JP3075408B1 - ターンバー部の自動紙通し装置 - Google Patents

ターンバー部の自動紙通し装置

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JP3075408B1 JP11229533A JP22953399A JP3075408B1 JP 3075408 B1 JP3075408 B1 JP 3075408B1 JP 11229533 A JP11229533 A JP 11229533A JP 22953399 A JP22953399 A JP 22953399A JP 3075408 B1 JP3075408 B1 JP 3075408B1
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Abstract

【要約】 【課題】 切断部で分割された分割ウエブ紙の紙通し経
路におけるターンバー部において紙通しされる分割ウエ
ブの弛み及び弛みのために生じる波打ちの防止 【解決手段】 輪転機の印刷部から切断部及びターンバ
ー部を経て折部に至るウエブ紙の紙通し経路におけるタ
ーンバー部の自動紙通し装置は、切断部で分断され、新
たに紙通し体9aに貼り付けられた一方の分割ウエブ紙
1bの紙通し経路に沿って紙通し体を案内移動させる紙
通し体ガイド10aが設けられ、その分割ウエブ紙の紙
通し経路には、適宜の間隔をあけて平行で、且つ紙通し
方向に対し傾斜した状態の第1バー23及び第2バー2
4からなるターンバー部7が設けられ、ターンバー部に
は、第1バーと第2バーとの間で、分割ウエブ紙の幅方
向で横断し、紙通し経路に干渉しない待機位置と紙通し
経路を横断して突出する突出位置との間を移動し、分割
ウエブ紙を押し出し得るペーパガイド28を備えている
弛み取り装置が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輪転印刷機の稼
働中にウエブ紙が移動する位置である紙通し経路にウエ
ブ紙を紙通しする紙通し装置に関し、特に、ウエブ紙を
連係した紙通し体を、ターンバーの周面をめぐるターン
バー紙通し経路に沿って設けられたターンバー紙通し経
路用紙通し体ガイドに従って移動させることによって、
ターンバーの周面をめぐるターンバー紙通し経路にウエ
ブ紙を紙通しする紙通し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における輪転機のターンバー
部の自動紙通し装置としては、例えば、実公平7−39
646号公報に開示されているものがある。この自動紙
通し装置は、ターンバーの周面をめぐるターンバー紙通
し経路に沿って設けられた断面形状がC字状の誘導パイ
プに紙通しロープが移動可能に装着され、その紙通しロ
ープに誘導パイプのスリットから突出する継手が設けら
れ、その継手にフィルム材からなるウエブ紙先端貼付部
が取付けられ、そのウエブ紙先端貼付部にウエブ紙が貼
り付けられ、その状態で、前記紙通しロープが挟み込ま
れる様に設けられた駆動ローラと補助ローラーとにより
紙通しロープを誘導パイプに従って移動させ、前記ター
ンバー紙通し経路に紙通しする紙通し装置である。
【0003】即ち、前記ターンバー紙通し経路の上流側
で且つウエブ紙を二分割するスリッター装置の搬送方向
下流側の位置に、二分割後の一方のウエブ紙を搬送する
紙通しロープを常時待機した状態に設け、ウエブ紙の先
端部を検出するセンサーによる先端部の検出に基づいて
貼着装置を作動させ、前記一方のウエブ紙と前記ウエブ
紙先端部貼付部とを貼り合わせてターンバー紙通し経路
に紙通しをするのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術によ
る輪転機のターンバー部の自動紙通し装置においては、
図18に示すように、ターンバー(第1バー23及び第
2バー24)と誘導パイプ9bとの間に間隙を設ける必
要があるため、誘導パイプ9bが実際の分割ウエブ紙1
cの紙通し経路よりも大回りする結果となり、第1バー
23及び第2バー24を通過する度に分割ウエブ紙1c
に弛みが増加することになる。又、分割ウエブ紙1cを
紙通しロープ10b側へ引き寄せられる傾向がある。即
ち、分割ウエブ紙1cの先端部が第1バー23を通過す
るのに際して、紙通しロープ10bを引張る力、つまり
矢印kの方向の力の作用力が誘導パイプ9bの中心にあ
るので、分割ウエブ紙1cには矢印mの方向の力が働
く。
【0005】前記矢印mの方向の力は、矢印nの方向の
分力を持つので、分割ウエブ紙1cは、紙通しロープ1
0bの移動方向(矢印kの方向)への移動と共に、矢印
nの方向へも移動させられることになる。又、先端縁が
斜線となっている分割ウエブ紙1cは、分割ウエブ紙1
cの全幅が第1バー23に掛からない初期においてはバ
ーに接する面積が狭く、且つ弛んでいるので、分割ウエ
ブ紙1cと第1バー23との間に生じる摩擦抵抗が少な
く、第1バー23に沿って容易に矢印qの方向にずれる
ことになる。
【0006】前記二つの理由により、第1バー23及び
第2バー24の周面を回るように紙通しをするときに、
分割ウエブ紙1cが紙通しロープ10b側に引き寄せら
れ、この引き寄せられた分割ウエブ紙1cの側縁が、駆
動部18の駆動ローラー18aと紙通しロープ10bに
挟まれることがある。
【0007】又、紙通しロープ10b側に引き寄せられ
た分割ウエブ紙1cの斜めに切断された先端縁の尖端に
近い部分には、紙通しロープ10b側に引き寄せられる
ことによって、前記弛みが長手方向に沿った波打ちや幅
方向に沿った波打ちとなって現われ、更にこの長手方向
に沿った波打ちや幅方向に沿った波打ちが第1バー23
及び第2バー24に接触して皺になり、まだ十分に広く
ない紙幅に不均一な張力が作用して、断紙するという問
題点がある。
【0008】又、紙通しロープ10bが移動する誘導パ
イプ9bは、第1バー23の上流側では、貼付装置43
(図17参照)によって分割ウエブ紙1cを紙通しロー
プ10bのウエブ紙先端貼付部に貼り付ける必要がある
ため、紙通し経路の側縁に接近した位置にあり、ここに
おける両者の間隔は、第2バー24の下流側における両
者の間隔より小さい。このため、第1バー23及び第2
バー24を回る度に分割ウエブ紙1cは、紙通し経路か
ら大きく外れる。
【0009】即ち、図18に示すように、貼付装置43
の近傍における分割ウエブ紙1cの紙通し経路の側縁と
紙通しロープ10bの中心との距離をH、第1バー23
から第2バー24への分割ウエブ紙1cの紙通し経路の
側縁と紙通しロープ10bの中心との距離をI、第2バ
ー24の下流側における分割ウエブ紙1cの紙通し経路
の側縁と紙通しロープ10bの中心との距離をJとする
と、H<I<Jというように距離が広がっており、分割
ウエブ紙1cの先端部pのターンバー部紙通し経路にお
ける軌跡は、rで示されるものとなる。即ち、分割ウエ
ブ紙1cは、紙通しロープ10bに案内されることによ
って、紙通し経路から徐々に離れて行くことになるが、
これに対し何らの対処も行われていない。
【0010】この発明は、上記の問題点を解消するべ
く、簡単な構成により、ターンバー部を紙通しされる分
割ウエブの弛みをなくし、弛みのために、紙通しされる
分割ウエブ紙が紙通し経路から大きく外れてしまうこと
を防止し、紙通し経路から外れることにより生じていた
様々な不具合を一掃しようとするものである。
【0011】又、弛みのために分割ウエブ紙に生じる波
打ちをなくし、分割ウエブ紙に不均一な張力が作用する
のを防止し、不均一な張力の作用によるウエブ紙の破断
をなくそうとするものである。そして、ターンバー部の
紙通しを不都合なく全自動で行い得るようにしたウエブ
紙の紙通し装置の提供を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】給紙部、印刷部及び折部
が設けられ、給紙部・折部間には、ウエブ紙の紙通し経
路が形成されている輪転機におけるこの発明によるター
ンバー部の自動紙通し装置は、ウエブ紙の先端部に貼り
付けられる紙通し体を紙通し経路に沿って案内して移動
させるように紙通し体を送る駆動部を備えた紙通し体ガ
イドが設けられ、紙通し経路には、適宜の間隔をあけて
平行の第1バー及び第2バーからなるターンバー部が設
けられ、ターンバー部には、第1バーと第2バーとの間
で、分割ウエブ紙の幅方向で横断し、紙通し経路に干渉
しない待機位置と紙通し経路を横断して突出する突出位
置との間を移動し、ウエブ紙を押し出し得るペーパガイ
ドを備えている弛み取り装置が設けられている。特に上
記のターンバー部は、印刷部の下流に設けられた切断部
で切断され、新たな紙通し体に貼り付けられて移動する
一方の分割ウエブ紙の紙通し経路に設けられ、切断部・
折部間には、ターンバー部を通らない第1の分割ウエブ
紙の紙通し経路と通る第2の分割ウエブ紙の紙通し経路
とが設けられている輪転機におけるこの発明によるター
ンバー部の自動紙通し装置は、第2の分割ウエブ紙の紙
通し経路には、適宜の間隔をあけて平行で、且つ紙通し
方向にに対し傾斜した状態の第1バー及び第2バーから
なるターンバー部が設けられ、ターンバー部には、第1
バーと第2バーとの間で、分割ウエブ紙の幅方向で横断
し、紙通し経路に干渉しない待機位置と紙通し経路を横
断して突出する突出位置との間を移動し、分割ウエブ紙
を押し出し得るペーパガイドを備えている弛み取り装置
が設けられている。
【0013】そして、弛み取り装置のペーパガイドは、
ウエブ紙又は分割ウエブ紙の幅方向で横断する方向の棒
状体で、紙通し経路に干渉しない待機位置と紙通し体ガ
イド側の先端部が紙通し経路を横断して突出する突出位
置との間を傾斜角変位し得るようになっており、その傾
斜角変位は、分割ウエブ紙の先端がターンバー部の下流
側の第2バーを通過した時を基準に適宜のタイミング
で、ペーパガイドを突出作動させる制御駆動手段で行わ
れる。
【0014】そして、切断部で切断された一方の分割ウ
エブ紙である第1の分割ウエブ紙の紙通し体及び紙通し
体ガイドは、切断前のウエブ紙の紙通し体及び紙通し体
ガイドであり、他方の分割ウエブ紙である第2の分割ウ
エブ紙の紙通し体ガイドは、切断された端縁側に切断部
の直ぐ下流を始点として設けられている。
【0015】印刷稼働に先立っての紙通し作業において
は紙通し準備が行われる。先ず、紙通し体は、ウエブ紙
が貼り付けられる端部を先頭にして紙通し体ガイドに案
内されて給紙部及び切断部の直ぐ下流における夫々の待
機位置に至るまで、逆転する駆動部により紙通し経路を
紙通しのときとは逆向きに移動させられる。そこで、給
紙部から引き出されたウエブ紙の先端部は、紙通し経路
の起点となる給紙部の待機位置において紙通し体の端部
に貼り付けられる。
【0016】上記の紙通し準備が完了すると、先ず、輪
転機における紙送り部が所定速度で作動されると共に、
紙通し体ガイドによる紙通し経路中の駆動部が始動され
る。それにより、紙通し体は、紙送り部で移動させられ
るウエブ紙と同期した速度で紙通し体ガイドに案内され
て下流に向って移動する。それによりウエブ紙は、印刷
部及び切断部を通る所定の紙通し経路に沿って紙通しさ
れる。
【0017】そして、ウエブ紙は、切断部を通ることに
より幅方向中心で長手方向に沿って切断され、二つの分
割ウエブ紙に分割される。そして、それまでの紙通し体
に貼り付けられて移動する方の一方の分割ウエブ紙は、
そのままそれまでの紙通し体ガイドに案内されて移動す
る紙通し体に導かれて所定の紙通し経路を移動し続け
る。
【0018】切断部での分割により新に生じた他方の分
割ウエブ紙の先端部は、切断部の中心の直ぐ下流側に待
機した別の紙通し体の端部に貼り付けられる。そして切
断部の中心の直ぐ下流側を起点とする紙通し体ガイドに
よる紙通し経路中の駆動部が始動され、それにより、紙
通し体は、紙通し体ガイドに案内されて下流に向って移
動する。それにより他方の分割ウエブ紙は、ターンバー
部を通る所定の紙通し経路に紙通しされる。
【0019】ターンバー部において、紙通し体に導かれ
る分割ウエブ紙は、上流側の第1バー及び第2バーに巻
き掛けられる。かくして、紙通し体により二つの分割ウ
エブ紙は、折部に至る所定の紙通し経路に紙通しされ
る。上記の紙通しにおいて、ターンバー部を通る分割ウ
エブ紙の貼付け端部がターンバー部の第2バーを通過し
僅かに下流側に至った時点で制御駆動手段が作動する。
【0020】すると、ペーパガイドは、紙通し経路に干
渉しない待機位置から紙通し体ガイド側の先端部が紙通
し経路を横断して突出する突出位置に傾斜角変位し、第
1バー・第2バー間に張られる分割ウエブ紙を一面側か
ら他面側に向って押え込むようになる。即ち、分割ウエ
ブ紙の紙通し経路は、第1バー・第2バー間において分
割ウエブ紙がペーパガイトに接するように迂回するよう
になる。
【0021】それにより第1バー・第2バー間における
分割ウエブ紙の弛みは除去され、第1バー・第2バー間
の分割ウエブ紙は張りを持たせられる。その分割ウエブ
紙は、第1バーを通過の際に紙通し体ガイド側に引き寄
せられつつ第2バーに向って移動しようとするが、上記
の迂回した紙通し経路においてペーパガイトは紙通し体
ガイドに近い程突出量が大きい傾斜となっているので、
分割ウエブ紙は、ペーパガイトの傾斜によって紙通し体
ガイド側から離れて幅方向の中央に引き戻す力が加えら
れながら第2バーに向い、これを通過する。
【0022】かくしてターンバー部の弛み取り装置によ
り、紙通しの際に、ターンバー部を移動する分割ウエブ
紙の弛みを除去すると共に、分割ウエブ紙に不均一な張
力を作用させ分割ウエブ紙の断紙の原因となる、分割ウ
エブ紙の表面に生じる波打ちを解消する。更に、分割ウ
エブ紙が移動中に、第1バーから第2バーに至る紙通し
体ガイド側に寄って行く横ずれ現象を防止して、分割ウ
エブ紙の移動が正常な位置において行われるようになっ
た。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態における輪
転機のターンバー部の自動紙通し装置を図面に従って説
明する。先ず、この発明の実施の形態におけるターンバ
ー部の自動紙通し装置を適用した輪転機の一例として例
示された図13に示すような所謂B−B型オフセット輪
転機について説明する。
【0024】図13において、基床上に複数(図示の例
では3基)の給紙部2が並設され、その上部には各給紙
部2に対応した3基の印刷部3が設けられ、各印刷部3
の上方には、印刷上ドラッグローラー4とスリッター5
とから成る切断部及び切断部で長手方向に沿って切断さ
れた半幅の一方の分割ウエブ紙が通るターンバー部7が
設けられている。
【0025】給紙部2・印刷部3間及び印刷部3・切断
部間には、適宜配列されたのガイドローラー6・・・に
よる紙通し経路が形成され、更に、各切断部の上方に
は、各分割ウエブ紙毎にターンバー部7(切断部で切断
された一方の分割ウエブ紙の紙通し経路のみ)を含めて
適宜配列されたのガイドローラー6・・・及び分岐部1
5による紙通し経路が形成されており、それらの紙通し
経路は、最終的にまとめられて、印刷部間に設けられた
折部8の入口に対向して設けられたフォーマー上ドラッ
グローラー41とこのフォーマー上ドラッグローラー4
に対向して設けられた紙引きローラー42を経て折部
8内に至る。
【0026】上記の紙通し経路には、図17に示すよう
に、それに沿って紙通し体ガイド9,9aが設けられ、
細帯状の紙通し体10,10aを案内移動させるように
なっている。なお、折部8の近傍には、必要に応じ紙通
し体10,10aを巻取り格納しておく紙通し体プール
部17が設けられており、対向したフォーマー上ドラッ
グローラー41と紙引きローラー42の直後において、
紙通し体ガイド9,9aは、折部8に至る第1分割ウエ
ブ紙1a,第2分割ウエブ紙1bの紙通し経路と分岐し
て紙通し体プール部17に至るようになっている。
【0027】図示の例では右端の給紙部2の上部には印
刷部3の外にサテライト型印刷部(無符号)が並設さ
れ、右端の給紙部2から引き出されたウエブ紙は、分岐
部15を介して、印刷部3への紙通し経路とサテライト
型印刷部(無符号)への紙通し経路とに選択的に移動す
るようになっている。サテライト型印刷部(無符号)に
関する紙通し経路の説明は省略する。
【0028】切断部で切断された一方の分割ウエブ紙で
ある第2分割ウエブ紙1bの紙通し経路に設けられたタ
ーンバー部7は、図1に示すように構成されている。適
宜の間隔をあけて平行な第1バー23及び第2バー24
が、印刷上ドラッグローラー4に対し傾斜した状態で、
対向したフレーム11,11間に架け渡されて設けられ
ている。
【0029】具体的には、互に適宜の間隔をあけて平行
な支持軸20,21が、印刷上ドラッグローラー4と平
行に、両端がフレーム11,11に支持されており、支
持軸20には、第1バー23・第2バー24の一端が取
付具22,22aを介して取り付けられ、支持軸21に
は、第1バー23・第2バー24の他端が取付具22
b,22cを介して取り付けられている。
【0030】取付具22,22a,22b,22cは、
支持軸20,21の軸線方向に可変位置決めされ得ると
共に、第1バー23・第2バー24の端部は、取付具2
2,22a,22b,22cに軸着され、第1バー23
と第2バー24との間隔及び傾斜は調節し得るようにな
っている。
【0031】支持軸20において、取付具22の位置は
第2分割ウエブ紙1bの略外側縁域であり、取付具22
aの位置は略中央域である。又、支持軸21において、
取付具22cの位置は他の分割ウエブ紙である第1分割
ウエブ紙1aの略外側縁域であり、取付具22bの位置
は略中央域である。
【0032】従って、第1バー23と第2バー24に折
返し巻き掛けられた第2分割ウエブ紙1bは、移動方向
が第1バー23によりその傾斜に応じて偏向され、第2
バー24により更にその傾斜に応じて、第1バー23で
の偏向と逆に偏向され、第1分割ウエブ紙1aと重なっ
て移動するようになる。
【0033】上記のような輪転機における紙通し体ガイ
ド9,9a及び紙通し体ガイド9,9aに案内されて移
動する紙通し体10,10aについて説明する。図17
に示すように、紙通し体ガイド9,9aは、ガイドロー
ラ等で形成される紙通し経路に従って移動するウエブ紙
1、第1分割ウエブ紙1a及び第2分割ウエブ紙1bの
側縁に沿ってレール状に設けられている。
【0034】紙通し体ガイド9,9aは、図15に示す
ように、平行な2本の条体であるガイド部材13,13
aが対向して、夫々連結部と両脚部とからなる断面略コ
字形の長尺材のガイド本体50の両脚先端部に取り付け
られて形成されている。ガイド部材13,13aの対向
面が細帯条の紙通し体10,10aを挟むガイド面をな
し、その対向間隙は、紙通し体10,10aの厚さより
僅かに大きく、紙通し体10,10aが円滑に移動し得
る程度である。
【0035】そして、紙通し体ガイド9,9aの取付け
は、ターンバー部7の区域以外の区域では、紙通し経路
に沿って適宜の間隔毎にフレーム11の内側面から突出
するように設けられたブラケット12,12aの先端に
ガイド本体50の連結部が取り付けられている。(図1
5参照)
【0036】切断部とターンバー部7との間では、第2
分割ウエブ紙1bの方の紙通し体ガイド9aの取付け用
のブラケット12aは適宜長く突出している。又、ター
ンバー部7の区域においては、図1に示すように、第2
分割ウエブ紙1bの切断端縁側の支持軸21から突出し
て設けられたブラケット12aにより紙通し体ガイド9
aが取り付けられている。
【0037】そして、図14及び図17に示すように、
ガイド部材13,13aの適宜の単位長毎の切欠部に
は、フレーム11にブラケットを介して駆動部18が設
けられている。駆動部18は、フレーム11の内側面に
ブラケットを介して取り付けられ、紙通し体10,10
aを適宜の接触圧で挟むようにして回転可能にブラケッ
トに設けられたモーター駆動の駆動ローラー18aと補
助ローラー18bとから構成されている。
【0038】図15に示すように、紙通し体10,10
aには、紙通し体ガイド9,9aに装着された状態で一
方のガイド部材13を幅方向で挟むような間隔で対向し
て対となったガイドピン14,14aが、紙通し体1
0,10aの長手方向に適宜の間隔で設けられている。
それにより移動する紙通し体10,10aの幅方向の位
置、即ち紙通し体10,10aに貼り付けられたウエブ
紙1、第1分割ウエブ紙1a及び第2分割ウエブ紙1b
の幅方向の位置が規制される。
【0039】図17に示すように、紙通し体10,10
aの後端部は、一側縁側に広幅となり、ウエブ紙貼付け
部10fとなり、紙通しに際しては、先端縁が斜線のウ
エブ紙の一側縁側の尖端部が貼付け結合される。紙通し
体10のウエブ紙貼付け部10fに対するウエブ紙1の
先端部の貼付け結合は、紙通し経路の開始点の待機位置
又は貼付装置43において行われ、切断部により分割さ
れていずれの側端縁も紙通し体10の後端部に貼付け結
合されていない方の第2分割ウエブ紙1bの場合には、
切断部の直ぐ下流位置に設けられた貼付装置43により
行われる。
【0040】更に、紙通し経路を途中で分岐する分岐点
における紙通し体ガイド9,9aには、図16に示すよ
うな分岐部15(図は三分岐形状を例示する)が設けら
れる。分岐部15において、適宜の間隔をあけて対向
し、内側端面がガイド部材13,13aの内側面に連続
するような案内板部15b,15cが上流側の紙通し体
ガイド9,9aのガイド部材13,13aの端面と下流
側の分岐された三本(図16で上位、中位、下位)の紙
通し体ガイド9,9aの夫々のガイド部材13,13a
の端面とに取り付けられており、案内板部15b,15
c間に挟まれた分岐部材15aは、案内板部15b,1
5cの内側端面と一致する内側面をもち、三本の紙通し
体ガイド9,9aの配列方向(図16で上下方向)に変
位可能で、流体圧シリンダー16により、三つの位置
(図16で上中下の三位置)に位置決めされる。
【0041】案内板部15bの内側端面には、上流側の
ガイド部材13,13aの間隙に相当して、その間隙に
続く溝15eが形成され、案内板部15の内側端面に
は、下流側の三対のガイド部材13,13aの間隙に相
当して、その間隙に続く上中下位置の溝15f,g,h
が形成されており、分岐部材15aの内側面には、下位
置にある場合に溝15eと溝15fとを接続する溝15
i、中位置にある場合に溝15eと溝15gとを接続す
る溝15j及び上位置にある場合に溝15eと溝15h
とを接続する溝15kが形成されている。
【0042】ターンバー部7の弛み取り装置Tについて
説明する。図1、図5、図6及び図7に示すように、弛
み取り装置Tは、一端が支持軸20にブラケット26を
介して、他端が支持軸21にブラケット27を介して夫
々取付けられた断面コ字形の長尺材のケース25を具備
しており、ケース25は、上流側の第1バー23と下流
側の第2バー24との間で、それらのバーと平行に、且
つ紙通し経路に干渉しない位置にあり、コ字断面の開口
側が第1バー23・第2バー24間に張られた第2分割
ウエブ紙1bの表面に向いている。即ち、図1に図示さ
れた例では、第2バー24に沿って平行に位置し、紙面
に向う方向に開口している。
【0043】ケース25内に収納されるアーム30は、
基端が支持軸21側の端部近傍で図1の紙面と平行なピ
ン29によりケース25に角変位可能に取り付けられ、
旋回可能である。アーム30同様にケース25内に収納
され、適宜の間隔をあけて二本平行な細管状のガイドバ
ー28a,28bからなるペーパガイド28は、基端が
ペーパーガイド支持金具32を介して支持軸20側でケ
ース25内を長手方向に移動し得ると共に、回転可能に
取り付けられ、先端部近傍がアーム30の先端に回転可
能にピン結合されている。
【0044】即ち、ペーパーガイド支持金具32のアー
ム30に向う方向の移動により、アーム30及びペーパ
ガイド28は、夫々反対方向に旋回して、ペーパガイド
28の先端はケース25内から突出し、ペーパガイド2
8は傾斜する。ペーパーガイド支持金具32の移動量の
増大に伴いその傾斜度は増大する。
【0045】ペーパーガイド支持金具32のアーム30
から離れる方向の移動により、ペーパガイド28は傾斜
度を減じ、アーム30と共にケース25内に収納され
る。収納時においては、ペーパガイド28の突出が確実
に行われるようにペーパガイド28とアーム30とが直
線となるデッドポイントから外されるようになってい
る。
【0046】上記のケース25、アーム30並びにペー
パガイド28及びペーパーガイド支持金具32からなる
弛み取り装置Tの更なる具体的構造について説明する。
図1及び図5に示すように、基端が支持軸20に取り付
けられたL字断面のブラケット26は、第1バー23・
第2バー24間に張られた第2分割ウエブ紙1bに対し
一方のウエブ26aが平行で、他方のウエブ26bが垂
直であり、ウエブ26bの外側面には、先端に向って順
次、長手方向に流体圧シリンダー36、ガイド33及び
断面コ字形のケース25のフランジ部の一端部が取り付
けられている。前記断面コ字形のケース25のフランジ
部の他端部は、支持軸21に固着されたブラケット27
に取り付けられている。
【0047】紙通し体10aのウエブ紙貼付け部10f
に貼り付けられた第2分割ウエブ紙1bの貼付け先端部
の通過を検出し、貼付け先端部がターンバー部7の第2
バー24を通過して僅かに下流側に至った時点で検出信
号を出力する第2分割ウエブ紙1bの貼付け先端部検出
センサー(図示しない)が設けられており、流体圧シリ
ンダー36は、前記検出信号により制御される流体回路
により作動されるようになっている。
【0048】そして、上記の第2分割ウエブ紙1bの貼
付け先端部検出センサー(図示しない)の同検出信号で
作動するタイマー(図示しない)が設けられており、流
体圧シリンダー36は、タイマーの所定時間経過信号に
より制御される流体回路により前記検出信号による作動
と逆方向に作動されるようになっている。
【0049】アーム30は、両端部がピン孔頭部に形成
され、基端側のピン孔頭部がケース25のフランジ部か
ら突出したピンに挿入されている。(図5参照)ペーパ
ガイド28をなす二本平行なガイドバー28a,28b
は、剛性強化のために中間部において補強連結金具38
により連結されており(図7参照)、ガイドバー28
a,28bの先端部近傍は、アーム30の先端側のピン
孔頭部に挿入されたピン兼支持金具39の突出両端部に
夫々取り付けられている(図6参照)。
【0050】又、図5に示すようにガイドバー28a,
28bの基端部は、ケース25の支持軸20側の端部か
ら突出してブラケット26先端部に位置するペーパガイ
支持金具32に取り付けられている。そして、長手方
向、即ちケース25の長手方向にボルト孔が貫通すると
共に横方向に支持ピン31aが突出した連結ブロック3
1が、ガイド33に案内されてブラケット26の長手方
向、即ちケース25の長手方向に移動可能に設けられて
おり、ペーパガイド支持金具32は、連結ブロック31
の支持ピン31aに回転可能に取り付けられている。
【0051】連結ブロック31のボルト孔には、ペーパ
ガイド28側から流体圧シリンダー36側に向ってボル
ト34が挿入され、ねじ部にはナット40がねじ込まれ
ている。連結ブロック31とナット40との間には、ボ
ルト34に巻回された圧縮コイルばね37が予圧をもっ
て装着されている。更にボルト34の先端と流体圧シリ
ンダー36のピストン棒の先端のねじ部とは、ねじスリ
ーブ継手35を介して連結されている。
【0052】印刷稼働に先立っての紙通し作業において
は紙通し準備が行われる。先ず、給紙部2から折部8に
至る紙通し経路中に適宜設けられた分岐部15における
分岐紙通し経路の選択設定が行われる。分岐紙通し経路
の選択設定は、図16において三分岐として例示されて
いる分岐部15における流体圧シリンダー16を作動さ
せ、分岐部材15aを上下動させる。
【0053】分岐部材15aが位置に位置すると、溝
15eと溝15fとは溝15iを介して連通する。即
ち、上流側の紙通し体ガイド9,9aは、分岐部15を
介して下流側の上側の紙通し体ガイド9,9aに接続さ
れる。同様に分岐部材15aが中位置に位置すると、溝
15eと溝15gとは溝15jを介して連通する。即
ち、上流側の紙通し体ガイド9,9aは、分岐部15を
介して下流側の中央の紙通し体ガイド9,9aに接続さ
れる。(図16参照)又、分岐部材15aが位置に位
置すると、溝15eと溝15hとは溝15kを介して連
通する。即ち、上流側の紙通し体ガイド9,9aは、分
岐部15を介して下流側の下側の紙通し体ガイド9,9
aに接続される。
【0054】そこで、紙通し体プール部17において巻
き取られて収納されている紙通し体10,10a;1
0,10a・・・は、ウエブ紙貼付け部10fを先頭に
して紙通し体プール部17から引き出されて、夫々の紙
通し体ガイド9,9aに挿入され、ウエブ紙貼付け部1
0fがフォーマー上ドラッグローラー41・紙引きロー
ラー42から給紙部2又は切断部(印刷上ドラッグロー
ラー4・スリッター5)における夫々の待機位置又は貼
付装置43に至るまで、逆転する駆動部18の駆動ロー
ラー18aと補助ローラー18bに挟まれて、選択され
た紙通し経路を紙通しのときとは逆向き移動させられ、
各ウエブ紙貼付け部10fは、給紙部2又は切断部(印
刷上ドラッグローラー4・スリッター5)における夫々
の待機位置又は貼付装置43に待機する。
【0055】給紙部2から引き出されたウエブ紙1の斜
めの先端縁の尖端部は、紙通し経路の起点となる給紙部
2の待機位置において手動的に又は適宜の自動装置によ
って自動的に紙通し体10のウエブ紙貼付け部10fに
貼り付けられる。
【0056】上記の紙通し準備が完了すると、先ず、輪
転機におけるドラッグローラー4等の紙送り部が所定速
度で作動されると共に、紙通し体ガイド9による紙通し
経路中の適宜の個所に設けられた駆動部18の駆動ロー
ラー18aが所定速度で正転される。それにより、駆動
ローラー18aと補助ローラー18bに挟まれた紙通し
体10は、紙送り部で移動させられるウエブ紙1と同期
した速度で紙通し体ガイド9に案内されて下流に向って
移動する。それによりウエブ紙1は、ガイドローラー
6、印刷部3及び切断部(ドラッグローラー4・スリッ
ター5)を通る所定の紙通し経路に沿って紙通しされ
る。
【0057】そして、ウエブ紙1は、対向して回転駆動
される印刷上ドラッグローラー4とスリッター5との間
を通ることにより幅方向中心で長手方向に沿って切断さ
れ、第1分割ウエブ紙1aと第2分割ウエブ紙1bとに
分割される。(図17参照)それまでの紙通し体10の
ウエブ紙貼付け部10fに貼り付けられて移動する方の
第1分割ウエブ紙1aは、そのまま紙通し体ガイド9に
続く紙通し体ガイドに案内されて移動する紙通し体1
0に導かれて所定の紙通し経路を移動し続ける。
【0058】切断部での分割により新たに生じた他方の
第2分割ウエブ紙1bのの斜め先端縁の尖端部は、切断
部の中心の直ぐ下流側の貼付装置43に待機した紙通し
体10aのウエブ紙貼付け部10fに自動的に貼り付け
られる。そして前記の切断部の中心の直ぐ下流側の貼付
装置43を起点とする紙通し体ガイド9aによる紙通し
経路中の適宜の個所に設けられた駆動部18の駆動ロー
ラー18aが所定速度で正転する。
【0059】すると、駆動ローラー18aと補助ローラ
ー18bとに挟まれた紙通し体10aは、紙送り部で移
動させられるウエブ紙1と同期した速度で紙通し体ガイ
9aに案内されて下流に向って移動する。それにより
第2分割ウエブ紙1bは、ガイドローラー6及びターン
バー部7からなる所定の紙通し経路に紙通しされる。
【0060】上記の紙通し体10,10aの紙通し体ガ
イド9,9aによる案内移動において、紙通し体10,
10aのガイドピン14,14aがガイド部材13を幅
方向で挟んでいるので、紙通し体10,10a、即ち、
紙通し体10,10aに貼り付けられたウエブ紙1、第
1分割ウエブ紙1a及び第2分割ウエブ紙1bの幅方向
の位置がずれることはない。
【0061】ターンバー部7において、紙通し体10a
に導かれる第2分割ウエブ紙1bは、上流側の第1バー
23に巻き掛けられ(図1において、紙面下側から上側
へとバー23に巻き掛けられ)その移動方向が直角に偏
向され、更に下流側の第2バー24に巻き掛けられ(図
1において、紙面下側から上側へと第2バー24に巻き
掛けられ)その移動方向が逆に直角に偏向される。その
結果、第2分割ウエブ紙1bは、その中心線がターンバ
ー部7を経由しない第1分割ウエブ紙1aの中心線に一
致させられた紙通し経路を移動する。即ち、第1分割ウ
エブ紙1aと第2分割ウエブ紙1bとは上下に重なった
ようになる。
【0062】そのようにして、各印刷部3からの重ねら
れた状態の対となった第1分割ウエブ紙1aと第2分割
ウエブ紙1bとがガイドローラー6,6・・による所定
の紙通し経路に紙通しされ、更に夫々の対の分割ウエブ
紙が更に重ねられた状態となり、フォーマー上ドラッグ
ローラー41と紙引きローラー42との間を通り、折部
8に至る。
【0063】フォーマー上ドラッグローラー41・紙引
きローラー42の直後において、紙通し体ガイド9,9
aは、折部8に至る分割ウエブ紙の紙通し経路と分岐し
て紙通し体プール部17に至るようになっているので、
紙通し体10,10aのウエブ紙貼付け部10fは、第
1分割ウエブ紙1a及び第2分割ウエブ紙1bの尖端部
から剥がされ、紙通し体10,10aは紙通し体プール
部17に巻き取られて収納される。
【0064】かくして、選択された紙通し体ガイド9,
9aに予め挿入された紙通し体10,10aにより第1
分割ウエブ紙1a及び第2分割ウエブ紙1bは、折部8
に至る選択された所定の紙通し経路に紙通しされる。上
記の紙通しにおいて、第2分割ウエブ紙1bの貼付け端
部がターンバー部7の第2バー24を通過し僅かに下流
側に至った時点で出力される貼付け先端部検出センサー
(図示しない)からの検出信号により流体圧シリンダー
36の流体回路が制御され、流体圧シリンダー36が作
動する。
【0065】すると、流体圧シリンダー36のピストン
棒は、ストロークSだけ伸長し、連結ブロック31は、
ねじスリーブ継手35、ナット40及び圧縮コイルばね
37を介してガイド33に案内されて位置cから位置d
まで矢印eの方向に直線移動する、即ち前進する。
【0066】連結ブロック31、即ちペーパガイド28
の実質的角変位中心となる支持ピン31aの前進によ
り、先端部近傍がアーム30の先端に回転可能にピン結
合されているペーパガイド28は、支持ピン31aを中
心に図9で時計回りに角変位し傾斜度を増加し、アーム
30を反時計回り、即ち矢印g方向に角度αだけピン2
9を中心に角変位させながら、先端がf方向に前進する
と共にケース25の開口側から突出する。
【0067】ペーパガイド28及びアーム30がケース
25にある初期状態では、ペーパガイド28とアーム3
0とが直線状態でなく、ピン結合部がケース25の開口
側に多少突出するように屈折状態にある、即ちデッドポ
イントから外されているので、上記の角変位作動は円滑
に開始される。
【0068】上記のような角変位をするペーパガイド2
8は、図1及び図10において第1バー23に紙面表面
側から巻き掛けられ、第2バー24に紙面裏面側から巻
き掛けられて、第1バー23・第2バー24間に張られ
る第2分割ウエブ紙1bを第2バー24付近で紙面表面
側から裏面側に向って押え込むようになる。即ち、第2
分割ウエブ紙1bの紙通し経路は、第1バー23・第2
バー24間において第2分割ウエブ紙1bがペーパガイ
ド28に紙面裏側から接するように迂回するようにな
る。
【0069】それにより第1バー23・第2バー24間
における第2分割ウエブ紙1bの弛みは除去され、第1
バー23・第2バー24間の第2分割ウエブ紙1bは張
りを持たせられる。
【0070】紙通し体ガイド9aに挿入された紙通し体
10aに一側縁側で結合されいる第2分割ウエブ紙1b
は、第1バー23を通過の際に紙通し体ガイド9a側に
引き寄せられつつ第2バー24に向って移動しようとす
るが、上記の迂回した紙通し経路においてペーパガイド
28は紙通し体ガイド9aに近い程突出量が大きい傾斜
となっているので、第2分割ウエブ紙1bは、ペーパガ
イド28の傾斜によって紙通し体ガイド9a側から離れ
て幅方向の中央に引き戻す力が加えられながら第2バー
24に向い、これを通過する。
【0071】上記の状況を図10、図11及び図12に
従って詳細に説明する。図10において、第2分割ウエ
ブ紙1bが第1バー23を通過して第2バー24に向う
ときの状況は、紙通し体10aを引張る力、即ち矢印k
の方向の力の作用点が紙通し体ガイド9aの中心にある
ので、第2分割ウエブ紙1bには、矢印mの方向の力が
働く。
【0072】前記矢印mの方向の力は、矢印nの方向の
分力をもつので、第2分割ウエブ紙1bは、紙通し体1
0aの移動方向(矢印kの方向)への移動と共に、矢印
nの方向へも移動させられることになる。又、第2分割
ウエブ紙1bは、第1バー23において第1バー23に
接する面積が少なく、且つ弛んでいるので、第2分割ウ
エブ紙1bと第1バー23との間に生じる摩擦抵抗が少
なく、第1バー23に沿って容易に矢印qの方向にずれ
ることになる。
【0073】そこで、上記のように貼付け先端部検出セ
ンサー(図示しない)からの検出信号により流体圧シリ
ンダー36が作動すると、ペーパガイド28が、紙通し
体ガイド9a側で紙通し経路中央域よりも大きく変位し
て、図10において紙面に垂直に(紙面表側から紙面裏
側に向う方向に)突出し、第2分割ウエブ紙1bの弛み
を除去すると共に、第2分割ウエブ紙1bの表面に生じ
る波打ちを解消する。第2分割ウエブ紙1bの表面に生
じる波打ちは、第2分割ウエブ紙1bに不均一な張力を
作用させ、第2分割ウエブ紙1bの断紙の原因となるも
のである。
【0074】更に、ペーパーガイド28を経由する第2
分割ウエブ紙1bは、図12に示すようにペーパーガイ
ド28のガイドバー28a,28bに接する面積が少な
く、従って摩擦抵抗も小さいので、第2分割ウエブ紙1
bは、ペーパーガイド28の傾斜に沿って容易に矢印u
の方向に位置を変えつつ移動する。その結果、第1バー
23を通過するときに生じた第2分割ウエブ紙1bの紙
通し体ガイド9a側への偏りが戻されることになる。
【0075】又、何らかの原因で、第2分割ウエブ紙1
bに若干大きな張力が生じ、ペーパーガイド28に図2
における矢印j方向の力が作用した場合は、ペーパーガ
イド28に矢印hの方向の推力が働き、連結ブロック3
1を圧縮コイルばね37の反発力に抗して矢印iの方向
に移動させることにより、第2分割ウエブ紙1bの破損
を防止する。又、ナット40を回して連結ブロック31
の一端面とナット40の一端面との距離を変えることに
より、圧縮コイルばね37の反発力を調整できるので、
強度が相違する様々の種類の第2分割ウエブ紙1bに対
応し得る。
【0076】上記の流体圧シリンダー36の作動でピス
トン棒が伸長した後も、紙通し体10aによる紙通しが
進行され、紙通し体10aのウエブ紙貼付け部10f、
即ち、分割ウエブ紙1bの先端縁が紙通し体ガイド9a
に沿って下流へ移動し、ターンバー部7の第2バー24
から離れると、後続の第2分割ウエブ紙1bの側縁は、
第2バー24の近傍下流において紙通し体ガイド9aと
略平行となる。それと共に、第1バー23に巻き掛けら
れる第2分割ウエブ紙1bの紙幅が十分に広くなり、第
1バー23及び第2バー24との接触摩擦力が得られる
ようになる。
【0077】そして、貼付け先端部検出センサー(図示
しない)が検出信号を出力してから、上記の第2分割ウ
エブ紙1bの側縁が第2バー24の近傍下流において紙
通し体ガイド9aと略平行となり、第1バー23に巻き
掛けられる第2分割ウエブ紙1bの紙幅が十分に広くな
るまでの所定の時間を計時するタイマーが出力する計時
完了信号により流体圧シリンダー36の流体回路が制御
され、流体圧シリンダー36は、既述の貼付け先端部検
出センサーの検出信号出力時と逆方向に作動する。
【0078】すると、流体圧シリンダー36のピストン
棒は退縮し、連結ブロック31は、ねじスリーブ継手3
5及びボルト34を介してガイド33に案内されて待機
位置へ後退する。この動作により、ペーパーガイド28
は、ケース25内に収められ、第2分割ウエブ紙1bに
接触しない状態となる。
【0079】このようにして、第2分割ウエブ紙1b
は、ターンバー部7に紙通しされ、引き続き紙通し体1
0aに導かれ、折部8に至り、フォーマー上ドラッグロ
ーラー41と紙引きローラー42に挟み込まれて紙通し
工程は終了する。
【0080】この発明のターンバー部7の弛み取り装置
により、紙通しの際に、ターンバー部7を移動する第2
分割ウエブ紙1bの弛みを除去すると共に、第2分割ウ
エブ紙1bに不均一な張力を作用させ第2分割ウエブ紙
1bの断紙の原因となる、第2分割ウエブ紙1bの表面
に生じる波打ちを解消する。更に、第2分割ウエブ紙1
bが移動中に、第1バー23から第2バー24に至る紙
通し体ガイド9a側に寄って行く横ずれ現象を防止し
て、第2分割ウエブ紙1bの移動が正常な位置において
行われるようになった。
【0081】上記の実施の形態における輪転機のターン
バー部7は、印刷部3の下流の切断部(ドラッグローラ
ー4・スリッター5)でウエブ紙1が長手方向に切断さ
れた結果の分割ウエブ紙のうちの新たな紙通し体10a
に貼り付けられた方の第2分割ウエブ紙1bの紙通し経
路に設けられた場合であるが、切断部がなく、印刷され
たままの全幅のウエブ紙1の紙通し経路に設けられた場
合であってもよい。
【0082】
【発明の効果】この発明のターンバー部の弛み取り装置
により、紙通しの際に、ターンバー部に紙通しされるウ
エブ紙に生じる弛みを除去すると共に、そのウエブ紙に
不均一な張力を作用させウエブ紙の断紙の原因となる、
ウエブ紙の表面に生じる波打ちを解消する。更に、ター
ンバー部に紙通しされるウエブ紙が紙通し体ガイド側に
引き寄せられるのを防止する。
【0083】従って、ウエブ紙が紙通し体ガイドに干渉
したり、紙通し体とその駆動部の駆動ローラーとの間に
挟まれる不都合をなくし、且つウエブ紙が不均一な張力
作用によって断紙することをなくして、ターンバー部の
紙通しを円滑に且つ確実に行い得る。又、装置自体の構
成が簡単であるので故障の発生が少なく、且つ保守管理
も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるターンバー部の
弛み取り装置の全体図である。
【図2】図1のD矢視図で、ケースの手前部分を削除し
た図である。
【図3】図1のF矢視図である。
【図4】図1のG矢視図である。
【図5】図2のE矢視図(一部断面図)で、ケースの手
前部分を削除した図である。
【図6】図5のA−A線における断面図である。
【図7】図5のB−B線における断面図である。
【図8】図5のC−C線における断面図である。
【図9】図5のK矢視図で、ケースの手前部分を削除し
た図である。
【図10】この発明の実施の形態におけるターンバー部
の紙通し装置の作用説明図である。
【図11】図10のL矢視図である。
【図12】この発明の実施の形態におけるターンバー部
の弛み取り装置の作用説明図である。
【図13】この発明の実施の形態におけるオフセット輪
転機の概略構成図である。
【図14】この発明の実施の形態における紙通し体の駆
動部の断面図である。
【図15】この発明の実施の形態における紙通し体と紙
通し体ガイドとの関係断面図である。
【図16】この発明の実施の形態における紙通し経路に
おける分岐部の断面図である。
【図17】この発明の実施の形態におけるターンバー
部、切断部及び紙通し体ガイドの構成斜視図である。
【図18】従来の技術におけるターンバー部の紙通し装
置の作用説明図である。
【符号の説明】
1 ウエブ紙 1a,1b 分割ウエブ紙 2 給紙部 3 印刷部 4 印刷上ドラッグローラー 5 スリッター 6 ガイドローラー 7 ターンバー部 8 折部 9,9a 紙通し体ガイド 10,10a 紙通し体 10f ウエブ紙貼付け部 11 フレーム 12,12a ブラケット 13,13a ガイド部材 14,14a ガイドピン 15 分岐部 15a 分岐部材 15b,15c 案内板部 15e,15f,15g,15h,15i,15j,1
5k 溝 16 流体圧シリンダー 17 紙通し体プール部 18 駆動部 18a 駆動ローラー 18b 補助ローラー 20,21 支持軸 22,22a,22b,22c 取付具 23 第1バー 24 第2バー 25 ケース 26,27 ブラケット 28 ペーパガイド 28a,28b ガイドバー 29 ピン 30 アーム 31 連結ブロック 31a 支持ピン 32 ペーパーガイド支持金具 33 ガイド 34 ボルト 35 ねじスリーブ継手 36 流体圧シリンダー 37 圧縮コイルばね 40 ナット 41 フォーマー上ドラッグローラー 42 紙引きローラー 43 貼付装置 50 ガイド本体 T 弛み取り装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部、印刷部及び折部が設けられ、ウ
    エブ紙の紙通し経路が形成されている輪転機において、 ウエブ紙の先端部に貼り付けられる紙通し体を紙通し経
    路に沿って案内して移動させるように紙通し体を送る駆
    動部を備えた紙通し体ガイドが設けられ、 紙通し経路には、適宜の間隔をあけて平行の第1バー及
    び第2バーからなるターンバー部が設けられ、 ターンバー部には、第1バーと第2バーとの間で、ウエ
    ブ紙の幅方向で横断し、紙通し経路に干渉しない待機位
    置と紙通し経路を横断して突出する突出位置との間を移
    動し、ウエブ紙を押し出し得るペーパガイドを備えてい
    る弛み取り装置が設けられているターンバー部の自動紙
    通し装置。
  2. 【請求項2】 給紙部、印刷部、切断部及び折部が設け
    られ、給紙部・印刷部・切断部間には、ウエブ紙の紙通
    し経路が形成され、切断部・折部間には、分割ウエブ紙
    毎の紙通し経路が形成されている輪転機において、 ウエブ紙及び分割ウエブ紙の先端部に貼り付けられる紙
    通し体を各紙通し経路に沿って案内して移動させるよう
    に紙通し体を送る駆動部を備えた紙通し体ガイドが設け
    られ、 切断部で切断された一方の分割ウエブ紙の紙通し経路に
    は、適宜の間隔をあけて平行で、且つ紙通し方向に対し
    傾斜した状態の第1バー及び第2バーからなるターンバ
    ー部が設けられ、 ターンバー部には、第1バーと第2バーとの間で、分割
    ウエブ紙の幅方向で横断し、紙通し経路に干渉しない待
    機位置と紙通し経路を横断して突出する突出位置との間
    を移動し、分割ウエブ紙を押し出し得るペーパガイドを
    備えている弛み取り装置が設けられているターンバー部
    の自動紙通し装置。
  3. 【請求項3】 弛み取り装置のペーパガイドは、ウエブ
    紙又は分割ウエブ紙の幅方向で横断する方向の棒状体
    で、紙通し経路に干渉しない待機位置と紙通し体ガイド
    側の先端部が紙通し経路を横断して突出する突出位置と
    の間を傾斜角変位し得る請求項1又は請求項2に記載の
    ターンバー部の自動紙通し装置。
  4. 【請求項4】 弛み取り装置は、分割ウエブ紙の先端が
    ターンバー部の下流側の第2バーを通過した時を基準に
    適宜のタイミングで、ペーパガイドを突出作動させる制
    御駆動手段を備えている請求項1、請求項2又は請求項
    3のいずれかに記載のターンバー部の自動紙通し装置。
  5. 【請求項5】 切断部で切断された一方の分割ウエブ紙
    の紙通し体及び紙通し体ガイドは、切断前のウエブ紙の
    紙通し体及び紙通し体ガイドであり、他方の分割ウエブ
    紙の紙通し体ガイドは、切断された端縁側に切断部の直
    ぐ下流を始点として設けられた請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載のターンバー部の自動紙通し装置。
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