JP2590389B2 - 走行紙の補強方法及びその装置 - Google Patents

走行紙の補強方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転機における紙通し
時に、牽引部材と接合する走行紙の先端部分に、テープ
を貼り付けて走行紙の補強を行なう走行紙の補強方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、輪転機における紙通しは、例えば
特開昭63−295261号に示すように、走行紙の先
端くわえ代部分を三本のコイル状スプリングよりなる牽
引部分にくわえさせ、この牽引部材を折り部まで移動さ
せることによって行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
ように新聞の頁数の増加が著しいと、走行紙をガイドし
て折り部まで搬送する牽引部材の移動経路の曲折が多く
なり、その距離も長くなる。このため、走行紙先端の牽
引部材と接合する部分に大きなテンションがかかり、走
行紙が破断してしまうという欠点が出現してきた。特
に、走行紙の方向転換等を行なう必要のあるGS紙の牽
引部材は、移動経路の曲折が複雑となり走行紙の破断が
より起こりやすい。その結果、走行紙の自動紙通しが不
可能となり、その後の処理が非常に面倒になるという問
題がある。
【0004】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、新聞の頁数が増加し、走行紙をガイドして
折り部まで搬送する経路が複雑に曲折し、かつ長くなっ
た状況下にあっても、走行紙先端の破断が起きないよう
にして、走行紙の自動紙通しを確実に行なえるようにし
た走行紙の補強方法とその装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明方法は、次の(1)〜(9)の工程からなる方法
としてある。 (1)走行紙をガイドレールに沿って折り部までガイド
するペーパガイドの両面に、二本のテープの先端部貼着
面をそれぞれ貼着し、 (2)上記ペーパガイドを一定距離前進させて、上記ペ
ーパガイドと二本のテープの貼着部分を圧着し、 (3)上記二本のテープの少なくとも先端部を除いた貼
着面を一定の間隙をもって対向するように広げて配置
し、 (4)上記二本のテープの上記間隙に、上記走行紙の先
端一部分を送り込み、 (5)上記二本のテープの貼着面を上記走行紙の先端一
部分の両面に押し付けて貼着し、 (6)上記ペーパガイドをさらに前進させて、上記二本
のテープどうし及び上記走行紙の先端と二本のテープの
貼着部分を圧着し、(7)上記二本のテープの走行紙と貼着していない部分
を一定の間隙をもって広げ、 (8)一定の間隙をもって広げられた 上記二本のテープ
を、上記走行紙との貼着部分より後方で切断し、(9)その後、上記ペーパガイドをさらに前進させて、
上記走行紙を上記折り部までガイドする。また、必要に
応じ、上記走行紙を先端から切断して分離する工程を付
加してある
【0006】また、本発明装置は、走行紙をガイドレー
ルに沿って折り部までガイドするペーパガイドと、この
ペーパガイド及び走行紙の通過路に、貼着面を対向させ
た状態で二本のテープを供給するそれぞれのテープリー
ルと、上記ペーパガイドの通過路を中心として開閉可能
に配置された貼着ロールと、この貼着ロールの間に上記
ペーパガイドが位置したことを検知し、該貼着ロールを
閉じて上記二本のテープを前記ペーパガイドに貼着させ
るための信号を出力するセンサと、上記貼着ロールより
下流側において開閉可能に配置された圧着ロールと、こ
の圧着ロールの間に上記ペーパガイドが位置したことを
検知し、該圧着ロールを閉じて上記ペーパガイドを貼着
したテープをさらに圧着させるとともに、上記貼着ロー
ルを開かせるための信号を出力するセンサと、上記貼着
ロールの間に上記走行紙が位置したことを検知し、該貼
着ロールを閉じて二本のテープを走行紙に貼着させ、上
記ペーパガイドと走行紙を二本のテープを介して接続さ
せるための信号を出力するセンサと、上記貼着ロールと
圧着ロールの間に位置し、走行紙に貼着したテープの後
部を切断するテープカッタと、上記走行紙が上記圧着ロ
ールより前進したこ とを検知して、上記カッタを作動さ
せるための信号を出力するセンサとを具備した構成とし
てあり、好ましくは、上記貼着ロールの上流側に位置
し、上記走行紙をその途中から長手方向に切断する主ス
リッタナイフと、上記圧着ロールの下流側に位置し、二
本のテープによってペーパガイドと接合した走行紙の先
端から、上記主スリッタナイフによって切断を開始され
た箇所まで切断を行なう補助スリッタナイフを付加して
ある。
【0007】
【作用】上記発明によれば、補強テープの先端を、走行
紙を牽引搬送するペーパガイドの両面に貼着する。そし
て、このテープの後部を走行紙先端のもっともテンショ
ンのかかる部分に、両面より貼着して補強する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
詳細に説明する。図1は本発明装置の一実施例の要部概
略斜視図、図2は同じく側面図(図1のA矢視図)、図
3は同じく平面図を示している。これら図面によって、
まず本発明一実施例装置について説明する。図示した装
置は、ターンバー手前の走行紙切断部100に配置した
例を示しており、GS(Gear Side ギヤ側:反操作側
であって、送りのためのギヤ類が配置してある側)紙の
HS(Handle Side 操作側:作業員が機械を操作する
ために位置する側)紙寄り側辺にテープを貼着するよう
にしてある。すなわち、走行紙は中央をスリッタで切断
し、HS紙側とGS紙側に分けるが、GS紙側は上述し
たように、移動経路の曲折が複雑になる。したがって、
通常、補強テープはGS紙のHS紙側寄りに貼着され
る。
【0009】図1において、1はサイドフレームH,S
に支持されたドラッグローラであって、輪転印刷機の速
度と同期して駆動するようにしてある。印刷された全巾
の走行紙2を、ドラッグローラ1上の中央で、左右にH
S紙2aとGS紙2bとに二分する(図3参照)ための
単独モータ付円形の主スリッタナイフ3は、サイドフレ
ームH,Sに支承された支持棒4の中間に固着されたア
ーム5の先端に枢支してある。支持棒4のサイドフレー
ムH,S側の外側端には、アーム6,6が固着され、こ
のアーム6,6の先端は、サイドフレームH,Sの内側
面に設けたシリンダ7,7のピストンロッドの先端に、
回転可能に連結してある。したがって、主スリッタナイ
フ3の外周下縁は、シリンダ7,7の作動により、ドラ
ッグローラ1上を通過する走行紙2に対して進退運動を
行なう。
【0010】補助スリッタナイフ8は、主スリッタナイ
フ3と走行紙2の走行方向同一直線上に配置してあり、
走行紙2の先端から主スリッタナイフ3による切断箇所
までの間の切断を行なう。この補助スリッタナイフ8
も、図示しない駆動手段によって走行紙2に対する進退
移動を行なう。
【0011】ターンバー9,10はGS紙2bをHS紙
2aの巾方向位置まで経路を移すためのもので、紙の流
れに対して45度傾斜させてサイドフレームH,Sに支
承した支持棒11,12上に図示しないブラケットを介
して固着され、一方のターンバー9が、他方のターンバ
ー10に対して、バーの径だけ上方に位置させてある。
【0012】ドラッグローラ1のサイドフレームH側に
は第一ガイドレール13が架設してある。この第一ガイ
ドレール13は、図示しない給紙部及び印刷部を経て走
行紙切断部100に至り、さらにここから折り部200
まで連続して設けてある(図4参照)。また、走行紙切
断部100から折り部200にかけては、GS紙2bの
HS紙寄りの側辺と対応するように第二ガイドレール1
4が架設してある(図4参照)。
【0013】これら第一及び第二のガイドレール13,
14は、図5に示すように一側の側面中央長手方向に開
口部13a,14aを形成した箱形としてある。そし
て、この箱形をしたガイドレール13,14の内部には
転動部材15が複数個設けてあり、さらに、この転動部
材15には、図5,図6に示すようにガイドレール1
3,14の開口部より一端の突出する長尺状のテープシ
ャトル16が取り付けてある。また、テープシャトル先
端のガイドレール13,14より突出した側の任意の位
置にはピン部材17が取り付けてあり、このピン部材1
7の先端にはペーパガイド18が取り付けてある。一
方、テープシャトル16の長手方向にはスプロケット孔
19が設けてあり、図示しないスプロケットが噛合して
いる。したがって、スプロケットを回転させるとテープ
シャトル16が移動し、この結果ペーパガイド18がガ
イドレール13,14にガイドされながら移動する。こ
れらテープシャトル16,ピン部材17,ペーパガイド
18等によって牽引部材を構成する。
【0014】次に、実施例の走行紙補強装置の要部構成
を、図1〜図3に戻って説明する。本実施例は、GS紙
2bのHS紙2a寄りの側辺を補強する装置例を示して
いる。補強装置は、テープ22,22を巻き付けてある
テープリール21,21と、貼着ロール23,23と、
この貼着ロール23,23を揺動させるシリンダ24,
24と、テープ22,22を切断するカッタ25,25
と、圧着ロール26,26とをGS紙2bのHS紙2a
寄りの側辺通過路をはさんでその上方及び下方にそれぞ
れ配置するとともに、同通過路の上方に第一センサ27
と第二センサ28を配置してある。また、GS紙2bの
通過路上方の任意の位置には第三センサ29と第四セン
サ30が配置してある。
【0015】ここで、テープリール21,21は、図示
してないがテープ22,22を送り出すための回転駆動
手段と、後述するテープ22,22カット時のリール逆
回転を防止するためのブレーキ手段を備えている。ま
た、テープ22,22は、貼着ロール23,23と接触
しない一側面のみが接着剤を塗布した貼着面となってい
る。貼着ロール23,23は、中央に支点23a,23
aを有する揺動杆23b,23bの一端に枢着してあ
り、この揺動杆23b,23bの他端に連結したシリン
ダ24,24の作動によって揺動し、走行紙2及びペー
パガイド18の通過路に対し開閉運動(進退運動)を行
なう。
【0016】カッタ25,25は、シリンダ25a,2
5aに取り付けられており、このシリンダ25a,25
aの作動によりテープ22,22に対して進退運動を行
ない、走行紙2に貼着したテープ22,22の後部を切
断する。圧着ロール26,26は、走行紙2及びペーパ
ガイド18に貼着したテープ22,22を上下両側から
挟圧し、走行紙2とテープ22及びペーパガイド18と
テープ22、並びに走行紙2とペーパガイド18間のテ
ープ22,22どうしをしっかりと貼り付ける。
【0017】 一方、第一〜第四のセンサ27〜30は、
次のように作用する。第一センサ27は、ペーパガイド
18が初期状態、すなわち貼着ロール23,23の間に
位置したことを検知する。第二センサ28はペーパガイ
ド18が圧着ロール26,26の間に位置したことを検
知する。第三センサ29は、GS紙2bのHS紙寄り側
辺が貼着ロール23,23の間に送られてきたことを検
知する。第四センサ30は、GS紙2bのHS紙寄り側
辺が圧着ロール26,26の間に送られてきたことを検
知する。
【0018】一方、前述した第二ガイドレール14は、
その始点を補助スリッタナイフ8の直後に設けるととも
に、側面長手方向の開口部14aが走行紙2の通過路と
同一平面上に位置するようにしてある。そして、ペーパ
ガイド18は、テープシャトル16によって主スリッタ
ナイフ3の方向に突出するようになっており、したがっ
て第二ガイドレール14の始点を越え、貼着ロール2
3,23の位置まで到達できるようになっている。
【0019】また、本実施例装置は、図示してないが制
御部を有している。この制御部は、図示しない操作部か
らの信号及び、第一〜四センサ27,28,29,30
からの信号にもとづいて、主スリッタナイフ3、補助ス
リッタナイフ8、テープリール21,21、貼着ロール
23,23、テープカッタ25,25等の作動信号を出
力する。
【0020】次に、上記構成からなる実施例装置を用い
て行なう走行紙補強方法の一実施例を図7〜図11を参
照して説明する。 初期状態では、主スリッタナイフ3,補助スリッタナ
イフ8及び貼着ロール23,23のそれぞれが、走行紙
2(GS紙2b)の通過路より離れた位置にある。ま
た、ペーパガイド18が第二ガイドレール14より突出
して張り出され、貼着ロール23,23の間に位置して
いる(図7)。
【0021】ここで第一センサ27が、貼着ロール2
3,23の間にペーパガイド18が位置していること、
すなわち、ペーパガイド18が初期状態(待機)位置に
あることを検知すると、制御部はシリンダ24,24を
作動させて二つの貼着ロール23,23を閉じる方向に
揺動させる。これにより、ペーパガイド18の両側にテ
ープ22,22の先端部貼着面が貼着される(図8)。
【0022】ペーパガイド18が前進(第二ガイドレ
ール14に戻る方向に移動)し、圧着ロール26,26
の間までくると、第二センサ28がこれを検知する。こ
れにより制御部は、ペーパガイド18の前進を停止させ
るとともに、貼着ロール23,23を後退させて開いた
状態とする。次いで制御部は、走行紙2の前進を開始さ
せるとともに、補助スリッタナイフ8を着状態とさせる
(図9)。
【0023】走行紙2が前進し、貼着ロール23,2
3の間に位置すると、これを第三センサ29が検知す
る。これにより制御部は、貼着ロール23,23を閉じ
させ、テープ22,22を走行紙2(GS紙2bのHS
紙2a寄りの側辺)の両面に貼着させる。これと同時に
制御部は、主スリッタナイフ3を着状態として走行紙2
の切断が可能な状態とする(図10)。
【0024】ペーパガイド18と走行紙2の前進によ
り、GS紙2bのHS紙寄り側辺が圧着ロール26,2
6の間に搬送され、走行紙2(GS紙2b)の先端が補
助スリッタナイフ8の直前に位置したことを第四センサ
30が検知する。これにより制御部は、貼着ロール2
3,23を開かせるとともに、テープカッタ25,25
を前進させてテープ22,22を切断させる(図1
1)。
【0025】 なお、テープ22,22が切断された際、
テープリール21,21はテンション解除による反動で
逆回転しようとするが、上述したようにテープリール2
1,21にはブレーキ手段が備えてあるので逆回転はし
ない。したがって、テープ22,22にあらかじめ貼着
面と反対側に反るような性質をもたせておくと、切断し
たテープ22,22の先端を図7に示すようなカール状
態に維持することができる。一方、ペーパガイド18
(走行紙2)の前進により、走行紙2は主スリッタナイ
フ3によってその途中から長手方向に切断が開始される
(図10,図11参照)。そしてさらに、上記テープ2
2,22の切断後、ペーパガイド18が前進すると、主
スリッタナイフ31による走行紙2の切断が継続される
とともに、補助スリッタナイフ8によって走行紙2の先
端から主スリッタナイフ3により切断が開始された切断
箇所までの切断が行なわれる。補助スリッタナイフ8
は、上記切断が終了する一定時間経過後に脱状態に戻
る。
【0026】このようにして、HS紙寄りの側辺をテ
ープ22,22で補強されたGS紙2bは、ペーパガイ
ド18に引かれ、第二ガイドレール14にガイドされつ
つ折り部200まで搬送され、紙通しを行なう。また、
走行紙2のGS紙2bは、テープ22,22によってペ
ーパガイド18と接合された後にスリッタナイフ3,8
によってHS紙2aと切断分離されるので、テープ2
2,22の貼着時にはHS紙2aと一体化しており、G
S紙2bを支持するガイド板を設けなくても垂れ下がる
ようなことがなく、テープ22,22による補強(貼着
作業)を容易かつ確実に行なうことができる。また、主
スリッタナイフ3と補助スリッタナイフ8の位置は、走
行紙2の走行方向同一直線上に位置しているので、補助
スリッタナイフ8は、上下動のみを行ない、走行紙2の
幅方向への移動は行なわない。したがって、補助スリッ
タナイフ8の構造が従来のものに比べ簡単になる。
【0027】本発明は、上述した実施例に限られるもの
ではなく、要旨の範囲内において種々変形実施が可能で
ある。例えば、上述した走行装置の各部の構成は、それ
らの行なうべき機能を損なわないかぎり他の構成に置換
してもよく、また上述した走行方法における各ステップ
は、必要な機能を果たすかぎり、その動作手順が異なっ
ていてもよい。また、本発明の走行装置及び走行方法
は、GS紙に対する補強だけでなく、HS紙に対してテ
ープの補強を行なう場合にも、ほぼ同様にして適用する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の走行紙の補強方
法及びその装置によれば、次のような効果を奏する。第
一に、テープの張力が強くなり、走行紙のテンション変
動,走行紙の横ぶれ等があっても切断したりすることが
ない。また、二本のテープをペーパガイドに貼着してあ
るので、走行紙のテンション変動,走行紙の横ぶれ等が
あってもテープがぺーパガイドから外れない。
【0029】第二に、走行紙の先端が煽られたりしてテ
ープとの間でずれを生じても、二本のテープは貼着面ど
うしが貼り合わさってテープの貼着面が露出しないの
で、粘着面の露出により生じる接着剤のタンバー,ガイ
ドローラなどへの付着がなくなり、これにより、タンバ
ー,ガイドローラなどへ付着した接着剤が走行紙の前進
を妨げて、走行紙を断紙してしまうといった問題を防止
する。
【0030】 第三に、テープガイドと走行紙の間におい
て二本のテープどうしを張り合わせてリード紙として機
能させ、ペーパーガイドと走行紙を二本のテープのみで
接続しているので、走行紙の補強を全自動化することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の要部概略斜視図。
【図2】本発明装置の一実施例の側面図(図1のA矢視
図)。
【図3】本発明装置の一実施例の平面図。
【図4】ガイドレールの配設状態を示す簡略斜視図。
【図5】ガイドレールとペーパガイドの関係を示す拡大
断面図。
【図6】テープシャトルとペーパガイド等を示す拡大平
面図。
【図7】本発明の一実施例方法の説明図。
【図8】本発明の一実施例方法の説明図。
【図9】本発明の一実施例方法の説明図。
【図10】本発明の一実施例方法の説明図。
【図11】本発明の一実施例方法の説明図。
【符号の説明】
2…走行紙 2a…HS紙 2b…GS紙 3…主スリッタナイフ 8…補助スリッタナイフ 9,10…ターンバー 13,14…ガイドレール 21,21…テープリール 22,22…テープ 23,23…貼着ロール 25,25…カッタ 26,26…圧着ロール 27…第一センサ 28…第二センサ 29…第三センサ 30…第四センサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(1)〜(9)の工程からなること
    を特徴とした走行紙の補強方法。 (1)走行紙をガイドレールに沿って折り部までガイド
    するペーパガイドの両面に、二本のテープの先端部貼着
    面をそれぞれ貼着し、 (2)上記ペーパガイドを一定距離前進させて、上記ペ
    ーパガイドと二本のテープの貼着部分を圧着し、 (3)上記二本のテープの少なくとも先端部を除いた貼
    着面を一定の間隙をもって対向するように広げて配置
    し、 (4)上記二本のテープの上記間隙に、上記走行紙の先
    端一部分を送り込み、 (5)上記二本のテープの貼着面を上記走行紙の先端一
    部分の両面に押し付けて貼着し、 (6)上記ペーパガイドをさらに前進させて、上記二本
    のテープどうし及び上記走行紙の先端と二本のテープの
    貼着部分を圧着し、(7)上記二本のテープの走行紙と貼着していない部分
    を一定の間隙をもって広げ、 (8)一定の間隙をもって広げられた 上記二本のテープ
    を、上記走行紙との貼着部分より後方で切断し、(9)その後、上記ペーパガイドをさらに前進させて、
    上記走行紙を上記折り部までガイドする。
  2. 【請求項2】 上記走行紙を先端から切断して分離する
    工程を付加した請求項1記載の走行紙の補強方法。
  3. 【請求項3】 走行紙をガイドレールに沿って折り部ま
    でガイドするペーパガイドと、 このペーパガイド及び走行紙の通過路に、貼着面を対向
    させた状態で二本のテープを供給するそれぞれのテープ
    リールと、上記ペーパガイドの通過路を中心として開閉可能に配置
    された貼着ロールと、この貼着ロールの間に上記ペーパ
    ガイドが位置したことを検知し、該貼着ロールを閉じて
    上記二本のテープを前記ペーパガイドに貼着させるため
    の信号を出力するセンサと、 上記貼着ロールより下流側において開閉可能に配置され
    た圧着ロールと、 この圧着ロールの間に上記ペーパガイドが位置したこと
    を検知し、該圧着ロールを閉じて上記ペーパガイドを貼
    着したテープをさらに圧着させるとともに、上記貼着ロ
    ールを開かせるための信号を出力するセンサと、 上記貼着ロールの間に上記走行紙が位置したことを検知
    し、該貼着ロールを閉じて二本のテープを走行紙に貼着
    させ、上記ペーパガイドと走行紙を二本のテープを介し
    て接続させるための信号を出力するセンサと、 上記貼着ロールと圧着ロールの間に位置し、走行紙に貼
    着したテープの後部を切断するテープカッタと、上記走行紙が上記圧着ロールより前進したことを検知し
    て、上記カッタを作動させるための信号を出力するセン
    サと、 を具備したことを特徴とする走行紙の補強装置。
  4. 【請求項4】 上記貼着ロールの上流側に位置し、上記
    走行紙をその途中から長手方向に切断する主スリッタナ
    イフと、 上記圧着ロールの下流側に位置し、二本のテープによっ
    てペーパガイドと接合した走行紙の先端から、上記主ス
    リッタナイフによって切断を開始された箇所まで切断を
    行なう補助スリッタナイフを付加した請求項3記載の走
    行紙の補強装置。
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