JPH07161117A - カートリッジ交換装置 - Google Patents

カートリッジ交換装置

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JPH07161117A
JPH07161117A JP30290193A JP30290193A JPH07161117A JP H07161117 A JPH07161117 A JP H07161117A JP 30290193 A JP30290193 A JP 30290193A JP 30290193 A JP30290193 A JP 30290193A JP H07161117 A JPH07161117 A JP H07161117A
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JP
Japan
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cartridge
gripping
magazine
carriage
holding
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JP30290193A
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English (en)
Inventor
Yoichi Izawa
洋一 伊沢
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジの端面縁部の把持を確実に行う
ことができ、かつカートリッジ把持して移動する把持移
動機構を安価に構成できるカートリッジ交換装置を提供
する。 【構成】 カートリッジ交換装置であって、マガジン収
容部と記録再生装置とから所望のカートリッジ90を取
り出し・戻すためにカートリッジの両側縁部97を把持
するとともに少なくとも一方が揺動自在に支持される把
持部45を有する一対の把持アーム40、41と、把持
アーム40、41をカートリッジの取り出し・戻し方向
に平行に案内する案内部とを有する把持機構を備えたカ
ートリッジ把持移動手段30を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカートリッジ交換装置に
係り、例えばフロッピーディスク、音楽用カセットテー
プ、DAT、コンピュータ用データテープなどの記録媒
体を収納する各種磁気テープカートリッジや光磁気ディ
スクカートリッジを自動交換して所定記録再生するカー
トリッジ交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定記録媒体を収容したカートリッジを
記録再生装置に対して、適宜自動交換して所定記録再生
するオートチェンジャー装置の内、光磁気ディスク(M
/O)カートリッジをマガジンに複数分収容しておき、
適宜取り出して、光ディスク装置に装填して、記録再生
後に、元のマガジンに戻す機構を備えた形式のカートリ
ッジ交換装置が提案されている。このような装置におい
ては、カートリッジの上下の両縁部を把持してカートリ
ッジの搬送を行うためのカートリッジ把持移動機構が設
けられる。
【0003】図11、12は従来のカートリッジ把持移
動機構の要部構成を示した正面図を夫々示したものであ
って、現在、比較的に多く用いられる形式を模式的に示
したものである。両図において、キャリッジ130は図
面の表裏方向に移動可能に構成される一方、このキャリ
ッジ130には、上下把持アーム141、140を矢印
Z方向に駆動することで、各アームの先端に固定されて
いるゴム板144、147により光磁気(M/O)ディ
スクを収納しているカートリッジ90を把持する状態
と、把持を解除する状態にする把持機構が搭載されてい
る。
【0004】以上の構成により、予めマガジン内に収容
されたカートリッジ90に対応する位置にキャリッジ1
30を移動し停止させてから、上下把持アーム141、
140をカートリッジ90を把持可能な位置まで前進
(図面右方向)させた後に、Z矢印方向に移動すること
でカートリッジ90の把持を行うものであった。
【0005】また、このキャリッジ130には、カート
リッジ90であって、図11において破線で示したよう
に傾いた状態になっているカートリッジ90を実線で示
すように矯正する矯正手段が設けられている。この傾き
矯正手段はキャリッジ130に固定された固定部材20
0において一端が保持されたコイルバネ201の他端に
おいてスライダ部材202を設けておき、カートリッジ
90の挿入にともない、上下のスライダ部材202が適
宜移動して把持アーム140、141に対して略平行に
なるようにするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカートリッジ把持移動機構によれば、マガジン
からカートリッジ90を引き出して、把持した後に、矯
正手段による矯正を行うが、特に上下の矯正手段の付勢
力にバラツキなどがある場合には、図12に示すように
上下把持アーム140、141が傾いたままで把持され
る結果、把持アームとカートリッジ90の把持面の接触
面面積が小さくなり把持不良となる問題があった。そこ
で、この把持不良を解消すべく、把持アームの把持力を
大きくすると、カートリッジ90に対して思わぬ外力が
作用してしまい、カートリッジを破損するなどの事故を
起こす問題があった。そこで、従来の構成においては、
上述の矯正手段と上下把持アームを高精度に構成する必
要があり、コストアップを招いていた。
【0007】したがって、本発明のカートリッジ交換装
置は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、カートリッジの端面縁部の把持を確実
に行うことができ、かつカートリッジ把持して移動する
把持移動機構を安価に構成できるカートリッジ交換装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために本発明のカートリッジ交換装置は以
下の構成を備える。即ち、所定記録媒体を収容したカー
トリッジをマガジンに装填し、マガジンを装置側のマガ
ジン収容部に着脱自在にし、所望のカートリッジをマガ
ジンから取り出して、所定の記録再生装置に装填し、ま
た記録再生装置から排出後にマガジンの元の位置に戻す
各機能を少なくとも備えるカートリッジ交換装置におい
て、マガジンと記録再生装置とから所望のカートリッジ
を取り出し・戻すために、カートリッジの両側縁部を把
持する把持部を有する一対の把持アームのうち少なくと
も一方を把持アームに揺動自在とした把持アームを具備
している。また、好ましくは、把持アームをカートリッ
ジの取り出し・戻し方向に平行に案内する案内部とを有
する把持機構を備えている。
【0009】
【作用】上記の構成により、カートリッジ把持移動手段
により所望のカートリッジを把持する際に、一対の把持
アームの把持部の一方が揺動して、カートリッジの片側
縁部に対して当接し、また把持部の片側がカートリッジ
の他方の縁部に当接してカートリッジを把持する。さら
に、案内部により把持アームがカートリッジの取り出し
・戻し方向に平行に案内されるように働く。
【0010】
【実施例】以下に、本発明のカートリッジ交換装置の好
適な実施例について、光磁気ディスクカートリッジを所
定個数分収容したマガジンとともに示した添付図面を参
照しながら説明する。尚、全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。
【0011】図1は本発明の一例を示す実施例のカート
リッジ交換装置1の平面図である。また、図2は図1に
基づく要部の外観斜視図である。両図において、光ディ
スク装置25と3.5インチの光磁気(M/O)ディス
クを収納したカートリッジであるカートリッジ90(図
中、破線図示)用のマガジン収容部60とを隣り合うよ
うに略並列に基台2上に配設することにより、装置1の
奥行き寸法Fを極力小さくする配慮がなされている。
【0012】即ち、カートリッジ交換装置の通常の構成
は、カートリッジ90をマガジンから取り出した後に、
その取り出し方向に沿うように光ディスク装置を配設す
ることが一般的であるが、このように配置すると、カー
トリッジ90のマガジン収容部60と、取り出し機構を
搭載したアクセサと、光ディスク装置とが前後奥行き方
向に並ぶこととなる結果、装置の奥行きが大きくなって
しまい、例えばパソコンと併設して使用する場合に、カ
ートリッジ交換装置のみが手前に出てしまうような不都
合が生じることになる。そこで、マガジン収容部60と
光ディスク装置25を隣合うように配設して、これらの
後方において、カートリッジ90の取り出し戻しのため
のアクセサ30を配置している。
【0013】このように主要機構を配設することによ
り、例えば、図1に示されるようにカートリッジ90を
10個分収容した10個用マガジン81の所望の位置に
アクセサ30が移動され、図中の矢印D1、D2、D3
方向にカートリッジ90を略「コ」の字状に移動するよ
うにしている。尚、詳細については後述する。
【0014】次に、マガジン収容部60には、カートリ
ッジ90を5個分収容した5個用マガジン80と、カー
トリッジ90を10個分収容した10個用マガジン81
をマガジン収容部60の任意の位置に案内保持する後述
する案内保持部材と、これらのマガジン80、81を介
することなく、直接的にカートリッジ90を光ディスク
装置25に装填、排出する際の装填排出口となる固定マ
ガジン63が設けられている。
【0015】また、マガジン収容部60の手前前方に
は、開閉扉4が基台2に固定された不図示のカバーにお
いて回動開閉に設けられており、この開閉扉4を開くこ
とにより、カートリッジ90を収容したマガジン80、
81とカートリッジ90をマガジン収容部60内にセッ
トできるようにする一方、セット後に開閉扉4を閉じて
不図示の扉開閉センサにより閉状態になったことを確認
した後に、光ディスク装置25への装填動作他を実行す
るようにしている。
【0016】アクセサ30は基台2上においてシャフト
ブロック22と固定部材19を用いて両端が支持固定さ
れた第1シャフト17と第2シャフト18により摺動自
在に案内されるキャリッジ(不図示)を設けており、こ
のキャリッジに対して動力伝達を行うことで図中の矢印
D2とその逆方向に移動できるように構成されている。
このキャリッジへの動力伝達のために、基台2上におい
てブラケット11を介して固定されたステップモータ1
0のモータプーリ12とプーリ14間にベルト13が張
設されており、プーリ14と軸を同一にするプーリ15
と、基台2上に固定されたアイドラプーリ20間におい
て張設されたベルト16の途中をキャリッジに固定する
ことで、キャリッジの駆動系が構成されており、ステッ
プモータ10への所定通電によりアクセサ30を図1中
の実線図示の位置と一点鎖線図示の位置の間の所望の位
置に移動停止するように構成されている。
【0017】以上説明の構成の後方には、装置1内に外
気をフィルタリング後に導入するための冷却ファン7と
電源5とがカバーの裏面に沿うように縦置き状態に設け
られており、装置1の奥行き寸法Fに及ぼす影響を小さ
くする配慮がなされている。また、光ディスク装置25
の左隣には、ゴミを完全に遮蔽するとともに、冷却を行
う空冷装置70が設けられており、冷却ファン7により
導入された空気をさらにフィルタで濾過することで光デ
ィスク装置25内に清浄された空気を送り込むととも
に、光ディスク装置25内を正圧状態にすることで装置
25内に異物が入らないようにしている。そして、この
空冷装置70の壁面にはソレノド9が固定されており、
アクセサ30によりカートリッジ90を把持する際に、
カートリッジ90を一旦保持できるようにしている。
【0018】次に、図1の正面図である図3と図2を参
照すると、基台2には高さ寸法がGのカバー3が装置1
全体を覆うように設けられており、装置1の内部への異
物混入を防止している。また、装置1は寸法Gを天地方
向にする横置き状態と、寸法Gを底面にする縦置き状態
にする2通りの使用ができるようにしており、このため
にカバー3の外観面にゴム足乃至突起部が設けられてい
る。
【0019】一方、マガジン収容部60は基台2上にお
いて4個のカラー58を用いて基台2から所定距離を離
して設けられており、装置全体の制御駆動をする基板6
をマガジン収容部60の下方において配置できるように
している。即ち、マガジン収容部60の下方の空間を有
効利用して、装置1の小型化を可能にしている。
【0020】そして、この基板6はコネクタ、配線を介
して各構成への電源供給、信号授受が行えるようにされ
ており、例えばアクセサ30に対しては図1に示される
ようにフレキシブル基板23を介して接続されるように
構成されている。
【0021】マガジン収容部60は、略平板状の下板6
8と『コ』の字状に曲げ加工された上ケース67とから
構成されており、カラー58を用いて基台2上に固定さ
れている。この、下板68には下ガイド62が一定間隔
で4個分が固定されている。また、上ケース67には上
ガイド61が一定間隔で4個分が固定されている。
【0022】また、上ケース67の天井上方部位には、
マガジン80、81がセットされた後に動かないように
固定するストッパー64が一定間隔で4個分が固定され
ている。そして、固定マガジン63には、カートリッジ
90を収容する連通部63aが形成されており、図中の
破線図示のセンサS6によりカートリッジ90の有無検
出を行うようにしている。
【0023】上下ガイド61、62は5個用マガジン8
0、10個用マガジン81の混在した状態か、またはい
ずれか一方のみをマガジン収容部60の所定位置に正し
くセットさせるために設けられており、5個用マガジン
80、10個用マガジン81の上溝85と、下溝86が
上下ガイド61、62に対して合致した状態において奥
に挿入できるようにして、ストッパー64に内蔵された
ボール65がバネ66の付勢力を得て5個用マガジン8
0、10個用マガジン81が保持できるように構成され
ている。
【0024】図4は、アクセサ30の外観斜視図であ
る。本図において、キャリッジ31は図示のように板状
に形成されており、下方部位おいて、第1ガイドブッシ
ュ32を内蔵したホルダー33を取り付け部31aにお
いて固定する一方、第2ガイドブッシュ34を矢印方向
に移動自在して第2シャフト17と第2シャフト18間
の平行誤差を吸収できるようにして、取り付け部31b
に設けている。また、キャリッジ31の下端部の第2シ
ャフト18近くにおいてベルト16をキャリッジ31に
対して固定している。以上のキャリッジの構成により、
図1中の矢印D2に沿う方向と、矢印D5方向にキャリ
ッジを移動停止可能にしているが、ホルダ33は十分な
全長を有しており、また内部に不図示の第1ガイドブッ
シュ32をさらに所定間隔を隔て設けているので、第2
ガイドブッシュ34とともにキャリッジ31を3点支持
する状態にしていることから、キャリッジ31の上端に
おけるブレや振動を発生することなく、駆動できるよう
にしている。また、キャリッジの片側を平行の2本のシ
ャフトで案内するようにして、高さ寸法Gを最小にでき
るようにしている。
【0025】キャリッジ31には、副キャリッジ35が
案内レール36、37により案内されるとともに、ラッ
ク38の歯部38aに歯合するギア(不図示)を搭載
し、副キャリッジモータ39から動力を得るようにして
設けられている。そして、この副キャリッジ35の移動
位置の検出をセンサS3、S4を用いて行うようにして
いる。
【0026】一方、キャリッジ31には、センサS2が
図中の手前に突出する状態で設けられており、キャリッ
ジ31のカートリッジ収容部60に対する相対位置決め
をこのセンサS2を用いて行うようにしている。
【0027】副キャリッジには図中の破線図示の把持ア
ームモータ50から駆動力を得るようにした、カートリ
ッジ90を把持する上下把持アーム40、41が搭載さ
れている。上下把持アーム40は夫々長穴41d,40
dが形成されており副キャリッジ35に固定されるネジ
において図中の上下方向に案内される一方、下把持アー
ムに一体形成されたラック41aと、動作片49のラッ
ク49aが把持アームモータ50に設けられたウォーム
に歯合したピニオン48に対する対向位置において夫々
歯合する状態にされている。
【0028】そして、この動作片49と上把持アーム4
0の間にコイルバネ54が張設状態で設けられている。
また、上把持アーム40上にはセンサS1が固定されて
おり、下把持アーム41に固定されているアーム56が
センサS1をオン−オフさせることで上下把持アーム4
0、41によるカートリッジ90の把持状態の検出をす
るように構成されており、把持アームモータ50の正逆
回転駆動制御を行うようにしている。
【0029】以上のように駆動される上下把持アーム4
0、41の先端にはローラ42が夫々回動自在に設けら
れており、カートリッジ90の上下凹凸部91、92
(後述する)に対して各ローラ42が潜入することで、
上述のセンサS1による検出を可能にしている。また、
ローラ42の後側において、下把持アーム41には下ラ
バー部47が、また、上把持アーム40の下ラバー47
に対向する部位には、上ラバー44を設けた揺動ブラケ
ット45がピン46回りに揺動自在に設けられており、
上下ラバー44、47間においてカートリッジ90の把
持面を挾持することにより、取り出し、戻しを行うよう
に構成されている。
【0030】一方、上下把持アーム40、41の幅方向
を規制する幅規制ローラ51、52はキャリッジ31か
ら延設されたブラケット53に回動自在に設けられてお
り、カートリッジ90を把持した後に、副キャリッジ3
5がセンサS3側に移動する際に、上下把持アーム4
0、41の横ブレを除去する一方、カートリッジ90自
体のケース幅方向を案内するようにして横ブレを除去す
るようにしている。また、上下把持アーム40、41の
幅方向が幅規制ローラ51、52により規制されるの
で、上下把持アーム40、41は上述の長穴40d,4
1dを用いて副キャリッジ35において上下方向に案内
すれば良いことになる。
【0031】以上説明の構成の装置1における、カート
リッジ90の取り出し動作と、戻し動作について次に述
べる。
【0032】図5は以上説明のアクセサ30に搭載され
る上下把持アームのローラ42と、上下ラバー44、4
7のみを図示しており、これらの動きを矢印dnを付し
て示した動作説明斜視図である。本図において、図中の
破線図示の光ディスク装置25内に装填された状態にな
っているカートリッジ90は矢印DI方向に装填される
ことにより、カートリッジの開閉蓋96が自動的に開か
れ、内蔵された光磁気ディスクの記録再生面が露出する
ように構成されている。
【0033】このカートリッジ90は角部に設けられる
面取り部95と、上下端面に設けられる上下丸凹部9
3、94と、上下凹部91、92とを設けるように国際
的に企画されたものである。一方、カートリッジ90は
破線図示の5個用マガジン80、10個用マガジン81
に収容されており、マガジン収容部60にセットされて
いる。
【0034】以上のセット状態から、光ディスク装置2
5への装填指令がなされると、アクセサ30は所望のカ
ートリッジ90の位置する場所に移動されて停止した後
に、副キャリッジモータ39の駆動が行われて、上下把
持アームのローラ42がカートリッジ90の把持面上に
到達する。その後に、端アームモータ50の起動がさ
れ、ローラ42が把持面97上に当接する状態になり、
矢印d1方向に移動される。この矢印d1の移動後に、
上下のローラ42がカートリッジ90の上下凹部91、
92に矢印d2方向に夫々落ち込む状態になる。これに
前後して、センサS1がオン状態になり、上下ラバー4
4、47による把持状態になる。この後に、矢印d3方
向に副キャリッジが移動されるに伴い、カートリッジ9
0がマガジンから外部に完全に引き出される。
【0035】この後に、アクセサ30が光ディスク装置
25の前方位置まで矢印d4方向に移動されて停止す
る。この後に、カートリッジ90の把持状態を保持した
ままて副キャリッジが矢印d5方向に移動されて、光デ
ィスク装置25の装填口近くで停止する。この後に、把
持状態を解除するためにローラ42が矢印d6方向に互
いに離れるように移動され、戻されて(矢印d7)か
ら、カートリッジ90の後端面98を後方から押圧でき
る位置まで移動される(矢印d8)。この後に、矢印d
9方向に上下把持アームが移動されて、カートリッジ9
0が光ディスク装置内の装填位置に移動される(矢印D
I)。以上で、装填を終わり、上下把持アーム乃至アク
セサが待機状態にされる。
【0036】次に、図6において光ディスク装置25か
ら、カートリッジ90を取り出してマガジン80、81
に戻す動作を示す。先ず、ソレノイド9がオン(矢印d
10方向)されてシャッタ9aを光ディスク装置の装填
口から離れた部位を塞ぐ状態にする。その後に、光ディ
スク装置25の自動排出機構により、カートリッジ90
が矢印DE方向に排出されてシャッタ9aにより端面9
8が位置規制される状態になる。その後に、上下ローラ
42が上下凹部91、92より深い位置まで矢印d11
方向に移動され後に、上下ローラ42がカートリッジ9
0の上下把持面と当接する位置まで上下把持アームが移
動されてカートリッジ90の上下端面を当接状態で移動
されて凹部に落ち込む(矢印d13)ことで、センサS
1をオンさせて把持が完了したことを確認する。この後
に、矢印d14、d15、d16方向に移動して、マガ
ジン80、81に対向する位置にカートリッジ90を戻
す。この後に、ローラ42が上下凹部から離れて矢印D
17、待機位置に戻る(矢印d18)ことで戻し動作を
終了する。
【0037】以上のように、アクセサ30、把持アーム
を駆動するようにして、図1において説明した略「コ」
の字状の移動を可能にしている。
【0038】次に、以上説明のアクセサ30のキャリッ
ジ31には、上述のセンサS2が設けられており、キャ
リッジ31のカートリッジ収容部60に対する相対位置
決め及びアクセサ30の初期化動作をこのセンサS2を
用いて行うようにしている。次に、図7と図8は上述し
たアクセサ30の要部構成と動作方向を示した図であっ
て、既に説明済の部分には同様の符号を付して説明を割
愛し、未説明部分について述べる。先ず、下把持アーム
41に一端が固定されたアーム56は、上把持アーム4
0に固定されているセンサS1に対して潜入することで
上下把持アーム40、41が矢印d2方向に移動したこ
とを検出する様に構成されている。
【0039】したがって、制御基板6よりカートリッジ
の把持命令が発行されて把持アームモータ50の駆動が
行われて、ピニオンが反時計回転方向に駆動されると、
ピニオンに歯合しているラックを介して下把持アーム4
1がd2方向に移動し、ラックを介して可動片が下方に
移動し、コイルバネの張力により上把持アーム40が矢
印d2方向に移動する際に、カートリッジ90を正常に
把持するために必要なストローク分の移動がおこなわれ
る。
【0040】このようにして、カートリッジの把持面9
7を把持する際に、上把持アーム40は図4を用いて述
べたように、ピン46回りに回動自在に設けられている
揺動ブラケット46が把持面97に対して略均一に当接
することになる。一方、下把持アーム41に設けられて
いる下ラバー47はそのまま平行に把持面97に向かい
移動する。
【0041】このようにして、上下把持アーム40、4
1が移動すると、図8に図示のようにカートリッジ90
の把持面97に対して揺動ブラケット45に貼設されて
いる上ラバー44と、下ラバー47が略均一の状態で当
接して把持を行う。
【0042】この後に、カートリッジ90をマガジン収
容部から引き出す。この引き出し動作の際に、上下把持
アーム40、41は把持面97に対して習うように当接
するので、カートリッジ90に若干の傾きがあっても均
一な把持状態を保持できる。また、上下把持アーム4
0、41同士の平行度が十分でない場合であっても揺動
ブラケット45の揺動作用により把持を行える。さら
に、把持面97に余分な負荷が加わることを防止でき、
カートリッジの破損など、予期しない事故を防止でき
る。また、把持力も当接作用が均一にできるので、必要
最小に設定でき、把持アームモータ50の定格を低く設
定できる。
【0043】次に、図9と図10はアクセサ30を上把
持アーム側から見た上面図であって、要部のみ示した動
作説明図である。先ず、図9において、上下把持アーム
40、41(但し、図では上把持アームのみ図示)は図
示のように幅寸法が2段階になる形状を有しており、傾
斜面40kの終端部から幅寸法wとなる側面部40eを
形成している。
【0044】そして、傾斜面40kの基部から始まる部
分はこの寸法wよりも小さくなるように設定されてお
り、図4において述べたように主キャリッジ31におい
て回動自在に保持されている幅規制ローラ51、52で
挟まれる空間部に対して上把持アーム40が最初に潜入
する際には、図中の矢印U方向に多少のクリアランス
(ガタ付き)をもって両ローラ51、52により規制さ
れて案内される。
【0045】この後に、図10に図示のように、上把持
アーム4がさらに矢印d1方向に移動されて、カートリ
ッジ90の把持面を把持する位置まで移動されると、把
持アーム40、41の幅寸法wを有する側面部40eが
幅規制ローラ51、52によりクリアランスを略ゼロに
した状態で案内される状態になる。この結果、上下把持
アーム40、41は把持動作において、ガタ付きがなく
なる状態にできる。したがって、図4において述べたよ
うに、長穴部40d、41dを介して副キャリッジ35
に対して所謂片支持状態で支持されている上下把持アー
ム40、41は精度が要求される把持動作時には、ガタ
付き無く駆動されるようになる。このために、把持アー
ムに関連する構造が簡単となり組み立て作業が容易とな
る一方、精度を確保した部品点数を必要最小限度にする
ことができ、低コスト化を図れることになる。
【0046】尚、上記の実施例においては、カートリッ
ジを光ディスク内蔵のものに限定して述べたが、これに
限定されず、フロッピーディスク、音楽用カセットテー
プ、DAT、コンピュータ用データテープなどの各種磁
気テープを自動交換して所定記録再生する装置に全て適
用可能であることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、所
定記録媒体を収容したカートリッジをマガジンに装填
し、マガジンを装置側のマガジン収容部に着脱自在に
し、所望のカートリッジをマガジンから取り出して、所
定の記録再生装置に装填し、また排出後にマガジンに戻
すカートリッジ交換装置において、カートリッジの端面
縁部の把持を確実に行うことができ、かつカートリッジ
把持して移動する把持移動機構を安価に構成できるカー
トリッジ交換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略構成を示した平面図である。
【図2】実施例の概略構成を示した外観斜視図である。
【図3】実施例の概略構成を示した正面図である。
【図4】実施例のアクセサ30の概略構成を示した外観
斜視図である。
【図5】カートリッジ90の取り出し動作を示した外観
斜視図である。
【図6】カートリッジ90の戻し動作を示した外観斜視
図である。
【図7】アクセサ30の動作説明の正面図である。
【図8】アクセサ30の動作説明の正面図である。
【図9】アクセサ30の動作説明の上面図である。
【図10】アクセサ30の動作説明の上面図である。
【図11】従来のカートリッジ把持機構の動作説明の正
面図である。
【図12】従来のカートリッジ把持機構の動作説明の正
面図である。
【符号の説明】
25…光ディスク装置、30…アクセサ、39…副キャ
リッジモータ、40…上把持アーム、41…下把持アー
ム、39…副キャリッジモータ、45…揺動ブラケッ
ト、50…把持アームモータ、90…M/Oカートリッ
ジである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定記録媒体を収容したカートリッジを
    マガジンに装填し、該マガジンを装置側のマガジン収容
    部に着脱自在にし、所望のカートリッジをマガジンから
    取り出して、所定の記録再生装置に装填し、また該記録
    再生装置から排出後にマガジンの元の位置に戻す各機能
    を少なくとも備えるカートリッジ交換装置において、 前記マガジンと前記記録再生装置とから所望のカートリ
    ッジを取り出し・戻すために、前記カートリッジの両側
    縁部を把持する把持部を有する一対の把持アームのうち
    少なくとも一方を把持アームに揺動自在とした把持アー
    ムを具備したことを特徴とするカートリッジ交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカートリッジ交換装置
    において、 前記把持アームをカートリッジの取り出し・戻し方向に
    平行に案内する案内部とを有する把持機構を備えたカー
    トリッジ把持移動手段をさらに具備することを特徴とす
    るカートリッジ交換装置。
JP30290193A 1993-12-02 1993-12-02 カートリッジ交換装置 Withdrawn JPH07161117A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7455375B2 (en) 2001-08-23 2008-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Removable media storage method and device for a data storage system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7455375B2 (en) 2001-08-23 2008-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Removable media storage method and device for a data storage system

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