JPH10257006A - ストリーム再生時刻情報生成装置及び方法 - Google Patents

ストリーム再生時刻情報生成装置及び方法

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JPH10257006A
JPH10257006A JP6266497A JP6266497A JPH10257006A JP H10257006 A JPH10257006 A JP H10257006A JP 6266497 A JP6266497 A JP 6266497A JP 6266497 A JP6266497 A JP 6266497A JP H10257006 A JPH10257006 A JP H10257006A
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JP
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JP6266497A
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English (en)
Inventor
Aki Yoneda
亜旗 米田
Takao Matsumoto
孝夫 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムでストリーム情報を出力し、そ
のストリーム情報に再生時刻情報を付与する装置におい
て、ストリーム情報の出力のタイミングにゆらぎがあ
り、且つストリーム情報のビットレートやタイムスタン
プが正確でない場合にも正確な再生時刻情報を生成でき
る。 【解決手段】 通常はストリーム情報から再生時刻情報
を生成し、一定期間に一度、システムクロックによる補
正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像あるいは音声等
のストリーム情報にその断片毎の再生時刻を生成し付与
する再生時刻生成装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル化された音声や映像は、ある再
生時間を持つ、一次元の情報の配列となる。このような
情報を、ここではストリーム情報と呼んでいる。これら
のストリーム情報は、音声や映像のような、種類の異な
る情報をある時間単位に多重化し、それらの再生時に
は、両者の時間的な同期をおこないつつ、再生するもの
である。図11は、ストリーム情報を説明する図であ
る。図11の(a)は、個々のストリーム情報を映像と音
声を例として説明するものである。1102は、映像情報で
あるストリーム情報の断片をあらわす。また、1103は音
声情報であるストリーム情報の断片をあらわす。1101は
再生時刻情報で、前記のストリーム情報の断片のそれぞ
れを再生するタイミングを表すものである。図11の
(b)は、前記したストリーム情報の断片を、多重化した
様子をあらわす。このような多重化したストリーム情報
を時間的に同期をとって再生を行うためには、再生のタ
イミングを示す正確な再生時刻情報(1101)が付与されて
いることが必須となる。
【0003】上記で述べたストリーム情報を実時間で生
成し、それに再生時刻情報を付与するための装置の従来
技術による例を、図を用いて説明する。このような装置
は、リアルタイムで動作する(音声付き)動画像取り込み
圧縮装置等として実現されているものである。図12
は、従来技術による第1のストリーム再生時刻情報生成
装置の構成図である。1201はストリーム情報出力手段で
あり、ストリーム情報の断片を間欠的に生成し出力する
ものである。1202はパケット生成手段であり、ストリー
ム情報出力手段(1201)がストリーム情報断片を出力した
際、その時点でシステムクロック手段(1203)が出力する
再生時刻情報(1101)をストリーム情報片に付与し、パケ
ット情報として出力するものである。1203はシステムク
ロック手段であり、ストリーム情報が初めて出力されて
からの現在時刻を計測し、再生時刻情報(1101)として出
力するものである。また、図13は従来技術によるスト
リーム再生時刻情報生成装置の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【0004】前述のように構成された従来の技術による
ストリーム再生時刻情報生成装置の動作を以下に説明す
る。
【0005】1 図13のステップ1で、使用者からの
終了指示がない場合、ステップ2が実行される。
【0006】2 ステップ2で、ストリーム情報出力手
段(1201)がストリーム情報の断片を出力する。
【0007】3 ステップ3で、パケット生成手段(120
2)が、2で出力されたストリーム情報の断片を受け取
り、その時点の再生時刻情報(1101)をシステムクロック
手段(1203)から取得して、それをストリーム情報の断片
に付与し、パケットとして出力する。
【0008】4 上記を適宜繰り返す(おわり)。 さらに、従来の技術による問題点を明確にするために、
従来技術による第2の構成例の動作について説明する。
図14は、従来技術による第2のストリーム再生時刻情
報生成装置の構成図である。1401は再生時刻生成手段で
あり、ストリーム情報出力手段(1201)がストリーム情報
の断片を出力すると、そのストリーム情報の断片の再生
時間を検出し、それによりその断片の再生時刻を再生時
刻情報(1101)として出力するものである。再生時間の検
出の方法は、ストリーム情報の種類により、様々な方法
が既に考案されている。例えば、PCM録音された音声デ
ータがストリーム情報であった場合は、音声のサンプリ
ングレートと、サンプリングビット数で、再生時間がわ
かる。すなわち、44.1KHzのサンプリングレートで、サ
ンプリングビット数が8ビットであった時、ストリーム
断片が44100byteであったなら、ストリーム断片の再生
時間は1秒である。この例のようにストリーム情報が固
定ビットレートでなく、データによってビットレートが
変動する場合等は、ストリーム情報出力手段で、ストリ
ーム情報の断片毎に再生時間を示すタイムスタンプを付
与し、それを再生時刻生成手段(1401)で読み取るという
構成をとってもよい。
【0009】図14におけるその他の構成要素について
は、図12で説明した内容と同一であるので、説明を割
愛する。また、図15は、上記した従来技術によるスト
リーム再生時刻情報生成装置の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【0010】前述のように構成された従来の技術による
ストリーム再生時刻情報生成装置の動作を以下に説明す
る。
【0011】1 図13のステップ1で、使用者からの
終了指示がない場合、ステップ2が実行される。
【0012】2 ステップ2で、ストリーム情報出力手
段(1201)がストリーム情報の断片を出力する。
【0013】3 ステップ3で、2で出力されたストリ
ーム情報の断片から、再生時刻生成手段(1401)が、断片
の再生時刻を生成し、再生時刻情報(1101)として出力す
る。
【0014】4 ステップ4で、パケット生成手段(120
2)が、2で出力されたストリーム情報の断片を受け取
る。その時点の再生時刻情報(1101)を再生時刻生成手段
(1401)から取得して、それをストリーム情報の断片に付
与し、パケットとして出力する。
【0015】5 上記を適宜繰り返す(おわり)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による映像処
理装置は、前述の第1の構成例で説明したように、再生
時刻情報として、ストリーム情報の断片が出力された時
点での、現在時刻を用いるものであった。すなわち、ス
トリーム情報の断片が、そのストリーム情報が再生され
るのとほぼ同じタイミングで、出力されることが条件と
なる。したがって、確実にストリーム情報を出力するた
め、多くの場合、ストリーム情報出力手段はハードウエ
アで構成される必要がある。もし、ストリーム情報出力
手段をマルチタスクオペレーティングシステム上で動作
するソフトウエアとして構成すると、ストリーム情報出
力手段が動作するタイミングがまちまちとなるため、第
1の構成例のような構成はとることができない。例え
ば、マルチタスクオペレーティングシステム上で、スト
リーム情報出力手段が動作している時、その動作のタイ
ミングが、オペレーティングシステムの負荷の具合によ
り、0.1秒に一度から、1秒に一度まで、変化するとす
る。この場合、ストリーム情報の途切れ(音途切れ、映
像途切れ)を防ぐためにストリーム情報出力手段の内部
に最大1秒分のバッファを持ったとしても、ストリーム
情報の断片が出力されるタイミングは0.1秒に一度から1
秒に一度まで変化するので、その時点での現在時刻を再
生時刻情報として用いると、非常に不確かな再生時刻情
報となり、正確な再生ができなくなるという問題があ
る。
【0017】上記のような問題を解決する手段として、
前述の第2の構成例で説明したように、再生時刻情報と
して、ストリーム情報の断片が出力された現在時刻を用
いるのではなく、ストリーム情報の断片の再生時間を検
出し、それから再生時刻情報を生成するという技術があ
る。しかし、この技術にも、以下に述べるような問題点
がある。
【0018】第2の構成例の技術の骨子は、出力された
ストリーム情報の断片から、再生時間を検出し、再生時
刻情報とするものであった。すなわち、ストリーム情報
が固定ビットレートなら、ストリーム情報の断片のサイ
ズから、変動ビットレートなら、ストリーム情報の断片
に付与されたタイムスタンプ等から、それぞれ再生時刻
情報を求めるものである。この方法をとれば、ストリー
ム情報の断片が出力されるタイミングに依存せず、再生
時刻情報が生成できる。しかし、再生時刻情報の生成
を、ストリーム情報そのものに求めているので、ストリ
ーム情報のビットレート(固定ビットレートの場合)や、
タイムスタンプ等が正確なものでなければ、再生時刻情
報も不正確なものとなってしまうことは自明である。
【0019】例えば、現在普及していている一般的なパ
ソコン用マルチタスクオペレーティングシステムでは、
音声のPCM録音が可能であるが、高負荷状態でPCM録音し
た場合、音声の一部のサンプリングに失敗し、録音した
音声ストリームのビットレートが減少してしまうという
場合がある。すなわち、44.1KHzのサンプリングレート
で、サンプリングビット数が8ビットであった時、スト
リーム断片が44100byteであったなら、ストリーム断片
の再生時間は1秒であるはずだが、オペレーティングシ
ステムの負荷状態によっては、この再生時間が1秒より
大きいものになってしまう可能性がある。サンプリング
の失敗は後で回復できないので、誤差は蓄積され続け、
例えば、1秒に0.1秒のサンプリングの失敗があるだけ
でも、1時間後には、6分間の誤差となる。このような
状態で、第2の従来例で説明したような構成をとると、
再生時刻情報の生成をビットレート(すなわちストリー
ム情報の断片のサイズ)に頼っているので、再生時刻情
報もやはり、1時間後には、6分間分ずれたものにな
る。また、マルチタスクオペレーティングシステム上
で、ストリーム情報出力手段を構成するわけであるか
ら、前述した理由により、第1の従来例の構成をとるこ
ともできない。すなわち、現在のマルチタスクオペレー
ティングシステム上では、従来の技術では、いかなる方
法をとったとしても、正確な再生時刻情報を生成するこ
とは不可能である。
【0020】上記のように、音声のような固定ビットレ
ートのストリームだけではなく、データによってビット
レートが変動する、変動ビットレートのストリームにお
いても、上記と同様の問題が考えられる。変動ビットレ
ートのストリームの場合は、ストリーム情報の断片のサ
イズからは再生時間を求められないので、断片の再生時
間を示すタイムスタンプがついている。その、タイムス
タンプの生成の際、高負荷のための割り込みルーチン動
作の失敗(割り込み抜け)等が起ると、タイムスタンプが
正常に増加せず、結果的に、タイムスタンプが遅れたも
のがつくことになる。すなわち、1時間後には再生時刻
1時間を示すタイムスタンプが付与されなければならな
いところ、高負荷のためにタイムスタンプの増加に失敗
し、再生時刻59分を示すタイムスタンプがついてしまう
ことが起りうる。すなわち、上記で述べた固定ビットレ
ートの音声の場合と、まったく同様の問題が発生してし
まう。
【0021】本発明は、従来のストリーム再生時刻情報
生成装置が有していた前記の問題に鑑み、ストリーム情
報出力手段をマルチタスクオペレーティングシステム上
で動作するプロセスとして実現し、且つ、ストリーム情
報の断片のビットレートやタイムスタンプが不正確なも
のであっても、正確な再生時刻情報が生成できることを
目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるストリーム再生時刻情報生成装
置は、再生時間を持つ一連の情報列であるストリーム情
報を間欠的に生成するストリーム情報出力手段と、前記
ストリーム情報出力手段がストリーム情報を出力すると
前記ストリーム情報の再生時刻を検出し原再生時刻情報
として生成し且つ任意の時間情報である再生時刻オフセ
ット情報と前記原再生時刻情報とを加算して求めた再生
時刻情報を出力する再生時刻生成手段と、前記ストリー
ム情報に前記再生時刻情報を付与しパケットとして出力
するパケット生成手段と、初めて前記ストリーム情報が
出力されてからの経過時間を測定し経過時間情報として
出力するシステムクロック手段と、任意の時間間隔であ
る補正時間間隔に一度前記再生時刻情報と前記経過時間
情報との差分である再生時刻ずれ情報を求め該情報を用
いて前記再生時刻オフセット情報を設定する再生時刻補
正手段とを備えたものである。
【0023】また、請求項2にかかるストリーム再生時
刻情報生成装置は、請求項1記載のストリーム再生時刻
情報生成装置において、ストリーム情報出力手段が、再
生時間あたりの情報量がどの断片においても同一である
ストリーム情報を出力し、再生時刻生成手段が、原再生
時刻情報を求める際に前記ストリーム情報の情報量から
再生時間を検出し前記再生時間により前記原再生時刻情
報を求めることを特徴とするものである。
【0024】また、請求項3にかかるストリーム再生時
刻情報生成装置は、請求項1記載のストリーム再生時刻
情報生成装置において、ストリーム情報出力手段が、再
生時間を持つ一連の情報列の任意の断片毎に、該断片の
再生時刻を示すタイムスタンプ情報が付与されたストリ
ーム情報を出力し、再生時刻生成手段が、原再生時刻情
報を求める際に前記タイムスタンプ情報から前記原再生
時刻情報を求めることを特徴とするものである。
【0025】また、請求項4にかかるストリーム再生時
刻情報生成装置は、請求項1〜3のいずれか記載のスト
リーム再生時刻情報生成装置において、再生時刻補正手
段が、任意の時間間隔である補正時間間隔に一度再生時
刻情報と経過時間情報との差分である再生時刻ずれ情報
を求め前記再生時刻ずれ情報の絶対値が任意の時間情報
である補正閾値情報より大きい場合にのみ前記再生時刻
ずれ情報を用いて再生時刻オフセット情報を設定するこ
とを特徴とするものである。
【0026】また、請求項5にかかるストリーム再生時
刻情報生成装置は、請求項1〜4のいずれか記載のスト
リーム再生時刻情報生成装置において、システムクロッ
ク手段が、初めてストリーム情報が出力されてからの経
過時間を測定し且つ前記経過時間を任意の時間情報であ
る初回時間オフセット情報と加算して経過時間情報とし
て出力することを特徴とするものである。
【0027】また、請求項6にかかるストリーム再生時
刻情報生成装置は、請求項5記載のストリーム再生時刻
情報生成装置において、再生時刻補正手段が、初めて再
生時刻ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用
いて再生時刻オフセット情報を設定する代わりに初回時
間オフセット情報を設定し且つ二度目以降に再生時刻ず
れ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再生
時刻オフセット情報を設定し処理を行うことを特徴とす
るものである。
【0028】また、請求項7にかかるストリーム再生時
刻情報生成装置は、請求項1〜6のいずれか記載のスト
リーム再生時刻情報生成装置において、再生時刻補正手
段が、補正時間間隔よりは短い任意の時間間隔である時
刻ずれサンプリング間隔に一度再生時刻情報と経過時間
情報との差分である時刻ずれサンプル情報を求めこれを
蓄積し且つ補正時間間隔に一度前記時刻ずれサンプル情
報の平均を求めこれを再生時刻ずれ情報とすることを特
徴とするものである。
【0029】また、請求項8にかかるストリーム再生時
刻情報生成方法は、再生時間を持つ一連の情報列である
ストリーム情報を間欠的に生成するストリーム情報出力
ステップと、前記ストリーム情報出力ステップがストリ
ーム情報を出力すると前記ストリーム情報の再生時刻を
検出し原再生時刻情報として生成し且つ任意の時間情報
である再生時刻オフセット情報と前記原再生時刻情報と
を加算して求めた再生時刻情報を出力する再生時刻生成
ステップと、前記ストリーム情報に前記再生時刻情報を
付与しパケットとして出力するパケット生成ステップ
と、初めて前記ストリーム情報が出力されてからの経過
時間を測定し経過時間情報として出力するシステムクロ
ックステップと、任意の時間間隔である補正時間間隔に
一度前記再生時刻情報と前記経過時間情報との差分であ
る再生時刻ずれ情報を求め該情報を用いて前記再生時刻
オフセット情報を設定する再生時刻補正手段とを備えた
ものである。
【0030】また、請求項9にかかるストリーム再生時
刻情報生成方法は、請求項8記載のストリーム再生時刻
情報生成方法において、ストリーム情報出力ステップ
が、再生時間あたりの情報量がどの断片においても同一
であるストリーム情報を出力し、再生時刻生成ステップ
が、原再生時刻情報を求める際に前記ストリーム情報の
情報量から再生時間を検出し前記再生時間により前記原
再生時刻情報を求めることを特徴とするものである。
【0031】また、請求項10にかかるストリーム再生
時刻情報生成方法は、請求項8記載のストリーム再生時
刻情報生成方法において、ストリーム情報出力ステップ
が、再生時間を持つ一連の情報列の任意の断片毎に、該
断片の再生時刻を示すタイムスタンプ情報が付与された
ストリーム情報を出力し、再生時刻生成ステップが、原
再生時刻情報を求める際に前記タイムスタンプ情報から
前記原再生時刻情報を求めることを特徴とするものであ
る。
【0032】また、請求項11にかかるストリーム再生
時刻情報生成方法は、請求項8〜10のいずれか記載の
ストリーム再生時刻情報生成方法において、再生時刻補
正ステップが、任意の時間間隔である補正時間間隔に一
度再生時刻情報と経過時間情報との差分である再生時刻
ずれ情報を求め前記再生時刻ずれ情報の絶対値が任意の
時間情報である補正閾値情報より大きい場合にのみ前記
再生時刻ずれ情報を用いて再生時刻オフセット情報を設
定することを特徴とするものである。
【0033】また、請求項12にかかるストリーム再生
時刻情報生成方法は、請求項8〜11のいずれか記載の
ストリーム再生時刻情報生成方法において、システムク
ロックステップが、初めてストリーム情報が出力されて
からの経過時間を測定し且つ前記経過時間を任意の時間
情報である初回時間オフセット情報と加算して経過時間
情報として出力することを特徴とするものである。
【0034】また、請求項13にかかるストリーム再生
時刻情報生成方法は、請求項12記載のストリーム再生
時刻情報生成方法において、再生時刻補正手段が、初め
て再生時刻ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報
を用いて再生時刻オフセット情報を設定する代わりに初
回時間オフセット情報を設定し且つ二度目以降に再生時
刻ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて
再生時刻オフセット情報を設定し処理を行うことを特徴
とするものである。
【0035】また、請求項14にかかるストリーム再生
時刻情報生成方法は、請求項8〜13のいずれか記載の
ストリーム再生時刻情報生成方法において、再生時刻補
正ステップが、補正時間間隔よりは短い任意の時間間隔
である時刻ずれサンプリング間隔に一度再生時刻情報と
経過時間情報との差分である時刻ずれサンプル情報を求
めこれを蓄積し且つ補正時間間隔に一度前記時刻ずれサ
ンプル情報の平均を求めこれを再生時刻ずれ情報とする
ことを特徴とするものである。
【0036】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の実施の形態1によるストリー
ム再生時刻情報生成装置は、通常の再生時刻情報の生成
には、出力されたストリーム情報の断片のサイズ(ある
いはタイムスタンプ)を用いて行い、一定時間に一度、
システムクロックにより経過時刻を確認することで、ス
トリーム情報の断片のサイズ(あるいはタイムスタンプ)
による誤差を修正し、正確な再生時刻情報を維持すると
いうものである。
【0037】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るストリーム再生時刻情報生成装置の構成図である。図
中、101はストリーム情報出力手段であり、ストリーム
情報の断片を間欠的に生成し出力するものである。本例
ではPCM録音された音声情報を出力する。また、オペレ
ーティングシステム上のソフトウエアとして実現され、
オペレーティングシステムの負荷に寄り、動作するタイ
ミングが0.1秒間隔から1秒間隔まで変化するとする。す
なわち内部に最大1秒の内部バッファを持つ。さらに本
例では、オペレーティングシステムの負荷により、平均
して1秒に0.1秒分のサンプリングの失敗を起こし、スト
リーム情報のビットレートが低くなる問題があるものと
する。102はパケット生成手段であり、ストリーム情報
出力手段(101)がストリーム情報断片を出力した際、そ
の時点での再生時刻情報(108)をストリーム情報片に付
与し、パケット情報として出力するものである。103は
再生時刻生成手段であり、ストリーム情報出力手段(10
1)がストリーム情報の断片を出力すると、そのストリー
ム情報の断片の再生時間を検出し、それによりそのスト
リーム情報の断片の再生時刻を表す原再生時刻情報(10
6)を生成し、それに再生時刻オフセット情報(107)を加
算した値を、再生時刻情報(108)として出力するもので
ある。再生時刻オフセット情報(107)の初期値は0であ
る。104は再生時刻補正手段であり、一定時間である補
正時間間隔に一度、その時点の再生時刻情報と、システ
ムクロック手段(105)が出力する経過時間情報(111)との
差分を求め、再生時刻ずれ情報(109)とし、その再生時
刻ずれ情報(109)の絶対値が補正閾値情報以上になった
時、再生時刻ずれ情報(109)を再生時刻オフセット情報
(107)に加算するものである。本例では、補正時間間隔
は1分とする。また、補正閾値情報は、5秒であるとす
る。105はシステムクロック手段であり、ストリーム情
報が初めて出力されてからの現在時刻を計測し、経過時
間情報(111)として出力するものである。また、図2は
本実施の形態におけるストリーム再生時刻情報生成装置
の情報の流れを示す図であり、さらに、図3は、本実施
の形態におけるストリーム再生時刻情報生成装置の動作
の一例を示すフローチャートである。
【0038】前述のように構成されたストリーム再生時
刻情報生成装置の動作を以下に説明する。
【0039】1 図3のステップ1で、使用者からの終
了指示がない場合、ステップ2が実行される。
【0040】2 ステップ2で、ストリーム情報出力手
段(101)がストリーム情報の断片を出力する。
【0041】3 ステップ3で、再生時刻生成手段(10
3)が、2で出力されたストリーム情報の断片のサイズを
調べ、再生時間0.5秒であると認識する。しかしこのス
トリーム情報の断片の先頭の再生時刻は0秒からである
ので、原再生時刻情報(106)は0秒とし、さらに初期値0
秒である再生時刻オフセット情報(107)とを加算した値
である再生時刻情報(108)(0秒)を出力する。
【0042】4 ステップ4で、パケット生成手段(10
2)が、2で出力されたストリーム情報の断片を受け取
る。その時点の再生時刻情報(108)を再生時刻生成手段
(103)から取得して、それをストリーム情報の断片に付
与し、パケットとして出力する。
【0043】5 ステップ5で、ストリーム情報が出力
されてからの経過時間が補正時間間隔(1分)に達してい
たらステップ6に移る。ここではまだ達していないので
ステップ1を経由してステップ2に移る。
【0044】6 ステップ2で再びストリーム情報出力
手段(101)がストリーム情報の断片を出力する。ステッ
プ3で、再生時刻生成手段(103)が、2で出力されたス
トリーム情報の断片のサイズを調べ、再生時間0.2秒で
あると認識する。しかしこのストリーム情報の断片の先
頭の再生時刻は、前回求めた再生間隔である0.5秒後で
あるので、原再生時刻情報(106)は0.5秒とし、さらに初
期値0秒である再生時刻オフセット情報(107)とを加算し
た値である再生時刻情報(108)(0.5秒)を出力する。ステ
ップ4で、4と同様にパケットを生成する。
【0045】7 以上の動作をステップ5で補正時間間
隔(1分)に達するまで繰り返す。 8 補正時間間隔(1分)に達したら、ステップ6に移
る。再生時刻補正手段(104)で、システムクロック手段
(105)から、ストリーム情報が出力されてからの経過時
間である経過時間情報(111)を取得し、1分であるとい
う結果を得る。さらにその時点の再生時刻情報(106)を
読み出すと、(ストリーム情報のサンプリング失敗によ
り)54秒である。両者の差の6秒を再生時刻ずれ情報(10
9)とし、補正閾値情報(110)(5秒)と比較すると、再生時
刻ずれ情報(109)の方が大きいので、この値を再生時刻
オフセット情報(107)に加算し、再生時刻オフセット情
報(107)を6秒とする。
【0046】9 ステップ1、2を経由して3に戻る。
再生時刻オフセット情報(107)は現在6秒であるので、再
生時刻補正手段(104)は、原再生時刻情報(106)に6秒を
足した値を再生時刻情報(108)として出力する。
【0047】10 上記を適宜繰り返す(おわり)。 上述のように本実施の形態によるストリーム再生時刻情
報生成装置は、通常の再生時刻情報を求めるのに、スト
リーム情報の断片のサイズを用いて行う。このため、ス
トリーム情報出力部がストリーム情報を出力するタイミ
ングが0.1秒間隔〜1秒間隔までゆらいでも、正確な再生
時刻情報を生成することができる。また、ストリーム情
報のビットレートがサンプリング失敗により低下し、再
生時刻情報に遅れが生じても、1分に1回システムクロ
ックを参照し、再生時刻オフセット情報により補正を行
うので、サンプリング失敗による誤差を修正することが
できる。
【0048】なお、本実施の形態では、再生時刻オフセ
ット情報を設定する際、再生時刻ずれ情報と補正閾値情
報とを比較し、再生時刻ずれ情報の方が大きかった場合
にのみ、再生時刻オフセット情報を設定するとしたが、
補正閾値情報を用いなかったとしても、目的とする効果
を上げることができるのは明らかである。ただ、補正閾
値情報を用いない場合は、ストリーム情報出力部がスト
リーム情報を出力するタイミングが0.1秒間隔〜1秒間隔
でゆらいでいるので、本来補正しなくてもよい、そのゆ
らぎ分まで補正をしてしまう結果となる。補正閾値情報
を前記ゆらぎ以上の値に設定しておけば、ゆらぎ分以上
の誤差が生じた時にのみ、補正をかけることができる。
【0049】また、本実施の形態では、再生時刻ずれ情
報を求めるのに、経過時間情報と再生時刻情報との差分
を求めるものとした。すなわち、再生時刻オフセット情
報による補正分も含めて差分を求めている。これを、経
過時間情報と原再生時刻情報との差分を求めることに
し、補正分を含めず計算しても、当然ながら同じ効果を
上げられることは明らかである。その場合は再生時刻ず
れ情報を再生時刻オフセット情報に加算するのではな
く、そのまま代入すれば、前述した実施の形態と同様の
結果が得られるし、補正閾値情報についても補正分を考
慮にいれれば同様となることはいうまでもない。
【0050】さらに、図3では、パケット生成を行った
後に再生時刻オフセット情報生成、というように、動作
が逐次行われるものとしたが、必ずしもこのような動作
に限定されるものではない。例えば、パケット生成動作
と、再生時刻補正手段の動作を別のタスク(スレッド)と
して、平行して動作させてもよい。
【0051】また、本実施の形態では、再生時刻情報に
遅れが生じるのを補正するとしているが、なんらかの原
因により、再生時刻情報が不当に早まった場合にも、ま
ったく同様の構成で対処できることは言うまでもない。
【0052】なお、本実施の形態では、ストリーム情報
が、基本的に固定ビットレートであり、ストリーム情報
の断片のサイズによりその断片の原再生時刻情報を求め
ることとしたが、本発明はこのような形態に制限される
ものではない。ストリーム情報が変動ビットレートで、
その断片に付与されたタイムスタンプ情報により、原再
生時刻情報を求めるものとしてもよい。その場合、タイ
ムスタンプ情報が不当に遅れたり、早まったりした場合
に、これを補正することができる。
【0053】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よるストリーム再生時刻情報生成装置は、ストリーム情
報の出力の開始時の、定常的でない動作によるゆらぎに
より、不必要な再生時刻情報の補正を行ってしまうこと
を抑止するものである。
【0054】本発明の構成要素であるストリーム情報出
力手段は、前述したように多くの場合ソフトウエアで実
現されるので、ストリーム情報の出力のタイミングにゆ
らぎが生じるものである。特にそのゆらぎは、ストリー
ム情報出力の開始時に発生しやすい。その理由として、
オペレーティングシステムがストリーム情報出力手段の
動作のためにメモリ取得などをして負荷が重くなってい
るとか、ストリーム情報出力手段の内部バッファ使用の
アルゴリズムの都合により、バッファにある程度のデー
タが蓄積されるまでは定常状態にならない、などの要因
が上げられる。図4は、開始時に生じたストリーム情報
の出力タイミングのゆらぎを説明する図である。図4の
(a)は、出力されるストリーム情報と、その断片の再生
時刻を表す。図4の(b)は、図4の(a)で説明したストリ
ーム情報が出力されたタイミングを表している。理想的
には再生時刻と同じタイミングで出力されるところが、
開始時に内部のバッファに蓄積され、それから出力され
たので、最初の二つの断片が、再生時刻より早いタイミ
ングで出力されているが、それ以降の断片は、ほぼ再生
時刻と同様のタイミングで出力されている。本実施の形
態は、この開始時のゆらぎによる影響を排除し、より正
確な補正を可能とするものである。
【0055】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
るストリーム再生時刻情報生成装置の構成図である。図
中、501は本実施の形態における再生時刻補正手段であ
り、再生時刻情報(108)を出力することは第1の実施の
形態の再生時刻補正手段(104)と同様だが、初めて再生
時刻ずれ情報を求めた際は、再生時刻オフセット情報(1
07)に反映するのではなく、初回オフセット情報(503)か
ら再生時刻情報(108)を減ずることのみが異なる。初回
オフセット情報(503)の初期値は0である。また、補正時
間間隔は初回のみ10秒、それ以降は1分となる。502は本
実施の形態におけるシステムクロック手段であり、経過
時間情報(111)を出力することは第1の実施の形態のシ
ステムクロック手段(105)と同様だが、ストリーム情報
の出力がはじまってからの経過時間に、初回オフセット
情報(503)を加えた値を経過時間情報(111)とすることの
みが異なる。その他の構成要素については第1の実施の
形態と同様であるので、説明を割愛する。また、図6は
本実施の形態におけるストリーム再生時刻情報生成装置
の情報の流れを示す図であり、さらに、図7は、本実施
の形態におけるストリーム再生時刻情報生成装置の動作
の一例を示すフローチャートである。
【0056】前述のように構成されたストリーム再生時
刻情報生成装置の動作を以下に説明する。
【0057】1 図7のステップ1からステップ5まで
の動作は、第1の実施の形態と同様に行われる。
【0058】2 初回の補正時間間隔(10秒)に達した
ら、ステップ6に移る。初回時間オフセット情報(503)
(0秒)を加算された経過時間である経過時間情報(111)を
用いて、第1の実施の形態と同様に再生時刻補正手段(5
01)を求める。図4のように初回のストリーム情報のゆ
らぎがあったため、-0.1秒の再生時刻ずれ情報(109)が
求まる。
【0059】3 ステップ7で、再生時刻ずれ情報(10
9)を求めたのは初めてであるので、ステップ8に移る。
再生時刻ずれ情報(109)を、初回時間オフセット情報(50
3)から除算し、初回時間オフセット情報(503)を0.1秒と
する。ステップ1に戻り、1と同様の動作を行う。
【0060】4 ステップ5で、次の補正時間間隔(1
分)に達したら、ステップ6に移る。初回時間オフセッ
ト情報(503)(0.1秒)を加算された経過時間である経過時
間情報(111)を用いて、第1の実施の形態と同様に再生
時刻補正手段(501)を求めると、6秒となる。
【0061】5 ステップ7で、再生時刻ずれ情報(10
9)を求めたのは初めてではないので、ステップ9に移
る。再生時刻ずれ情報(109)は、補正閾値情報(110)(5
秒)と比較すると、大きいので、この値を再生時刻オフ
セット情報(107)に加算し、再生時刻オフセット情報(10
7)を6秒となる。
【0062】6 これ以降、ステップ8を除いた動作
を、第1の実施の形態と同様に繰り返す(おわり)。
【0063】上述のように本実施の形態によるストリー
ム再生時刻情報生成装置は、初回の再生時刻ずれ情報を
求めた際、それを補正に用いるのではなく、すなわち再
生時刻オフセット情報に反映させるのではなく、初回の
ストリーム情報のゆらぎとして、初回時間オフセット情
報に反映させる。これにより、それ以降の再生時刻の補
正を行う上で、初回のゆらぎの影響をのぞき、より正確
な補正を行えるようになる。
【0064】なお、本実施の形態では、まず最初は補正
を行わず、求めた再生時刻ずれ情報を初回時間オフセッ
ト情報に反映させるものとしたが、あらかじめ開始時の
ストリーム出力ゆらぎがわかっている場合、そのゆらぎ
分を最初から初回時間オフセット情報に反映させてお
き、初回から補正を行ってもよいことは言うまでもな
い。
【0065】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よるストリーム再生時刻情報生成装置は、再生時刻ずれ
情報(109)を求めるのに、一定期間に一度のみ、経過時
間と原再生時刻情報との差分を求めるのではなく、より
短い期間に求めた差分の平均をもとめることで、ストリ
ーム情報の出力のゆらぎの影響を除去し、より細かい再
生時刻の補正を可能とするものである。
【0066】図8は、本発明の第2の実施の形態におけ
るストリーム再生時刻情報生成装置の構成図である。図
中、801は本実施の形態における再生時刻補正手段であ
り、再生時刻情報(108)を出力することは第1の実施の
形態の再生時刻補正手段(104)と同様だが、一定時間で
ある時刻ずれサンプリング間隔に一度、その時点の再生
時刻情報と、システムクロック手段(105)が出力する経
過時間情報(111)との差分を求め、時刻ずれサンプル情
報(802)に加算し、且つ、一定時間である補正時間間隔
に一度、時刻ずれサンプル情報(802)の平均を求めて再
生時刻ずれ情報(109)とするものである。本例では、補
正時間間隔は1分とし、時刻ずれサンプリング間隔は1秒
とする。また、補正閾値情報は、0.1秒であるとする。
その他の構成要素については第1の実施の形態と同様で
あるので、説明を割愛するが、本例では、ストリーム情
報出力手段(101)は、オペレーティングシステムの負荷
に寄り、動作するタイミングが0.1秒間隔から1秒間隔ま
で変化するとする。すなわち内部に最大1秒の内部バッ
ファを持つ。さらに本例では、オペレーティングシステ
ムの負荷により、平均して10分に0.1秒分のサンプリン
グの失敗を起こし、ストリーム情報のビットレートが低
くなる問題があるものとする。また、図9は本実施の形
態におけるストリーム再生時刻情報生成装置の情報の流
れを示す図であり、さらに、図10は、本実施の形態に
おけるストリーム再生時刻情報生成装置の動作の一例を
示すフローチャートである。
【0067】前述のように構成されたストリーム再生時
刻情報生成装置の動作を以下に説明する。
【0068】1 図10のステップ1からステップ5ま
での動作は、第1の実施の形態と同様に行われる。
【0069】2 ステップ5で、時刻ずれサンプリング
間隔(1秒)に達したら、ステップ6に移る。再生時刻補
正手段(801)で、システムクロック手段(105)から、スト
リーム情報が出力されてからの経過時間である経過時間
情報(111)を取得し、1秒であるという結果を得る。さら
にその時点の再生時刻情報(106)を読み出すと、(ストリ
ーム情報出力タイミングのゆらぎにより)0.7秒である。
両者の差の0.3秒を時刻ずれサンプル情報(802)に加算す
る。ステップ7で、補正時間間隔(1分)に達しているか
調べるが、まだ達していないので、ステップ1に戻り、
同様の動作を行う。
【0070】3 ステップ5で、再び時刻ずれサンプリ
ング間隔(1秒)に達したら、ステップ6に移る。経過時
間情報(111)を取得し、2秒であるという結果を得る。さ
らにその時点の再生時刻情報(106)を読み出すと、(スト
リーム情報のサンプリング失敗と、ストリーム情報出力
タイミングのゆらぎにより)2.29秒である。両者の差の-
0.29秒を時刻ずれサンプル情報(802)に加算し、0.01秒
を得る。ステップ7で補正時間間隔(1分)に達するま
で、ステップ1に戻り、同様の動作を行う。
【0071】4 ステップ7で、補正時間間隔(1分)に
達すると、ステップ8に移る。時刻ずれサンプル情報(8
02)はこの時点で0.6秒であったので、この補正時間間隔
における平均をとると、0.01秒となり、これが再生時刻
ずれ情報(109)となる。ステップ9で、この値と補正閾
値情報(110)の0.1秒と比較すると小さいので、補正はせ
ず、ステップ1に戻り、処理を繰り返す。
【0072】5 ステップ7で、10回目の補正時間間
隔(1分)に達すると、ステップ8に移る。この時点で1
0分たっており、時刻ずれサンプル情報(802)はこの時
点で6秒であったので、この補正時間間隔における平均
をとると、0.1秒となり、これが再生時刻ずれ情報(109)
となる。ステップ9で、この値は補正閾値情報(110)の
0.1秒以上であるので、この値を再生時刻オフセット情
報(107)に加算し、0.1秒となる。
【0073】6 上記の動作を適宜繰り返す(おわり)。 上述のように本実施の形態によるストリーム再生時刻情
報生成装置は、ある時間区間における時刻ずれの平均を
求め、その値が閾値を超えた場合に、補正をかけるよう
にしている。このため、第1苟謔Qの実施の形態ではな
しえなかった、ストリーム情報の出力のタイミングのゆ
らぎの範囲(最大1秒)より小さい再生時刻のずれ(0.1
秒)を、補正することができる。
【0074】なお、本実施の形態と、前記した第2の実
施の形態とを組み合わせて、さらに発明の効果を期待す
ることができるのはいうまでもない。その場合、最初の
時刻ずれサンプリング間隔で求めた時刻ずれサンプル情
報を、初回時間オフセット情報として用いればよい。
【0075】さらに、ここまで述べた実施の形態1〜3
は、ストリーム情報として、音声情報が固定ビットレー
トで出力されるということを例にあげたが、これはあく
まで一例であり、その他の情報でもかまわない。例え
ば、映像情報がフレーム毎に入力されるような形態で、
フレーム毎に付与されたタイムスタンプの時刻ずれが負
荷により発生するような場合においても、本発明を適用
できることは言うまでもない。
【0076】さらに、これまで述べた本発明の方法を、
プログラム製品として実現し、それをフロッピーディス
クやその他の記憶媒体などに格納して配布した場合や、
コンピュータネットワーク等の媒体を通じて配布した場
合などでも、本発明が有効であることは言うまでもな
い。
【0077】
【発明の効果】請求項1にかかるストリーム再生時刻情
報生成装置は、再生時間を持つ一連の情報列であるスト
リーム情報を間欠的に生成するストリーム情報出力手段
と、前記ストリーム情報出力手段がストリーム情報を出
力すると前記ストリーム情報の再生時刻を検出し原再生
時刻情報として生成し且つ任意の時間情報である再生時
刻オフセット情報と前記原再生時刻情報とを加算して求
めた再生時刻情報を出力する再生時刻生成手段と、前記
ストリーム情報に前記再生時刻情報を付与しパケットと
して出力するパケット生成手段と、初めて前記ストリー
ム情報が出力されてからの経過時間を測定し経過時間情
報として出力するシステムクロック手段と、任意の時間
間隔である補正時間間隔に一度前記再生時刻情報と前記
経過時間情報との差分である再生時刻ずれ情報を求め該
情報を用いて前記再生時刻オフセット情報を設定する再
生時刻補正手段とを備えことで、ストリーム情報の断片
を出力するタイミングにゆらぎがあるようなストリーム
情報出力手段において、正確な再生時刻情報を生成で
き、また、ストリーム情報のビットレートやタイムスタ
ンプに時刻ずれが発生した場合にも、それを補正するこ
とができる。
【0078】請求項2にかかるストリーム再生時刻情報
生成装置は、請求項1記載のストリーム再生時刻情報生
成装置において、ストリーム情報出力手段が、再生時間
あたりの情報量がどの断片においても同一であるストリ
ーム情報を出力し、再生時刻生成手段が、原再生時刻情
報を求める際に前記ストリーム情報の情報量から再生時
間を検出し前記再生時間により前記原再生時刻情報を求
めることで、特に固定ビットレートのストリーム情報に
ついて、請求項1で述べた効果を実現できる。
【0079】請求項3にかかるストリーム再生時刻情報
生成装置は、請求項1記載のストリーム再生時刻情報生
成装置において、ストリーム情報出力手段が、再生時間
を持つ一連の情報列の任意の断片毎に、該断片の再生時
刻を示すタイムスタンプ情報が付与されたストリーム情
報を出力し、再生時刻生成手段が、原再生時刻情報を求
める際に前記タイムスタンプ情報から前記原再生時刻情
報を求めることで、特に変動ビットレート等で、ストリ
ーム情報の断片のサイズからは再生時刻が求められず、
付与されたタイムスタンプにより再生時刻が求められる
ストリーム情報について、請求項1で述べた効果を実現
できる。
【0080】請求項4にかかるストリーム再生時刻情報
生成装置は、請求項1〜3のいずれか記載のストリーム
再生時刻情報生成装置において、再生時刻補正手段が、
任意の時間間隔である補正時間間隔に一度再生時刻情報
と経過時間情報との差分である再生時刻ずれ情報を求め
前記再生時刻ずれ情報の絶対値が任意の時間情報である
補正閾値情報より大きい場合にのみ前記再生時刻ずれ情
報を用いて再生時刻オフセット情報を設定することで、
請求項1〜3による効果に加え、ストリーム情報の断片
を出力するタイミングのゆらぎにより、不必要な補正を
行うのを抑止することができる。
【0081】請求項5にかかるストリーム再生時刻情報
生成装置は、請求項1〜4のいずれか記載のストリーム
再生時刻情報生成装置において、システムクロック手段
が、初めてストリーム情報が出力されてからの経過時間
を測定し且つ前記経過時間を任意の時間情報である初回
時間オフセット情報と加算して経過時間情報として出力
することで、請求項1〜4による効果に加え、ストリー
ム処理の開始時の、定常状態になる迄の、ストリーム情
報の断片を出力するタイミングのゆらぎによる影響を除
去し、不必要な補正を抑止することができる。
【0082】請求項6にかかるストリーム再生時刻情報
生成装置は、請求項5記載のストリーム再生時刻情報生
成装置において、再生時刻補正手段が、初めて再生時刻
ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再
生時刻オフセット情報を設定する代わりに初回時間オフ
セット情報を設定し且つ二度目以降に再生時刻ずれ情報
を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再生時刻オ
フセット情報を設定し処理を行うことで、請求項5によ
る効果に加え、開始時のストリーム情報の断片を出力す
るタイミングのゆらぎが未知数の時にも、ゆらぎによる
影響を除去し、不必要な補正を抑止することができる。
【0083】請求項7にかかるストリーム再生時刻情報
生成装置は、請求項1〜6のいずれか記載のストリーム
再生時刻情報生成装置において、再生時刻補正手段が、
補正時間間隔よりは短い任意の時間間隔である時刻ずれ
サンプリング間隔に一度再生時刻情報と経過時間情報と
の差分である時刻ずれサンプル情報を求めこれを蓄積し
且つ補正時間間隔に一度前記時刻ずれサンプル情報の平
均を求めこれを再生時刻ずれ情報とすることで、請求項
1〜6による効果に加え、ストリーム情報の断片を出力
するタイミングのゆらぎよりも小さな再生時刻ずれにつ
いても、補正を行うことができる。
【0084】請求項8にかかるストリーム再生時刻情報
生成方法は、再生時間を持つ一連の情報列であるストリ
ーム情報を間欠的に生成するストリーム情報出力ステッ
プと、前記ストリーム情報出力ステップがストリーム情
報を出力すると前記ストリーム情報の再生時刻を検出し
原再生時刻情報として生成し且つ任意の時間情報である
再生時刻オフセット情報と前記原再生時刻情報とを加算
して求めた再生時刻情報を出力する再生時刻生成ステッ
プと、前記ストリーム情報に前記再生時刻情報を付与し
パケットとして出力するパケット生成ステップと、初め
て前記ストリーム情報が出力されてからの経過時間を測
定し経過時間情報として出力するシステムクロックステ
ップと、任意の時間間隔である補正時間間隔に一度前記
再生時刻情報と前記経過時間情報との差分である再生時
刻ずれ情報を求め該情報を用いて前記再生時刻オフセッ
ト情報を設定する再生時刻補正手段とを備えことで、ス
トリーム情報の断片を出力するタイミングにゆらぎがあ
るようなストリーム情報出力ステップにおいて、正確な
再生時刻情報を生成でき、また、ストリーム情報のビッ
トレートやタイムスタンプに時刻ずれが発生した場合に
も、それを補正することができる。
【0085】請求項9にかかるストリーム再生時刻情報
生成方法は、請求項8記載のストリーム再生時刻情報生
成方法において、ストリーム情報出力ステップが、再生
時間あたりの情報量がどの断片においても同一であるス
トリーム情報を出力し、再生時刻生成ステップが、原再
生時刻情報を求める際に前記ストリーム情報の情報量か
ら再生時間を検出し前記再生時間により前記原再生時刻
情報を求めることで、特に固定ビットレートのストリー
ム情報について、請求項1で述べた効果を実現できる。
【0086】請求項10にかかるストリーム再生時刻情
報生成方法は、請求項8記載のストリーム再生時刻情報
生成方法において、ストリーム情報出力ステップが、再
生時間を持つ一連の情報列の任意の断片毎に、該断片の
再生時刻を示すタイムスタンプ情報が付与されたストリ
ーム情報を出力し、再生時刻生成ステップが、原再生時
刻情報を求める際に前記タイムスタンプ情報から前記原
再生時刻情報を求めることで、特に変動ビットレート等
で、ストリーム情報の断片のサイズからは再生時刻が求
められず、付与されたタイムスタンプにより再生時刻が
求められるストリーム情報について、請求項1で述べた
効果を実現できる。
【0087】請求項11にかかるストリーム再生時刻情
報生成方法は、請求項8〜10のいずれか記載のストリ
ーム再生時刻情報生成方法において、再生時刻補正ステ
ップが、任意の時間間隔である補正時間間隔に一度再生
時刻情報と経過時間情報との差分である再生時刻ずれ情
報を求め前記再生時刻ずれ情報の絶対値が任意の時間情
報である補正閾値情報より大きい場合にのみ前記再生時
刻ずれ情報を用いて再生時刻オフセット情報を設定する
ことで、請求項1〜3による効果に加え、ストリーム情
報の断片を出力するタイミングのゆらぎにより、不必要
な補正を行うのを抑止することができる。
【0088】請求項12にかかるストリーム再生時刻情
報生成方法は、請求項8〜11のいずれか記載のストリ
ーム再生時刻情報生成方法において、システムクロック
ステップが、初めてストリーム情報が出力されてからの
経過時間を測定し且つ前記経過時間を任意の時間情報で
ある初回時間オフセット情報と加算して経過時間情報と
して出力することで、請求項1〜4による効果に加え、
ストリーム処理の開始時の、定常状態になる迄の、スト
リーム情報の断片を出力するタイミングのゆらぎによる
影響を除去し、不必要な補正を抑止することができる。
【0089】請求項13にかかるストリーム再生時刻情
報生成方法は、請求項12記載のストリーム再生時刻情
報生成方法において、再生時刻補正手段が、初めて再生
時刻ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用い
て再生時刻オフセット情報を設定する代わりに初回時間
オフセット情報を設定し且つ二度目以降に再生時刻ずれ
情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再生時
刻オフセット情報を設定し処理を行うことで、請求項5
による効果に加え、開始時のストリーム情報の断片を出
力するタイミングのゆらぎが未知数の時にも、ゆらぎに
よる影響を除去し、不必要な補正を抑止することができ
る。
【0090】請求項14にかかるストリーム再生時刻情
報生成方法は、請求項1〜13のいずれか記載のストリ
ーム再生時刻情報生成方法において、再生時刻補正ステ
ップが、補正時間間隔よりは短い任意の時間間隔である
時刻ずれサンプリング間隔に一度再生時刻情報と経過時
間情報との差分である時刻ずれサンプル情報を求めこれ
を蓄積し且つ補正時間間隔に一度前記時刻ずれサンプル
情報の平均を求めこれを再生時刻ずれ情報とすること
で、請求項1〜6による効果に加え、ストリーム情報の
断片を出力するタイミングのゆらぎよりも小さな再生時
刻ずれについても、補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるストリーム再生
時刻情報生成装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるストリーム再生
時刻情報生成装置の情報の流れを説明する図
【図3】本発明の実施の形態1のストリーム再生時刻情
報生成装置のフローチャート
【図4】ストリーム情報が出力されるタイミングのゆら
ぎを説明する図
【図5】本発明の実施の形態2におけるストリーム再生
時刻情報生成装置の構成図
【図6】本発明の実施の形態2におけるストリーム再生
時刻情報生成装置の情報の流れを説明する図
【図7】本発明の実施の形態2のストリーム再生時刻情
報生成装置のフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3におけるストリーム再生
時刻情報生成装置のストリーム再生時刻情報生成装置の
構成図
【図9】本発明の実施の形態3におけるストリーム再生
時刻情報生成装置の情報の流れを説明する図
【図10】本発明の実施の形態3のストリーム再生時刻
情報生成装置のフレームレート情報出力手段の動作を示
すフローチャート
【図11】ストリーム情報と再生時刻情報を説明する図
【図12】第1の従来の技術におけるストリーム再生時
刻情報生成装置の構成図
【図13】第1の従来の技術におけるストリーム再生時
刻情報生成装置の動作を示すフローチャート
【図14】第2の従来の技術におけるストリーム再生時
刻情報生成装置の構成図
【図15】第2の従来の技術におけるストリーム再生時
刻情報生成装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
101 ストリーム情報出力手段 102 パケット生成手段 103 再生時刻生成手段 104 再生時刻補正手段 105 システムクロック手段 106 原再生時刻情報 107 再生時刻オフセット情報 108 再生時刻情報 109 再生時刻ずれ情報 110 補正閾値情報 111 経過時間情報

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生時間を持つ一連の情報列であるストリ
    ーム情報を間欠的に生成するストリーム情報出力手段
    と、前記ストリーム情報出力手段がストリーム情報を出
    力すると前記ストリーム情報の再生時刻を検出し原再生
    時刻情報として生成し且つ任意の時間情報である再生時
    刻オフセット情報と前記原再生時刻情報とを加算して求
    めた再生時刻情報を出力する再生時刻生成手段と、前記
    ストリーム情報に前記再生時刻情報を付与しパケットと
    して出力するパケット生成手段と、初めて前記ストリー
    ム情報が出力されてからの経過時間を測定し経過時間情
    報として出力するシステムクロック手段と、任意の時間
    間隔である補正時間間隔に一度前記再生時刻情報と前記
    経過時間情報との差分である再生時刻ずれ情報を求め該
    情報を用いて前記再生時刻オフセット情報を設定する再
    生時刻補正手段とを備えたことを特徴とするストリーム
    再生時刻情報生成装置。
  2. 【請求項2】前記ストリーム情報出力手段が、再生時間
    あたりの情報量がどの断片においても同一であるストリ
    ーム情報を出力し、再生時刻生成手段が、原再生時刻情
    報を求める際に前記ストリーム情報の情報量から再生時
    間を検出し前記再生時間により前記原再生時刻情報を求
    めることを特徴とする請求項1記載のストリーム再生時
    刻情報生成装置。
  3. 【請求項3】前記ストリーム情報出力手段が、再生時間
    を持つ一連の情報列の任意の断片毎に、該断片の再生時
    刻を示すタイムスタンプ情報が付与されたストリーム情
    報を出力し、再生時刻生成手段が、原再生時刻情報を求
    める際に前記タイムスタンプ情報から前記原再生時刻情
    報を求めることを特徴とする請求項1記載のストリーム
    再生時刻情報生成装置。
  4. 【請求項4】前記再生時刻補正手段が、任意の時間間隔
    である補正時間間隔に一度再生時刻情報と経過時間情報
    との差分である再生時刻ずれ情報を求め前記再生時刻ず
    れ情報の絶対値が任意の時間情報である補正閾値情報よ
    り大きい場合にのみ前記再生時刻ずれ情報を用いて再生
    時刻オフセット情報を設定することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のストリーム再生時刻情報生成
    装置。
  5. 【請求項5】前記システムクロック手段が、初めてスト
    リーム情報が出力されてからの経過時間を測定し且つ前
    記経過時間を任意の時間情報である初回時間オフセット
    情報と加算して経過時間情報として出力することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のストリーム再生
    時刻情報生成装置。
  6. 【請求項6】前記再生時刻補正手段が、初めて再生時刻
    ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再
    生時刻オフセット情報を設定する代わりに初回時間オフ
    セット情報を設定し且つ二度目以降に再生時刻ずれ情報
    を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再生時刻オ
    フセット情報を設定し処理を行うことを特徴とする請求
    項5記載のストリーム再生時刻情報生成装置。
  7. 【請求項7】前記再生時刻補正手段が、補正時間間隔よ
    りは短い任意の時間間隔である時刻ずれサンプリング間
    隔に一度再生時刻情報と経過時間情報との差分である時
    刻ずれサンプル情報を求めこれを蓄積し且つ補正時間間
    隔に一度前記時刻ずれサンプル情報の平均を求めこれを
    再生時刻ずれ情報とすることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載のストリーム再生時刻情報生成装置。
  8. 【請求項8】再生時間を持つ一連の情報列であるストリ
    ーム情報を間欠的に生成するストリーム情報出力ステッ
    プと、前記ストリーム情報出力ステップがストリーム情
    報を出力すると前記ストリーム情報の再生時刻を検出し
    原再生時刻情報として生成し且つ任意の時間情報である
    再生時刻オフセット情報と前記原再生時刻情報とを加算
    して求めた再生時刻情報を出力する再生時刻生成ステッ
    プと、前記ストリーム情報に前記再生時刻情報を付与し
    パケットとして出力するパケット生成ステップと、初め
    て前記ストリーム情報が出力されてからの経過時間を測
    定し経過時間情報として出力するシステムクロックステ
    ップと、任意の時間間隔である補正時間間隔に一度前記
    再生時刻情報と前記経過時間情報との差分である再生時
    刻ずれ情報を求め該情報を用いて前記再生時刻オフセッ
    ト情報を設定する再生時刻補正手段とを備えたことを特
    徴とするストリーム再生時刻情報生成方法。
  9. 【請求項9】前記ストリーム情報出力ステップが、再生
    時間あたりの情報量がどの断片においても同一であるス
    トリーム情報を出力し、再生時刻生成ステップが、原再
    生時刻情報を求める際に前記ストリーム情報の情報量か
    ら再生時間を検出し前記再生時間により前記原再生時刻
    情報を求めることを特徴とする請求項8記載のストリー
    ム再生時刻情報生成方法。
  10. 【請求項10】前記ストリーム情報出力ステップが、再
    生時間を持つ一連の情報列の任意の断片毎に、該断片の
    再生時刻を示すタイムスタンプ情報が付与されたストリ
    ーム情報を出力し、再生時刻生成ステップが、原再生時
    刻情報を求める際に前記タイムスタンプ情報から前記原
    再生時刻情報を求めることを特徴とする請求項8記載の
    ストリーム再生時刻情報生成方法。
  11. 【請求項11】前記再生時刻補正ステップが、任意の時
    間間隔である補正時間間隔に一度再生時刻情報と経過時
    間情報との差分である再生時刻ずれ情報を求め前記再生
    時刻ずれ情報の絶対値が任意の時間情報である補正閾値
    情報より大きい場合にのみ前記再生時刻ずれ情報を用い
    て再生時刻オフセット情報を設定することを特徴とする
    請求項8〜10のいずれかに記載のストリーム再生時刻
    情報生成方法。
  12. 【請求項12】前記システムクロックステップが、初め
    てストリーム情報が出力されてからの経過時間を測定し
    且つ前記経過時間を任意の時間情報である初回時間オフ
    セット情報と加算して経過時間情報として出力すること
    を特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載のストリ
    ーム再生時刻情報生成方法。
  13. 【請求項13】前記再生時刻補正手段が、初めて再生時
    刻ずれ情報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて
    再生時刻オフセット情報を設定する代わりに初回時間オ
    フセット情報を設定し且つ二度目以降に再生時刻ずれ情
    報を求めた際は前記再生時刻ずれ情報を用いて再生時刻
    オフセット情報を設定し処理を行うことを特徴とする請
    求項12記載のストリーム再生時刻情報生成方法。
  14. 【請求項14】前記再生時刻補正ステップが、補正時間
    間隔よりは短い任意の時間間隔である時刻ずれサンプリ
    ング間隔に一度再生時刻情報と経過時間情報との差分で
    ある時刻ずれサンプル情報を求めこれを蓄積し且つ補正
    時間間隔に一度前記時刻ずれサンプル情報の平均を求め
    これを再生時刻ずれ情報とすることを特徴とする請求項
    8〜13のいずれかに記載のストリーム再生時刻情報生
    成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019584A1 (fr) * 2000-09-01 2002-03-07 Sony Corporation Multiplexeur, recepteur et procede de transmission en multiplexage

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