JPH11134804A - 映像音声同期システム - Google Patents

映像音声同期システム

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Publication number
JPH11134804A
JPH11134804A JP9301268A JP30126897A JPH11134804A JP H11134804 A JPH11134804 A JP H11134804A JP 9301268 A JP9301268 A JP 9301268A JP 30126897 A JP30126897 A JP 30126897A JP H11134804 A JPH11134804 A JP H11134804A
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JP
Japan
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time
audio
video
data
frame
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Application number
JP9301268A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Takeuchi
広和 竹内
Tatsunori Saitou
龍則 斉藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像及び音声再生時間の時間ずれが大きい場
合にも同期が採れ、精度の高い映像及び音声フレ−ムの
同期を採ることにある。 【解決手段】 ディマックススレッド10で時刻情報T
S及び映像デ−タを有する映像フレ−ム100と音声デ
−タを有する音声フレ−ムとに分離し,タイムカウンタ
18で音声フレ−ムのPCM再生時刻Xを生成し、生成
されたPCM再生時刻X及びCPUクロック時刻Yに基
づき、ビデオスレッド20で音声フレ−ムに映像フレ−
ムを同期させて映像デ−タ及び音声デ−タを再生したの
で、映像再生時間と音声再生時間の時間ずれが大きい場
合にも、音声フレ−ムの再生時刻と映像フレ−ムの時刻
情報から迅速に同期が採れるようにする。さらに記憶さ
れた音声デ−タを再生すべき時刻を参照した時点のCP
Uクロック時刻Z及び記憶されたCPUクロック時刻Y
を参照してビデオスレッド20で映像デ−タの再生タイ
ミングを補完する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば音声データ
と映像データとをリアルタイムで再生する映像音声同期
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報通信のマルチメディア化にともなっ
て、映像/音声等のリアルタイムデ−タを再生する要求
が高まっている。これらリアルタイムデ−タを再生する
際に問題となるのは、映像と音声の同期である。映像の
再生を音声の再生と同時に行う際は、映像及び音声のそ
れぞれの再生時間にずれが生じ易いので、映像と音声の
再生時間のずれをPLL回路等のハ−ドウェアまたはソ
フトウェアを用いて同期を採りながら修正する映像音声
同期システムが採用されている。
【0003】このような映像音声同期システムには、例
えば、特開平6−233269号公報に記載のシステム
等がある。この映像音声同期システムでは、音声再生終
了時刻における映像フレ−ムの表示時刻に時間差がある
ことを検出する。その検出した時間差に基づいて映像の
符号化デ−タのデ−タ転送タイミングの変更をタイマ側
に通知し、映像再生時における起動タイミングに割り込
みをかけて映像再生時を変更している。これにより、映
像再生時と音声再生時の同期を採り、音声再生時と映像
再生時に発生するずれを修正している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
映像音声同期システムは、映像フレ−ムの時刻情報をタ
イマ側に通知し、映像再生時における起動タイミングに
割り込みをかけて映像再生時を変更したものであるた
め、例えば、映像が音声より70msec以上遅くなる
と、映像再生時間と音声再生時間との時間ずれが大きく
なり、同期が採れなくなる場合があるだけでなく、映像
及び音声デ−タの取りこぼしや音声デ−タのアンダ−フ
ロ−及びオ−バ−フロ−により、音声再生時の音声デ−
タの途切れが問題となる。
【0005】本発明は以上の課題に鑑みてなされたもの
であって、映像再生時間と音声再生時間の時間ずれが大
きい場合にも音声フレ−ムと映像フレ−ムとを同期させ
て映像デ−タ及び音声デ−タを再生することができる映
像音声同期システムを提供することにある。
【0006】本発明のさらなる目的は、連続的に音声を
再生できる映像音声同期システムを提供することにあ
る。
【0007】本発明の別の目的は、より精度をよく音声
フレ−ムと映像フレ−ムとの同期を採ることができる映
像音声同期システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の映像音声同期システムは、
多重化された、時刻情報及び映像デ−タを有する映像フ
レ−ムと音声デ−タを有する音声フレ−ムとを分離する
手段と、前記音声デ−タを再生すべき時刻を生成する手
段と、前記生成された時刻及び前記映像フレ−ムの有す
る時刻情報に基づき、前記分離された音声フレ−ムと映
像フレ−ムとを同期させて前記映像デ−タ及び前記音声
デ−タを再生する手段とを具備する。
【0009】また請求項2記載の本発明の映像音声同期
システムは、多重化された、映像デ−タを有する固定長
の映像フレ−ムと音声デ−タを有する音声フレ−ムとを
分離する手段と、前記音声デ−タを再生すべき時刻を生
成する手段と、前記生成された時刻及び前記固定長の映
像フレ−ムから導き出される当該映像フレ−ムの再生す
べき時刻に基づき、前記分離された音声フレ−ムと映像
フレ−ムとを同期させて前記映像デ−タ及び前記音声デ
−タを再生する手段とを具備する。
【0010】本発明の映像音声同期システムでは、音声
フレ−ムの再生時刻及び映像フレ−ムの時刻情報等に基
づき、音声フレ−ムと映像フレ−ムとを同期させて映像
デ−タ及び音声デ−タを再生しているので、映像再生時
間と音声再生時間の時間ずれが大きい場合にも、音声フ
レ−ムと映像フレ−ムとを同期させて映像デ−タ及び音
声デ−タを再生することができ、連続的に音声を再生で
きる。
【0011】請求項3記載の本発明の映像音声同期シス
テムは、前記分離された音声フレームの有する音声デー
タを一旦蓄積し適当なポーリング周期で前記音声データ
の再生情報量を調べ、この再生情報量に基づき当該音声
デ−タを再生すべき時刻を生成することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の本発明の映像音声同期シス
テムは、前記音声デ−タを再生すべき時刻を一旦記憶す
ると共に、前記時刻を記憶した時点におけるシステムク
ロック時刻を記憶する手段と、前記記憶された音声デ−
タを再生すべき時刻を参照した時点のシステムクロック
時刻及び前記記憶されたシステムクロック時刻により、
前記映像デ−タの再生タイミングを補完する手段とをさ
らに具備することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の本発明の映像音声同期シス
テムでは、上記の補完、すなわちソフトウェアによる時
間的な補完を行うことによって、より精度のよく音声フ
レ−ムと映像フレ−ムとの同期を採ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0015】図1は本発明の実施形態の映像音声同期シ
ステムのデコ−ダ部の主要な構成を説明する図、図2は
映像フレ−ムの構成例を示す図である。
【0016】図1において、分離手段であるディマック
ススレッド10は、時刻情報及び映像デ−タを有する映
像フレ−ムと音声デ−タを有する音声フレ−ムとに分離
してデコ−デイング処理をするため映像フレ−ムをビデ
オバッファ12に、また音声フレ−ムをオ−ディオバッ
ファ14に一時格納する。ビデオバッファ12には、図
2に示す可変フレームレートから成る映像フレ−ム10
0が格納される。
【0017】映像フレ−ム100には、ヘッダ101に
可変フレ−ムレ−トのカウント値を示すためフレ−ム毎
にタイムスタンプ102の番号が付けられている。タイ
ムスタンプ102は、例えば、1、4、7、8の順にヘ
ッダ101に付けられている。またヘッダ101で「0
または1」を表示する。映像フレ−ム100の区画フレ
−ム毎のカウント値は、例えば1/30、4/30、7
/30、8/30である。 監視手段であるオ−ディス
レッド16は、オ−ディオバッファ14を経た音声フレ
−ムの再生時刻情報を音声再生回路30内の音声バッフ
ァであるPCMバッファ34に一時記憶してから、音声
フレ−ムの再生時刻情報を監視する。ディマックススレ
ッド10で分離して得た音声信号は、通常、固定周波数
でサンプリングされたPCM信号である。この音声PC
M信号を再生し、音声を出力する際には、以下に詳しく
説明するように再生音声デ−タ量を適当な間隔で監視す
ることで音声を基準にした再生時刻、つまりクロックが
得られる。このクロックを基準にして映像再生のタイミ
ングを採ることで映像と音声の同期が採れる。
【0018】生成手段であるタイムカウンタ18は、P
CM再生量時刻生成領域18a、CPUクロック時刻生
成領域18b及びフラグ領域18cから成る。PCM再
生量時刻生成領域18aは、オ−ディオスレッド16の
チェック手段16aで監視したパルス符号変調されたP
CM再生量の時刻情報Xを生成する。CPUクロック時
刻領域18bはシステムクロックであるCPUクロック
24においてCPU20の動作時刻を計時して生成す
る。フラグ領域18cはオ−ディオスレッド16からの
指示により現在音声再生中であることを示すフラグが立
つときタイムカウンタ18を動作させ、またフラグを立
てないときタイムカウンタ18の動作を停止させる。
【0019】同期再生手段であるビデオスレッド20
は、タイムカウンタ18から生成された時刻デ−タのP
CM再生量時刻X,CPU22のクロック時刻Y及びC
PUクロック24で計時されたCPU22の現在時刻Z
とビデオバッファ12の出力である映像符号化デ−タの
映像フレ−ムの再生時刻TSに基づいて待機時間Wを演
算により求め、待機時間Wの後に音声フレ−ムに映像フ
レ−ムを同期させて映像デ−タ及び音声デ−タを再生す
る。
【0020】待機時間は、先ず、映像フレ−ムの再生時
刻TSとPCM再生時刻Xから(TS−X)を計算す
る。オ−ディオスレッド16がタイムカウンタ18に書
き込んだ時刻とビデオスレッド20がタイムカウンタ1
8を参照した時間が同時刻のときは、先の(TS−X)
をもって待機時間とする。
【0021】また先に説明したようにオ−ディオスレッ
ド16は、あらかじめ定めたポ−リング周期でしかタイ
ミングカウンタ18を更新しないので、この誤差を補正
して精度を上げるため、CPUクロック24の現在時刻
Z,CPU22のクロック時刻Yも加味し 待機時間W=(TS−X)−(Z−Y)・・・・・(1) から求める。
【0022】ここで、オ−ディオスレッド16がタイム
カウンタ18にPCM再生量時刻Xを書き込んだ時刻が
CPUクロック時刻Yであり、ビデオスレッド20がタ
イムカウンタ18を参照した時刻が現在時刻Zであるた
め、(Z−Y)の補正値を加味してより緻密に待機時間
Wを計算することができる。
【0023】このように待機時間を計算するのは、生成
されたクロックとCPUクロック24に基づいて映像再
生のタイミングを得る際に、先に得られた音声基準のク
ロックと映像デ−タに付加された(あるいは映像のフレ
−ムレ−トから求められた)時刻情報を比較して求める
ためである。
【0024】例えば、図1及び図4に示すソフトウェア
処理により処理する際に、音声基準クロックは、音声P
CM信号再生量を監視する周期でしか精度が得られない
ため、ポ−リング周期の間の時間を補完する必要があ
る。そのためにポ−リング周期を加味した補完をかける
ためシステムクロックであるCPUクロック24を用い
る。オ−ディオスレッド16による音声再生は、タイム
カウンタ18を基準に再生フレ−ムの時刻で再生し、ま
たビデオスレッド20による映像の再生のとき参照する
タイムカウンタ18からの時刻情報に基づいて更新した
再生時刻にズレが生じる。このため、このズレを現時刻
ZのCPUクロック時刻とタイムカウント18の領域に
書かれたCPUクロック時間とで補正して、より精度の
高い影像と音声の同期を採るものである。
【0025】ビデオスレッド20は、CPUクロック2
4からCPU22の現在時刻Zを入力すると共に、オ−
ディオスレッド16を経てタイムカウンタ18のCPU
クロック時刻領域18bでCPUクロック24のクロッ
ク時刻Yを生成するため出力をする。このオ−デイオス
レッド16は任意のポ−リング周期でタイムカウンタ1
8を更新する。
【0026】映像再生回路26は、ビデオスレッド20
で求めた待機時間Wの後に映像デ−タの再生をするが、
ビデオスレッド20で演算により求めた待機時間の後に
RGBバッファ28に一時記憶してからビデオ36に映
像デ−タを表示する。
【0027】また音声再生回路34のPCMバッファ3
0は、基準クロックであるAクロック32のサンプリン
グ周波数で再生されたPCMデ−タの量に基づいて音声
再生時刻にスピ−カ38に音声デ−タを出力する。
【0028】スピーカ38は、Aクロック32のサンプ
リング周波数で再生されたPCMデ−タの量に応答して
音声デ−タを拡声して出力する。
【0029】図3は図1における映像音声同期システム
のデコ−ダ部のハ−ドウェア構成を示し、また図4はデ
コ−ダ部のソフトウェア構成を示す図である。これらの
図の説明においては、図1と同じ構成については同じ符
号を付し、図1において説明しなかった構成を主に説明
する。
【0030】図3において、バスラインBLにはメモリ
40、ハ−ドディスク42及び通信インタ−フェ−ス4
4が双方向通信可能に接続される。
【0031】通信インタ−フェ−ス44は、ネットワ−
クから映像フレ−ム及び音声フレ−ムからなる多重化デ
−タを受信すると、CPU22に通知してメモリ40に
受信デ−タを蓄積する。
【0032】メモリ40あるいはハ−ドディスク42に
は、通信インタ−フェ−ス44より受信した多重化デ−
タを含む映像フレ−ム及び音声フレ−ムから成るフレ−
ム情報が格納される。
【0033】CPU22は、メモリ40あるいはハ−ド
ディスク42に書き込まれたフレ−ム情報に基づいてソ
フトウエア処理を図4のメイン処理部46のファイル、
ディマックスバッファ48、ディマックススレッド10
を経て図1のデコ−ダ部において映像フレ−ムの待機時
間Wを求めるためのデコ−デイングのための処理をす
る。
【0034】図4において、メイン処理部46は、ビデ
オスレッド20、オ−ディオスレッド16及びディマッ
クススレッド10に対してスタ−ト及びストップ通知2
11〜213を行う。
【0035】図5は図1及び図4のディマックススレッ
ド10の動作を説明するフロ−である。プログラムの立
上がり後、先ず、ステップST100において、内部状
態の初期化を行い、次ぎにステップST110に進み、
メイン処理部46からスタ−ト通知213があるまで待
機する。
【0036】次いで、ステップST120において、メ
イン処理部46からのスタ−ト通知を受信した後、ディ
マックススレッド10は、ディマックスバッファ48を
ポ−リングすることでメイン処理部46を経て供給され
たフレ−ム情報が多重化デ−タであるか否かをチエック
する。
【0037】ステップST120において、多重化デ−
タがあるときは、ステップ130にさらに進んで、ポ−
リング時のディマックスバッファ48の多重化デ−タ占
有量が予め決められたしきい値以下であれば、ステップ
ST140においてメイン処理部46に多重化デ−タの
書き込みを促す書き込み通知を行う。例えばネットワ−
クの通信帯域が不足する等のためにディマックスバッフ
ァ48のアンダ−フロ−及びオ−バ−フロ−を回避す
る。例えば、PCMバッファ30がアンダフロ−状態の
場合に、フラグ領域18cのフラグを立ち下げてタイム
カウンタ18を停止状態にしてアンダ−フロ−を回避す
る。
【0038】一方、ステップST120において、多重
化デ−タがなければステップST190に進み、メイン
処理部46に書き込みを促した後に、ステップST20
0において待機処理を行いメイン処理部46にデ−タが
書き込まれるまでの間、再びポ−リングをする処理を行
う。
【0039】またステップST140における書き込み
通知後には、ステップST150に進み、ビデオバッフ
ァ12及びオ−ディオバッファ14に空き領域があるか
否かを判断し、空きがあるときにステップST160に
進んで、映像/音声フレ−ムの分離をディマックススレ
ッド10において行う。
【0040】次ぎにステップST160においては、分
離されたフレ−ムの書き込みを行い、ステップST18
0においてストップ通知があるとき、再びステップST
110に戻してスタ−ト通知があるか否かの判断を行
う。なお、ステップST180において、ストップ通知
がないときには、再びステップST120に戻して多重
かデ−タがあるか否かの判断をする。
【0041】以上の処理によりディマックススレッド1
0における映像フレ−ムと音声フレ−ムの分離を迅速に
することにより、後続の映像デ−タ及び音声デ−タを再
生する時刻を最適にする制御が円滑に行えるようにな
る。
【0042】図6はデコ−ダプログラムのオ−ディオス
レッド16の動作フロ−を示す。
【0043】プログラムの立上がりの後、ステップST
210で先ず内部状態の初期化を行い、メイン処理部部
46からスタ−ト通知212があるまで待機する。
【0044】ステップST220,230では、メイン
処理部46からのスタ−ト通知212の受信後、オ−デ
ィオスレッド16がオ−ディオバッファ14をポ−リン
グすることで符号化デ−タがあるか否かをチェックす
る。
【0045】ステップST230において、符号化デ−
タがあれば、ステップST240に進み、デコ−ド後の
デ−タを書き込むPCMバッファ30の空き容量をチェ
ックする。ステップST230においてPCMバッファ
30の空き容量ががあれば、ステップ250にさらに進
んで、デコ−ド処理を行い、ステップ260においてデ
コ−ドされたデ−タをPCMバッファ30に書き込む。
一方、ステップ240において、PCMバッファ30に
空き容量がなければ、ステップST300に進み、PC
Mバッファ30が空くまで適当な時間、待機処理を繰り
返す。
【0046】ステップST270,280でおいては、
PCMバッファ30にデ−タを書き込んだ後、音声再生
量を取得し、タイムカウンタ18に書き込みをする。
【0047】次に進んでステップST290において
は、メイン処理部46からのストップ通知212ががあ
るか否かを判断し、ストップ通知があるとき再びステッ
プST220の判断を行い、ストップ通知がないときス
テップST230の判断をする。 以上の処理によりオ
−ディオスレッド16における音声デ−タを再生する時
刻を最適にする制御が円滑に行えるようになる。
【0048】図7は図1及び図4のビデオスレッド20
の動作を説明するフロ−である。プログラムの立上がり
後、先ず、ステップST310において、内部状態の初
期化を行い、次ぎにステップST320に進み、メイン
処理部46からスタ−ト通知211があるまで待機す
る。
【0049】次いで、ステップST330において、メ
イン処理部46からのスタ−ト通知を受信した後、ビデ
オスレッド20は、ビデオバッファ12をポ−リングす
ることでメイン処理部46を経て供給された映像フレ−
ム情報が符号化デ−タであるか否かをチエックする。
【0050】ステップST330において、符号化デ−
タがあるときは、ステップ340にさらに進んで、RG
Bバッファ30に空き領域があるか否かを判断し、空き
があるときにステップST350,360に進んで、映
像符号化デ−タのデコ−ドに次いで、RGBバッファ2
8に再生デ−タの書き込みをする。
【0051】次いでステップST370、380におい
て、ビデオスレッド20は、タイムカウンタ18から生
成された時刻デ−タX,Y及びCPUクロック24で計
時されたCPU22の現在時刻Zとビデオバッファ12
の出力である映像符号化デ−タの映像フレ−ムの再生時
刻TSとに基づいて待機時間Wを演算により求めて、待
機時間Wの後に音声フレ−ムに映像フレ−ムを同期させ
て映像デ−タ及び音声デ−タを再生する。待機時間Wの
演算は、(1)式の、W=(TS−X)−(Z−Y)か
ら求める。
【0052】例えば、映像フレ−ムの再生時刻TS=2
00msec、PCM再生量時刻X=123sec、オ
−ディオスレッド16を参照したときのPCM時刻Y=
4.56msec及びCPU22の始動動作時刻Z=
7.89msecのとき、待機時間Wは、(1)式よ
り、 W=(TS−X)−(Z−Y) =(200−123)−(7.89−4.56) =74msec 次ぎに、ステップST390において、待機時間Wがプ
ラス値か否かを判断し、プラス値の待機時間Wであると
きは、ステップST400のビデオスレッド20におけ
る待機時間Wの後に映像フレ−ムの映像デ−タを映像再
生回路26において再生する。先の具体的な数値例の場
合は、待機時間W=74msecの後に映像フレ−ムを
の映像デ−タを再生する。
【0053】このように映像再生回路26で再生された
映像デ−タは、ST410でビデオ36にフレ−ム表示
をした後、メイン処理部46からのストップ通知211
があるときは、再びスタ−ト通知があるか否かを連続し
て判断する。
【0054】一方、ステップST430で、メイン処理
部46からのストップ通知がない場合は、再びステップ
ST330に戻り、符号化デ−タがあるか否かを判断す
る。例えば、以上の待機時間Wの計算結果がマイナス値
になる場合は、デコード処理にCPU22の処理能力が
足りず、フレーム再生が間に合わなかった場合であり、
このときにはフレームを再生せずに間引く。
【0055】以上の処理により、ビデオスレッド20に
おける待機時間Wの後に映像フレ−ムの映像デ−タを再
生することにより、音声を途切らせることなく、音声フ
レ−ムに映像フレ−ムを同期させて映像デ−タ及び音声
デ−タを再生させることができるため、より精度の良い
映像フレ−ムと音声フレ−ムの同期を採ることができ
る。
【0056】以上の映像音声同期システムは、映像フレ
−ムの時刻情報であるタイムスタンプ情報TSと音声フ
レ−ムの音声情報のPCM再生量時刻Xで同期すると共
に、CPU22のCPUクロック24で計時したクロッ
ク時刻Y,Zで補完しながら制御することにより、さら
に精度の良好な映像音声同期システムを提供することが
できる。
【0057】上記実施形態では、映像デ−タにフレ−ム
毎の時刻情報が付加された可変フレ−ムレ−トの場合を
説明したが、この情報がなくても固定フレ−ムレ−トの
映像デ−タも使用できる。この場合は、可変フレ−ムレ
−トの場合と同じ映像フレ−ムの再生時刻TS、固定フ
レ−ムレ−トFv、デ−タの再生から何フレ−ム再生し
たかを示すカウンタCvとすると、 TS=Fv×Cv ・・・・・(2) を待機時間Wを求める上記(1)式に(2)式を代入し
て求めることができる。これにより、映像フレ−ムが固
定フレ−ムレ−トの場合においても可変フレ−ムレ−ト
の場合と同様に同期再生をすることができる。
【0058】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、映像再生時間と音声再生時間の時間ずれが大きい場
合にも音声フレ−ムと映像フレ−ムとを同期させて映像
デ−タ及び音声デ−タを再生することができ、さらに連
続的に音声を再生できる。また、より精度のよい音声フ
レ−ムと映像フレ−ムとの同期を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態の映像フレ−ムの構成を示
す図である。
【図3】本発明の一実施形態のハ−ドウェア構成を示す
図である。
【図4】本発明の一実施形態のソフトウェア構成を示す
図である。
【図5】本発明の一実施形態の分離手段における動作フ
ロ−である。
【図6】本発明の一実施形態のオ−ディオスレッドにお
ける動作フロ−である。
【図7】本発明の一実施形態のビデオスレッドにおける
動作フロ−である。
【符号の説明】
10 ディマックススレッド 12 ビデオバッファ 14 オ−ディオバッファ 16 オ−ディオスレッド 18 タイムカウンタ 20 ビデオスレッド 22 CPU 24 CPUクロック 26 映像再生回路 28 RGBバッファ 30 PCMバッファ 32 Aクロック 34 音声再生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化された、時刻情報及び映像デ−タ
    を有する映像フレ−ムと音声デ−タを有する音声フレ−
    ムとを分離する手段と、 前記音声デ−タを再生すべき時刻を生成する手段と、 前記生成された時刻及び前記映像フレ−ムの有する時刻
    情報に基づき、前記分離された音声フレ−ムと映像フレ
    −ムとを同期させて前記映像デ−タ及び前記音声デ−タ
    を再生する手段とを具備することを特徴とする映像音声
    同期システム。
  2. 【請求項2】 多重化された、映像デ−タを有する固定
    長の映像フレ−ムと音声デ−タを有する音声フレ−ムと
    を分離する手段と、 前記音声デ−タを再生すべき時刻を生成する手段と、 前記生成された時刻及び前記固定長の映像フレ−ムから
    導き出される当該映像フレ−ムの再生すべき時刻に基づ
    き、前記分離された音声フレ−ムと映像フレ−ムとを同
    期させて前記映像デ−タ及び前記音声デ−タを再生する
    手段とを具備することを特徴とする映像音声同期システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記分離された音声フレームの有する音
    声データを一旦蓄積し、適当なポーリング周期で前記音
    声データの再生情報量を調べ、この再生情報量に基づき
    当該音声デ−タを再生すべき時刻を生成することを特徴
    とする請求項1または2記載の映像音声同期システム。
  4. 【請求項4】 前記音声デ−タを再生すべき時刻を一旦
    記憶すると共に、前記時刻を記憶した時点におけるシス
    テムクロック時刻を記憶する手段と、 前記記憶された音声デ−タを再生すべき時刻を参照した
    時点のシステムクロック時刻及び前記記憶されたシステ
    ムクロック時刻により、前記映像デ−タの再生タイミン
    グを補完する手段とをさらに具備することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像音声同期シ
    ステム。
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