JPH07108741B2 - 輪転機の紙通し装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、給紙部から印刷部を経て折部に致る紙通し
経路にウエブ料紙を通して印刷を行う輪転機の紙通し装
置に係り、詳細には、給紙部から折部に到る間に、ダブ
ルエンダー装置やベイウインドー装置を含む多数のガイ
ドローラー及びターニグバーを経由する紙通し経路を有
する輪転機に実施して有効であり、紙通し経路にそって
設けた案内路に従って移動するウエバ料紙誘導部材によ
って紙通しを行うようにした紙通し装置に関する。

〔従来の技術〕

前記したような紙通し装置については、例えば、米国特
許3,127,079号公報に示される技術（以下、［従来技術
Ｉ」とする。）、特公昭48−36325号公報に示される技
術（以下、［従来技術II」とする。）、米国特許3,995,
553号公報に示される技術（以下、［従来技術III」とす
る。）、特開昭57−1153号公報に示される技術（以下、
［従来技術IV」とする。）が公知である。

これら従来技術Ｉ、従来技術II、従来技術III、従来技
術IVは、いずれも、紙通し経路にそって設けた案内路
と、この案内路に従って移動するウエブ料紙誘導部材と
を具備した紙通し装置構成が示されている。従来技術Ｉ
は、ウエブ料紙誘導部材が柔軟かつ弾力あるフラットな
ベルト片であり、これを、案内路にそって複数組設けた
押しつけローラーと駆動ローラーの対で挟圧し、駆動ロ
ーラーを駆動回転することによって、前記ベルト片を案
内路に従って移動させるようにした構成である。また従
来技術IIは、ウエブ料紙誘導部材が歯付駆動輪と駆動体
を具備した台車であるとともに、案内路が歯付駆動輪と
噛合する歯付レールであり、歯付駆動輪を駆動体で駆動
回転することにより、台車が歯付レールに従って自走す
るようにした構成である。さらに従来技術IIIは、ウエ
ブ料紙誘導部材が有限長チェーンであり、これを、案内
路にそって複数設けたスプロケットホイールとを噛合さ
せ、スプロケットホイールを駆動回転することによっ
て、前記チェーンを案内路に従って間断なく移動させる
ようにした構成である。また、スプロケットホイールの
駆動にエアーモーターを使用し、このエアーモーターの
始動と停止とは、案内路のスプロケットホイール近傍に
設けたセンサー（とりわけ、エアーセンサー）で前記チ
ェーン端の到達を検出して行うようにしている。そして
さらに従来技術IVは、ウエブ料紙誘導部材がすべての方
向にほぼ同じ大きさのたわみ抵抗である横断面形状を有
する可撓体、例えば、円形または多角形断面のロープま
たは巻線であり、これを、案内路にそって複数組設けた
摩擦車群で挟圧し、それぞれの摩擦車群のうちの少なく
とも１つを駆動摩擦車とし、この駆動摩擦車を駆動回転
することによって、前記可撓体を案内路に従って移動さ
せるようにした構成である。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記各従来の技術は、それぞれ次のような課題をかかえ
ていた。

まず従来技術Ｉは、ウエブ料紙誘導部材がフラットなベ
ルト片であるために、このベルト片とこのベルト片をレ
ールに従って移動するための駆動ローラーとの間でスリ
ップを生ずることがあり、スムーズな料紙誘導が困難で
あるとともに、前記スリップによって生ずる断続的な料
紙誘導により、料紙に不整な張力が断続的に作用するこ
とになり、料紙が切断する不具合を生ずることがあっ
た。また従来技術IIは、ウエブ料紙誘導部材が駆動体を
具備した台車であり、これをレールに従って自走さる必
要があるために、台車装備およびレール形態が大がかり
となり、かつ、台車の走行スペースも大きく必要とな
り、ターニングバー等を経由するような小回りの多い紙
通しには不向きであった。さらに従来技術IIIは、ウエ
ブ料紙誘導部材がチェーンであって、前記従来技術Ｉお
よび従来技術IIにあったそれぞれの課題のうちのいくつ
かを解決するものであった。しかしながら、チェーン
は、屈曲が２方向に許容されるが、捻れが許容されてい
ないために、ターニングバーを経由する紙通しができな
かった。また、チェーンをレールに従って移動するため
のスプロケットホイールの作動制御系統が複雑であり、
このために駆動作動不良等の故障を生じる頻度が高かっ
た。そしてさらに従来技術IVは、ウエブ料紙誘導部材が
すべての方向にほぼ同じ大きさのたわみ抵抗である横断
面形状を有する可撓体であり、前記従来技術IIおよび従
来技術IIIあったそれぞれの課題を解決するものであっ
た。しかしながら、前記可撓体はその横断面形状が円形
または多角形であり、そのためこの可撓体をレールに従
って移動するための摩擦車群との当接面積が僅少になり
がちで、可撓体とこの可撓体をレールに従って移動する
ための摩擦車群の駆動摩擦車との間でスリップを生ずる
ことがあり、スムーズな料紙誘導が困難であり、前記従
来技術Ｉと同様の不具合を生ずることがあり、これを防
止するために、前記可撓体の駆動摩擦車に対する巻角を
大きくするときは、摩擦車群の摩擦車数を３ケ以上設け
る等構成を大ががりする必要があり、また、駆動摩擦車
への巻角を大きくした状態で紙通ししたときには、巻角
を大きくした分だけ余分なウエブ料紙を引き出すことと
なり、紙通し中のウエブ料紙に、必要以上の弛みを生じ
させる不具合があった。更に、前記可撓体は、屈曲がい
ずれの方向にもほぼ同じ抵抗で許容されており、案内路
に従ってどのようにも屈曲しながら移動するために、案
内路の設置精度が良くないときや、何らかの事故で変形
しているようなときには、ウエブ料紙に対し、ウエブ料
紙が許容されている屈曲方向以外の方向に無用の張力を
作用せしめることがあり、このため、ウエブ料紙が引き
裂かれる不具合を生ずることがあった。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、前記課題を解決するためになされたもの
で、給紙部から印刷部を経て折部に到る紙通し経路にウ
エブ料紙を通して印刷を行う輪転機において、前記紙通
し経路にそってその側部に設けた案内路と、少なくとも
一面に規則的な凹凸を具備するまたは／および一面から
他面に貫通した規則的な孔穴を具備する帯状体であり、
かつウエブ料紙の誘導端を係止する誘導端係止部を有す
るウエブ料紙誘導部材と、ウエブ料紙誘導部材の前記規
則的な凹凸または／および規則的な孔穴と噛合してウエ
ブ料紙誘導部材を案内路に従って移動せしめるべく設け
た誘導部材移動駆動手段を備えた構成とする。

〔作 用〕

前記構成によれば、ウエブ料紙を適宜に係止した帯状体
であるウエブ料紙誘導部材を、その規則的な凹凸または
／および規則的な孔穴を誘導部材移動駆動手段の１つに
噛合せしめて、案内路に装填する。続いて、誘導部材移
動駆動手段の作動によって、ウエブ料紙誘導部材は案内
路に従って移動させられる。ウエブ料紙誘導部材の先行
側が、その移動方向下流側に設けた他の誘導部材移動駆
動手段の位置に到達し、他の誘導部材移動駆動手段に噛
合して、この他の誘導部材移動駆動手段によって移動さ
せられる状態になった後に、ウエブ料紙誘導部材とこれ
を駆動していた上流側の誘導部材移動駆動手段との噛合
が解除される。更に、ウエブ料紙誘導部材と下流側に順
次設けられた誘導部材移動駆動手段との噛合およびその
解除がくり返し行われて、ウエブ料紙誘導部材は、案内
路に従って、確実に移動させられる。

ウエブ料紙誘導部材は、帯状体であるので、ターニング
バーの紙通しにおいてウエブ料紙と略同様の屈曲が許容
され、この紙通しをスムーズに行う。また、帯状体のウ
エブ料紙誘導部材は、ウエブ料紙が許容される屈曲を超
える屈曲が許容されないので、ウエブ料紙に対し許容を
超える方向に無用の張力を作用する挙動をしない。

〔実 施 例〕

次に、この発明について、実施例を示す図面に従って説
明する。

この発明は、第７図にその概略を示すような、給紙部
Ｓ、印刷部Ｐ、折部Ｆをそれぞれ１乃至複数個連係する
とともに、複数のガイドローラーGRおよびターニングバ
ーTB等によって規定されかつ途中で幾つかに分岐した、
前記給紙Ｓ、印刷部Ｐ、折部Ｆに亘る所定の紙通し経路
を有する輪転機において、各給紙部Ｓに装着したウエブ
料紙巻取体WRからウエブ料紙Ｗを引き出し、印刷部Ｐを
経て折部Ｆまで、所望の印刷物を得るための所定の紙通
し経路を適宜選択し、これに従ってウエブ料紙Ｗを誘導
する場合に特に有用な紙通し装置であって、その構成
は、例えば、第１図乃至第６図に示す通りである。

すなわち、複数のガイドローラーGRおよびターニングバ
ーTBにより規定される紙通し経路の側方かつ輪転機のフ
レーム（図示せず）の内側にそって、後に説明するウエ
ブ料紙誘導部材２を案内する案内路１を、前記フレーム
に適宜なブラケット（図示せず）を介して固定して設け
る。そして、この案内路１には、そこに装填されたウエ
ブ料紙誘導部材２と、これに係止されて紙通し経路を誘
導されるウエブ料紙Ｗとが、紙通し作動中連係を維持で
きるように、連続した開口部11が設けられる。また、紙
通し経路が所望する印刷物によって分岐するときは、案
内路１を、紙通し経路の分岐に整合させて分岐して設
け、分岐位置には、上流側案内路１と連続する下流側案
内路１を選択的に切換えるための案内路切換手段３が設
けられる。

更に、案内路１に関連せしめて、案内路１のウエブ料紙
誘導部材２の走行領域に臨ませかつウエブ料紙誘導部材
２の長さよりも短い間隔の位置に、表面に規則的な凹凸
を具備する駆動作用部材41と、この駆動作用部材41を駆
動する駆動体42とを備え、上記ウエブ料紙誘導部材２を
案内路１に従って移動させる誘導部材移動駆動手段４を
設ける。駆動体42には、適宜にフレームまたは案内路１
に固定する。

前記ウエブ料紙誘導部材２は、前記案内路１に装填可能
であるとともに、案内路１の屈曲に従って変形可能な帯
状体であり、かつ、偏平面の少なくとも一方に規則的な
凹部21または／および凸部22を具備する（第３図（ａ）
参照）か、偏平面の一方から他方に貫通した規則的な孔
穴23,24を具備して（第３図（ｂ）、（ｃ）参照）お
り、また、ウエブ料紙Ｗの誘導端WEを係止する誘導端係
止部25を設ける。尚、この誘導端係止部25は、図示のよ
うにウエブ料紙誘導部材２の幅から突出する形態であっ
ても、ウエブ料紙誘導部材２に設けるスリット形態（図
示せず）でもさしつかえない。

他方、前記輪転機におけるターニングバーTBの近傍上流
側には、必要に応じてウエブ料紙Ｗを新たにウエブ料紙
誘導部材２′に係止するためのウエブ料紙係止送出部５
を設けるとともに、これを上流部とする案内路１′を設
ける。

以上の構成における作動は以下の通りである。

まず、ウエブ料紙誘導部材２を案内路１に装填し、か
つ、ウエブ料紙誘導部材２の凹凸または孔穴と最上流側
の誘導部材移動駆動手段４の駆動作用部材41の凹凸とを
噛合せしめ止留する。装填においては、ウエブ料紙誘導
部材２の誘導端係止部25を、案内路１の連続した開口部
11側とする。

次に、ウエブ料紙巻取体WRのウエブ料紙Ｗの引き出し端
を、案内路１の近側を尖端とした切出状に形成するとと
もに、この尖端を適宜に折畳んで案内路１に向けて突出
させて誘導端WEとし、これを、ウエブ料紙誘導部材２の
誘導端係止部25に、粘着テープ等で係止する。

続いて、例えば輪転機制御部（図示せず）に具備せしめ
た、紙通し装置制御手段01（第６図参照）の紙通し経路
指定入力部02によって、制御部04に所望の紙通し経路を
入力し、紙通し作動スイッチ03を入力して、案内路１の
各分岐位置の案内路切換手段３を、指定入力した所望の
紙通し経路に整合するよう切換作動せしめるとともに、
各誘導部材移動駆動手段４の駆動体42を作動せしめて駆
動作用部材41を一斉に回転せしめる。すると、最上流側
の駆動作用部材41と噛合しているウエブ料紙誘導部材２
は、案内路１に従って移動し、その先行端がすぐ下流側
の誘導部材移動駆動手段４の駆動作用部材41に達し、こ
れと噛合する。そして、ウエブ料紙誘導部材２は、最上
流側の駆動作用部材41の回転とすぐ下流側の駆動作用部
材41の回転とによって移動せしめられ、やがて、ウエブ
料紙誘導部材２の全長が駆動作用部材41を通過すると、
すぐ下流側の駆動作用部材41のみによってより下流に移
動させられる。以後、逐次下流側の駆動作用部材と噛合
しながら、入力指定された紙通し経路にウエブ料紙Ｗを
誘導する。

また、前記案内路切換手段３は、例えば第４図（ａ）、
（ｂ）に示すように、回動自在に設けた支軸31に固定し
た案内板32を、前記支軸31の端部に固定したアーム33を
介して流体圧シリンダー34で回動し、上流側案内路１と
分岐した下流側案内路1,1…のひとつとを連結するとと
もに、他の下流側案内路1,1を閉塞する構成や、あるい
は、第５図（ａ）、（ｂ）に示すように、案内路１の分
岐位置に、上流側案内路１と分岐した下流側案内路1,1
…のひとつひとつとを別個に連結し得る中間案内路1a,1
a…を具備した回動板35を設け、適宜な駆動体（例え
ば、ステッピングモーターあるいは液体圧アクチュエー
ター等。いずれも図示せず。）で回動し、上流側案内路
１と分岐した下流側案内路1,1…のひとつとを連結する
構成等、適宜に設計してよい。尚、以上記載の案内路切
換手段３において、流体圧シリンダ−34はブラケット36
を介して図示しないフレームに回動自在に取りつけられ
ており、回動板35および図示しない適宜な駆動体は、そ
れぞれ適宜に、フレーム（図示せず）または案内路１に
取りつけられる。

他方、紙通し経路を誘導されたウエブ料紙Ｗが、ウエブ
料紙Ｗを幅方向左右に２分割してその一方を残る一方側
に片寄せして重ね合わせる片寄せターニングバー（第２
図参照）に誘導される時は、ウエブ料紙Ｗは、片寄せタ
ーニングバーに致る上流側でスリッターSLで幅方向左右
に２分され、その一方は、ウエブ料紙係止送出部５に導
入され、ウエブ料紙誘導部材２′の誘導端係止部25′に
係止されるとともに案内路１′に送出され、ウエブ料紙
誘導部材２′が、案内路１′に設けた誘導部材移動駆動
手段4,4…によって案内路１′に従って移動するのにと
もない、肩寄せターニングバーを通る紙通し経路を誘導
される。残る一方は、そのまま、案内路１に従って移動
するウエブ料紙誘導部材２によって、誘導を継続され
る。尚、前記その一方がウエブ料紙係止送出部５によっ
てウエブ料紙誘導部材２′の誘導端係止部25′に係止さ
れる間、誘導部材移動駆動手段4,4…の作動を一斉に停
止し、分割したウエブ料紙Ｗのその一方と残る一方との
紙通し経路への誘導を一時停止するようにしてよく、ま
た、その一方をウエブ料紙誘導部材２′の誘導端係止部
25′に係止するための機構は、従来の紙張りベルトによ
る紙通し装置で片寄せターニングバーにウエブ料紙を誘
導するときに実施されている機構（図示せず）を応用し
てよい。

この発明は、以上記載の実施例に局限されるものではな
く、誘導部材移動駆動手段4,4…をウエブ料紙誘導部材
2,2′の移動に先行して順次作動する構成としたり、案
内路切換手段３の切換えを個々に作動し得るよう構成し
たり、あるいは、誘導部材移動駆動手段4,4…において
駆動体42を共用し、複数の駆動作用部材41,41…をひと
つの駆動体42で駆動するよう構成したり、また、駆動作
用部材41を、ウエブ料紙誘導部材2,2′と噛合し得るよ
う案内路1,1′にそって複数軸間に張設したエンドレス
ベルト状に構成する等（いずれも図示せず）、特許請求
の範囲を逸脱しない設計上の改変を含むものである。

〔発明の効果〕

以上記載の通りなので、この発明の実施により、ターニ
ングバーを備えた輪転機において、必要最小限の設置ス
ペースであらゆる紙通し経路に、例えばウェブ料紙誘導
部材にねじれ変形が必要となるターニングバーを有する
紙通し経路であっても、何ら問題はなくウェブ料紙を誘
導することができ、また誘導するウェブ料紙に対して不
整な張力を作用させることなく、スムーズに自動紙通し
が可能となった。また、装置全体の構成が簡単なので、
故障の発生が少なく、かつ、保守管理も容易である。

また本発明によれば、ウェブ料紙誘導部材は、誘導部材
移動駆動手段により、このウェブ料紙誘導部材に設けら
れた凹凸または孔穴に噛合して移動されるから、ウェブ
料紙誘導部材と誘導部材移動手段の間で滑ることがな
く、従って、全紙通し経路にわたって等速度で紙通しを
行なうことができる。

また上記ウェブ料紙誘導部材は帯状体であり、これに設
けられる凹凸または孔穴は、この帯状体と一体状に設け
ることができ、この凹凸または孔穴を有するウェブ料紙
誘導部材を一体成形あるいはパンンチ穴加工等により簡
単に、かつ安価に作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、この発明の概略構成を模式的に示す
斜視図、第３図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、この発明の
ウエブ料紙誘導部材の実施例を示す斜視図、第４図
（ａ）、（ｂ）、第５図（ａ）、（ｂ）は、この発明の
案内路切換手段の概略を示す正面図、第６図は、この発
明における制御の一例を示すブロック図、第７図は、こ
の発明を実施し得る輪転機の一例を示す概略正面図であ
る。 1,1′は案内路、1aは中間案内路、2,2′はウエブ料紙誘
導部材、21は凹部、22は凸部、23,24は孔穴、25,25′は
誘導端係止部、３は案内路切換手段、31は支軸、32は案
内板、33はアーム、34は流体圧シリンダー、35は回動
板、36はブラケット、４は誘導部材移動駆動手段、41は
駆動作用部材、42は駆動体、５はウエブ料紙係止送出
部、01は紙通し装置制御手段、02は紙通し経路指定入力
部、03は紙通し作動スイッチ、04は制御部、Ｆは折部、
Ｐは印刷部、Ｓは給紙部、GRはガイドローラー、SLはス
リッター、TBはターニングバー、Ｗはウエブ料紙、WEは
誘導端、WRはウエブ料紙巻取体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】給紙部から印刷部を経て折部に到る紙通し
   経路にウエブ料紙を通して印刷を行う輪転機において、 前記紙通し経路にそってその側部に設けた案内路と、 少なくとも一面に規則的な凹凸を具備するまたは／およ
   び一面から他面に貫通した規則的な孔穴を具備する帯状
   体であり、かつウエブ料紙の誘導端を係止する誘導端係
   止部を有するウエブ料紙誘導部材と、 ウエブ料紙誘導部材の前記規則的な凹凸または／および
   規則的な孔穴と噛合してウエブ料紙誘導部材を案内路に
   従って移動せしめるべく設けた誘導部材移動駆動手段
   と、 を備えてなることを特徴とする紙通し装置。