施例とすることができる。この位相補正を行
うカウンタ値はカウンタの初期値をロードする際にロー
ドする値として補正でき、かつ、最大値を加算しても、
不要なパルス状のクロックを発生することなく急峻な位
相補正を行えるため、クロック同期の引込み時間を高速
化することができる。
【0032】更にまた、上記実施例の位相比較を行うタ
イミングが受信信号に含まれるクロック信号の立上がり
変化点であるとき、位相補正を行うタイミングを、再生
クロック信号の立下がり変化点とすることができ、これ
を請求項4の実施例とすることができる。この位相補正
を行うカウンタ値はカウンタの初期値をロードする際に
ロードする値として補正でき、かつ、この位相補正を行
うカウンタ値は最大値を減算しても、不要なパルス状の
クロックを発生することなく急峻な位相補正を行えるた
め、クロック同期の引込み時間を高速化することができ
る。
【0033】ところで、上記実施例では再生クロック信
号をデューティ50%の矩形波としているため、補正タ
イミング調整部2で決定する位相補正タイミングを、再
生クロック信号の周期を基準として、位相比較を行うタ
イミングから180度位相の進んだ時刻(即ち、立上が
り変化点)としたが、位相補正タイミングは再生クロッ
ク信号のデューティー比に合わせて変更することによ
り、本発明の回路は任意の再生クロック波形に対応する
ことができる。
【0034】また、本発明を実施する場合に、ある程度
の効果を期待するだけであれば、位相補正を行うタイミ
ングを、再生クロック信号の周期を基準として、位相差
を検出するタイミングから一定位相進んだタイミングと
するだけでもよい。そして、位相比較を行うタイミング
も、受信クロック信号の立ち下がりである必要もない。
ただし、位相補正を行うタイミングとの位相差が小さい
とパルス状の不要なクロックが発生する可能性が高くな
るので、できるだけ位相差を大きくとることが望まし
い。
【0035】そして、本実施例のカウンタ回路は6ビッ
トカウンタを用いて説明したが、カウンタのビット数は
ディジタルPLL回路の精度に応じて決定すればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のディジ
タルPLL回路においては、再生クロック生成部で生成
する再生クロック信号と受信信号に含まれるクロック信
号とを位相比較部で比較し、位相差が一定値以上になっ
た場合に、補正位相値生成部から再生クロック生成部の
カウンタ回路に設定する補正位相値をカウンタ初期化部
に出力し、この位相補正を行うタイミングは、再生クロ
ック信号の周期を基準とし、位相差を検出するタイミン
グから一定位相進んだタイミングとしているから、位相
補正を行っても、そのカウンタ値によって再生クロック
信号が変化しないから、不要なパルス状のクロックを発
生することなく急峻な位相補正を行えるため、クロック
同期の引込み時間を高速化することができる。故に、急
峻な位相補正を行っても、再生クロック信号に不要なパ
ルス状のクロックを発生させることがなく、後段の回路
に悪影響を与えることがない。
【0037】請求項2のディジタルPLL回路において
は、前記位相補正を行うタイミングを、再生クロック信
号の周期を基準として、再生クロック信号の変化点のう
ち位相比較を行うタイミングから最も位相差が大きくな
るタイミングとするものであるから、補正カウンタ値の
増減値を最大とすることができる。また、本実施例のデ
ィジタルPLL回路では、不要なパルス状のクロックを
発生することなく急峻な位相補正を行えるため、クロッ
ク同期の引込み時間を高速化することができる。
【0038】請求項3または請求項4においては、前記
位相比較を行うタイミングが受信信号に含まれるクロッ
ク信号の立下がり変化点であるとき、前記位相補正を行
うタイミングを、再生クロック信号の立上がり変化点ま
たは立下がり変化点とし、この位相補正を行うカウンタ
値はカウンタの初期値をロードする際にロードする値を
補正して、再生クロック生成部のカウンタ回路の値を補
正位相値に書替えても、そのカウンタ値によって再生ク
ロック信号が変化しないようにする。故に、不要なパル
ス状のクロックを発生することなく急峻な位相補正を行
えるため、クロック同期の引込み時間を高速化すること
ができ、後段の回路に悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例のディジタルPLL
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の一実施例のディジタルPLL
回路におけるタイミング図である。
【図3】 図3は従来のディジタルPLL回路のブロッ
ク構成図である。
【図4】 図4は従来のディジタルPLL方式による信
号タイミング図である。
【符号の説明】
1 再生クロック生成部 2 補正タイミング調整部 3 位相比較部 4 ディジタルループフィルタ 5 補正位相値生成部 6 カウンタ初期化部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号に含まれる受信クロック信号と
    同じ周期で再生クロック信号を発生させるカウンタ回路
    からなる再生クロック生成部と、 前記再生クロック生成部で生成した再生クロック信号の
    位相を監視する補正タイミング調整部と、 前記再生クロック生成部からの再生クロック信号と受信
    信号に含まれる受信クロック信号とを比較して位相差信
    号を出力する位相比較部と、 前記位相差信号から前記再生クロック生成部のカウンタ
    回路に設定する補正位相値を生成する補正位相値生成部
    と、 前記位相比較部の出力により位相差が一定値以上になっ
    たとき、前記補正タイミング調整部によって検出された
    所定位相値のタイミングで再生クロック生成部のカウン
    タ回路の値を書替えて位相補正を行うカウンタ初期化部
    とを具備し、 前記位相補正を行うタイミングを、再生クロック信号の
    周期を基準とし、位相差を検出するタイミングから一定
    位相進んだタイミングとしたことを特徴とするディジタ
    ルPLL回路。
  2. 【請求項2】 前記位相補正を行うタイミングを、再生
    クロック信号の周期を基準として、再生クロック信号の
    変化点のうち位相比較を行うタイミングから最も位相差
    が大きくなるタイミングとしたことを特徴とする請求項
    1に記載のディジタルPLL回路。
  3. 【請求項3】 前記位相比較を行うタイミングが受信信
    号に含まれるクロック信号の立下がり変化点であると
    き、前記位相補正を行うタイミングを、再生クロック信
    号の立上がり変化点としたことを特徴とする請求項1に
    記載のディジタルPLL回路。
  4. 【請求項4】 前記位相比較を行うタイミングが受信信
    号に含まれるクロック信号の立上がり変化点であると
    き、前記位相補正を行うタイミングを、再生クロック信
    号の立下がり変化点としたことを特徴とする請求項1に
    記載のディジタルPLL回路。
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