JP3251732B2 - 磁気テープ装置の制御方法及び制御装置 - Google Patents

磁気テープ装置の制御方法及び制御装置

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JP3251732B2
JP3251732B2 JP21825093A JP21825093A JP3251732B2 JP 3251732 B2 JP3251732 B2 JP 3251732B2 JP 21825093 A JP21825093 A JP 21825093A JP 21825093 A JP21825093 A JP 21825093A JP 3251732 B2 JP3251732 B2 JP 3251732B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ装置の制御
方法及び制御装置に関し、特にバックワード方向の読み
出し時におけるエラートラックポインタのリセット制御
の改良に関する。
【0002】磁気テープ装置においては、データの記録
及び再生に際して、データに対する各種の誤り訂正方
式、すなわちECC(Error Checking
andCorrection)が採用されている。EC
Cにおいては、エラートラックポインタの個数によって
エラー訂正能力が変動し、しかもエラートラックポイン
タの個数に上限があるため、エラーが発見されたトラッ
クに対してはエラートラックポインタをセットするとと
もに、エラーが訂正された場合にはエラートラックポイ
ンタをできるだけ速やかにリセットする必要がある。
【0003】一方、磁気テープの読み取りに当たって、
データの読み取りはフォワード方向において行われ、バ
ックワード方向はリトライ時又は頭出し時のデータブロ
ックIDの読み取りなどに用いられているに過ぎない
が、バックワード方向にもデータの読み取りを行うこと
がデータのより高速な読み取りに有利である。そのため
には、バックワード方向についても、フォワード方向と
同様にエラーの訂正を行えることが必要である。
【0004】
【従来の技術】従来より、磁気テープ装置においては、
磁気テープの例えば18個のトラックのうちの14個の
トラックにそれぞれ9ビット単位(1フレーム)のデー
タが書き込まれ、これらのトラックのデータに対する誤
り訂正符号が残りの4個のトラックに書き込まれる。
【0005】図6は磁気テープTPに記録されたデータ
ブロックフォーマットの例を示す図である。図6におい
て、データブロックDBは、先頭が「ALL1」フレー
ムで始まり、次に同期のための「SYNC」フレームが
記録され、その後、先頭が「SYNC」フレーム又は
「RESYNC」フレームで始まる72フレーム毎のデ
ータグループが繰り返される。
【0006】1番目のデータグループには69フレーム
のデータ(DATA)が記録され、2番目以降のデータ
グループにはそれぞれ71フレームのデータ(DAT
A)が記録される。そして、最終番目のデータグループ
には、残った(n−1)フレームのデータ(DATA)
が記録される。その後、「Resid1」「Resid
2」「Comp1」「Comp2」「SYNC」の各フ
レームが記録され、最後に「SYNC」「ALL1」の
各フレームが記録される。
【0007】ここで、「SYNC」フレーム及び「RE
SYNC」フレームには、いずれも同じ9ビットの特殊
コード(100010001)が記録される。つまり、
「SYNC」フレームと「RESYNC」フレームとは
同一のコードであり、1番目のデータグループに記録さ
れた場合が「SYNC」フレーム、2番目以降のデータ
グループに記録された場合が「RESYNC」フレーム
と呼称される。「SYNC」フレーム又は「RESYN
C」フレームに基づいて同期信号又は再同期信号が検出
される。同期信号又は再同期信号は、データグループの
開始を知らせ、且つスキュー補正のトリガーとなる信号
である。本明細書においては、同期信号又は再同期信号
のいずれの場合も「同期信号」と記載する。
【0008】図6に示されるように、左から右に向かっ
て先頭から順にフレームの記録又は再生を行うのがフォ
ワード方向であり、その逆の方向がバックワード方向で
ある。なおバックワード方向では再生(読み取り)のみ
が行われる。
【0009】図7は従来の磁気テープ制御装置80のブ
ロック図である。図7において、磁気テープ制御装置8
0は、デスキューイングバッファ11、トラック数に等
しい個数のカウンタ12aを有したライトアドレス制御
部12、1個のカウンタ13aを有したリードアドレス
制御部13、ECC処理部14、ETP認識部15、E
TP保持部16、及び同期信号判定部81などから構成
されている。
【0010】デスキューイングバッファ11は、磁気テ
ープTPから読み取った各トラックのデータを一旦書き
込んで同時に読み出すことにより、スキュー補正を行う
ためのものである。
【0011】ライトアドレス制御部12は、各カウンタ
12aを制御してデスキューイングバッファ11への書
き込みアドレスWAを指定する。各カウンタ12aは、
磁気テープ装置1から出力されるデータ、つまりデスキ
ューイングバッファ11に書き込まれるデータWDを、
1フレーム毎に1つカウントし、カウント値が「71」
になったら次に「0」にリセットされ、その後、「1」
「2」…のように再度「71」までカウントする。この
カウント値がデスキューイングバッファ11へ書き込み
アドレスWAとして出力される。また、同期信号判定部
81からエラートラックポインタ情報ETPI又はロー
ド信号WSYが入力されたときに、対応するカウンタ1
2aに「0」がロードされる。なお、各カウンタ12a
は互いに独立して動作する。
【0012】リードアドレス制御部13は、カウンタ1
3aを制御してデスキューイングバッファ11からの読
み出しアドレスRAを指定する。ECC処理部14はエ
ラーの訂正を行い、エラー訂正が終わったときにはET
P認識部15へ訂正情報CRIを出力する。ETP認識
部15は、デスキューイングバッファ11から読み出さ
れた9ビットのデータRDを図示しないコード変換表に
基づいて8ビットのデータに変換するとともに、データ
RDにエラーが有るか否かを判断し、例えばコード変換
表にないデータRDが入力されたときなどのようにエラ
ーが有る場合には、そのトラックに対してエラートラッ
クポインタETPをセットするためのセット信号SEP
を出力する。ETP保持部16は、信号SEPに基づい
てエラートラックポインタETPを出力し、リセット信
号SRTが入力されるまでそれを保持する。
【0013】同期信号判定部81は、デスキューイング
バッファ11から読み出されたデータRDの中に、同一
のタイミングでしきい値以上の個数の「SYNC」フレ
ーム又は「RESYNC」フレームがあった場合に、そ
のタイミングのフレームを同期フレーム(再同期フレー
ム)と判定し、同期信号を検出する。同期信号を検出す
ると、リセット信号SRTを出力する。また、デスキュ
ーイングバッファ11への書き込みデータWDの中の所
定の範囲のフレームの中に「SYNC」フレーム又は
「RESYNC」フレームがあった場合に、そのトラッ
クに対して同期信号を検出し、ライトアドレス制御部1
2に対してロード信号WSYを出力する。
【0014】なお、同期信号判定部81は、読み取り方
向を示す方向信号F/Bがバックワード方向である場合
には、リセット信号SRTを出力しない。磁気テープ制
御装置80において、ETP保持部16からエラートラ
ックポインタETPが出力されている(立てられてい
る)間には、そのトラックはエラーの発生しているエラ
ートラックとしてECC処理部14で認識され、エラー
トラックのデータ(DATA)に対してエラー訂正処理
が行われる。
【0015】したがって、エラートラックのデータ(D
ATA)は任意のデータでよく、エラートラックに対応
するライトアドレス制御部12のカウンタ12aはカウ
ント動作を停止する。また、リードアドレス制御部13
のカウンタ13aはカウント動作をそのまま続行し、デ
スキューイングバッファ11からのデータの読み出しを
通常通り実行する。その結果、デスキューイングバッフ
ァ11からの読み出しデータRDは、エラートラックに
ついては任意のデータ(DATA)として、またその他
のトラックについては正常なデータ(DATA)とし
て、ECC処理部14に送られる。
【0016】ECC処理部14においては、エラートラ
ックポインタETPの個数によって誤りの訂正能力が決
定される。また、訂正能力の最大値までの範囲内であっ
ても、データ(DATA)の誤りの数に比してエラート
ラックポインタETPの個数が不足する場合には、正確
な誤り情報が生成されず、誤訂正が生じる可能性があ
る。そして、エラートラックポインタETPの個数が過
剰な場合には訂正能力を越えることとなり、この場合に
も訂正不能となる。したがって、エラーが訂正された場
合には、できるだけ速やかにエラートラックポインタE
TPをリセットする必要がある。
【0017】そのため、エラートラックポインタETP
をセットした後、最初に同期信号を検出すると、同期信
号判定部81から出力されるリセット信号SRTによっ
てエラートラックポインタETPをリセットする。これ
によって、エラー訂正能力の低下を防止し、磁気テープ
の読み取り性能の向上を図っている。なお、エラートラ
ックポインタETPの一般的なリセット制御技術に関し
ては、例えば特開平2ー278574号に開示されてい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来におい
て、フォワード方向の読み取り時においては同期信号を
検出することができたが、バックワード方向の読み取り
時においては同期信号を検出することができなかった。
【0019】すなわち、フォワード方向では、1つのデ
ータブロックDB内において最初に「SYNC」が現れ
た後、72フレームの各データグループの先頭に「SY
NC」又は「RESYNC」が現れるという完全な周期
性を有する。したがって、データブロックDB内の最初
の「SYNC」によってカウンタ12aを「0」に初期
化してカウントを開始し、その後においてカウント値が
「0」となる度毎に、そのフレームが「SYNC」フレ
ーム又は「RESYNC」フレームであるか否かを判定
することによって、同期信号を容易に検出することがで
きる。
【0020】これに対して、バックワード方向では、1
番目のデータグループ(フォワード方向での最終番目の
データグループ)のフレーム数が不定であるため、「S
YNC」又は「RESYNC」がカウンタ12aの幾ら
のカウント値に現れるかを予測することができず、その
ままでは同期信号を正確に検出することができない。そ
のため、エラートラックポインタETPのリセット制御
を行うことができず、エラートラックポインタETPが
一旦セットされるとそのデータブロックDBが終わるま
でリセットされないこととなっていた。
【0021】このように従来においては、バックワード
方向についてのエラー訂正能力が著しく低下していた。
本発明は、上述の問題に鑑み、バックワード方向におい
てもフォワード方向と同様にエラーの訂正を行うことを
可能とし、読み取り能力の向上を図ることを目的とす
る。
【0022】請求項1の発明に係る方法は、上述の課題
を解決するため、図1に示すように、磁気テープから読
み取った各トラックのデータをフレーム毎にアドレスを
指定してデスキューイングバッファに書き込み、前記デ
スキューイングバッファから各トラックのデータを同期
してフレーム毎に読み出すことによってスキュー補正を
行うとともに、前記デスキューイングバッファから読み
出したデータの中にエラーがある場合に、エラーのある
トラックに対しエラートラックポインタをセットしてエ
ラー訂正を行う磁気テープ装置において、前記デスキュ
ーイングバッファへの書き込みアドレス及び読み出しア
ドレスを、一定の周期でカウント値が繰り返されるカウ
ンタ手段によって生成し、且つ、前記読み出しアドレス
を前記書き込みアドレスよりも遅れて生成し、前記磁気
テープのバックワード方向の読み出し時において、前記
デスキューイングバッファから読み出したデータの中
に、同期信号を1周期中において2回目に検出したとき
に、2回目に検出された同期信号の読み出しアドレスを
同期アドレスとして保持し、読み出しアドレスを生成す
る前記カウンタ手段のカウント値が、前記同期アドレス
から一定の値を引いた値のアドレスから同期アドレスま
での範囲である所定の範囲内である間に、前記デスキュ
ーイングバッファへ書き込むデータの中に同期信号が現
れたときにそれを同期信号として検出するようにし、前
記デスキューイングバッファから読み出したデータの中
にエラーがあった場合に、エラートラックポインタをセ
ットした後に前記デスキューイングバッファから読み出
すデータの中から次の同期信号が検出されるタイミング
で、前記エラートラックポインタをリセットし、エラー
が検出された後に前記デスキューイングバッファから読
み出すデータの中から最初に同期信号が検出されるタイ
ミングで、エラーがあったトラックへの書き込みアドレ
スを発生する前記カウンタ手段に対して、保持していた
前記同期アドレスをロードし、書き込むデータの中から
次の同期信号が検出されたタイミングでカウントを再開
させる制御方法である。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】請求項2の発明に係る装置は、磁気テープ
から読み取った各トラックのデータを一旦書き込んでス
キュー補正を行うためのデスキューイングバッファと、
トラック毎に設けられ、前記デスキューイングバッファ
への書き込みアドレスを指定するための、一定の周期で
カウント値が繰り返されるカウンタ手段と、前記デスキ
ューイングバッファからの読み出しアドレスを指定する
ための、一定の周期でカウント値が繰り返されるカウン
タ手段と、エラーの訂正を行うエラー訂正部と、前記デ
スキューイングバッファから読み出されたデータの中か
ら一定の周期で繰り返される同期信号を検出するための
読み出し側同期信号検出部と、前記磁気テープのバック
ワード方向の読み出し時に同期信号を1周期中において
2回目に検出したときの読み出しアドレスを同期アドレ
スとして保持するための同期アドレス保持部と、前記同
期アドレス保持部に保持される前記同期アドレスから一
定の値を引いた値のアドレスから同期アドレスまでの範
囲である所定の範囲の読み出しアドレス中において
記デスキューイングバッファに書き込むデータの中から
同期信号を検出するための書き込み側同期信号検出部
と、前記デスキューイングバッファから読み出したデー
タの中にエラーがある場合に、エラーのあるトラックに
対しエラートラックポインタをセットするとともに、前
記読み出し側同期信号検出部により同期信号が検出され
るタイミングでエラートラックポインタをリセットする
エラートラックポインタ保持部と、前記デスキューイン
グバッファから読み出したデータの中にエラーがある場
合に、前記読み出し側同期信号検出部により同期信号が
検出されるタイミングで、エラーのあったトラックへの
書き込みアドレスを発生する前記カウンタ手段に前記同
期アドレス保持部に保持された値をロードし、書き込み
データの中から次の同期信号が検出されるタイミングで
カウントを再開させるライトアドレス制御部とを有して
構成される。
【0027】請求項の発明に係る装置は、磁気テープ
のフォワード方向の読み出し時において、前記同期アド
レス保持部に強制的に零を保持させるためのゲート部を
有して構成される。
【0028】
【作用】デスキューイングバッファ11への書き込みア
ドレスは、各トラック毎のカウンタ手段12aによって
生成され、読み出しアドレスは1つのカウンタ手段13
aによって生成される。
【0029】デスキューイングバッファ11から読み出
したデータの中に同期信号を検出したときには、その読
み出しアドレスが同期アドレスARSとして保持され
る。デスキューイングバッファ11から読み出したデー
タの中にエラーがあった場合に、そのトラックに対して
エラートラックポインタETPがセットされ、次に同期
信号が検出されるタイミングでエラートラックポインタ
ETPがリセットされる。また、エラーが検出された後
にデスキューイングバッファ11から読み出すデータの
中から同期信号が検出されるタイミングで、エラーがあ
ったトラックに対応するカウンタ手段12aに同期アド
レスARSがロードされ、書き込むデータの中から同期
信号が検出されるタイミングでカウンタ手段12aのカ
ウント動作が再開される。
【0030】
【実施例】図1は本発明に係る磁気テープ制御装置2を
示すブロック図である。図1において、図7で説明した
要素と同一の機能を有する要素についてはその説明を省
略し又は簡略化する。
【0031】磁気テープ制御装置2は、デスキューイン
グバッファ11、ライトアドレス制御部12、リードア
ドレス制御部13、ECC処理部14、ETP認識部1
5、ETP保持部16、同期信号判定部17、同期アド
レス検出部18、アドレスレジスタ19、及びゲート回
路20などから構成されている。また、同期信号判定部
17には、リード同期検出部17a及びライト同期検出
部17bが設けられている。
【0032】ETP保持部16は、ETP認識部15か
らのセット信号SEPによってエラートラックポインタ
ETPを出力し、同期信号判定部17からのリセット信
号SRTによってそのエラートラックポインタETPを
リセットするとともに、エラートラックポインタETP
を出力している間において「1」となるエラートラック
ポインタ情報ETPIをライトアドレス制御部12に出
力する。
【0033】ライトアドレス制御部12は、エラートラ
ックポインタ情報ETPIが出力されている間におい
て、アドレスレジスタ19から出力されるプリセット値
APRを対応するカウンタ12aにロードし且つそのカ
ウント動作を停止させる。また、ライトアドレス制御部
12は、同期信号判定部17からロード信号WSYが出
力されたときには、対応するカウンタ12aにプリセッ
ト値APRをロードしてカウント動作を再開させる。
【0034】リード同期検出部17aは、デスキューイ
ングバッファ11から読み出されたデータRDの中から
同期信号を検出する。つまり、データRDの中に、同一
のタイミングでしきい値以上の個数の「SYNC」フレ
ーム又は「RESYNC」フレームがあった場合に、そ
のタイミングのフレームを同期フレーム(再同期フレー
ム)と判定し、同期信号を検出する。同期信号を検出す
ると、同期信号判定部17はリセット信号SRTを出力
する。
【0035】ライト同期検出部17bは、デスキューイ
ングバッファ11への書き込みデータWDの中の所定の
範囲のフレームの中に「SYNC」フレーム又は「RE
SYNC」フレームがあった場合に、そのトラックに対
して同期信号を検出し、ライトアドレス制御部12に対
してロード信号WSYを出力する。
【0036】ここで、「所定の範囲」は、フォワード方
向又はバックワード方向のそれぞれについて、読み出し
アドレスRAに対して指定される。つまり、フォワード
方向の再生(読み取り)の場合には、読み出しアドレス
RAが「66」から「0」までの間に「RESYNC」
フレームがあった場合に、そのタイミングのフレームを
そのトラックについての同期フレームと判定して同期信
号を検出する。バックワード方向の場合には、アドレス
レジスタ19に格納されている同期アドレスARSに基
づいて、読み出しアドレスRAが(ARS−CC)から
(ARS)までの間に「RESYNC」フレームがあっ
た場合に、そのタイミングのフレームをそのトラックに
ついての同期フレームと判定して同期信号を検出する。
但し、CCは一定の値であり、例えば「5」とされる。
【0037】同期アドレス検出部18は、デスキューイ
ングバッファ11からの読み出しアドレスRAと同期信
号判定部17からのリセット信号SRTに基づいて、同
期アドレスARSを検出し、ゲート回路20を介してア
ドレスレジスタ19へ出力する。アドレスレジスタ19
は、その同期アドレスARSの値を保持する。
【0038】ゲート回路20は、方向信号F/Bが
「B」のとき、つまりバックワード方向の読み取り時に
おいてのみ開き、同期アドレス検出部18で検出した同
期アドレスARSをアドレスレジスタ19に保持する。
方向信号F/Bが「F」のとき、つまりフォワード方向
においては、ゲート回路20が閉じているため、アドレ
スレジスタ19は初期化されたときの「0」の値をその
まま保持する。
【0039】したがって、アドレスレジスタ19から出
力されるプリセット値APRは、フォワード方向のとき
には「0」となり、バックワード方向のときには同期ア
ドレスARSの値となる。
【0040】図2はフォワード方向における書き込みデ
ータWD及び読み出しデータRDとカウンタ12a,1
3aのカウント値などとの関係を示す図、図3はバック
ワード方向における図2と同様の図である。
【0041】図2において、ライトアドレス制御部12
のカウンタ12aは、最初の「SYNC」フレームによ
って初期化され、その次から始まるデータグループ(7
2フレーム)の1つのフレームが入力される毎にカウン
ト値をインクリメントする。リードアドレス制御部13
のカウンタ13aは、カウンタ12aよりも遅れてカウ
ントを開始する。
【0042】データRD(又はデータWD)の中で、ト
ラック1について、1番目のデータグループの5番目の
フレームのデータ(図2にG1で示すフレーム)にエラ
ーがあったとすると、そのエラーがETP認識部15に
より検出され、ETP保持部16においてエラートラッ
クポインタETPがセットされるとともに、ETP保持
部16からライトアドレス制御部12にエラートラック
ポインタ情報ETPIが出力され、トラック1のカウン
タ12aが「0」にリセットされる(G2で示す)。
【0043】読み出しアドレスRAが「66」から
「0」までの間に、データWDの中から「RESYN
C」フレームが検出されると(G3で示すフレーム)、
トラック1のカウンタ12aが「0」からカウントを開
始する(G4で示す)。データRDの中から同期信号が
検出されると(G5で示す)、エラートラックポインタ
ETPがリセットされる。
【0044】図3において、データRD(又はデータW
D)の中で、トラック1について1番目のデータグルー
プの6番目のフレームのデータ(図3にG6で示すフレ
ーム)にエラーがあったとすると、そのエラーがETP
認識部15により検出され、ETP保持部16において
エラートラックポインタETPがセットされるととも
に、ETP保持部16からライトアドレス制御部12に
エラートラックポインタ情報ETPIが出力され、トラ
ック1のカウンタ12aが「0」にリセットされる(G
7で示す)。
【0045】その後において、データRDの中から同期
信号が検出されると(G8で示す)、そのときの読み出
しアドレスRAである「7」が同期アドレスARSとし
て検出され、アドレスレジスタ19に保持される。同期
アドレスARSが得られると、その値がトラック1のカ
ウンタ12aにロードされる(G9で示す)。
【0046】同期アドレスARSの値「7」に基づい
て、「所定の範囲」が「2」〜「7」として求められ、
読み出しアドレスRAが「2」から「7」までの間に、
データWDの中から「RESYNC」フレームが検出さ
れると(G10で示す)、トラック1のカウンタ12a
が「7」からカウントを開始する(G11で示す)。デ
ータRDの中から同期信号が検出されると(G12で示
す)、エラートラックポインタETPがリセットされ
る。
【0047】次に、フォワード方向及びバックワード方
向における読み取り処理について、フローチャートに基
づいて説明する。図4及び図5は磁気テープ制御装置2
における読み取り処理の概略の流れを示すフローチャー
トである。
【0048】まず、読み取り方向がフォワード方向であ
る場合には(#11で「F」)、データの読み取りを開
始し(#12)、エラートラックポインタETPをセッ
トする条件が有るか否かを判断する(#13)。
【0049】ステップ#13でノーであれば、データの
読み取りを行い(#27)、データの読み取りが終了す
れば処理を終了する(#28)。ステップ#13でイエ
スであれば、該当するトラックのカウンタ12aに
「0」をロードしてカウント動作を停止させ(#1
4)、エラートラックポインタETPをセットする(#
15)。
【0050】「0」から一定値CCを引いて「所定の範
囲」を求め(#16)、「所定の範囲」にあるデータW
Dの中から「RESYNC」フレームが検出されたとき
に(#17でイエス)、カウンタ12aが「0」からカ
ウント動作を開始する(#18)。デスキューイングバ
ッファ11から読み出したデータRDの中に同期信号を
検出すると(#19でイエス)、エラートラックポイン
タETPをリセットする(#20)。
【0051】ステップ#17又はステップ#19でノー
の場合には、フォーマットエラーとし、そのエラー処理
を行う(#23,24)。次に、読み取り方向がバック
ワード方向である場合には(#11で「B」)、データ
の読み取りを開始し(#31)、そのデータブロックD
Bにおいて2個目の同期信号を検出したときに(#32
でイエス)、そのときの読み出しアドレスRAを同期ア
ドレスARSとして保持する(#33)。
【0052】エラートラックポインタETPをセットす
る条件が有るか否かを判断し(#34)、それがノーで
あれば、データの読み取りを行い(#48)、データの
読み取りが終了すれば処理を終了する(#49)。
【0053】ステップ#34でイエスであれば、該当す
るトラックのカウンタ12aに「0」をロードしてカウ
ント動作を停止させ(#35)、エラートラックポイン
タETPをセットする(#36)。その後保持されてい
る同期アドレスARSの値をカウンタ12aにロードす
る(#37)。
【0054】同期アドレスARSから一定値CCを引い
て「所定の範囲」を求め(#38)、「所定の範囲」に
あるデータWDの中から「RESYNC」フレームが検
出されたときに(#39でイエス)、カウンタ12aが
同期アドレスARSの値からカウント動作を開始する
(#40)。デスキューイングバッファ11から読み出
したデータRDの中に同期信号を検出すると(#41で
イエス)、エラートラックポインタETPをリセットす
る(#42)。
【0055】ステップ#39又はステップ#41でノー
の場合には、エラートラックポインタETPをリセット
することなく、次の処理へ進む。上述の実施例による
と、バックワード方向においても同期信号の検出が可能
となり、エラー発生時において出力されたエラートラッ
クポインタETPを次に検出される同期信号によって速
やかにリセットすることができ、フォワード方向と同様
にエラー訂正能力を向上させて読み取り性能を向上させ
ることができる。
【0056】また、検出した同期アドレスARSを方向
信号F/Bに応じてアドレスレジスタ19に保持するよ
うにしたので、簡単な回路構成又はプログラムによって
フォワード方向及びバックワード方向の両方におけるエ
ラートラックポインタETPのリセット制御を行うこと
ができる。
【0057】上述の実施例において、CCの値は「4」
「6」又はその他の値であってもよい。フォワード方向
とバックワード方向とでCCの値を相違させてもよい。
フォワード方向においては、「所定の範囲」を固定化し
たが、カウンタ13aの値に応じて同期アドレスARS
を保持しておき、その同期アドレスARSに基づいて演
算により求めてもよい。
【0058】上述の実施例において、磁気テープ制御装
置2の各部は、ハード回路、MPU(マイクロプロセッ
サユニット)を用いたソフトウエア又はファームウエ
ア、又はこれらの組み合わせよって実現することができ
る。磁気テープ制御装置2の全体又は各部の構成、処理
の内容又は順序、動作タイミングなどは、本発明の主旨
に沿って種々変更することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によると、バックワード方向にお
いてもフォワード方向と同様にエラーの訂正を行うこと
が可能となり、読み取り能力の向上を図ることができ
る。
【0060】請求項の発明によると、フォワード方向
及びバックワード方向の両方のエラートラックポインタ
のリセット制御を簡単な構成によって実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気テープ制御装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】フォワード方向における書き込みデータ及び読
み出しデータとカウンタのカウント値などとの関係を示
す図である。
【図3】バックワード方向における書き込みデータ及び
読み出しデータとカウンタのカウント値などとの関係を
示す図である。
【図4】磁気テープ制御装置における読み取り処理の概
略の流れを示すフローチャートである。
【図5】磁気テープ制御装置における読み取り処理の概
略の流れを示すフローチャートである。
【図6】磁気テープに記録されたデータブロックフォー
マットの例を示す図である。
【図7】従来の磁気テープ制御装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 磁気テープ制御装置(制御装置) 11 デスキューイングバッファ 12 ライトアドレス制御部 12a カウンタ(カウンタ手段) 13a カウンタ(カウンタ手段) 14 ECC処理部(エラー訂正部) 16 ETP保持部(エラートラックポインタ保持部) 17a リード同期検出部(読み出し側同期信号検出
部) 17b ライト同期検出部(書き込み側同期信号検出
部) 19 アドレスレジスタ(同期アドレス保持部) 20 ゲート回路(ゲート部) ETP エラートラックポインタ ARS 同期アドレス MT 磁気テープ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/18 G11B 20/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープから読み取った各トラックのデ
    ータをフレーム毎にアドレスを指定してデスキューイン
    グバッファに書き込み、前記デスキューイングバッファ
    から各トラックのデータを同期してフレーム毎に読み出
    すことによってスキュー補正を行うとともに、前記デス
    キューイングバッファから読み出したデータの中にエラ
    ーがある場合に、エラーのあるトラックに対しエラート
    ラックポインタをセットしてエラー訂正を行う磁気テー
    プ装置において、 前記デスキューイングバッファへの書き込みアドレス及
    び読み出しアドレスを、一定の周期でカウント値が繰り
    返されるカウンタ手段によって生成し、且つ、前記読み
    出しアドレスを前記書き込みアドレスよりも遅れて生成
    し、 前記磁気テープのバックワード方向の読み出し時におい
    て、前記デスキューイングバッファから読み出したデー
    タの中に、同期信号を1周期中において2回目に検出し
    たときに、2回目に検出された同期信号の読み出しアド
    レスを同期アドレスとして保持し、読み出し アドレスを生成する前記カウンタ手段のカウン
    ト値が、前記同期アドレスから一定の値を引いた値のア
    ドレスから同期アドレスまでの範囲である所定の範囲内
    である間に、前記デスキューイングバッファへ書き込む
    データの中に同期信号が現れたときにそれを同期信号と
    して検出するようにし、 前記デスキューイングバッファから読み出したデータの
    中にエラーがあった場合に、エラートラックポインタを
    セットした後に前記デスキューイングバッファから読み
    出すデータの中から次の同期信号が検出されるタイミン
    グで、前記エラートラックポインタをリセットし、 エラーが検出された後に前記デスキューイングバッファ
    から読み出すデータの中から最初に同期信号が検出され
    るタイミングで、エラーがあったトラックへの書き込み
    アドレスを発生する前記カウンタ手段に対して、保持し
    ていた前記同期アドレスをロードし、書き込むデータの
    中から次の同期信号が検出されたタイミングでカウント
    を再開させる、 ことを特徴とする磁気テープ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】磁気テープから読み取った各トラックのデ
    ータを一旦書き込んでスキュー補正を行うためのデスキ
    ューイングバッファと、トラック毎に設けられ、 前記デスキューイングバッファ
    への書き込みアドレスを指定するための、一定の周期で
    カウント値が繰り返されるカウンタ手段と、 前記デスキューイングバッファからの読み出しアドレス
    を指定するための、一定の周期でカウント値が繰り返さ
    れるカウンタ手段と、 エラーの訂正を行うエラー訂正部と、 前記デスキューイングバッファから読み出されたデータ
    の中から一定の周期で繰り返される同期信号を検出する
    ための読み出し側同期信号検出部と、 前記磁気テープのバックワード方向の読み出し時に同期
    信号を1周期中において2回目に検出したときの読み出
    しアドレスを同期アドレスとして保持するための同期ア
    ドレス保持部と、 前記同期アドレス保持部に保持される前記同期アドレス
    から一定の値を引いた値のアドレスから同期アドレスま
    での範囲である所定の範囲の読み出しアドレス中におい
    前記デスキューイングバッファに書き込むデータの
    中から同期信号を検出するための書き込み側同期信号検
    出部と、 前記デスキューイングバッファから読み出したデータの
    中にエラーがある場合に、エラーのあるトラックに対し
    エラートラックポインタをセットするとともに、前記読
    み出し側同期信号検出部により同期信号が検出されるタ
    イミングでエラートラックポインタをリセットするエラ
    ートラックポインタ保持部と、 前記デスキューイングバッファから読み出したデータの
    中にエラーがある場合に、前記読み出し側同期信号検出
    部により同期信号が検出されるタイミングで、エラーの
    あったトラックへの書き込みアドレスを発生する前記カ
    ウンタ手段に前記同期アドレス保持部に保持された値を
    ロードし、書き込みデータの中から次の同期信号が検出
    されるタイミングでカウントを再開させるライトアドレ
    ス制御部と、 を有してなることを特徴とする磁気テープ装置の制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の磁気テープ装置の制御装置
    において、 磁気テープのフォワード方向の読み出し時において、前
    記同期アドレス保持部に強制的に零を保持させるための
    ゲート部を有してなることを特徴とする磁気テープ装置
    の制御装置。
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