JPH0726947U - カートリッジ交換装置用のマガジン - Google Patents

カートリッジ交換装置用のマガジン

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JPH0726947U
JPH0726947U JP5484393U JP5484393U JPH0726947U JP H0726947 U JPH0726947 U JP H0726947U JP 5484393 U JP5484393 U JP 5484393U JP 5484393 U JP5484393 U JP 5484393U JP H0726947 U JPH0726947 U JP H0726947U
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cartridge
magazine
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cartridges
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JP5484393U
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通浩 多賀
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株式会社コパル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カートリッジ交換装置用のマガジンにおいて、
カートリッジの防塵、耐衝撃を図り、かつカートリッジ
の逆挿入防止を図ることができ、かつマガジンに収容後
においてもカートリッジの背面のタイトルラベルを確認
可能にする。 【構成】カートリッジ交換装置用のマガジンであって、
カートリッジの最大収容枚数分を縦列状態で収容する開
口部を有したスロット88と、保護板部89と、把持部
84とを形成した略箱形状のマガジン本体81と、スロ
ット内に収容後にカートリッジの脱落を防止する付勢部
87と、スロット内において、カートリッジに形成され
た面取り部に略合致した形状に形成されることにより、
カートリッジの逆差し時に外側に突出させる形状部とを
具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカートリッジ交換装置用のマガジンに係り、例えばフロッピーディス ク、音楽用カセットテープ、DAT、コンピュータ用データテープなどの記録媒 体を収容する各種磁気テープカートリッジや光磁気ディスクカートリッジを自動 交換して所定記録再生するカートリッジ交換装置用のマガジンに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
所定記録媒体を収容したカートリッジ(またはカセットケース)を装置に対し て、適宜自動交換して所定記録再生する装置の構成として、カートリッジの収容 のために2個以上のマガジンを準備しておき、これらのマガジンを適宜交換する 形式のものが知られている。
【0003】 この形式によれば、予備マガジンを準備するようにして、2個以上のマガジン を任意に交互に交換することで、カートリッジの入れ替えを交互に行えるように なり、マガジン単位で交換するメリットが発揮されるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように用いられる、各マガジンにおいて、例えば光磁気デ ィスクのようにカートリッジ内において回転自在に収容されている媒体は極めて 高い記録密度を有しており、防塵、耐衝撃に対する配慮が必須となる。さらに、 カートリッジをマガジンのスロットに挿入セットする際に逆挿入する事故を防止 する必要がある。
【0005】 また、複数のマガジンを準備、使用する場合において、例えば机上に設置され たカートリッジ交換装置とともに使用する場合に、多数のマガジンを用いると多 くの占有面積が必要となることから、マガジンは積載状態で使用可能にしなけら ばならない。
【0006】 そして、カートリッジをマガジン内に収容してしまうと、通常、カートリッジ の背面に貼られているラベルを外部から視認できなくなる。また、マガジン自体 においてラベルを貼るための十分な面を確保することが困難となる。
【0007】 以上の課題に対する配慮が必要となる。
【0008】 したがって、本考案のカートリッジ交換装置用のマガジンは上述の事情に鑑み てなされたものであり、その目的とするところは、カートリッジ交換装置用のマ ガジンにおいて、カートリッジの防塵、耐衝撃を図り、かつカートリッジの逆挿 入防止を図ることができ、かつマガジンに収容後においてもカートリッジの背面 のタイトルラベルを確認可能にすることにある。そして、マガジンを積載状態で 使用可能できるようにし、マガジンのラベル貼着面を確保することが本考案のさ らなる目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
上述の課題を解決し、目的を達成するために本考案のカートリッジ交換装置は 以下の構成を備える。即ち、カートリッジ交換装置用のマガジンであって、カー トリッジの最大収容枚数分を縦列状態で収容する開口部を有したスロットと、ス ロットの両端部位から延設されカートリッジ収容後にカートリッジの保護をする 保護板部と、開口部に対向した部位に配設される把持部とを形成した略箱形状の マガジン本体と、スロット内に収容後にカートリッジの脱落を防止する付勢部と 、スロット内において、カートリッジに形成された面取り部に略合致した形状に 形成されることにより、カートリッジの逆差し時に面取り部に該当する寸法をス ロットの外側に突出させる形状部とを具備することにより、カートリッジを開口 部を介してスロットに逆向きにセットすると、形状において面取り部分がマガジ ンより外側に突出して、逆挿入を防止し、また正規に挿入セットされると付勢部 によりマガジンからの脱落防止を図り、かつカートリッジの背面のタイトルラベ ルを確認可能にし、保護板部によりカートリッジを保護する。
【0010】 また、好ましくは、マガジンを積載状態する際に互いに潜入される凹凸部をマ ガジン本体の側面部位に夫々形成して、マガジンを容易に積載状態にするように 働く。
【0011】 また、好ましくは、把持部にラベルの貼着面を設けて、マガジンの種別判定を 可能にする。
【0012】 また、好ましくは、保護板部間において着脱自在にされるとともに横断面が略 「コ」の字状のカバー体を具備することで、未使用時においてカバー体のセット によりカートリッジの防塵をする。
【0013】
【実施例】
以下に、本考案のカートリッジ交換装置の好適な実施例について、光磁気ディ スクカートリッジを所定個数分収容したマガジンとともに示した添付図面を参照 しながら説明する。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0014】 図1は本考案の一例を示す実施例のカートリッジ交換装置1の平面図である。 また、図2は図1に基づく要部の外観斜視図である。両図において、光磁気ディ スク記録再生装置25(以下、光ディスク装置25)と光磁気ディスクカートリ ッジである(以下、M/Oカートリッジ90 図中、破線図示)用のマガジン収 容部60とを隣り合うように略並列に基台2上に配設することにより、装置1の 奥行き寸法Fを極力小さくする配慮がなされている。
【0015】 即ち、カートリッジ交換装置の通常の構成は、M/Oカートリッジ90をマガ ジンから取り出した後に、その取り出し方向に沿うように光ディスク装置を配設 することが一般的であるが、このように配置すると、M/Oカートリッジ90の マガジン収容部60と、取り出し機構を搭載したアクセサと、光ディスク装置と が前後奥行き方向に並ぶこととなる結果、装置の奥行きが大きくなってしまい、 例えばパソコンと併設して使用する場合に、カートリッジ交換装置のみが手前に 出てしまうような不都合が生じることになる。そこで、マガジン収容部60と光 ディスク装置25を隣合うように配設して、これらの後方において、M/Oカー トリッジ90の取り出し戻しのためのアクセサ30を配置している。
【0016】 このように主要機構を配設することにより、例えば、図1に示されるようにM /Oカートリッジ90を10個分収容した10個用マガジン81の所望の位置に アクセサ30が移動され、図中の矢印D1、D2、D3方向にM/Oカートリッ ジ90を略『コ』の字状に移動するようにしている。尚、詳細については後述す る。
【0017】 次に、マガジン収容部60には、M/Oカートリッジ90を5個分収容した5 個用マガジン80と、M/Oカートリッジ90を10個分収容した10個用マガ ジン81をマガジン収容部60の任意の位置に案内保持する後述する案内保持部 材と、これらのマガジン80、81を介することなく、一枚毎直接的にM/Oカ ートリッジ90を光ディスク装置25に装填、排出する際の装填排出口となる固 定マガジン63が設けられている。
【0018】 また、マガジン収容部60の手前前方には、開閉扉4が基台2に固定され全体 を覆う不図示のカバーにおいて回動開閉に設けられており、この開閉扉4を開く ことにより、M/Oカートリッジ90を収容したマガジン80、81とM/Oカ ートリッジ90をマガジン収容部60内にセットできるようにする一方、セット 後に開閉扉4を閉じて不図示の扉開閉センサにより閉状態になったことを確認し た後に、光ディスク装置25への装填動作他を実行するようにしている。
【0019】 アクセサ30は基台2上においてシャフトブロック22と固定部材19を用い て両端が支持固定された第1シャフト17と第2シャフト18により摺動自在に 案内されるキャリッジ(不図示)を設けており、このキャリッジに対して動力伝 達を行うことで図中の矢印D2とその逆方向に移動できるように構成されている 。このキャリッジへの動力伝達のために、基台2上においてブラケット11を介 して固定されたステップモータ10のモータプーリ12とプーリ14間にベルト 13が張設されており、プーリ14と軸を同一にするプーリ15と、基台2上に 固定されたアイドラプーリ20間において張設されたベルト16の途中をキャリ ッジに固定することで、キャリッジの駆動系が構成されており、ステップモータ 10への所定通電によりアクセサ30を図2中の実線図示の位置と一点鎖線図示 の位置の間の所望の位置に移動停止するように構成されている。
【0020】 以上説明の構成の後方には、装置1内に外気をフィルタリング後に導入するた めの冷却ファン7と電源5とがカバーの裏面に沿うように縦置き状態に設けられ ており、装置1の奥行き寸法Fに及ぼす影響を小さくする配慮がなされている。 また、光ディスク装置25の左隣には、ゴミを完全に遮蔽するとともに、冷却 を行う空冷装置70が設けられており、冷却ファン7によりフィルタされた導入 空気をさらにフィルタすることで光ディスク装置25内に清浄された空気を送り 込むとともに、光ディスク装置25内を正圧状態にすることで装置25内に異物 が入らないようにしている。そして、この空冷装置70の壁面にはソレノド9が 固定されており、アクセサ30によりM/Oカートリッジ90を把持する際に、 M/Oカートリッジ90を一旦保持できるようにしている。
【0021】 次に、図1の正面図である図3と図2を参照して、基台2には高さ寸法がGの カバー3が装置1全体を覆うように設けられており、装置1の内部への異物混入 を防止している。また、装置1は寸法Gを天地方向にする横置き状態と、寸法G を底面にする縦置き状態にする2通りの使用ができるようにしており、このため にカバー3の外観面にゴム足乃至突起部が設けられている。
【0022】 一方、マガジン収容部60は基台2上において4個のカラー58を用いて基台 2から所定距離を離して設けられており、装置全体の制御駆動をする基板6をマ ガジン収容部60の下方において配置できるようにしている。即ち、マガジン収 容部60の下方の空間を有効利用して、装置1の小型化を可能にしている。
【0023】 そして、この基板6はコネクタ、配線を介して各構成への電源供給、信号授受 が行えるようにされており、例えばアクセサ30に対しては図1に示されるよう にフレキシブル基板23を介して接続されるように構成されている。
【0024】 マガジン収容部60は、略平板状の下板68と『コ』の字状に曲げ加工された 上ケース67とから構成されており、カラー58を用いて基台2上に固定されて いる。この、下板68には下ガイド62が一定間隔で4個分が固定されている。 また、上ケース67には上ガイド61が一定間隔で4個分が固定されている。
【0025】 また、上ケース67の天井上方部位には、マガジン80、81がセットされた 後に動かないように固定するストッパー64が一定間隔で4個分が固定されてい る。そして、固定マガジン63には、M/Oカートリッジ90を収容する連通部 63aが形成されており、図中の破線図示のセンサS6によりM/Oカートリッ ジ90の有無検出を行うようにしている。
【0026】 上下ガイド61、62は5個用マガジン80、10個用マガジン81の混在し た状態か、またはいずれか一方のみをマガジン収容部60の所定位置に正しくセ ットさせるために設けられており、5個用マガジン80、10個用マガジン81 の上溝85と、下溝86が上下ガイド61、62に対して合致した状態において 奥に挿入できるようにして、ストッパー64に内蔵されたボール65がバネ66 の付勢力を得て5個用マガジン80、10個用マガジン81が保持できるように 構成されている。
【0027】 図4は、アクセサ30の外観斜視図である。本図において、キャリッジ31は 図示のように板状に形成されており、下方部位おいて、第1ガイドブッシュ32 を内蔵したホルダー33を取り付け部31aにおいて固定する一方、第2ガイド ブッシュ34を矢印方向に移動自在して第2シャフト17と第2シャフト18間 の平行誤差を吸収できるようにして、取り付け部31bに設けている。また、キ ャリッジ31の下端部の第2シャフト18近くにおいてベルト16をキャリッジ 31に対して固定している。以上のキャリッジの構成により、図1中の矢印D2 に沿う方向と、矢印D5方向にキャリッジを移動停止可能にしているが、ホルダ 33は十分な全長を有しており、また内部に不図示の第1ガイドブッシュ32を さらに所定間隔を隔て設けているので、第2ガイドブッシュ34とともにキャリ ッジ31を3点支持する状態にしていることから、キャリッジ31の上端におけ るブレや振動を発生することなく、駆動できるようにしている。また、キャリッ ジの片側を平行の2本のシャフトで案内するようにして、高さ寸法Gを最小にで きるようにしている。
【0028】 キャリッジ31には、副キャリッジ35が案内レール36、37により案内さ れるとともに、ラック38の歯部38aに歯合するギア(不図示)を搭載し、副 キャリッジモータ39から動力を得るようにして設けられている。そして、この 副キャリッジ35の移動位置の検出をセンサS3、S4を用いて行うようにして いる。
【0029】 一方、キャリッジ31には、センサS2が図中の手前に突出する状態で設けら れており、キャリッジ31のカートリッジ収容部60に対する相対位置決めをこ のセンサS2を用いて行うようにしている。
【0030】 副キャリッジには図中の破線図示の把持アームモータ50から駆動力を得るよ うにした、M/Oカートリッジ90を把持する上下把持アーム40、41が搭載 されている。上下把持アーム40、41は夫々長穴41d,40dが形成されて おり副キャリッジ35に固定されるネジにおいて図中の上下方向に案内される一 方、下把持アームに一体形成されたラック41aと、動作片49のラック49a が把持アームモータ50に設けられたウォームに歯合したピニオン48に対する 対向位置において夫々歯合する状態にされている。
【0031】 そして、この動作片49と上把持アーム40の間にコイルバネ54が張設状態 で設けられている。また、上把持アーム40上にはセンサS1が固定されており 、下把持アーム41に固定されているアクチエータ56がセンサS1をオン−オ フさせることで上下把持アーム40、41によるM/Oカートリッジ90の把持 状態の検出をするように構成されており、把持アームモータ50の正逆回転駆動 制御を行うようにしている。
【0032】 以上のように駆動される上下把持アーム40、41の先端にはローラ42が夫 々回動自在に設けられており、M/Oカートリッジ90の上下凹凸部91、92 (後述する)に対して各ローラ42が潜入することで、上述のセンサS1による 検出を可能にしている。また、ローラ42の後側において、下把持アーム41に は下ラバー部47が、また、上把持アーム40の下ラバー47に対向する部位に は、上ラバー44を設けた揺動ブラケット45がピン46回りに揺動自在に設け られており、上下ラバー44、47間においてM/Oカートリッジ90の把持面 を挾持することにより、取り出し、戻しを行うように構成されている。
【0033】 一方、上下把持アーム40、41の幅方向を規制する幅規制ローラ51、52 はキャリッジ31から延設されたブラケット53に回動自在に設けられており、 M/Oカートリッジ90を把持した後に、副キャリッジ35がセンサS3側に移 動する際に、上下把持アーム40、41の横ブレを除去する一方、M/Oカート リッジ90自体のケース幅方向を案内するようにして横ブレを除去するようにし ている。また、上下把持アーム40、41の幅方向が幅規制ローラ51、52に より規制されるので、上下把持アーム40、41は上述の長穴40d,41dを 用いて副キャリッジ35において上下方向に案内すれば良いことになる。
【0034】 以上説明の構成の装置1における、M/Oカートリッジ90の取り出し動作と 、戻し動作について次に述べる。
【0035】 図5は以上説明のアクセサ30に搭載される上下把持アームのローラ42と、 上下ラバー44、47のみを図示しており、これらの動きを矢印dnを付して示 した動作説明斜視図である。本図において、図中の破線図示の光ディスク装置2 5内に装填された状態になっているM/Oカートリッジ90は矢印DI方向に装 填されることにより、カートリッジの開閉蓋96が自動的に開かれて内蔵の光磁 気ディスクの記録再生面が露出するように構成されている。
【0036】 このM/Oカートリッジ90は角部に設けられる面取り部95と、上下端面に 設けられる上下丸凹部93、94と、上下凹部91、92とを設けるように国際 的に企画されたものである。一方、M/Oカートリッジ90は破線図示の5個用 マガジン80、10個用マガジン81に収容されており、マガジン収容部60に セットされている。
【0037】 以上のセット状態から、光ディスク装置25への装填指令がなされると、アク セサ30は所望のM/Oカートリッジ90の位置する場所に移動されて停止した 後に、副キャリッジモータ39の駆動が行われて、上下把持アームのローラ42 がM/Oカートリッジ90の把持面上に到達する。その後に、端アームモータ5 0の起動がされ、ローラ42が把持面97上に当接する状態になり、矢印d1方 向に移動される。この矢印d1の移動後に、上下のローラ42がM/Oカートリ ッジ90の上下凹部91、92に矢印d2方向に夫々落ち込む状態になる。これ に前後して、センサS1がオン状態になり、上下ラバー44、47による把持状 態になる。この後に、矢印d3方向に副キャリッジが移動されるに伴い、M/O カートリッジ90がマガジンから外部に完全に引き出される。
【0038】 この後に、アクセサ30が光ディスク装置25の前方位置まで矢印d4方向に 移動されて停止する。この後に、M/Oカートリッジ90の把持状態を保持した ままて副キャリッジが矢印d5方向に移動されて、光ディスク装置25の装填口 近くで停止する。この後に、把持状態を解除するためにローラ42が矢印d6方 向に互いに離れるように移動され、戻されて(矢印d7)から、M/Oカートリ ッジ90の後端面98を後方から押圧できる位置まで移動される(矢印d8)。 この後に、矢印d9方向に上下把持アームが移動されて、M/Oカートリッジ9 0が光ディスク装置内の装填位置に移動される(矢印DI)。以上で、装填を終 わり、上下把持アーム乃至アクセサが待機状態にされる。
【0039】 次に、図6において、光ディスク装置25から、M/Oカートリッジ90を取 り出してマガジン80、81に戻す動作を示す。先ず、ソレノイド9がオン(矢 印d10方向)されてシャッタ9aを光ディスク装置の装填口から離れた部位を 塞ぐ状態にする。その後に、光ディスク装置25の自動排出機構により、M/O カートリッジ90が矢印DE方向に排出されてシャッタ9aにより端面98が位 置規制される状態になる。その後に、上下ローラ42が上下凹部91、92より 深い位置まで矢印d11方向に移動された後に、上下ローラ42がM/Oカート リッジ90の上下端面に当接する位置まで上下把持アームが移動されてM/Oカ ートリッジ90の上下端面を当接状態で移動されて凹部に落ち込む(矢印d13 )ことで、センサS1をオンさせて把持が完了したことを確認する。この後に、 矢印d14、d15、d16方向に移動して、マガジン80、81に対向する位 置にM/Oカートリッジ90を戻す。この後に、ローラ42が上下凹部から離れ て矢印D17、待機位置に戻る(矢印d18)ことで戻し動作を終了する。
【0040】 以上のように、アクセサ30、把持アームを駆動するようにして、図1におい て説明した略『コ』字状の移動を可能にしている。
【0041】 次に、以上説明のアクセサ30のキャリッジ31には、上述のセンサS2が設 けられており、キャリッジ31のカートリッジ収容部60に対する相対位置決め 及びアクセサ30の初期化動作をこのセンサS2を用いて行うようにしている。 図7は、10個用マガジン81の外観斜視図である。本図において、図中の破 線図示のM/Oカートリッジ90は、これらを縦列状態で収容可能にするスロッ ト88であって、5個単位に仕切るように空間部88eを間に配設したスロット 88内に図中の矢印方向に収容可能にされている。
【0042】 このようにして最大10枚のM/Oカートリッジ90を収容した後に、スロッ ト88の両側から延設された保護板部89により、収容後のM/Oカートリッジ 90に対して外力などが作用しても保護する一方、マガジン全体の取り扱い性を 向上できるように構成されている。また、スロット88内に矢印方向に挿入され たM/Oカートリッジ90の上面部位には、バネ板187によりマガジンに固定 されたバネ87(破線図示)が設けられており、カートリッジ収容後に上面を付 勢して脱落防止をするように構成されている。
【0043】 さらに、図示のように10個用マガジン81のスロット88への挿入側の反対 側にはマガジン把持用の把手84であって、把手84のマガジン側の固定面に行 くにしたがって狭くなる傾斜面を図示のように把持することで、マガジン81、 80の装填と、引き出しを行えるようにしている。また、この把手84の図面の 裏面には後述のようにラベルを貼るための平面部が形成されている。一方、図示 のように箱形状に形成されるマガジンの側面には凹面部99が形成されており、 積載状態にする際に、後述する凸面部が入るようにして互いの位置合わせが可能 になるように構成されている。
【0044】 また、保護板部89間には、図示のような「コ」の字形状のカバー板101が 着脱自在に設けられており、カートリッジ90の収容後においてカバー板101 の突起部101aがマガジンに対して作用して所定位置に止まるようにして、防 塵を図れるように構成されている。
【0045】 さらにまた、以上の構成のマガジン81の上面には幅寸法が夫々異なる上溝8 5が装填、引き出し方向に沿うように形成されている。また、下面には幅寸法が 夫々異なる下溝86が同様に形成されており、マガジン収容部60側に固定され ている上ガイド61に対して、上溝85の内の幅の狭い方が案内される一方、マ ガジン収容部60側に固定されている下ガイド62により下溝86の幅の狭い方 が案内されるようにしている。
【0046】 一方、不図示の5個用マガジン80は以上説明の10個用マガジン81の略半 分になるように構成されており、スロット88間の空間部88eから保護板部8 9が延設されており、上下溝85は狭い幅寸法を有している。以上のように構成 された各マガジンはマガジン収容部60の任意の位置に装填可能にされる。
【0047】 次に、図8は図7のX−X矢視断面図であり、図中の実線で示されたカートリ ッジ90がスロット88内に正規に収容されたもの、また破線で示されたカート リッジ90が逆挿入された様子を示している。本図において、正規に挿入された 場合には、バネ87はカートリッジの上丸部93内に落ち込むようにしてカート リッジを所定位置に保持するとともに、スロット88から脱落しないようにして いる。また、スロット88の下側終点部にはカートリッジの面取り部95に略沿 う形状の傾斜部188が形成されており、図示のように互いに隙間なくセットさ れるようにしている。
【0048】 一方、カートリッジがスロット88内に逆挿入されると、傾斜部188にカー トリッジ側の面取りを施していない角部が当接した状態となり、破線図示のよう に外側にはみ出てしまう。この結果、カートリッジの逆挿入を分かるようにして いる。
【0049】 次に、図9はマガジンの積載状態を示す要部断面図である。本図において、凹 面部99に対して嵌る凸面部199が反対側に形成されており、これらの凹凸面 が互いに入り込むことで、位置合わせが可能となり、積載状態にできるように構 成されている。
【0050】 また、図10は10個用マガジン81を把手側から見た正面図であって、図示 のように把手84にはラベル200を貼るための面が確保されているので、粘着 性のラベルを任意に貼ることができる。
【0051】 尚、上記の実施例においては、カートリッジを光ディスク内蔵のものに限定し て述べたが、これに限定されず、フロッピーディスク、音楽用カセットテープ、 DAT、コンピュータ用データテープなどの各種磁気テープを自動交換して所定 記録再生する装置にも適用可能である。また、マガジンの収容単位は5枚として いるが、これに限定されず、最大収容枚数も最小単位の整数倍であれば何枚でも マガジン収容部の許す限り何枚でも良い。
【0052】
【考案の効果】
以上説明のように、本考案によれば、カートリッジの防塵、耐衝撃を図り、か つカートリッジの逆挿入防止を図ることができ、マガジンに収容後においてもカ ートリッジの背面のタイトルラベルを確認可能なカートリッジ交換装置用のマガ ジンを提供できる。また、マガジンを積載状態で使用可能できるようにし、マガ ジンのラベル貼着面を確保することができるカートリッジ交換装置用のマガジン を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略構成を示した平面図である。
【図2】実施例の概略構成を示した外観斜視図である。
【図3】実施例の概略構成を示した正面図である。
【図4】実施例のアクセサ30の概略構成を示した外観
斜視図である。
【図5】M/Oカートリッジ90の取り出し動作を示し
た外観斜視図である。
【図6】M/Oカートリッジ90の戻し動作を示した外
観斜視図である。
【図7】10個用マガジン81の外観斜視図である。
【図8】図7のX−X矢視断面図である。
【図9】10個用マガジン81の積載状態を示す要部断
面図である。
【図10】10個用マガジン81の正面図である。
【符号の説明】
60…マガジン収容部、80,81…マガジン、90…
M/Oカートリッジ、84…把手、85…上溝、86…
下溝、88…スロット、89…保護板部、99…凹面
部、101…カバー板、188…傾斜部、199…凸面
部である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ交換装置用のマガジンであ
    って、 カートリッジの最大収容枚数分を縦列状態で収容する開
    口部を有したスロットと、該スロットの両端部位から延
    設されカートリッジ収容後にカートリッジの保護をする
    保護板部と、前記開口部に対向した部位に配設される把
    持部とを形成した略箱形状のマガジン本体と、 前記スロット内に収容後にカートリッジの脱落を防止す
    る付勢部と、 前記スロット内において、カートリッジに形成された面
    取り部に略合致した形状に形成されることにより、カー
    トリッジの逆差し時に前記面取り部に該当する寸法を前
    記スロットの外側に突出させる形状部と、 を具備することを特徴とするカートリッジ交換装置用の
    マガジン。
  2. 【請求項2】 マガジンを積載状態する際に互いに潜入
    される凹凸部を前記マガジン本体の側面部位に夫々形成
    したことを特徴とする請求項第1項に記載のカートリッ
    ジ交換装置用のマガジン。
  3. 【請求項3】 前記把持部にラベルの貼着面を設けたこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載のカートリッジ交換
    装置用のマガジン。
  4. 【請求項4】 前記保護板部間において着脱自在にされ
    るとともに横断面が略「コ」の字状のカバー体を具備す
    ることを特徴とする請求項第1項に記載のカートリッジ
    交換装置用のマガジン。
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