JP2959320B2 - Id符号検出方法及びid符号検出装置 - Google Patents

Id符号検出方法及びid符号検出装置

Info

Publication number
JP2959320B2
JP2959320B2 JP6962293A JP6962293A JP2959320B2 JP 2959320 B2 JP2959320 B2 JP 2959320B2 JP 6962293 A JP6962293 A JP 6962293A JP 6962293 A JP6962293 A JP 6962293A JP 2959320 B2 JP2959320 B2 JP 2959320B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
signal
detected
block
estimated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6962293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06282937A (ja
Inventor
晴夫 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6962293A priority Critical patent/JP2959320B2/ja
Publication of JPH06282937A publication Critical patent/JPH06282937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2959320B2 publication Critical patent/JP2959320B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル・オーディ
オ・テープレコーダやディジタルVTRなどのディジタ
ル情報に含まれている同期ブロックのID符号を検出す
るID符号検出方法及びID符号検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号や映像信号をディジタル
化して劣化なく記録する、ディジタル・オーディオ・テ
ープレコーダやディジタルVTRが開発されている。
【0003】図4はディジタルVTRの再生データ系列
の一例を示すものである。図4において、1a〜1fは
所定のビット数よりなる同期ブロックである。各同期ブ
ロックの内容を図5に示す。図5において、2は同期符
号であって、同期ブロックの先頭位置を検出するための
符号である。3はID符号であり、この同期ブロックを
他の同期ブロックと区別するため、トラック番号やトラ
ック内での位置を示すブロック番号などの情報が含まれ
ている。4はデータ部であり、映像ないしは音声データ
および誤り訂正符号などが含まれている。
【0004】このような再生データ系列から映像ないし
音声を正しく再現するためには、ID符号3を正しく検
出しなくてはならない。しかし、通常再生データには雑
音の影響などによる符号誤りが生じる。そこで、符号誤
りによるID符号の検出誤りを防いで正しく検出するた
め、検出すべき同期ブロックの前に位置する同期ブロッ
クのIDデータを用いて検出したIDデータを訂正する
などの方法が知られている(例えば、特開昭59ー94
941号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTRでは
サーチ再生等において記録トラックをまたいで再生する
ことがあり、このときデータ系列が不連続になる。この
とき、上記従来の方法では、データ列が不連続になった
位置以降で正しくID符号を検出するまでにいくつかの
同期ブロックのID符号を正しく検出できない。このた
め、この部分のデータが正しく再生できず、サーチ時な
どにおける再生画質が劣化してしまうという課題があ
る。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決すべく、
符号誤りによるID符号の検出誤りを防いで正しく検出
し、かつデータが不連続になった場合においてもその直
後から正しくID符号を検出でき、また小さな回路規模
で容易に実現できるID符号検出装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のID符号検出方法は、第1の同期ブロック
から検出された第1の検出ID符号から後続する第2の
同期ブロックのID符号を推定した推定ID符号と前記
第2の同期ブロックから検出された第2の検出ID符号
の一致を検出し、一致が検出された場合には前記第1の
検出ID符号を前記第1の同期ブロックに対する確定I
D符号として出力し、一致が検出されない場合には前記
第1の同期ブロックの1つ前の同期ブロックに対する確
定ID符号から前記第1の同期ブロックに対するID符
号を推定して前記第1の同期ブロックに対する確定ID
符号として出力するものである。
【0008】また、本発明のID検出装置は、同期ブロ
ックから検出された検出ID符号を1同期ブロック期間
遅延する第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力
から後続する同期ブロックのID符号を推定して第1の
推定ID符号を出力する第1の推定手段と、前記検出I
D符号と前記第1の推定ID符号の一致を検出する一致
検出手段と、確定した確定ID符号を1同期ブロック遅
延する第2の遅延手段と、前記第2の遅延手段の出力か
ら後続する同期ブロックのID符号を推定して第2の推
定ID符号を出力する第2の推定手段と、前記一致検出
手段において一致が検出された場合には前記第1の遅延
手段の出力を、一致が検出されない場合には前記第2の
推定ID符号をそれぞれ前記確定ID符号として選択す
る選択手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した方法ないし構成により、その
同期ブロックの先頭部にあるID符号と後続する同期ブ
ロックの先頭にあるID符号とからその同期ブロックに
対するID符号を確定することになり、データが不連続
になった場合においてもその直後から正しくID符号を
検出できる。また、2つの連続するID符号の一方から
誤りが検出された場合には、すでに確定された前のID
符号からそのID符号を推定して出力するため、符号誤
りによってID符号に誤りがあっても正しいID符号が
検出できる。さらに、極めて簡単な回路構成で実現でき
る。
【0010】
【実施例】以下本発明のID符号検出方法を用いたID
符号検出装置の一実施例について説明する。図1は本発
明の一実施例におけるID符号検出装置の構成図であ
る。
【0011】図1において、ディジタルVTRより再生
されたデータ列より検出されたID符号は、信号16と
して入力される。信号16は第1の遅延手段としての遅
延回路10で1同期ブロック期間遅延されて信号17と
して出力される。信号17は第1の推定手段としての推
定回路11およびスイッチ13の一方の入力端子に接続
されている。
【0012】推定回路11は信号17が示すID符号か
ら次のID符号を推定し、信号18として出力する。な
おID符号は、1つのトラック内においては、トラック
番号は変化しない、ブロック番号は規則的に変化する、
などの性質がある。したがって、推定回路11ではこれ
らの規則に基づいて次のID符号を推定する。
【0013】一致検出回路12は、信号16の示すID
符号と信号18の示すID符号が一致しているかどうか
を判別し、判別結果を信号19として出力する。ここで
は、一致したとき信号19がHレベルになり、一致しな
いときLレベルになるものとする。
【0014】スイッチ13は、信号19によって制御さ
れ、信号19がHレベルのとき信号17を選択し、信号
19がLレベルのとき後述する信号22を選択して、確
定したID符号を示す信号として信号20を出力する。
【0015】また、信号20は第2の遅延手段である遅
延回路14に入力され、1同期ブロック期間遅延されて
信号21となる。第2の推定手段である推定回路15
は、信号21が示すID符号から次のID符号を推定し
て信号22を出力する。なお、推定回路15は、先の推
定回路11と同様に、ID符号のもつ規則に基づいて推
定を行う。
【0016】次に、上述した実施例のより具体的な動作
について、タイミング図を参照しながら説明する。図2
は、信号16〜信号22の変化の一例を示すタイミング
図である。この例では、1つのトラックより連続してデ
ータが再生されており、ID符号は、「A」、「B」、
「C」、・・・・、「X」、「Y」、・・・などの順で
記録されているものとする。また、時間t4において、
信号16が示すID符号は本来は「H」であるが、符号
誤りによって「X」として検出されてしまっているもの
とする。
【0017】ここで信号19は、前述のように信号16
の示すID符号と信号18の示すID符号の一致を示す
信号であり、一致している場合にHレベルとなる。した
がって、図2の例では、信号16が示すID符号が符号
誤りによって「X」となった時間t4、および信号17
が示すID符号から推定された信号18が示すID符号
が「Y」となる時間t5において、信号19はLレベル
となる。
【0018】確定したID符号を示す信号20は、信号
19がHレベルのときには信号17に等しい。時間t4
においては、信号20を遅延した信号21が示すID符
号から推定された信号22が示すID符号「G」が信号
20として出力される。また時間t5においては、同様
にして、信号22が示すID符号「H」が出力される。
【0019】以上に述べた動作の結果、信号20が示す
確定したID符号は、信号16が示すID符号のうちか
ら、誤った符号「X]を正しい符号「H」に置き換え
て、1同期ブロック期間遅れて出力することになる。し
たがって、再生されたデータ列を1同期期間遅らせれ
ば、これに対する正しいID符号が信号20として得ら
れる。
【0020】次に、実施例の具体的な動作の他の例につ
いて説明する。図3は、信号16〜信号22の変化の他
の一例を示すタイミング図である。この例は、VTRの
サーチ再生の場合のようにデータ系列が不連続になる場
合を示している。すなわち、「A」、「B」、「C」、
・・・・などの順でID符号が記録されているあるトラ
ックの再生から、時間t4以降では「a」、「b」、
「c」、・・・・の順でID符号が記録されている別の
トラックの再生に切り替わった場合である。
【0021】ここで信号19は、信号16の示すID符
号と信号18の示すID符号が一致しない時間t4にお
いてLレベルとなる。
【0022】確定したID符号を示す信号20は、信号
19がHレベルのときには信号17に等しく、信号19
がLレベルのときには信号22が示すID符号に等し
い。したがって、時間t4において信号19がLレベル
となるものの、信号22がこの期間では正しくID符号
「G」を推定しているため、信号20が出力するID符
号も正しい。
【0023】以上に述べた動作の結果、信号20が示す
確定したID符号は、信号16が示すID符号を1同期
ブロック期間遅れて出力したことになり、再生されたデ
ータ列を1同期ブロック期間遅らせれば、これに対する
正しいID符号が信号20として得られる。すなわち、
VTRのサーチ再生のように、データが不連続になった
場合においても、その直後から正しくID符号を検出で
きる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、請求項記載の範囲で他の実施形態のもので
あってもよいことは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように、符号誤りによる
ID符号の検出誤りがあっても、出力するID符号はこ
れを補正した正しいID符号となる。また、データが不
連続になった場合においてもその直後から正しくID符
号を検出でき、これによってVTRのサーチ再生時など
においても高い画質の再生映像を得ることができる。さ
らに、極めて簡易な構成であるため、小さな回路規模で
容易に実現できる特徴もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】本実施例の動作を説明するタイミング図
【図3】本実施例の他の動作を説明するタイミング図
【図4】ディジタルVTRの再生データ列を説明する信
号図
【図5】ディジタルVTRの再生データ列の1つの同期
ブロックの内容を示す信号図
【符号の説明】
10、14 遅延回路 11、15 推定回路 12 一致検出回路 13 スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の同期ブロックから検出された第1の
    検出ID符号から後続する第2の同期ブロックのID符
    号を推定した推定ID符号と前記第2の同期ブロックか
    ら検出された第2の検出ID符号の一致を検出し、一致
    が検出された場合には前記第1の検出ID符号を前記第
    1の同期ブロックに対する確定ID符号として出力し、
    一致が検出されない場合には前記第1の同期ブロックの
    1つ前の同期ブロックに対する確定ID符号から前記第
    1の同期ブロックに対するID符号を推定して前記第1
    の同期ブロックに対する確定ID符号として出力するI
    D符号検出方法。
  2. 【請求項2】同期ブロックから検出された検出ID符号
    を1同期ブロック期間遅延する第1の遅延手段と、前記
    第1の遅延手段の出力から後続する同期ブロックのID
    符号を推定して第1の推定ID符号を出力する第1の推
    定手段と、前記検出ID符号と前記第1の推定ID符号
    の一致を検出する一致検出手段と、確定した確定ID符
    号を1同期ブロック遅延する第2の遅延手段と、前記第
    2の遅延手段の出力から後続する同期ブロックのID符
    号を推定して第2の推定ID符号を出力する第2の推定
    手段と、前記一致検出手段において一致が検出された場
    合には前記第1の遅延手段の出力を、一致が検出されな
    い場合には前記第2の推定ID符号をそれぞれ前記確定
    ID符号として選択する選択手段とを備えたID符号検
    出装置。
JP6962293A 1993-03-29 1993-03-29 Id符号検出方法及びid符号検出装置 Expired - Fee Related JP2959320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6962293A JP2959320B2 (ja) 1993-03-29 1993-03-29 Id符号検出方法及びid符号検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6962293A JP2959320B2 (ja) 1993-03-29 1993-03-29 Id符号検出方法及びid符号検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06282937A JPH06282937A (ja) 1994-10-07
JP2959320B2 true JP2959320B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=13408161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6962293A Expired - Fee Related JP2959320B2 (ja) 1993-03-29 1993-03-29 Id符号検出方法及びid符号検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2959320B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06282937A (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0367217B1 (en) Information signal recording and playback method and apparatus therefor
EP0434837B1 (en) Method and apparatus for reproduction
EP0408343B1 (en) Encoding device and decoding device suitable for dubbing
KR910008396B1 (ko) 메모리 제어장치
JPS6215946B2 (ja)
JPS61168173A (ja) 記録再生方式
US5228041A (en) Sync signal detection system in a memory system for recording and reproducing block unit data
JP2959320B2 (ja) Id符号検出方法及びid符号検出装置
JP2973539B2 (ja) データ再生装置
JP3321884B2 (ja) 同期ブロック検出方法および同期ブロック検出装置
JPH0754615B2 (ja) 誤り訂正制御装置
KR100223160B1 (ko) 디지탈-브이씨알(d-vcr)의 동기신호 기록.검출방법 및 그 장치
JP2778024B2 (ja) アドレス再生装置
JPH0449313B2 (ja)
KR100240601B1 (ko) 디지털 비디오 홈 시스템형 비디오 카세트 레코더에서의 트랙 넘버 결정 방법 및 장치
JP3271073B2 (ja) 磁気再生装置
JP3446259B2 (ja) 基準タイミング信号生成回路
JP2756114B2 (ja) ディジタルテープレコーダ
JPS5851323B2 (ja) 誤り検出方式
JPH05298606A (ja) 回転ヘッド形ディジタル信号再生装置
JP2000285604A (ja) 再生装置及び再生方法
JPH02143977A (ja) 再生装置
JPH0982034A (ja) ビットスリップのキャンセル方法及びキャンセル回路
JPH05328274A (ja) 磁気記録再生装置
JPH061600B2 (ja) デイジタル信号記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees