JPH0696074B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH0696074B2
JPH0696074B2 JP63150570A JP15057088A JPH0696074B2 JP H0696074 B2 JPH0696074 B2 JP H0696074B2 JP 63150570 A JP63150570 A JP 63150570A JP 15057088 A JP15057088 A JP 15057088A JP H0696074 B2 JPH0696074 B2 JP H0696074B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box body
box
lead wire
state
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63150570A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01317494A (ja
Inventor
登 吉田
晴美 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP63150570A priority Critical patent/JPH0696074B2/ja
Publication of JPH01317494A publication Critical patent/JPH01317494A/ja
Publication of JPH0696074B2 publication Critical patent/JPH0696074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、実開昭57-32686号公報に示される技術を
第15図及び第16図に基づいて説明する。
(51)は洗濯機の機枠であり、外槽(52)及び内槽(5
3)を内設している。(54)は前記機枠(51)の上端開
口に設置された合成樹脂製の上面板であり、衣類投入口
(55)を形成する枠体部(56)と電装品等を収納する操
作部(57)とから構成される。(58)は上蓋である。
さて、前記上面板(54)の前縁側には各種操作スイッチ
(59)が設けてあり、該操作スイッチ(59)と前記上面
板(54)の後縁側に位置する操作部(57)内の電装部品
とをリード線(60)で接続している。そして、前記リー
ド線(60)は、前記上面板(54)の側縁部を箱状に膨出
形成して設けたリード線収納部(61)内に収納し、該収
納部(61)の下面開口をカバー(62)で螺子止めするこ
とにより覆っている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 前記従来例にあっては、操作スイッチにリード線を接続
した状態で、操作スイッチは上面板の前縁側に取着し、
リード線は上面板の側縁に収容してカバーで覆う作業を
要し、取付け作業が面倒である。また、操作スイッチの
防水対策も万全ではなく、この防水対策を行なうには、
操作スイッチ部とリード線部を個々に行なう必要があ
り、この点でも作業性が劣ることになる。
本発明は、制御基板及びリード線接続部の防水を十分に
行えるとともに、取り付け作業及び保守点検作業を容易
に行える、製造簡単で安価な洗濯機を提供しようとする
ものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の洗濯機は、上面開口及び側面開口を有する箱体
A及び箱体Bを、側面開口どうしを対向させた状態で、
薄肉ヒンジ部を介して一体成形し、前記箱体Aにより、
制御基板を覆うと共に、前記箱体Bにより、前記基板か
ら導出されたリード線と負荷回路から導出されたリード
線との接続部を覆う構成とし、更に、前記箱体Aを、洗
濯機の機枠上部に配設された上面板の下面に固定すると
共に、前記箱体Bの上面開口が下側に向くように前記箱
体Bを前記箱体Aの下面側に屈曲させた状態において、
この屈曲状態を保持すべく前記箱体Bを前記箱体Aに係
合する第1係合機構と、前記箱体Bの上面開口が上側に
向くように前記箱体Bを復帰させた状態において、この
復帰状態を保持すべく前記箱体Bを前記上面板に係合す
る第2係合機構とを設けたものである。
(ホ) 作用 即ち、箱体Aを制御基板を収容した状態で上面板に固定
し、箱体Bを屈曲させて箱体Aの裏面側に係合させた状
態で、リード線の接続を行なう。そして、箱体Bを復帰
させて、この接続部を収容し、同時に上面に係合させ
る。
一方、リード線接続部等の保守点検作業時には、作業が
やり易いように、箱体Bを上面板から係合解除して箱体
Aの裏面側へ屈曲させ、箱体Bを箱体Aへ係合させるこ
とができる。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図の洗濯機に於いて、(1)は機枠であ
り、図示しない外槽、脱水兼洗濯槽や駆動モータ機構等
が内設されている。(2)は前記機枠(1)の上端に装
着された合成樹脂製の上面板であり、これを第7図乃至
第11図に基づいて説明する。
(3)は前記上面板(2)の後縁に膨出形成された給水
部であり、図示しない給水電磁弁や電源スイッチが収容
される。(4)は該給水部(3)の前縁から前方へ円弧
を描くように、前記上面板(2)の中央部に形成された
凹所であり、該凹所(4)の底面(4a)には、同じく円
弧形状の衣類投入口(5)が開設されている。また、前
記投入口(5)の左側縁には、前後方向に直線部(6)
が形成されている。(7)は前記凹所(4)の底面(4
a)の前方左寄りに形成されたすり鉢状の漂白剤注入部
であり、最下部に注入口(8)が開設され、洗濯プログ
ラム中の所望の時に、この注入口(8)から洗濯槽内へ
漂白剤や仕上げ剤等を投入できる。(9)は前記凹所
(4)の底面(4a)に、前記直線部(6)に沿って形成
された凹部であり、第12図の如く一端側が前記注入部
(7)に連続せしめられていると共に、その底部(9a)
が前記注入部(7)へ向けて緩やかに下降傾斜してい
る。(10)…は前記凹部(9)と注入部(7)との境界
線に沿って立設された突起である。
そして、前記凹部(9)には、洗濯物から取り出した硬
貨やボタン等の小物類、洗濯槽内のゴミや糸くず、部分
洗い用の石けん等を置く。この時、前記凹部(9)内に
侵入した水は、凹部(9)の底部(9a)を伝って、前記
注入部(7)内に流出し、注入口(8)から洗濯槽内に
排出される。また、前記突起(10)…により、凹部
(9)内の小物が、前記注入部(7)内に落下すること
がない。
(11)は前記投入口(5)を施蓋するための上蓋であ
り、前記凹所(4)内に収容されるべく、該凹所(4)
に合致して円弧状に形成されている。また、前記上蓋
(11)は、後端が前記凹部(4)の後縁(4b)に回動自
在に枢支された第1の蓋体(12)と、該第1の蓋体(1
2)の前端に回動自在に枢支された第2の蓋体(13)と
から構成されると共に、第10図の如く全体的に上方へ球
面状になるよう形成されている。(14)は前記第2の蓋
体(13)の上面前縁に形成された取手部であり、指を挿
入するための凹み部(15)と、該凹み部(15)の前縁か
ら後方へ張出された手掛け部(16)とで構成される。前
記手掛け部(16)は、第15図(イ)や(ロ)の如く、両
端から中央にかけて次第に張出度合が増すように形成す
ることにより、指の長さに合った形状とし(中指が最も
長いので)、これにより指を掛けた時の違和感が無くな
る。
斯かる上蓋(11)の構成によれば、上蓋(11)を屈曲さ
せて開閉する際に、第11図の如く前記第2の蓋体(13)
の側縁が前記直線部(6)に摺接して案内される。この
時、第2の蓋体(13)と直線部(6)とは、点接触であ
るので、それほど抵抗感はない。また、前記第2の蓋体
(13)の前縁(13a)が円弧状であるので、第8図の如
く開蓋時に第2の蓋体(13)の前縁(13a)を、前記投
入口(5)内に入り込ませるようにもでき、こうすれ
ば、開蓋時の上蓋(11)の高さHをより低くできる。
さて、(17)…は前記上面板(2)の右側縁前方に設け
られた操作孔群であり、この上面は図示しない可撓性シ
ートで覆われている。そして、これら操作孔群(17)…
の下面には、後述する制御基板(18)が配設され、この
操作孔群(17)…から制御基板(18)上の各種スイッチ
を押圧操作する。
第1図乃至第4図に於いて、(19)は上面及び長手方向
−側面が開口する箱状の基板カバー、(20)は上面及び
長手方向両側面が開口する箱状のハウジングカバーであ
り、これら基板カバー(19)とハウジングカバー(20)
は、前記基板カバー(19)の一側面下縁とハウジングカ
バー(20)の一側面下縁とが薄肉ヒンジ部(21)で連結
するよう合成樹脂にて一体に成形される。(22)…は前
記基板カバー(19)の底面(19a)に膨出形成された螺
子挿入部であり、前記上面板(2)の裏面から一体に垂
設されたボス部(23)…に対応して設けられている。
(24)は前記ハウジングカバー(20)の底面(20a)か
ら垂設された係止爪、(25)は前記基板カバー(19)の
底面(19a)に設けられた係合孔であり、前記ハウジン
グカバー(20)を、前記薄肉ヒンジ部(21)において、
第3図点線の如く前記基板カバー(19)の裏面側に屈曲
させた時に、前記係止爪(24)を係合させる。(26)は
前記ハウジングカバー(20)の他側面下縁から突出形成
された係止片であり、前記基板カバー(19)を前記ボス
部(23)…に螺着した状態で、前記上面板(2)の裏面
から垂設されたリブ(27)の第2係合孔(28)に係合さ
せる。
(29)は前記制御基板(18)から導出されたリード線A
(30)の先端に設けられたハウジングA、(31)は駆動
モータ回路等の電気回路から導出されたリード線B(3
2)の先端に設けられたハウジングBで、前記ハウジン
グA(29)に差し込み可能に構成され、このハウジング
A(29)にハウジングB(31)を差し込むことにより、
前記リード線A(29)とリード線B(31)とを接続す
る。
而して、前記制御基板(18)には、前記ボス部(23)…
に対応して螺子孔(33)…が設けられてあり、前記制御
基板(18)を前記基板カバー(19)の螺子挿入部(22)
…上に載置した状態で、該挿入部(22)…に下方から螺
子(34)…を差し込んで、前記ボス部(23)…に共締め
する。そして、前記ハウジングカバー(20)を屈曲させ
て、前記係合孔(25)に係合させておき、前記ハウジン
グA(29)とハウジングB(31)とを接続した後、前記
係止爪(24)を外してハウジングカバー(20)を復帰さ
せることにより、該ハウジングカバー(20)で前記ハウ
ジングA(29)及びハウジングB(31)を覆い、この状
態で、前記係止片(26)を前記第2係合孔(28)に係止
させる。
こうして、前記制御基板(18)及びハウジングA(2
9)、ハウジングB(31)を、前記基板カバー(19)と
ハウジングカバー(20)とで覆うことにより、これら基
板やハウジングに水滴が付着しにくいようにする。
第5図及び第6図は、他の実施例を示し、前記基板カバ
ー(19)の下面にリブ(35)を垂設し、このリブ(35)
に係合孔(25)を設けて、前記ハウジングカバー(20)
の屈曲時に前記係止片(26)を係合させる。これによ
り、前記係止爪(24)の機能を係止片(26)で兼用する
ことができる。
尚、以上の実施例に於いて、前記係止爪(24)、係止片
(26)、係合孔(25)、第2係合孔(28)の相互間の係
合、解除は、例えば第5図点線の如く、一方を撓ませて
行なう。
(ト) 発明の効果 本発明の洗濯機の構成によれば、以下の効果を奏する。
(1) 基板及びリード線接続部を、箱体A及び箱体B
で覆うので、これら基板や接続部に水滴が付着すること
を防止できる。
(2) 箱体Aと箱体Bとを一体に成形するので、コス
ト的に安価である。
(3) 箱体Aを上面板に固定した後であっても、箱体
Bを屈曲させて位置をずらすことができるので、基板を
上面板に取着した後にリード線の接続作業ができ、基板
の取付け及びリード線の接続作業が容易である。
(4) リード線接続部等の保守点検作業時には、箱体
Bを上面板から係合解除して箱体Aの裏面側へ屈曲さ
せ、箱体Bを箱体Aへ係合させることができ、保守点検
作業がやり易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗濯機の平面図、第2図は同一部切欠
せる斜視図、第3図は同要部断面図、第4図は基板カバ
ー及びハウジングカバーの平面図、第5図は他の例に於
ける第3図相当図、第6図は同第4図相当図、第7図は
開蓋状態に於ける上面板の平面図、第8図は第7図A−
A′断面図、第9図は閉蓋状態に於ける上面板の平面
図、第10図(イ)は第9図C−C′断面図、同図(ロ)
は第9図D−D′断面図、第11図は上蓋開閉途中に於け
る上面板の要部断面図、第12図は第7図B−B′断面
図、第13図は取手部の断面斜視図、第14図(イ)(ロ)
は夫々取手部の異なる形態を示す平面図、第15図は従来
例の洗濯機に於ける要部断面図、第16図は同上面板の斜
視図である。 (1)……機枠、(2)……上面板、(18)……制御基
板、(19)……基板カバー(箱体A)、(20)……ハウ
ジングカバー(箱体B)、(21)……薄肉ヒンジ部、
(24)……係止爪、(25)……係合孔、(26)……係止
片、(28)……第2係合孔((24)(25)(26)(28)
で係合機構を構成する)、(29)……ハウジングA(接
続部)、(30)(32)……リード線、(31)……ハウジ
ングB(接続部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面開口及び側面開口を有する箱体A及び
    箱体Bを、側面開口どうしを対向させた状態で、薄肉ヒ
    ンジ部を介して一体成形し、前記箱体Aにより、制御基
    板を覆うと共に、前記箱体Bにより、前記基板から導出
    されたリード線と負荷回路から導出されたリード線との
    接続部を覆う構成とし、更に、前記箱体Aを、洗濯機の
    機枠上部に配設された上面板の下面に固定すると共に、
    前記箱体Bの上面開口が下側に向くように前記箱体Bを
    前記箱体Aの下面側に屈曲させた状態において、この屈
    曲状態を保持すべく前記箱体Bを前記箱体Aに係合する
    第1係合機構と、前記箱体Bの上面開口が上側に向くよ
    うに前記箱体Bを復帰させた状態において、この復帰状
    態を保持すべく前記箱体Bを前記上面板に係合する第2
    係合機構とを設けたことを特徴とする洗濯機。
JP63150570A 1988-06-17 1988-06-17 洗濯機 Expired - Lifetime JPH0696074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63150570A JPH0696074B2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63150570A JPH0696074B2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01317494A JPH01317494A (ja) 1989-12-22
JPH0696074B2 true JPH0696074B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=15499778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63150570A Expired - Lifetime JPH0696074B2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0696074B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2829097B2 (ja) * 1990-06-25 1998-11-25 株式会社東芝 洗濯機
JPH11276779A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯機の制御装置
JP2005519711A (ja) * 2002-04-17 2005-07-07 エルジー・エレクトロニクス・インコーポレーテッド 洗濯機
JP6334110B2 (ja) * 2013-08-09 2018-05-30 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP6334109B2 (ja) * 2013-08-09 2018-05-30 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP6742361B2 (ja) * 2018-04-17 2020-08-19 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227593U (ja) * 1985-08-02 1987-02-19
JPS62109088U (ja) * 1985-12-27 1987-07-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01317494A (ja) 1989-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7700900B2 (en) Panel arrangement for a domestic appliance
JPH0696074B2 (ja) 洗濯機
KR0176269B1 (ko) 세탁기의 외부프레임구조
JPH09117588A (ja) 洗濯機
JPH0728992B2 (ja) 洗濯機
JPH10263269A (ja) 全自動洗濯機
JPH05168794A (ja) 脱水兼用洗濯機
JPH0433118Y2 (ja)
JPH0217593Y2 (ja)
JPH0646470Y2 (ja) 洗濯機
JPH03103299A (ja) 洗濯機の操作箱装置
CN218372846U (zh) 一种洗衣机及其控制盘座结构
JP2005323856A (ja) 洗濯機
JPH075830Y2 (ja) 洗濯機
JPH0223275Y2 (ja)
CN212089477U (zh) 控制面板模块及洗碗机
JPH06335595A (ja) 洗濯機
JPH0527187Y2 (ja)
JPH0223273Y2 (ja)
JP3932640B2 (ja) 刺繍器の収納装置
JPH0316634Y2 (ja)
JPS6140310Y2 (ja)
KR19990002486U (ko) 세탁기의 콘트롤부결합장치
JPS58127987U (ja) 洗濯機の溢水装置
KR200172930Y1 (ko) 세탁기의안전스위치조립구조