JPH06349205A - データリード装置 - Google Patents

データリード装置

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JPH06349205A
JPH06349205A JP5163248A JP16324893A JPH06349205A JP H06349205 A JPH06349205 A JP H06349205A JP 5163248 A JP5163248 A JP 5163248A JP 16324893 A JP16324893 A JP 16324893A JP H06349205 A JPH06349205 A JP H06349205A
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JP5163248A
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Inventor
Isao Kimura
勇雄 木村
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶媒体当たりの記憶容量を増やすためセク
タマークを削除したフォーマットの記憶媒体に対して
も、アドレスデータのリードが行える情報再生装置を提
供する。 【構成】 規則性をもつパターンが記録されたVFO領
域の検出動作を行い、このVFO領域の検出で、セクタ
のデータ領域に格納されたユーザデータの再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の記憶媒
体の情報再生装置のデータリード装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のディスクのトラック及びセ
クタの構成を示す説明図である。従来、光ディスク等の
記憶媒体はその面上に同心円状又は螺旋状にトラックが
構成され、各トラックは複数のセクタに分割されてい
た。
【0003】図5において500はディスクのトラック
を示し、そのトラック500は複数のセクタ501に分
割されている。セクタ501は、更にセクタ501の開
始点を示すセクタマーク502と,セクタ501のアド
レスデータが記録されているアドレス領域503と,ユ
ーザデータを格納するデータ領域504とより構成され
ている。
【0004】そして、このアドレス領域503は更にP
LL(Phase Locked Loop) 回路が再生信号に同期したク
ロックを出力するために必要なVFO領域505と,ア
ドレスデータの基点を示す同期信号506と,アドレス
データ507と,及びエラー検出符号508とより構成
されている。
【0005】尚、VFO領域505には、PLL回路が
再生信号に出力クロックを同期させるのに適したパター
ン(通常は最小マークの連続パターン。例えば、ISO
5.25インチ光磁気ディスク規格では”100100
・・・”の連続パターン)が記録されている。
【0006】このような記憶媒体を用いてデータ領域5
04に格納されたユーザデータの再生を行う情報再生装
置では、指定セクタ501へアクセスするため、アドレ
ス領域503よりアドレスデータ507を読み出す機能
が必要である。
【0007】図6は従来の情報再生装置のアドレスデー
タに関するデータリード装置の構成を示すブロック図で
あり、図7は図6のアドレスデータ読み出しにおける各
信号のタイミングチャートである。図6において、セク
タマーク検出回路600はディスクよりの再生信号62
0からセクタマーク502を検出し、セクタマーク検出
信号621をデータリード制御回路601に出力する。
【0008】このデータリード制御回路601は、セク
タマーク検出信号621の入力をトリガーにして内部の
タイマーを作動させ、そのセクタのVFO領域505の
開始位置であると予測されるタイミングでクロック引き
込み信号622をイネーブルにし、且つ同期信号506
が再生されると予測されるタイミングにおいて検出ウイ
ンドウ信号623をイネーブルにする。
【0009】PLL回路602は、データリード制御回
路601によってクロック引き込み信号622がイネー
ブルになった時点で再生信号620に出力クロック62
4を同期させる動作(クロック引き込み動作)を開始
し、これが終了した後もクロック引き込み信号622が
イネーブルで有り続ける限り、再生信号に同期した出力
クロック624を出力し続ける。
【0010】この場合、PLL回路602のクロック引
き込み動作はVFO領域505で実施する必要がある
(他の領域で実施するとクロック引き込み動作に時間が
かかってしまったり、最悪引き込めないこともあるた
め)。そのためクロック引き込み信号622はVFO領
域505において出力される。
【0011】同期信号検出回路603は、データリード
制御回路601によって検出ウインドウ信号623がイ
ネーブルになることにより、同期信号506の検出動作
を実施し、検出した時点で同期信号検出信号625をア
ドレスデータリード回路604に出力する。
【0012】さて、同期信号506は他の領域のパター
ンを同期信号と見誤らないように、これらの領域に存在
しないパターンにしてあるため、通常同期信号以外の領
域で同期信号の誤検出が発生することはない。しかし、
これらの領域に同期信号に似たパターンは存在するた
め、この類似パターンが媒体の欠陥により同期信号パタ
ーンに化けてしまった場合には誤検出が発生してしま
う。
【0013】従って、同期信号以外の領域で同期信号5
06の検出動作は実施しない方がよい。そのため、検出
ウインドウ信号623は同期信号506が再生されると
予測されるタイミング(同期信号領域506及びその近
傍)においてのみイネーブルになる。
【0014】アドレスデータリード回路604は、同期
信号検出回路603から出力された同期信号検出信号6
25をトリガーにして、アドレスデータ507とエラー
検出信号508とを読み出しエラー検出を行う。エラー
がなければアドレスリードOK信号626を出力すると
共に、アドレスデータを信号線627を介し外部へ出力
する。
【0015】このような情報再生装置のアドレスデータ
に関するデータリード装置において、記憶媒体当たりの
データ記憶容量を増やさねばならなくなった場合には、
セクタのデータ以外の領域を可能な限り切り詰め、セク
タ効率(=1セクタ当たりの記憶バイト数/1セクタの
総バイト数)を高めることが必要となる。
【0016】その場合、ユーザデータ及びアドレスデー
タのリードに直接的には関係なく、これらのリードタイ
ミングを作製するためのトリガーを得るためにのみ存在
しているセクターマーク502を削除したフォーマット
にすることが適当であると考えられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セクタ
マーク502を削除してしまうと、従来のアドレスデー
タに関するデータリード装置において、データリード制
御回路601が、内部のタイマーを作動させるためのト
リガーを得られなくなってしまう。従って、セクタのV
FO領域505の開始位置であると予測されるタイミン
グでクロック引き込み信号622をイネーブルにし、且
つ同期信号506が再生されると予測されるタイミング
において検出ウインドウ信号623をイネーブルにする
ことができなくなってしまい、情報の再生ができないと
いう問題があった。
【0018】上記問題点を解決する手段として、クロッ
ク引き込み信号622、検出ウインドウ信号623を、
常にイネーブルに保つようにデータリード制御回路60
1を改良するということが考えられる。
【0019】しかしながら、この場合は、 (1) VFO領域505以外の領域で、PLL回路602
がクロック引き込み動作を実施するため、クロック引き
込み動作に時間がかかってしまったり、引き込み不能に
陥ってしまう可能性がある。 (2) 同期信号506が再生されると予測されるタイミン
グ(同期信号領域506及びその近傍)以外で同期信号
検出回路603が検出動作を実施するため、同期信号の
誤検出が発生する可能性がある。 という問題があった。
【0020】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、記憶媒体当たりの記憶容量を増やす
ためセクタマークを削除したフォーマットの記憶媒体に
対しても、アドレスデータのリードが行える情報再生装
置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本請求項1の発明に係る
データリード装置では、規則性をもつパターンが記録さ
れたVFO領域と,データの基点を示す同期信号が記録
された領域と,データ領域とを有する記録媒体に対し
て、データの読み出しを行うデータリード装置におい
て、前記VFO領域の検出動作を行い、検出した時点で
VFO領域検出信号を出力するVFO領域検出手段と、
前記VFO領域検出手段が出力するVFO領域検出信号
をトリガーにしてクロック引き込み信号をイネーブルに
すると共に前記クロック引き込み信号の出力と同時か又
は予め定められた時間後に検出ウインドウ信号をイネー
ブルにするデータリード制御手段と、前記クロック引き
込み信号がイネーブルになることにより、前記記録媒体
からの再生信号に同期したクロックを出力するPLL手
段と、前記検出ウインドウ信号がイネーブルになること
により、同期信号の検出動作を実施し、検出した時点で
同期信号検出信号を出力する同期信号検出手段と、前記
同期信号検出信号をトリガーにして、データを読み出し
て外部へ出力するデータリード手段とを備えたものであ
る。
【0022】また、本請求項2の発明に係るデータリー
ド装置では、請求項1に記載のデータリード装置におい
て、前記検出ウインドウ信号がイネーブルになってか
ら、予め定められた時間内に同期信号が検出されない場
合に、前記クロック引き込み信号及び検出ウインドウ信
号をディスエーブルする第2のデータリード制御手段を
備えたものである。
【0023】更に、本請求項3の発明に係るデータリー
ド装置では、請求項1に記載のデータリード装置におい
て、前記VFO領域が、前記パターンの繰り返し領域を
含み、前記VFO領域検出手段が、前記パターンの予め
定められた回数の繰り返しを検出するものである。
【0024】
【作用】本発明においては、規則性をもつパターンが記
録されたVFO領域の検出動作を行い、このVFO領域
の検出で、セクタのデータ領域に格納されたユーザデー
タの再生を行うものであるため、記憶媒体当たりの記憶
容量を増やすためセクタマークを削除したフォーマット
の記憶媒体に対しても、データリードを行うことができ
る。
【0025】即ち、本発明のデータリード装置では、V
FO領域検出手段で、VFO領域のパターンの規則性を
利用し、このVFO領域の検出動作を行い、検出した時
点でVFO領域検出信号を出力する。続いて、データリ
ード制御手段で、このVFO領域検出信号をトリガーに
してクロック引き込み信号をイネーブルにすると共に前
記クロック引き込み信号の出力と同時か又は一定の時間
後に検出ウインドウ信号をイネーブルにする。
【0026】引続くPLL手段では、このクロック引き
込み信号がイネーブルになることにより、前記記録媒体
からの再生信号に同期したクロックを出力し、また、同
期信号検出手段では、検出ウインドウ信号がイネーブル
になることにより、同期信号の検出動作を実施し、検出
した時点で同期信号検出信号を出力する。
【0027】この同期信号検出信号をトリガーにして、
データリード手段で、データを読み出して外部へ出力す
ることとなる。従って、記憶媒体当たりの記憶容量を増
やすためセクタマークを削除したフォーマットの記憶媒
体に対しても、データリードを行うことができる。
【0028】また、本発明の検出ウインドウ信号がイネ
ーブルになってから、一定の時間内に同期信号が検出さ
れない場合に、前記クロック引き込み信号及び検出ウイ
ンドウ信号をディスエーブルする第2のデータリード制
御手段を更に備えたものでは、記憶媒体中にVFO領域
以外のパターンをVFO領域検出手段が検出した場合に
は、一定時間を経ても同期信号が検出されないことによ
りVFO領域検出エラーと判定し、VFO領域検出に始
まる一連のアドレスデータリード作業をやり直すことが
でき、VFO領域の誤検出により誤ってデータリード作
業が発生しても、これを早急に終了できる。
【0029】更に、本発明の前記VFO領域が前記パタ
ーンの繰り返し領域を含み、前記VFO領域検出手段が
前記パターンの予め定められた回数の繰り返しを検出す
る手段であるものでは、VFO領域以外のパターンを検
出し難くなり、クロックの引き込み不能、同期信号の誤
検出のない信頼性の高いアドレスデータのリードを行う
ことができる。
【0030】
【実施例】図1は本発明のデータリード装置の一実施例
に用いるディスクのトラック及びセクタの構成を示す説
明図である。図1において、100はディスクのトラッ
クを示し、そのトラック100は複数のセクタ101に
分割されている。更に、セクタ101はセクタ101の
アドレスデータが記録されているアドレス領域103
と、ユーザデータを格納するデータ領域104とより構
成されている。
【0031】そして、アドレス領域103は、PLL回
路が再生信号に同期したクロックを出力するために必要
なVFO領域105と,アドレスデータの基点を示す同
期信号106と,アドレスデータ107と、エラー検出
符号108とより構成されている。
【0032】更に、このVFO領域105には、PLL
回路が再生信号に出力クロックを同期させるのに適し、
且つ規則性をもつパターンが記録されている。通常、V
FO領域105には、最小マークの連続パターンが記録
されている。このパターンは充分な規則性をもつと考え
られる(検出することが可能である)ので、従来のもの
から特に変更の必要はない。
【0033】尚、本実施例では、ISO5.25インチ
光磁気ディスク規格のように、”100100・・・
・”の連続パターン(以下、”100”連続パターンと
記す)をVFO領域105に記録したとして、以下、話
しを進める。
【0034】図2は本発明の第1の実施例の情報再生装
置のアドレスデータに関するデータリード装置の構成を
示すブロック図であり、図3は図2のアドレスデータ読
み出しにおける各信号のタイミングチャートである。
【0035】図2において、PLL回路202は、クロ
ック引き込み信号222がイネーブルになった時点で再
生信号220に出力クロック224を同期させる動作
(クロック引き込み動作)を開始し、これが終了した後
もクロック引き込み信号222がイネーブルであり続け
る限り、再生信号に同期した出力クロック224を出力
し続ける。
【0036】同期信号検出回路203は、検出ウインド
ウ信号223がイネーブルになることにより、同期信号
106の検出動作を実施し、検出した時点で同期信号検
出信号225を出力する。
【0037】アドレスデータリード回路204は、同期
信号検出信号225をトリガーにして、アドレスデータ
107とエラー検出信号108を読み出しエラー検出を
行う。エラーがなければアドレスリードOK信号226
を出力すると共に、アドレスデータを信号線227を介
し外部へ出力する。
【0038】VFO領域検出回路205は、データリー
ド制御回路201からのタイマー非動作信号229をト
リガーにして、VFO領域105の”100”連続パタ
ーンの検出動作を行い、検出した時点でVFO領域検出
信号228を出力する。
【0039】データリード制御回路201は、通常は、
直前のセクタのアドレスリードOK信号226をトリガ
ーとして内部タイマーを作動させ、直後のセクタにおい
てVFO領域105の開始位置であると予測されるタイ
ミングでクロック引き込み信号222をイネーブルに
し、且つ同期信号106が再生されると予測されるタイ
ミングにおいて検出ウインドウ信号223をイネーブル
にする。
【0040】しかし、パワーオン,シーク直後及び直前
セクタのデータ読み出し不能等で上記内部タイマーが作
動せず、直後のセクタで上記のようにクロック引き込み
信号222、検出ウインドウ信号223をイネーブルに
できない場合は、タイマー非動作信号229を発生し、
上記VFO領域検出回路205にVFO領域105の検
出を行わせ、該回路が出力するVFO領域検出信号22
8をトリガーにしてクロック引き込み信号222をイネ
ーブルし、且つクロック引き込み信号222を出力する
のと同時か又は一定の時間(VFO領域105の始まり
から同期信号106が再生されると予測される時点まで
の時間)後に検出ウインドウ信号223をイネーブルに
する。
【0041】図4は本発明の第2の実施例の情報再生装
置のアドレスデータに関するデータリード装置の構成を
示すブロック図である。図中の各回路で第1の実施例と
番号が同一のものについては、第1の実施例と同じため
説明は省略する。
【0042】図4に示す通り、第2の実施例のデータリ
ード制御回路401は、第1の実施例と同様にクロック引
き込み信号222、検出ウインドウ信号223をイネー
ブルにする。更に、この回路は、VFO領域の検出もと
づきクロック引き込み信号222,検出ウインドウ信号
223をイネーブルにした場合に、検出ウインドウ信号
223をイネーブルにした後、同期信号検出回路203
より出力される同期信号検出信号225をモニタする。
【0043】検出が予測されるタイミングより一定時間
経っても同期信号106が検出されなかった場合には、
クロック引き込み信号222、検出ウインドウ信号22
3をディスエーブルにすると共に、タイマー非動作信号
229を発生し、上記VFO領域検出回路205に再度
VFO領域105の検出を行わせる。
【0044】本発明の第2の実施例は、VFO領域以外
に”100”連続パターンが存在し、VFO領域検出回
路205がこれを検出してしまい、VFO領域105、
同期信号106以外の場所でクロック引き込み信号22
2、検出ウインドウ信号223をイネーブルにしてしま
った場合、一定時間を経ても同期信号106が検出され
ないことによりVFO領域検出エラーと判定し、VFO
領域検出に始まる一連のアドレスデータリード作業をや
り直す機能を第1の実施例に付加したものである。この
ため、VFO領域の誤検出により誤ってデータリード作
業が発生しても、これを早急に終了できる。
【0045】以上のように、本発明ではアドレスデータ
のリードについてのみ言及したが、データ領域内に記録
されるユーザデータのリードについても本発明を適用す
ることができる。但し、本発明に対応するには、上記ユ
ーザデータの前にVFO領域、同期信号が記録されてい
なければならない。
【0046】また、本発明のVFO領域検出回路205
は、”100”連続パターンを検出することによりVF
O領域105を検出していたが、この検出法により同領
域の誤検出(他の領域に”100”連続パターンが存在
し、これを検出してVFO領域検出と判定してしまう)
が多い場合は、”100”を連続N回検出することによ
りVFO領域105を検出するようにVFO領域検出回
路205を改良することが考えられる。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、規則性を
もつパターンが記録されたVFO領域の検出動作を行
い、このVFO領域の検出で、セクタのデータ領域に格
納されたユーザデータの再生を行うものであるため、記
憶媒体当たりの記憶容量を増やすためセクタマークを削
除したフォーマットの記憶媒体に対しても、データリー
ドを行うことができる。
【0048】また、本発明の検出ウインドウ信号がイネ
ーブルになってから、一定の時間内に同期信号が検出さ
れない場合に、前記クロック引き込み信号及び検出ウイ
ンドウ信号をディスエーブルする第2のデータリード制
御手段を更に備えたものでは、記憶媒体中にVFO領域
以外のパターンをVFO領域検出手段が検出した場合に
は、一定時間を経ても同期信号が検出されないことによ
りVFO領域検出エラーと判定し、VFO領域検出に始
まる一連のアドレスデータリード作業をやり直すことが
でき、VFO領域の誤検出により誤ってデータリード作
業が発生しても、これを早急に終了できる。
【0049】更に、本発明の前記VFO領域が前記パタ
ーンの繰り返し領域を含み、前記VFO領域検出手段が
前記パターンの予め定められた回数の繰り返しを検出す
る手段であるものでは、VFO領域以外のパターンを検
出し難くなり、クロックの引き込み不能、同期信号の誤
検出のない信頼性の高いアドレスデータのリードを行う
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータリード装置の一実施例に用いる
ディスクのトラック及びセクタの構成を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の情報再生装置のアドレ
スデータに関するデータリード装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2のアドレスデータ読み出しにおける各信号
のタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の情報再生装置のアドレ
スデータに関するデータリード装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来のディスクのトラック及びセクタの構成を
示す説明図である。
【図6】従来の情報再生装置のアドレスデータに関する
データリード装置の構成を示すブロック図である。
【図7】図6のアドレスデータ読み出しにおける各信号
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
100…トラック、 101…セクタ、 103…アドレス領域、 104…データ領域、 105…VFO領域105、 106…同期信号、 107…アドレスデータ、 108…エラー検出符号、 201…データリード制御回路、 202…PLL回路、 203…同期信号検出回路、 204…アドレスデータリード回路、 205…VFO領域検出回路、 220…再生信号、 222…クロック引き込み信号、 223…検出ウインドウ信号、 224…出力クロック、 225…同期信号検出信号、 226…アドレスリードOK信号、 227…信号線、 228…VFO領域検出信号、 229…タイマー非動作信号、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規則性をもつパターンが記録されたVF
    O領域と,データの基点を示す同期信号が記録された領
    域と,データ領域とを有する記録媒体に対して、データ
    の読み出しを行うデータリード装置において、 前記VFO領域の検出動作を行い、検出した時点でVF
    O領域検出信号を出力するVFO領域検出手段と、 前記VFO領域検出手段が出力するVFO領域検出信号
    をトリガーにしてクロック引き込み信号をイネーブルに
    すると共に前記クロック引き込み信号の出力と同時か又
    は予め定められた時間後に検出ウインドウ信号をイネー
    ブルにするデータリード制御手段と、 前記クロック引き込み信号がイネーブルになることによ
    り、前記記録媒体からの再生信号に同期したクロックを
    出力するPLL手段と、 前記検出ウインドウ信号がイネーブルになることによ
    り、同期信号の検出動作を実施し、検出した時点で同期
    信号検出信号を出力する同期信号検出手段と、 前記同期信号検出信号をトリガーにして、データを読み
    出して外部へ出力するデータリード手段とを備えたこと
    を特徴とするデータリード装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータリード装置にお
    いて、 前記検出ウインドウ信号がイネーブルになってから、予
    め定められた時間内に同期信号が検出されない場合に、
    前記クロック引き込み信号及び検出ウインドウ信号をデ
    ィスエーブルする第2のデータリード制御手段を備えた
    ことを特徴とするデータリード装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータリード装置にお
    いて、 前記VFO領域が、前記パターンの繰り返し領域を含
    み、 前記VFO領域検出手段が、前記パターンの予め定めら
    れた回数の繰り返しを検出するものであることを特徴と
    するデータリード装置。
JP5163248A 1993-06-08 1993-06-08 データリード装置 Pending JPH06349205A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970071201A (ko) * 1996-04-04 1997-11-07 윌리엄 비. 켐플러 타임아웃 카운터를 이용한 데이타 동기 방법 및 회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970071201A (ko) * 1996-04-04 1997-11-07 윌리엄 비. 켐플러 타임아웃 카운터를 이용한 데이타 동기 방법 및 회로

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