JPH03203282A - 半導体レーザダイオード - Google Patents

半導体レーザダイオード

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JPH03203282A
JPH03203282A JP34078989A JP34078989A JPH03203282A JP H03203282 A JPH03203282 A JP H03203282A JP 34078989 A JP34078989 A JP 34078989A JP 34078989 A JP34078989 A JP 34078989A JP H03203282 A JPH03203282 A JP H03203282A
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JP
Japan
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current
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electric
buried
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Pending
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JP34078989A
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English (en)
Inventor
Yoichi Osawa
洋一 大澤
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業ユ14虹犯生4 この発明は、低電流で動作するとともに、発振モードを
単一に制御でき、内部に電流狭窄層を有する半導体レー
ザダイオードの構造に関するものであり、特に発振閾値
が低く、漏れ電流端としての通電劣化が少ない高速、高
光出力動作が可能な光通信用メサストライプ型半導体レ
ーザダイオードに関するものである。
従束廷伎担 従来、この種のレーザダイオードは、低電流動作と発振
モードの単一化を図るため、次のような構造を採用して
いる。すなわち、屈折率の大きい活性層を屈折率の小さ
いクラッド層で挟み、光導波路を形成し、そのダブルへ
テロ接合となる平行方向の活性層を、それより深い2@
−kPの平行な溝の間にメサ型のストライプ状に残し、
発光領域とする。その後、この発光領域以外に電流阻止
層を埋め込み成長し、電流阻止領域とすることによって
、電流狭窄による駆動電流の低減化と、レーザ発振モー
ドの単一化を実現している(例えば、“Electro
n Letter” 18 (1982)  E153
頁)。
従来の第5図に示す構造のレーザダイオードでは、チャ
ネル部のPN接合を通過する電流I 01゜IC2が発
振閾値電流Ithの30%以上を占め、漏れ電流成分と
なっている。また、電流狭窄部であるPNPN接合は、
印加電圧を増大すると、サイリスタがターンオンして導
通し、IBI、  In2が増加し光出力が飽和、減少
する。このため、単一モードでの電流−光出力特性の直
線性が失われ、高出力動作ができなくなる。
さらに、通電を続けてチャネル部のPN接合界面が劣化
すると、とのレーザ発振に寄与しない漏れ電流ICI、
  IC2が増加して駆動電流が増え、通電劣化が起こ
ることが知られている。これは、チャネル部のPN接合
が、製作上第1の成長工程後にエツチング処理され、次
に第2の成長工程により形成される不連続工程のために
、連続成長工程で形成されたPN接合よりも、界面準位
が多いためであるとされている。
オ    、めの この発明のレーザダイオードは、チャネル部に形成され
るPN接合領域を減らし、チャネル部を電流通路として
構成されている。
すなわち、第1導電型半導体基板上に電流阻止用の第2
導電型半導体層または半絶縁体層と、クラッド層として
の第1導電型半導体層とバンドギャップの小さい発光層
としての半導体層と、クラッド層としての第2導電型半
導体層とからなる多層膜構造の半導体ウェーハを前記活
性層よりも深く、かつ前記第1導電型の半導体基板上の
第2導電型半導体層または半絶縁体層を貫く深さの2本
の平行な溝により、メサストライプを形成した後、埋め
込み成長してなるヘテロ構造半導体レーザダイオードに
おいて、前記メサストライプの上面のみ除いて、電流通
路となる第1導電型半導体層、電流阻止層となる第2導
電型半導体層と第1導電型半導体層が順次積層され、さ
らに第2導電型半導体埋め込み層が全体にわたって積層
されることを特徴とする二重チャネル埋め込み構造半導
体レーザダイオードである。
伍且 上記の構成によると、レーザ発振に寄与する注入電流は
、発光領域である活性層に注入される。
その理由は、活性層上部の第2のクラッド層と電流通路
となる第1の埋め込み層とで形成されるチャネル部のP
N接合は、バンドギャップが小さく、ビイルトイン電圧
が低い活性層の両端に、はぼ垂直に位置しているため、
このPN接合部は電位面に垂直となり、電界強度は極め
て小さい。さらに接合面積が従来の構造のレーザダイオ
ードでは、チャネル部全域に存在するのに比較して約1
/10であり、横方向のシート抵抗が大きい。以上の理
由でキャリアのほとんどすべてが、活性層に注入される
ことになる。
すなわち、内部発光効率が従来の構造の1.3μmμm
−ザダイオードに比較すると、20〜40%改善される
さらに第1の成長工程後にエツチング処理され、第2の
成長工程で形成されるPN接合部は、電流通路とはなら
ないため接合界面の劣化に起因する漏れ電流の増加はな
くなる。
また、第1導電型半導体基板上の電流阻止層に、半絶縁
体塵を用いた場合、電流阻止に必要な層厚を小さくでき
るため、電流通路の電気抵抗を太き(しない限り、電流
通路となる第1導電型半導体層の厚みを小さくできる。
これはPNPN接合を形成する埋め込み層の厚みを大き
くして電気抵抗を高<シ、サイリスタのターンオン電圧
のレベルを1゜5〜2倍以上上昇させることが可能とな
り、光出力が50mWレベルまで電流−光出力特性の直
線性を維持する作用がある。
5− 6− る。
第1図はこの発明の一実施例のレーザ光に垂直な素子の
主要縦断面図、第2図は電流阻止部と発光部の活性層を
示す断面図、第3図は電流通路部および電流注入部を形
成する製造過程を示す斜視図である。
本実施例は第2図のよろに、P型半導体基板10上に、
キャリア濃度が5 X 1018atoms/cn+−
”以上で、層厚が0.5〜1.5μmのn型電流阻止層
11と、第1のP型りラッド層12と、バンドギャップ
の小さい発光層である活性層重3と、第2のn型クラッ
ド層14が形成される。さらに第3図に示すよろに、二
重のストライプ溝(二重チャネル)20.20と、これ
らのストライプ溝20.20によって挟まれたメサ型の
凸部が電流注入部22として形成され、前記のストライ
プ溝20.20の底部では、前記♂型電流阻止層11が
除去され、電流通路21が形成されている。つづいて第
1図に示す半導体基板10上に、電流通路層となる第1
のP型埋め込み層15.電流阻止層となる第2のn型埋
め込み層16.第3のP型埋め込み層17が、前記電流
注入部22を除く部分に形成され、さらに全面にわたっ
て埋め込みによる第2のn型クラッド層18と、n型キ
ャップ層19が形成されたものである。
この実施例においては、凸部の両側の溝20゜21分で
は、第2のn型埋め込み層16と、第3のP型埋め込み
層17によって電流が狭窄され、第1図と第3図の電流
注入部22のみに電流(キャリア)が注入される。前記
“作用”の項で述べたように、注入されたキャリアのほ
とんどすべてが、ビイルトイン電圧が低い活性層13に
注入され、活性層重3より下側のチャネル部が電流通路
となり、低発振閾値でかつ高効率の光出力特性をもつレ
ーザダイオードが得られるという利点がある。
実尤畔t4 第4図はこの発明の第2実施例のレーザ光に垂直な素子
の主要縦断面図である。この実施例は、前記第1の実施
例の第1導電型の半導体基板上の第2導電型半導体層に
代えて、半絶縁体層110を用いた点を除いては第1の
実施例と同様であるため、同一部分には同一参照符号を
付してその説明を省略する。この実施例では第2導電型
半導体層11に代えて半絶縁体層110を用いているた
め、電流陣だに必要な層厚が前者の場合〜1.5μm程
度必要であるが、後者は〜0.2μm程度で十分な電流
阻止層となり、チャネル部の電流通路となる第1の埋め
込み層15の厚みを小さくでき、その分、第2の埋め込
み層16と第3の埋め込み層17の厚みをそれぞれ1.
5〜2倍程度厚くでき、各2〜3μmとなり電気抵抗が
高くなり、チャネル部のPNPN接合のターンオン電圧
が高まり、電流−光出力特性の直線性を維持したままで
、光出力50mW以上の高出力動作を持つ、レーザダイ
オードが得られるという利点がある。
次にこの発明の半導体レーザダイオードの製造方法につ
いて説明する。100面を上面にしたP型Inp基板1
0の上面に第2図に示す電流阻止層11(第2の実施例
の場合は比抵抗が10’Ωm以上の半絶縁層110 )
 、第1のクラッド層としてP型Inp層12.所望の
波長組成に制御された活性層13となるInGaAsP
 4元混晶、第2のクラッド層としてn型1nl’層1
4を、第1の成長工程でエピタキシャル成長させる。次
に、第2のクラッド層(4の上面にフォトレジストを塗
布し、これを幅数μm9間隔200〜300μmのスト
ライプ形状で選択エツチングを行い、第3図に示す発光
領域22となるメサ型凸部の頂上の幅が0.5〜2μm
で、凸部の両側に溝幅がそれぞれ2〜5μmになる二重
チャネルストライプ溝20.20を形成する。その際、
溝20.20の深さは第1の成長工程でエピタキシャル
成長した電流阻止層を貫き、電流通路としての幅が数μ
m以内に形成されることが、この発明の基本的条件とな
る。
次に、前記二重ストライプ溝形成済の半導体ウェーへの
洗浄処理工程を経て、ボートスライド方式による液相エ
ピタキシャル成長を行う。
すなわち、高純度のグラファイト製スライドボートに前
記洗浄済の半導体ウェーハおよび各層成9− 10− 要用材料を配置して、高純度水素ガス雰囲気中に約83
0〜670℃で2〜4時間保持した後に、冷却速度o、
3〜1.0℃/Mimで徐冷し、数°C降温した時点で
電流通路となるP型の第1の埋め込み層15と第3の埋
め込み層17をメサ型凸部の頂上以外の部分に成長させ
る。溶液が低過冷却度である場合は、成長速度の面方位
依存性が強くなり、溶質が凸部傾斜面(原子的なステッ
プ状結晶が多い面)に拡散し過ぎて、凸部頂上面が溶質
の不足によりメルトバックされる。また溶液の過冷却度
が大きすぎると、凸部頂上に析出する。この実施例の凸
部の幅が1〜2μm溝の深さが2〜3μmの場合は、溶
液の過冷却度を5〜10’Cの範囲に制御すれば、前記
埋め込み層により発光領域22にのみ電流を注入する電
流狭窄層が得られる。
さらに、埋め込みによるn型1npクラッド層18を1
〜3μm、電極形成のためのn型キャップ層19を1.
5〜3μm成長させ、続くウェーハ製造工程で電極を形
成し、素子製造工程でチエ11− ツブ化してこの発明の半導体レーザダイオードが得られ
る。
発臭し1纏監 以上説明したようにこの発明は、エツチングにより形成
された面と、成長により形成された面との界面が、PN
接合面である場合に生ずる接合面の劣化に伴う漏れ電流
を低減させたことによって通電劣化を抑え、高信頼度の
半導体レーザダイオードを供給できる効果がある。
また、漏れ電流低減により、低閾値動作が可能となり、
かつ内部発光効率が改善され、駆動電流が低下したこと
により、上記の通電劣化が相乗的に低減でき、半導体レ
ーザダイオードの信頼度改善に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の半導体レーザダイオード
の概略的縦断面図、第2図は第1の成長工程により形成
された電流阻止層、活性層、クラッド層とを示す縦断面
図、第3図は第2図の10012− 面を上面にしたInp基板に、二重のストライプ溝を形
成し、発光領域と電流通路を形成した様子を示す斜視図
、第4図はこの発明の第2の実施例を示す縦断面図、第
5図は従来の半導体レーザダイオードの主要部を示す縦
断面図である。 10・・・・・・半導体+np基板、 11・・・・・・電流阻止層(n“Inp層)、110
・・・・・・半絶縁体層、 12・・・・・・第1のクラッド層、 13・・・・・・活性層(InGaAsP層)、14・
・・・・・第2のクラッド層、 15・・・・・・電流通路となる第1の埋め込み層、1
6・・・・・・第2の埋め込み層、 17・・・・・・第3の埋め込み層、 18・・・・・・埋め込みによるクラッド層、19・・
・・・・キャップ層、 20・・・・・・二重のストライプ溝(チャネル)、2
1・・・・・・電流通路、 13− 寸(ト)〜−〇 手続補正書(方式) 平成 2年12月19臼

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1導電型半導体基板上に、電流阻止用の第2導電型半
    導体層または半絶縁体層と、第1クラッド層としての第
    1導電型半導体層と、それよりバンドギャップが小さい
    発光層としての半導体層(活性層)と、第2導電型半導
    体層を第2のクラッド層としてなる半導体ウェーハを、
    前記活性層よりも深くかつ前記第1導電型の半導体基板
    上の第2導電型半導体層または半絶縁体層を貫く深さの
    2本の平行な溝により挟まれるメサストライプと、この
    ストライプ溝内の埋め込み成長層を有するヘテロ構造半
    導体レーザダイオードにおいて、前記メサストライプの
    上面のみ除いて電流通路となる第1導電型の第1埋め込
    み層、電流阻止層となる第2導電型第2埋め込み層と、
    第1導電型の第3埋め込み層が順次積層され、さらに第
    2導電型埋め込みクラッド層が全体にわたって積層され
    ていることを特徴とする二重チャネル埋め込み構造半導
    体レーザダイオード。
JP34078989A 1989-12-29 1989-12-29 半導体レーザダイオード Pending JPH03203282A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05208920A (ja) * 1991-08-01 1993-08-20 E R Squibb & Sons Inc 置換芳香族アミド成分を有するアミノカルボキシレート配位子
US5278858A (en) * 1991-07-19 1994-01-11 Alcatel Cit Double channel semiconductor laser and method of fabricating it
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