JPH07118505B2 - 誘電体分離基板の製造方法 - Google Patents
誘電体分離基板の製造方法Info
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- JPH07118505B2 JPH07118505B2 JP2417208A JP41720890A JPH07118505B2 JP H07118505 B2 JPH07118505 B2 JP H07118505B2 JP 2417208 A JP2417208 A JP 2417208A JP 41720890 A JP41720890 A JP 41720890A JP H07118505 B2 JPH07118505 B2 JP H07118505B2
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- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/71—Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
- H01L21/76—Making of isolation regions between components
- H01L21/762—Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
- H01L21/76297—Dielectric isolation using EPIC techniques, i.e. epitaxial passivated integrated circuit
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- Y10S438/928—Front and rear surface processing
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- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多結晶シリコンを支持
体とする半導体集積回路用の誘電体分離基板の製造方法
に関する。
体とする半導体集積回路用の誘電体分離基板の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体集積回路においては、一つ
の基板中にトランジスタ、ダイオード、抵抗等の集積回
路素子が形成されるため、これらの集積回路素子を電気
的に絶縁分離する必要がある。その素子分離の方法とし
ては、pn接合分離、誘電体分離等があり、誘電体分離
はpn接合分離と比べて絶縁性が高く、寄生容量が少な
い等の利点があり、高耐圧、大容量かつ高速の半導体集
積回路の製造が可能となるため、その利用が注目されて
いる。
の基板中にトランジスタ、ダイオード、抵抗等の集積回
路素子が形成されるため、これらの集積回路素子を電気
的に絶縁分離する必要がある。その素子分離の方法とし
ては、pn接合分離、誘電体分離等があり、誘電体分離
はpn接合分離と比べて絶縁性が高く、寄生容量が少な
い等の利点があり、高耐圧、大容量かつ高速の半導体集
積回路の製造が可能となるため、その利用が注目されて
いる。
【0003】従来の誘電体分離基板の製造方法として
は、図2(a)〜(c)に示すように単結晶シリコン基
板14に溝15、次いで酸化膜16を形成した後、単結
晶シリコン基板14の溝15が形成されている面に多結
晶シリコンを堆積させ、多結晶シリコン層17を形成す
る。さらに、多結晶シリコン層17の表面を研削した
後、単結晶シリコン基板14の裏面を溝15の底部に達
するまで研削することにより、分離された単結晶シリコ
ン島18を得、誘電体分離基板19を製造するものであ
る。
は、図2(a)〜(c)に示すように単結晶シリコン基
板14に溝15、次いで酸化膜16を形成した後、単結
晶シリコン基板14の溝15が形成されている面に多結
晶シリコンを堆積させ、多結晶シリコン層17を形成す
る。さらに、多結晶シリコン層17の表面を研削した
後、単結晶シリコン基板14の裏面を溝15の底部に達
するまで研削することにより、分離された単結晶シリコ
ン島18を得、誘電体分離基板19を製造するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の方法
では、単結晶シリコン基板14に高温で多結晶シリコン
を堆積させると、図3に示すように直径4インチのウエ
ーハで100μm以上の反りが発生する。反りが発生し
た状態では多結晶シリコン層17の表面や単結晶シリコ
ン基板の裏面を研削する際に基板をガラスプレートにワ
ックス等で充分に接着することができず、その状態で研
削すると図4に示すように単結晶シリコンリコン島18
の厚さにバラツキが生じ、また単結晶シリコン島18の
分離が不完全となる場合がある。このような誘電体分離
基板を使用すると半導体集積回路を歩留まり良く製造す
ることができない。この問題を解決する方法として、特
公昭56−35024号公報に多結晶シリコンと酸化膜
を交互に堆積させる方法が開示されているが、多結晶シ
リコンの堆積工程が複雑でコスト高となり生産性が低下
する。
では、単結晶シリコン基板14に高温で多結晶シリコン
を堆積させると、図3に示すように直径4インチのウエ
ーハで100μm以上の反りが発生する。反りが発生し
た状態では多結晶シリコン層17の表面や単結晶シリコ
ン基板の裏面を研削する際に基板をガラスプレートにワ
ックス等で充分に接着することができず、その状態で研
削すると図4に示すように単結晶シリコンリコン島18
の厚さにバラツキが生じ、また単結晶シリコン島18の
分離が不完全となる場合がある。このような誘電体分離
基板を使用すると半導体集積回路を歩留まり良く製造す
ることができない。この問題を解決する方法として、特
公昭56−35024号公報に多結晶シリコンと酸化膜
を交互に堆積させる方法が開示されているが、多結晶シ
リコンの堆積工程が複雑でコスト高となり生産性が低下
する。
【0005】本発明は上記の点を解決しようとするもの
で、その目的は基板の反りを矯正することによって、完
全に分離されかつその厚さが均一である単結晶シリコン
島を有する誘電体分離基板の製造方法を提供することに
ある。
で、その目的は基板の反りを矯正することによって、完
全に分離されかつその厚さが均一である単結晶シリコン
島を有する誘電体分離基板の製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、多結晶シリコ
ンを支持体とする誘電体分離基板の製造方法において、
図1に示すように、表面に溝5が形成された単結晶シリ
コン基板1に熱酸化膜6を形成し、単結晶シリコン基板
1の裏面に不可逆性熱収縮性膜7を形成した後、表面に
多結晶シリコン層8を形成し、該多結晶シリコン層8次
いで、不可逆性熱収縮性膜7およびシリコン単結晶基板
1を研削して不可逆性熱収縮性膜7を除去し、更に多結
晶シリコン層8の表面に熱酸化膜10を形成した後、単
結晶シリコン基板1を研削することを特徴とする誘電体
分離基板の製造方法である。
ンを支持体とする誘電体分離基板の製造方法において、
図1に示すように、表面に溝5が形成された単結晶シリ
コン基板1に熱酸化膜6を形成し、単結晶シリコン基板
1の裏面に不可逆性熱収縮性膜7を形成した後、表面に
多結晶シリコン層8を形成し、該多結晶シリコン層8次
いで、不可逆性熱収縮性膜7およびシリコン単結晶基板
1を研削して不可逆性熱収縮性膜7を除去し、更に多結
晶シリコン層8の表面に熱酸化膜10を形成した後、単
結晶シリコン基板1を研削することを特徴とする誘電体
分離基板の製造方法である。
【0007】ここで不可逆性熱収縮性膜とは、該単結晶
シリコン基板の裏面に形成された膜状析出体であって、
その析出成長過程において析出体自身が熱収縮を起こす
現象で、焼結合金の表面及び内部において加熱中に起こ
るのと類似する。この熱収縮は非可逆的である。
シリコン基板の裏面に形成された膜状析出体であって、
その析出成長過程において析出体自身が熱収縮を起こす
現象で、焼結合金の表面及び内部において加熱中に起こ
るのと類似する。この熱収縮は非可逆的である。
【0008】本発明の不可逆性熱収縮性膜は、物質とし
ては窒化シリコンまたはシリコンオキシナイトライド
(SiO X NY ,但しY/X≧2)からなり、その析出
のためにプラズマCVD法により300〜450℃の単
結晶シリコン基板表面上に、あるいはLPCVD法によ
り、同温度が650〜850℃で成膜される。
ては窒化シリコンまたはシリコンオキシナイトライド
(SiO X NY ,但しY/X≧2)からなり、その析出
のためにプラズマCVD法により300〜450℃の単
結晶シリコン基板表面上に、あるいはLPCVD法によ
り、同温度が650〜850℃で成膜される。
【0009】
【作用】本発明において、溝が形成されて熱酸化された
単結晶シリコン基板に多結晶シリコンを堆積する前に、
予め単結晶シリコン基板の裏面に不可逆性熱収縮性膜を
形成することによって、多結晶シリコン層堆積時に該不
可逆性熱収縮性膜が熱収縮し、基板に多結晶シリコン層
側に凸に反ろうとする力が生じる。同時に堆積された多
結晶シリコン層の収縮によって、基板に多結晶シリコン
層側に凹に反ろうとする力が生じる。その結果、これら
の反ろうとする力が相殺されて基板の反りが矯正され
る。冷却時において、基板単結晶、表面側堆積層多結晶
シリコン層及び裏面側堆積層、不可逆性熱収縮性膜との
相互間に熱膨張係数の差による微妙な内部応力のアンバ
ランスが生ずるが、これらは本発明で問題にしている多
結晶堆積層の堆積中の熱収縮の反りに対する内部応力の
バランスに比較すると問題にならない。図3には多結晶
シリコン側を凹とする反りが図示されているが、この反
りの発生原因について、鈴木らはJ.Electroc
hem.Soc.124p.1766(1977)の中
で、熱膨張係数の差によるよりも、多結晶シリコンがそ
の堆積過程で熱収縮をするためと説明している。すなわ
ち、堆積中の多結晶シリコンの粒界が熱により収縮し、
この上に成長した多結晶も同様に収縮するためと考えら
れている。上記反り力が相殺された状態で研削すると、
基板の反りがほとんどないためにガラスプレートに良好
に基板が接着され、多結晶シリコン層、次いで不可逆性
収縮性膜および単結晶シリコン基板を良好に研削するこ
とができる。 ところが、この不可逆性収縮性膜を研削す
ると、基板に多結晶シリコン層側に凸に反ろうとする力
がなくなるため、研削中に基板が多結晶シリコン側に凹
に反ろうとする。そこで本発明では、不可逆性収縮性膜
を研削除去した後の基板を一旦ガラスプレートから取り
外し、多結晶シリコン側に凹に反りが生じた基板の多結
晶シリコン層表面に熱酸化膜を形成することにより基板
の多結晶シリコン側への凹の反りを小さくした後、再び
ガラスプレートに接着し、前記熱酸化膜および単結晶シ
リコン基板を研削する。これにより、単結晶シリコン島
を厚さが均一に、かつ完全に分離することができる。 上
記のように多結晶シリコン層表面に熱酸化膜を形成する
と、基板の多結晶シリコン層側への反りが小さくなるの
は、多結晶シリコン層に、酸素が粒界拡散した領域が形
成され、酸素が粒界に偏析して該多結晶シリコン層が膨
張するためである。
単結晶シリコン基板に多結晶シリコンを堆積する前に、
予め単結晶シリコン基板の裏面に不可逆性熱収縮性膜を
形成することによって、多結晶シリコン層堆積時に該不
可逆性熱収縮性膜が熱収縮し、基板に多結晶シリコン層
側に凸に反ろうとする力が生じる。同時に堆積された多
結晶シリコン層の収縮によって、基板に多結晶シリコン
層側に凹に反ろうとする力が生じる。その結果、これら
の反ろうとする力が相殺されて基板の反りが矯正され
る。冷却時において、基板単結晶、表面側堆積層多結晶
シリコン層及び裏面側堆積層、不可逆性熱収縮性膜との
相互間に熱膨張係数の差による微妙な内部応力のアンバ
ランスが生ずるが、これらは本発明で問題にしている多
結晶堆積層の堆積中の熱収縮の反りに対する内部応力の
バランスに比較すると問題にならない。図3には多結晶
シリコン側を凹とする反りが図示されているが、この反
りの発生原因について、鈴木らはJ.Electroc
hem.Soc.124p.1766(1977)の中
で、熱膨張係数の差によるよりも、多結晶シリコンがそ
の堆積過程で熱収縮をするためと説明している。すなわ
ち、堆積中の多結晶シリコンの粒界が熱により収縮し、
この上に成長した多結晶も同様に収縮するためと考えら
れている。上記反り力が相殺された状態で研削すると、
基板の反りがほとんどないためにガラスプレートに良好
に基板が接着され、多結晶シリコン層、次いで不可逆性
収縮性膜および単結晶シリコン基板を良好に研削するこ
とができる。 ところが、この不可逆性収縮性膜を研削す
ると、基板に多結晶シリコン層側に凸に反ろうとする力
がなくなるため、研削中に基板が多結晶シリコン側に凹
に反ろうとする。そこで本発明では、不可逆性収縮性膜
を研削除去した後の基板を一旦ガラスプレートから取り
外し、多結晶シリコン側に凹に反りが生じた基板の多結
晶シリコン層表面に熱酸化膜を形成することにより基板
の多結晶シリコン側への凹の反りを小さくした後、再び
ガラスプレートに接着し、前記熱酸化膜および単結晶シ
リコン基板を研削する。これにより、単結晶シリコン島
を厚さが均一に、かつ完全に分離することができる。 上
記のように多結晶シリコン層表面に熱酸化膜を形成する
と、基板の多結晶シリコン層側への反りが小さくなるの
は、多結晶シリコン層に、酸素が粒界拡散した領域が形
成され、酸素が粒界に偏析して該多結晶シリコン層が膨
張するためである。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて説明する。図
1(a)〜(o)に本発明の誘電体分離基板の製造工程
を示す。まず、図1(a)に示すように厚さ450〜7
50μm、直径100〜150mm、主表面が(10
0)のn型の単結晶シリコン基板1を用い、図1(b)
に示すように単結晶シリコン基板1の表裏面にSbある
いはAsを拡散させてn+ 層2を形成する。その後、図
1(c)に示すようにマスク材として膜厚が約0.6μ
mのフォトリソ用酸化膜3を形成した後、図1(d)に
示すようにガラスマスクを用いてPEP工程により酸化
膜3の一部に開口部4を設ける。その後、図1(e)に
示すようにKOHを主成分とするアルカリ性エッチング
液を用いて約80℃で異方性エッチングを行ない、幅4
0〜75μm、深さ28〜52μmの溝5を形成した
後、図1(f)に示すように熱酸化により酸化膜6を形
成する。この時の単結晶シリコン基板1の反りは0〜4
0μmであった。
1(a)〜(o)に本発明の誘電体分離基板の製造工程
を示す。まず、図1(a)に示すように厚さ450〜7
50μm、直径100〜150mm、主表面が(10
0)のn型の単結晶シリコン基板1を用い、図1(b)
に示すように単結晶シリコン基板1の表裏面にSbある
いはAsを拡散させてn+ 層2を形成する。その後、図
1(c)に示すようにマスク材として膜厚が約0.6μ
mのフォトリソ用酸化膜3を形成した後、図1(d)に
示すようにガラスマスクを用いてPEP工程により酸化
膜3の一部に開口部4を設ける。その後、図1(e)に
示すようにKOHを主成分とするアルカリ性エッチング
液を用いて約80℃で異方性エッチングを行ない、幅4
0〜75μm、深さ28〜52μmの溝5を形成した
後、図1(f)に示すように熱酸化により酸化膜6を形
成する。この時の単結晶シリコン基板1の反りは0〜4
0μmであった。
【0011】次に図1(g)に示すように単結晶シリコ
ン基板1の溝5が設けられていない面に不可逆性熱収縮
性膜7を設ける。この不可逆性熱収縮性膜7は、多結晶
シリコン堆積温度において収縮性を有し、次工程で単結
晶シリコン基板1の溝5が設けられている面への多結晶
シリコンを堆積させた際に、基板に多結晶シリコン層側
へ凸の反ろうとする力を発生させ、多結晶シリコン層の
収縮による基板の多結晶シリコン層側へ凹の反りを防止
するためのものである。
ン基板1の溝5が設けられていない面に不可逆性熱収縮
性膜7を設ける。この不可逆性熱収縮性膜7は、多結晶
シリコン堆積温度において収縮性を有し、次工程で単結
晶シリコン基板1の溝5が設けられている面への多結晶
シリコンを堆積させた際に、基板に多結晶シリコン層側
へ凸の反ろうとする力を発生させ、多結晶シリコン層の
収縮による基板の多結晶シリコン層側へ凹の反りを防止
するためのものである。
【0012】この不可逆性熱収縮性膜7の材質として
は、多結晶シリコン堆積温度1100〜1250℃にお
いて収縮性を有するものであり、例えば、窒化シリコン
またはシリコンオキシナイトライド(SiOX NY ;Y
/X≧2) が挙げられ、その膜厚としては、0.1〜
0.5μmが好ましい。不可逆性熱収縮性膜の膜厚が
0.1μm未満の場合、多結晶シリコン層の堆積温度で
の熱収縮が小さすぎて、多結晶シリコン層形成後の基板
の多結晶シリコン層側の凹の反りを小さくすることがで
きず、不可逆性熱収縮性膜の膜厚が0.5μmを超える
場合、多結晶シリコン層の堆積温度での熱収縮が大きす
ぎて、多結晶シリコン層形成後の基板の反りが多結晶シ
リコン層側に凸に大きくなる。
は、多結晶シリコン堆積温度1100〜1250℃にお
いて収縮性を有するものであり、例えば、窒化シリコン
またはシリコンオキシナイトライド(SiOX NY ;Y
/X≧2) が挙げられ、その膜厚としては、0.1〜
0.5μmが好ましい。不可逆性熱収縮性膜の膜厚が
0.1μm未満の場合、多結晶シリコン層の堆積温度で
の熱収縮が小さすぎて、多結晶シリコン層形成後の基板
の多結晶シリコン層側の凹の反りを小さくすることがで
きず、不可逆性熱収縮性膜の膜厚が0.5μmを超える
場合、多結晶シリコン層の堆積温度での熱収縮が大きす
ぎて、多結晶シリコン層形成後の基板の反りが多結晶シ
リコン層側に凸に大きくなる。
【0013】また、不可逆性熱収縮性膜7の形成方法と
しては、CVD法が好ましく、特に膜中のシリコン原子
と窒素原子の比,もしくはシリコン原子、窒素原子と酸
素原子の比が安定に制御可能なプラズマCVD法が好ま
しい。成膜時の温度としては、プラズマCVD法の場合
300〜450℃が好ましい。また、窒化シリコン膜に
対してはLPCVD法で形成してもよい。この場合は6
50〜850℃で成膜を行う。
しては、CVD法が好ましく、特に膜中のシリコン原子
と窒素原子の比,もしくはシリコン原子、窒素原子と酸
素原子の比が安定に制御可能なプラズマCVD法が好ま
しい。成膜時の温度としては、プラズマCVD法の場合
300〜450℃が好ましい。また、窒化シリコン膜に
対してはLPCVD法で形成してもよい。この場合は6
50〜850℃で成膜を行う。
【0014】次に図1(h)に示すように単結晶シリコ
ン基板1の溝5が設けられている面にエピタキシャル法
により多結晶シリコンを堆積させて多結晶シリコン層8
を形成する。多結晶シリコン層8を形成中多結晶シリコ
ン層の収縮により基板に多結晶シリコン層8側に凹に反
ろうとする力が発生する。しかし、前記したように単結
晶シリコン基板1の裏面に設けられた不可逆性熱収縮性
膜7は多結晶シリコン堆積時にその堆積温度で熱収縮す
るため、基板に多結晶シリコン層8側に凸に反ろうとす
る力が発生するので、これらの反ろうとする力は相殺さ
れて、その結果、基板の反りがほとんどなくなる。冷却
後の基板の反りは多結晶シリコン層8側に0〜80μm
であることが好ましく、反りの大きさが80μmを超え
る場合、後の研削工程で基板がガラスプレートに良好に
接着しないため、単結晶シリコン基板1を良好に研削す
ることができず、厚さが均一でかつ完全に分離された単
結晶シリコン島を得ることができない。
ン基板1の溝5が設けられている面にエピタキシャル法
により多結晶シリコンを堆積させて多結晶シリコン層8
を形成する。多結晶シリコン層8を形成中多結晶シリコ
ン層の収縮により基板に多結晶シリコン層8側に凹に反
ろうとする力が発生する。しかし、前記したように単結
晶シリコン基板1の裏面に設けられた不可逆性熱収縮性
膜7は多結晶シリコン堆積時にその堆積温度で熱収縮す
るため、基板に多結晶シリコン層8側に凸に反ろうとす
る力が発生するので、これらの反ろうとする力は相殺さ
れて、その結果、基板の反りがほとんどなくなる。冷却
後の基板の反りは多結晶シリコン層8側に0〜80μm
であることが好ましく、反りの大きさが80μmを超え
る場合、後の研削工程で基板がガラスプレートに良好に
接着しないため、単結晶シリコン基板1を良好に研削す
ることができず、厚さが均一でかつ完全に分離された単
結晶シリコン島を得ることができない。
【0015】多結晶シリコン堆積温度としては1100
〜1250℃が好ましく、また、多結晶シリコン層8の
膜厚としては400〜700μmが好ましい。
〜1250℃が好ましく、また、多結晶シリコン層8の
膜厚としては400〜700μmが好ましい。
【0016】また、基板の反りは多結晶シリコン層8の
膜厚や不可逆性熱収縮性膜7の膜厚だけでなく、単結晶
シリコン基板1の厚さや径によっても変化する。単結晶
シリコン基板1の厚さが大きいと基板が反りにくく、ま
た単結晶シリコン基板1の径が大きいと基板は反りやす
い。
膜厚や不可逆性熱収縮性膜7の膜厚だけでなく、単結晶
シリコン基板1の厚さや径によっても変化する。単結晶
シリコン基板1の厚さが大きいと基板が反りにくく、ま
た単結晶シリコン基板1の径が大きいと基板は反りやす
い。
【0017】次に図1(i)に示すように多結晶シリコ
ン層8の表面を研削する。研削方法としては、ガラスプ
レート9に多結晶シリコン層8の面を上にして基板をワ
ックス等を介して接着し、通常の研削方法にて研削す
る。これは次工程で不可逆性熱収縮性膜7および単結晶
シリコン基板1を研削する際に、ガラスプレート9に接
着する多結晶シリコン層8の表面状態が単結晶シリコン
基板1面の平滑状態に影響を与えるため、予め多結晶シ
リコン層8の表面を平滑にしておく必要があるためであ
る。基板の反りは0〜80μmの範囲で小さいため、ガ
ラスプレート9に充分に良好に接着させることができる
ので、多結晶シリコン層8の表面を平滑に研削すること
ができる。また、研削する多結晶シリコン層8の厚さ
(削り代)としては30〜60μm程度が好ましく、基
板の反りは0〜80μmの範囲に保たれる。
ン層8の表面を研削する。研削方法としては、ガラスプ
レート9に多結晶シリコン層8の面を上にして基板をワ
ックス等を介して接着し、通常の研削方法にて研削す
る。これは次工程で不可逆性熱収縮性膜7および単結晶
シリコン基板1を研削する際に、ガラスプレート9に接
着する多結晶シリコン層8の表面状態が単結晶シリコン
基板1面の平滑状態に影響を与えるため、予め多結晶シ
リコン層8の表面を平滑にしておく必要があるためであ
る。基板の反りは0〜80μmの範囲で小さいため、ガ
ラスプレート9に充分に良好に接着させることができる
ので、多結晶シリコン層8の表面を平滑に研削すること
ができる。また、研削する多結晶シリコン層8の厚さ
(削り代)としては30〜60μm程度が好ましく、基
板の反りは0〜80μmの範囲に保たれる。
【0018】次に図1(j)に示すように不可逆性熱収
縮性膜7および単結晶シリコン基板1を研削する。研削
方法としては、ガラスプレート9に不可逆性熱収縮性膜
7を上にして基板をワックス等を介して接着し、通常の
研削方法にて研削する。基板の反りは0〜80μmの範
囲で小さいため、ガラスプレート9に充分にかつ良好に
接着できるので不可逆性熱収縮性膜7および単結晶シリ
コン基板1を良好に研削できる。
縮性膜7および単結晶シリコン基板1を研削する。研削
方法としては、ガラスプレート9に不可逆性熱収縮性膜
7を上にして基板をワックス等を介して接着し、通常の
研削方法にて研削する。基板の反りは0〜80μmの範
囲で小さいため、ガラスプレート9に充分にかつ良好に
接着できるので不可逆性熱収縮性膜7および単結晶シリ
コン基板1を良好に研削できる。
【0019】ところが、不可逆性熱収縮性膜7を研削す
ると基板に多結晶シリコン層8側に凸に反ろうとする力
がなくなるため、研削中に図1(k)に示すように基板
が多結晶シリコン8層側に凹に反ろうとする。この場
合、基板のガラスプレート9への接着力が弱いと基板が
多結晶シリコン層8側に凹に反るため、この状態で研磨
し続けると単結晶シリコン島を完全に分離できず、また
その厚さを均一にすることができない。そこで不可逆性
熱収縮性膜7を研削した後、一度基板をガラスプレート
9から外して、図1(l)、(m)に示すように多結晶
シリコン層8側に凹の反りが生じた基板に酸化処理を施
してその両面に酸化膜10を形成した後、単結晶シリコ
ン面及び多結晶シリコン面の酸化膜10を除去すること
により、基板の反りを0〜80μmに矯正する。基板の
酸化方法としては、通常の酸化方法、例えば、ウエット
O2 酸化の場合、H2 O/O2 にて1150℃、3〜1
2時間で行う。この酸化処理によって、単結晶シリコン
基板1はその表面が酸化されて酸化膜10が形成される
のみであるが、一方多結晶シリコン層8では、酸化膜1
0の他その表面から酸素が粒界拡散した多結晶シリコン
領域11が形成される。酸素は粒界に偏析するので該多
結晶シリコン層8は膨張し、その結果、基板の多結晶シ
リコン層8側への反りが小さくなって0〜80μm程度
となる。
ると基板に多結晶シリコン層8側に凸に反ろうとする力
がなくなるため、研削中に図1(k)に示すように基板
が多結晶シリコン8層側に凹に反ろうとする。この場
合、基板のガラスプレート9への接着力が弱いと基板が
多結晶シリコン層8側に凹に反るため、この状態で研磨
し続けると単結晶シリコン島を完全に分離できず、また
その厚さを均一にすることができない。そこで不可逆性
熱収縮性膜7を研削した後、一度基板をガラスプレート
9から外して、図1(l)、(m)に示すように多結晶
シリコン層8側に凹の反りが生じた基板に酸化処理を施
してその両面に酸化膜10を形成した後、単結晶シリコ
ン面及び多結晶シリコン面の酸化膜10を除去すること
により、基板の反りを0〜80μmに矯正する。基板の
酸化方法としては、通常の酸化方法、例えば、ウエット
O2 酸化の場合、H2 O/O2 にて1150℃、3〜1
2時間で行う。この酸化処理によって、単結晶シリコン
基板1はその表面が酸化されて酸化膜10が形成される
のみであるが、一方多結晶シリコン層8では、酸化膜1
0の他その表面から酸素が粒界拡散した多結晶シリコン
領域11が形成される。酸素は粒界に偏析するので該多
結晶シリコン層8は膨張し、その結果、基板の多結晶シ
リコン層8側への反りが小さくなって0〜80μm程度
となる。
【0020】この状態で図1(n)に示すように単結晶
シリコン基板1を上にして再びガラスプレート9に基板
をワックス等を介して接着させ、通常の研削方法にて酸
化膜10および単結晶シリコン基板1を研削する。基板
の接着の際には基板の反りが小さいため、ガラスプレー
ト9への接着が良好となり、その結果、単結晶シリコン
基板1は図1(o)に示すように単結晶シリコン島12
が完全に分離され、かつ厚さが均一に研削されて誘電体
分離基板13が得られる。
シリコン基板1を上にして再びガラスプレート9に基板
をワックス等を介して接着させ、通常の研削方法にて酸
化膜10および単結晶シリコン基板1を研削する。基板
の接着の際には基板の反りが小さいため、ガラスプレー
ト9への接着が良好となり、その結果、単結晶シリコン
基板1は図1(o)に示すように単結晶シリコン島12
が完全に分離され、かつ厚さが均一に研削されて誘電体
分離基板13が得られる。
【0021】以上の製造工程により、基板の反りがな
く、単結晶シリコン島の厚さが均一でかつ分離が完全な
誘電体分離基板を得ることができる。
く、単結晶シリコン島の厚さが均一でかつ分離が完全な
誘電体分離基板を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明が明らかなように本発明の誘
電体分離基板の製造方法によれば、基板の反りを矯正す
ることができるので、単結晶シリコン島の厚さが均一で
かつ分離が完全な誘電体分離基板を製造することがで
き、半導体集積回路を歩留まり良く製造することができ
る。
電体分離基板の製造方法によれば、基板の反りを矯正す
ることができるので、単結晶シリコン島の厚さが均一で
かつ分離が完全な誘電体分離基板を製造することがで
き、半導体集積回路を歩留まり良く製造することができ
る。
【図1】本発明の誘電体分離基板の製造方法の一実施例
を示す製造工程における断面図である。
を示す製造工程における断面図である。
【図2】従来の誘電体分離基板の製造工程における断面
図である。
図である。
【図3】多結晶シリコン堆積時の基板に反りが生じた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】図3の状態で単結晶シリコンを研削して得られ
る誘電体分離基板の断面図である。
る誘電体分離基板の断面図である。
1 単結晶シリコン基板 2 n+ 層 3 酸化膜 4 開口部 5 溝 6 酸化膜 7 不可逆性熱収縮性膜 8 多結晶シリコン層 9 ガラスプレート 10 酸化膜 11 酸素が粒界拡散した多結晶シリコン層領域 12 単結晶シリコン島 13 誘電体分離基板 14 単結晶シリコン基板 15 溝 16 酸化膜 17 多結晶シリコン層 18 単結晶シリコン島 19 誘電体分離基板
Claims (3)
- 【請求項1】 多結晶シリコンを支持体とする誘電体分
離基板の製造方法において、表面に溝(5)が形成され
た単結晶シリコン基板(1)に熱酸化膜(6)を形成
し、単結晶シリコン基板(1)の裏面に不可逆性熱収縮
性膜(7)を形成した後、表面に多結晶シリコン層
(8)を形成し、該多結晶シリコン層(8)次いで、不
可逆性熱収縮性膜(7)およびシリコン単結晶基板
(1)を研削して不可逆性熱収縮性膜(7)を除去し、
更に多結晶シリコン層(8)の表面に熱酸化膜(10)
を形成した後、単結晶シリコン基板(1)を研削するこ
とを特徴とする誘電体分離基板の製造方法。 - 【請求項2】 上記多結晶シリコン層(8)の形成に際
し、多結晶シリコンを1100〜1250℃で堆積さ
せ、不可逆性熱収縮性膜(7)としてプラズマCVD法
により、300〜450℃で成膜された窒化ケイ素膜又
はシリコンオキシナイトライド膜(SiOX NY ,但し
Y/X≧2)を用いることを特徴とする請求項1に記載
の誘電体分離基板の製造方法。 - 【請求項3】 上記窒化ケイ素膜又はシリコンオキシナ
イトライド膜の形成をLPCVD法により650〜85
0°で行うことを特徴とする請求項2に記載の誘電体分
離基板の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417208A JPH07118505B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 誘電体分離基板の製造方法 |
US07/811,958 US5183783A (en) | 1990-12-28 | 1991-12-23 | Method for production of dielectric-separation substrate |
EP91312027A EP0493116B1 (en) | 1990-12-28 | 1991-12-24 | Method for production of dielectric separation substrate |
DE69125588T DE69125588T2 (de) | 1990-12-28 | 1991-12-24 | Verfahren zur Herstellung von Substraten mit dielektrischer Trennung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417208A JPH07118505B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 誘電体分離基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04251957A JPH04251957A (ja) | 1992-09-08 |
JPH07118505B2 true JPH07118505B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=18525333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2417208A Expired - Lifetime JPH07118505B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 誘電体分離基板の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5183783A (ja) |
EP (1) | EP0493116B1 (ja) |
JP (1) | JPH07118505B2 (ja) |
DE (1) | DE69125588T2 (ja) |
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JP3175188B2 (ja) * | 1991-05-10 | 2001-06-11 | ソニー株式会社 | 位置合わせマークの形成方法 |
DE69332407T2 (de) * | 1992-06-17 | 2003-06-18 | Harris Corp | Herstellung von Halbleiteranordnungen auf SOI substraten |
KR100275712B1 (ko) * | 1992-10-12 | 2000-12-15 | 윤종용 | 반도체 소자의 게이트 산화막 형성방법 |
JP3301170B2 (ja) * | 1993-08-09 | 2002-07-15 | ソニー株式会社 | 半導体装置の製法 |
JP3033655B2 (ja) * | 1993-09-28 | 2000-04-17 | 日本電気株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
US5449638A (en) * | 1994-06-06 | 1995-09-12 | United Microelectronics Corporation | Process on thickness control for silicon-on-insulator technology |
US6815774B1 (en) * | 1998-10-29 | 2004-11-09 | Mitsubishi Materials Silicon Corporation | Dielectrically separated wafer and method of the same |
US6984571B1 (en) | 1999-10-01 | 2006-01-10 | Ziptronix, Inc. | Three dimensional device integration method and integrated device |
US6500694B1 (en) | 2000-03-22 | 2002-12-31 | Ziptronix, Inc. | Three dimensional device integration method and integrated device |
US6902987B1 (en) | 2000-02-16 | 2005-06-07 | Ziptronix, Inc. | Method for low temperature bonding and bonded structure |
US6563133B1 (en) * | 2000-08-09 | 2003-05-13 | Ziptronix, Inc. | Method of epitaxial-like wafer bonding at low temperature and bonded structure |
US6524881B1 (en) * | 2000-08-25 | 2003-02-25 | Micron Technology, Inc. | Method and apparatus for marking a bare semiconductor die |
JP2002141253A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Disco Abrasive Syst Ltd | 半導体装置 |
US7169685B2 (en) * | 2002-02-25 | 2007-01-30 | Micron Technology, Inc. | Wafer back side coating to balance stress from passivation layer on front of wafer and be used as die attach adhesive |
US7317278B2 (en) * | 2003-01-31 | 2008-01-08 | Cabot Microelectronics Corporation | Method of operating and process for fabricating an electron source |
US7109092B2 (en) | 2003-05-19 | 2006-09-19 | Ziptronix, Inc. | Method of room temperature covalent bonding |
CN105712286B (zh) * | 2014-12-02 | 2018-03-30 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | Mems器件的制作方法 |
CN113161229A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-23 | 上海新昇半导体科技有限公司 | 多晶硅薄膜衬底的制备方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3385729A (en) * | 1964-10-26 | 1968-05-28 | North American Rockwell | Composite dual dielectric for isolation in integrated circuits and method of making |
US3624467A (en) * | 1969-02-17 | 1971-11-30 | Texas Instruments Inc | Monolithic integrated-circuit structure and method of fabrication |
JPS5329551B2 (ja) * | 1974-08-19 | 1978-08-22 | ||
JPS58122747A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-21 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
KR850004178A (ko) * | 1983-11-30 | 1985-07-01 | 야마모도 다꾸마 | 유전체 분리형 집적회로 장치의 제조방법 |
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US4649630A (en) * | 1985-04-01 | 1987-03-17 | Motorola, Inc. | Process for dielectrically isolated semiconductor structure |
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JPH0355822A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-11 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 半導体素子形成用基板の製造方法 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2417208A patent/JPH07118505B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-23 US US07/811,958 patent/US5183783A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-24 DE DE69125588T patent/DE69125588T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-24 EP EP91312027A patent/EP0493116B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0493116A3 (en) | 1994-06-15 |
JPH04251957A (ja) | 1992-09-08 |
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DE69125588T2 (de) | 1997-11-27 |
EP0493116B1 (en) | 1997-04-09 |
US5183783A (en) | 1993-02-02 |
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