JPH07106962B2 - 農薬の徐放性付与剤、徐放性農薬およびその製法 - Google Patents
農薬の徐放性付与剤、徐放性農薬およびその製法Info
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- JPH07106962B2 JPH07106962B2 JP1050023A JP5002389A JPH07106962B2 JP H07106962 B2 JPH07106962 B2 JP H07106962B2 JP 1050023 A JP1050023 A JP 1050023A JP 5002389 A JP5002389 A JP 5002389A JP H07106962 B2 JPH07106962 B2 JP H07106962B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除
く)を含有する農薬又は農薬製剤において、農薬有効成
分(硫酸第1鉄を除く)に徐放性を与えるための徐放性
付与剤に関し、また徐放性付与剤で処理された農薬有効
成分(硫酸第1鉄を除く)を含有した新しい徐放性農薬
に関し、更に徐放性をもつ農薬有効成分(硫酸第1鉄を
除く)固体粒子の製法に関する。より詳しくは、本発明
は、疎水性物質の微粉体で固体粒子状の農薬有効成分
(硫酸第1鉄であることを除く)の粒子表面を覆うこと
によって、該農薬有効成分の放出を制御する技術に関す
るものである。
く)を含有する農薬又は農薬製剤において、農薬有効成
分(硫酸第1鉄を除く)に徐放性を与えるための徐放性
付与剤に関し、また徐放性付与剤で処理された農薬有効
成分(硫酸第1鉄を除く)を含有した新しい徐放性農薬
に関し、更に徐放性をもつ農薬有効成分(硫酸第1鉄を
除く)固体粒子の製法に関する。より詳しくは、本発明
は、疎水性物質の微粉体で固体粒子状の農薬有効成分
(硫酸第1鉄であることを除く)の粒子表面を覆うこと
によって、該農薬有効成分の放出を制御する技術に関す
るものである。
従来、固体状または液体状の各種の農薬有効成分に徐放
性を付与する試みは数多くなされてきた。従来の徐放性
農薬を調製する方法には、大別すると、農薬有効成分
をマイクロカプセルに封入する方法(特開昭58−144304
号公報、特開昭59−20209号公報参照)、農薬有効成
分をサイクロデキストリンとの包接化合物にする方法
(特開昭58−21602号公報、特開昭59−53401号公報参
照)、粒剤や粉剤などの農薬製剤における固体粒子状
の有効成分単独または増量剤などとともに造粒した粒核
をワックスまたは各種樹脂で被覆する方法(特開昭57−
126402号公報、特開昭60−202801号公報参照)、などが
ある。しかしながら、これまで、固体粒子状の農薬有効
成分の粒子表面に疎水性物質の微粉体を施着すなわち被
着して該表面を被覆することにより、当該農薬有効成分
の溶解及び放出を制御して改良しようとする試みはなさ
れていない。
性を付与する試みは数多くなされてきた。従来の徐放性
農薬を調製する方法には、大別すると、農薬有効成分
をマイクロカプセルに封入する方法(特開昭58−144304
号公報、特開昭59−20209号公報参照)、農薬有効成
分をサイクロデキストリンとの包接化合物にする方法
(特開昭58−21602号公報、特開昭59−53401号公報参
照)、粒剤や粉剤などの農薬製剤における固体粒子状
の有効成分単独または増量剤などとともに造粒した粒核
をワックスまたは各種樹脂で被覆する方法(特開昭57−
126402号公報、特開昭60−202801号公報参照)、などが
ある。しかしながら、これまで、固体粒子状の農薬有効
成分の粒子表面に疎水性物質の微粉体を施着すなわち被
着して該表面を被覆することにより、当該農薬有効成分
の溶解及び放出を制御して改良しようとする試みはなさ
れていない。
粒剤、粉剤などの固体状の農薬製剤は、それを散布後に
水に接すると、製剤中にふくまれている有効成分が生物
効果を発揮する上で必要な濃度以上に製剤から急速に溶
出してしまう場合がある。このような場合は、作物に対
して葉枯れや生育抑制などの薬害を与えたり、一旦溶出
した農薬有効成分が、水中や土壌中ですみやかに分解し
て消失したり、光分解を受けて消失することがある。こ
のため、有効成分の生物効果の持続期間が短くなってし
まう。従って、農薬製剤から農薬有効成分を防除に必要
な有効成分の最小量だけ徐々に且つ長期間にわたって放
出させ続けることができれば、このような諸問題を解決
することができる。また、徐放性が農薬に付与される
と、何度も繰り返して農薬を施用する必要もなくなり、
極めて経済的であり、かつ環境汚染の防止にも役に立
つ。しかしながら、前述した公知の徐放性農薬は、いず
れもこのような諸問題を解決する上で、一長一短があ
る。すなわち、農薬化合物の種類によっては、マイクロ
カプセルへの封入やサイクロデキストリンとの包接化合
物ができないなどの理由で徐放性の製剤として加工でき
ない農薬化合物がある。また従来の徐放性製剤の調製法
を適用できても、満足できる徐放性が得られなかった
り、得られた農薬製剤の防除効果が不十分であったりし
て、徐放性農薬の目的の一つである生物効力の持続及び
延長や薬害の軽減などを十分に達成できない場合も多
い。しかも徐放性農薬の製造技術が繁雑であったり、そ
のために使用する原材料が高価であったりするなどの理
由で、技術面あるいは経済面でまだまだ解決すべき問題
点が多くなる。そのため、前記した如く、徐放性農薬の
製造の従来技術はいまだ不十分であり、新しい技術の開
発が望まれている。
水に接すると、製剤中にふくまれている有効成分が生物
効果を発揮する上で必要な濃度以上に製剤から急速に溶
出してしまう場合がある。このような場合は、作物に対
して葉枯れや生育抑制などの薬害を与えたり、一旦溶出
した農薬有効成分が、水中や土壌中ですみやかに分解し
て消失したり、光分解を受けて消失することがある。こ
のため、有効成分の生物効果の持続期間が短くなってし
まう。従って、農薬製剤から農薬有効成分を防除に必要
な有効成分の最小量だけ徐々に且つ長期間にわたって放
出させ続けることができれば、このような諸問題を解決
することができる。また、徐放性が農薬に付与される
と、何度も繰り返して農薬を施用する必要もなくなり、
極めて経済的であり、かつ環境汚染の防止にも役に立
つ。しかしながら、前述した公知の徐放性農薬は、いず
れもこのような諸問題を解決する上で、一長一短があ
る。すなわち、農薬化合物の種類によっては、マイクロ
カプセルへの封入やサイクロデキストリンとの包接化合
物ができないなどの理由で徐放性の製剤として加工でき
ない農薬化合物がある。また従来の徐放性製剤の調製法
を適用できても、満足できる徐放性が得られなかった
り、得られた農薬製剤の防除効果が不十分であったりし
て、徐放性農薬の目的の一つである生物効力の持続及び
延長や薬害の軽減などを十分に達成できない場合も多
い。しかも徐放性農薬の製造技術が繁雑であったり、そ
のために使用する原材料が高価であったりするなどの理
由で、技術面あるいは経済面でまだまだ解決すべき問題
点が多くなる。そのため、前記した如く、徐放性農薬の
製造の従来技術はいまだ不十分であり、新しい技術の開
発が望まれている。
本発明者らは、このような状況に鑑み、固体粒子状の農
薬有効成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面の構造を修
飾又は改良する技術に着目し、そして所望の徐放性を固
体粒子状に農薬に付与しうる新しい徐放性付与剤、これ
を使用して得られた徐放性農薬並びにその製法を提供す
る目的で研究を行った。
薬有効成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面の構造を修
飾又は改良する技術に着目し、そして所望の徐放性を固
体粒子状に農薬に付与しうる新しい徐放性付与剤、これ
を使用して得られた徐放性農薬並びにその製法を提供す
る目的で研究を行った。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究した。そ
の結果、固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除
く)の粒子表面を、その粒子表面の有する本来の性質よ
りも高い疎水性をもつように改質することにより、好ま
しい徐放性を農薬有効成分粒子に付与しうることを見出
した。より具体的に説明すれば、固体粒子状の農薬有効
成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面全体を、当該農薬
有効成分の平均粒子径の5分の1以下の粒径を有して且
つ前記表面に直接に付着又は固定化された疎水性物質の
微粉体よりなる外層で又は前記の付着又は固定化された
疎水性物質微粉体の粒子を合着させて形成された連続し
た被膜(coat−film)で均一に被覆すると、固体粒子状
の農薬有効成分を中央芯粒(core)として含み、且つ疎
水性物質微粉体又はこれの粒子の合着した被膜よりなる
外方包囲層を有する農薬有効成分の複合体粒子(compos
ite particles)が製造できることを見出した。しか
も、この際に、疎水性物質微粉体の総使用量が農薬有効
成分の1重量部当りに疎水性物質が0.05〜1重量部であ
る範囲の割合であるように加減すると、前記の複合体粒
子を水中に置いた時に、農薬有効成分が複合体粒子の芯
部から疎水性物質の包囲層を通って徐々に外に溶出でき
ること、すなわち得られた農薬有効成分の複合体粒子は
農薬有効成分について徐放性を示すことが見出された。
の結果、固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除
く)の粒子表面を、その粒子表面の有する本来の性質よ
りも高い疎水性をもつように改質することにより、好ま
しい徐放性を農薬有効成分粒子に付与しうることを見出
した。より具体的に説明すれば、固体粒子状の農薬有効
成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面全体を、当該農薬
有効成分の平均粒子径の5分の1以下の粒径を有して且
つ前記表面に直接に付着又は固定化された疎水性物質の
微粉体よりなる外層で又は前記の付着又は固定化された
疎水性物質微粉体の粒子を合着させて形成された連続し
た被膜(coat−film)で均一に被覆すると、固体粒子状
の農薬有効成分を中央芯粒(core)として含み、且つ疎
水性物質微粉体又はこれの粒子の合着した被膜よりなる
外方包囲層を有する農薬有効成分の複合体粒子(compos
ite particles)が製造できることを見出した。しか
も、この際に、疎水性物質微粉体の総使用量が農薬有効
成分の1重量部当りに疎水性物質が0.05〜1重量部であ
る範囲の割合であるように加減すると、前記の複合体粒
子を水中に置いた時に、農薬有効成分が複合体粒子の芯
部から疎水性物質の包囲層を通って徐々に外に溶出でき
ること、すなわち得られた農薬有効成分の複合体粒子は
農薬有効成分について徐放性を示すことが見出された。
更に、上記の如くして製造された農薬有効成分の複合体
粒子は、通常の農薬と同様に補助剤および増量剤と配合
して粉剤、粒剤、水和剤、懸濁剤、ペースト剤などの形
態に製剤できるものであり、このように作られた農薬製
剤は好ましい徐放効果を示すこと、従って農薬有効成分
の本来有する生物効果を持続的に長期間示すことがで
き、それに伴って、薬害が著しく軽減化されるなどの利
点が得られると知見された。
粒子は、通常の農薬と同様に補助剤および増量剤と配合
して粉剤、粒剤、水和剤、懸濁剤、ペースト剤などの形
態に製剤できるものであり、このように作られた農薬製
剤は好ましい徐放効果を示すこと、従って農薬有効成分
の本来有する生物効果を持続的に長期間示すことがで
き、それに伴って、薬害が著しく軽減化されるなどの利
点が得られると知見された。
したがって、本発明の第1の要旨では、疎水性物質の微
粉体からなり、かつ固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第
1鉄を除く)の粒子表面に直接に被着させることを特徴
とする、固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除
く)を徐放性にさせる徐放性付与剤を提供する。
粉体からなり、かつ固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第
1鉄を除く)の粒子表面に直接に被着させることを特徴
とする、固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除
く)を徐放性にさせる徐放性付与剤を提供する。
また本発明の第2の要旨とするところは、固体粒子状の
農薬有効成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面に、当該
農薬有効成分の平均粒子径の5分の1以下の平均粒子径
をもつ疎水性物質の微粉体を付着させ、または当該農薬
有効成分の粒子表面中に疎水性物質微粉体の粒子を喰い
込ませて固定化させることによって製造されたところ
の、農薬有効成分の中央芯粒と、この芯粒を包囲する疎
水性物質微粉体の外層とからなる農薬有効成分を含む複
合体粒子、若しくは固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第
1鉄を除く)の粒子表面に前記の疎水性物質微粉体を付
着させ、または当該農薬有効成分の粒子表面中に疎水性
物質微粉体の粒子を喰い込ませて固定化させ、更にこれ
ら付着または固定化された疎水性微粉体の個々の粒子同
士を衝撃力および/または摩擦熱により合着させ、こう
して農薬有効成分の粒子表面を被覆することによって製
造されたところの、農薬有効成分の中央芯粒と、この芯
粒を包囲する疎水性物質の連続な被膜とからなる農薬有
効成分を含む複合体粒子を含有する農薬であって、しか
も疎水性物質微粉体の使用総量は農薬有効成分の1重量
部あたり疎水性物質0.05〜1重量部の範囲の割合である
ことを特徴とする徐放性農薬に関する。
農薬有効成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面に、当該
農薬有効成分の平均粒子径の5分の1以下の平均粒子径
をもつ疎水性物質の微粉体を付着させ、または当該農薬
有効成分の粒子表面中に疎水性物質微粉体の粒子を喰い
込ませて固定化させることによって製造されたところ
の、農薬有効成分の中央芯粒と、この芯粒を包囲する疎
水性物質微粉体の外層とからなる農薬有効成分を含む複
合体粒子、若しくは固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第
1鉄を除く)の粒子表面に前記の疎水性物質微粉体を付
着させ、または当該農薬有効成分の粒子表面中に疎水性
物質微粉体の粒子を喰い込ませて固定化させ、更にこれ
ら付着または固定化された疎水性微粉体の個々の粒子同
士を衝撃力および/または摩擦熱により合着させ、こう
して農薬有効成分の粒子表面を被覆することによって製
造されたところの、農薬有効成分の中央芯粒と、この芯
粒を包囲する疎水性物質の連続な被膜とからなる農薬有
効成分を含む複合体粒子を含有する農薬であって、しか
も疎水性物質微粉体の使用総量は農薬有効成分の1重量
部あたり疎水性物質0.05〜1重量部の範囲の割合である
ことを特徴とする徐放性農薬に関する。
第3の本発明の要旨とするところは、固体粒子状の農薬
有効成分(硫酸第1鉄を除く)の平均粒子径の5分の1
以下の平均粒子径をもつ疎水性微粉体を、当該農薬有効
成分の1重量部に対して疎水性物質の総使用量が0.05〜
1重量部の範囲の割合で使用し、固体粒子状の農薬有効
成分の粒子の表面に疎水性物質微粉体を付着させ、また
は当該農薬有効成分の粒子表面中に疎水性物質微粉体の
粒子を喰い込ませ固定化させることからなるか、あるい
は、更に所望ならばまたは適当ならば、これら付着また
は固定化された疎水性物質微粉体の個々の粒子同士を衝
撃力および/または摩擦熱により合着させて、こうして
農薬有効成分の粒子表面を被覆させることからなること
を特徴とする農薬有効成分の中央芯粒とこの芯粒を包囲
する疎水性物質微粉体の外層あるいは疎水性物質の連続
な被膜とからなる複合体粒子の形であり且つ農薬有効成
分(硫酸第1鉄を除く)を徐放できる農薬の製造法に関
する。
有効成分(硫酸第1鉄を除く)の平均粒子径の5分の1
以下の平均粒子径をもつ疎水性微粉体を、当該農薬有効
成分の1重量部に対して疎水性物質の総使用量が0.05〜
1重量部の範囲の割合で使用し、固体粒子状の農薬有効
成分の粒子の表面に疎水性物質微粉体を付着させ、また
は当該農薬有効成分の粒子表面中に疎水性物質微粉体の
粒子を喰い込ませ固定化させることからなるか、あるい
は、更に所望ならばまたは適当ならば、これら付着また
は固定化された疎水性物質微粉体の個々の粒子同士を衝
撃力および/または摩擦熱により合着させて、こうして
農薬有効成分の粒子表面を被覆させることからなること
を特徴とする農薬有効成分の中央芯粒とこの芯粒を包囲
する疎水性物質微粉体の外層あるいは疎水性物質の連続
な被膜とからなる複合体粒子の形であり且つ農薬有効成
分(硫酸第1鉄を除く)を徐放できる農薬の製造法に関
する。
本発明で使用される疎水性物質微粉体をなす疎水性物質
は、水に対して撥水性を有する物質であれば、特に限定
はされない。疎水性物質微粉体を圧縮成形して作られた
一枚の平板の上表面に水の一滴を落した場合に、疎水性
物質が所要の程度に疎水性であるならば、落された水滴
は平板表面上を濡らさず且つ展延せず、そして1個の水
滴の形を保留する。この際、静止水滴の自由表面が疎水
性物質の平板表面上に接する場所で、液面と固体面との
なす角を水に対する疎水性物質の「接触角」と定義され
る。この接触角が大きいほど、疎水性物質の疎水性が大
きいと見なされる。
は、水に対して撥水性を有する物質であれば、特に限定
はされない。疎水性物質微粉体を圧縮成形して作られた
一枚の平板の上表面に水の一滴を落した場合に、疎水性
物質が所要の程度に疎水性であるならば、落された水滴
は平板表面上を濡らさず且つ展延せず、そして1個の水
滴の形を保留する。この際、静止水滴の自由表面が疎水
性物質の平板表面上に接する場所で、液面と固体面との
なす角を水に対する疎水性物質の「接触角」と定義され
る。この接触角が大きいほど、疎水性物質の疎水性が大
きいと見なされる。
なお、本発明では、水に対する疎水性物質の接触角は疎
水性物質の疎水性の目安として、次の測定方法により測
定される。
水性物質の疎水性の目安として、次の測定方法により測
定される。
疎水性物質の微粉体を錠剤成形機で圧縮成形(200kg/cm
2)して径8.5mm、重量100mgの錠剤形の円板を調製す
る。次に、この錠剤の上表面にイオン交換水5μlをマ
イクロシリンジで滴下し、滴下1分後における水滴と錠
剤表面との接触角をゴニオメーター(エルマ光学株式会
社製G−1型)で測定する。
2)して径8.5mm、重量100mgの錠剤形の円板を調製す
る。次に、この錠剤の上表面にイオン交換水5μlをマ
イクロシリンジで滴下し、滴下1分後における水滴と錠
剤表面との接触角をゴニオメーター(エルマ光学株式会
社製G−1型)で測定する。
上記の測定法で計られた水滴の自由表面と疎水性物質の
表面との接触角が70度以上である程度に疎水性を示す時
には、その疎水性物質は本発明で非常に有効である。
表面との接触角が70度以上である程度に疎水性を示す時
には、その疎水性物質は本発明で非常に有効である。
本発明で使用できる疎水性物質には、例えば、次のもの
がある。もちろん、これらに限定されるものではない。
がある。もちろん、これらに限定されるものではない。
(1)高級脂肪酸 例えばステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸などを包含する。
スチン酸などを包含する。
(2)高級脂肪酸金属塩 例えばステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸カルシウムなどを包含する。
シウム、ステアリン酸カルシウムなどを包含する。
(3)高級脂肪酸金属塩で処理された酸化チタン 例えばラウリン酸アルミニウムで処理された酸化チタ
ン、ステアリン酸アルミニウムで処理された酸化チタン
などを包含する。
ン、ステアリン酸アルミニウムで処理された酸化チタン
などを包含する。
(4)疎水性ホワイトカーボン即ち疎水性シリカ 例えば、アルキルシリル化シリカ、特にジメチルジクロ
ロシランで処理された二酸化ケイ素などを包含する。
ロシランで処理された二酸化ケイ素などを包含する。
(5)疎水性の合成重合体 例えばポリスチレン、ポリアミド、シリコーンなどを包
含する。
含する。
これら疎水性物質は、市販のものがそのまま使用できる
が、必要により、それの平均粒子径を使用させる農薬有
効成分の平均粒子径の5分の1以下とするために市販の
疎水性物質を微粉砕して用いるのがよい。
が、必要により、それの平均粒子径を使用させる農薬有
効成分の平均粒子径の5分の1以下とするために市販の
疎水性物質を微粉砕して用いるのがよい。
本発明に使用される疎水性物質微粉体の平均粒子径は、
農薬有効成分の平均粒子径によって異なるが、農薬有効
成分の粒子径の5分の1以下であることが必要であり、
好ましくは10分の1以下である。5分の1より大きくな
ると、疎水性物質微粉体を農薬有効成分の粒子表面に均
一に付着又は固定化することまたは均一な厚さの連続な
被膜として施着させるのが困難であり、疎水性物質の徐
放性付与の機能を十分に発揮し得ない。
農薬有効成分の平均粒子径によって異なるが、農薬有効
成分の粒子径の5分の1以下であることが必要であり、
好ましくは10分の1以下である。5分の1より大きくな
ると、疎水性物質微粉体を農薬有効成分の粒子表面に均
一に付着又は固定化することまたは均一な厚さの連続な
被膜として施着させるのが困難であり、疎水性物質の徐
放性付与の機能を十分に発揮し得ない。
また、農薬有効成分の芯粒とこの芯粒を包囲する疎水性
物質の包囲外層とからなる農薬有効成分の複合体粒子は
50ミクロン以下の平均粒子径をもつのが望ましい。この
複合体粒子が50ミクロンより大きい平均粒子径をもつ
と、農薬有効成分の所望の生物効果が十分に発揮されな
くなる。一応の指針として、芯となる固体粒子状農薬有
効成分の平均粒子径は、有効成分化合物の種類及び製剤
形によって異なって5ミクロン〜500ミクロンの範囲で
あり得るが、これに限定されることがない。また、疎水
性物質微粉体の平均粒子径は0.01ミクロン〜100ミクロ
ンの範囲であり得るが、これに限定されない。
物質の包囲外層とからなる農薬有効成分の複合体粒子は
50ミクロン以下の平均粒子径をもつのが望ましい。この
複合体粒子が50ミクロンより大きい平均粒子径をもつ
と、農薬有効成分の所望の生物効果が十分に発揮されな
くなる。一応の指針として、芯となる固体粒子状農薬有
効成分の平均粒子径は、有効成分化合物の種類及び製剤
形によって異なって5ミクロン〜500ミクロンの範囲で
あり得るが、これに限定されることがない。また、疎水
性物質微粉体の平均粒子径は0.01ミクロン〜100ミクロ
ンの範囲であり得るが、これに限定されない。
更に、固体粒子状の農薬有効成分の表面に施着させる疎
水性物質の量は、農薬有効成分の平均粒子径および疎水
性物質微粉体の平均粒子径によって異なるが、農薬有効
成分の1重量部に対して、疎水性物質を0.05〜1重量部
の範囲の割合となるように施着させるのが必要である。
もちろん、最適な徐放性を得る目的で、この範囲内で農
薬有効成分と疎水性物質の量の比率を適宜変えることは
何らかまわない。しかしながら、疎水性物質微粉体の量
が0.05重量部より少ないと、農薬有効成分の粒子表面全
体に均一に付着又は固定すること、または均一な被膜と
して施着することが十分に達成できなくなり、徐放性付
与の効果を十分に発揮し得ない。これとは逆に、1重量
部より多くして、農薬有効成分の粒子の周囲に疎水性物
質微粉体が過剰に施着したときには、徐放性付与の効果
は発揮されるが、農薬有効成分の本来有する生物効果の
低下を招くので、必要以上の量の疎水性物質微粉体の使
用は好ましくない。
水性物質の量は、農薬有効成分の平均粒子径および疎水
性物質微粉体の平均粒子径によって異なるが、農薬有効
成分の1重量部に対して、疎水性物質を0.05〜1重量部
の範囲の割合となるように施着させるのが必要である。
もちろん、最適な徐放性を得る目的で、この範囲内で農
薬有効成分と疎水性物質の量の比率を適宜変えることは
何らかまわない。しかしながら、疎水性物質微粉体の量
が0.05重量部より少ないと、農薬有効成分の粒子表面全
体に均一に付着又は固定すること、または均一な被膜と
して施着することが十分に達成できなくなり、徐放性付
与の効果を十分に発揮し得ない。これとは逆に、1重量
部より多くして、農薬有効成分の粒子の周囲に疎水性物
質微粉体が過剰に施着したときには、徐放性付与の効果
は発揮されるが、農薬有効成分の本来有する生物効果の
低下を招くので、必要以上の量の疎水性物質微粉体の使
用は好ましくない。
本発明で使用できる固体粒子状の農薬有効成分は、特に
種類が限定されないもので、通常の農薬又は農薬製剤に
使用されている有効成分化合物であればいずれも使用で
きる。その農薬有効成分の例として、例えば次の農薬化
合物が挙げられるが、もちろんこれらに限定されるもの
ではない。
種類が限定されないもので、通常の農薬又は農薬製剤に
使用されている有効成分化合物であればいずれも使用で
きる。その農薬有効成分の例として、例えば次の農薬化
合物が挙げられるが、もちろんこれらに限定されるもの
ではない。
殺虫剤の例 ピリダフェンチオン、クロルピリホスメチル、クロルピ
リホス、バミドチオン、ジメトエート、ホサロン、PM
P、DMTP、CVMP、ジメチルビンホス、アセフェート、サ
リチオン、DEP、EPN、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、PHC、MP
MC、XMC、エチオフェンカルブ、プリミカーブ、ベンダ
イオカルブ、レスメトリン、ロテノン、CPCBS、ケルセ
ン、クロルベンジレート、クロルプロプレート、フェニ
ソブロモレート、テトラジオン、キノメチオネート、ア
ミトラズ、ベンゾメート、ビナパクリル、水酸化トリシ
クロルヘキシルスズ、酸化フェンブタスズ、ポリナクチ
ン複合体、メチルイソチオシアネート、メスルフェンホ
ス、酒石酸モランテル、ベンゾエピン、カルタップ、チ
オシクラム、メソミル、オキサミル、ブトキシカルボキ
シム、ジフルベンズロン、ブプロフェジン、など。
リホス、バミドチオン、ジメトエート、ホサロン、PM
P、DMTP、CVMP、ジメチルビンホス、アセフェート、サ
リチオン、DEP、EPN、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、PHC、MP
MC、XMC、エチオフェンカルブ、プリミカーブ、ベンダ
イオカルブ、レスメトリン、ロテノン、CPCBS、ケルセ
ン、クロルベンジレート、クロルプロプレート、フェニ
ソブロモレート、テトラジオン、キノメチオネート、ア
ミトラズ、ベンゾメート、ビナパクリル、水酸化トリシ
クロルヘキシルスズ、酸化フェンブタスズ、ポリナクチ
ン複合体、メチルイソチオシアネート、メスルフェンホ
ス、酒石酸モランテル、ベンゾエピン、カルタップ、チ
オシクラム、メソミル、オキサミル、ブトキシカルボキ
シム、ジフルベンズロン、ブプロフェジン、など。
殺菌剤の例 硫酸銅、塩基性硫酸銅、塩基性塩化銅、水酸化第二銅、
オキシン銅、キャプタン、ジネブ、マンネブ、マンゼ
ブ、ポリカーバメート、プロピネブ、ジラム、チウラ
ム、ミルネブ、カプタホル、ジクロフルアニド、TPN、
フサライド、トルクロホスメチルチオファネートメチ
ル、ベノミル、チアベンタゾール、イプロジオン、ビン
クロゾリン、プロシミドン、ブラストサイジンS、カス
ガマイシン、ポリオキシン、バリダマイシンA、ストレ
プトマイシン、オキシテトラサイクリン、ノボビオシ
ン、ミルディオマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾ
ール、ダゾメット、クロロネブ、水酸化トリフェニルス
ズ、MAF、MAFA、ジチアノン、フェナジンオキシド、CN
A、ジメチリモール、アニラジン、オキシカルボキシ
ン、メプロニル、プロベナゾール、イソプロチオラン、
メタスルホカルブ、フルオルイミド、トリホリン、トリ
アジメホン、トリシクラゾール、ホセチル、グアザチ
ン、メタラキシル、など。
オキシン銅、キャプタン、ジネブ、マンネブ、マンゼ
ブ、ポリカーバメート、プロピネブ、ジラム、チウラ
ム、ミルネブ、カプタホル、ジクロフルアニド、TPN、
フサライド、トルクロホスメチルチオファネートメチ
ル、ベノミル、チアベンタゾール、イプロジオン、ビン
クロゾリン、プロシミドン、ブラストサイジンS、カス
ガマイシン、ポリオキシン、バリダマイシンA、ストレ
プトマイシン、オキシテトラサイクリン、ノボビオシ
ン、ミルディオマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾ
ール、ダゾメット、クロロネブ、水酸化トリフェニルス
ズ、MAF、MAFA、ジチアノン、フェナジンオキシド、CN
A、ジメチリモール、アニラジン、オキシカルボキシ
ン、メプロニル、プロベナゾール、イソプロチオラン、
メタスルホカルブ、フルオルイミド、トリホリン、トリ
アジメホン、トリシクラゾール、ホセチル、グアザチ
ン、メタラキシル、など。
除草剤の例 MCP、MCPP、MCPB、フェノチオール、ナプロアニリド、D
NBP、アイオキシニル、CNP、クロメトキシニル、ビフェ
ノックス、MCC、IPC、フェンメディファム、MBPMC、DCP
A、アラクロール、ナプロパミド、ジフェナミド、プロ
ピザミド、アシュラム、DCMU、リニュロン、シデュロ
ン、ダイムロン、メチルダイムロン、カルブチレート、
イソウロン、シマジン、アトラジン、プロパジン、シメ
トリン、アメトリン、プロメトリン、シアナジン、メト
リブジン、ターバシル、ブロマシル、レナシル、PAC、
ノルフルラゾン、ベンタゾン、オキサジアゾン、ピラゾ
レート、パラコート、ジクワット、トリフルラリン、ベ
スロジン、ニトラリン、ペンディメタリン、MDBA、ビク
ロラム、TCTP、TCA、テトラピオン、アミプロホスメチ
ル、SAP、グリホサート、ホサミンアンモニウム、ビア
ラホス、グルホシネート、ACN、DBN、DCBN、エースフェ
ノン、アロキシジム、クロルフタリム、トリクロピル、
DSMA、塩素酸ナトリウム、シアン酸ナトリウム、スルフ
ァミン酸ナトリウム、メチル 2−{〔(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕アミノ
スルホニルメチル}ベンゾエート、3,7−ジクロロ−8
−キノリンカルボン酸、N−(1,1−ジメチルベンジ
ル)−2−ブロモ−t−ブチルアセトアミド、2−(1,
3−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−N−メチル
アセトアニリド、など。
NBP、アイオキシニル、CNP、クロメトキシニル、ビフェ
ノックス、MCC、IPC、フェンメディファム、MBPMC、DCP
A、アラクロール、ナプロパミド、ジフェナミド、プロ
ピザミド、アシュラム、DCMU、リニュロン、シデュロ
ン、ダイムロン、メチルダイムロン、カルブチレート、
イソウロン、シマジン、アトラジン、プロパジン、シメ
トリン、アメトリン、プロメトリン、シアナジン、メト
リブジン、ターバシル、ブロマシル、レナシル、PAC、
ノルフルラゾン、ベンタゾン、オキサジアゾン、ピラゾ
レート、パラコート、ジクワット、トリフルラリン、ベ
スロジン、ニトラリン、ペンディメタリン、MDBA、ビク
ロラム、TCTP、TCA、テトラピオン、アミプロホスメチ
ル、SAP、グリホサート、ホサミンアンモニウム、ビア
ラホス、グルホシネート、ACN、DBN、DCBN、エースフェ
ノン、アロキシジム、クロルフタリム、トリクロピル、
DSMA、塩素酸ナトリウム、シアン酸ナトリウム、スルフ
ァミン酸ナトリウム、メチル 2−{〔(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕アミノ
スルホニルメチル}ベンゾエート、3,7−ジクロロ−8
−キノリンカルボン酸、N−(1,1−ジメチルベンジ
ル)−2−ブロモ−t−ブチルアセトアミド、2−(1,
3−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−N−メチル
アセトアニリド、など。
植物成長調整剤の例 アンシミドール、インドール酪酸、エチクロゼート、2
−クロロエチルホスホン酸、オキシエチレン高級アルコ
ール、硫酸オキシキノリン、クロキシホナック、クロル
メコート、ジクロルプロップ、ジケグラック、1−ナフ
チルアストアミド、ニコチン酸アミド、フェノキシ酢
酸、ベンジルアミノプリン、マレイン酸ヒドラジド、メ
フルイジド、など。
−クロロエチルホスホン酸、オキシエチレン高級アルコ
ール、硫酸オキシキノリン、クロキシホナック、クロル
メコート、ジクロルプロップ、ジケグラック、1−ナフ
チルアストアミド、ニコチン酸アミド、フェノキシ酢
酸、ベンジルアミノプリン、マレイン酸ヒドラジド、メ
フルイジド、など。
これらの農薬有効成分は、単独または2種以上の混合物
の形であっても使用できる。なお、上記した農薬有効成
分の化合物の一般名は、「農薬ハンドブック1985年版」
(社団法人日本植物防疫協会昭和61年1月30日発行)に
よる。
の形であっても使用できる。なお、上記した農薬有効成
分の化合物の一般名は、「農薬ハンドブック1985年版」
(社団法人日本植物防疫協会昭和61年1月30日発行)に
よる。
本発明に実施するに際して、固体粒子状の農薬有効成分
の粒子の全体表面に疎水性物質微粉体を均一な外方層の
形で付着又は固定化させる方法、または疎水性物質微粉
体同志の合着した被膜の形で施着する方法は、特に限定
されることはないが、例えば次の方法であることができ
る。
の粒子の全体表面に疎水性物質微粉体を均一な外方層の
形で付着又は固定化させる方法、または疎水性物質微粉
体同志の合着した被膜の形で施着する方法は、特に限定
されることはないが、例えば次の方法であることができ
る。
(1)遠心回転型のボールミルに所定量の固体粒子状の
農薬有効成分と疎水性物質の微粉体を入れ、これらの物
質をボールとともに回転させる方法。この遠心回転型ボ
ールミル方法では、ミル内で原料物質が金属製ボールと
共に回動されて、且つミル内壁及びボールに衝突するこ
とにより、原料物質が均一に混和され、疎水性物質微粉
体は農薬有効成分の表面に均一にまぶされて付着し、更
に圧縮、剪断及び衝撃の機械的作用が各粒子に与えられ
るので、疎水性物質微粉体の粒子は農薬有効成分の粒子
表面に付着させられる。或いはこの付着と同時に又は次
後に、農薬有効成分の粒子の表面層内に部分的に喰い込
んで根を下ろした状態になり、こうして固定される。ま
た、更に上記の過程が進むと、農薬有効成分の粒子表面
に付着及び(又は)固定された疎水性物質微粉体は、圧
縮、剪断、衝撃の作用並びに摩擦熱の作用などを更に受
け、その結果、それら疎水性物質の微粉体同志が互いに
合着して連続な被膜を農薬有効成分粒子(芯粒)の周り
に形成するようになる。
農薬有効成分と疎水性物質の微粉体を入れ、これらの物
質をボールとともに回転させる方法。この遠心回転型ボ
ールミル方法では、ミル内で原料物質が金属製ボールと
共に回動されて、且つミル内壁及びボールに衝突するこ
とにより、原料物質が均一に混和され、疎水性物質微粉
体は農薬有効成分の表面に均一にまぶされて付着し、更
に圧縮、剪断及び衝撃の機械的作用が各粒子に与えられ
るので、疎水性物質微粉体の粒子は農薬有効成分の粒子
表面に付着させられる。或いはこの付着と同時に又は次
後に、農薬有効成分の粒子の表面層内に部分的に喰い込
んで根を下ろした状態になり、こうして固定される。ま
た、更に上記の過程が進むと、農薬有効成分の粒子表面
に付着及び(又は)固定された疎水性物質微粉体は、圧
縮、剪断、衝撃の作用並びに摩擦熱の作用などを更に受
け、その結果、それら疎水性物質の微粉体同志が互いに
合着して連続な被膜を農薬有効成分粒子(芯粒)の周り
に形成するようになる。
(2)高速の気流中に農薬有効成分粒子と疎水性物質微
粉体を所定量で分散させ、衝突による衝撃力を主体とし
た機械的作用及び衝突による摩擦熱の作用及びその他の
外的エネルギーを固体粒子に与えることからなる高速気
流中での衝撃作用方法。
粉体を所定量で分散させ、衝突による衝撃力を主体とし
た機械的作用及び衝突による摩擦熱の作用及びその他の
外的エネルギーを固体粒子に与えることからなる高速気
流中での衝撃作用方法。
この方法でも、圧縮、剪断及び衝撃の機械的作用並びに
摩擦熱の作用などを受けるので、疎水性物質微粉体は農
薬有効成分粒子の表面に付着し又は前記のように固定さ
せられ、更には疎水性物質微粉体同志が合着した連続な
被膜を形成するまで過程が進むようになる。
摩擦熱の作用などを受けるので、疎水性物質微粉体は農
薬有効成分粒子の表面に付着し又は前記のように固定さ
せられ、更には疎水性物質微粉体同志が合着した連続な
被膜を形成するまで過程が進むようになる。
この高速気流中で衝撃を使用させる方法を実施する装置
には、市販のハイブリダイゼーションシステム(株式会
社奈良機械製作所製の乾式粉体表面改質装置の商品名)
及び市販のメカノフュージョン システム(ホソカワミ
クロン株式会社製の表面融合装置の商品名)などがあ
る。
には、市販のハイブリダイゼーションシステム(株式会
社奈良機械製作所製の乾式粉体表面改質装置の商品名)
及び市販のメカノフュージョン システム(ホソカワミ
クロン株式会社製の表面融合装置の商品名)などがあ
る。
なお、これらの(1),(2)の方法を実施するに際し
ては、必要により加温、冷却してもよい。
ては、必要により加温、冷却してもよい。
本発明の徐放性農薬を含む製剤は、特に限定されること
はなく、粉剤、DL(ドリフトレス)粉剤、フローダス
ト、水和剤、微粒剤F、細粒剤、粒剤、懸濁剤、水和顆
粒剤、ペースト剤、などの形態であることができ、その
製剤の調製法も、一般に使用される装置を用い、本発明
で得た農薬有効成分の複合体粒子、補助剤および増量剤
を混和して通常の手段で実施すればよい。
はなく、粉剤、DL(ドリフトレス)粉剤、フローダス
ト、水和剤、微粒剤F、細粒剤、粒剤、懸濁剤、水和顆
粒剤、ペースト剤、などの形態であることができ、その
製剤の調製法も、一般に使用される装置を用い、本発明
で得た農薬有効成分の複合体粒子、補助剤および増量剤
を混和して通常の手段で実施すればよい。
本発明の徐放性農薬を製造するに使用する補助剤は、農
薬製剤に一般に使われる多様な補助剤でありうる。その
補助剤の例としては、アルキル硫酸エステル類、アルキ
ルアリールスルホン酸類、アルキルスルホン酸類、ポリ
エチレングリコールエーテル類、ポリエチレングリコー
ルエステル類、多価アルコールエステル類などの陰イオ
ン界面活性剤、非イオン界面活性剤をはじめ、各種の酸
化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤、物理性改良
剤などが挙げられる。
薬製剤に一般に使われる多様な補助剤でありうる。その
補助剤の例としては、アルキル硫酸エステル類、アルキ
ルアリールスルホン酸類、アルキルスルホン酸類、ポリ
エチレングリコールエーテル類、ポリエチレングリコー
ルエステル類、多価アルコールエステル類などの陰イオ
ン界面活性剤、非イオン界面活性剤をはじめ、各種の酸
化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤、物理性改良
剤などが挙げられる。
また、本発明に使用できる増量剤も農薬製剤に一般に使
われるものでありうる。その増量剤の例としては、クレ
ー、カオリン、セリサイト、ジークライト、タルク、酸
性白土、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、石膏、珪
藻土、軽石、ゼオライト、パーライト、バーミキュライ
ト、アタパルジャイト、ベントナイトなどの鉱物質、デ
ンプン、セルロースなどの天然物、キシロール、メチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、グリセリン、エチルングリコール、プロピレングリ
コール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、メ
チルナフタレンなどの有機溶剤、水などが挙げられる。
われるものでありうる。その増量剤の例としては、クレ
ー、カオリン、セリサイト、ジークライト、タルク、酸
性白土、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、石膏、珪
藻土、軽石、ゼオライト、パーライト、バーミキュライ
ト、アタパルジャイト、ベントナイトなどの鉱物質、デ
ンプン、セルロースなどの天然物、キシロール、メチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、グリセリン、エチルングリコール、プロピレングリ
コール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、メ
チルナフタレンなどの有機溶剤、水などが挙げられる。
実施例 以下に、本発明を具体的に説明するために実施例を挙げ
るが、本発明はこれらの例示のみに限定されるものでは
ない。なお、実施例中に部とあるのは、すべて重量部を
示す。
るが、本発明はこれらの例示のみに限定されるものでは
ない。なお、実施例中に部とあるのは、すべて重量部を
示す。
実施例1 粉剤 カスガマイシン粉末(純度72.0%、平均粒子径30μm)
4部に疎水性酸化チタン MT−100S(帝国化工株式会社
製のラウリン酸アルミニウム処理酸化チタンの商品名、
平均粒子径0.015μm、水滴との接触角145度をもつ疎水
性物質)1部を遠心回転型ボールミル(岡田精工株式会
社製で商品名メカノミルで販売されるボールミル型混合
機の商品名)に入れ、粉体混合物の温度を50℃に設定し
て、400rpmで30分間混合する。こうしてカスガマイシン
の複合体粒子(カスガマイシンの芯粒に疎水性酸化チタ
ンの外層を施着したもの)を得た。このカスガマイシン
複合体粒子(カスガマイシン含量57.6%)0.35部、ホワ
イトカーボン1.0部、イソプロピルアシッドホスフェー
ト(物理性改良剤)0.3部およびクレー 98.35部をハン
マーミルで混合し、カスガマイシンを0.2%含有する徐
放性の粉剤を得た。
4部に疎水性酸化チタン MT−100S(帝国化工株式会社
製のラウリン酸アルミニウム処理酸化チタンの商品名、
平均粒子径0.015μm、水滴との接触角145度をもつ疎水
性物質)1部を遠心回転型ボールミル(岡田精工株式会
社製で商品名メカノミルで販売されるボールミル型混合
機の商品名)に入れ、粉体混合物の温度を50℃に設定し
て、400rpmで30分間混合する。こうしてカスガマイシン
の複合体粒子(カスガマイシンの芯粒に疎水性酸化チタ
ンの外層を施着したもの)を得た。このカスガマイシン
複合体粒子(カスガマイシン含量57.6%)0.35部、ホワ
イトカーボン1.0部、イソプロピルアシッドホスフェー
ト(物理性改良剤)0.3部およびクレー 98.35部をハン
マーミルで混合し、カスガマイシンを0.2%含有する徐
放性の粉剤を得た。
実施例2 微粒剤F 実施例1で調製したカスガマイシン複合体粒子(カスガ
マイシン含量57.6%)0.18部、ポリビニルアルコール0.
5部およびクレー99.32部をハンマーミルで混合後、転動
造粒機で水5部を添加して造粒する。乾燥後、篩別して
整粒(65〜250メッシュ)して、カスガマイシンを0.1%
含有する徐放性の微粒剤Fを得た。
マイシン含量57.6%)0.18部、ポリビニルアルコール0.
5部およびクレー99.32部をハンマーミルで混合後、転動
造粒機で水5部を添加して造粒する。乾燥後、篩別して
整粒(65〜250メッシュ)して、カスガマイシンを0.1%
含有する徐放性の微粒剤Fを得た。
実施例3 水和剤 実施例1で調製したカスガマイシン複合体粒子2.1部、
ホワイトカーボン5部、ラウリル硫酸ナトリウム3部、
リグニンスルホン酸カルシウム2部および微粉クレー8
7.9部をハンマーミルで混合し、カスガマイシンを1.2%
を含む徐放性の水和剤を得た。
ホワイトカーボン5部、ラウリル硫酸ナトリウム3部、
リグニンスルホン酸カルシウム2部および微粉クレー8
7.9部をハンマーミルで混合し、カスガマイシンを1.2%
を含む徐放性の水和剤を得た。
実施例4 懸濁液 実施例1で調製したカスガマイシン複合体粒子2.1部、
フサライド(純度98.5%)15.3部、ポリオキシエチレン
ノニルフェニールエーテル2部、エチレングリコール10
部、キサンタンガム0.2部および水70.4部をミキサーで
攪拌混合し、カスガマイシンを1.2%およびフサライド1
5%含む懸濁剤を得た。
フサライド(純度98.5%)15.3部、ポリオキシエチレン
ノニルフェニールエーテル2部、エチレングリコール10
部、キサンタンガム0.2部および水70.4部をミキサーで
攪拌混合し、カスガマイシンを1.2%およびフサライド1
5%含む懸濁剤を得た。
実施例5 粉 剤 バリダマイシンA(純度48.5%、平均粒子径30μm)4
部にアエロジルR−972(日本アエロジル株式会社製の
ジメチルジクロロシラン処理二酸化ケイ素の商品名、平
均粒子0.016μm、水滴との接触角155度をもつ疎水性物
質)1部を実施例1と同じ遠心回転型ボールミル(メカ
ノミル)に入れ、実施例1と同じ操作を行い、バリダマ
イシンAの粒子表面にアエロジルR−972を均一に付着
して固定化した外層をもつバリダマイシンAの複合体粒
子を得た。
部にアエロジルR−972(日本アエロジル株式会社製の
ジメチルジクロロシラン処理二酸化ケイ素の商品名、平
均粒子0.016μm、水滴との接触角155度をもつ疎水性物
質)1部を実施例1と同じ遠心回転型ボールミル(メカ
ノミル)に入れ、実施例1と同じ操作を行い、バリダマ
イシンAの粒子表面にアエロジルR−972を均一に付着
して固定化した外層をもつバリダマイシンAの複合体粒
子を得た。
このように製造されたバリダマイシンA複合体粒子(バ
リダマイシンA含量38.8%)0.78部、ホワイトカーボン
1部、イソプロピルアシッドホスフェート0.3部および
クレー97.92部をハンマーミルで混合し、バリダマイシ
ンAを0.3%含む徐放性の粉剤を得た。
リダマイシンA含量38.8%)0.78部、ホワイトカーボン
1部、イソプロピルアシッドホスフェート0.3部および
クレー97.92部をハンマーミルで混合し、バリダマイシ
ンAを0.3%含む徐放性の粉剤を得た。
実施例6 水和剤 アセフェート(純度98.5%、平均粒子径30μm)4部
に、疎水性酸化チタンMT−100T(帝国化工株式会社製の
ステアリン酸アルミニウム処理酸化チタンの商品名、平
均粒子径0.015μm、水滴との接触角140度をもつ疎水性
物質)1部を実施例1と同じ遠心回転型ボールミル(メ
カノミル)に入れ120分間混合し、アセフェート粒子表
面に疎水性酸化チタンMT−100T(疎水性物質微粉体)を
均一に付着させた外層をもつアセフェートの複合体粒子
を得た。
に、疎水性酸化チタンMT−100T(帝国化工株式会社製の
ステアリン酸アルミニウム処理酸化チタンの商品名、平
均粒子径0.015μm、水滴との接触角140度をもつ疎水性
物質)1部を実施例1と同じ遠心回転型ボールミル(メ
カノミル)に入れ120分間混合し、アセフェート粒子表
面に疎水性酸化チタンMT−100T(疎水性物質微粉体)を
均一に付着させた外層をもつアセフェートの複合体粒子
を得た。
このアセフェート複合体粒子(アセフェート含量78.8
%)63.5部、ホワイトカーボン5部、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニールエーテル2部、リグニンスルホン酸
カルシウム2部および微粉クレー27.5部をハンマーミル
で混合し、アセフェートを50%含む徐放性の水和剤を得
た。
%)63.5部、ホワイトカーボン5部、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニールエーテル2部、リグニンスルホン酸
カルシウム2部および微粉クレー27.5部をハンマーミル
で混合し、アセフェートを50%含む徐放性の水和剤を得
た。
実施例7 粒 剤 実施例6で調製したアセフェートの複合体粒子6.4部、
ポリビニルアルコール1部およびクレー92.6部をハンマ
ーミルで混合後、水15部を加え混練後、押し出し造粒機
にて造粒し、乾燥後、篩別し整粒(14〜32メッシュ)
し、アセフェートを5%含む徐放性の粒剤を得た。
ポリビニルアルコール1部およびクレー92.6部をハンマ
ーミルで混合後、水15部を加え混練後、押し出し造粒機
にて造粒し、乾燥後、篩別し整粒(14〜32メッシュ)
し、アセフェートを5%含む徐放性の粒剤を得た。
実施例8 粒 剤 NAC(純度99.0%、平均粒子径7μm)4部とアエロジ
ルR−972 1部を商品名ハイブリダイゼーション シス
テムの装置に入れ、NACの粒子表面にアエロジルR−972
(疎水性物質の微粉体)を均一に付着させた外層をもつ
NACの複合体粒子を得た。
ルR−972 1部を商品名ハイブリダイゼーション シス
テムの装置に入れ、NACの粒子表面にアエロジルR−972
(疎水性物質の微粉体)を均一に付着させた外層をもつ
NACの複合体粒子を得た。
このNACの複合体粒子(NAC含量79.2%)2.6部、ホワイ
トカーボン1部、イソプロピルアシッドホスフェート0.
3部およびクレー96.1部をハンマーミルで混合し、NACを
2%含む徐放性の粉剤を得た。
トカーボン1部、イソプロピルアシッドホスフェート0.
3部およびクレー96.1部をハンマーミルで混合し、NACを
2%含む徐放性の粉剤を得た。
実施例9 粒 剤 ビスフェノックス(純度96.5%、平均粒子径15μm)4
部とステアリン酸(平均粒子径3μm)1部との混合物
を商品名、ハイブリダイゼーション システムの装置に
入れて、ビフェノックスの粒子表面がステアリン酸の被
膜で被覆されたビフェノックスの複合体粒子を得た。
部とステアリン酸(平均粒子径3μm)1部との混合物
を商品名、ハイブリダイゼーション システムの装置に
入れて、ビフェノックスの粒子表面がステアリン酸の被
膜で被覆されたビフェノックスの複合体粒子を得た。
このビフェノックス複合体粒子(ビフェノックス含量7
7.2%)6.5部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、ベ
ントナイト20部よびクレー68.5部をハンマーミルで混合
後、転動造粒機で水12部を添加して造粒する。乾燥後、
篩別し整粒(14〜32メッシュ)し、ビフェノックスを5
%含む徐放性の粒剤を得た。
7.2%)6.5部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、ベ
ントナイト20部よびクレー68.5部をハンマーミルで混合
後、転動造粒機で水12部を添加して造粒する。乾燥後、
篩別し整粒(14〜32メッシュ)し、ビフェノックスを5
%含む徐放性の粒剤を得た。
実施例10 粉 剤 実施例5で調製したバリダマイシンAの複合体粒子0.78
部、実施例8で調製したNACの複合体粒子2.6部、ホワイ
トカーボン1部、イソプロピルアシッドホスフェート0.
3部およびクレー95.32部をハンマーミルで混合し、バリ
ダマイシンAを0.3%およびNACを2%含む徐放性の粉剤
を得た。
部、実施例8で調製したNACの複合体粒子2.6部、ホワイ
トカーボン1部、イソプロピルアシッドホスフェート0.
3部およびクレー95.32部をハンマーミルで混合し、バリ
ダマイシンAを0.3%およびNACを2%含む徐放性の粉剤
を得た。
本発明の徐放性農薬は、含有する農薬有効成分の種類に
応じて、殺虫剤、殺菌剤、あるいは植物生長調節剤など
の形であることができ、そして植物の茎葉、土壌中ある
いは水中に散布したときには、まず第1に、当該農薬か
ら有効成分を徐々に放出しうる。その結果、徐放性をも
たない農薬に比べて長期間にわたって優れた薬効を持続
し、しかも作物への薬害を軽減化し得る。また第2に、
前記したとおり、農薬有効成分の表面へ施着させた疎水
性物質微粉体の量やその粒径の条件を適宜選択すると、
有効成分の溶出率を多くしたり少なくしたり自由に制御
できる。第3に、本発明の徐放性農薬は一般に農薬製剤
の調製と同様に補助剤との混和による製剤が容易であ
る。また第4に、本発明の徐放性農薬は、溶剤を用いず
に乾式で製造できるので、多くの農薬有効成分に応用で
き、広い適用性を有する。
応じて、殺虫剤、殺菌剤、あるいは植物生長調節剤など
の形であることができ、そして植物の茎葉、土壌中ある
いは水中に散布したときには、まず第1に、当該農薬か
ら有効成分を徐々に放出しうる。その結果、徐放性をも
たない農薬に比べて長期間にわたって優れた薬効を持続
し、しかも作物への薬害を軽減化し得る。また第2に、
前記したとおり、農薬有効成分の表面へ施着させた疎水
性物質微粉体の量やその粒径の条件を適宜選択すると、
有効成分の溶出率を多くしたり少なくしたり自由に制御
できる。第3に、本発明の徐放性農薬は一般に農薬製剤
の調製と同様に補助剤との混和による製剤が容易であ
る。また第4に、本発明の徐放性農薬は、溶剤を用いず
に乾式で製造できるので、多くの農薬有効成分に応用で
き、広い適用性を有する。
本発明の上記した有用性を証するために試験例を挙げ
る。
る。
試験例1 農薬有効成分の水中への溶出試験(徐放性の
試験) 1容量のフラスコにイオン交換による脱イオン水500m
lを入れた。その水に実施例1,5,6,8,9に準じて調製した
農薬有効成分の複合体粒子を、農薬有効成分量が250mg
に相当する量で添加する。そして、溶出試験機(富山産
業株式会社製NTR−VS6型)を用い、水温を20℃に保ち、
200rpmでフラスコ内容物を攪拌する。所定の時間間隔で
フラスコより試料を採取し、水柱の有効成分濃度(pp
m)を測定し、次式により溶出率(%)を算出した。
試験) 1容量のフラスコにイオン交換による脱イオン水500m
lを入れた。その水に実施例1,5,6,8,9に準じて調製した
農薬有効成分の複合体粒子を、農薬有効成分量が250mg
に相当する量で添加する。そして、溶出試験機(富山産
業株式会社製NTR−VS6型)を用い、水温を20℃に保ち、
200rpmでフラスコ内容物を攪拌する。所定の時間間隔で
フラスコより試料を採取し、水柱の有効成分濃度(pp
m)を測定し、次式により溶出率(%)を算出した。
この溶出試験によれば次のことが認められる。もし徐放
性が農薬有効成分の複合体粒子に付与されていれば、水
中への有効成分溶出率(%)は、当初では100%より小
さくなること、そして時間の経過とともにその溶出率が
徐々に高くなることが認められる。
性が農薬有効成分の複合体粒子に付与されていれば、水
中への有効成分溶出率(%)は、当初では100%より小
さくなること、そして時間の経過とともにその溶出率が
徐々に高くなることが認められる。
試験結果は、第1表に示すとおりである。それによる
と、本発明の農薬は徐放性が付与されていることが判明
した。
と、本発明の農薬は徐放性が付与されていることが判明
した。
試験例2 イネいもち病防除効果試験(殺菌効力の持続
性確認) イネ(品種:アキヒカリ)の種子を水に浸して催芽させ
た後、その種子をポリ塩化ビニル製の温室に準備した畑
に条播した。そして、播種28日後の3葉期のイネ幼苗
に、実施例1に準じて調製したカスガマイシンの複合体
粒子を含む徐放性の粉剤を3kg/10aの施用量となるよう
に簡易散布機を用いて散布した。散布2日後に、予め胞
子形成させたイネいもち病菌(Pyricularia ozyzae:ピ
リクラリア オリザエ)の罹病葉を約3cm角に裁断した
切片を試験区全面にばらまき、これを接種源として働か
せ、常にイネいもち病に感染が可能な状態とした。温室
内には、常に湿分が存在した。発病調査は、接種7日後
から3〜4日間隔で経時的にイネの葉のイネいもち病の
発病面積の歩合(%)(葉の総面積に対する)を調査
し、次式により防除価(%)を算出した 本試験は1区1m2の3連制で実施し、平均防除価(%)
を求めた。
性確認) イネ(品種:アキヒカリ)の種子を水に浸して催芽させ
た後、その種子をポリ塩化ビニル製の温室に準備した畑
に条播した。そして、播種28日後の3葉期のイネ幼苗
に、実施例1に準じて調製したカスガマイシンの複合体
粒子を含む徐放性の粉剤を3kg/10aの施用量となるよう
に簡易散布機を用いて散布した。散布2日後に、予め胞
子形成させたイネいもち病菌(Pyricularia ozyzae:ピ
リクラリア オリザエ)の罹病葉を約3cm角に裁断した
切片を試験区全面にばらまき、これを接種源として働か
せ、常にイネいもち病に感染が可能な状態とした。温室
内には、常に湿分が存在した。発病調査は、接種7日後
から3〜4日間隔で経時的にイネの葉のイネいもち病の
発病面積の歩合(%)(葉の総面積に対する)を調査
し、次式により防除価(%)を算出した 本試験は1区1m2の3連制で実施し、平均防除価(%)
を求めた。
なお、実施例1のカスガマイシン複合体粒子の代わり
に、未処理のカスガマイシン原体を用いて調製した非徐
放性の粉剤を比較薬剤として供試した。
に、未処理のカスガマイシン原体を用いて調製した非徐
放性の粉剤を比較薬剤として供試した。
結果を第2表に示す。
試験例3 イネ紋枯病防除効果試験(殺菌効力の持続性
確認) 直径9cm大のポットで栽培したイネ(品種:日本晴、10
本植、5〜6葉期)に、実施例5に準じて調製したバリ
ダマイシンAの複合体粒子を含む徐放性の粉剤を、簡易
散布機を用いて3kg/10aの施用量になるように散布し
た。散布3日後、7日後、15日後に、イネ紋枯病菌(Rh
izoctonia Solani:リゾクトニア ソラニ)を0.5%ペプ
トン加用フスマ培地で7日間培養(28℃)した菌培養物
を接種源として用い、その1gを各ポットの株元に接種し
た。接種後のイネは28℃〜30℃で湿度90%以上の発病用
温室で10日間保管した。その後、イネを取り出してイネ
の葉のイネ紋枯病斑長(平均値)(cm)を測定し、次式
により防除価(%)を算出した。
確認) 直径9cm大のポットで栽培したイネ(品種:日本晴、10
本植、5〜6葉期)に、実施例5に準じて調製したバリ
ダマイシンAの複合体粒子を含む徐放性の粉剤を、簡易
散布機を用いて3kg/10aの施用量になるように散布し
た。散布3日後、7日後、15日後に、イネ紋枯病菌(Rh
izoctonia Solani:リゾクトニア ソラニ)を0.5%ペプ
トン加用フスマ培地で7日間培養(28℃)した菌培養物
を接種源として用い、その1gを各ポットの株元に接種し
た。接種後のイネは28℃〜30℃で湿度90%以上の発病用
温室で10日間保管した。その後、イネを取り出してイネ
の葉のイネ紋枯病斑長(平均値)(cm)を測定し、次式
により防除価(%)を算出した。
本試験は3連制で実施し、平均防除価(%)を求めた。
なお、実施例5のバリダマイシンAの複合体粒子の代わ
りに、未処理のバリダマイシンA原体を用いて実施例5
と同様に製剤した非徐放性の粉剤を比較薬剤として供試
した。
なお、実施例5のバリダマイシンAの複合体粒子の代わ
りに、未処理のバリダマイシンA原体を用いて実施例5
と同様に製剤した非徐放性の粉剤を比較薬剤として供試
した。
結果を第3表に示す。
試験例4 キャベツモモアカアブラムシに対する殺虫効
果持続性試験 ポット植のキャベツ(品種:中早生、10〜11葉期)に、
実施例6に準じて調製したアセフェートの複合体粒子を
含む徐放性の水和剤を第4表に示された所定の倍数の容
量の水に希釈して得た液をターンテーブル上でスプレー
ガンより150/aの施用量になるように散布した。その
後、ガラス室内に置き、所定日数後にキャベツ葉を直径
8cmのリーフパンチで切り取り、その葉切片を直径9cmの
プラスチックシャーレにモモアカアブラムシ無翅成虫と
ともに入れる。そして25℃の恒温下に48時間放置した後
に死虫率(%)を求めた。
果持続性試験 ポット植のキャベツ(品種:中早生、10〜11葉期)に、
実施例6に準じて調製したアセフェートの複合体粒子を
含む徐放性の水和剤を第4表に示された所定の倍数の容
量の水に希釈して得た液をターンテーブル上でスプレー
ガンより150/aの施用量になるように散布した。その
後、ガラス室内に置き、所定日数後にキャベツ葉を直径
8cmのリーフパンチで切り取り、その葉切片を直径9cmの
プラスチックシャーレにモモアカアブラムシ無翅成虫と
ともに入れる。そして25℃の恒温下に48時間放置した後
に死虫率(%)を求めた。
本試験は3連制で実施し、平均死虫率(%)を求めた。
なお、実施例6のアセフェートの複合体粒子の替りに、
未処理のアセフェート原体を用いて実施例6と同様に製
剤した非徐放性の水和剤を比較薬剤として供試した。
未処理のアセフェート原体を用いて実施例6と同様に製
剤した非徐放性の水和剤を比較薬剤として供試した。
結果を第4表に示す。
試験例5 ヒメトビウンカに対する殺虫効果持続性試験 直径11cm大のポットで栽培したイネ(品種:日本晴、5
本1株値、4葉期)に実施例8に準じて調製した、NAC
の複合体粒子を含む徐放性の粉剤をミゼットダスターに
より3kg/10aの施用量になるように散布した。その後、
ガラス室内に置き、所定日数後に直径11cm、高さ30cmの
ポリ塩化ビニル製円筒で稲体を覆い、これにヒメトビウ
ンカ雌成虫10頭を放った。放虫24時間後に生死虫数を調
べ、殺虫率(%)を求めた。
本1株値、4葉期)に実施例8に準じて調製した、NAC
の複合体粒子を含む徐放性の粉剤をミゼットダスターに
より3kg/10aの施用量になるように散布した。その後、
ガラス室内に置き、所定日数後に直径11cm、高さ30cmの
ポリ塩化ビニル製円筒で稲体を覆い、これにヒメトビウ
ンカ雌成虫10頭を放った。放虫24時間後に生死虫数を調
べ、殺虫率(%)を求めた。
本試験は3連制で実施し、平均死虫率(%)を求めた。
なお、実施例8のNACの複合体粒子の替りに、未処理のN
AC原体を用いて実施例8と同様に製剤した非徐放性の粉
剤を比較薬剤として供試した。
AC原体を用いて実施例8と同様に製剤した非徐放性の粉
剤を比較薬剤として供試した。
結果を第5表に示す。
試験例6 除草効果と薬害試験 5000分の1アールの大きさのポットに水田土壌(沖積壌
土)を充填し、基肥として化成肥料(窒素:リン酸:加
里=17:17:17)をポット当り3g施肥し、ポットに水を入
れて湛水状態とした。
土)を充填し、基肥として化成肥料(窒素:リン酸:加
里=17:17:17)をポット当り3g施肥し、ポットに水を入
れて湛水状態とした。
薬害試験 2葉期の水稲苗(品種:日本晴)をポット当り3株移植
し、移植後3日目に実施例9に準じて調製したビフェノ
ックスの複合体粒子を含む徐放性の粒剤を10アール当り
3kgの施用量になるように散粒して除草処理を行い、ポ
ットに水を入れて湛水深さを5cmとした。調査は薬剤処
理後21日目にイネの第3葉位に明らかに褐変色部分を認
められる葉の褐変部の長さを褐変部長(平均値)(cm)
として測定した。
し、移植後3日目に実施例9に準じて調製したビフェノ
ックスの複合体粒子を含む徐放性の粒剤を10アール当り
3kgの施用量になるように散粒して除草処理を行い、ポ
ットに水を入れて湛水深さを5cmとした。調査は薬剤処
理後21日目にイネの第3葉位に明らかに褐変色部分を認
められる葉の褐変部の長さを褐変部長(平均値)(cm)
として測定した。
本試験は3連制で実施し、褐変部長さ(cm)の平均値を
求めた。
求めた。
なお、実施例9のビフェノックスの複合体粒子の代り
に、ビフェノックス原体を用いて実施例9と同様に製剤
された非徐放性の粒剤を比較薬剤1とした。
に、ビフェノックス原体を用いて実施例9と同様に製剤
された非徐放性の粒剤を比較薬剤1とした。
結果を第6表に示す。
除草効果試験 別に湛水状態にした5000分の1アールの大きさのポット
に前記と同じ徐放性の粒剤を10アール当り3kgの施用割
合で散粒して除草処理した。処理10日後、20日後、30日
後、40日後、50日後にタイネビエの催芽種子をポット当
り20粒ずつ播種し、ポットに水を入れて、湛水深を3cm
とした。調査は各々の播種日から24日後にタイヌビエを
抜きとって、この雑草の乾物量(g)を測定し、次式に
より除草率(%)を求めた。
に前記と同じ徐放性の粒剤を10アール当り3kgの施用割
合で散粒して除草処理した。処理10日後、20日後、30日
後、40日後、50日後にタイネビエの催芽種子をポット当
り20粒ずつ播種し、ポットに水を入れて、湛水深を3cm
とした。調査は各々の播種日から24日後にタイヌビエを
抜きとって、この雑草の乾物量(g)を測定し、次式に
より除草率(%)を求めた。
本試験は3連制で実施し、平均除草率(%)を求めた。
結果を第6表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−227520(JP,A) 特開 平1−13004(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】疎水性物質の微粉体からなり、かつ固体粒
子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面に
直接に被着されることを特徴とする、固体粒子状の農薬
有効成分(硫酸第1鉄を除く)を徐放性にさせる徐放性
付与剤。 - 【請求項2】固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を
除く)の粒子表面に、当該農薬有効成分の平均粒子径の
5分の1以下の平均粒子径をもつ疎水性物質の微粉体を
付着させ、または当該農薬有効成分の粒子表面中に疎水
性物質微粉体の粒子を喰い込ませて固定化させることに
よって製造されたところの、農薬有効成分の中央芯粒
と、この芯粒を包囲する疎水性物質微粉体の外層とから
なる農薬有効成分を含む複合体粒子、若しくは固体粒子
状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を除く)の粒子表面に前
記の疎水性物質微粉体を付着させ、または当該農薬有効
成分の粒子表面中に疎水性物質微粉体の粒子を喰い込ま
せて固定化させ、更にこれら付着または固定化された疎
水性微粉体の個々の粒子同士を衝撃力および/または摩
擦熱により合着させ、こうして農薬有効成分の粒子表面
を被覆することによって製造されたところの、農薬有効
成分の中央芯粒とこの芯粒を包囲する疎水性物質の連続
は被膜とからなる農薬有効成分を含む複合体粒子を含有
する農薬であって、しかも疎水性物質微粉体の使用総量
は農薬有効成分の1重量部あたり疎水性物質0.05〜1重
量部の範囲の割合であることを特徴とする徐放性農薬。 - 【請求項3】疎水性物質微粉体は、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸
カルシウム、ラウリン酸アルミニウム処理酸化チタン、
ステアリン酸アルミニウム処理酸化チタン、アルキルシ
リル化シリカ、ジメチルジクロロシラン処理二酸化ケイ
素、ポリスチレン、ポリアミド及びシリコーンから選ば
れる請求項2記載の徐放性農薬。 - 【請求項4】農薬に許容される補助剤及び/又は増量剤
も更に含有する請求の範囲第2項の徐放性農薬。 - 【請求項5】固体粒子状の農薬有効成分(硫酸第1鉄を
除く)の平均粒子径の5分の1以下の平均粒子径をもつ
疎水性微粉体を、当該農薬有効成分の1重量部に対して
疎水性物質の総使用量が0.05〜1重量部の範囲の割合で
使用し、固体粒子状の農薬有効成分の粒子の表面に疎水
性物質微粉体を付着させ、または当該農薬有効成分の粒
子表面中に疎水性物質微粉体の粒子を喰い込ませ固定化
させることからなるか、あるいは、更に所望ならばまた
は適当ならば、これら付着または固定化された疎水性物
質微粉体の個々の粒子同士を衝撃力および/または摩擦
熱により合着させて、こうして農薬有効成分の粒子表面
を被覆させることからなることを特徴とする、農薬有効
成分の中央芯粒とこの芯粒を包囲する疎水性物質微粉体
の外層あるいは疎水性物質の連続な被膜とからなる複合
体粒子の形であり且つ農薬有効成分(硫酸第1鉄を除
く)を徐放できる農薬の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1050023A JPH07106962B2 (ja) | 1988-03-03 | 1989-03-03 | 農薬の徐放性付与剤、徐放性農薬およびその製法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4863588 | 1988-03-03 | ||
| JP63-48635 | 1988-03-03 | ||
| JP1050023A JPH07106962B2 (ja) | 1988-03-03 | 1989-03-03 | 農薬の徐放性付与剤、徐放性農薬およびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01316302A JPH01316302A (ja) | 1989-12-21 |
| JPH07106962B2 true JPH07106962B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=26388937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1050023A Expired - Fee Related JPH07106962B2 (ja) | 1988-03-03 | 1989-03-03 | 農薬の徐放性付与剤、徐放性農薬およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106962B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JP4617630B2 (ja) * | 2002-06-24 | 2011-01-26 | 住友化学株式会社 | 農薬顆粒状水和剤 |
| JP6023510B2 (ja) * | 2012-08-20 | 2016-11-09 | クミアイ化学工業株式会社 | 農薬粒状組成物、その製造方法およびこれを使用する農薬処理方法 |
| EP3238540A1 (en) * | 2016-04-28 | 2017-11-01 | Bayer CropScience Aktiengesellschaft | Timed-release-type granular agrochemical composition and method for manufacturing same |
| JP7027685B2 (ja) * | 2017-01-27 | 2022-03-02 | 住友化学株式会社 | 農薬複合粒子及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS6413004A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-17 | Fuji Titanium Ind | Sustained release ferrous sulfate |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP1050023A patent/JPH07106962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH01316302A (ja) | 1989-12-21 |
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