JPH069694A - 因子viii製品の製造方法 - Google Patents

因子viii製品の製造方法

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JPH069694A
JPH069694A JP5097532A JP9753293A JPH069694A JP H069694 A JPH069694 A JP H069694A JP 5097532 A JP5097532 A JP 5097532A JP 9753293 A JP9753293 A JP 9753293A JP H069694 A JPH069694 A JP H069694A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウイルス−安全な高純度因子VIIIの製造
方法。 【構成】 高純度のウイルス−安全な因子VIII製品
の製造方法であって、以下の工程: a)因子VIII含有画分後クロマトグラフィー的な精
製、 b)因子VIIIの水溶液中でのテンシッド処理(テン
シッド/タンパク質比、1:1から1000:1)、お
よび c)因子VIII製品の固体状態での熱処理 の組み合わせを含む方法。 【効果】血液凝固因子VIII欠損に基づく様々な疾患
の治療に有効であり、しかも安全な因子VIII製品を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウイルス−安全な高純度
の因子VIIIの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】血液の凝固は一連の様々なタンパク質およ
び酵素の連続反応を引き金として起こる。もしも血液凝
固因子が欠如すると、フィブリノーゲンからのフィブリ
ンの形成が妨げられ、従って、傷の封鎖が妨げられ、結
果的に出血することになる。それが血友病Aの場合であ
る。後者が最も多い出血性疾患であり、因子VIII欠
損に起因する。因子VIIIは血漿フォンビルブラント
因子(vWF)と非共有結合的に結合した複合体(FV
III/vWF)として一緒に存在している。複合体F
VIII/vWFと同様、タンパク質FVIIIおよび
vWFは血友病患者の置換治療に用いられる。効率およ
び安全性に関して適切な医薬製品が切望されている。
【0003】そのような製品の製造出発物質は通常、ヒ
ト血漿であるが、それは因子VIIIを極く微量しか含
まない(約0.1〜0.2μg/ml)。その結果、因子V
IIIを回収するために大量の血漿を処理しなければな
らないばかりか、その多くが同様の物理化学的性質を有
している、随伴する妨害性タンパク質をできるだけ分離
しなければならない。他の困難は、出発物質が例えば肝
炎ウイルスまたはHIVを含有している可能性があるの
で、感染性物質に関して製品を不活化しなければならな
いということにある。これに加えて、個々の方法の各工
程、およびそれぞれの不活化法を、求める凝固因子の生
物活性を可能な限り、最大限保存するような方法で行わ
なければならない。
【0004】古典的な製造方法では、プロトロンビンコ
ンプレックス因子類、フィブリノーゲンおよびフィブロ
ネクチン等の不純物質の除去を目的とする段階的な沈澱
法(例えば、低温沈殿または硫酸アンモニウムの添加に
よる沈殿)が適用される。得られる因子VIII濃縮物
の純度は約1U/mgタンパク質であり、通常10〜20
U/mgタンパク質を越えない。因子VIIIの製造方法
はEP−A−O378208によって既知であり、その
方法によれば、ウイルスを不活化するために、低温沈殿
溶液を可溶化剤TweenR80の存在下、有機溶媒(トリ
ー(n−ブチル)ホスフェート(TNBP))処理に付
す。次いで、因子VIIIを2段階精製沈殿に付し、凍
結乾燥し、乾燥状態で加熱する。EP−B−O0500
61には、生物的および薬理的生産物の0.25〜10
重量%の非−変性性両親媒性物質(デタージェント)に
よる処理が記載されている。
【0005】タンパク質を所望によりデタージェントの
存在下、有機溶媒で処理する方法はEP−B−0131
740に記載されている。この文献には、デタージェン
ト単独による処理がウイルス不活化に関してはあまり有
効でないことが示されている。しかしながら、膜で被わ
れたウイルスに対しては、有機溶媒単独で有効である。
そのような方法で不活化された、A型肝炎で汚染された
因子VIII濃縮物に関連する肝炎感染が既に起きてい
る。A型肝炎ウイルスは脂質含有膜を持たないので、不
活化されない[マニュッキら(Manucci, P.M.), (1992)
The Lancet 339, 819 ("Outbreak of Hepatitis A Amon
g Italian Patients with Haemophilia")]。
【0006】因子VIII含有画分の有機溶媒による処
理では、通常、処理後に、毒性的に活性な溶媒を手間の
かかる方法で分離しなければならない。EP−A−03
43275は、この目的のために、因子VIII含有画
分を大豆油またはヒマシ油のような油で抽出することを
提案している。その後、因子VIIIをイオン交換物質
を用いるゲル透過クロマトグラフィーに付す。EP−A
−0094611によると、感染性を減少するために因
子VIIIを乾燥状態で加熱する。EP−B−0159
311によると、存在し得るウイルスを不活化するため
に血液生産物を固体湿状態で加熱する。そのような“蒸
気加熱”された因子VIII濃縮物に関しては、感染症
例の報告はない[マニュッキら(Manucci, P.M.), (199
2) Transfusion 32, 134-138 "Low Risk of Viral Infe
ction After Administration of Vapor-Heated Factor
VIII Concentrates"]。高純度の因子VIIIの熱処理
が重要と考えられる。例えば、EP−A−017324
2によると、クロマトグラフィー的に精製した因子VI
IIを溶液中で加熱する前に、安定化剤混合物(炭化水
素およびアミノ酸)を加えねばならない。さもなくば、
クロマトグラフィー的精製の前に因子VIII含有画分
をウイルス不活化処理に付すのが一般的であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、有効なウイル
ス不活化処理の故にウイルス−安全と考えられる、精製
因子VIIIを製造し得る方法を提供することを目的と
する。製造された製品の比活性は少なくとも25U/mg
タンパク質であることが好ましい。本発明に従い、上記
の目的は下記の方法の組み合わせにより達成された: a)因子VIII含有画分のクロマトグラフィー的な精
製、 b)水溶液中での、因子VIIIのテンシッド(tensid
e)/タンパク質比1:1から1000:1におけるテ
ンシッド処理、および c)因子VIII製品の固体状態での熱処理。
【0008】本発明によれば、因子VIIIはFVII
I/vFW複合体、FVIIIまたはvFWとして製造
される。製造工程の間、FVIII/vFW複合体の解
離は、例えば塩化カルシウムにより、容易に行える。本
発明のテンシッド処理によるウイルスの不活化は驚異的
な成功であることが分かった。例えば、TweenR80、Trit
onRX-100、TritonRX-114、ドデシルマルトシッドまたは
オクチルグリコシッド等の非イオン性テンシッド、ジメ
チルオクチルアミン−N−オキシドまたはN−ドデシル
−N,N−ジメチル−3−アンモニオ−1−プロパンス
ルホナートのような2イオン性テンシッド、およびデオ
キシコール酸ナトリウムまたはコール酸ナトリウムのよ
うなイオン性テンシッドをテンシッドとして用いること
ができる。テンシッド処理は原則として有機溶媒不含の
水溶液中で行われる。低温沈殿溶液を水溶液として用
い、所望により、さらにプロトロンビン複合体因子を吸
着させることで精製する。そのような溶液中でのテンシ
ッド/タンパク質の比率は1:1から10:1が好まし
い。
【0009】テンシッドはクロマトグラフィーの間に単
純な方法で分離することができるので、クロマトグラフ
ィー的な処理の前に、好ましくはテンシッド/タンパク
質の比率3.5:1から10:1でテンシッド処理を行
うことが好ましい。他の態様では、テンシッド処理はま
たクロマトグラフィーの最中にも行い得る。この変法
は、凝集傾向があり、従って望ましくない共吸着を起こ
す傾向のあるタンパク質の存在下でも、特異的な方法で
吸着した因子VIIIを得るという利益がある。因子V
IIIを低タンパク質含量の出発物質から回収する場
合、通常、水溶液中のテンシッド濃度を規定量に維持す
ることが適当である。このような方法でテンシッド/タ
ンパク質比率は1000:1に達してもよい。
【0010】例えば、組換え因子VIIIを含有する細
胞培養上清のタンパク質含有量は少なくとも約100mg
/lである。従って、この細胞培養上清中のテンシッド
濃度10%は、テンシッド/タンパク質比約1000:
1に相当するにすぎない。膜で被われていないウイルス
による感染に対する安全性を増すために、固体状態での
因子VIIIの熱処理を用いる、本発明の組み合わせを
提供する。これは凍結乾燥製品について実行されるであ
ろうし、熱処理は、好ましくは製品が湿った状態で行
う。従って、本発明の好ましい態様は熱蒸気による熱処
理をも含み、そこでは、固形状態の因子VIII製品
を、水、メタノール、およびエタノールの含有量を0.
05(5重量%)以上、0.70(70重量%)以下、
好ましくは0.40(40重量%)以下に調整し、密閉
容器中、好ましくは不活性保護ガスの存在下、50〜1
21℃の範囲の温度で加熱する。
【0011】因子VIII凍結乾燥品はさらにアルブミ
ンおよび/またはクエン酸塩のような塩および/または
アミノ酸を含んでいてもよい。驚くべきことには、この
熱処理は実質的な活性の損失をもたらさないことが示さ
れ、従って、比較的不安定な高純度因子VIIIを処理
することも可能である。クロマトグラフィー的な精製工
程で因子VIIIは、随伴タンパク質から大いに遊離さ
れる。好ましい態様の製造方法は複数段階のクロマトグ
ラフィー精製を含み、ここでは、1つの段階で因子VI
IIのための吸着物質を用い、後の段階で混在するタン
パク質のための吸着物質を用いる。即ち、まず、因子V
IIIの分離のために、まず最初に陰イオン交換樹脂を
用い、次いで、不溶性担体に固定化したゼラチン、ヘパ
リンのようなフィブロネクチンと高い親和性を有する物
質を用いることができる。この場合、因子VIIIの親
和性担体への非特異的吸着を最小にするという観点か
ら、テンシッドの存在下でのクロマトグラフィーが好都
合である。
【0012】アルブミン不含因子VIII製品を製造す
るために、因子VIII含有溶液の吸着を、染料リガン
ドゲル類(不溶性担体に固定化したCibacronR-Blue 3GA
(Bio-rad);FractogelR TSK-AF-Blue (Merck), Blue-
SepharoseR-CL6B (Pharmacia))上で行うことができ
る。そのようなゲルは高い選択性でアルブミンと結合す
ることができ;アルブミンは他の方法で定量的に因子V
IIIから分離することができず、アルブミンの含有が
安定化にとって望ましくない場合、それは因子VIII
製品中の不純物となるものである。クロマトグラフィー
的な精製のためには、DEAE-SephadexR (Pharmacia),QA
E-SepharoseR (Pharmacia), DEAE-ToyopearlR (Tosoha
as), TMAE-FractogelR (Merck)などのアクリレート、
シリケートまたはカーボハイドレートに基づく陰イオン
交換樹脂が好ましい。アクリレートに基づく陰イオン交
換樹脂は、好ましくは“テンタキュラーマトリックス(t
entacular matrices)”[ミューラー(Mueller W) (199
0) Journal of Chromatography 510, 133-140 "New Ion
Exchangers for the Chromatographyof Biopolymers"
参照]として形成される。そのようなマトリックスで、
交換基はマトリックス表面と結合しているポリマー側鎖
と一緒に存在する。その結果、高い負荷能力と改良され
た選択性とが得られる。
【0013】本発明方法で製造された血液凝固因子VI
IIはウイルスに関して安全であり、好ましくは少なく
とも25U/mgタンパク質の高い比活性を示す。以下に
実施例を挙げ、本発明を詳しく説明する。
【0014】
【実施例】実施例1 101リッターの血漿から得た低温沈澱1kgをバッファ
ー1(Tris−リジン緩衝化NaCl溶液(85mM/
L))3.5Lに溶解した。因子VIII含有溶液の予
備精製のために、Al(OH)3を撹拌しながら溶解さ
せ、Al(OH)3を分離し、Ba(SO)4を撹拌しな
がら溶解させた後、分離した。その後、上清のpHを
6.5に調節し、温度を4℃に下降させ、折出した沈澱
を遠心して分離し、捨てた。上清リッターあたり110
gのTritonRX-100を加え(テンシッド/タンパク質比;
55:1)、25℃で30分間撹拌した。次いで、因子
VIIIを、バッファー1でpH6.8に平衡化した直
径9cmのカラム内のDEAE−ToyopearlR650M(Toso
haasによる)750ml上に吸着させた。因子VIII含
有画分をバッファー2(クエン酸緩衝化500mM Na
Cl溶液)2.25Lで溶離した。
【0015】比活性はタンパク質1mgあたり因子VII
I 76IUであった。限外ろ過した因子VIII含有
画分を凍結乾燥した後、因子VIIIを7.5%w/w
2Oの密閉容器内で、60℃において10時間加熱し
た。因子VIII活性は非−加熱試料の72%であっ
た。アルブミンの存在下で熱処理すると、因子VIII
活性は非ー加熱試料の92%であった。
【0016】実施例2 実施例1と同様の方法で低温沈澱1kgを得、溶解した。
予備精製はAl(OH)3とBaSO4を用いて行った。
上清に、TweenR80(120g)を加え(テンシッド/タ
ンパク質比;4:1)、25℃で45分間撹拌した。次
いで、バッファー1で1:3に希釈したのち、因子VI
IIをEMD−TMAE−FractogelR (Merck)400ml
に吸着させることで、溶液をクロマトグラフィー的に精
製した。この前に、ゲルをバッファー1で平衡化した。
結合しなかったタンパク質をバッファー1で分離し、次
いで因子VIIIを含有する画分をバッファー2で溶離
した。比活性はタンパク質1mgあたり因子VIII 4
5IUであった。
【0017】溶離液を限外ろ過で濃縮し、凍結乾燥し
た。因子VIIIを、9.5%w/wH2Oの存在下、密
閉容器内で、60℃において10時間加熱した。因子V
III活性は非−加熱試料の87%であった。欧州委員
会のDirective EC III/8115/89-ENによる全ウイルス減
少因子は、HIV−1およびFSMEウイルスの例示方
法に従い、工程の間、数回、ウイルス懸濁液を加えるこ
とで測定した。全ウイルス減少因子は少なくとも12に
達した。これは、理論上、全工程にわたって、少なくと
もウイルス力価1012の減少に相当する。
【0018】実施例3 実施例2に従って製造された因子VIII 3000I
Uを含有する製品は、フィブロネクチン120U(3,
960μg)を含有していた。この不純物を除去するた
めに因子VIII含有製品をヘパリン−セファロースカ
ラム(直径1.6cm)15mlにより、260mM Na
Clバッファーを用い、クロマトグラフィー的に精製し
た。因子VIIIは結合せず、因子VIII含有画分に
はフィブロネクチンを検出し得なかった。比活性は因子
VIII 46IU/タンパク質mgであった。750m
M NaCl溶液によってフィブロネクチンを回収でき
た。
【0019】実施例4 低温沈澱1kgを得、実施例1と同様の方法で溶解した。
予備精製はAl(OH)3とPEG4000を用いて行
った。0.15%Al(OH)3を加え、25℃で30分
間撹拌した。次いでAl(OH)3を遠心分離し、捨て
た。上清に、3.15%PEG4000を加え、pHを
6.6に調節し、温度を9℃まで下げた。30分間撹拌
し、形成した沈澱を遠心分離し捨てた。さらに、上清1
LにTweenR80(100g)を加え(テンシッド/タンパ
ク質比;50:1)、十分に撹拌した。バッファー1で
希釈(希釈率1:3)したのち、溶液をQ−SepharoseR
Fast Flow (Pharmacia)1.75Lでクロマトグラフし
た。因子VIIIは吸着され、結合しなかったタンパク
質をバッファー1(7.9L)で分離した。クエン酸ナ
トリウム−緩衝化500mM NaCl溶液5.25Lで溶
離することにより、因子VIII含有画分を得た。比活
性は因子VIII 89IU/タンパク質mgであった。
濃縮した溶出液を凍結乾燥した後、8%w/wH2Oの
存在下、密閉容器内で、60℃において10時間加熱し
た。因子VIII活性は非−加熱試料の81%であっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルベルト・グリッチュ オーストリア、アー−1140ヴィーン、ハイ ンリッヒ−コリン−シュトラーセ8−14 /16/22番 (72)発明者 イェンドラ・リンナウ オーストリア、アー−1224ヴィーン、ラー フェンデルヴェーク24番 (72)発明者 オットー・シュヴァルツ オーストリア、アー−1190ヴィーン、セル テスガッセ5番 (72)発明者 ペーター・トゥレチェク オーストリア、アー−1190ヴィーン、フー トヴァイデンガッセ41番 (72)発明者 ギュンター・ヴェーバー オーストリア、アー−2522オーバーヴァル ターズドルフ、カロルスシュトラーセ23番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高純度のウイルス−安全な因子VIII
    製品の製造方法であって、以下の工程: 因子VIII含有画分を調製し、 該因子VIII含有画分をクロマトグラフィー的に精製
    して因子VIII製品を得、 該因子VIII製品を、水溶液中、テンシッド/タンパ
    ク質比1:1から1000:1でテンシッド処理するこ
    とにより、テンシッド処理した因子VIII製品を得、
    そして該テンシッド処理した因子VIII製品を固体状
    態で熱処理するの組み合わせを含む方法。
  2. 【請求項2】 高純度のウイルス−安全な因子VIII
    製品の製造方法であって、以下の工程 因子VIII含有画分を調製し、 該因子VIII含有画分を、水溶液中、テンシッド/タ
    ンパク質比3.5:1から10:1でテンシッド処理す
    ることにより、テンシッド処理した因子VIII含有画
    分を得、 該テンシッド処理した因子VIII含有画分をクロマト
    グラフィー的に精製してテンシッド処理した因子VII
    I製品を得、そして該テンシッド処理した因子VIII
    製品を固体状態で熱処理するの組み合わせを含む方法。
  3. 【請求項3】 高純度のウイルス−安全な因子VIII
    製品の製造方法であって、以下の工程 因子VIII含有画分を調製し、 該因子VIII含有画分をクロマトグラフィー的に精製
    する間に、該因子VIII含有画分を、水溶液中、テン
    シッド/タンパク質比1:1から1000:1でテンシ
    ッド処理してテンシッド処理した因子VIII製品を
    得、そして該テンシッド処理した因子VIII製品を固
    体状態で熱処理するの組み合わせを含む方法。
  4. 【請求項4】 熱処理を、固体状態の該テンシッド処理
    した因子VIII製品を、水、メタノール、およびエタ
    ノールの内の1つの含有量を0.05(5重量%)以上
    0.70(70重量%)以下に調整し、該テンシッド処
    理した因子VIII製品を密閉容器中、50〜121℃
    の間の温度で熱蒸気により熱処理することにより行う請
    求項1、2または3の方法。
  5. 【請求項5】 水、メタノール、およびエタノールの内
    の1つの該含有量が0.40(40重量%)以下に調節
    されている請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 該密閉容器に不活性な保護ガスが供給さ
    れている請求項4の方法。
  7. 【請求項7】 該クロマトグラフィー的な精製が因子V
    III吸着物質を用いる工程、および混在タンパク質吸
    着物質を用いる工程を含む数工程によって行われる請求
    項1、2または3の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、該クロマトグラフィー的な精製
    のためにアクリレート類、シリケート類、カーボハイド
    レート類のいずれか1つに基づく陰イオン交換樹脂を用
    いることを含む請求項1、2または3の方法。
  9. 【請求項9】 該クロマトグラフィー的な精製のため
    に、基本的に、陰イオン交換基を含むポリマー側鎖が結
    合しているマトリックスからなる陰イオン交換樹脂を用
    いることを含む請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 比活性が少なくとも25U/タンパク
    質(mg)である凝固因子VIII製品の製造のために請
    求項1、2または3に記載の方法を用いる方法。
JP5097532A 1992-04-24 1993-04-23 因子viii製品の製造方法 Expired - Fee Related JP2511631B2 (ja)

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