JPH07111080A - 防塵冷却装置 - Google Patents

防塵冷却装置

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JPH07111080A
JPH07111080A JP25298393A JP25298393A JPH07111080A JP H07111080 A JPH07111080 A JP H07111080A JP 25298393 A JP25298393 A JP 25298393A JP 25298393 A JP25298393 A JP 25298393A JP H07111080 A JPH07111080 A JP H07111080A
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JP
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air
cartridge
magazine
opening
optical disk
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JP25298393A
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Hideyuki Kawaguchi
英之 川口
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Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録再生装置の防塵および冷却を効果的に行う
ことができる防塵冷却装置を提供する。 【構成】所定記録媒体を収容したカートリッジ90を、
常時開口した開口部25aを介して装填及び排出して所
定記録再生する記録再生装置25に設けられる防塵冷却
装置であって、十分な濾過面積を有してなるフィルタ7
4を側面に備えたフィルタケース体75と、フィルタケ
ース体75に内蔵されるファン71と、ファンの下流に
配設されるスリット73aと、開口部25aの長片に沿
うとともに開口部25aから所定距離を離間して配設さ
れて開口部の前面においてエアカーテンを形成するデフ
レクタ26と、デフレクタとスリット間を連通する送気
通路とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防塵冷却装置に係り、例
えばフロッピーディスク、光磁気ディスクカートリッジ
を扱う記録再生装置に好適に適用される防塵冷却装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置は、光学的方法によ
り、情報の記録及び再生が可能であることから、フロッ
ピーディスクを記録媒体とする磁気ディスク装置に比較
して、所望トラックへのアクセス時間が短い、また非接
触光学ヘッドを用いるので、ヘッドクラッシュの事故が
ないなど、種々の利点を具備している。
【0003】また、傷や汚れに対しても比較的に強いと
され、その使用が開始されてから略4、5年が経過して
いるが、塵埃汚染によるデータの書き込み、読み取りエ
ラー発生が指摘されている。
【0004】そこで、近年発売の光磁気ディスク装置
は、装置(ドライブ)において予め、塵埃対策を施して
いる機種が発表されている。即ち、光磁気ディスク装置
において、塵埃対策を施すために光磁気ディスクのM/
Oカートリッジを装置に挿入、排出する開口部を使用時
に外気と完全に遮断する構成にして、光磁気ディスク装
置の内部に塵埃が侵入しないようにしている機種(完全
密閉構造)が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな完全密閉構造式の装置は、その開口部の開閉を行う
ための扉体が装置と一体的になるように設けられてお
り、カートリッジの挿入、排出時において自動開閉する
ものである。このために、例えば、各マガジンに収容さ
れている複数のカートリッジを個別に交換するようにし
たカートリッジ自動交換装置にこの完全密閉構造の光磁
気ディスク装置を実装すると、扉体及びこの扉体に付随
する開閉機構が邪魔となり、しかも占有空間をより必要
とすることになる。
【0006】一方、カートリッジ自動交換装置には、光
磁気ディスクを収容したカートリッジをマガジンに装填
し、このマガジンを装置側のマガジン収容部に着脱自在
にして、所望のカートリッジをマガジンから取り出し
て、光磁気ディスク装置に装填し、また該装置から排出
後にマガジンの元の位置に戻す各機能を備えたカートリ
ッジ把持移動手段(アクセサ)が設けられるが、このカ
ートリッジ把持移動手段の把持手段は、光磁気ディスク
装置の開口部のごく近くまで迫る必要があることから、
扉体及びこの扉体に付随する開閉機構を設けることがで
きない。
【0007】一方、光磁気ディスク装置は機械的なメカ
可動部分と制御基板とが一体的に構成されるものであ
り、夫々が動作時において発熱することから冷却が必要
である。そこで、冷却ファンを装置近傍に設置してお
き、空冷することになるが、この冷却風中に塵埃が含ま
れていると、結局は装置内を塵埃汚染してしまう。
【0008】この塵埃汚染を防止するために、冷却ファ
ンの上流側においてフィルタを設けておき、フィルタに
より塵埃を完全に除去すれば良いが、フィルタは当然目
づまりするので適宜交換できるようにしたいが、上述の
ようにカートリッジ交換装置に内蔵される場合には、容
易には交換できない。そこで、装置の使用期限中は、フ
ィルタ交換する必要を無くせると良い。
【0009】したがって、本発明の防塵冷却装置は上述
の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、例えば、カートリッジ交換装置に記録再生装置
を内蔵する場合において、記録再生装置の防塵および冷
却を効果的に行うことができる防塵冷却装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために本
発明の防塵冷却装置は以下の構成を備える。即ち、所定
記録媒体を収容したカートリッジを、開口部を介して装
填及び排出して所定記録再生する記録再生装置に設けら
れる防塵冷却装置であって、記録再生装置の側面部位に
配設されるとともに、十分な濾過面積を有してなるフィ
ルタを側面に備えたフィルタケース体と、フィルタケー
ス体に内蔵されるファンと、ファンの下流に配設される
スリットと、開口部の長片に沿うとともに開口部から所
定距離を離間して配設されて開口部の前面においてエア
カーテンを形成するデフレクタと、デフレクタとスリッ
ト間を連通する送気通路とを具備しており、エアカーテ
ンが開口部を介して装置内に侵入する塵埃を防止し、か
つ記録再生装置内部を空気冷却するように働く。
【0011】また、好ましくは、記録再生装置は、所定
記録媒体を収容したカートリッジを、マガジンに装填
し、マガジンを装置側のマガジン収容部に着脱自在に
し、所望のカートリッジをマガジンから取り出して、装
填し、また排出後にマガジンの元の位置に戻す各機能を
少なくとも備えるカートリッジ交換装置に用いられ、カ
ートリッジ交換装置を略密閉構造にするカバー体に設け
られた外気導入ファンにより濾過された濾過空気をエア
カーテン形成に用いるとともに、記録再生装置の制御基
板を前記濾過空気により冷却するように構成されてお
り、フィルタ交換を不要にするように働く。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の防塵冷却装置の好適な実施
例であって、カートリッジ自動交換装置に内蔵した事例
について、光磁気ディスクカートリッジを所定個数分収
容したマガジンとともに示した添付図面を参照しながら
説明する。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0013】図1はカートリッジ交換装置1の平面図で
ある。また、図2は図1に基づく要部の外観斜視図であ
る。両図において、3.5インチの光磁気ディスクを扱
う光磁気ディスク再生装置25(以下光ディスク装置)
と、3.5インチの光磁気ディスクを内蔵したM/Oカ
ートリッジ90(図中、破線図示)用のマガジン収容部
60とを図示のように、互いに隣り合うように略並列に
基台2上に配設することにより、装置1の奥行き寸法F
を極力小さくする配慮がなされている。
【0014】即ち、カートリッジ交換装置1の通常の構
成は、M/Oカートリッジ90をマガジンから取り出し
た後に、その取り出し方向に沿うように光ディスク装置
を配設することが一般的であるが、このように配置する
と、M/Oカートリッジ90のマガジン収容部60と、
取り出し機構を搭載したアクセサと、光ディスク装置と
が前後奥行き方向に並ぶこととなる結果、装置の奥行き
が大きくなってしまい、例えばパソコンと併設して使用
する場合に、カートリッジ交換装置1のみが手前に出て
しまうような不都合が生じることになる。
【0015】そこで、マガジン収容部60と光ディスク
装置25を隣合うように配設して、これらの後方におい
て、M/Oカートリッジ90の取り出し戻しのためのア
クセサ30を配置している。
【0016】このように主要となる機構を配設すること
により、例えば、図1に示されるようにM/Oカートリ
ッジ90を10個分収容した10個用マガジン81の所
望の位置にアクセサ30が移動され、図中の矢印D1、
D2、D3方向にM/Oカートリッジ90を略「コ」の
字状に移動するようにしている。尚、詳細については後
述する。
【0017】次に、マガジン収容部60には、M/Oカ
ートリッジ90を5個分収容した5個用マガジン80
と、M/Oカートリッジ90を10個分収容した10個
用マガジン81をマガジン収容部60の任意の位置に案
内保持する後述する案内保持部材と、これらのマガジン
80、81を介することなく、一枚毎直接的にM/Oカ
ートリッジ90を光ディスク装置25に装填、排出する
際の装填排出口となる固定マガジン63が設けられてい
る。
【0018】また、マガジン収容部60の手前前方に
は、開閉扉4が基台2に固定され装置全体を覆う不図示
のカバーにおいて回動開閉に設けられており、この開閉
扉4を開くことにより、M/Oカートリッジ90を収容
したマガジン80、81とM/Oカートリッジ90をマ
ガジン収容部60内にセットできるようにする一方、セ
ット後に開閉扉4を閉じて不図示の扉開閉センサにより
閉状態になったことを確認した後に、光ディスク装置2
5への装填動作他を実行するようにしている。
【0019】アクセサ30は基台2上においてシャフト
ブロック22と固定部材19を用いて両端が支持固定さ
れた第1シャフト17と第2シャフト18により摺動自
在に案内されるキャリッジ(不図示)を設けており、こ
のキャリッジに対して動力伝達を行うことで図中の矢印
D2とその逆方向に移動できるように構成されている。
このキャリッジへの動力伝達のために、基台2上におい
てブラケット11を介して固定されたステップモータ1
0のモータプーリ12とプーリ14間にベルト13が張
設されており、プーリ14と軸を同一にするプーリ15
と、基台2上に固定されたアイドラプーリ20間におい
て張設されたベルト16の途中をキャリッジに固定する
ことで、キャリッジの駆動系が構成されており、ステッ
プモータ10への所定通電によりアクセサ30を図2中
の実線図示の位置と一点鎖線図示の位置の間の所望の位
置に移動停止するように構成されている。
【0020】以上説明の構成の後方には、装置1内に外
気をフィルタリング後に導入するための冷却ファン7
と、スイッチング動作による電源5とがカバーの裏面に
沿うように縦置き状態に設けられており、装置1の奥行
き寸法Fに及ぼす影響を小さくする配慮がなされてい
る。
【0021】また、光ディスク装置25の左隣には、本
発明の特徴をなすゴミを完全に遮蔽するとともに、冷却
を行う本発明の特徴をなす空冷装置70が設けられてお
り、冷却ファン7によりフィルタされた導入空気をさら
にフィルタすることで光ディスク装置25内に清浄され
た空気を送り込むとともに、光ディスク装置25内を正
圧状態にすることで装置25内に異物が入らないように
している。また、この空冷装置70の壁面にはソレノド
9が固定されており、アクセサ30によりM/Oカート
リッジ90を把持する際に、M/Oカートリッジ90を
一旦保持できるようにしている。
【0022】次に、図1の正面図である図3と図2を参
照して、基台2には高さ寸法がGのカバー3が装置1全
体を覆うように設けられており、装置1の内部への異物
混入を防止している。また、装置1は寸法Gを天地方向
にする横置き状態と、寸法Gを底面にする縦置き状態に
する2通りの使用ができるようにしており、このために
カバー3の外観面にゴム足乃至突起部が設けられてい
る。
【0023】一方、マガジン収容部60は基台2上にお
いて4個のカラー58を用いて基台2から所定距離を離
して設けられており、装置全体の制御駆動をする基板6
をマガジン収容部60の下方において配置できるように
している。即ち、マガジン収容部60の下方の空間を有
効利用して、装置1の小型化を可能にしている。
【0024】そして、この基板6はコネクタ、配線を介
して各構成への電源供給、信号授受が行えるようにされ
ており、例えばアクセサ30に対しては図1に示される
ようにフレキシブル基板23を介して接続されるように
構成されている。
【0025】マガジン収容部60は、略平板状の下板6
8と「コ」の字状に曲げ加工された上ケース67とから
構成されており、カラー58を用いて基台2上に固定さ
れている。この、下板68には下ガイド62が一定間隔
で4個分が固定されている。また、上ケース67には上
ガイド61が一定間隔で4個分が固定されている。
【0026】また、上ケース67の天井上方部位には、
マガジン80、81がセットされた後に動かないように
固定するストッパー64が一定間隔で4個分が固定され
ている。そして、固定マガジン63には、M/Oカート
リッジ90を収容する連通部63aが形成されており、
図中の破線図示のセンサS6によりM/Oカートリッジ
90の有無検出を行うようにしている。
【0027】上下ガイド61、62は5個用マガジン8
0、10個用マガジン81の混在した状態か、またはい
ずれか一方のみをマガジン収容部60の所定位置に正し
くセットさせるために設けられており、5個用マガジン
80、10個用マガジン81の上溝85と、下溝86が
上下ガイド61、62に対して合致した状態において奥
に挿入できるようにして、ストッパー64に内蔵された
ボール65がバネ66の付勢力を得て5個用マガジン8
0、10個用マガジン81が保持できるように構成され
ている。
【0028】図4は、アクセサ30の外観斜視図であ
る。本図において、キャリッジ31は図示のように板状
に形成されており、下方部位おいて、第1ガイドブッシ
ュ32を内蔵したホルダー33を取り付け部31aにお
いて固定する一方、第2ガイドブッシュ34を矢印方向
に移動自在して第2シャフト17と第2シャフト18間
の平行誤差を吸収できるようにして、取り付け部31b
に設けている。また、キャリッジ31の下端部の第2シ
ャフト18近くにおいてベルト16をキャリッジ31に
対して固定している。以上のキャリッジの構成により、
図1中の矢印D2に沿う方向と、矢印D5方向にキャリ
ッジを移動停止可能にしているが、ホルダ33は十分な
全長を有しており、また内部に不図示の第1ガイドブッ
シュ32をさらに所定間隔を隔て設けているので、第2
ガイドブッシュ34とともにキャリッジ31を3点支持
する状態にしていることから、キャリッジ31の上端に
おけるブレや振動を発生することなく、駆動できるよう
にしている。また、キャリッジの片側を平行の2本のシ
ャフトで案内するようにして、高さ寸法Gを最小にでき
るようにしている。
【0029】キャリッジ31には、副キャリッジ35が
案内レール36、37により案内されるとともに、ラッ
ク38の歯部38aに歯合するギア(不図示)を搭載
し、副キャリッジモータ39から動力を得るようにして
設けられている。そして、この副キャリッジ35の移動
位置の検出をセンサS3、S4を用いて行うようにして
いる。
【0030】一方、キャリッジ31には、センサS2が
図中の手前に突出する状態で設けられており、キャリッ
ジ31のカートリッジ収容部60に対する相対位置決め
をこのセンサS2を用いて行うようにしている。
【0031】副キャリッジには図中の破線図示の把持ア
ームモータ50から駆動力を得るようにした、M/Oカ
ートリッジ90を把持する上下把持アーム40、41が
搭載されている。上下把持アーム40は夫々長穴41
d,40dが形成されており副キャリッジ35に固定さ
れるネジにおいて図中の上下方向に案内される一方、下
把持アームに一体形成されたラック41aと、動作片4
9のラック49aが把持アームモータ50に設けられた
ウォームに歯合したピニオン48に対する対向位置にお
いて夫々歯合する状態にされている。
【0032】そして、この動作片49と上把持アーム4
0の間にコイルバネ54が張設状態で設けられている。
また、上把持アーム40上にはセンサS1が固定されて
おり、下把持アーム41に固定されているアクチエータ
56がセンサS1をオン−オフさせることで上下把持ア
ーム40、41によるM/Oカートリッジ90の把持状
態の検出をするように構成されており、把持アームモー
タ50の正逆回転駆動制御を行うようにしている。
【0033】以上のように駆動される上下把持アーム4
0、41の先端にはローラ42が夫々回動自在に設けら
れており、M/Oカートリッジ90の上下凹凸部91、
92(後述する)に対して各ローラ42が潜入すること
で、上述のセンサS1による検出を可能にしている。ま
た、ローラ42の後側において、下把持アーム41には
下ラバー部47が、また、上把持アーム40の下ラバー
47に対向する部位には、上ラバー44を設けた揺動ブ
ラケット45がピン46回りに揺動自在に設けられてお
り、上下ラバー44、47間においてM/Oカートリッ
ジ90の把持面を挾持することにより、取り出し、戻し
を行うように構成されている。
【0034】一方、上下把持アーム40、41の幅方向
を規制する幅規制ローラ51、52はキャリッジ31か
ら延設されたブラケット53に回動自在に設けられてお
り、M/Oカートリッジ90を把持した後に、副キャリ
ッジ35がセンサS3側に移動する際に、上下把持アー
ム40、41の横ブレを除去する一方、M/Oカートリ
ッジ90自体のケース幅方向を案内するようにして横ブ
レを除去するようにしている。また、上下把持アーム4
0、41の幅方向が幅規制ローラ51、52により規制
されるので、上下把持アーム40、41は上述の長穴4
0d,41dを用いて副キャリッジ35において上下方
向に案内すれば良いことになる。
【0035】以上説明の構成の装置1における、M/O
カートリッジ90の取り出し動作と、戻し動作について
次に述べる。
【0036】図5は以上説明のアクセサ30に搭載され
る上下把持アームのローラ42と、上下ラバー44、4
7のみを図示しており、これらの動きを矢印dnを付し
て示した動作説明斜視図である。本図において、図中の
破線図示の光ディスク装置25内に装填された状態にな
っているM/Oカートリッジ90は矢印DI方向に装填
されることにより、カートリッジの開閉蓋96が自動的
に開かれて内蔵の光磁気ディスクの記録再生面が露出す
るように構成されている。
【0037】このM/Oカートリッジ90は角部に設け
られる面取り部95と、上下端面に設けられる上下丸凹
部93、94と、上下凹部91、92とを設けるように
国際的に企画されたものである。一方、M/Oカートリ
ッジ90は破線図示の5個用マガジン80、10個用マ
ガジン81に収容されており、マガジン収容部60にセ
ットされている。
【0038】以上のセット状態から、光ディスク装置2
5への装填の指令がなされると、アクセサ30は所望の
M/Oカートリッジ90の位置する場所に移動されて停
止した後に、副キャリッジモータ39の駆動が行われ
て、上下把持アームのローラ42がM/Oカートリッジ
90の把持面上に到達する。その後に、端アームモータ
50の起動がされ、ローラ42が把持面97上に当接す
る状態になり、矢印d1方向に移動される。この矢印d
1の移動後に、上下のローラ42がM/Oカートリッジ
90の上下凹部91、92に矢印d2方向に夫々落ち込
む状態になる。これに前後して、センサS1がオン状態
になり、上下ラバー44、47による把持状態になる。
この後に、矢印d3方向に副キャリッジが移動されるに
伴い、M/Oカートリッジ90がマガジンから外部に完
全に引き出される。
【0039】この後に、アクセサ30が光ディスク装置
25の前方位置まで矢印d4方向に移動されて停止す
る。この後に、M/Oカートリッジ90の把持状態を保
持したままて副キャリッジが矢印d5方向に移動され
て、光ディスク装置25の装填口近くで停止する。この
後に、把持状態を解除するためにローラ42が矢印d6
方向に互いに離れるように移動され、戻されて(矢印d
7)から、M/Oカートリッジ90の後端面98を後方
から押圧できる位置まで移動される(矢印d8)。この
後に、矢印d9方向に上下把持アームが移動されて、M
/Oカートリッジ90が光ディスク装置内の装填位置に
移動される(矢印DI)。以上で、装填を終わり、上下
把持アーム乃至アクセサが待機状態にされる。
【0040】次に、図6において、光ディスク装置25
から、M/Oカートリッジ90を取り出してマガジン8
0、81に戻す動作を示す。先ず、ソレノイド9がオン
(矢印d10方向)されてシャッタ9aを光ディスク装
置の装填口から離れた部位を塞ぐ状態にする。その後
に、光ディスク装置25の自動排出機構により、M/O
カートリッジ90が矢印DE方向に排出されてシャッタ
9aにより端面98が位置規制される状態になる。その
後に、上下ローラ42が上下凹部91、92より深い位
置まで矢印d11方向に移動された後に、上下ローラ4
2がM/Oカートリッジ90の上下端面に当接する位置
まで上下把持アームが移動されてM/Oカートリッジ9
0の上下端面を当接状態で移動されて凹部に落ち込む
(矢印d13)ことで、センサS1をオンさせて把持が
完了したことを確認する。この後に、矢印d14、d1
5、d16方向に移動して、マガジン80、81に対向
する位置にM/Oカートリッジ90を戻す。この後に、
ローラ42が上下凹部から離れて矢印D17、待機位置
に戻る(矢印d18)ことで戻し動作を終了する。
【0041】以上のように、アクセサ30、把持アーム
を駆動するようにして、図1において説明した略「コ」
字状の移動を可能にしている。
【0042】次に、以上説明のアクセサ30のキャリッ
ジ31には、上述のセンサS2が設けられており、キャ
リッジ31のカートリッジ収容部60に対する相対位置
決め及びアクセサ30の初期化動作をこのセンサS2を
用いて行うようにしている。図7は、装置1内に導入さ
れた外気Kの流れを矢印を付して示した要部破断の平面
図であり、本図において、装置1のカバー3は上述した
開閉扉4が閉じられた状態では、略気密状態に近い状態
にするものである。このカバー3の開口部3aに設けら
れた冷却ファン7を介して装置内部に導入された外気に
より装置1内部の電源、モータ、制御基板6他の発熱部
を冷却するように構成されている。この冷却ファン7に
は、フィルタ(不図示)が外部から簡単に交換できるよ
うに設けられており、このフィルタによりフィルタリン
グされた後に装置1内に外気K1が導入されるようにし
ている。
【0043】この導入外気K1の一部は空冷装置70に
向かい(図中の矢印K2方向)、この装置内に導入され
てから(図中の矢印K3方向)、光磁気ディスク装置2
5の内部に導入され(図中の矢印K4方向)、光ディス
ク装置25の開口部25aであって、図中の破線図示の
M/Oカートリッジ90の出し入れを行う部分の回りか
ら光ディスク装置25の外部に排出(図中の矢印K5方
向)されるように構成されている。
【0044】次に、図8は空冷装置70と光磁気ディス
ク装置25を一体にした状態を、開口部25a側の斜め
下方から見た外観斜視図である。本図において、空冷装
置70は図示のように光磁気ディスク装置25の側面に
対してブラケット77を介して一体的に固定された状態
に設けられている。そして、光磁気ディスク装置25の
上下側面との間においてスポンジ27を介在させて通風
路を構成して、矢印K5方向に吹き出すようにする一
方、開口部25aの近くにデフレター26を設けてお
き、同様に開口部25aの開口面前方を流れるようにし
ている。
【0045】一方、LSI24a、チップ抵抗24bな
ど発熱する部品を片側面に多く実装した光磁気ディスク
基板24は図示のように、ブラケット77で挟まれる部
位に固定されており、この光磁気ディスク基板24の部
品実装面が外部に露出するようにして、装置1内に導入
された空気流により自然空冷するように構成されてい
る。
【0046】このように光磁気ディスク基板24を設け
ることにより、空冷装置70に設けられているファンが
停止された状態であって、光磁気ディスク基板24のみ
への通電が行われて光磁気ディスク装置25が待機状態
になっている場合において、光磁気ディスク基板24の
冷却は可能となるようにしている。即ち、光磁気ディス
ク基板24のみへの通電を行い、光磁気ディスク装置2
5を待機状態にすることにより、空冷が必要となる光磁
気ディスク装置25の動作時においてのみ、空冷装置7
0の起動を行うようにして、空冷装置70に設けられる
フィルタを極力使用しないようにして、フィルタの使用
期間を極力延長するための配慮がなされている。
【0047】図9は、空冷装置70と光磁気ディスク装
置25の横断面図であって、空冷装置70に内蔵される
ファンモータ71に沿う断面で示したものである。ま
た、図10は図9の正面図である。両図において、光磁
気ディスク装置25は密閉ケース25a内に図示のよう
な隙間部分を設けるように設けられており、空冷装置7
0との間に設けられた板部材73に穿設されたスリット
73aを介して図中の矢印方向に送気を行うように構成
されている。
【0048】この板部材73には、図10に図示のよう
に大きな面積を有したフィルタ74を側面においてブラ
ケット75aを介して設けたケース75が固定されてお
り、このケース75に内蔵されたファン71によりスリ
ット73a側への送気が行われると、送気K3がフィル
タ74により濾過されるようにして装置25に有害な塵
埃を完全に事前に濾過可能にしている。
【0049】そして、濾過空気の一部はファン71の下
流のガイド72により案内されてからスリット73aに
向かい、このスリット73aを通過して上述の隙間内を
均等に流れる整流となり、デフレクタ26に向かう。一
方、濾過空気の残りは光磁気ディスク装置25内を開口
部25a側に向かうように流れて(図中の矢印K4)、
開口部25aの回りから外部に出される(図中の矢印K
5)。この送気K4は、光磁気ディスク装置25をその
側面及び下面から冷却する。
【0050】図11は光磁気ディスク装置25の開口部
25a付近の断面図であり、本図において、デフレクタ
26と開口部25a間は1乃至1.5ミリ程度の狭い寸
法Sに設定されており、図中の矢印K4方向に送られて
きた濾過空気はデフレクタ26により開口部25a側に
向かうように方向転換された後に、寸法S部分に向かう
ことになる。
【0051】この結果、開口部25aの前方においてエ
アカーテンに相当するもの構成されるので、M/Oカー
トリッジ90を挿入するために常時、開口状態になって
いる開口部25aを介して装置25内部に塵埃などが侵
入しないことになる。一方、装置25内を開口部25a
に向けて流れる空気流により、装置25内への外気の侵
入が防止されることから、装置25内は常時、濾過空気
が流れることになる。以上のように構成されることか
ら、塵埃、汚れなどが装置25内に侵入することが完全
に防止される。また、フィルタ74は当然目づまりする
が、上述のように大きな濾過面積を有しており、少なく
とも装置1の使用期間中のフィルタ交換の必要を無くせ
ることになる。
【0052】尚、上記の実施例においては、カートリッ
ジを光ディスク内蔵のものに限定して述べたが、これに
限定されず、フロッピーディスク、音楽用カセットテー
プ、DAT、コンピュータ用データテープなどの各種磁
気テープを交換して所定記録再生する装置にも適用可能
である。
【0053】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、例
えば、カートリッジ交換装置に記録再生装置を内蔵する
場合において、記録再生装置の防塵および冷却を効果的
に行うことができる防塵冷却装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略構成を示した平面図である。
【図2】実施例の概略構成を示した外観斜視図である。
【図3】実施例の概略構成を示した正面図である。
【図4】実施例のアクセサ30の概略構成を示した外観
斜視図である。
【図5】M/Oカートリッジ90の取り出し動作を示し
た外観斜視図である。
【図6】M/Oカートリッジ90の戻し動作を示した外
観斜視図である。
【図7】送気の動作説明のための平面図である。
【図8】空冷装置70と光磁気ディスク装置25の外観
斜視図である。
【図9】空冷装置70と光磁気ディスク装置25の横断
面図である。
【図10】空冷装置70の正面図である。
【図11】光磁気ディスク装置25の開口部付近の断面
図である。
【符号の説明】
24…基板、25…光磁気ディスク装置、25a…開口
部、26…デフレクタ、27…スポンジ、60…マガジ
ン収容部、80,81…マガジン、90…M/Oカート
リッジ、71…ファン、74…フィルタ、73a…スリ
ット、75…ケースである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定記録媒体を収容したカートリッジ
    を、開口部を介して装填及び排出して所定記録再生する
    記録再生装置に設けられる防塵冷却装置であって、 前記記録再生装置の側面部位に配設されるとともに、十
    分な濾過面積を有してなるフィルタを側面に備えたフィ
    ルタケース体と、 該フィルタケース体に内蔵されるファンと、 該ファンの下流に配設されるスリットと、 前記開口部の長片に沿うとともに、前記開口部から所定
    距離を離間して配設されて前記開口部の前面においてエ
    アカーテンを形成するデフレクタと、 該デフレクタと前記スリット間を連通する送気通路とを
    具備することを特徴とする防塵冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記記録再生装置は、所定記録媒体を収
    容したカートリッジを、マガジンに装填し、該マガジン
    を装置側のマガジン収容部に着脱自在にし、所望のカー
    トリッジをマガジンから取り出して、装填し、また排出
    後にマガジンの元の位置に戻す各機能を少なくとも備え
    るカートリッジ交換装置に用いられ、 該カートリッジ交換装置を略密閉構造にするカバー体に
    設けられた外気導入ファンにより濾過された濾過空気を
    前記エアカーテン形成に用いるとともに、 前記記録再生装置の制御基板を前記濾過空気により冷却
    するように構成されていることを特徴とする請求項第1
    項に記載の防塵冷却装置。
JP25298393A 1993-10-08 1993-10-08 防塵冷却装置 Withdrawn JPH07111080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105511A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Toshiba Corp 情報処理装置

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JP2013105511A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Toshiba Corp 情報処理装置

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