JPH10134526A - 信号処理回路 - Google Patents
信号処理回路Info
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- JPH10134526A JPH10134526A JP8282166A JP28216696A JPH10134526A JP H10134526 A JPH10134526 A JP H10134526A JP 8282166 A JP8282166 A JP 8282166A JP 28216696 A JP28216696 A JP 28216696A JP H10134526 A JPH10134526 A JP H10134526A
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Abstract
処理を効率化することにより、光ディスクシステムにお
けるデータ処理速度を向上させることができる信号処理
回路を提供する。 【解決手段】 光ディスクに記録されたデータのEFM
復調を行うCDデコーダ13とデータを一時的に格納す
るバッファメモリ17とに接続され、CDデコーダ13
から入力されたデータをバッファメモリ17の所定領域
に格納するCDインタフェース29を有する信号処理回
路において、CDデコーダ13からの入力データをバッ
ファメモリ17に格納する過程においてデータのエラー
検出を行う第1エラー検出器33をCDインタフェース
29内に設け、バッファメモリ17に格納されたデータ
のエラー訂正を行うPQ復号手段35とその訂正データ
のエラー検出を行う第2エラー検出器37とを含むエラ
ー訂正処理部31を設けた。
Description
記録されたオーディオデータや画像データ等を処理する
情報処理装置に用いられる信号処理回路に関するもので
あって、特に、エラー訂正処理に関するものである。
トディスクROM(CD−ROM)、追記型コンパクト
ディスク(CD−R)、デジタルビデオディスク(DV
D)等の光学式ディスクを用いた情報処理装置において
扱われるデータにはオーディオデータに限らずプログラ
ム、文字情報、画像情報等のデジタルデータが含まれ
る。このような光学式ディスクに記録されたデータは、
例えば、図5に示すようなシステムにより読み出され
る。
を読み出すためのシステムの構成を示し、このシステム
は検出部11とCDデコーダ13と信号処理回路15と
バッファメモリ17とシステム制御部19とからなる。
この図において、CD−ROM10に記録されたデータ
は、検出部11により電気信号として取り出され、CD
デコーダ13でEFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)復調およびエラー訂正がなされた後、信号処理回路
15に入力される。この時、CDデコーダ13から信号
処理回路15へ出力されるデータの構成の一例を図6に
示す。信号処理回路15は、図6に示すように構成され
る2352バイトのデータを1セクタとして処理する。
ここでセクタとは、信号処理回路19がデータを処理す
る単位である。図6に示す例では、1セクタは、同期信
号(12バイト)とヘッダ(4バイト)とユーザデータ
(2048バイト)とEDCコード(4バイト)と空白
スペース(8バイト)とPパリティ(172バイト)と
Qパリティ(104バイト)とから構成される。
EFM復調されたデータを入力し、同期信号を検出する
ことによりセクタ(2352バイト)毎にデータ処理を
行う。CD−ROMデータの場合、オーディオデータの
場合に比べて高い信頼性が要求されるため、CDデコー
ダ13でEFM復調およびエラー訂正された後、デジタ
ル信号処理回路15において、さらにエラー訂正が行わ
れる。一般的に、この時のエラー訂正は、特公平7−1
01543号公報で開示されているような、データを2
次元配列した時に異なる方向に位置する複数シンボル
(シンボルとはエラー訂正する際のデータの単位であ
り、通常、1シンボルは8ビットである。)を符号系列
とするエラー訂正により行われる。すなわち、P系列の
復号(P復号)とQ系列の復号(Q復号)とによりエラ
ー訂正が行われる。エラー訂正されたデータはホストコ
ンピュータ21に転送される。システム制御部19は、
このような処理において、検出部11、CDデコーダ1
3および信号処理回路15の動作を制御する。以下にこ
の時の制御について説明する。
回路15に対してデータ読み出し命令を出力し、信号処
理回路15はこの命令を受信すると、セクタ毎にデジタ
ルデータをCDデコーダ13から入力し、バッファメモ
リ17に格納する。次に、システム制御部19は信号処
理回路15に対してデータ信号復号処理命令を出力す
る。信号処理回路15はこの命令を受信すると、バッフ
ァメモリ19からデータを読み出し、エラー検出処理を
行い、エラー検出結果を所定のレジスタに格納し、その
後、システム制御部19に対して処理終了を通知する。
システム制御部19は信号処理回路15からの処理終了
の通知を受信すると、前述のレジスタに格納されたエラ
ー検出結果を読み出し、エラーの有無を判断する。エラ
ーが検出されなかった時は、次のセクタについて上記処
理を繰り返す。エラーが検出された時は、システム制御
部19は信号処理回路15に対してエラー訂正処理命令
を出力する。この時、信号処理回路15は命令にしたが
いエラー訂正を行い、訂正結果を所定のレジスタに格納
する。エラー訂正処理が終了すると処理の終了をシステ
ム制御部19に通知する。システム制御部19は処理の
終了が通知されると次のセクタのデータについて同様の
処理を繰り返す。このような信号処理回路15において
は、システム制御部19と信号処理回路15との間でセ
クタ毎に頻繁に制御信号のやりとりがされるため、デー
タ処理に時間がかかり、また、システム制御部19に負
担がかかっていた。
19と信号処理回路15との間の制御信号のやりとりの
回数を低減させる信号処理回路15として、エラー訂正
実行回数を設定しておき、エラーの有無にかかわらず設
定された回数だけ全セクタのデータに対して同様に処理
を行うものがある。すなわち、エラー訂正処理におい
て、信号処理回路15はシステム制御部19からのデー
タ復号処理命令を受信すると、1セクタのデータに対し
てエラー訂正処理を所定回数だけ行い、所定回数のエラ
ー訂正終了後、エラー検出処理を行い、検出結果を所定
のレジスタに格納し、システム制御部19に終了を通知
する。システム制御部19は、訂正後の検出結果に基づ
き更なるエラー訂正を行うか否か判断し信号処理回路1
5を適宜制御する。このような信号処理回路15では、
システム制御部19と信号処理回路15との間の制御の
やりとりは前述のものより低減され、システム制御部1
9の負担は大幅に軽減される。
てのセクタに対してエラー訂正処理が行われるため、エ
ラーがないデータを含むセクタに対しても不必要なエラ
ー訂正処理が行われる。通常、CDデコーダ13から出
力されるデータのエラー率は非常に低く、ほとんどの場
合、信号処理回路15においてエラー訂正の必要はない
と考えられる。このため、前述の信号処理回路15では
不必要なエラー訂正処理を繰り返すことが多くなり、結
果として処理速度の低下を招いている。今後、光ディス
クシステムを用いた情報処理装置の処理能力の向上に伴
い、光ディスクシステムにおけるデータ処理速度の向上
が要望され、その結果、上記のような信号処理回路にお
ける処理速度の低下は大きな問題となる。
ものであり、その目的とするところは、光ディスクに記
録されたデータのエラー訂正処理を効率化することによ
り、光ディスクシステムにおけるデータ処理速度を向上
させることができる信号処理回路を提供することにあ
る。
理回路は、光学式ディスクに記録されたデータに対しE
FM復調を行うデコード手段と、制御命令を出力するシ
ステム制御手段と、データを一時的に格納するバッファ
メモリとに接続され、前記デコード手段からEFM復調
後のデータをセクタ単位で入力し前記バッファメモリの
所定領域に格納するCDインタフェース手段を備えた信
号処理回路において、前記システム制御手段の制御に基
づいて、前記デコード手段からセクタ毎に入力されたデ
ータを前記バッファメモリの所定領域に前記セクタに対
応させて格納する過程において前記データのエラー検出
を行う前置エラー検出手段を前記CDインタフェース手
段内に備え、前記バッファメモリに格納された前記デー
タに対して2系列の復号処理によりエラー訂正を行うP
Q復号手段と、前記PQ復号手段により訂正されたデー
タに対してエラー検出を行うエラー検出手段とを有する
エラー訂正処理手段を設け、前記システム制御手段の制
御に基づいて、前記前置エラー検出手段によるエラー検
出結果に基づきエラーが存在するときに前記PQ復号手
段によりエラー訂正を行い、該エラー訂正後に前記エラ
ー訂正処理手段内のエラー検出手段によるエラー検出を
行う。
号処理回路において、前記システム制御手段からの前記
制御命令に基づいて、前記CDインタフェース手段およ
び前記エラー訂正処理手段を制御する内部制御手段をさ
らに設ける。
たは第2信号処理回路において、前記CDインタフェー
ス手段は前記前置エラー検出手段によるエラー検出結果
を前記バッファメモリの所定領域に前記データと対応づ
けて格納する。
たは第2信号処理回路において、前記CDインタフェー
ス手段は前記前置エラー検出手段によるエラー検出結果
を前記システム制御手段に通知する。
ディスクに記録されたデータに対しEFM復調を行うデ
コード手段と、制御命令を出力するシステム制御手段
と、データを一時的に格納するバッファメモリとに接続
され、前記デコード手段からEFM復調後のデータをセ
クタ単位で入力し前記バッファメモリの所定領域に格納
するCDインタフェース手段を備えた信号処理回路にお
いて、前記CDインタフェース手段により前記バッファ
メモリに格納された前記データに対してエラー検出を行
うエラー検出手段と、該エラー検出手段によるエラー検
出結果に基づき、エラーが検出されたときに前記データ
に対して2系列の復号処理によりエラー訂正を行うPQ
復号手段とを有するエラー訂正処理手段と、前記エラー
訂正処理手段によるエラー検出結果に基づいてエラー訂
正処理の実行を制御する内部制御手段とを設ける。
たは第5信号処理回路において、前記内部制御手段が、
前記PQ復号手段にセクタ毎にデータのエラー訂正を行
わせ、該エラー訂正後、前記エラー訂正処理手段に前記
セクタのデータが訂正されたか否かを示す訂正実施フラ
グを設定させ、設定された前記訂正実施フラグを参照
し、参照した結果に基づいてデータが訂正されてない時
に前記エラー訂正処理手段内の前記エラー検出手段が前
記セクタのデータに対してエラー訂正を行わないように
前記エラー訂正処理手段を制御する。
号処理回路において、前記内部制御手段が、前記エラー
検出手段が前記データに対してエラーを検出しなくなっ
たときに、以降のエラー訂正処理を行わないように前記
エラー訂正処理手段を制御する
明に係る信号処理回路の一実施形態を説明する。図1に
本実施形態の信号処理回路25の構成を示す。この図に
示すように、信号処理回路25は、信号処理回路25を
制御するシステム制御部19と、CDに記録されたデー
タをEFM復調およびエラー訂正するCDデコーダ13
と、信号処理回路25がデータを処理中にデータを一時
的に格納するバッファメモリ17とに接続されている。
また、信号処理回路25は、システム制御部19の制御
に基づいて信号処理回路25内の各機能部の動作を制御
する内部シーケンサ27と、CDデコーダ13からのデ
ータを受信するCDインタフェース29と、受信したデ
ータのエラー訂正を行うエラー訂正処理部31とを備え
る。さらにCDインタフェース29は第1エラー検出器
33を有し、エラー訂正処理部31はPQ復号器35と
第2エラー検出器37とを有する。尚、説明の簡単化の
ため、図1において、エラー検出/訂正処理に関係ない
機能部については省略している。
Dデコーダ13においてEFM復調およびCIRC符号
によるエラー訂正が行われ、そのデータの各バイトに対
するエラー情報とともに信号処理回路25に入力され
る。信号処理回路25は、入力データの同期信号を検出
することによりデータをセクタ単位で取り込み、セクタ
毎にデータをバッファメモリ17の所定領域に格納す
る。この時のバッファメモリ17におけるデータ領域の
割り振りを図2に示す。図2(a)に示すようにバッフ
ァメモリ17内の領域は、所定の大きさを持つページ領
域に分割される。各ページ領域はセクタに対応づけら
れ、1セクタのデータが1ページに格納される。さらに
1ページは図2(b)に示すように、同期信号、ヘッ
ダ、サブヘッダ、ユーザデータ、エラー検出バイト(E
DB)、エラーフラグおよび予備領域のそれぞれの領域
からなり、CDデコーダ13から信号処理回路25に入
力された1セクタ分のデータ(図6で示されるフォーマ
ットの各データ)が図2(b)に示されるそれぞれの領
域に対応して格納される。信号処理回路25は、バッフ
ァメモリ17に格納されたデータについてエラーが存在
する時はエラー訂正を行う。
FM復調されたデータの取り込みを開始する際、システ
ム制御部19は信号処理回路25に対しエラー検出シー
ケンスの開始命令を出力する。この命令に基づき内部シ
ーケンサ27はエラー検出シーケンスを開始する。図3
はこの時のCDインタフェース29の動作を示すフロー
チャートである。図3に示すように、CDインタフェー
ス29は内部シーケンサ27の制御の下、セクタ毎にC
Dデコーダ13からデータを入力すると(S1)、図2
(b)で示すページ構成を持つセクタに対応したページ
内の000h〜92Fhの領域にCDデコーダ13から
の1セクタ分である2352バイトのデータを格納し、
EDB領域にCDデコーダ13からのエラー情報(23
52バイトの各バイト毎に1ビットのエラー情報を割り
当てるために294バイトからなる)を格納する(S
2)。
間、第1エラー検出器33は同時に、入力されるデータ
に対してエラーを検出するためのCRC(巡回冗長符
号)検査を行う(S3)。CRC検査の後、CDインタ
フェース29は、バッファメモリ17内の上記データが
格納されたページにおける予備領域内の所定の領域にそ
の検出結果を示すフラグを格納する(S4)。これによ
り、CDデコーダからの1セクタ分のデータとそのデー
タに対するエラー検出結果とがページにより関連付けら
れる。以降、処理すべきデータがなくなるまで(S
5)、上記ステップS1〜S4を繰り返す。
するエラー検出結果をバッファメモリ17に格納した
後、内部シーケンサ27はシステム制御部19にそのセ
クタに対するエラー検出処理の終了を通知する。以降、
同様に、内部シーケンサ27の制御の下、CDインタフ
ェース33は第1エラー検出器33においてセクタ毎に
CDデコーダ13から入力されたデータについてエラー
検出を行い、バッファメモリ17にデータとともにこの
エラー検出結果を格納するという処理を繰り返す。
モリ17への格納が終了したセクタのデータについてエ
ラー訂正を行うためのエラー訂正シーケンスの開始命令
を信号処理回路25に出力する。内部シーケンサ27は
この命令に基づきエラー訂正処理部31を制御する。以
下、この時のエラー訂正処理部31の動作を図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。
7による制御の下、バッファメモリ17内に格納された
セクタのデータに対応するエラー検出結果を示すエラー
フラグを読み出し(S11)、このエラーフラグをチェ
ックする(S12)。この結果、そのセクタについてエ
ラーがない場合は、次のセクタのエラーフラグを読み出
す。このとき、次のセクタのデータがバッファメモリ1
7に格納されてない場合は、次のセクタのデータが格納
されるのを待ち、格納終了後にデータを読み出す。
はPQ復号器35にエラー訂正処理(復号処理)実行命
令を出力する。この命令に基づきPQ復号器35はバッ
ファメモリ17から該当するセクタのデータを読み出し
て、まずP系列の復号処理(以下、「P復号」と称
す。)を行う(S13)。P復号後のデータはバッファ
メモリ17に格納され、P復号により訂正されたビット
がある場合は、訂正が実施されたことを示すエラー訂正
実施フラグをセットする(S14)。次に、PQ復号器
35は再度バッファメモリ17から該当するセクタのデ
ータを読み出し、Q系列の復号処理(以下、「Q復号」
と称す。)を行う(S15)。Q復号後のデータはバッ
ファメモリ17に格納され、Q復号により訂正されたビ
ットがある場合は、エラー訂正実施フラグをセットする
(S16)。このエラー訂正実施フラグは内部シーケン
サ27内の所定のレジスタに設定される。内部シーケン
サ27はこのエラー訂正実施フラグを参照することによ
り、P復号およびQ復号によっては完全に訂正できない
エラーの有無を認識できる。P復号またはQ復号により
データが訂正された時は、そのデータに該当するエラー
フラグはリセットされる。このようなエラー訂正処理中
においても、信号処理回路25は、別のセクタのデータ
に対してエラー検出を行い、バッファメモリ17に格納
している。
ー訂正実施フラグを参照することによりエラー訂正処理
後にデータが訂正されたか否かを判断する(S17)。
訂正されたときすなわち訂正されたビットデータがある
ときは、第2エラー検出器37が訂正後のデータについ
てCRC検査によるエラー検出を行なう(S18)。そ
の後、CRC検査の結果に基づいてエラーの有無を判断
し(S19)、エラーが検出された時は、再度、PQ復
号器35によるP復号(S13)およびQ復号(S1
5)を実施し、エラーが検出されない時は次のセクタに
進む。
17)、エラー訂正が実施されていない時は、P復号お
よびQ復号により訂正が不可能なエラーが存在すると判
断し、以降のエラー検出は行わないようにする。すなわ
ち、内部シーケンサ27は、そのセクタのデータに対し
て訂正不可能なエラーが存在することをシステム制御部
19に通知し(S20)、そのセクタのデータに対する
処理を終了する。このように、信号処理回路25は、そ
のセクタのデータのエラーが全て訂正されるかまたは訂
正不可能なエラーが確認されるまでPQ復号器35によ
るエラー訂正を繰り返す(S13〜S20)。
が終了すると、そのデータが最後のデータか否か判断し
(S21)、最後のデータであるときは処理を終了す
る。最後のデータでないときは次のセクタに進み、以
降、全てのセクタのデータが終了するまで(S21)、
上記の処理S11〜S21を繰り返す。
回路25は、CDデコーダ13から入力されたEFM復
調されたデータをバッファメモリ17に格納する際にエ
ラー検出を行い、その検出結果をデータと共にセクタ毎
にバッファメモリ17に格納する。その後、バッファメ
モリ17に格納されたデータに対して、エラー検出結果
を参照してエラー訂正を実行するか否かの判断を行い、
エラーが存在するセクタのデータに対してのみエラー訂
正を行うことにより、不必要なエラー訂正を行わない。
ーケンサ27が上記動作を制御するため、システム制御
部19からセクタ毎にエラー訂正命令を受信する必要が
なくなり、信号処理回路19とシステム制御部19との
間の煩雑な制御信号のやりとりを低減し、データ処理時
間を短縮するとともにシステム制御部19の負荷を軽減
できる。
中にデータが訂正されたか否かを示す訂正実施フラグを
設定し、この訂正実施フラグを参照して訂正不可能なエ
ラーがあると判断したとき、または第2エラー検出器3
7によるエラー検出の結果、エラーが無くなったとき
に、以降のエラー検出および訂正処理を行わないように
する。これにより、エラー訂正回数を最適に設定できる
ため、効率よく訂正処理が行える。また、第1エラー検
出器33に加えて第2エラー検出器37を設けたことに
より、CDデコーダ13から入力されたデータのエラー
検出を行いバッファメモリ17へ格納するとともに、並
行して、別のセクタのデータのエラー訂正を処理できる
ため処理速度を向上させることができる。
らのデータをバッファメモリ17に格納する際のエラー
検出の結果をデータとともにバッファメモリ17に格納
したが、バッファメモリ17に格納する代わりにエラー
検出結果をシステム制御部19に通知してもよく、これ
により、システム制御部19がセクタにおけるエラーの
存在を認識し、エラーが存在するセクタのデータのみに
対してエラー訂正処理を行うように信号処理回路25を
制御してもよい。
Dインタフェース手段において、デコーダ手段から入力
されたデータがバッファメモリに格納される際にエラー
検出が行われ、バッファメモリに格納された後、エラー
検出結果が参照されてエラー訂正実行の判断が行われ
る。これにより、不必要なエラー訂正処理が行われず
に、エラーが存在するデータに対してのみエラー訂正処
理が行われ、また、前置エラー検出手段とエラー検出手
段との双方で並行してエラー検出が行われるため、デー
タ処理時間が短縮される。
制御手段がシステム制御手段からの制御命令に基づき、
CDインタフェース手段およびエラー訂正処理手段を制
御する。これにより、エラー訂正処理において、システ
ム制御手段と信号処理回路との間の煩雑な信号のやりと
りがなくなるため、信号処理回路におけるデータ処理時
間が短縮され、かつ、システム制御手段の負担が軽減さ
れる。
ー検出結果がバッファメモリに格納される。このエラー
検出結果がエラー訂正を開始する前に参照され、信号処
理回路においてバッファメモリに格納されたデータに対
してエラー訂正を実行するか否かの判断がなされること
により、不必要なエラー訂正処理が行われないため、デ
ータ処理時間が短縮される。
ー検出結果がシステム制御手段に直接通知される。これ
により、システム制御手段においてエラー訂正の必要が
あるデータに対してのみエラー訂正するように信号処理
回路に対して制御命令が出力されるため、データ処理時
間が短縮される。
エラー検出手段によりエラーが検出されなかったとき、
または、前記PQ復号手段によるエラー訂正が不可能に
なったときに、エラー訂正処理手段による以降のエラー
検出およびエラー訂正が行われないため、不必要なエラ
ー訂正処理が行われず、データ処理時間が短縮される。
復号手段によるエラー訂正後、データが訂正されたか否
かを示す訂正実施フラグが設定され、この訂正実施フラ
グが参照され、以降のエラー訂正手段によるエラー訂正
を行うか否かの判断がなされることにより、不必要なエ
ラー訂正処理が行われないため、データ処理時間が短縮
される。
ー検出手段によるエラー検出後、データに対してエラー
が検出されなくなったときに、以降のエラー訂正処理が
行われないため、不必要なエラー訂正処理が繰り返され
ず、データ処理時間が短縮される。
フローチャート。
ャート。
Claims (7)
- 【請求項1】 光学式ディスクに記録されたデータに対
しEFM復調を行うデコード手段と、制御命令を出力す
るシステム制御手段と、データを一時的に格納するバッ
ファメモリとに接続され、前記デコード手段からEFM
復調後のデータをセクタ単位で入力し前記バッファメモ
リの所定領域に格納するCDインタフェース手段を備え
た信号処理回路において、 前記システム制御手段の制御に基づいて、前記デコード
手段からセクタ毎に入力されたデータを前記バッファメ
モリの所定領域に前記セクタに対応させて格納する過程
において前記データのエラー検出を行う前置エラー検出
手段を前記CDインタフェース手段内に備え、 前記バッファメモリに格納された前記データに対して2
系列の復号処理によりエラー訂正を行うPQ復号手段
と、前記PQ復号手段により訂正されたデータに対して
エラー検出を行うエラー検出手段とを有するエラー訂正
処理手段を設け、 前記システム制御手段の制御に基づいて、前記前置エラ
ー検出手段によるエラー検出結果に基づきエラーが存在
するときに前記PQ復号手段によりエラー訂正を行い、
該エラー訂正後に前記エラー訂正処理手段における前記
エラー検出手段によるエラー検出を行うことを特徴とす
る信号処理回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の信号処理回路におい
て、前記システム制御手段からの前記制御命令に基づい
て前記CDインタフェース手段および前記エラー訂正処
理手段を制御する内部制御手段をさらに設けたことを特
徴とする信号処理回路。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の信号処
理回路において、前記CDインタフェース手段は前記前
置エラー検出手段によるエラー検出結果を前記バッファ
メモリの所定領域に前記データと対応づけて格納するこ
とを特徴とする信号処理回路。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の信号処
理回路において、前記CDインタフェース手段は前記前
置エラー検出手段によるエラー検出結果を前記システム
制御手段に通知することを特徴とする信号処理回路。 - 【請求項5】 光学式ディスクに記録されたデータに対
しEFM復調を行うデコード手段と、制御命令を出力す
るシステム制御手段と、データを一時的に格納するバッ
ファメモリとに接続され、前記デコード手段からEFM
復調後のデータをセクタ単位で入力し前記バッファメモ
リの所定領域に格納するCDインタフェース手段を備え
た信号処理回路において、 前記CDインタフェース手段により前記バッファメモリ
に格納された前記データに対してエラー検出を行うエラ
ー検出手段と、該エラー検出手段によるエラー検出結果
に基づき、エラーが検出されたときに前記データに対し
て2系列の復号処理によりエラー訂正を行うPQ復号手
段とを有するエラー訂正処理手段と、 前記エラー訂正処理手段によるエラー検出結果に基づい
てエラー訂正処理の実行を制御する内部制御手段とを設
けたことを特徴とする信号処理回路。 - 【請求項6】 請求項2または請求項5に記載の信号処
理回路において、前記内部制御手段は、前記PQ復号手
段にセクタ毎にデータのエラー訂正を行わせ、該エラー
訂正後、前記エラー訂正処理手段に前記セクタのデータ
が訂正されたか否かを示す訂正実施フラグを設定させ、
設定された前記訂正実施フラグを参照し、参照した結果
に基づいてデータが訂正されてない時に前記エラー訂正
処理手段内の前記エラー検出手段が前記セクタのデータ
に対してエラー訂正を行わないように前記エラー訂正処
理手段を制御することを特徴とする信号処理回路。 - 【請求項7】 請求項6に記載の信号処理回路におい
て、前記内部制御手段は、前記エラー訂正処理手段内の
前記エラー検出手段が前記データに対してエラーを検出
しなくなったときに、以降のエラー訂正処理を行わない
ように前記エラー訂正処理手段を制御することを特徴と
する信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28216696A JP3710232B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 信号処理回路 |
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---|---|---|---|
JP28216696A JP3710232B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 信号処理回路 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005155705A Division JP4166232B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 信号処理回路 |
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Family
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Citations (6)
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JPS62119773A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 誤り訂正方法 |
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-
1996
- 1996-10-24 JP JP28216696A patent/JP3710232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
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JP2003516598A (ja) * | 1999-09-10 | 2003-05-13 | 松下電器産業株式会社 | 誤り訂正装置 |
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JP3710232B2 (ja) | 2005-10-26 |
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