JPH07114309B2 - 二重チャネル半導体レーザ及びその製造法 - Google Patents

二重チャネル半導体レーザ及びその製造法

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JPH07114309B2
JPH07114309B2 JP4191153A JP19115392A JPH07114309B2 JP H07114309 B2 JPH07114309 B2 JP H07114309B2 JP 4191153 A JP4191153 A JP 4191153A JP 19115392 A JP19115392 A JP 19115392A JP H07114309 B2 JPH07114309 B2 JP H07114309B2
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フイリツプ・パグノド−ロスイオー
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アルカテル・セイテ
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    • H01S5/227Buried mesa structure ; Striped active layer
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、二重チャネル半導体レ
ーザ及びその製造法に関する。
【従来の技術】この型のレーザ構造は、“異構造に埋め
こまれたれた二重チャネル面(Double Chan
nel Planar Buried Heteros
tructure)”を表す頭文字DCPBHにより世
界的に公知である。これは、リン化インジウムの形の基
材と、ヒ化ガリウムをさらに含む活性材料とから製造さ
れ得る。従って、これは、エルビウム−ドープ増幅ファ
イバを含む長距離輸送ファイバ光学結合に使用され得
る、1480nmの波長を放出するポンプレーザとして
使用され得る。この種のレーザは、以下に記載するその
機能により、従来のレーザ及び本発明のレーザと共通で
あり且つ、本発明の場合図1の縦断面図に示されるよう
な以下の要素を含む: −(通常の半導体の)ウエハ2は、内部結晶格子連続性
を特徴とし、且つ主表面4、8の間に厚みを有する。ウ
エハは、その厚み方向である垂直方向Zと、水平で且つ
相互に直角である縦方向X及び横方向のYを限定する。
二つの主表面は、下方電極6により被覆された下方表面
4と、上方電極で被覆された上方表面8である。ウエハ
は、下方表面から上方表面に垂直方向に連続した層によ
り製造されている。これは、縦方向に伸び、且つ横方向
に並べた多様な領域を有している。この領域の一つは、
帯頭域ZRであり、この部分ではウエハは、以下の連続
層: −第1の型の導電率を有する下方注入層25と、 −領域ZR内にレーザ帯14Aを構築する活性層14
と、及び −第2の型の導電率を有する上方注入層16と を含む。これらの層は、活性系を構築する。これらは、
電極6、10を介して接続した極性電流が、反対の型の
注入層帯電キャリヤからレーザ帯14Aに垂直に流れ、
帯内のレーザ光を増幅するように製造されている。この
帯は、周囲層12、25、16、26、20及び22よ
りも高い屈折率をしており、この光のためにガイドを構
築する。この注入層は、帯領域を越えて横方向に伸長し
ている。ウエハ2は、帯領域ZRの個々の側から各々伸
びる二つの側方配列を有する。このような各連続部分
は、まず近接側方領域ZCを具備する。該近接側方領域
ZCにおいては側方チャネルCLが上方注入層、活性層
及び下方注入層の少なくとも上方部分を置換する。この
チャネルは、第2の型の導電率を有する下方遮断層20
と、その上に第1の型の導電率を有する上方遮断層22
とを有するので、この二つの遮断層は、これらの間に帯
領域ZR内に電流を制限する傾向のある近接電流遮断手
段を構築する極性電流用の遮断接合部分JBを形成す
る。次に、領域の側方配列は、帯領域内の極性電流を制
限する近接電流遮断手段と協働する遠隔電流遮断手段を
構築する電気的に抵抗層である、遠隔側方領域ZDをさ
らに含む。遠隔電流遮断手段を有することは、本発明に
特異的であり、後に詳細を記載する。
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ及び本発
明のレーザに共通な特徴を参照すると、遮断層20、2
2は、遠隔側方領域に広がるが、帯領域には伸びていな
い。これは層を成長させるべく好適なエピタキシャル成
長法を使用することにより達成される。これらが形成す
る遮断接合部分は、その部分でこれらが十分に厚いた
め、チャネル内の電流を遮断する。他方、遠隔側方層部
分では、遮断層が薄くなっているため、遮断は完全では
ない。従って、遠隔電流遮断手段が必要となる。上方注
入層16及びこれらの遮断層は、その上により強固にド
ープした接触層28である、第2の型の導電率を有する
より厚い付加層26を有する。二つの鏡(示されていな
い)は、半導体ウエハの表面を縦方向に制御し、レーザ
エミッタを構築することにより形成される。これらの共
通の特徴及び装置を有する第1の従来技術のレーザは、
JAPANESE JOURNAL OF APPLI
ED PHYSICS.vol.25,No.6,19
86年6月,PART II,TOKYO,JP P4
35−436;S.L.SHI.ら:“BH INGa
Asp Lasers with an LPE gr
own semi−insulating laye
r”に記載されている。このレーザに於いて、付勢電流
(energization electrical
current)は、近接側方領域及び遠隔側方領域で
は、エピタキシャル成長した三つの重なった層により遮
断されている。これらの層の二つは、遮断半導体接合部
分を形成する。第3の層は、半−絶縁性であるように十
分な電気抵抗率を付与する改質不純物(コバルト)を含
んでいる。この配置は、このようにして付着された層
が、チャネルの外端部、即ち、近接及び遠隔側方領域の
間の境界部でピンチングを起こす欠点がある。このよう
なピンチングは、いずれも必要な電気的制限を阻害して
しまう。これらの共通な特徴及び配置を有する従来技術
の第2のレーザは、欧州特許出願第161016号(P
hilips)に記載されている。従来技術の第2のレ
ーザでは、遠隔電流遮断手段が、記載の如くウエハが製
造された後に、基材の抵抗率を増加させる結晶欠陥をそ
の中に誘発する、遠隔側方領域に局在化されたイオン射
突により形成されている。好適な深さに貫通するために
イオン射突には、プロトンを使用している。このように
してこの領域に製造した電気抵抗率は、当初はレーザを
正しく作動させるのに十分に高くし得るが、結晶欠陥
は、ウエハの温度が高くなると、段々元に戻ってしまう
ため、レーザの信頼性及び使用範囲を減少させてしま
う。本発明の目的は、高温でも信頼性があり且つ製造時
でも操作が容易であるレーザを、簡単に製造できるよう
にすることである。
【課題を解決するための手段】一態様に於いて、本発明
は、結晶格子が相互に連続するように相互に重なる複数
の半導体層を有し、該複数の半導体層が下方注入層と、
活性層と、上部注入層と、少なくとも前記下方注入層の
下又は前記上方注入層の上の他の半導体層とを含んでい
る二重チャネル半導体レーザであって、該レーザが、各
々が局所的に少なくとも前記上方注入層と前記活性層と
を排除し、レーザ帯の範囲の側方を限定する内部斜面
と、該内部斜面に対向する外部斜面とを有する2つの側
方チャネルと、側方チャネルに形成された近接電流遮断
手段と、前記下方注入層の下又は前記上方注入層の上で
2つの半導体層の間に位置し、各側方チャネルの前記外
部斜面から始まり横方向に延びる内部半−絶縁層とを具
備してなり、前記内部半−絶縁層が隣接する半導体層の
両者と結晶格子連続性を有し、且つ該層に含まれる改質
不純物によって与えられた真性電気抵抗率を有し、これ
により、極性電流が前記近接電流遮断手段と前記内部半
−絶縁層によって前記レーザ帯に限定されることを特徴
とする、二重チャネル半導体レーザが提供される。上記
した二重チャネル半導体レーザは、簡単に製造でき、高
温でも信頼性があり且つ製造時でも操作が容易である。
本発明のもう一つの態様では、 −第1の型の導電率を有する下方注入層を形成し、 −前記下方注入層を形成した後、反対の型の帯電キャリ
ヤの組換えによりレーザ光を増幅するために適合させた
活性材料を備えた活性層をエピタキシャル成長させ、 −前記活性層を成長後、前記第2の型の導電率を有する
上方注入層をエピタキシャル成長させ、これにより前記
二つの注入層の間に実質的に流れる極性電流が、レーザ
光を増幅するのに必要な反対の型の帯電キャリヤを前記
活性層に注入し得ようにし、 −前記活性層を成長後、同一縦方向に延びる二つのチャ
ネルをエッチングし、前記チャネル間に残っている予め
成長させた層の部分が二つの端を有するメサを構築し、
前記メサに含まれる活性層の一部がレーザ帯を構築し、
該レーザ帯に関して、各チャネルがメサから離れた外端
部を有する側方チャネルを構築するように、前記上方注
入層、前記活性層及び前記下方注入層の少なくとも上方
部分を除去し、 −前記側方チャネルをエッチング後、第2の型の導電率
を有する下方遮断層、次いで前記第1の型の導電率を有
する上方遮断層をエピタキシャル成長させ、該成長工程
は前記遮断層が前記チャネル内に形成され、前記メサの
端で停止するように且つ、前記遮断層により形成された
遮断接合部分が、前記極性電流の流れを局所的に阻止す
るための近接電流遮断手段を構築するように実施し、 −前記側方チャネルをエッチングする前に、前記レーザ
帯に前記極性電流を限定するために前記近接電流遮断手
段と協働する遠隔電流遮断手段を構築すべく、半−絶縁
層をエピタキシャル成長させ、前記半−絶縁層は、レー
ザの製造が完了時に、該半−絶縁層がレーザ帯を組み込
むレーザ表面の一部である帯領域に存在しないように、
且つ前記側方チャネルの外端部を越えて遠隔側方領域中
に横方向に広がるように局在化させる工程を具備してな
ることを特徴とする、二重チャネル半導体レーザの製造
法を提供する。上記した二重チャネル半導体レーザの製
造法によれば、二重チャネル半導体レーザを簡単に製造
でき、得られた半導体は、高温でも信頼性があり且つ製
造時でも操作が容易である。本発明の実施については、
以下の付記図面を参照とする非−限定的な実施例により
さらに説明されよう。
【実施例】図1を参照して、本発明のレーザは、既に記
載の共通の特徴と装置とを含んでいる。その遠隔電流遮
断手段は、その結晶格子が、下方及び上方注入層25と
16との間の活性層14を含む活性系と連続している、
半−絶縁層24により提供される。半導体ウエハ2は、
各遠隔側方領域ZDに、半−絶縁層24と、活性系の各
側に一つずつあり且つレーザ領域ZRで、レーザ帯14
Aにレーザ光を限定する下方及び上方注入層と協働す
る、下方及び上方外部光学閉じ込め層12と26との間
の活性系と、を含む。半−絶縁層並びに、下方及び上方
注入層は、同一半導体基材から製造され、これらの層
に、抵抗率と各第1及び第2の型の導電率とを限定する
ために選択された種々の改質不純物を含んでいる。基材
は、リン化インジウムまたはヒ化ガリウムであり、半−
絶縁層の改質不純物は、鉄、コバルト、チタン及び/ま
たはクロムを含んでいる。本発明の第1及び第2のレー
ザに於いて、基材は、リン化インジウムまたはヒ化ガリ
ウムである。半−絶縁層の改質不純物は、従って1cm
当たり1016〜1018原子、通常1cm当たり
1017原子の濃度の鉄である。この層は、厚さ300
〜3000nm、通常約700nmである。シリコン及
び亜鉛またはベリリウムのn及びp型“ドーピング”改
質不純物は、第1及び第2の型の導電率を限定する。鉄
原子の存在により、電気抵抗率は、結晶格子の幾何学的
欠陥の形成から発生せず且つ温度の上昇により減少され
ないので、真性抵抗率と称され得る。本発明のレーザ
は、記載の機能に関して公知であり、且つ本発明の第1
のレーザの場合の図2〜6に示されている以下の操作に
より製造され得る。 −第1の導電率を有する下方外部光学閉じ込め層12を
支持する半導体基板11を製造する。 −この基板を製造後、同型の導電率を有する下方注入層
25、次いで反対型の帯電キャリヤの組換えによりレー
ザ光を増幅するために適合された活性材料を含む活性層
14(図4参照)を、エピタキシャル成長させる。 −この活性層を成長後、一つの注入層16からもう一つ
の注入層25へ実質的に流れる付勢電流が、活性層14
内にレーザ光を増幅させるのに必要な反対の型の帯電キ
ャリヤを注入できるように、第2の導電率を有する上方
注入層16を、エピタキシャル成長させる。 −活性層を成長後、共通の縦方向Xに二つのチャネルC
L(図5)をエッチングして、上方注入層16、活性層
14及び下方注入層25の少なくとも上方部分を、局所
的に除去する。予め成長させた層の一部をチャネルの間
に残し、二つの端BIを有するメサMを構築する。この
メサに取り込まれた活性層の一部は、レーザ帯14Aを
構築し、これに関しこれらのチャネルが側方チャネルを
構築する。これらのチャネルは各々、その上方端がメサ
から離れた外端部BEを構築する外部斜面CLBと、レ
ーザの一斜面を構築する、内部斜面CLAを有する。 −側方チャネルCLをエッチング後、第2の型の導電率
を有する下方遮断層20(図6)、次いで第1の型の導
電率を有する上方遮断層22をエピタキシャル成長さ
せ、これらの成長工程は、例えば、これらの層がチャネ
ル内に形成し、メサMの端BIで停止し、且つこれらの
層により形成された遮断接合部分JBが、極性電流の通
過を局所的に阻止させるための近接電流遮断装置を構築
するように、液相中で実施される。遠隔電流遮断手段
は、近接電流遮断手段JBと協働し、レーザ帯14Aに
対し極性電流を限定する。遠隔電流遮断手段は、側方チ
ャネルがエッチングされる以前に、半−絶縁層24のエ
ピタキシャル成長により形成される。前述の如く、半−
絶縁層は、レーザの製造の完了時、レーザ帯を組み込む
レーザ表面の一部である、帯領域中にこの層が残らない
ように極在化される。半−絶縁層は、非−局在化状態で
成長するのが好ましく、これにより、帯領域にもこの層
が形成し、半−絶縁層の局在化配置は、この層を腐食す
る第1の操作により、帯領域を含み、帯領域を越えて第
1の半−絶縁層腐食境界に広がる第1の絶縁層腐食領域
でこの層を除去することにより実施され、側方チャネル
のエッチングによりこれらの境界の近くの半−絶縁層を
さらに一部を除去する。レーザの半−絶縁層の内部境界
がこの操作により形成され、側方チャネルを腐食すると
いうことは、この層が、チャネルの外部斜面CLBから
正しく走り、この斜面とこの層の端との間の擬似電流の
危険性を防ぐということを意味する。腐食バリヤー層2
3は、半−絶縁層24以前に成長される。これは、例え
ば、三成分の半導体材料を含む。これは、第1の半−絶
縁層腐食の深さを限定する。この腐食部の側方の広さ
は、公知のマスクにより限定される。このエッチング
は、境界LGの近くで、レーザ極性電流用の擬似路を作
り易いという欠点を生じてしまう。このような欠点を生
み出す可能性のある領域は、側方チャネルCLを続いて
エッチングすることにより除去される。第1の半−絶縁
層24腐食は、縦方向X、横方向Y及び垂直方向Zが、
各々結晶学的方向(110)、(1−10)及び(00
1)である場合、促進される。より詳細には、本発明の
第1のレーザに於いて、半−絶縁層24は、腐食したバ
リヤー層23の中継を介して、下方外部光学閉じ込め層
12により支持され、この半−絶縁層24の上には下方
注入層25があり、その上には活性層14がある。この
第1のレーザは、以下の如く製造され得る。図2より、
腐食バリヤー層23及び半−絶縁層24は、下方外部光
学閉じ込め層12上にエピタキシャル成長される。後者
の不純物は、基材と同時に付着されるが、続いて例えば
イオン挿入によっても導入され得る。図3より、層23
及び24は、例えば、約10,000nmの厚さに腐食
される。これは、第1の半−絶縁層腐食である。図4よ
り、約500℃で実施した第1の気相エピタキシャル成
長工程により、下方注入層25、活性層14及び上方注
入層16が成長する。図5より、二つの側方チャネルC
Lが腐食される。これらの外端部BEの間の距離は、例
えば、20,000nmである。この内端部BIは、メ
サMの端を構築する。これらの間の距離は、このメサの
広さ、例えば、約2,000nmである。図6より、液
相エピタキシャル成長の第2工程により、下方遮断層2
0及び上方遮断層22が成長する。この操作に使用する
液体は、メサ上を流れないようにしなければならない。
この種の液体が、急な傾斜の突起、特に端BIを備える
メサの斜面のような二つの近接配置された急な斜面の間
の突起を避ける傾向があるということに基づいて、本発
明の先に使用した方法は、この処理に使用される。本実
施例に於いて、メサMの頂点は、遠隔傾域ZDに形成さ
れたプラトーよりも、液体が被覆しなければならない上
方注入層の分だけ低いので、この危険性は増加する。高
さの差は、先に成長し腐食させた半−絶縁層24の厚さ
にほぼ等しい。これがこの層の厚さが限定されている理
由である。側方チャネルの広さは、先に採用されたもの
よりもやや大きい。この広さが大きくなったため、成長
時間は、以前に使用したものよりも余計にかかる。層2
6及び28は、同一エピタキシャル成長相で成長され
る。既に記載の如く、本発明の第1のレーザの製造時、
半−絶縁層24は、先に成長されるので、従って活性系
25、14及び16の下で停止している。これから記載
する本発明の第2のレーザの製造に於いて、半−絶縁層
は、後で成長されるので、従って、活性系の上になる。
第2のレーザの各要素は、一般的な規則の通り、第1の
レーザの要素と機能的に同一であり、参照番号に100
を加えた数で識別される。この第2のレーザは、以下の
ように製造され得る。図7より、気相エピタキシャル成
長工程により、下方光学閉じ込め層112上に、下方注
入層125、活性層114、上方注入層116、腐食バ
リヤー層123、半−絶縁層124及び半−絶縁層の被
覆層150と呼ばれる層116と同一の追加の層が成長
する。図8より、これらの層が腐食されて、上方注入層
116を露出する。図9より、側方チャネルCLが腐食
される。図10より、単一液相エピタキシャル成長工程
により、遮断層120及び122、上方外部光学閉じ込
め層126並びに上方接触層128を成長させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のレーザの側方断面図を示す図で
ある。
【図2】本発明の第1のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図3】本発明の第1のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図4】本発明の第1のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図5】本発明の第1のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図6】本発明の第1のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図7】本発明の第2のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図8】本発明の第2のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図9】本発明の第2のレーザの製造に於ける各段階の
横断面図を示す図である。
【図10】本発明の第2のレーザの製造に於ける各段階
の横断面図を示す図である。
【符号の説明】
2 ウエハ 4,8 主表面 6 下方電極 10 上方電極 11 基板 12 下方外部光学閉じ込め層 14,24 活性層 14A レーザ帯 16 上方注入層 20,22 遮断層 25 下方注入層 26 上方外部光学閉じ込め層 28 接触層 BI 端 CL 側方チャネル CLA 内部斜面 CLB 外部斜面 JB 近接電流遮断手段 M メサ ZC 近接側方領域 ZD 遠隔側方領域 ZR 帯領域 X 縦方向 Y 横方向 Z 垂直方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フイリツプ・パグノド−ロスイオー フランス国、91180・サン・ジエルマン・ レ・アルパジヨン、プラス・フエルナン・ レジエ・4 (56)参考文献 特開 昭60−247988(JP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶格子が相互に連続するように相互に
    重なる複数の半導体層を有し、該複数の半導体層が下方
    注入層と、活性層と、上部注入層と、少なくとも前記下
    方注入層の下又は前記上方注入層の上の他の半導体層と
    を含んでいる二重チャネル半導体レーザであって、該レ
    ーザが、 各々が局所的に少なくとも前記上方注入層と前記活性層
    とを排除し、レーザ帯の範囲の側方を限定する内部斜面
    と、該内部斜面に対向する外部斜面とを有する2つの側
    方チャネルと、 側方チャネルに形成された近接電流遮断手段と、 前記下方注入層の下又は前記上方注入層の上で2つの半
    導体層の間に位置し、各側方チャネルの前記外部斜面か
    ら始まり横方向に延びる内部半−絶縁層とを具備してな
    り、 前記内部半−絶縁層が隣接する半導体層の両者と結晶格
    子連続性を有し、且つ該層に含まれる改質不純物によっ
    て与えられた真性電気抵抗率を有し、 これにより、極性電流が前記近接電流遮断手段と前記内
    部半−絶縁層によって前記レーザ帯に限定されることを
    特徴とする、二重チャネル半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 内部結晶格子連続性と二つの主表面とを
    有するウエハを備えたレーザであって、 下方表面は下方電極に被覆され、上方表面は上方電極に
    被覆されており、前記ウエハは、前記下方表面から前記
    上方表面へ垂直上向方向と、水平で且つ相互に直角であ
    る縦方向及び横方向とを限定し、前記ウエハは、前記垂
    直上向方向に連続した層を備えており、前記ウエハの水
    平表面は、縦方向に広がり且つ横方向に並置された多様
    な領域を備えており、前記領域の一つは帯領域であっ
    て、該帯領域ではウエハは、以下の連続層: −第1の型の導電率を有する下方注入層、 −前記下方注入層と接触し且つ前記領域にレーザ帯を構
    築する活性層、及び −前記電極を介して接続した極性電流が、前記帯にレー
    ザ光を増幅できる反対の型の帯電キャリヤを前記注入層
    から前記レーザ帯に注入するために、前記活性層と接触
    し且つ第2の型の導電率を有する上方注入層 を含み、前記下方及び上方注入層並びに前記活性層は活
    性系を構築し、光学閉じ込め層は前記活性層の下及び上
    に各々配置された上方及び下方光学閉じ込め層を含み且
    つ前記活性層と光学的に相互に作用し、前記レーザ帯の
    各々の側に配置された前記光学閉じ込め層及び側方光学
    閉じ込め層は、前記レーザ帯が光ガイドを構築するよう
    に前記活性層よりも低い屈折率を有し、前記注入層及び
    光学閉じ込め層は、前記帯領域を越えて横方向に広が
    り、前記ウエハは、前記帯領域の各側から各々広がる領
    域の二つの横方向の連続部分を有し、各該連続部分はま
    ず近接側方領域を含み、該近接側方領域においては、側
    方チャネルが前記活性層と前記下方注入層の少なくとも
    上方部分とを置換し、前記チャネルは、前記レーザ帯を
    横方向に限定する内部斜面と前記内部斜面の反対の外部
    斜面とを有し、前記チャネルは、前記第2の型の導電率
    を有する下方遮断層と、該下方遮断層上の前記第1の型
    の導電率を有する上方遮断層とを含み、これにより前記
    二つの遮断層がこれらの間に、前記極性電流に関して、
    遮断接合部分を形成し、該遮断接合部分が前記電流を局
    所的に阻止する近接遮断電流手段を構築し、前記領域の
    横方向の連続部分は、次ぎに前記帯領域に前記極性電流
    を限定するために半−絶縁層が前記近接電流遮断手段と
    協働する遠隔電流遮断手段を構築している遠隔側方領域
    を備え、前記半−絶縁層は、前記側方領域の前記外部斜
    面から前記遠隔側方領域に横方向に延びている請求項1
    に記載のレーザ。
  3. 【請求項3】 前記半導体ウエハが、2つの前記光学閉
    じ込め層を構築する下方及び上方外部光学閉じ込め層の
    間に前記半−絶縁層と前記活性系とを備えた垂直な連続
    層を各遠隔側方領域に有する請求項2に記載のレーザ。
  4. 【請求項4】 前記半−絶縁層並びに前記下方及び上方
    注入層が、同一半導体基材から製造され且つ、前記半−
    絶縁層に抵抗率を、また各前記第1及び第2の型の導電
    性を与えるように選択された異なる改質不純物を含む請
    求項2に記載のレーザ。
  5. 【請求項5】 前記基材が、リン化インジウムまたはヒ
    化ガリウムであり、前記半−絶縁層の改質不純物が、
    鉄、コバルト、チタン及びクロムの少なくとも1つであ
    る請求項4に記載のレーザ。
  6. 【請求項6】 前記半−絶縁層が、前記下方外部光学閉
    じ込め層と前記活性系との間にある請求項3に記載のレ
    ーザ。
  7. 【請求項7】 前記半−絶縁層が、前記活性系と前記上
    方外部光学閉じ込め層との間にある請求項3に記載のレ
    ーザ。
  8. 【請求項8】 −第1の型の導電率を有する下方注入層
    を形成し、 −前記下方注入層を形成した後、反対の型の帯電キャリ
    ヤの組換えによりレーザ光を増幅するために適合させた
    活性材料を備えた活性層をエピタキシャル成長させ、 −前記活性層を成長後、前記第2の型の導電率を有する
    上方注入層をエピタキシャル成長させ、これにより前記
    二つの注入層の間に実質的に流れる極性電流が、レーザ
    光を増幅するのに必要な反対の型の帯電キャリヤを前記
    活性層に注入し得ようにし、 −前記活性層を成長後、同一縦方向に延びる二つのチャ
    ネルをエッチングし、前記チャネル間に残っている予め
    成長させた層の部分が二つの端を有するメサを構築し、
    前記メサに含まれる活性層の一部がレーザ帯を構築し、
    該レーザ帯に関して、各チャネルがメサから離れた外端
    部を有する側方チャネルを構築するように、前記上方注
    入層、前記活性層及び前記下方注入層の少なくとも上方
    部分を除去し、 −前記側方チャネルをエッチング後、第2の型の導電率
    を有する下方遮断層、次いで前記第1の型の導電率を有
    する上方遮断層をエピタキシャル成長させ、該成長工程
    は前記遮断層が前記チャネル内に形成され、前記メサの
    端で停止するように且つ、前記遮断層により形成された
    遮断接合部分が、前記極性電流の流れを局所的に阻止す
    るための近接電流遮断手段を構築するように実施し、 −前記側方チャネルをエッチングする前に、前記レーザ
    帯に前記極性電流を限定するために前記近接電流遮断手
    段と協働する遠隔電流遮断手段を構築すべく、半−絶縁
    層をエピタキシャル成長させ、前記半−絶縁層は、レー
    ザの製造が完了時に、該半−絶縁層がレーザ帯を組み込
    むレーザ表面の一部である帯領域に存在しないように、
    且つ前記側方チャネルの外端部を越えて遠隔側方領域中
    に横方向に広がるように局在化させる工程を具備してな
    ることを特徴とする、二重チャネル半導体レーザの製造
    法。
  9. 【請求項9】 前記半−絶縁層が前記帯領域にも形成さ
    れる非−局在化方法で、前記半−絶縁層を成長させ、前
    記半−絶縁層の局在化は、帯領域を含み且つ、帯領域を
    越えて半−絶縁領域の第1の腐食境界まで側方に広がる
    半−絶縁層の第1のエッチング領域の前記層を除去する
    前記層の第1のエッチングにより実施され、前記側方チ
    ャネルのエッチングにより、前記境界の近くの前記半−
    絶縁層のさらに一部を除去する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記半−絶縁層が、前記下方注入層よ
    り前に形成される請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記半−絶縁層が、前記上方注入層よ
    り後に形成される請求項8に記載の方法。
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