JP4375670B2 - 自動車の衝撃力吸収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、走行中の自動車がその前方の何らかの物体に衝突(前突)したとき、この前突に基づき乗員の膝に与えられようとする衝撃力が緩和されるようにした自動車の衝撃力吸収装置に関するものである。
上記自動車の衝撃力吸収装置には、従来、下記特許文献1,2に示されるものがある。
上記特許文献1によれば、自動車の衝撃力吸収装置は、車室の前面側を形成する車体前部側から後上方に向かって延出しこの車体前部に支持されるステアリングコラムと、乗員の膝の前方に配置されて上記ステアリングコラムをその後下方から覆うニープロテクタと、このニープロテクタを上記ステアリングコラムに支持させるステーとを備えている。
自動車の前突時に、乗員の膝がその慣性力で前方移動し、この膝が上記ニープロテクタに衝突したとき、上記ステーが塑性変形して上記ニープロテクタが上記ステアリングコラムに対し前上方に向かって移動することとされている。そして、上記ステーの塑性変形と、これに伴うニープロテクタの移動とにより、前突に基づき上記膝に与えられようとする衝撃力が緩和される。
一方、上記特許文献2によれば、自動車の衝撃力吸収装置は、乗員の膝の前方に配置されて上記ステアリングコラムをその後下方から覆い、上記車体前部に固定されるコラムブラケットと、このコラムブラケットの各外側方近傍にそれぞれ配置されて上記車体前部に支持されるニーアブソーバとを備えている。
自動車の前突時に、乗員の膝がその慣性力で前方移動するとき、この膝は、まず、上記コラムブラケットに衝突し、次に、このコラムブラケットにより、上記ニーアブソーバに向けて案内される。これにより、上記膝がニーアブソーバに衝突し、このニーアブソーバが変形する。そして、このニーアブソーバの変形により、前突に基づき上記膝に与えられようとする衝撃力が緩和される。
実開平1−73464号公報 特開2001−171453号公報
ところで、上記特許文献1において、一般に、車室の余剰空間は狭い。このため、上記ステアリングコラムとニープロテクタとの間に十分な空間を得ることは困難である。このため、前突時に前方移動する膝が上記ニープロテクタに衝突して、このニープロテクタが前方移動するとき、その移動寸法を十分に長くすることは困難である。この結果、このニープロテクタとステーとにより、膝に与えられようとする衝撃力を、より十分に緩和するには限度がある。
一方、上記特許文献2におけるコラムブラケットは、前記したように車体前部に固定されている。このため、前突時に、まず、上記膝がコラムブラケットに衝突したとき、上記膝はコラムブラケットから大きな衝撃力を与えられる可能性がある。
そこで、上記特許文献2のコラムブラケットに代えて、この特許文献2に前記特許文献1のニープロテクタを適用する、という組み合わせ構成が考えられる。
しかし、上記組み合わせ構成において、膝の衝突により前方移動する上記ニープロテクタは、この前方移動と共に側方にも移動し、つまり、上記ニープロテクタは斜め前方に移動する(特許文献1中、第4図)。このため、その後、上記ニープロテクタによって上記膝がある方向に案内されるとしても、この案内方向と、上記組み合わせ構成におけるニーアブソーバとは何ら関連付けられるものではない。この結果、このニーアブソーバによる衝撃力の緩和は、望めないことから、上記組み合わせ構成によっても、前突時に、乗員の膝に与えられようとする衝撃力を、より十分に緩和させるということは困難である。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、自動車の前突時に、乗員の膝に与えられようとする衝撃力が、より十分に緩和されるようにすることである。
請求項1の発明は、車体前部4側から後上方に向かって延出しこの車体前部4に支持されるステアリングコラム15と、乗員23の膝23aの前方に配置されて上記ステアリングコラム15をその後下方から覆うニープロテクタ26と、このニープロテクタ26を上記ステアリングコラム15に支持させるステー30とを備え、前方移動する上記膝23aが上記ニープロテクタ26に衝突したとき、上記ステー30が塑性変形して上記ニープロテクタ26が上記ステアリングコラム15に向かって移動するようにした自動車の衝撃力吸収装置において、
上記ニープロテクタ26の各外側方の近傍にそれぞれ配置されて上記車体前部4に支持されるニーアブソーバ38を設け、上記ニープロテクタ26を、上記ステアリングコラム15のステアリング軸心20に沿った視線でみて(図1)、自動車1の前方に向かって開くU字形状とし、上記ステアリングコラム15に向かって上記ニープロテクタ26が所定寸法以上に移動しようとしたとき、上記U字形状のニープロテクタ26の各端部をそれぞれ当接させて上記ニープロテクタ26のそれ以上の移動を阻止するストッパー40を設け、このストッパー40により移動が阻止された上記ニープロテクタ26が、上記前方移動する膝23aを上記ニーアブソーバ38に向けて案内するようにしたものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体前部側から後上方に向かって延出しこの車体前部に支持されるステアリングコラムと、乗員の膝の前方に配置されて上記ステアリングコラムをその後下方から覆うニープロテクタと、このニープロテクタを上記ステアリングコラムに支持させるステーとを備え、前方移動する上記膝が上記ニープロテクタに衝突したとき、上記ステーが塑性変形して上記ニープロテクタが上記ステアリングコラムに向かって移動するようにした自動車の衝撃力吸収装置において、
上記ニープロテクタの各外側方の近傍にそれぞれ配置されて上記車体前部に支持されるニーアブソーバを設け、上記ニープロテクタを、上記ステアリングコラムのステアリング軸心に沿った視線でみて、自動車の前方に向かって開くU字形状とし、上記ステアリングコラムに向かって上記ニープロテクタが所定寸法以上に移動しようとしたとき、上記U字形状のニープロテクタの各端部をそれぞれ当接させて上記ニープロテクタのそれ以上の移動を阻止するストッパーを設け、このストッパーにより移動が阻止された上記ニープロテクタが、上記前方移動する膝を上記ニーアブソーバに向けて案内するようにしている。
このため、自動車の前突時に、乗員の膝がその慣性力で前方移動するとき、この膝はまず、上記ニープロテクタに衝突する。すると、上記ステーが塑性変形して、上記ニープロテクタが上記ステアリングコラムに向かって移動する。
そして、上記ステーの塑性変形と、これに伴う上記ニープロテクタの移動とにより、前突に基づき乗員の膝に与えられようとする衝撃力が緩和される。
また、上記ストッパーにより所定寸法以上の移動が阻止された上記ニープロテクタにより、上記前方移動する膝がニーアブソーバに向かってそれぞれ案内される。これにより、上記膝は、上記ニーアブソーバに衝突し、このニーアブソーバが変形する。そして、このニーアブソーバの変形により、前突に基づき上記膝に与えられようとする衝撃力が緩和される。
即ち、自動車の前突時には、上記ニープロテクタ、ステー、ニーアブソーバ、およびストッパーが互いに連関して、乗員の膝に与えられようとする衝撃力が、より十分に緩和される。
本発明の自動車の衝撃力吸収装置に関し、自動車の前突時に、乗員の膝に与えられようとする衝撃力が、より十分に緩和されるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、上記衝撃力吸収装置は、車室の前面側を形成する車体前部側から後上方に向かって延出しこの車体前部に支持されるステアリングコラムと、乗員の膝の前方に配置されて上記ステアリングコラムをその後下方から覆うニープロテクタと、このニープロテクタを上記ステアリングコラムに支持させるステーとを備えている。
自動車の前突時に、乗員の膝がその慣性力で前方移動し、この膝が上記ニープロテクタに衝突したとき、上記ステーが塑性変形して上記ニープロテクタが上記ステアリングコラムに対し前上方に向かって移動することとされている。
上記ニープロテクタの各外側方の近傍にそれぞれ配置されて上記車体前部に支持されるニーアブソーバが設けられる。上記ニープロテクタは、上記ステアリングコラムのステアリング軸心に沿った視線でみて、自動車の前方に向かって開くU字形状とされる。上記ステアリングコラムに対し前上方に向かって上記ニープロテクタが所定寸法以上に移動しようとしたとき、上記U字形状のニープロテクタの各端部をそれぞれ当接させて上記ニープロテクタのそれ以上の移動を阻止するストッパーが設けられる。このストッパーにより移動が阻止された上記ニープロテクタが、上記前方移動する膝を上記ニーアブソーバに向けて案内する。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は自動車で、矢印Frは、この自動車1の進行方向の前方を示している。
上記自動車1の車体2の内部には車室3が形成されている。この車室3の前部側を形成する上記車体2の車体前部4は板金製とされている。この車体前部4は、その左右各側部を構成するフロントピラー5と、自動車1の幅方向に延びて上記両フロントピラー5の長手方向の中途部同士に架設されるフロントカウル6と、このフロントカウル6から下方に向かって延出するダッシュパネル7と、このダッシュパネル7の下端縁から後方に向かって延出するフロアパネル8とを備えている。
また、上記車体前部4は、自動車1の幅方向に延びて上記両フロントピラー5の上記中途部同士に架設される円形パイプ製のピラーツーピラーメンバ11と、このピラーツーピラーメンバ11の長手方向の中途部を上記フロントカウル6に支持するブレース12とを備えている。
上記車体前部4のダッシュパネル7側から後上方に向かって延出するステアリングコラム15が設けられる。このステアリングコラム15の前、後部には、前、後ブラケット16,17が支持されている。これら各ブラケット16,17は上記車体前部4のブレース12に締結具18,19により支持されている。上記ステアリングコラム15には、そのステアリング軸心20上にステアリング軸21が支持されている。このステアリング軸21の後上端部は、上記ステアリングコラム15から後上方に向かって突出し、この突出端にハンドル22が取り付けられている。
上記ステアリングコラム15とハンドル22の後下方にドライバーである乗員23用のシート24が設けられ、このシート24は上記フロアパネル8に支持されている。前方に向かって上記シート24に着座した乗員23は、上記ハンドル22を把持して、操向操作が可能とされている。
上記乗員23の膝23aの前方に配置されて上記ステアリングコラム15をその後下方から覆う板金製のニープロテクタ26が設けられている。このニープロテクタ26は、上記ステアリング軸心20に沿った視線でみて(図1)、U字形状をなしている。より具体的には、上記ニープロテクタ26は、上記ステアリングコラム15の下方に離れたところに配置され、自動車1の幅方向に延びる底板27と、この底板27の各側端部からそれぞれ上方に向かって一体的に延出する左右側板28,28とを備えている。上記底板27の各側部の後下面は、それぞれ上記ステアリングコラム15の外側方に向かうに従い前方に向かって傾斜した案内面27aとされている。上記ニープロテクタ26は、上記ステアリング軸心20を通る垂線29を中心としてほぼ左右対称形とされている。
上記ニープロテクタ26を上記ステアリングコラム15に支持させる板金製のステー30が設けられている。このステー30は上記ステアリングコラム15から後下方に向かって突出する前、後ステー部材31,32と、これらステー部材31,32の各突出端部を一体的に結合させる底ステー部材33と、上記前ステー部材31を補強する補強材34とを備えている。上記ニープロテクタ26の底板27の幅方向の中途部が、上記底ステー部材33に締結具35により固着されている。これにより、上記ニープロテクタ26がステアリングコラム15に支持される。
上記前、後ステー部材31,32はそれぞれ帯板形状とされ、その各断面は、自動車1の幅方向に長い矩形状とされている。これにより、各ステー部材31,32は、自動車1の幅方向の外力に対する強度と剛性が、自動車1の長手方向のそれよりも大きくされている。上記補強材34は、上記前ステー部材31の幅方向の各縁部に一体的に形成されている。これにより、上記前ステー部材31は、自動車1の長手方向の外力に対する強度と剛性が上記後ステー部材32のそれよりも大きくされている。
上記ニープロテクタ26の各外側方の近傍にそれぞれ配置されて上記車体前部4のピラーツーピラーメンバ11に支持される左右一対のニーアブソーバ38が設けられている。これら各ニーアブソーバ38は板金製である。また、これら各ニーアブソーバ38は、上記垂線29を中心としてほぼ左右対称位置に配置されている。
上記ニープロテクタ26は、上記ステー30の塑性変形を伴って、上記ステアリングコラム15に対しほぼ真直前方、かつ、斜め上方(前上方)に向かって相対移動可能とされている。また、上記ステアリングコラム15に対しニープロテクタ26が所定寸法以上に相対移動しようとするとき、その移動を阻止する左右一対のストッパー40が設けられている。
上記各ストッパー40は、上記後ブラケット17の各側端部に一体的に形成されている。上記各ストッパー40は、上記垂線29を中心としてほぼ左右対称位置に配置されている。上記したようにニープロテクタ26が所定寸法以上に相対移動しようとしたとき、上記ニープロテクタ26の各側板28の延出端部が上記各ストッパー40に当接して、上記ニープロテクタ26のそれ以上の相対移動が阻止される(図1中、一点鎖線)。また、上記ニープロテクタ26の移動が上記ストッパー40により阻止されたとき、上記ニープロテクタ26は、上記垂線29を中心としてほぼ左右対称形とされる。
自動車1の前突時に、乗員23の膝23aがその慣性力で前方移動するとき、この膝23aは、まず、上記ニープロテクタ26の底板27の各案内面27aに衝突する(図1中、矢印A)。すると、上記ステー30における前、後ステー部材31,32のうち、特に後ステー部材32がより円滑に塑性変形して、上記ニープロテクタ26が上記ステアリングコラム15に対し前上方に向かって相対移動する(図1,4中、矢印B)。
そして、上記ステー30の塑性変形と、これに伴う上記ニープロテクタ26の移動とにより、前突に基づき乗員23の膝23aに与えられようとする衝撃力が緩和される。
また、上記ニープロテクタ26が所定寸法以上に相対移動することは、上記各ストッパー40によって阻止される(図1中、一点鎖線)。すると、移動が阻止された上記ニープロテクタ26の底板27の各案内面27aにより、上記前方移動する各膝23aが各ニーアブソーバ38に向かってそれぞれ案内される(図1,4中、矢印C)。これにより、上記各膝23aは、上記各ニーアブソーバ38に衝突し、各ニーアブソーバ38が変形する。そして、これら各ニーアブソーバ38の変形により、前突に基づき上記各膝23aに与えられようとする衝撃力が緩和される。
即ち、自動車1の前突時には、上記ニープロテクタ26、ステー30、ニーアブソーバ38、およびストッパー40が互いに連関して、乗員23の膝23aに与えられようとする衝撃力が、より十分に緩和される。
また、特に、上記ストッパー40は左右一対設けられている。そして、これら各ストッパー40により上記ステアリングコラム15に対する相対移動が停止させられたニープロテクタ26と、上記左右ニーアブソーバ38とは上記ステアリングコラム15のステアリング軸心20を通る垂線29を中心としてほぼ左右対称とされる。
このため、前突時に上記ニープロテクタ26に案内される各膝23aは、より確実にそれぞれ上記各ニーアブソーバ38に向かわされる。よって、前突時に、上記各膝23aに与えられようとする衝撃力は、それぞれより確実に緩和される
た、以上は図示の例によるが、上記ニープロテクタ26は樹脂製でもよい。また、上記ニーアブソーバ38は樹脂製でもよい。
図2の1−1線矢視図である。 自動車の前部側面図である。 図2の3−3線矢視図である。 図2の部分拡大作用説明図である。
1 自動車
2 車体
3 車室
4 車体前部
15 ステアリングコラム
20 ステアリング軸心
21 ステアリング軸
22 ハンドル
23 乗員
23a 膝
24 シート
26 ニープロテクタ
27a 案内面
29 垂線
30 ステー
38 ニーアブソーバ
40 ストッパー

Claims (1)

  1. 車体前部側から後上方に向かって延出しこの車体前部に支持されるステアリングコラムと、乗員の膝の前方に配置されて上記ステアリングコラムをその後下方から覆うニープロテクタと、このニープロテクタを上記ステアリングコラムに支持させるステーとを備え、前方移動する上記膝が上記ニープロテクタに衝突したとき、上記ステーが塑性変形して上記ニープロテクタが上記ステアリングコラムに向かって移動するようにした自動車の衝撃力吸収装置において、
    上記ニープロテクタの各外側方の近傍にそれぞれ配置されて上記車体前部に支持されるニーアブソーバを設け、上記ニープロテクタを、上記ステアリングコラムのステアリング軸心に沿った視線でみて、自動車の前方に向かって開くU字形状とし、上記ステアリングコラムに向かって上記ニープロテクタが所定寸法以上に移動しようとしたとき、上記U字形状のニープロテクタの各端部をそれぞれ当接させて上記ニープロテクタのそれ以上の移動を阻止するストッパーを設け、このストッパーにより移動が阻止された上記ニープロテクタが、上記前方移動する膝を上記ニーアブソーバに向けて案内するようにしたことを特徴とする自動車の衝撃力吸収装置。
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