JP2013105511A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクを取り扱う領域に塵や埃が侵入しにくい構造を有した情報処理装置を提供する。
【解決手段】一実施形態の情報処理装置は、マガジンと光ディスクドライブと搬送機構と内殻と給気装置とを備える。マガジンは、装填口を有し、複数の光ディスクが格納される。光ディスクドライブは、光ディスクを配置するトレイによって塞がれる挿通部を有する。搬送機構は、マガジンと光ディスクドライブの間で光ディスクを移動させる。内殻は、複数の隔壁で構成され、外部と内部を連通しマガジンが装着される搭載部と、隔壁どうしの間を塞ぐシール部材と、搭載部を塞ぐシャッターとを有する。給気装置は、外部よりも粉塵含有率が少ない気体を内殻の内部に供給し、この内殻の内部の圧力を外部の圧力よりもわずかに高い状態に保つ。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、複数枚の光ディスクが装填されたマガジンから光ディスクを取り出して光ディスクドライブに対し自動で配置及び交換する機能を有した情報処理装置に関する。
アクセス頻度の高いデータから低いデータまで多数のデータを保存及び提供する情報処理装置がある。すべてのデータが常に必要ではない。したがって、この情報処理装置において、アクセス頻度の高いデータをハードディスク装置に置き、アクセス頻度の低いデータや重要度の高いデータなどを定期的に光ディスクにアーカイブする。アーカイブしたデータが必要な場合、情報処理装置は、そのデータが保存されている光ディスクを摘出して読み取り装置にセットすることで、そのデータにアクセスできるようにする。
このような情報処理装置は、情報ライブラリあるいはアーカイブチェンジャ装置と呼ばれ、複数枚の光ディスクを格納するマガジンと、光ディスクに対してデータを読み書きできる光ディスクドライブと、マガジンと光ディスクドライブの間で光ディスクの移動を行う搬送機構とを備える。情報処理装置は、マガジンを交換することによって、より多くのデータを利用及び保存できる。
特開平5−74127号公報
光ディスクは、大気中に漂う塵や埃が付着すると、データの記録および読み出しが困難になることがある。したがって、光ディスクドライブの光学系や光ディスクそのものを定期的にクリーニングする必要が生じる。情報処理装置をメンテナンスする一環として、光ディスクや光学系を作業員がクリーニングすることがある。また、光ディスクや光学系のクリーニングをそれぞれ自動で行うための装置が開発されている。
しかし、自動でクリーニングできる範囲は限られている。また、マガジンを交換する際に開放された部分から塵や埃が侵入する可能性がある。クリーニングが必要である限り、光ディスクや光学系の周囲に塵や埃が存在していることに変わりはない。クリーニングが行われている間、情報処理装置は、すべてまたは一部のサービスを提供できなくなる。
そこで、本発明は、光ディスクを取り扱う領域に塵や埃が侵入しにくい構造を有した情報処理装置を提供することを目的とする。
一実施形態の情報処理装置は、マガジンと光ディスクドライブと搬送機構と内殻と給気装置とを備える。マガジンは、装填口を有し、複数の光ディスクが格納される。光ディスクドライブは、光ディスクを配置するトレイによって塞がれる挿通部を有し、光ディスクに対してデータを読み書きする。搬送機構は、マガジンと光ディスクドライブの間で光ディスクを移動させる。内殻は、外部と内部を連通しマガジンが装着される搭載部と、外部と内部を連通する部分を塞ぐシール機構とを有する。この内壁は、マガジンが搭載部に装着された場合に少なくとも装填口と挿通部と搬送機構とを外部から隔離する。
第1の実施形態の情報処理装置を示す分解斜視図。 図1に示した情報処理装置の側面図。 図2中のF3−F3線に沿う情報処理装置の断面図。 図3中のF4−F4線に沿う情報処理装置の筐体の断面図。 図3に示した下部隔壁の配線用の挿通孔の斜視図。 図5に示した挿通孔の断面図。 図2に示した情報処理装置のマガジン搭載部の断面図。 図7に示したマガジン搭載部の断面図。 図8に示したマガジン搭載部の断面図。 第2の実施形態の情報処理装置のマガジン搭載部の断面図。 図10に示したマガジン搭載部の断面図。 第3の実施形態の情報処理装置のマガジン搭載部の断面図。 第4の実施形態の情報処理装置をマガジンの挿入側から見た斜視図。
第1の実施形態の情報処理装置1について、図1から図9を参照して説明する。図1における情報処理装置1は、筐体2の一部を分解して示す。この情報処理装置1は、マガジン3と光ディスクドライブ4と搬送機構5と内殻20と給気装置6とを備える。筐体2は、底パネル21とフレーム22と上部隔壁23と天板24と第1の隔壁25とフェイスパネル26と第2の隔壁27と下部隔壁28と一対の側部隔壁29とを含む。この情報処理装置1において、内殻20は、筐体2の内部に形成され、筐体2の一部を兼ねる複数の隔壁によって構成されている。
本実施形態において、内殻20は、図1及び図2に示すように、フレーム22と第1の隔壁25と第2の隔壁27と下部隔壁28と上部隔壁23と一対の側部隔壁29とで構成される。第1の隔壁25は、マガジン3が装着される搭載部251を有している。図1,図2及び図7に示すように、本実施形態の情報処理装置1の場合、搭載部251は、4段に設けられている。図1及び図2では、最上段の搭載部251に装着されたマガジン3が少し引き出された状態である。
第2の隔壁27は、図2に示すように第1の隔壁25と平行に筐体2のほぼ中央部に設置されている。この第2の隔壁27は、第1の隔壁25に対して搬送機構5を隔てて配置され、光ディスクドライブ4の挿通部42が図3に示すように内殻20の外側から固定されている。下部隔壁28は、図2に示すように搬送機構5を支持しており、第1の隔壁25と第2の隔壁27とを連結している。上部隔壁23は、搬送機構5の上端を保持しており、第1の隔壁25と第2の隔壁27とを連結している。
側部隔壁29は、図1に示すように、底パネル21とフレーム22と上部隔壁23と第1の隔壁25と第2の隔壁27と下部隔壁28とに接合される。この側部隔壁29において、第1の隔壁25と第2の隔壁27と下部隔壁28と上部隔壁23とで囲われる範囲は、内殻20の一部を兼ねる。第1の実施形態において、側部隔壁29は、情報処理装置1のメンテナンスの際に解放されることがある。したがって、側部隔壁29は、第1の隔壁25と第2の隔壁27と下部隔壁28と上部隔壁23の縁に対して、図1,図3及び図4に示すように、ガスケット71を介して接合される。
ガスケット71は、シール部材の一形態であって、内殻20の外部と内部を連通する部分を塞ぐシール機構に含まれる。ガスケット71は、上部隔壁23や第1の隔壁25の縁に取り付けられていてもよいし、側部隔壁29側に取り付けられていてもよい。ガスケット71は、柔軟性を有した合成樹脂である他に、スポンジ状のものや、リップ付のパッキンなどのシール部材であってもよい。ここで、内殻20の「外部」とは、内殻20を構成する隔壁(第1の隔壁25、第2の隔壁27、上部隔壁23、下部隔壁28、側部隔壁29)よりも外側を意味する。つまり、情報処理装置1の筐体2の内側であっても内殻20に含まれない範囲は、情報処理装置1の筐体2の外側も含めて外部である。
第1の隔壁25および第2の隔壁27と上部隔壁23および下部隔壁28とのそれぞれの接合部は、平板とフランジとを当接させたように、密着している。したがって、本実施形態において、これらの接合部にシール部材を取り付けていないが、より高い密閉性が内殻20に求められる場合、接合部の隅にシール部材としてコーキング材を充填する。また、内殻20の隔壁どうしを接合する部分は、マグネットテープによって密封されてもよい。シール部材としてマグネットテープを利用することで、情報処理装置1をメンテナンスするときに繰り返し利用できる。
給気装置6は、内殻20の外部よりも粉塵含有率が少ない気体を内殻20の内部に供給する。第1の実施形態では、給気装置6は、内殻20に開けられた入口61と、この入口61から内殻20の内部に外気を取り込むファン62と、外気に含まれる粉塵を除去するためのフィルタ63とを少なくとも含む。入口61は、図1及び図3に示すように、側部隔壁29に開けられている。ファン62は、内殻20の内部に配置される。この実施形態の場合、入口61に対応させて下部隔壁28に固定されたブラケットに取り付けられている。
フィルタ63は、図3に示すように、ファン62の送気方向の上流側及び下流側の両側に装着されている。入口61から流入されるすべての外気は、これらのフィルタ63を通過するように構成されている。フィルタ63は、内殻20の内部の環境として許容される粉塵含有率に外気を濾過する能力を有していれば、ファン62の上流側または下流側の一方に配置されていてもよい。フィルタ63が入口61とファン62の間に装着されない場合、側部隔壁29とファン62の間は、ダクトで連結される。フィルタ63には、例えば、ヘパ(HEPA)フィルタが採用される。図3において、ファン62は、軸流ファンであるが、ファン62を設置する位置や周辺部品の配置、ファン62に必要な送気流量などに応じて、適したものが採用される。したがって、フィルタ63もまたファン62に対応してその上流または下流に配置されればよい。
内殻20は、ガスケット71などを含むシール機構によって封止されるが、気圧変動や温度変化が生じたときに、わずかな隙間から粉塵を吸い込まないとは言い切れない。したがって、給気装置6は、このような隙間から内殻20の内部に粉塵を侵入させないために、情報処理装置1の主電源が入れられている間中ずっと、ファン62を作動させて空気を取り入れることによって、内殻20の内部の圧力を外部の圧力よりもわずかに高い状態に保ち続ける。
内殻20の内部の圧力が一定の値以上に保たれていることを担保するために、給気装置6は、図1及び図2に示すように、第2の隔壁27に固定されたゲージ81を含む。ゲージ81は、圧力センサであって、例えば、ピエゾ抵抗効果や静電容量変化を検出する半導体素子や、歪ゲージなどを利用することができる。ゲージ81によって検出された圧力を基に、ファン62の出力を制御し、内殻20の内部と外部の圧力差が一定の値に保たれるようにする。ゲージ81を取り付ける位置は、第2の隔壁27に限られない。
情報処理装置1をメンテナンスするために側部隔壁29を取り外して内殻20を開放した場合など、内殻20の内部に入った粉塵を積極的に除去するために、第1の実施形態において給気装置6は、内殻20に開けられた出口64と、この出口64に装着される逆止弁65とを含む。図3に示すように出口64は、下部隔壁28に開けられている。逆止弁65は、内殻20の外部から内部に向かう気体の流れを遮断するように構成されている。逆止弁65として、ダイヤフラム弁を採用すると構造が簡単で嵩張らない。
給気装置6は、内殻20の内部が設定された粉塵含有率以下になっていることを担保するために、ダストカウンタを構成に含んでもよい。ダストカウンタは、出口64の近傍に配置してもよいし、内殻20の空間的に淀みやすい部分に配置してもよい。また、内殻20の内部の複数か所からサンプリングするように、ダストカウンタの検出口を複数設け、順番に切り替えて計測してもよいし、内殻20の中を移動する搬送機構5に検出口を配置してもよい。
搬送機構5は、図1及び図2に示すようにマガジン3と光ディスクドライブ4の間に配置される。搬送機構5は、マガジン3に格納された光ディスクを光ディスクドライブ4のトレイ41に乗せたり、光ディスクドライブ4で利用し終わった光ディスクをマガジン3に戻したりする動作を行う。搬送機構5は、ピック・アンド・プレース機構51と、光ディスクが格納されているマガジン3の位置及び光ディスクドライブ4の位置に合わせてこのピック・アンド・プレース機構51を移動させるリフト機構52を備えている。ピック・アンド・プレース機構51を正確に配置するため、図2に示すように上部隔壁23および下部隔壁28には測距センサ53が設置されている。リフト機構52は、この測距センサ53に基づく計測値およびリフト機構52のボールネジ54の回転量を基にピック・アンド・プレース機構51を精密に位置決めする。
図3,図5及び図6に示すように、内殻20の内部に配置される搬送機構5や給気装置6に接続される配線Wを通すために、下部隔壁28は、挿通孔281を有している。挿通孔281には配線Wの被覆を保護するためのガイド282が装着される。挿通孔281は、内殻20の外部と内部を連通する部分に相当する。そこで、第1の実施形態では図6に示すようにシール機構として熱収縮チューブ72を、内殻20の外部へ突出したガイド282に装着する。熱収縮チューブ72は、ガイド282に配線Wが通された後、ドライヤなどの温風に晒されることで、図6に示すように縮む。これによりガイド282と配線Wとの隙間が塞がれる。粉塵を多く含む気体が内殻20に入り込まない機能を有していればよいので、隙間を塞ぐために、熱収縮チューブ72を用いる代わりにスポンジやゴム栓を詰める、あるいはコーキング材を充填するなど、シール部材で塞いでもよい。
マガジン3は、図7に示すようにトレイ32に乗せられた光ディスクを出し入れするための装填口31を有し、複数の光ディスクを格納するケースである。第1の実施形態において、マガジン3は、第1の隔壁25に設けられた搭載部251の数だけ装着することができる。マガジン3は、必要に応じて、別の光ディスクが格納されたマガジン3に交換することができる。したがって、マガジン3は、搭載部251の数よりも多く用意され、別途保管されていてもよい。
光ディスクドライブ4は、図1及び図3に示すように、光ディスクが配置されるトレイ41を有した一般的なものであり、光ディスクに対してデータを読み書きする。光ディスクドライブ4は、トレイ41が収納された状態で、トレイ41によって塞がれる挿通部42を有している。この挿通部42が開放される場合、つまりトレイ41が引き出された場合、光ディスクドライブ4は、内殻20の内部の環境に晒される。光ディスクドライブ4の光学系は、トレイ41に組み込まれていてもよいし、光ディスクドライブ4のケーシングの内側に組み込まれていてもよい。
第1の実施形態の情報処理装置1において、搬送機構5によって内殻20の内部でマガジン3と光ディスクドライブ4との間を移動される光ディスク、および、光ディスクを光ディスクドライブ4のトレイ41に乗せる際に内殻20の内部に晒される光ディスクドライブ4の光学系に粉塵が付着することを防止するために、内殻20は、少なくとも光ディスクが出し入れされるマガジン3の装填口31、光ディスクドライブ4の挿通部42、搬送機構5を外部から隔離するように構成される。
マガジン3が差し込まれる搭載部251について、さらに図7から図9を参照して説明する。図7は、4段に形成された搭載部251およびそれらのすべてにマガジン3が装着された状態を示す。図8は、内殻20の第1の隔壁25に設けられた複数の搭載部251のうち、中段の1つをその上段および下段の一部とともに示す。図9は、図8に示した搭載部251にマガジン3を挿入または抜脱する状態を示す。図8および図9において、中央部に図示した中段の搭載部251の上段および下段の搭載部251には既にマガジン3が装着されている。
第1の実施形態の情報処理装置1において、内殻20は、マガジン3が抜脱された場合に内殻20の外部と内部を連通する部分となる搭載部251を塞ぐためのシャッター73を有している。シャッター73は、片開きであって、搭載部251の内幅いっぱいに設置される。シャッター73は、図7および図8に示すように、搭載部251の内壁に支持されており、マガジン3を挿入する方向に回動することで開かれる。このシャッター73は、内殻20の外部と内部を連通する部分を塞ぐシール機構に含まれる。
マガジン3が挿入されて押し開かれたシャッター73が搬送機構5のピック・アンド・プレース機構51と干渉しないように、シャッター73は、搭載部251に装着された状態のマガジン3の装填口31からこのシャッター73の回動半径r以上離れた位置Lの内壁に支持されている。つまりr<Lの関係を有している。図7から図9において、シャッター73は、内殻20の内部側に延びた搭載部251の内側端252を越えないように構成されている。r<Lの関係が満足されていれば、つまりマガジン3の装填口31を越えなければ、シャッター73の回動端が内側端252を越えてもよい。
シャッター73が支持される側の搭載部251の内壁は、マガジン3が挿入されたときにシャッター73を待避させるための凹部253を有している。第1の実施形態においてシャッター73は、上側の内壁から吊り下がるように設けられている。マガジン3が搭載部251に挿入された状態で、マガジン3と搭載部251の間を通過する気流によってシャッター73がばたつかないように、図7や図8に示すように、凹部253とシャッター73の間に弾性部材254を取り付ける。弾性部材254は、シャッター73をマガジン3に押し当てるように作用する。弾性部材254に柔軟なゴムやスポンジを採用することで、シャッター73と凹部253の間の密閉性が確保される。
弾性部材254を設ける代わりに、シャッター73を可撓性部材で作り、マガジン3と凹部253の間の寸法よりも少し大きく湾曲した形にシャッター73を形成してもよい。マガジン3が搭載部251に装着されると、シャッター73の中間部分が凹部253に接触するとともに、シャッター73の回動端がマガジン3に接触する。その結果、シャッター73は、それ自身の弾性によって、マガジン3と凹部253との間を塞ぐ。
マガジン3が抜き取られた場合、図8の中段に示すように、シャッター73は自重で閉じられる。また、内殻20に付加される内圧によって押されるので、シャッター73が閉じられた状態を維持しやすい。マガジン3が搭載部251に挿入されると、図9に示すようにマガジン3の装填口31の端部に押されて、シャッター73が開かれる方向へ回動する。シャッター73を積極的に閉じる方向に付勢するために、捩じりコイルバネや線細工バネなどを装着してもよい。
マガジン3がシャッター73に接触する位置まで挿入されて、初めてシャッター73が開かれる。つまり、シャッター73が開かれている間は、必ずマガジンが搭載部251を塞いでいる。同様に、マガジン3が搭載部251から抜き取られる前に、シャッター73は必ず閉じられる。このように、シール機構としてシャッター73が設けられていることによって、マガジン3を搭載部251から抜脱した場合においても、内殻20の内部は、外部に漂う粉塵から守られる。
マガジン3は、装填口31と反対側の端部に、取っ手33が設けられている。マガジン3を引き出しやすいように、取っ手33は、図7に示すようにフェイスパネル26よりも突出している。マガジン3を出し入れできるように構成されているので、搭載部251は、マガジン3が挿入されている状態でマガジン3との間にわずかながらに隙間を有している。このような隙間は、普段、給気装置6が作動していることによって、粉塵が侵入しない。情報処理装置1の主電源が落とされた場合、マガジン3と搭載部251の隙間から粉塵が侵入しないように、内殻20は、図1,図3及び図7に示すように、搭載部251に装着されたマガジン3を装填口31の反対側から覆う蓋255を含む。
この蓋255は、図1に示すようにヒンジでフェイスパネル26に連結され、第1の隔壁25に用意されたすべての搭載部251に装着されたすべてのマガジン3を一纏めに覆うように形成されている。フェイスパネル26は、第1の隔壁25に対してほぼ隙間なく取り付けられている。図3及び図7に示すように蓋255とフェイスパネル26の間にガスケット74を取り付けることで、マガジン3と搭載部251との間の隙間を塞ぐことになる。したがって、このガスケット74もまた、内殻20の内部と外部とを連通する経路を塞ぐシール機構に含まれる。
搬送機構5がマガジン3に対して光ディスクを格納するまたは取り出す動作をしている間に、不用意にマガジン3が搭載部251から抜脱されないように、キーで解除するロック機構256が蓋255に装備される。ロック機構256は、いわゆるキースイッチであり、キーで解除されると搬送機構5の動作を一時的に停止させるように、搬送機構5の制御に対して介入する。
情報処理装置1は、この他に電気回路8と電源9とハードディスクドライブ10と放熱装置とを備える。電気回路8は、光ディスクドライブ4、搬送機構5、および給気装置6を作動させる制御部や、一般的なコンピュータと同様のマザーボードを含む。電源9は、電源回路のほかに、停電時に一定のシャットダウン動作に必要な電力を供給するための二次電池を装備していてもよい。ハードディスクドライブ10は、光ディスクドライブ4で光ディスクから読み出したデータや光ディスクに書き込むためのデータを一時的に記憶するほか、アクセス頻度の高いデータを記憶するために用意されている。放熱装置は、情報処理装置1の筐体の内部で発生する熱を除去するために用意される。本実施形態では、図1に示すように光ディスクドライブ4と電気回路8と電源9とハードディスクドライブ10とを空冷するためのファン111が放熱装置として各所に配置されている。
なお、この情報処理装置1は、アーカイブチェンジャ装置として利用される。アーカイブチェンジャ装置は、光ディスクを搬送機構5で光ディスクドライブ4にセットし、所定の情報を光ディスクドライブ4において光ディスクに記録/再生するための装置である。光ディスクの特質および長所は、情報を記録および保存することが容易であるだけでなく、記憶媒体として廉価でもあることである。したがって、アーカイブチェンジャ装置は、一般的用途として、大容量の情報を長期間保存するために利用されることが多い。
昨今では、医療情報、保険業務情報、金融経理情報、電子メールのエビデンス情報など様々な重要な情報を保管することに関する規則や制度が強化された。また、図書館や美術館において書物や映像を電子化した情報の提供、映像や音楽などのコンテンツの保管、個人利用の情報保管など、多岐にわたって様々なデータを保管および利用できるようにするためのシステムが求められている。このようなシステムの一部としてアーカイブチェンジャ装置が採用される機会が増えている。上述のようなシステムにアーカイブチェンジャ装置が採用される場合に求められることは、光ディスクに保管されているはずのデータが読めない、あるいは光ディスクにアーカイブしたいデータが書き込めない、といった不具合をなくすことである。
第1の実施形態の情報処理装置1は、上述したように構成されていることによって、光ディスクを取り扱う領域、すなわち内殻20の内部を外部よりも粉塵が少ない清浄な状態にするとともにその状態を維持する機能を有している。したがって、光ディスクや光ディスクドライブ4の光学系をクリーニングするためのメンテナンスの回数を減らすことができる。また、マガジン3を装着する搭載部251に、シール機構としてシャッター73を備えている。そのため、マガジン3を交換する際にも、粉塵が内殻20の内部に侵入することを防止できる。さらに、内殻20の内部に漂う粉塵の量が少ないので、搬送機構5のリフト機構52の制御に利用される測距センサ53の光学系にとってもよい環境である。
以下に、第2から第4の実施形態の情報処理装置1について説明する。第1の実施形態の情報処理装置1と同じ機能を有する構成は、各図面中において第1の実施形態の構成と同一の符号を付し、詳細な説明は、第1の実施形態の対応する記載を参酌する。また、各実施形態において、第1の実施形態と同じ構成は、第1の実施形態の図面及びその対応する記載を参酌する。
第2の実施形態の情報処理装置1は、図10及び図11を参照して説明する。図10は、情報処理装置1の内殻20の隔壁に設けられた複数の搭載部251のうち、中段の1つをその上段および下段に配置される搭載部251の一部とともに示す断面である。図11は、図10に示した搭載部251にマガジン3を挿入または抜脱する状態を示す。図10及び図11において、中央部に図示した中段の搭載部251に対してその上段及び下段の搭載部251には既にマガジン3が装着されている。
第2の実施形態の情報処理装置1において、シャッター73は、上側シャッター731と下側シャッター732とで構成された両開きであって、搭載部251の内幅いっぱいに設置されている。上側シャッター731は、搭載部251の上壁に支持されており、下側シャッター732は、搭載部251の下壁に支持されている。上側シャッター731及び下側シャッター732はいずれも、マガジン3が挿入される方向に回動することで開かれる。下側シャッター732は、重力に逆らって閉じられなければならないので、捩じりコイルバネや線細工バネが装着される。シャッター73としての動作を安定させるために、上側シャッター731にも捩じりコイルバネや線細工バネを装着してもよい。このシャッター73もまた第1の実施形態の場合と同様にシール機構に含まれる。
上側シャッター731および下側シャッター732は、それぞれが閉じられた状態で、それぞれの回動端が互いに合わさるように構成されている。第2の実施形態では、図10に示すように上側シャッター731および下側シャッター732がそれぞれ回動する範囲に合わせて、搭載部251の側壁にカム溝733,734が設けられる。上側シャッター731及び下側シャッター732の側縁に形成される突起がこのカム溝733に係合することで、上側シャッター731及び下側シャッター732の回動範囲が制限される。
図10に示すように第2の実施形態では、上側シャッター731の回動半径r1は、下側シャッター732の回動半径r2よりも大きい。上側シャッター731及び下側シャッター732は、第1の実施形態のシャッター73と同様に、搭載部251に装着された状態のマガジン3の装填口31からそれぞれ回転半径r1,r2以上離れた位置L1,L2に支持される。このことは、図10において、マガジン3によってそれぞれ開かれた状態の下段の搭載部251の上側シャッター731および上段の搭載部251の下側シャッター732を参照すれば明らかである。上側シャッター731のほうが下側シャッター732に比べてマガジン3の挿入方向について上流側に支持されている。つまり、上側シャッター731及び下側シャッター732は、r1>r2、L1>L2、r1<L1、r2<L2の関係を有している。
したがって、図11に示すように、マガジン3を搭載部251へ挿入する場合、先に上側シャッター731が開き始め、続いて下側シャッター732が開く。マガジン3が上側シャッター731と下側シャッター732をそれぞれ押し開くタイミングが少しずれているので、シャッター73を押し広げるための力が分散され、マガジン3を押し込むときの抵抗が軽減される。また、マガジン3を搭載部251から抜脱する場合、先に下側シャッター732が閉じ始め、続いて上側シャッター731が閉じられ、カム溝734によって止まっている下側シャッター732の先端に、上側シャッター731の先端が合わさる。上側シャッター731及び下側シャッター732がそれぞれ作動するタイミングが少しずれているので、上側シャッター731と下側シャッター732の端部が合わさる動作がいつも同じになる。
第3の実施形態の情報処理装置1は、図12を参照して説明する。図12は、情報処理装置1の内殻20の隔壁に設けられた複数の搭載部251のうち、中段の1つの搭載部251をその上段および下段に配置される搭載部251の一部とともに示す断面図である。図12は、搭載部251にマガジン3を挿入または抜脱する状態を示す。図12において、中央部に図示した搭載部251の上段及び下段の搭載部251には既にマガジン3が装着されている。
図12に示すように第3の実施形態において、シャッター73は、マガジン3の挿入方向に2つ並べて配置されている。マガジン3の挿入方向に下流側のシャッター73Aは、第1の実施形態におけるシャッター73と同じ構成であり、同じ位置に配置されている。マガジンの挿入方向に上流側のシャッター73Bは、第1の実施形態におけるシャッター73と同じ構成であり、下流側のシャッター73Aと干渉しない程度に離れて配置されている。マガジン3の挿入方向に搭載部251のストロークが十分に長ければ、上流側のシャッター73Bは、搭載部251のマガジン挿入側に寄せて配置し、下流側のシャッター73Aは、内殻20の内部に面した側に寄せて配置する。また、第2の実施形態のように両開きにシャッター73A,73Bをそれぞれ構成してもよい。また、構造が複雑にならなければ、シャッター73を2つ以上並べて配置してもよい。
図12に示すように、シャッター73を2つ並べた第3の実施形態の情報処理装置1は、シール機構が二重に設けられていることになるので、下流側に配置されるシャッター73Aと上流側に配置されるシャッター73Bの間の搭載部251が粉塵に対して清浄な状態に維持されやすい。これにより、マガジン3を交換する際に下流側のシャッター73Aよりも上流側の搭載部251に入り込んだ粉塵をマガジン3で内殻20の内部へ押し込んでしまうことを予防する。
上流側のシャッター73Bが開かれたことを検出し、上流側のシャッター73Bと下流側のシャッター73Aの間の搭載部251を粉塵の少ない清浄な気体によってフラッシングしてもよい。マガジン3に付着した粉塵なども合わせて排除されるので、内殻20の内部が粉塵の少ない清浄な状態に維持されやすい。
第4の実施形態の情報処理装置は、図13を参照して説明する。図13は、マガジンを差し込む側から情報処理装置を見た斜視図である。図13において、最上段の搭載部251のマガジン3は、抜き取られた状態である。各搭載部251は、第1の実施形態または第2の実施形態におけるシャッター73をシール機構としてそれぞれ備えている。第4の実施形態の情報処理装置1において、蓋255は、図13に示されたように複数の搭載部251のそれぞれに対応して設置される内蓋257を含む。図13において最上段の搭載部251の内蓋257は、開放されている。
フェイスパネル26は、内蓋257が嵌まり込む座部261を有している。内蓋257は、外周にパッキン75が取り付けられている。このパッキン75は、座部261の内周面と内蓋257の外周面との間を密封することで、第1の実施形態における蓋255のガスケット74と同じ機能を発揮する。内蓋257は、搭載部251の内面に形成されたスロット258に案内されるスライダ259に対して回動可能に連結されている。内蓋257を開放する場合、マガジン3を抜き取る方向に沿って内蓋257を引き出し、図13に示すように上方へ回動させる。この結果、搭載部251に対してマガジン3を挿入または抜脱する経路が確保される。
内蓋257は、第1の実施形態において蓋255に設けられたロック機構256と同様のロック機構256をそれぞれ有している。したがって、マガジン3を交換する場合、マガジン3に対応する内蓋257を開くために、個別にロック機構256をキーで解除しなければならない。搭載部251に個別に取りつけられた内蓋257に対してそれぞれロック機構256が設けられている。マガジン3を交換する際における内殻20の密閉性が向上するとともに、マガジン3を交換することに対する情報のセキュリティーレベルも向上する。また第4の実施形態では、すべての内蓋257を覆うように蓋255が設けられている。この蓋255は、内蓋257が設けられているので、第1の実施形態のように密閉性を必要としない。蓋255の外周縁にはマグネットシート255aが取り付けられている。蓋255は、マグネットシート255aの磁力でフェイスパネル26に固定される。蓋255にマグネットシート255aを取り付ける代わりに、フェイスパネル26側に磁石を内蔵し、蓋255を磁性体で形成して、接合させてもよい。
第1の実施形態に示した情報処理装置1において、給気装置6は、内殻20の隔壁に開けられた入口61からフィルタ63を通して外気を取り込むファン62である場合を説明した。給気装置6は、外部よりも粉塵含有率の少ない気体を内殻20の内部に供給し、内殻20の内部の圧力を外部の圧力よりもやや高めに維持することによって、粉塵が内殻20に侵入することを防ぐ機能を有していればよい。
したがって、給気装置6は、コンプレッサと蓄圧タンクとフィルタと給気経路と減圧弁とを含む構成であってもよい。コンプレッサは、圧搾空気を出力する。蓄圧タンクは、圧搾空気を一時的に溜め、コンプレッサが作動していない場合にも、一定の圧力を維持できる十分な容積を有している。また、蓄圧タンクがあることによって、コンプレッサが作動、非作動状態に切換った時の圧力変動を緩和させる。
フィルタは、圧搾空気を通過させることでこの圧搾空気中の粉塵を除去する。フィルタを設置する場所は、コンプレッサの下流から情報処理装置の内殻に圧搾空気が供給されるまでの間であればどこにあってもよい。フィルタを交換する作業性を考慮すると、情報処理装置の外部に設けられているほうが扱いやすい。
給気経路は、フィルタを通過した圧搾空気を内殻の内部に供給する。給気経路は、内殻に十分な流量の圧搾空気を供給できるとともに、内殻20の内部の隅々まで圧搾空気が循環するように内殻に接続されていればよい。したがって、給気経路は、1つであってもよいし、内殻20に複数個所から圧搾空気を供給できるように複数設けられていてもよい。また、内殻20を開放するようなメンテナンスを行った後など、フラッシングが必要な場合に使用する専用の給気経路を有していてもよい。
減圧弁は、給気経路の途中に設置され、内殻20の内部圧力が外部の圧力よりもわずかに高くなるように圧搾空気の流量を調整する。減圧弁は、圧力差を基に機械的に弁が作動するので、圧力ゲージを設けなくてもよい。また、マガジン3を取り出すために蓋255が開放されたり、マガジン3が取り外されたりしたときに、内殻20の内部の圧力が低下することで瞬時に作動する。
さらに、給気装置6は、コンプレッサおよび蓄圧タンクの代わりに、不活性ガスもしくは圧搾空気が封入されたボンベを採用してもよい。不活性ガスとして、窒素、二酸化炭素、アルゴン、ヘリウムなどを容易に利用することができる。不活性ガスや圧搾空気のボンベは、工業用に充填されたものであるので、外気に比べて粉塵や水分などはある程度少ないと考えられる。その場合は、フィルタを簡易なものにすることもできる。ボンベの中の気体を内殻20に送気するための給気経路は、コンプレッサおよび蓄圧タンクを備える給気装置の場合と同様に、1つであってもよいし、内殻に複数個所から気体を供給できるように複数設けられていてもよい。
不活性ガスや圧搾空気が封入されたボンベを内殻20に接続しておくことで、情報処理装置1の主電源が落ちた場合や、停電などによって周囲から電力を得られない場合でも、情報処理装置1の内殻20の内部の圧力を外部の圧力よりも高く維持することができる。ボンベが供給できる気体の流量は限られる。したがって、ファン62を備える給気装置6やコンプレッサおよび蓄圧タンクを備える給気装置6とボンベを併用してもよい。通常時にはファン62やコンプレッサを作動させ、停電など給気装置6に電力を供給できない非常時にはボンベから清浄な気体を供給する。情報処理装置1の内殻20の密閉性が高いほど、長期にわたる非常時をしのぐことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理装置、2…筐体、20…内殻、23…上部隔壁(隔壁)、25…第1の隔壁(隔壁)、251…搭載部、255…蓋、257…内蓋、27…第2の隔壁(隔壁)、28…下部隔壁(隔壁)、29…側部隔壁(隔壁)、3…マガジン、31…装填口、4…光ディスクドライブ、41…トレイ、42…挿通部、5…搬送機構、6…給気装置、61…入口、62…ファン、63…フィルタ、64…出口、65…逆止弁、71…ガスケット(シール機構)、72…熱収縮チューブ(シール機構)、73,73A,73B…シャッター(シール機構)、731…上側シャッター(シール機構)、732…下側シャッター(シール機構)。
一実施形態の情報処理装置は、マガジンと光ディスクドライブと搬送機構と内殻と給気装置とを備える。マガジンは、装填口を有し、複数の光ディスクが格納される。光ディスクドライブは、光ディスクを配置するトレイによって塞がれる挿通部を有し、光ディスクに対してデータを読み書きする。搬送機構は、マガジンと光ディスクドライブの間で光ディスクを移動させる。内殻は、複数の隔壁で構成され、外部と内部を連通しマガジンが装着される搭載部と、隔壁どうしの間を塞ぐシール部材と、搭載部を塞ぐシャッターとを有する。この内殻は、マガジンが搭載部に装着された場合に少なくとも装填口と挿通部と搬送機構とを外部から隔離する。給気装置は、外部よりも粉塵含有率が少ない気体を内殻の内部に供給し、この内殻の内部の圧力を外部の圧力よりもわずかに高い状態に保つ。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 装填口を有し複数の光ディスクが格納されるマガジンと、前記光ディスクを配置するトレイによって塞がれる挿通部を有し前記光ディスクに対してデータを読み書きする光ディスクドライブと、前記マガジンと前記光ディスクドライブの間で前記光ディスクを移動させる搬送機構と、外部と内部を連通し前記マガジンが装着される搭載部、および外部と内部を連通する部分を塞ぐシール機構を有し、前記マガジンが前記搭載部に装着されている場合に少なくとも前記装填口と前記挿通部と前記搬送機構とを外部から隔離する内殻と、を備える情報処理装置。
[2] 上記[1]に記載された情報処理装置において、前記搭載部は、前記外部と前記内部を連通する前記部分に含まれ、前記シール機構は、前記搭載部を塞ぐシャッターを含む。
[3] 上記[1]に記載された情報処理装置において、前記内殻は、複数の隔壁で構成され、前記シール機構は、前記隔壁どうしの隙間を塞ぐシール部材を含む。
[4] 上記[1]に記載された情報処理装置は、前記外部よりも粉塵含有率が少ない気体を前記内殻の内部に供給する給気装置を備える。
[5] 上記[2]に記載された情報処理装置において、前記シャッターは、前記搭載部に装着された状態の前記マガジンの前記装填口からこのシャッターの回動半径以上離れた前記搭載部の内壁に支持され、前記マガジンを挿入する方向に回動することで開かれる。
[6] 上記[2]に記載された情報処理装置において、前記シャッターは、片開きである。
[7] 上記[2]に記載された情報処理装置において、前記シャッターは、両開きである。
[8] 上記[2]に記載された情報処理装置において、前記シャッターは、前記マガジンの挿入方向に少なくとも2つ並べて設置される。
[9] 上記[1]に記載された情報処理装置において、前記内殻は、前記搭載部に装着された前記マガジンを前記装填口の反対側から覆う蓋を含む。
[10] 上記[9]に記載された情報処理装置において、前記内殻は、前記搭載部を複数有しており、前記蓋は、複数の前記搭載部に装着されたすべての前記マガジンを覆う。
[11] 上記[9]に記載された情報処理装置において、前記内殻は、前記搭載部を複数有し、前記蓋は、複数の前記搭載部のそれぞれに設置される内蓋を含む。
[12] 上記[4]に記載された情報処理装置において、前記給気装置は、前記内殻に開けられた入口と、前記入口から前記内殻の内部に外気を取り込むファンと、前記ファンの送気方向の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置され前記入口から流入するすべての外気を通過させてこの外気に含まれる粉塵を除去するフィルタと、を含む。
[13] 上記[12]に記載された情報処理装置において、前記給気装置は、前記内殻の内部の圧力を計測するゲージを含む。
[14] 上記[12]に記載された情報処理装置において、前記給気装置は、前記内殻に開けられた出口と、前記出口に装着されて前記内殻の外部から内部に向かう気体の流れを遮断する逆止弁と、を含む。
[15] 上記[4]に記載された情報処理装置において、前記給気装置は、圧搾空気を出力するコンプレッサと、前記圧搾空気を溜める蓄圧タンクと、前記圧搾空気を通過させてこの圧搾空気中の粉塵を除去するフィルタと、前記フィルタを通過した前記圧搾空気を供給する給気経路と、前記給気経路の途中に設置され前記内殻の内部の圧力が外部の圧力よりも高くなるように前記圧搾空気の流量を調整する減圧弁と、を含む。
[16] 上記[4]に記載された情報処理装置において、前記給気装置は、不活性ガスもしくは圧搾空気が封入されたボンベと、前記ボンベの中の気体を前記内殻の内部へ送気する給気経路と、前記給気経路の途中に設置され前記内殻の内部の圧力が外部の圧力よりも高くなるように前記気体の流量を調整する減圧弁と、を含む。
一実施形態の情報処理装置は、マガジンと光ディスクドライブと搬送機構と内殻と給気
装置とを備える。マガジンは、装填口を有し、複数の光ディスクが格納される。光ディス
クドライブは、光ディスクを配置するトレイによって塞がれる挿通部を有し、光ディスク
に対してデータを読み書きする。搬送機構は、マガジンと光ディスクドライブの間で光デ
ィスクを移動させる。内殻は、複数の隔壁で構成され、外部と内部を連通しマガジンが装
着される搭載部と、隔壁どうしの間を塞ぐシール部材と、搭載部を塞ぐシャッターとを有
する。この内殻は、マガジンが搭載部に装着された場合に少なくとも装填口と挿通部と搬
送機構とを外部から隔離する。シャッターは、搭載部の内壁にマガジンの挿入方向に少な
くとも2個設置され、マガジンを挿入する方向に回動することで開かれる。

Claims (16)

  1. 装填口を有し複数の光ディスクが格納されるマガジンと、
    前記光ディスクを配置するトレイによって塞がれる挿通部を有し前記光ディスクに対してデータを読み書きする光ディスクドライブと、
    前記マガジンと前記光ディスクドライブの間で前記光ディスクを移動させる搬送機構と、
    外部と内部を連通し前記マガジンが装着される搭載部、および外部と内部を連通する部分を塞ぐシール機構を有し、前記マガジンが前記搭載部に装着されている場合に少なくとも前記装填口と前記挿通部と前記搬送機構とを外部から隔離する内殻と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載された情報処理装置において、
    前記搭載部は、前記外部と前記内部を連通する前記部分に含まれ、
    前記シール機構は、前記搭載部を塞ぐシャッターを含む。
  3. 請求項1に記載された情報処理装置において、
    前記内殻は、複数の隔壁で構成され、
    前記シール機構は、前記隔壁どうしの隙間を塞ぐシール部材を含む。
  4. 請求項1に記載された情報処理装置は、
    前記外部よりも粉塵含有率が少ない気体を前記内殻の内部に供給する給気装置を備える。
  5. 請求項2に記載された情報処理装置において、
    前記シャッターは、前記搭載部に装着された状態の前記マガジンの前記装填口からこのシャッターの回動半径以上離れた前記搭載部の内壁に支持され、前記マガジンを挿入する方向に回動することで開かれる。
  6. 請求項2に記載された情報処理装置において、
    前記シャッターは、片開きである。
  7. 請求項2に記載された情報処理装置において、
    前記シャッターは、両開きである。
  8. 請求項2に記載された情報処理装置において、
    前記シャッターは、前記マガジンの挿入方向に少なくとも2つ並べて設置される。
  9. 請求項1に記載された情報処理装置において、
    前記内殻は、前記搭載部に装着された前記マガジンを前記装填口の反対側から覆う蓋を含む。
  10. 請求項9に記載された情報処理装置において、
    前記内殻は、前記搭載部を複数有しており、
    前記蓋は、複数の前記搭載部に装着されたすべての前記マガジンを覆う。
  11. 請求項9に記載された情報処理装置において、
    前記内殻は、前記搭載部を複数有しており、
    前記蓋は、複数の前記搭載部のそれぞれに設置される内蓋を含む。
  12. 請求項4に記載された情報処理装置において、
    前記給気装置は、前記内殻に開けられた入口と、前記入口から前記内殻の内部に外気を取り込むファンと、前記ファンの送気方向の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置され前記入口から流入するすべての外気を通過させてこの外気に含まれる粉塵を除去するフィルタと、を含む。
  13. 請求項12に記載された情報処理装置において、
    前記給気装置は、前記内殻の内部の圧力を計測するゲージを含む。
  14. 請求項12に記載された情報処理装置において、
    前記給気装置は、前記内殻に開けられた出口と、前記出口に装着されて前記内殻の外部から内部に向かう気体の流れを遮断する逆止弁と、を含む。
  15. 請求項4に記載された情報処理装置において、
    前記給気装置は、圧搾空気を出力するコンプレッサと、前記圧搾空気を溜める蓄圧タンクと、前記圧搾空気を通過させてこの圧搾空気中の粉塵を除去するフィルタと、前記フィルタを通過した前記圧搾空気を供給する給気経路と、前記給気経路の途中に設置され前記内殻の内部の圧力が外部の圧力よりも高くなるように前記圧搾空気の流量を調整する減圧弁と、を含む。
  16. 請求項4に記載された情報処理装置において、
    前記給気装置は、不活性ガスもしくは圧搾空気が封入されたボンベと、前記ボンベの中の気体を前記内殻の内部へ送気する供給経路と、前記給気経路の途中に設置され前記内殻の内部の圧力が外部の圧力よりも高くなるように前記気体の流量を調整する減圧弁と、を含む。
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