JPH07110610B2 - 車両のステアリングコラム固定部構造 - Google Patents
車両のステアリングコラム固定部構造Info
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- JPH07110610B2 JPH07110610B2 JP62321018A JP32101887A JPH07110610B2 JP H07110610 B2 JPH07110610 B2 JP H07110610B2 JP 62321018 A JP62321018 A JP 62321018A JP 32101887 A JP32101887 A JP 32101887A JP H07110610 B2 JPH07110610 B2 JP H07110610B2
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- Japan
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- steering column
- steering
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/05—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the steering wheel, steering hand lever or steering column
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/195—Yieldable supports for the steering column
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両におけるステアリングコラムの固定部構
造に関するものである。
造に関するものである。
（従来の技術） 車両において、ステアリングコラムの傾斜角度を調整可
能としたステアリング装置を装備することは実開昭55−
91371号公報等にて公知であり、例えば傾斜角度調整式
ステアリング装置におけるステアリングコラムの固定構
造は第６図の如くである。
能としたステアリング装置を装備することは実開昭55−
91371号公報等にて公知であり、例えば傾斜角度調整式
ステアリング装置におけるステアリングコラムの固定構
造は第６図の如くである。
第６図において、61はステアリングコラム、65はコラム
ブラケット、66はステアリングシャフト、67はコラムカ
バーである。ステアリングシャフト66を挿通したステア
リングコラム61はステイ62,62を介してチルト固定シャ
フト63に固定され、チルト固定シャフト63はコラムブラ
ケット65,65に長孔を介して係合架設されている。チル
ト固定シャフト63の一端にはチルトレバー64が備えら
れ、チルトレバー64の操作によりステアリングコラム61
の傾斜角度が調整可能となるとともに、チルト固定シャ
フト63はコラムブラケット65,65に対して固定可能とな
っている。
ブラケット、66はステアリングシャフト、67はコラムカ
バーである。ステアリングシャフト66を挿通したステア
リングコラム61はステイ62,62を介してチルト固定シャ
フト63に固定され、チルト固定シャフト63はコラムブラ
ケット65,65に長孔を介して係合架設されている。チル
ト固定シャフト63の一端にはチルトレバー64が備えら
れ、チルトレバー64の操作によりステアリングコラム61
の傾斜角度が調整可能となるとともに、チルト固定シャ
フト63はコラムブラケット65,65に対して固定可能とな
っている。
（発明が解決しようとする問題点） ところで、前方への慣性力により万が一、乗員の膝ｎ等
がステアリングコラム固定部に干渉することを考える
と、コラムカバー67を介しても膝ｎ等がコラムブラケッ
ト65,65等の固定部分に干渉しないような保護対策が問
題となる。
がステアリングコラム固定部に干渉することを考える
と、コラムカバー67を介しても膝ｎ等がコラムブラケッ
ト65,65等の固定部分に干渉しないような保護対策が問
題となる。
そこで本発明の目的は、車両のステアリング装置におい
て、前方への慣性力があっても、乗員の膝等がステアリ
ングコラム固定部に干渉するのを防止し、外部エネルギ
ーを吸収して膝等の保護が図れるようにしたステアリン
グコラム固定部構造を提供することにある。
て、前方への慣性力があっても、乗員の膝等がステアリ
ングコラム固定部に干渉するのを防止し、外部エネルギ
ーを吸収して膝等の保護が図れるようにしたステアリン
グコラム固定部構造を提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 以上の問題を解決して目的を達成すべく本発明は、車体
に対してコラムブラケットを介して固定されるステアリ
ングコラムにおいて、ステアリングコラムをコラムカバ
ーで覆い、このコラムカバーは後方からの外力により分
離変形するように複数部材によって係合構成され、この
コラムカバー内であってコラムブラケット近傍のステア
リングコラム後部に後方からの外力を吸収するエネルギ
ー吸収手段を設けた。
に対してコラムブラケットを介して固定されるステアリ
ングコラムにおいて、ステアリングコラムをコラムカバ
ーで覆い、このコラムカバーは後方からの外力により分
離変形するように複数部材によって係合構成され、この
コラムカバー内であってコラムブラケット近傍のステア
リングコラム後部に後方からの外力を吸収するエネルギ
ー吸収手段を設けた。
（作用） 本発明のステアリングコラム固定部構造は、ステアリン
グコラム固定部に十分な容量を有するエネルギー吸収手
段を構成した上で、コラムカバーによって同固定部の操
作性と外観性を確保することができ、また、コラムカバ
ーが複数部材によって係合構成されているので、乗員の
膝等が慣性力によってコラムカバーに干渉した場合にも
後方からの外力によって係合が外れて分離変形し、コラ
ムカバー内に構成されたエネルギー吸収手段が支障なく
作用可能なことから、同コラムカバーによる衝撃を乗員
の膝等に与えることなくエネルギー吸収手段によって効
果的に衝撃を緩和することができる。
グコラム固定部に十分な容量を有するエネルギー吸収手
段を構成した上で、コラムカバーによって同固定部の操
作性と外観性を確保することができ、また、コラムカバ
ーが複数部材によって係合構成されているので、乗員の
膝等が慣性力によってコラムカバーに干渉した場合にも
後方からの外力によって係合が外れて分離変形し、コラ
ムカバー内に構成されたエネルギー吸収手段が支障なく
作用可能なことから、同コラムカバーによる衝撃を乗員
の膝等に与えることなくエネルギー吸収手段によって効
果的に衝撃を緩和することができる。
（実施例） 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第１図は本発明を実施したステアリング装置の概略構成
を示し、ステアリング装置は傾斜角度調整式のもので、
１はステアリングホイール、２はステアリングシャフ
ト、５はステアリングコラム、６はコラムカバーであ
る。上端にステアリングホイール１を備えるステアリン
グシャフト２はステアリングコラム５内を通って下部の
ユニバーサルジョイント３を支点として傾斜角度が調整
可能であり、第２図に示すようにステアリングコラム５
はステイ11,11及びチルト固定シャフト12を介してコラ
ムブラケット16,16に支持される。
を示し、ステアリング装置は傾斜角度調整式のもので、
１はステアリングホイール、２はステアリングシャフ
ト、５はステアリングコラム、６はコラムカバーであ
る。上端にステアリングホイール１を備えるステアリン
グシャフト２はステアリングコラム５内を通って下部の
ユニバーサルジョイント３を支点として傾斜角度が調整
可能であり、第２図に示すようにステアリングコラム５
はステイ11,11及びチルト固定シャフト12を介してコラ
ムブラケット16,16に支持される。
即ちステアリングコラム５はステイ11,11を介してチル
ト固定シャフト12に固定されており、チルト固定シャフ
ト12は車体に固設したコラムブラケット16,16の長孔17,
17間に係合して架設されている。チルト固定シャフト12
は、一端にチルトレバー13が備えられ、他端にはコラム
ブラケット16に固設した締付ナット14が螺着され、15は
コラムハンガースプリングである。
ト固定シャフト12に固定されており、チルト固定シャフ
ト12は車体に固設したコラムブラケット16,16の長孔17,
17間に係合して架設されている。チルト固定シャフト12
は、一端にチルトレバー13が備えられ、他端にはコラム
ブラケット16に固設した締付ナット14が螺着され、15は
コラムハンガースプリングである。
またステアリングコラム５は上部に取り付けた樹脂製の
コラムカバー６にて覆われており、このコラムカバー６
側面からチルトレバー13が露出している。
コラムカバー６にて覆われており、このコラムカバー６
側面からチルトレバー13が露出している。
既知の如くチルトレバー13の回動操作によるチルト固定
シャフト12の締付ナット14に対する緩みによりステアリ
ングコラム５の傾斜角度がコラムブラケット16の長孔17
に沿って調整自在となっており、また締付ナット14への
締め込みによりチルト固定シャフト12はコラムブラケッ
ト16,16に対して固定される。
シャフト12の締付ナット14に対する緩みによりステアリ
ングコラム５の傾斜角度がコラムブラケット16の長孔17
に沿って調整自在となっており、また締付ナット14への
締め込みによりチルト固定シャフト12はコラムブラケッ
ト16,16に対して固定される。
以上において、ステアリングコラム５を覆うコラムカバ
ー６内であってコラムブラケット16,16後部にエネルギ
ー吸収手段20を設ける。
ー６内であってコラムブラケット16,16後部にエネルギ
ー吸収手段20を設ける。
先ず第１実施例では第２図のようにコラムブラケット1
6,16と一体のエネルギー吸収手段20を設けている。即ち
一枚の金属プレートを折り曲げて左右のコラムブラケッ
ト16,16後部間を連続する膨出部21を一体に形成する。
この膨出部21は左右のコラムブラケット16,16後部と連
続する内側への屈曲部22,22を経て左右方向及び後方へ
膨出しており、この左右の内側屈曲部22,22と膨出部21
左右の外側屈曲部23,23とが脆弱部となっている。
6,16と一体のエネルギー吸収手段20を設けている。即ち
一枚の金属プレートを折り曲げて左右のコラムブラケッ
ト16,16後部間を連続する膨出部21を一体に形成する。
この膨出部21は左右のコラムブラケット16,16後部と連
続する内側への屈曲部22,22を経て左右方向及び後方へ
膨出しており、この左右の内側屈曲部22,22と膨出部21
左右の外側屈曲部23,23とが脆弱部となっている。
そしてコラムカバー６を前後に分割し、前部コラムカバ
ー７と後部コラムカバー８との左右の付き合わせ部分を
テーパ面9,9で構成し、後部コラムカバー８をエネルギ
ー吸収手段20である膨出部21の中央後面にビス24にて止
着する。
ー７と後部コラムカバー８との左右の付き合わせ部分を
テーパ面9,9で構成し、後部コラムカバー８をエネルギ
ー吸収手段20である膨出部21の中央後面にビス24にて止
着する。
このようにしてエネルギー吸収手段20を設けたので、前
方への慣性力により万が一、乗員である運転車の膝ｎが
後部コラムカバー８に干渉しても、第３図に示されるよ
うにエネルギー吸収手段20をなす膨出部21の変形（得に
脆弱部である左右の内側屈曲部22と外側屈曲部23の容易
なる座屈変形）によって外部エネルギーが吸収されるた
め、膝ｎがコラムブラケット16、チルト固定シャフト12
等のステアリングコラム固定部に干渉するのが防止され
る。
方への慣性力により万が一、乗員である運転車の膝ｎが
後部コラムカバー８に干渉しても、第３図に示されるよ
うにエネルギー吸収手段20をなす膨出部21の変形（得に
脆弱部である左右の内側屈曲部22と外側屈曲部23の容易
なる座屈変形）によって外部エネルギーが吸収されるた
め、膝ｎがコラムブラケット16、チルト固定シャフト12
等のステアリングコラム固定部に干渉するのが防止され
る。
この場合において、実施例では分割された後部コラムカ
バー８は前部コラムカバー７との左右の付き合わせ部分
が外側へ逃げるテーパ面9,9となっているので、膝ｎと
の干渉により後部コラムカバー８はテーパ面９での係合
を解除して容易に変形し、例えば第３図の如く傾斜し、
膝ｎを後部コラムカバー８に滑らせて外側へ逃がすこと
ができる。この後部コラムカバー８の傾斜により再び干
渉しても膝ｎが外側へ逃げることになる。
バー８は前部コラムカバー７との左右の付き合わせ部分
が外側へ逃げるテーパ面9,9となっているので、膝ｎと
の干渉により後部コラムカバー８はテーパ面９での係合
を解除して容易に変形し、例えば第３図の如く傾斜し、
膝ｎを後部コラムカバー８に滑らせて外側へ逃がすこと
ができる。この後部コラムカバー８の傾斜により再び干
渉しても膝ｎが外側へ逃げることになる。
そして膨出部21は幅広となっているので、変形してもチ
ルト固定シャフト12端部に重なった状態となり、チルト
固定シャフト12端部への膝ｎの干渉を防止できる。
ルト固定シャフト12端部に重なった状態となり、チルト
固定シャフト12端部への膝ｎの干渉を防止できる。
次に第４図の第２実施例を簡単に説明する。
第２実施例においては、コラムブラケットとは別体にエ
ネルギー吸収手段20を設けている。即ち一枚の金属プレ
ートを折り曲げて左右の取付片26,26後部間を連続する
膨出部25を形成し、この膨出部25を左右の取付片26,26
前部にてステアリングコラム５に固設する。この膨出部
25は左右のコラムブラケット16,16後方に膨出してお
り、膨出部25左右の外側屈曲部27,27が脆弱部となって
いる。
ネルギー吸収手段20を設けている。即ち一枚の金属プレ
ートを折り曲げて左右の取付片26,26後部間を連続する
膨出部25を形成し、この膨出部25を左右の取付片26,26
前部にてステアリングコラム５に固設する。この膨出部
25は左右のコラムブラケット16,16後方に膨出してお
り、膨出部25左右の外側屈曲部27,27が脆弱部となって
いる。
このエネルギー吸収手段20である膨出部25の中央後面に
後部コラムカバー８をビス29にて止着する。
後部コラムカバー８をビス29にて止着する。
このようにコラムブラケットと別体のエネルギー吸収手
段20（膨出部25）を設けても前述と同様に機能する。
段20（膨出部25）を設けても前述と同様に機能する。
ここで、エネルギー吸収手段としての膨出部の左右に設
ける脆弱部については、第５図のように例えば膨出部25
の左右側面にスリット28を穿設することによっても脆弱
部となり、その他、適宜の脆弱部を採用し得る。
ける脆弱部については、第５図のように例えば膨出部25
の左右側面にスリット28を穿設することによっても脆弱
部となり、その他、適宜の脆弱部を採用し得る。
尚、以上の実施例では傾斜角度調整式ステアリング装置
について述べたが、傾斜角度調整機能を持たないステア
リング装置におけるステアリングコラム固定部にエネル
ギー吸収手段を設けてもよい。またエネルギー吸収手段
の構造も実施例のもののみに限らず、任意のものを採用
し得ること勿論である。
について述べたが、傾斜角度調整機能を持たないステア
リング装置におけるステアリングコラム固定部にエネル
ギー吸収手段を設けてもよい。またエネルギー吸収手段
の構造も実施例のもののみに限らず、任意のものを採用
し得ること勿論である。
（発明の効果） 以上のように本発明によれば、ステアリングコラムをコ
ラムカバーで覆い、このコラムカバーは後方からの外力
により分離変形するように複数部材によって係合構成さ
れ、このコラムカバー内であってコラムブラケット近傍
のステアリングコラム後部に後方からの外力を吸収する
エネルギー吸収手段を設けたことから、本発明のステア
リングコラム固定部構造は、ステアリングコラム固定部
に十分な容量を有するエネルギー吸収手段を構成した上
で、コラムカバーによって同固定部の操作性と外観性を
確保することができ、また、コラムカバーが複数部材に
よって係合構成されているので、乗員の膝等が慣性力に
よってコラムカバーに干渉した場合にも後方からの外力
により係合が外れて分離変形し、コラムカバー内に構成
されたエネルギー吸収手段が支障なく作用可能なことか
ら、同コラムカバーによる衝撃を乗員の膝等に与えるこ
となくエネルギー吸収手段によって効果的に衝撃を緩和
することができる。
ラムカバーで覆い、このコラムカバーは後方からの外力
により分離変形するように複数部材によって係合構成さ
れ、このコラムカバー内であってコラムブラケット近傍
のステアリングコラム後部に後方からの外力を吸収する
エネルギー吸収手段を設けたことから、本発明のステア
リングコラム固定部構造は、ステアリングコラム固定部
に十分な容量を有するエネルギー吸収手段を構成した上
で、コラムカバーによって同固定部の操作性と外観性を
確保することができ、また、コラムカバーが複数部材に
よって係合構成されているので、乗員の膝等が慣性力に
よってコラムカバーに干渉した場合にも後方からの外力
により係合が外れて分離変形し、コラムカバー内に構成
されたエネルギー吸収手段が支障なく作用可能なことか
ら、同コラムカバーによる衝撃を乗員の膝等に与えるこ
となくエネルギー吸収手段によって効果的に衝撃を緩和
することができる。
したがって、本発明のステアリングコラム固定部構造
は、そのコラムカバーによってステアリングコラム固定
部の外観を損なうことなく、かつ、ステアリングコラム
固定部の操作性を損なうことなく大容量のエネルギー吸
収手段をステアリングコラム固定部に構成することがで
きる上に、同コラムカバーの剛性による障害を回避して
乗員の膝等の保護の万全を図ることが可能となるという
顕著な作用効果を奏する。
は、そのコラムカバーによってステアリングコラム固定
部の外観を損なうことなく、かつ、ステアリングコラム
固定部の操作性を損なうことなく大容量のエネルギー吸
収手段をステアリングコラム固定部に構成することがで
きる上に、同コラムカバーの剛性による障害を回避して
乗員の膝等の保護の万全を図ることが可能となるという
顕著な作用効果を奏する。
第１図は本発明を実施したステアリング装置の概略側面
図、第２図はステアリングコラム固定部構造の第１実施
例を示す横断面図、第３図はそのエネルギー吸収作用を
示す説明図、第４図は第２実施例を示す横断面図、第５
図は変更例の一例を示す部分側面図、第６図は従来例の
ステアリングコラム固定部の横断面図である。 尚、図面中、５はステアリングコラム、６はコラムカバ
ー、７は前部コラムカバー、８は後部コラムカバー、９
はテーパ面、16はコラムブラケット、20はエネルギー吸
収手段である。
図、第２図はステアリングコラム固定部構造の第１実施
例を示す横断面図、第３図はそのエネルギー吸収作用を
示す説明図、第４図は第２実施例を示す横断面図、第５
図は変更例の一例を示す部分側面図、第６図は従来例の
ステアリングコラム固定部の横断面図である。 尚、図面中、５はステアリングコラム、６はコラムカバ
ー、７は前部コラムカバー、８は後部コラムカバー、９
はテーパ面、16はコラムブラケット、20はエネルギー吸
収手段である。
Claims (2)
- 【請求項１】車体に対してコラムブラケットを介して固
定されるステアリングコラムにおいて、ステアリングコ
ラムをコラムカバーで覆い、このコラムカバーは後方か
らの外力により分離変形するように複数部材によって係
合構成され、このコラムカバー内であってコラムブラケ
ット近傍のステアリングコラム後部に後方からの外力を
吸収するエネルギー吸収手段を設けたことを特徴とする
車両のステアリングコラム固定部構造。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、前記ステ
アリングコラムは傾斜角度調整機能を有するものであ
り、このステアリングコラムは傾斜角度調整部を備える
前記コラムブラケットを介して車体に対し傾斜角度調整
可能に固定されたことを特徴とする車両のステアリング
コラム固定部構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62321018A JPH07110610B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 車両のステアリングコラム固定部構造 |
| US07/260,850 US4949990A (en) | 1987-12-18 | 1988-10-21 | Steering column fixing structure for a vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62321018A JPH07110610B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 車両のステアリングコラム固定部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01164611A JPH01164611A (ja) | 1989-06-28 |
| JPH07110610B2 true JPH07110610B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=18127873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62321018A Expired - Fee Related JPH07110610B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 車両のステアリングコラム固定部構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4949990A (ja) |
| JP (1) | JPH07110610B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3043506B2 (ja) * | 1992-01-27 | 2000-05-22 | マツダ株式会社 | 自動車の乗員保護装置 |
| JP3161086B2 (ja) * | 1992-10-16 | 2001-04-25 | タカタ株式会社 | 助手席用エアバッグ装置 |
| DE4321302C2 (de) * | 1993-06-26 | 1995-05-11 | Daimler Benz Ag | Halterung zur Abstützung von Knieaufprallkräften |
| SE507008C2 (sv) * | 1996-09-16 | 1998-03-16 | Lars Sundholm | Förfarande och system för minskande av personskada vid frontkollision |
| US6145880A (en) * | 1997-12-19 | 2000-11-14 | General Motors Corporation | Knee bolster assembly |
| DE19829061A1 (de) * | 1998-06-30 | 2000-01-05 | Volkswagen Ag | Höhenverstellbare Lenkvorrichtung für ein Kraftfahrzeug |
| JP2001171453A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-26 | Mitsubishi Motors Corp | 乗員膝部保護装置 |
| KR100530030B1 (ko) * | 2003-06-16 | 2005-11-21 | 현대모비스 주식회사 | 자동차용 틸트 스티어링 장치 |
| JP4466227B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2010-05-26 | アイシン精機株式会社 | ステアリング装置 |
| JP4375670B2 (ja) * | 2004-08-03 | 2009-12-02 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の衝撃力吸収装置 |
| US7425020B2 (en) * | 2006-04-25 | 2008-09-16 | Mats Lindkvist | Steering wheel suspension system |
| JP5853566B2 (ja) * | 2011-10-11 | 2016-02-09 | マツダ株式会社 | 自動車のステアリングコラムカバー構造およびそのステアリングコラムカバー構造を備えた自動車 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3938821A (en) * | 1973-10-10 | 1976-02-17 | General Motors Corporation | Occupant knee restraint |
| JPS5753730Y2 (ja) * | 1976-12-24 | 1982-11-20 | ||
| JPS5732043Y2 (ja) * | 1977-08-08 | 1982-07-14 | ||
| JPS5591371A (en) * | 1978-12-30 | 1980-07-10 | Idemitsu Petrochemical Co | Method of molding baseball bat in synthetic resin |
| JPS5934537Y2 (ja) * | 1980-01-30 | 1984-09-25 | トヨタ自動車株式会社 | 乗員保護装置 |
| JPS5747554U (ja) * | 1980-09-02 | 1982-03-17 | ||
| US4434999A (en) * | 1980-09-12 | 1984-03-06 | Nissan Motor Co., Ltd. | Leg protector of automotive vehicle |
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| JPS59167771U (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-09 | トヨタ自動車株式会社 | テイルトステアリング装置 |
| JPS6116971U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-31 | トヨタ自動車株式会社 | ステアリングコラムカバ−取付構造 |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62321018A patent/JPH07110610B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1988
- 1988-10-21 US US07/260,850 patent/US4949990A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4949990A (en) | 1990-08-21 |
| JPH01164611A (ja) | 1989-06-28 |
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