JPH0863904A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JPH0863904A
JPH0863904A JP6199872A JP19987294A JPH0863904A JP H0863904 A JPH0863904 A JP H0863904A JP 6199872 A JP6199872 A JP 6199872A JP 19987294 A JP19987294 A JP 19987294A JP H0863904 A JPH0863904 A JP H0863904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
resync
frame
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP6199872A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kimura
勇雄 木村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH0863904A publication Critical patent/JPH0863904A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続エラーが発生した場合に、これが後続の
データへ伝搬するのを防ぐ。 【構成】 バッファー制御回路105は、RESYNC
未検出信号117をトリガーにして、以降のMビットデ
ータ及びその前後Nビットのデータをバッファー106
に格納する。さらに、バッファー制御回路105は、R
ESYNC未検出信号117をトリガーにして内部カウ
ンターを起動し、次のRESYNC検出信号の予想入力
時点を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の記憶媒
体のデータ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の記憶媒体は、その面上に
トラックが構成され、さらに各トラックは複数のセクタ
に分割されている。図3は、光ディスク等の記憶媒体の
トラック及びセクタの構成を示す。300はディスクの
トラック、301はセクタ、302はセクタのアドレス
データが記録されているアドレス領域、303はユーザ
データを格納するデータ領域である。
【0003】データ領域は、データの起点を示す同期信
号であるSYNC304、ユーザデータ305及びエラ
ー訂正符号306から構成されている。(以下ユーザデ
ータ305及びエラー訂正符号306を単にデータと称
する) さらにデータはMビットのフレームに分割されており、
第1フレームを除く各フレームの先頭にはフレームの起
点を示す同期信号であるRESYNC307がある。な
お、第1フレームの先頭にはSYNC304がある。
【0004】図2は、この様な記憶媒体を使用してユー
ザデータの再生を行う従来技術のデータ再生回路であ
る。データ再生回路200は、SYNC検出回路20
1、RESYNC検出回路202、RESYNC検出ウ
インドウ発生回路203、データリード回路204より
構成されており、以下の手順でデータ領域303よりデ
ータを読み出す。
【0005】外部から入力するSYNC検出ウインドウ
信号210がアクティブになることにより、SYNC検
出回路201は、媒体からの再生信号211からSYN
C304を検出し、SYNC検出信号212を出力す
る。データリード回路204はSYNC検出信号212
をトリガーにして、第1フレームのデータを再生信号2
11より抽出した同期クロック213に従って読み出
し、外部へ出力する。
【0006】RESYNC検出ウインドウ発生回路20
3は、SYNC検出信号212をトリガーにして内部カ
ウンターを起動し、次のRESYNCの検出予想時点か
らNビット前からNビット後ろまでの間RESYNC検
出ウインドウ信号214をアクティブにする。さらに次
のRESYNCの検出予想時点を示す擬似RESYNC
検出信号216を、RESYNCの検出予想時点におい
て出力する。
【0007】そして、以下の動作をすべてフレームに対
して実施することによりデータを読み出す。RESYN
C検出ウインドウ信号214がアクティブになることに
より、RESYNC検出回路202は、媒体からの再生
信号211からRESYNC307を検出し、RESY
NC検出信号215を出力する。
【0008】媒体の欠陥等によりRESYNCの再生信
号211にビットエラーが発生し、RESYNC307
が検出できなかった場合は、RESYNC検出ウインド
ウ発生回路203から入力した擬似RESYNC検出信
号216を、RESYNC検出信号215として出力す
る。データリード回路204はRESYNC検出信号2
15をトリガーにして、そのフレームのデータを、再生
信号211より抽出した同期クロック213に従って読
み出し、外部へ出力する。
【0009】RESYNC検出ウインドウ発生回路20
3は、RESYNC検出信号215をトリガーにして内
部カウンターを起動し、次のRESYNC検出予想時点
のNビット前からNビット後ろまでの間において、RE
SYNC検出ウインドウ信号214をアクティブにす
る。さらに、次のRESYNCの検出予想時点を示す擬
似RESYNC検出信号216を、RESYNCの検出
予想時点において出力する。
【0010】RESYNC検出ウインドウ信号214
が、次のRESYNCの検出予想時点ばかりではなく、
前後Nビットの間もアクティブにするのは、ビットスリ
ップ(媒体欠陥により同期クロック抽出回路が不調とな
り、同期クロック213が欠落または増長してしまう現
象を言う。これが発生すると、それ以降のデータは前後
にスリップするので、位置がずれてしまい連続エラーと
なる。)がたとえ直前のフレームに発生してRESYN
C307の位置がずれてしまっても、RESYNC検出
を可能にするためである。
【0011】なお、前後Nビットを越えるビットスリッ
プが発生し、RESYNC307の位置がずれた場合
は、RESYNCを検出できない。しかし、Nはほとん
どのビットスリップに対応できるような値に設定される
ので、ビットスリップによるRESYNCの位置ずれに
よって、RESYNCが検出不能になることはない。R
ESYNCが検出できれば、それによりフレームのデー
タ開始位置が特定できる。
【0012】このように、直前のフレームで発生したビ
ットスリップに起因する連続エラーが、後続のデータに
伝搬するのを防ぐことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、媒体の
欠陥等によりRESYNCが検出できなかった場合は、
直前のRESYNC検出をトリガーにして発生した擬似
RESYNC検出信号によって、そのフレームのデータ
の開始位置を特定し、データの読みだしを行っていた。
【0014】このため、RESYNCが検出できなかっ
たフレームの直前のフレームにおいてビットスリップが
発生した場合には、そのフレームで発生したビットスリ
ップによる連続エラーが、後続のデータへ伝搬してしま
う。このため、そのフレームの全リードデータがエラー
になってしまった。このようなフレームが1セクタに数
個存在するだけでも、データに多数のエラーが存在する
ことになり、エラー訂正符号306によっても訂正する
ことができなかった。本発明の目的は、連続エラーが発
生した場合に、これが後続のデータへ伝搬するのを防ぐ
ことにある。
【0015】
【課題を解決する為の手段】そのため、本発明は、デー
タがフレーム単位に分割して格納され、該フレームの先
頭に同期信号が記録されている記憶媒体よりデータを再
生する情報再生装置であって、前記同期信号の検出によ
りそのフレームのデータ開始位置を特定し、その後のデ
ータの再生を行うデータ再生装置において、任意のフレ
ームの同期信号が未検出の場合、直後にあるフレームの
同期信号の検出によって、上記フレームのデータの開始
位置を特定し、その後のデータの再生を行う。
【0016】
【作用】本発明のデータ再生装置は、媒体の欠陥等によ
って任意のフレームのRESYNCにビットエラーが発
生してRESYNCが検出できない場合には、RESY
NCの属するフレームの再生データをメモリ等に一時的
に格納する。そして、直後のRESYNC検出の位置に
よって、格納した再生データのデータ開始位置を特定し
てから、これを読み出す。
【0017】これによれば、RESYNCが検出できな
いフレームの直前のフレームにおいてビットスリップが
発生した場合でも、該RESYNCに後続するデータへ
エラーが伝搬するのを防ぐことができる。よって、直前
のフレームでビットスリップが発生し、かつRESYN
Cが検出できないために、全データがエラーになってし
まうフレームが発生することがなくなる。このため、こ
のようなフレームが多発してデータ部のエラー訂正が不
能になるような事態を回避することができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれに限られるものではない。図1
は、本実施例にかかわるデータ再生回路のブロック図で
ある。100はデータ再生回路、101はSYNC検出
回路、102はRESYNC検出回路、103はRES
YNC検出ウインドウ発生回路、104はデータリード
回路、105はバッファー制御回路、106はバッファ
ーである。
【0019】データ再生回路100は、以下の手順によ
ってデータ領域303よりデータを読み出す。 (1)外部から入力するSYNC検出ウインドウ信号1
10がアクティブになることにより、SYNC検出回路
101は媒体からの再生信号111からSYNC304
を検出し、SYNC検出信号112を出力する。 (2)データリード回路104はSYNC検出信号11
2をトリガーにして、以降のMビットのデータ(第1フ
レームのデータ)を、再生信号111より抽出した同期
クロック113に従って読み出し、外部へ出力する。 (3)RESYNC検出ウインドウ発生回路103は、
SYNC検出信号112及び後述のRESYNC検出信
号115、RESYNC未検出信号117をトリガーに
して内部カウンターを起動し、次のRESYNCの検出
予想時点のNビット前からNビット後ろまでの間におい
て、RESYNC検出ウインドウ信号114をアクティ
ブにする。
【0020】さらに、次のRESYNCの検出予想時点
を示す擬似RESYNC検出信号116を、RESYN
Cの検出予想時点において出力する。 (4)RESYNC検出ウインドウ信号114がアクテ
ィブになることにより、RESYNC検出回路102
は、媒体からの再生信号111からRESYNC307
の検出を行う。
【0021】RESYNC検出が成功した場合、RES
YNC検出回路102は、RESYNC検出信号115
を出力する。データリード回路104はRESYNC検
出信号115をトリガーにして、以降のMビットのデー
タ(そのフレームのデータ)を、再生信号111より抽
出した同期クロック113に従って読み出し、外部へ出
力する。 (5)媒体の欠陥等によりRESYNCが検出できなか
った場合は、RESYNC検出回路102は、RESY
NC検出ウインドウ発生回路103から入力した擬似R
ESYNC検出信号116を、RESYNC未検出信号
117として出力する。
【0022】バッファー制御回路105は、RESYN
C未検出信号117をトリガーにして、以降のMビット
データ及びその前後Nビットのデータをバッファー10
6に格納する。さらにバッファー制御回路105は、R
ESYNC未検出信号117をトリガーにして内部カウ
ンターを起動し、次のRESYNC検出信号の予想入力
時点を特定する。
【0023】その後、RESYNC検出回路102が直
後のRESYNCの検出に成功し、RESYNC検出信
号115を出力すると、バッファー制御回路105はこ
の信号をモニタし、内部カウンターで特定したこの信号
の予想入力時点と比較する。両者が一致した場合は、R
ESYNC未検出のフレームにおいて、ビットスリップ
は発生しなかったと判断し、バッファー106に格納し
てあるデータの内、先頭から(N+1)ビット目よりM
ビット分のデータを外部に出力する。
【0024】予想入力時点よりRESYNC検出信号1
15の入力がLビット分早かった場合は、RESYNC
未検出のフレームで−L(L≦N)ビットのビットスリ
ップが発生したと判断し、バッファー106に格納して
あるデータの内、先頭から(N+1−L)ビット目より
Mビット分のデータを外部に出力する。 予想入力時点
よりRESYNC検出信号115の入力がL(L≦N)
ビット分遅い場合は、RESYNC未検出のフレームで
+Lビットのビットスリップが発生したと判断し、バッ
ファー106に格納してあるデータの中で、先頭から
(N+1+L)ビット目よりMビット分のデータを外部
に出力する。 (6)(4)または(5)の動作をすべてのフレームに
対して実施することにより、全フレームのデータを読み
出す。
【0025】RESYNCが未検出の後に、RESYN
Cが検出された時には、(4)のデータリード回路10
4からのデータ出力と、(5)のバッファー106から
のデータ出力が同時に発生する。この場合、バッファー
制御回路105は、バッファー106からのデータ出力
を先に外部に出力するため、データリード回路104に
データ出力ディゼーブル信号118を出力し、データリ
ード回路104よりデータが出力されない様にする。バ
ッファー106からのデータ出力が終了した時点で、デ
ータ出力ディゼーブル信号118を解除し、データリー
ド回路104よりデータを出力させる。
【0026】なお、上記実施例においては、RESYN
C未検出のフレームのデータを次のRESYNC検出に
至るまでの間、一時的に格納するためにバッファーを用
いたが、他の手段を用いてもよい。たとえば、再生信号
を遅延回路により1フレーム分の時間だけ遅延させ、次
のRESYNC検出信号をトリガーにすることによっ
て、再生信号からMビットのデータを読み出してもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ再生装置において、任意のフレームの同期信号に
ビットエラーが発生し、同期信号が検出できない場合に
は、同期信号の属するフレームの再生データを一時的に
格納しておく。そして、直後にある同期信号検出の位置
によって、格納した再生データのデータ開始位置を特定
し、格納されている再生データの読み出しを行う。
【0028】これにより、同期信号が検出できないフレ
ームの直前のフレームにおいてビットスリップが発生し
た場合でも、同期信号に後続するデータへエラーが伝搬
するのを防ぐことができる。よって、直前のフレームで
ビットスリップが発生し、かつ同期信号が検出できない
ことにより全データがエラーになってしまうようなフレ
ームの発生がなくなる。その結果、前記のようなフレー
ムが多発して、データ部のエラー訂正が不能となるよう
な事態を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例を示すデータ再生回路の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】は従来例によるデータ再生回路の全体構成を示
すブロック図である。
【図3】は従来例による記憶媒体のトラック及びセクタ
の構成図である。
【主な符号の説明】
100・・・・データ再生回路 101・・・・SYNC検出回路 102・・・・RESYNC検出回路 103・・・・RESYNC検出ウインドウ発生回路 104・・・・データリード回路 105・・・・バッファー制御回路 106・・・・バッファー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号がフレーム単位に分割され、該フレー
    ムの先頭に同期信号がある前記信号を、同期信号とその
    同期信号に続く信号とを有するフレームに分割された信
    号に対して、前記同期信号の検出によりそのフレームの
    データ開始位置を特定し、その後のデータの再生を行う
    データ再生装置において、任意の第一フレームの同期信
    号が未検出の場合、直後にある第二フレームの同期信号
    の検出によって、前記第一フレームのデータの開始位置
    を特定し、その後のデータの再生を行うことを特徴とす
    るデータ再生装置。
JP6199872A 1994-08-24 1994-08-24 データ再生装置 Pending JPH0863904A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6199872A JPH0863904A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 データ再生装置

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JP6199872A Pending JPH0863904A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 データ再生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051651A1 (ja) * 2002-11-29 2004-06-17 Fujitsu Limited 位相差補正装置及びデータ先頭検出装置を有するデータ再生装置
CN100405498C (zh) * 2003-04-23 2008-07-23 株式会社东芝 盘驱动器中检测同步标记的方法和装置

Cited By (3)

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WO2004051651A1 (ja) * 2002-11-29 2004-06-17 Fujitsu Limited 位相差補正装置及びデータ先頭検出装置を有するデータ再生装置
US7193942B2 (en) 2002-11-29 2007-03-20 Fujitsu Limited Phase difference correction apparatus and data reproduction apparatus including data header detection apparatus
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