JPH06103318A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH06103318A
JPH06103318A JP4254272A JP25427292A JPH06103318A JP H06103318 A JPH06103318 A JP H06103318A JP 4254272 A JP4254272 A JP 4254272A JP 25427292 A JP25427292 A JP 25427292A JP H06103318 A JPH06103318 A JP H06103318A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に記録された情報を読出し、それを
記憶させる記憶手段の利用効率を向上させ、かつ、正誤
判定情報を用いて行なう補正処理が所定の時間内に処理
できること。 【構成】 情報が記録された光ディスク1から読出した
所定の単位長の記録情報を複数まとめてその正誤を判定
し、その記録情報が正しいと判定されたとき、正誤判定
情報を短縮してRAM9に書込み、記録情報が正しくな
いと判定されたとき、所定の長さ単位の記録情報と正誤
判定情報とをRAM9に書込み、正誤判定結果情報を最
小単位の情報でRAM9に連続的に書込むことにより、
光ディスク1に記録された情報を読出す際には、殆どの
情報が正しく読出せることから、記録情報の単位毎の正
誤判定結果情報を生成し、それを記録し、その単位内に
誤った情報が存在する場合のみ本来の正誤判定情報をR
AM9に記憶させ、その利用効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報が記録された光デ
ィスク等の記録媒体から読出した記録情報を、その記録
情報の正誤を判定する情報と共に再生する情報再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現今の情報量の増大、事務処理の合理
化、ペーパレス化に伴い、文書、図面等の原稿を光学的
に読取り、この読取った画像情報を圧縮して光ディスク
等の大容量記録媒体に記憶し、必要に応じて前記記録媒
体に記録された画像情報を検索し、表示または印刷でき
るようにした情報ファイル装置が実用化されている。
(例えば、三洋電機株式会社製『光ディスクファイリン
グシステム;SOF−FS21』)。
【0003】このような情報ファイル装置における記録
媒体には、音楽情報、画像情報等の各種データ情報を書
込んだ記録情報と、その記録情報の正誤を判定する前記
記録情報の所定の記録長毎、即ち、所定の単位長毎に対
応させた正誤判定情報が共に記録されている。そして、
情報再生装置でその記録された情報を読出すとき、同時
に、読出している記録情報の特定の単位長毎に(例え
ば、1バイト、2バイト単位長毎に)、その単位長の記
録情報が訂正を要するか否か、即ち、記録情報の正誤を
判定する情報を生成し、前記記録情報が正しいときには
そのまま使用し、前記記録情報が正しくないときには、
正誤判定情報に基き誤り訂正を行ないながら特定単位長
毎の記録情報を再生している。
【0004】このように、記録情報の補正は、例えば、
コンパクトディスクのように、リアルタイムの音楽情報
の場合には、誤っている単位長記録情報は前後の記録情
報の中間値や、前の情報値に置換され、再生時のノイズ
分を低減させている。
【0005】また、CD−ROM等のデータ情報の場合
には、記録情報の正誤を判定する情報を次段の誤り訂正
手段に与えることによって訂正能力を向上させたり、ま
た、同じ情報が繰返し記録されている場合には、正しく
読出せた方の情報に置換する等の補正処理を行なってい
る。
【0006】前述の光ディスク等の情報再生装置におけ
る補正処理は、前後情報との比較や時間的な遅延を伴う
ため、通常、一旦、光ディスク等の記録媒体に記録させ
た情報をRAM(Randam Access Memory)等の記憶手段
に書替え、再び、その記憶手段から情報を読出す際に行
なわれることが多い。したがって、この際の記憶手段に
は、記録媒体から順次読出される記録情報と共に、その
記録情報の単位長毎に記録情報の正誤を判定する正誤判
定情報を相対して記憶しておく必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録情
報と共に記録情報の正誤を判定する正誤判定情報を相対
して記憶手段に記憶させると、記録手段に記憶させる記
録情報の利用効率が劣化してしまう。具体的には、記録
情報のみを記憶する場合に比べて約11%以上も利用効
率が劣化する。
【0008】したがって、記憶手段の容量が大きいほ
ど、記録情報の正誤判定情報に割当てられる絶対容量が
増加し、無視できない容量となる。また、正誤判定情報
の量を減少させるために、記録情報の単位を大きくする
と、記録情報に相対する正誤判定情報が多いとき、その
正誤判定情報を用いて行なう補正処理自体が不可能とな
る。
【0009】そこで、本発明は、記録媒体に記録された
情報を読出し、一旦、それを記憶させる記憶手段の利用
効率を向上させ、かつ、正誤判定情報を用いて行なう補
正処理が所定の時間内に処理できる情報再生装置の提供
を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
情報再生装置は、情報が記録された記録媒体から所定の
単位長の記録情報と前記記録情報の正誤を判定する正誤
判定情報を読出し、前記読出した前記正誤判定情報によ
り、前記所定の単位長の記録情報を複数まとめてその正
誤を判定し、前記所定の単位長の記録情報が正しいと判
定されたとき、前記正誤判定情報を短縮して記憶手段に
書込み、また、前記所定の単位長の記録情報が正しくな
いと判定されたとき、所定の長さ単位の記録情報と正誤
判定情報とを記憶手段に書込み、前記所定の単位長の記
録情報が正しいと判定されたとき及び正しくないと判定
されたときの正誤判定結果情報を最小単位の情報で記憶
手段に連続的に書込むものである。
【0011】請求項2の発明にかかる情報再生装置は、
請求項1の正誤判定手段で所定の長さ単位の記録情報が
正しいと判定されたときの正誤判定情報の短縮は、前記
正誤判定情報の省略としたものである。
【0012】請求項3の発明にかかる情報再生装置は、
請求項1の記録情報及び正誤判定情報と正誤判定結果情
報を書込む記憶手段は、記録情報及び正誤判定情報と正
誤判定結果情報とを同一または互いに独立の記憶媒体と
したものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明にかかる情報再生装置は、情報
が記録された記録媒体から所定の単位長の記録情報と前
記記録情報の正誤を判定する正誤判定情報を読出し、前
記所定の単位長の記録情報を複数まとめてその正誤を判
定し、前記所定の単位長の記録情報が正しいと判定され
たとき、前記正誤判定情報を短縮して記憶手段に書込
み、また、前記所定の単位長の記録情報が正しくないと
判定されたとき、所定の長さ単位の記録情報と正誤判定
情報とを記憶手段に書込み、前記所定の単位長の記録情
報が正しいと判定されたとき及び正しくないと判定され
たときの正誤判定結果情報を最小単位の情報で記憶手段
に連続的に書込むことにより、記録媒体に記録された情
報を読出す際には、誤り訂正等が行なわれ、実際には、
殆どの情報が正しく読出せることから、記録情報の単位
毎の正誤判定結果情報を生成し、それを記録し、その単
位内に誤った情報が存在する場合のみ本来の正誤判定情
報を記憶手段に記憶させることによって記憶手段の利用
効率を向上させる。 請求項2の発明にかかる情報再生
装置は、請求項1の正誤判定手段で所定の長さ単位の記
録情報が正しいと判定されたときの正誤判定情報の短縮
を、前記正誤判定情報の省略とすることにより、記録手
段に記録できる情報量を多くし、利用効率を向上させる
ことができる。
【0014】請求項3の発明にかかる情報再生装置は、
請求項1の記録情報及び正誤判定情報と正誤判定結果情
報を書込む記憶手段を、記録情報及び正誤判定情報と正
誤判定結果情報とを同一または互いに独立の記憶媒体と
することができる。記録情報及び正誤判定情報と正誤判
定結果情報とを同一の記憶媒体に記憶させたものでは、
互いのタイミングにずれが生じ難い。記録情報及び正誤
判定情報と正誤判定結果情報とを互いに独立の記憶媒体
に記憶させたものでは、他の記憶手段を必要とするが、
そのタイミングをとることにより、記録情報及び正誤判
定情報の書込み容量を大きくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の情報再生装置として、情報フ
ァイル装置に使用した場合の実施例について説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の情報再生装置と
して、情報ファイル装置に使用した場合の要部構成ブロ
ック図である。図2は図1の実施例で使用する記録媒体
としての光ディスクの記録信号フォーマットの模式説明
図、図3は図1で使用する記憶手段としてのRAMの割
付け状態を示す模式説明図である。そして、図4は本発
明の一実施例の情報再生装置において、記録情報中に誤
ったデータが存在しない場合のデータ書込み状態の説明
図、また、図5は本発明の一実施例の情報再生装置にお
いて、記録情報中に誤ったデータが存在する場合のデー
タ書込み状態の説明図である。
【0017】図1において、記録媒体としての光デイス
ク1はCDフォーマットで、CD−ROM信号が記録さ
れている。スピンドルモータ2は光ディスク1を回転駆
動させるモータであり、サーボ回路3によって回転制御
され、光ディスク1を定速回転させている。また、サー
ボ回路3は制御回路8の制御指令によって、ピックアッ
プ4を移動させると共にピックアップ4のフォーカス制
御やトラッキング制御を行なっている。
【0018】光ディスク1に記録された情報は、ピック
アップ4によって光学的に読取られる。ピックアップ4
からの読取信号を入力するCDフォーマットデコーダ5
は、ピックアップ4で検出したデータを復調し、誤り訂
正を行ない、また、誤り訂正範囲を超える情報について
は、1バイト(8ビット)に付き1ビットの正誤判定情
報Aの生成不可を行なっている。CD−ROMデコーダ
6はビットスクランブル解除を行ないCD−ROMフォ
ーマットに復調する。同期・アドレス検出回路7はCD
−ROMフォーマットの同期信号(SYNC)とアドレ
ス情報(HEADER)を検出し、タイミングパルスを
生成し、制御回路8の基準信号を生成している。
【0019】制御回路8は装置全体の制御を行なう。R
AM9は補正処理を行なうために、一旦、光ディスク1
から読取った記録情報とその正誤判定情報Aを記憶して
おくもので、本実施例の記憶手段に相当するものであ
る。正誤判定回路10は、CDフォーマットデコーダ5
で生成された記録情報1バイト毎の正誤判定情報Aを監
視し、指定した期間内、即ち、所定の単位長内に誤って
読出された情報が存在するか否かを判定し、後に述べる
正誤判定情報Aを生成する。RAMアドレス生成回路1
1は記録情報をその正誤判定情報A或いは所定の単位長
の記録情報を複数まとめて、その単位で正誤判定を最小
単位の情報として連続的に書込む正誤判定結果情報Bを
READ/WRITEするアドレスを生成する。また、
補正処理回路12はRAM9に記憶した記録情報と正誤
判定情報Aから誤って読出された情報に適切な補正を施
す回路である。I/O13はホストコンピュータ或いは
各ターミナルとの接続を行なうインターフェースであ
る。
【0020】更に詳述すると、光ディスク1に記録され
た情報がCD−ROMデコーダ6で完全に復調された情
報は、図2のようになる。
【0021】即ち、光ディスク1にはCD−ROMフォ
ーマット;MODE=2で情報が記録されていたとする
と、CD−ROMブロックのデータフォーマットは、図
2に示すように、同期信号(SYNC)12バイト、ア
ドレス情報(HEADER)4バイト、データ2336
バイトの計2352バイトから構成される。また、全記
録情報の1バイト毎に生成される正誤判定情報Aも23
36ビットとなる。
【0022】ここで、例えば、図2に示すように、デー
タ2336バイトを584バイト単位に分割し、584
バイト単位全てが正しい情報か否かという正誤判定結果
情報Bを作成することにすると、4ビットで表現できる
ことになる。
【0023】このとき、図1のRAM9の記憶容量を、
例えば、1Mビットと仮定すれば、読出したデータに誤
りがなく、正誤判定情報AをRAM9に記録しないとす
ると、それによる余剰記憶容量は584バイト単位のデ
ータを224データ分記憶することができる。また、5
84バイト単位での正誤判定結果情報Bは224ビット
=28バイト分となる。
【0024】したがって、まず、RAM9の割付けを図
3に示すように、正誤判定結果情報B(28バイト)
と、記録情報或いは正誤判定情報A(131,044バ
イト)のそれぞれを記憶する2領域に分割する。そし
て、図4に示すように、まず、最初のデータ(データ
1)584バイト分とその正誤判定情報A73バイト分
(=584ビット)を図1のRAM9に順次記録してゆ
く。RAM9に記憶していく開始タイミングは、同期・
アドレス検出回路7で生成されるタイミングによって行
なわれる。584バイト分記憶したか否かは、アドレス
生成回路11のカウンタを計数することによって得られ
る。また、584バイトのデータに誤ったデータが含ま
れているか否かは、同様のタイミングで正誤判定回路1
0で正誤判定情報Aを監視することによって判定でき、
584バイト分のデータ単位で1つの正誤判定結果情報
Bが得られる。
【0025】584バイト分のデータ1とその正誤判定
情報AをRAM9に記憶し終えたならば、正誤判定回路
10で得られる正誤判定結果情報BをRAM9に記憶す
る。図4に示すように、このときの正誤判定結果情報B
が“0”、即ち、584バイト全てが正しく読出せたデ
ータであった場合には、次の584バイト分のデータ
(データ2)はデータ1の正誤判定情報Aが不要(正し
い場合を“0”とすると全て“0”)なので、データ1
の終了位置からデータ2を記憶していく。
【0026】また、図1のRAM9から補正処理回路1
2で補正処理を行なうために、データ1を読出す場合に
は、まず、データ1の正誤判定結果情報Bを読出し、正
誤判定結果情報Bが“0”なのでデータ1として584
バイトだけを読出す。
【0027】同様に、図5はデータ1の584バイト中
に誤ったデータが存在する場合を示す。この場合、正誤
判定結果情報Bは“1”を記録し、当然、データ1の正
誤判定情報Aも必要となるので、データ2はデータ1の
正誤判定情報Aの終了位置から記憶していく。また、図
1のRAM9からデータ1を読出す場合は、正誤判定結
果情報Bが“1”であるので、データ1の584バイト
とデータ1の正誤判定情報Aの73バイトの読出しを行
なう。
【0028】したがって、データ1・・・とデータ1の
正誤判定情報A及び正誤判定結果情報BをRAM9に記
憶していくことによって、不要な正誤判定情報AはRA
M9に記憶されず、記憶手段としてのRAM9を効率良
く利用できる。
【0029】このように、本実施例の情報再生装置によ
れば、情報が記録された光ディスク1等の記録媒体から
所定の単位長、例えば、1バイトの記録情報と前記記録
情報の正誤を判定する、例えば、1ビットの正誤判定情
報Aを読出すピックアップ4及びCDフォーマットデコ
ーダ5及びCD−ROMデコーダ6等からなる読出手段
と、前記読出手段で読出した1バイトの記録情報に対応
する1ビットの前記正誤判定情報Aにより、前記所定の
単位長の記録情報を複数まとめて、例えば、584バイ
ト分まとめてその正誤を判定する正誤判定回路10等か
らなる正誤判定手段と、前記正誤判定手段で前記所定の
単位長の記録情報が正しいと判定されたとき、前記正誤
判定情報Aを短縮して書込み、また、前記所定の単位長
の記録情報が正しくないと判定されたとき、所定の長さ
単位の記録情報と正誤判定情報Aとを書込み、前記所定
の単位長の記録情報が正しいと判定されたとき及び正し
くないと判定されたときの正誤判定結果情報Bを最小単
位の情報で連続的に書込むRAM9からなる記憶手段と
を具備するものである。
【0030】これによって、読出した記録情報をある程
度の単位長にまとめて、そのまとめた単位長内の情報が
全て正しい場合には、記録情報とこの単位長での正誤判
定結果情報BのみをRAM等の記録手段に記憶し、ま
た、そのまとめた単位長内に誤った情報が存在する場合
には、読出した記録情報とその単位長での正誤判定情報
Aに加え、補正処理が可能な最小単位毎の正誤判定結果
情報BをRAM等の記憶手段に記憶することによって、
読出した記録情報の誤り率に応じて記憶手段を利用する
ことができる。
【0031】したがって、本実施例の情報再生装置は、
補正処理回路12によって補正処理を行なうためにRA
M9等の記憶手段に読出した記録情報とその正誤判定情
報Aを記憶する際、記録情報をある単位長毎に分割し、
その単位長内に誤った情報がない場合には、必要最小限
度(1ビット)に短縮して、必要な正誤判定結果情報B
のみを記録するので、情報の誤り率に応じて効率良くR
AM9等の記憶手段を利用することができる。特に、情
報の誤り率が少ないものほどその効果が大きくなる。
【0032】本実施例に上げた数値例で計算すると、記
録情報のみをRAM等の記録手段に記録する場合の利用
効率を100%とすれば、通常、89〜100%の利用
効率が得られる。
【0033】ところで、上記実施例の正誤判定手段で所
定の長さ単位の記録情報が正しいと判定されたときの正
誤判定情報の短縮は、前記正誤判定情報の省略としたも
のであるから、RAM等の記憶手段の利用効率を最大限
に良くしようとするものであるが、利用効率若干の低下
を無視すれば、1ビットから数ビットに短縮することも
できる。
【0034】また、上記実施例の記録情報及び正誤判定
情報Aと正誤判定結果情報Bを書込む記憶手段は、記録
情報及び正誤判定情報Aと正誤判定結果情報Bとを同一
の記憶媒体、即ち、RAM9としたものであるが、正誤
判定結果情報Bは、所定のデータの単位を1ビットで表
現できるものであり、補正処理回路12によって補正処
理を行なうまで必要なものであるから、シフトレジスタ
等の別の記憶回路に一時的に格納しておき、それらの同
期をとることによっても実施できる。
【0035】そして、上記実施例の読出手段は、ピック
アップ4及びCDフォーマットデコーダ5及びCD−R
OMデコーダ6等からなるものであるが、本発明を実施
する場合には、記録媒体から所定の単位長の記録情報と
前記記録情報の正誤を判定する正誤判定情報を読出すも
のであればよい。
【0036】更に、上記実施例の正誤判定手段は、読出
手段で読出した正誤判定情報により、所定の単位長の記
録情報を複数まとめてその正誤を判定しているが、本発
明を実施する場合、正誤判定情報を複数まとめて正誤を
判定するのは、誤りの発生頻度によってまとめることに
よって効率が良くなる数が変化する。したがって、誤り
の発生頻度によって選択される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記録
再生装置は、読出した記録情報をある程度の単位長にま
とめて、そのまとめた単位長内の情報が全て正しい場合
には、記録情報とこの単位長での正誤判定結果情報のみ
を記録手段に記憶し、また、そのまとめた単位長内に誤
った情報が存在する場合には、読出した記録情報とその
単位長での正誤判定情報に加え、補正処理が必要である
ことを明示する最小単位の正誤判定結果情報を記憶手段
に記憶することによって、読出した記録情報の誤り率に
応じて記憶手段に記憶する内容を変化させる。
【0038】したがって、補正処理を行なうために記憶
手段に読出した記録情報とその正誤判定情報を記憶する
際、記録情報をある単位長毎に分割し、その単位長内に
誤った情報がない場合には、必要最小限度に短縮して、
必要な正誤判定結果情報のみを記憶するので、情報の誤
り率に応じて効率良く記憶手段を利用することができ
る。特に、情報の誤り率が少ないものほどその効果を大
きくすることができる。また、正誤判定情報を用いて行
なう補正処理が所定の時間内に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の情報再生装置として
の情報ファイル装置に使用した場合の要部構成ブロック
図である。
【図2】図2は図1の実施例で使用する記録媒体として
の光ディスクの記録信号フォーマットの模式説明図であ
る。
【図3】図3は図1で使用する記憶手段としてのRAM
の割付け状態を示す模式説明図である。
【図4】図4は本発明の一実施例の情報再生装置におい
て記録情報中に誤ったデータが存在しない場合のデータ
書込み状態の説明図である。
【図5】図5は本発明の一実施例の情報再生装置におい
て記録情報中に誤ったデータが存在する場合のデータ書
込み状態の説明図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 4 ピックアップ 5 CDフォーマットデコーダ 6 CD−ROMデコーダ 8 制御回路 9 RAM 10 正誤判定回路 12 補正処理回路 A 正誤判定情報 B 正誤判定結果情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された記録媒体から所定の単
    位長の記録情報と前記記録情報の正誤を判定する正誤判
    定情報を読出す読出手段と、 前記読出手段で読出した前記正誤判定情報により、前記
    所定の単位長の記録情報を複数まとめてその正誤を判定
    する正誤判定手段と、 前記正誤判定手段で前記所定の単位長の記録情報が正し
    いと判定されたとき、前記正誤判定情報を短縮して書込
    み、また、前記所定の単位長の記録情報が正しくないと
    判定されたとき、所定の長さ単位の記録情報と正誤判定
    情報とを書込み、前記所定の単位長の記録情報が正しい
    と判定されたとき及び正しくないと判定されたときの正
    誤判定結果情報を最小単位の情報で連続的に書込む記憶
    手段とを具備することを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記正誤判定手段で前記所定の長さ単位
    の記録情報が正しいと判定されたときの前記正誤判定情
    報の短縮は、前記正誤判定情報の省略としたことを特徴
    とする請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録情報及び正誤判定情報と正誤判
    定結果情報を書込む記憶手段は、前記記録情報及び正誤
    判定情報と正誤判定結果情報とを同一または互いに独立
    の記憶媒体としたことを特徴とする請求項1に記載の情
    報再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0836845A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Olympus Optical Co Ltd 情報処理装置
JPH0991889A (ja) * 1995-09-29 1997-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ誤り訂正装置
JPH10134526A (ja) * 1996-10-24 1998-05-22 Ricoh Co Ltd 信号処理回路

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