JPH0691513B2 - データ伝送誤り検出方式 - Google Patents

データ伝送誤り検出方式

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JPH0691513B2
JPH0691513B2 JP1018422A JP1842289A JPH0691513B2 JP H0691513 B2 JPH0691513 B2 JP H0691513B2 JP 1018422 A JP1018422 A JP 1018422A JP 1842289 A JP1842289 A JP 1842289A JP H0691513 B2 JPH0691513 B2 JP H0691513B2
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    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 プロセッサ相互間をデータレジスタとコントロールレジ
スタを介して接続し、伝送データの誤り検出に反復伝送
方式を用いてデータの送受信を行う計算機システムにお
けるデータ伝送誤り検出方式に関し、 反復伝送方式による誤り検出では、データを送信中に誤
りが発生しても検出できず、誤り制御に入る迄に時間が
かかると共に、伝送障害が発生すると何回再送しても正
常な送信ができないことを解消することを目的とし、 (1)プロセッサAとプロセッサB間で反復伝送方式を
用いてデータの送受信を行う際、プロセッサAは送信要
求(SND)を送出してプロセッサBとの間で送信権獲得
制御を行い、プロセッサAでは送信状態(SND)にな
り、プロセッサBでは受信状態(RCV)になった後、自
己のデータレジスタにデータを書込んで、データの送信
を行い、プロセッサBは該送信されたデータを取り入れ
た後、直ちに、今、受信したデータを自己のデータレジ
スタに書込んで、プロセッサAに返送し、プロセッサB
が該送信データを取り入れ、それをプロセッサAに返送
したことをプロセッサAが検出すると、上記プロセッサ
Aでは送信状態(SND),プロセッサBでは受信状態(R
CV)の儘、該相手のデータレジスタの内容を読み込み、
今、送信したデータと比較して、一致した時には、次の
データの送信処理に入るが、不一致の時には、コントロ
ールレジスタをクリアして再送処理に入る。(2)上記
再送処理において、プロセッサAとプロセッサBとの間
で、予め、取り決めたデータ固定長とする特定の規則に
従って、該再送データの所定のビットを反転する変換を
行って送信し、且つ、データ転送回数に応じて、上記デ
ータ変換方法でのビット反転位置を変化させ、送信デー
タと返送データが一致する迄、該再送を繰り返すように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プロセッサ相互間をデータレジスタとコント
ロールレジスタを介して接続し、伝送データの誤り検出
に反復伝送方式を用いてデータの送受信を行う計算機シ
ステムにおけるデータ伝送誤り検出方式に関する。
最近のデータ処理の多様化,処理すべきデータ量の増加
等に伴って、計算機システムに要求される処理能力の向
上は際限がなく、その処理能力を向上させる一つとし
て、例えば、マルチプロセッサシステムがある。
該マルチプロセッサシステムにおいては、プロセッサ間
通信を必要とするが、この場合、できる限り簡単な方式
で該プロセッサ間通信を行う方法として、所謂、反復伝
送方式が知られている。
然し、この反復伝送方式では、一連のデータの送信を完
了した後、受信側のプロセッサから返送されてくるデー
タを、送信側プロセッサにおいて、今、送信したデータ
を比較をする形態をとる為、誤りの検出に時間がかかる
問題があり、効果的にデータ伝送誤りを検出できる反復
伝送方式が必要とされるようになってきた。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
第2図は従来のデータ伝送誤り検出方式を説明する図で
あり、(a)は反復伝送方式を用いてデータの送受信を
行う計算機システムの概念図を示し、(b)は該計算機
システムの従来の構成例を示し、(c)は動作タイムチ
ャートを示している。
伝送データの誤り検出に反復伝送方式を用いてデータの
送受信を行う従来の計算機システムでは、送信側の、例
えば、プロセッサA1が(a)図に示したコントロールレ
ジスタ12の特定のビットを制御することで、送信権の獲
得を行い、送信状態(SND)になった後、自己のデータ
レジスタ11にデータを書き込み、プロセッサB1に送出
し、該プロセッサB1は定期的に自己のコントロールレジ
スタ12を監視していて、プロセッサA1からデータが送出
されたことを検出すると、相手のプロセッサAのデータ
レジスタ11から該送信データを取り入れることを繰り返
し、一連の送信データの全てをプロセッサA1から送り終
えた後、今度は、受信側のプロセッサB1が送信権の獲得
制御を行って、今、受信したデータを返送し、送信側の
プロセッサA1では、該プロセッサB1から返送されてくる
返送データを受信して、今送信した一連のデータとの比
較を行い、不一致があると誤り制御を行っていた。又、
該不一致発生時の誤り制御方式としては、同一のデータ
を再送するというものであった。
上記の従来の反復伝送方式を用いたデータ伝送方式を
(b),(c)図によって、更に、詳細に説明する。
先ず、各プロセッサA,B1でのコントロールレジスタ12の
各ビットのライト時,リード時の意味付けを説明する。
1)ライト時: 「RQSND」:送信側のプロセッサがデータ転送を行うと
き、該ビットに“1"を書き込むことにより、送信権を要
求する。
該送信要求が受付けられる、自己のリード側の「SND」
ビットが“1"(送信状態)となり、相手のリード側の
「RCV」ビットが“1"(受信状態)となる。
「RTSND」:送信側のプロセッサが一連のデータ転送を
終了した時、該ビットに“1"を書き込むことで上記送信
権を解除する。
該送信権が解除されると、自己のリード側の「SND」ビ
ットが“0"となり、相手のリード側の「RCV」ビットが
“0"となる。
「RSTDT」:受信状態のときで、相手側のデータレジス
タに送信データが書き込まれた状態、即ち、「DTRDY」
が“オン”のとき、本ビットに“1"を書き込むことで、
該「DTRDY」が“0"となると共に、相手側の「BUSY」ビ
ットが“0"となる。
2)リード時: 「SND」:データ送信要求が受け付けられ、送信可能状
態になっていることを表すもので、“1"が送信状態を示
す。
「RCV」:データ受信状態になっていることを表すもの
で、“1"が受信状態を示す。
「BUSY」:送信状態の時、データレジスタに送信データ
を書き込むと、“1"となり、相手側において、前述の
「RSTDT」ビットに“1"が書き込まれると、本ビットは
“0"となる。
「DTRDY」:受信状態、即ち、「RCV」が“1"のときで、
相手側のデータレジスタに送信データが書き込まれると
“1"となり、前述の「RSTDT」ビットに“1"を書き込む
と“0"となる。
今、プロセッサA1がプロセッサB1にデータ転送を行う
時、各プロセッサでのコントロールレジスタ12は上記の
通りに動作するものとする。
先ず、プロセッサA1がプロセッサB1にデータを転送する
ときには、該プロセッサA1は送信権を獲得する為に、
“RQSND"を“オン”とし、該データ送信要求が受け付け
られたことを示す“SND"が“オン”となるのを確認{こ
のとき、プロセッサB1のコントロールレジスタ12の“RC
V"ビットが“オン”となる}した後、送信データを自己
のデータレジスタ11に書き込む(WRITE)と、自己のコ
ントロールレジスタ12の“BUSY"が“オン”になると共
に、プロセッサB1のコントロールレジスタ12の“DTRDY"
を“オン”とする。
プロセッサB1においては、定期的に自己のコントロール
レジスタ12をリードし、“RCV"が“オン”となったこと
を検出すると受信状態であると認識し、“DTRDY"が“オ
ン”となるのを検出したならば、該プロセッサA1のデー
タレジスタ11を読み出して、該送信データを受信する
と、自己のコントロールレジスタ12の、前述の“RSTDT"
を“オン”とする。
この結果、自己のコントロールレジスタ12の“DTRDY"が
“オフ”になると共に、プロセッサA1のコントロールレ
ジスタ12の“BUSY"ビットを“オフ”とする。
プロセッサA1は、定期的に自己のコントロールレジスタ
12をリードしており、“BUSY"ビットが“オフ”になっ
たことを検出すると、次の送信データをデータレジスタ
11に書き込む。
以下、同じ動作が繰り返されて、一連のデータがプロセ
ッサA1からプロセッサB1に送信される。
プロセッサA1においては、該一連のデータの送信を完了
すると、自己のコントロールレジスタ12の、前述の“RT
SND"ビットを“オン”とすることで、自己のコントロー
ルレジスタ12の上記“SND"ビットを“オフ”として、プ
ロセッサB1のコントロールレジスタ12の“RCV"ビットを
“オフ”とする。
こうして、プロセッサB1がプロセッサA1からの一連のデ
ータ送信が完了したことを認識すると、今度は、プロセ
ッサB1が、上記“RQSND"を“オン”として送信権の獲得
処理を行い、送信権を獲得すると、今、受信した一連の
データを、その侭、上記と同じデータ転送方式に従って
プロセッサA1に返送する。
プロセッサA1においては、プロセッサB1から返送されて
くるデータを受信し、今、送信した一連のデータとの比
較を行い、不一致を検出すると、同一データを再送する
という誤り制御を行う。
このように、プロセッサ相互間をデータレジスタ11とコ
ントロールレジスタ12とを介して接続された従来の計算
機システムにおいては、送信側の、例えば、プロセッサ
A1がデータを送信中に伝送誤りが発生したとしても、受
信側のプロセッサB1から返送データを受信して比較する
迄の間、該異常が発生していることを検出できず、誤り
制御に入る迄に時間がかかるという問題,及び、該従来
方式においては、送信したデータの全てを再度受信しな
ければならない為、パリティチェック等により誤り検出
を行うデータ伝送方式に比べて、2倍程度の伝送時間を
必要とする問題,更に、伝送障害が発生すると、何回再
送しても、同じデータを再送している為、正常な送信が
できず、結果的にはデータ転送が不可能になるという問
題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、プロセッサ相互間をデ
ータレジスタとコントロールレジスタを介して接続し、
伝送データの誤り検出に、反復伝送方式を用いてデータ
の送受信を行う計算機システムにおける反復伝送方式に
よる誤り検出では、データを送信中に誤りが発生しても
検出できず、誤り制御に入る迄に時間がかかると共に、
伝送障害が発生すると何回再送しても正常な送信ができ
ないことを解消することができるデータ伝送誤り検出方
式を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点は下記の如くに構成したデータ伝送誤り検
出方式によって解決される。
(1)プロセッサ相互間をデータレジスタとコントロー
ルレジスタを介して接続し、伝送データの誤り検出に反
復伝送方式を用いてデータの送受信を行う計算機システ
ムにおいて、 プロセッサAは送信要求(RQSND)を出して、プロセッ
サBとの間で送信権獲得制御を行い、プロセッサAでは
送信状態(SND)になり、プロセッサBでは受信状態(R
CV)になった後、自己の上記データレジスタに送信デー
タを書込み、上記コントロールレジスタを制御するか、
又は、その儘データを送信し、その後、該コントロール
レジスタを定期的に読み込んで監視を行い、 定期的な該コントロールレジスタの監視によって受信状
態(RCV)となったことを検出したプロセッサBは、定
期的に該コントロールレジスタを読み込み、データが書
込まれていることを示す制御情報(DTRDY)を検出する
と、該プロセッサAから送信されてくるデータを、該プ
ロセッサAのデータレジスタから読み込み、データを取
り入れた後、上記受信状態(RCV)の儘、直ちに、今、
受信したデータを自己のデータレジスタに書込んでプロ
セッサAに送信して、プロセッサAが読み取れる状態に
した後、自己,及び、相手のコントロールレジスタ(BU
SY,DTRDY)を制御してデータを受信したことをプロセッ
サAに通知し、 プロセッサBがデータを取り入れ、それをプロセッサA
に返送したことを検出したプロセッサAは、送信状態
(SND)の儘、相手のデータレジスタを読み込み、今、
送信したデータとの比較を行い、一致した時には、次の
送信すべきデータを自己のデータレジスタに書込み、一
致しない時には、上記コントロールレジスタをクリアし
て再送処理を行い、 データ送信シーケンス(SND)中に、返送データの受信
と、送信データの正常性のチエックを行うように構成す
る。
(2)上記再送処理を行う場合、プロセッサAとプロセ
ッサBとの間で、予め、取り決めたデータ固定長とする
特定の規則に従って、該再送データの所定のビットを反
転する変換を行って送信し、且つ、データ転送回数に応
じて、上記データ変換方法でのビット反転位置を変化さ
せ、送信データと返送データが一致する迄、該再送を繰
り返すように構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、プロセッサ相互(プロセッサA
とプロセッサB)間をデータレジスタとコントロールレ
ジスタを介して接続し、伝送データの誤り検出に反復伝
送方式を用いてデータの送受信を行う計算機システムに
おいて、データ伝送誤りを検出するのに、データ送信権
{送信状態(SND)}を獲得したプロセッサが、自己の
データレジスタに送信データを書き込み、相手プロセッ
サにデータの送信を行うと、相手プロセッサでは定期的
に自己コントロールレジスタを監視しており、該データ
の送信があったことを示す制御ビット“DTRDY"を検出す
ると、該送信側プロセッサのデータレジスタを読み取
り、該送信データを受信すると、本発明の場合には、
今、受信したデータを送信権を獲得することなく、即座
に、即ち、受信状態(RCV)の儘、自己のデータレジス
タに書き込んで、自己のコントロールレジスタの制御ビ
ット“RSTDT"を“オン”とする。この結果、受信側のコ
ントロールレジスタの上記“DTRDY"が“オフ”になると
共に、送信側のコントロールレジスタの“BUSY"を“オ
フ”とする。
送信側のプロセッサでも、自己のコントロールレジスタ
を定期的に監視しており、上記制御ビット“BUSY"が
“オフ”になったことを検出すると、本発明の場合に
は、次の送信データを自己のデータレジスタに書き込む
前に、相手プロセッサのデータレジスタをリードし、
今、送信したデータと比較を行い、一致した時には、次
のデータ転送動作に入るが、一致しない時は、今、送信
が失敗したデータを再度送信して誤り制御を行った後
に、次のデータ送信を行うように動作する。この動作を
最終データの送信が完了する迄繰り返す。
又、上記再送制御を行う場合、本発明においては、プロ
セッサAとプロセッサB間で、予め、取り決めた規則に
従って、例えば、再送1回目は、送信側のプロセッサA
は再送すべきデータを全ビット反転した後、本データを
自己のデータレジスタに書き込んで相手プロセッサに送
信し、本データを受信したプロセッサBは、本受信デー
タをその侭の形で自己のデータレジスタに書き込んで返
送した後、該規則に基づいて、該データを全ビット反転
して受信データとして取り込むようにする。
2回目の再送時には、全ビットではなくて、特定のビッ
トのみ反転して再送する。以下、予め、定められた再送
規則に従って、一致出力が得られる迄、繰り返す。
一般に、伝送誤りは、特定の1ビットの障害であること
が多いので、上記の手段を用いて再送することにより、
何回目かには、必ず、一致が得られることになると共
に、何回目で一致したかにより、障害ビットを特定する
ことが容易になる。
このように機能するので、送信側プロセッサがデータを
送信中に誤りが発生した場合、即座に、その誤りを検出
できる。又、送信側プロセッサにおける返送データの受
信と,データの正常性のチェックがデータ送信(SND)
シーケンスの際中に行われる為、従来の伝送方式に比べ
て約1/2の時間で伝送を終了させることができ、パリテ
ィチェック方式による伝送時間と同等の伝送時間を実現
しながら、誤り訂正符号(ECC)機構等の特殊な回路を
設けることなく、全ビットのデータ誤りを検出できる。
更に、伝送障害が発生しても、送信すべきデータを送信
可能なパターンに変換して再送することができる為、デ
ータ転送を継続させることができる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示した図であり、(a)は
システムの構成例を示し、(b)は動作シーケンスを示
していて、データ送信(SND)シーケンス中に、受信側
プロセッサにおいて、該受信データをその侭の形で返送
し、送信側プロセッサでは該返送されたデータを、今、
送信したデータと比較する手段,及び、該比較処理で誤
りが検出された場合には、送信データを、特定の規則に
従って、全ビット,又は、一部を反転して再送する手段
が本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図を
通して同じ符号は同じ対象物を示している。
以下、第1図によって、本発明のデータ伝送誤り検出方
式を説明する。
本発明を実施しても、コントロールレジスタ12を制御,
監視しながら行う反復伝送方式の基本的な動作は従来方
式と特に変わることはないので省略し、ここでは、デー
タ送信(SND)シーケンス中に、受信側プロセッサにお
いて、該受信データをその侭のかたちで返送し、送信側
プロセッサでは該返送されたデータを、今、送信したデ
ータと比較し、該比較処理で誤りが検出された場合に
は、特定の規則で送信データの全部,又は、一部を反転
して再送する手段を中心にして、本発明のデータ伝送誤
り検出方式を説明する。
本実施例においても、プロセッサA1からプロセッサB1へ
のデータ転送を例にする。
第1図(a)のコントロールレジスタ12の構成例から明
らかなように、本発明においては、従来方式では無かっ
た「FRST」ビットが設けられている。該ビットは、デー
タ転送(SND)シーケンス中に、本発明の誤り検出を行
い、誤りが検出された場合、誤り制御を行う為、該デー
タ送信を強制的に中断させるとき、送信側のプロセッサ
が“1"を書き込むことで、該送信側のプロセッサ,及
び、受信側のプロセッサのコントロールレジスタ12をク
リアすることができる。
前述のように、プロセッサA1がプロセッサB1にデータを
転送する時には、該送信側のプロセッサA1は送信権を獲
得する為に、自己のコントロールレジスタ12の“RQSND"
を“オン”とし、“SND"ビットが“オン”(送信状態)
となるのを確認した後、その侭、送信データを自己のデ
ータレジスタ11に書き込む。
プロセッサB1は自己のコントロールレジスタ12を定期的
にリードしており、“RCV"ビットが“オン”となったこ
とを検出したならば、受信状態と認識し、送信側のプロ
セッサがデータレジスタに送信データを書き込んだこと
を示す“DTRDY"が“オン”となるのを検出すると、該送
信側(相手側)のプロセッサA1のデータレジスタ11を読
み取り、該送信データを受信し、本発明においては、
今、受信したデータを即座に、自己のデータレジスタ11
に書き込んだ後、自己のコントロールレジスタ12の“RS
TDT"ビットを“オン”とする。{(b)図の動作シーケ
ンス参照} プロセッサA1においても、自己のコントロールレジスタ
12を定期的にリードしており、“BUSY"ビットが“オ
フ”となったことを検出すると、本発明の場合には、次
のデータを自己のデータレジスタ11に書き込む前に、デ
ータ送信(SND)シーケンス中でも、相手側プロセッ
サ、即ち、プロセッサB1のデータレジスタ11を読み取
り、該返送データを受信して、今、送信したデータと比
較を行い、一致した時には、(b)図の動作シーケンス
に示した如く、次のデータ転送に入る。
若し、不一致を検出した時には、自己のコントロールレ
ジスタ12の上記“FRST"ビットを“オン”として、該送
信シーケンスを一旦中断した後、再度、“RQSND"を“オ
ン”として、今、送信を失敗したデータに、予め、プロ
セッサA1とプロセッサB1との間で決めておいた規則に従
って、例えば、再送1回目は全ビット反転するという、
本発明の誤り制御を行った後、自己のデータレジスタ11
に書き込み、本データを受信したプロセッサB1では、本
受信データをその侭の形で自己のデータレジスタ11に書
き込み返送データとした後、全ビットを反転したものを
受信データとして取り込むように動作する。
上記誤り制御は、上記のように、再送の第1回目は、例
えば、全ビット反転して再送するが、第2回目は、特定
のビットのみを反転する等、再送回数に対応して、送信
データの変換規則を、予め、定めておくことにより、第
何回目で一致が得られたかにより、伝送障害を起こして
いるビットを特定することが容易になる。
上記の説明はプロセッサA1からプロセッサB1にデータを
転送するものとして説明したが、逆に、プロセッサB1か
らプロセッサA1にデータを転送する場合にも,同様に機
能することは明らかである。
尚、上記の実施例においては、送信状態(SND)を確認
したプロセッサは、その侭、自己のデータレジスタに送
信データを書き込む例で説明したが、このとき、コント
ロールレジスタ12の特定ビット、例えば、データ書き込
みビットを“オン”とした後、該送信データをデータレ
ジスタに書き込むようにしてもよい。
このように、本発明は、プロセッサ相互間をデータレジ
スタとコントロールレジスタを介して接続し、伝送デー
タの誤り検出に反復伝送方式を用いてデータの送受信を
行う計算機システムにおいて、データ送信(SND) シーケンス中に、即ち、送信側のプロセッサでは、 送信状態(SND),受信側のプロセッサでは受信状態(R
CV)であるシーケンス中に、受信側プロセッサにおい
て、該受信データをその侭のかたちで返送し、送信側プ
ロセッサでは該返送されたデータを、今、送信したデー
タと比較することで、データ送信(SND)中に誤りが発
生した場合でも、即座に、その誤りを検出できるように
すると共に、該誤り検出時の誤り制御において、送信デ
ータの全部,又は、一部を、特定の規則に従って反転し
て再送することで、伝送障害が発生しても、送信すべき
データを送信可能なパターンに変換して再送し、データ
転送を継続させることができるようにした所に特徴があ
る。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明のデータ伝送誤り
検出方式は、プロセッサ相互間(プロセサAとプロセサ
B間)をデータレジスタとコントロールレジスタを介し
て接続し、伝送データの誤り検出に、反復伝送方式を用
いてデータの送受信を行う計算機システムにおいてデー
タ伝送誤り検出するのに、(1)プロセッサAは送信要
求(SND)を送出してプロセッサBとの間で送信権獲得
制御を行い、プロセッサAでは送信状態(SND)にな
り、プロセッサBでは受信状態(RCV)になった後、自
己のデータレジスタにデータを書込んで、データの送信
を行い、プロセッサBは該送信されたデータを取り入れ
た後、直ちに、今、受信したデータを自己のデータレジ
スタに書込んで、プロセッサAに返送し、プロセッサB
が該送信データを取り入れ、それをプロセッサAに返送
したことをプロセッサAが検出すると、上記プロセッサ
Aでは送信状態(SND),プロセッサBでは受信状態(R
CV)の儘、該相手のデータレジスタの内容を読み込み、
今、送信したデータと比較し、一致した時には、次のデ
ータの送信処理に入るが、不一致の時には、コントロー
ルレジスタをクリアして再送処理に入る。(2)上記再
送処理において、プロセッサAとプロセッサBとの間
で、予め、取り決めたデータ固定長とする特定の規則に
従って、該再送データの所定のビットを反転する変換を
行って送信し、且つ、データ転送回数に応じて、上記デ
ータ変換方法でのビット反転位置を変化させ、送信デー
タと返送データが一致する迄、該再送を繰り返すように
したものであるので、送信側プロセッサがデータを送信
中に誤りが発生した場合、即座に、その誤りを検出でき
る。又、送信側プロセッサにおける返送データの受信
と,データの正常性のチェックがデータ送信(SND)シ
ーケンスの際中に行われる為、従来の伝送方式に比べて
約1/2の時間で伝送を終了させることができ、パリティ
チェック方式による伝送時間と同等の伝送時間を実現し
ながら、誤り訂正符号(ECC)機構等の特殊な回路を設
けることなく、全ビットのデータ誤りを検出できる。更
に、伝送障害が発生しても、送信すべきデータを送信可
能なパターンに変換して再送することができる為、デー
タ転送を継続させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した図, 第2図は従来のデータ伝送誤り検出方式を説明する図, である。 図面において、 1はプロセッサA,プロセッサB, 11はデータレジスタ, 12はコントロールレジスタ, RQSND,SND,RCV,〜はコントロールレジスタ内の制御ビッ
ト, をそれぞれ示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサ相互間をデータレジスタ(11)
    とコントロールレジスタ(12)を介して接続し、伝送デ
    ータの誤り検出に反復伝送方式を用いてデータの送受信
    を行う計算機システムにおいて、 プロセッサA(1)は送信要求(RQSND)を出して、 プロセッサB(1)との間で送信権獲得制御を行い、 送信側のプロセッサA(1)で送信状態(SND)とな
    り、受信側のプロセッサB(1)で受信状態(RCV)と
    なった後、自己の上記データレジスタ(11)に送信デー
    タを書込み、上記コントロールレジスタ(12)を制御す
    るか、又は、その儘データを送信し、その後、該コント
    ロールレジスタ(12)を定期的に読み込んで監視を行
    い、 該定期的な、上記コントロールレジスタ(12)の監視に
    よって受信状態(RCV)となったことを検出したプロセ
    ッサB(1)は、定期的に該コントロールレジスタ(1
    2)を読み込み、データが書込まれていることを示す制
    御情報(DTRDY)を検出すると、該プロセッサA(1)
    から送信されてくるデータを、 該プロセッサA(1)のデータレジスタ(11)から読込
    み、データを取り入れた後、送信権を獲得することな
    く、自己のコントロールレジスタ(11)の上記受信状態
    (RCV)の儘で、直ちに、今、受信したデータを自己の
    データレジスタ(11)に書込んでプロセッサA(1)に
    送信して、プロセッサA(1)が読み取れる状態にした
    後、自己,及び、相手のコントロールレジスタ(11)
    (BUSY,DTRDY)を制御してデータを受信したことをプロ
    セッサA(1)に通知し、 プロセッサB(1)がデータを取り入れ、それをプロセ
    ッサA(1)に返送したことを検出したプロセッサA
    (1)は、上記送信状態(SND)の儘、相手のデータレ
    ジスタ(11)を読み込み、今、送信したデータとの比較
    を行い、一致した時には、次の送信すべきデータを自己
    のデータレジスタ(11)に書込み、一致しない時には、
    上記コントロールレジスタ(12)をクリアして再送処理
    を行い、 上記データ送信状態(SND)のシーケンスの中で、返送
    データの受信と、送信データの正常性のチェックを行う
    ことを特徴とするデータ伝送誤り検出方式。
  2. 【請求項2】上記再送処理を行う場合、プロセッサA
    (1) とプロセッサB(1)との間で、予め、取り決めたデー
    タ固定長とする特定の規則に従って、該再送データの所
    定のビットを反転する変換を行って送信し、且つ、デー
    タ再送回数に応じて、上記データ変換方法でのビット反
    転位置を変化させ、送信データと返送データが一致する
    迄、該再送処理を繰り返すことを特徴とする請求項1に
    記載のデータ伝送誤り検出方式。
JP1018422A 1989-01-27 1989-01-27 データ伝送誤り検出方式 Expired - Lifetime JPH0691513B2 (ja)

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