JP2000216759A - デ―タ送信システム及びデ―タ送信方法 - Google Patents
デ―タ送信システム及びデ―タ送信方法Info
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- JP2000216759A JP2000216759A JP11016245A JP1624599A JP2000216759A JP 2000216759 A JP2000216759 A JP 2000216759A JP 11016245 A JP11016245 A JP 11016245A JP 1624599 A JP1624599 A JP 1624599A JP 2000216759 A JP2000216759 A JP 2000216759A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単方向通信における通信データのエラー検出
を即時に行なうことのできるデータ送信システム及びデ
ータ送信方法を提供すること。 【解決手段】 所定のデータを送信データDOとして出
力する第1のマイコン1と、第1のマイコン1からの送
信データDOを受信すると直ちに送信データDOを返信
データDIとして第1のマイコン1に返信する第2のマ
イコン2とを備え、第1のマイコン1では、返信データ
DIを先に送信した送信データDOと比較させる。
を即時に行なうことのできるデータ送信システム及びデ
ータ送信方法を提供すること。 【解決手段】 所定のデータを送信データDOとして出
力する第1のマイコン1と、第1のマイコン1からの送
信データDOを受信すると直ちに送信データDOを返信
データDIとして第1のマイコン1に返信する第2のマ
イコン2とを備え、第1のマイコン1では、返信データ
DIを先に送信した送信データDOと比較させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ送信システム
及びデータ送信方法に関し、より詳細には、単方向通信
における送信データのエラー検出を行なうことのできる
データ送信システム及びデータ送信方法に関する。
及びデータ送信方法に関し、より詳細には、単方向通信
における送信データのエラー検出を行なうことのできる
データ送信システム及びデータ送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】単方向通信におけるデータ通信について
は、送信データのエラー検出が出来なかったため、外乱
ノイズ等の影響により送信データを正確に送信できなか
った場合に、データ送信側ではその確認をすることがで
きず、データ受信側が誤動作状態に陥ったままになると
いった問題があった。
は、送信データのエラー検出が出来なかったため、外乱
ノイズ等の影響により送信データを正確に送信できなか
った場合に、データ送信側ではその確認をすることがで
きず、データ受信側が誤動作状態に陥ったままになると
いった問題があった。
【0003】この問題の解決策としては、一度送信した
データ(すなわち同一内容のデータ)を周期的に繰り返
し送信するといった送信方式が有効であった。
データ(すなわち同一内容のデータ)を周期的に繰り返
し送信するといった送信方式が有効であった。
【0004】しかしながら上記送信方式では、通信デー
タの転送を1回で正確に行なうことができた場合にも、
同一内容のデータを繰り返し送信することとなり、処理
に大きな無駄があった。
タの転送を1回で正確に行なうことができた場合にも、
同一内容のデータを繰り返し送信することとなり、処理
に大きな無駄があった。
【0005】上記問題を解決するものとして、特開平9
−62638号公報においては、例えば合計3バイトか
ら構成されるデータを送信する場合、データ送信側のマ
イコンから受信側のマイコンに1バイト分づつ順次送信
し、前記受信側のマイコンが受け取った1バイト分を次
の1バイト分が送信されてくる間に前記送信側のマイコ
ンに返信し、該送信側のマイコンでこの返信データを蓄
積し、この動作を3バイト分にわたって繰り返し、全3
バイト分のデータの返信が完了すると、全送信データと
全返信データとを比較することによって、送信データの
エラー検出を行なうものが提案されている。
−62638号公報においては、例えば合計3バイトか
ら構成されるデータを送信する場合、データ送信側のマ
イコンから受信側のマイコンに1バイト分づつ順次送信
し、前記受信側のマイコンが受け取った1バイト分を次
の1バイト分が送信されてくる間に前記送信側のマイコ
ンに返信し、該送信側のマイコンでこの返信データを蓄
積し、この動作を3バイト分にわたって繰り返し、全3
バイト分のデータの返信が完了すると、全送信データと
全返信データとを比較することによって、送信データの
エラー検出を行なうものが提案されている。
【0006】図8は、上記公報記載のエラー検出方式に
おけるデータ送信のタイミングチャートを示したもので
あり、図8(a)は両マイコンで共通に用いられるクロ
ックを示している。図中A、B、Cはそれぞれ1バイト
分のデータを示しており、合計3バイトのデータが構成
されている。
おけるデータ送信のタイミングチャートを示したもので
あり、図8(a)は両マイコンで共通に用いられるクロ
ックを示している。図中A、B、Cはそれぞれ1バイト
分のデータを示しており、合計3バイトのデータが構成
されている。
【0007】図8(b)に示すように、データAの送信
が完了すると引き続いて、次の1バイト分のデータBが
送信され、それと同時に、図8(c)に示すように、前
記受信側のマイコンから直前に受信したデータAが前記
送信側のマイコンへ返信される。
が完了すると引き続いて、次の1バイト分のデータBが
送信され、それと同時に、図8(c)に示すように、前
記受信側のマイコンから直前に受信したデータAが前記
送信側のマイコンへ返信される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載における送信データのエラー検出方式では、全Xバイ
ト(ここでは3バイト)分のデータが正確に送信された
か否かの判断が行なわれるのは、すなわち送信データの
エラー検出が行なわれるのは、図8から明らかなように
データ送信開始から(X+1)バイト(ここでは4バイ
ト)分のデータ送信時間経過後であるため、データ送信
に異常が発生したとしても、即時に回避することができ
ないといった問題がある。
載における送信データのエラー検出方式では、全Xバイ
ト(ここでは3バイト)分のデータが正確に送信された
か否かの判断が行なわれるのは、すなわち送信データの
エラー検出が行なわれるのは、図8から明らかなように
データ送信開始から(X+1)バイト(ここでは4バイ
ト)分のデータ送信時間経過後であるため、データ送信
に異常が発生したとしても、即時に回避することができ
ないといった問題がある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、単方向通信における通信データのエラー検出を即
時に行なうことのできるデータ送信システム及びデータ
送信方法を提供することを目的としている。
って、単方向通信における通信データのエラー検出を即
時に行なうことのできるデータ送信システム及びデータ
送信方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るデータ送信システム(1)
は、所定のデータを送信データとして送信するデータ送
信手段と、前記送信データを受信するデータ受信手段
と、前記送信データを伝送するためのデータ送信ライン
と、前記データ送信手段と前記データ受信手段とのクロ
ックの共通化を図るためのクロック信号ラインとを備え
たデータ送信システムにおいて、前記データ受信手段か
ら前記送信データを返信データとして前記データ送信手
段に返信するためのデータ返信ライン、前記データ受信
手段が前記送信データの最小単位を受信すると直ちに前
記データ返信ラインを介して前記送信データを前記返信
データとして前記データ送信手段に返信する返信手段、
及び前記データ送信手段が所定長の前記返信データを受
信する毎に前記返信データを先に送信した送信データと
比較する比較手段を備えていることを特徴としている。
達成するために本発明に係るデータ送信システム(1)
は、所定のデータを送信データとして送信するデータ送
信手段と、前記送信データを受信するデータ受信手段
と、前記送信データを伝送するためのデータ送信ライン
と、前記データ送信手段と前記データ受信手段とのクロ
ックの共通化を図るためのクロック信号ラインとを備え
たデータ送信システムにおいて、前記データ受信手段か
ら前記送信データを返信データとして前記データ送信手
段に返信するためのデータ返信ライン、前記データ受信
手段が前記送信データの最小単位を受信すると直ちに前
記データ返信ラインを介して前記送信データを前記返信
データとして前記データ送信手段に返信する返信手段、
及び前記データ送信手段が所定長の前記返信データを受
信する毎に前記返信データを先に送信した送信データと
比較する比較手段を備えていることを特徴としている。
【0011】上記データ送信システム(1)によれば、
前記データ送信手段から前記データ受信手段へ送信デー
タを送信する場合には、前記データ受信手段にて前記送
信データが受信されると直ちに前記送信データが返信デ
ータとして前記データ送信手段に返信されるので、前記
所定長の送信データの送信終了後から僅かの時間遅れだ
けで、前記所定長のデータの送信が正確に行なわれたか
否かを確認することができる。
前記データ送信手段から前記データ受信手段へ送信デー
タを送信する場合には、前記データ受信手段にて前記送
信データが受信されると直ちに前記送信データが返信デ
ータとして前記データ送信手段に返信されるので、前記
所定長の送信データの送信終了後から僅かの時間遅れだ
けで、前記所定長のデータの送信が正確に行なわれたか
否かを確認することができる。
【0012】また、本発明に係るデータ送信システム
(2)は、上記データ送信システム(1)において、前
記所定長が1ビットであることを特徴としている。
(2)は、上記データ送信システム(1)において、前
記所定長が1ビットであることを特徴としている。
【0013】上記データ送信システム(2)によれば、
前記データ受信手段より返信される前記返信データが前
記データ送信手段に受信される度に、エラー検出が行な
われる。すなわち、データの送信とエラー検出とを略同
時に(1クロック遅れ)行なうことができるので、デー
タ送信に異常が発生した場合には、即時にエラー対応処
理を行なうことができる。
前記データ受信手段より返信される前記返信データが前
記データ送信手段に受信される度に、エラー検出が行な
われる。すなわち、データの送信とエラー検出とを略同
時に(1クロック遅れ)行なうことができるので、デー
タ送信に異常が発生した場合には、即時にエラー対応処
理を行なうことができる。
【0014】また、本発明に係るデータ送信方法(1)
は、データ送信手段からデータ受信手段へ所定のデータ
を送信データとして送信するデータ送信方法において、
前記データ受信手段が前記送信データの最小単位を受信
すると直ちに前記送信データを返信データとして前記デ
ータ送信手段に返信し、前記データ送信手段が所定長の
前記返信データを受信する毎に前記返信データを先に送
信した送信データと比較することにより送信データのエ
ラーを検出することを特徴としている。
は、データ送信手段からデータ受信手段へ所定のデータ
を送信データとして送信するデータ送信方法において、
前記データ受信手段が前記送信データの最小単位を受信
すると直ちに前記送信データを返信データとして前記デ
ータ送信手段に返信し、前記データ送信手段が所定長の
前記返信データを受信する毎に前記返信データを先に送
信した送信データと比較することにより送信データのエ
ラーを検出することを特徴としている。
【0015】上記データ送信方法(1)によれば、前記
データ送信手段から前記データ受信手段へ送信データを
送信する場合に、前記データ受信手段にて前記送信デー
タが受信されると直ちに前記送信データを返信データと
して前記データ送信手段に返信することによって、前記
所定長の送信データの送信終了後から僅かの時間遅れだ
けで、前記所定長のデータの送信が正確に行なわれたか
否かを確認することができる。
データ送信手段から前記データ受信手段へ送信データを
送信する場合に、前記データ受信手段にて前記送信デー
タが受信されると直ちに前記送信データを返信データと
して前記データ送信手段に返信することによって、前記
所定長の送信データの送信終了後から僅かの時間遅れだ
けで、前記所定長のデータの送信が正確に行なわれたか
否かを確認することができる。
【0016】また、本発明に係るデータ送信方法(2)
は、上記データ送信方法(1)において、前記所定長が
1ビットであることを特徴としている。
は、上記データ送信方法(1)において、前記所定長が
1ビットであることを特徴としている。
【0017】上記データ送信方法(2)によれば、前記
データ受信手段より返信される前記返信データが前記デ
ータ送信手段に受信される度に、エラー検出を行なう。
すなわち、データの送信とエラー検出とを略同時に(1
クロック遅れ)行なうことができるので、データ送信に
異常が発生した場合には、即時にエラー対応処理を行な
うことができる。
データ受信手段より返信される前記返信データが前記デ
ータ送信手段に受信される度に、エラー検出を行なう。
すなわち、データの送信とエラー検出とを略同時に(1
クロック遅れ)行なうことができるので、データ送信に
異常が発生した場合には、即時にエラー対応処理を行な
うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ送信シ
ステム及びデータ送信方法の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は、実施の形態(1)に係るデータ送
信システムの要部を示したブロック図である。図中1は
第1のマイコン(データ送信手段に相当)を示してお
り、第1のマイコン1は3本の信号ライン3、4、5を
介して第2のマイコン2(データ受信手段に相当)に接
続されている。
ステム及びデータ送信方法の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は、実施の形態(1)に係るデータ送
信システムの要部を示したブロック図である。図中1は
第1のマイコン(データ送信手段に相当)を示してお
り、第1のマイコン1は3本の信号ライン3、4、5を
介して第2のマイコン2(データ受信手段に相当)に接
続されている。
【0019】信号ライン3(データ送信ラインに相当)
は、第1のマイコン1のDATA−OUT端子1aと第
2のマイコン2のDATA−IN端子2aとを接続して
おり、第1のマイコン1から第2のマイコン2へのデー
タ転送を実行するためのラインとなっている。
は、第1のマイコン1のDATA−OUT端子1aと第
2のマイコン2のDATA−IN端子2aとを接続して
おり、第1のマイコン1から第2のマイコン2へのデー
タ転送を実行するためのラインとなっている。
【0020】また、信号ライン4(データ返信ラインに
相当)は、第1のマイコン1のDATA−IN端子1b
と第2のマイコン2のDATA−OUT端子2bとを接
続しており、第2のマイコン2から第1のマイコン1へ
のデータ転送を実行するためのラインとなっている。
相当)は、第1のマイコン1のDATA−IN端子1b
と第2のマイコン2のDATA−OUT端子2bとを接
続しており、第2のマイコン2から第1のマイコン1へ
のデータ転送を実行するためのラインとなっている。
【0021】また、信号ライン5(クロック信号ライン
に相当)は、第1のマイコン1のCLK−OUT端子1
cと第2のマイコン2のCLK−IN端子2cとを接続
しており、第1のマイコン1の駆動タイミング信号であ
るクロック信号を第1のマイコン1から第2のマイコン
2へ供給するためのラインであり、このラインによる結
合により、両マイコンのクロックは共通化が図られてい
る。
に相当)は、第1のマイコン1のCLK−OUT端子1
cと第2のマイコン2のCLK−IN端子2cとを接続
しており、第1のマイコン1の駆動タイミング信号であ
るクロック信号を第1のマイコン1から第2のマイコン
2へ供給するためのラインであり、このラインによる結
合により、両マイコンのクロックは共通化が図られてい
る。
【0022】次に、図1に示した実施の形態(1)に係
るデータ送信システムの動作を図2のタイミングチャー
ト、及び図3の通信シーケンスに基づいて説明する。
尚、図2(a)は両マイコンに共通に用いられるクロッ
クを示し、(b)は第1のマイコン1のDATA−OU
T端子1aでのデータを示し、(c)は第2のマイコン
2のDATA−OUT端子2bでのデータを示してい
る。
るデータ送信システムの動作を図2のタイミングチャー
ト、及び図3の通信シーケンスに基づいて説明する。
尚、図2(a)は両マイコンに共通に用いられるクロッ
クを示し、(b)は第1のマイコン1のDATA−OU
T端子1aでのデータを示し、(c)は第2のマイコン
2のDATA−OUT端子2bでのデータを示してい
る。
【0023】CLK=0(H→L)の時、第1のマイ
コン1が所定のデータを送信データDO0 として、信号
ライン3を介して第2のマイコン2へ送信する。 CLK=0.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO0 を取得して、即時に送信データDO0
を返信データDI0 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する(返信手段の動作に相当)。
コン1が所定のデータを送信データDO0 として、信号
ライン3を介して第2のマイコン2へ送信する。 CLK=0.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO0 を取得して、即時に送信データDO0
を返信データDI0 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する(返信手段の動作に相当)。
【0024】CLK=1(H→L)の時、第1のマイ
コン1が返信データDI0 を取得した後に、次の送信デ
ータDO1 を第2のマイコン2へ送信する。 CLK=1.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO1 を取得して、即時に送信データDO1
を返信データDI1 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する。 CLK=2〜7.5までは、、と同様の動作を繰
り返す。
コン1が返信データDI0 を取得した後に、次の送信デ
ータDO1 を第2のマイコン2へ送信する。 CLK=1.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO1 を取得して、即時に送信データDO1
を返信データDI1 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する。 CLK=2〜7.5までは、、と同様の動作を繰
り返す。
【0025】CLK=8(H→L)の時、第1のマイ
コン1が返信データDI7 を取得した後に、返信データ
DI0 〜DI7 を先に送信した送信データDO0 〜DO
7 と比較し、1バイトのデータ送信が正確に行なわれた
か否かを判断する(比較手段の動作に相当)。
コン1が返信データDI7 を取得した後に、返信データ
DI0 〜DI7 を先に送信した送信データDO0 〜DO
7 と比較し、1バイトのデータ送信が正確に行なわれた
か否かを判断する(比較手段の動作に相当)。
【0026】上記実施の形態(1)に係るデータ送信シ
ステムによれば、第1のマイコン1から第2のマイコン
2へデータを送信する場合には、第2のマイコン2にて
送信データDOが受信されると直ちに送信データDOが
返信データDIとして第1のマイコン1に返信される。
すなわち、1バイト分の送信データDO0 〜DO7 の送
信と返信データDI0 〜DI7 の返信とが、略同時に行
なわれたことになるので、1バイト分の送信データDO
0 〜DO7 の送信が正確に行なわれたか否かを、送信デ
ータDO0 の送信開始から8クロック後に確認すること
ができる。
ステムによれば、第1のマイコン1から第2のマイコン
2へデータを送信する場合には、第2のマイコン2にて
送信データDOが受信されると直ちに送信データDOが
返信データDIとして第1のマイコン1に返信される。
すなわち、1バイト分の送信データDO0 〜DO7 の送
信と返信データDI0 〜DI7 の返信とが、略同時に行
なわれたことになるので、1バイト分の送信データDO
0 〜DO7 の送信が正確に行なわれたか否かを、送信デ
ータDO0 の送信開始から8クロック後に確認すること
ができる。
【0027】次に、実施の形態(2)に係るデータ送信
システムの動作を図4のタイミングチャート、及び図5
の通信シーケンスに基づいて説明する。ここでのシステ
ム構成図は図1と同様であるので、その説明を省略す
る。尚、図4(a)は両マイコンに共通に用いられるク
ロックを示し、(b)は第1のマイコン1のDATA−
OUT端子1aでのデータを示し、(c)は第2のマイ
コン2のDATA−OUT端子2bでのデータを示して
いる。
システムの動作を図4のタイミングチャート、及び図5
の通信シーケンスに基づいて説明する。ここでのシステ
ム構成図は図1と同様であるので、その説明を省略す
る。尚、図4(a)は両マイコンに共通に用いられるク
ロックを示し、(b)は第1のマイコン1のDATA−
OUT端子1aでのデータを示し、(c)は第2のマイ
コン2のDATA−OUT端子2bでのデータを示して
いる。
【0028】CLK=0(H→L)の時、第1のマイ
コン1が所定のデータを送信データDO0 として、信号
ライン3を介して第2のマイコン2へ送信する。 CLK=0.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO0 を取得して、即時に送信データDO0
を返信データDI0 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する(返信手段の動作に相当)。
コン1が所定のデータを送信データDO0 として、信号
ライン3を介して第2のマイコン2へ送信する。 CLK=0.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO0 を取得して、即時に送信データDO0
を返信データDI0 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する(返信手段の動作に相当)。
【0029】CLK=1(H→L)の時、第1のマイ
コン1が返信データDI0 を取得した後に、返信データ
DI0 を先に送信した送信データDO0 と比較すること
によって、1ビットのデータ送信が正確に行なわれたか
否かを判断し(比較手段の動作に相当)、その後、次の
送信データDO1 を第2のマイコン2へ送信する。
コン1が返信データDI0 を取得した後に、返信データ
DI0 を先に送信した送信データDO0 と比較すること
によって、1ビットのデータ送信が正確に行なわれたか
否かを判断し(比較手段の動作に相当)、その後、次の
送信データDO1 を第2のマイコン2へ送信する。
【0030】CLK=1.5(L→H)の時、第2の
マイコン2が送信データDO1 を取得して、即時に送信
データDO1 を返信データDI1 として、信号ライン4
を介して第1のマイコン1へ返信する。 CLK=2以降は、、と同様の動作を繰り返す。
マイコン2が送信データDO1 を取得して、即時に送信
データDO1 を返信データDI1 として、信号ライン4
を介して第1のマイコン1へ返信する。 CLK=2以降は、、と同様の動作を繰り返す。
【0031】上記実施の形態(2)に係るデータ送信シ
ステムによれば、第1のマイコン1から第2のマイコン
2へデータを送信する場合には、第2のマイコン2にて
送信データDOが受信されると直ちに送信データDOが
返信データDIとして第1のマイコン1に返信される。
すなわち、1ビット分の送信データDOの送信と返信デ
ータDIの返信とが、略同時に行なわれたことになるの
で、1ビット分の送信データDOの送信が正確に行なわ
れたか否かを、送信データDOの送信開始から僅か1ク
ロック後に確認することができる。
ステムによれば、第1のマイコン1から第2のマイコン
2へデータを送信する場合には、第2のマイコン2にて
送信データDOが受信されると直ちに送信データDOが
返信データDIとして第1のマイコン1に返信される。
すなわち、1ビット分の送信データDOの送信と返信デ
ータDIの返信とが、略同時に行なわれたことになるの
で、1ビット分の送信データDOの送信が正確に行なわ
れたか否かを、送信データDOの送信開始から僅か1ク
ロック後に確認することができる。
【0032】従って、送信データのエラー検出を迅速に
行なうことができるので、データ送信に異常が発生した
場合には、即時にエラー対応処理を行なうことができ
る。例えば、エラーが発生した場合には、先の送信デー
タの送信をやり直す等の対応を迅速に行なうことができ
る。図6及び図7にその一例を示す。
行なうことができるので、データ送信に異常が発生した
場合には、即時にエラー対応処理を行なうことができ
る。例えば、エラーが発生した場合には、先の送信デー
タの送信をやり直す等の対応を迅速に行なうことができ
る。図6及び図7にその一例を示す。
【0033】図6(a)は両マイコンに共通に用いられ
るクロックを示し、(b)は第1のマイコン1のDAT
A−OUT端子1aでのデータを示し、(c)は第2の
マイコン2のDATA−OUT端子2bでのデータを示
し、図7は通信シーケンスを示している。
るクロックを示し、(b)は第1のマイコン1のDAT
A−OUT端子1aでのデータを示し、(c)は第2の
マイコン2のDATA−OUT端子2bでのデータを示
し、図7は通信シーケンスを示している。
【0034】CLK=0(H→L)の時、第1のマイ
コン1が所定のデータを送信データDO0 として、信号
ライン3を介して第2のマイコン2へ送信する。 CLK=0.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO0 を取得して、即時に送信データDO0
を返信データDI0 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する(返信手段の動作に相当)。
コン1が所定のデータを送信データDO0 として、信号
ライン3を介して第2のマイコン2へ送信する。 CLK=0.5(L→H)の時、第2のマイコン2が
送信データDO0 を取得して、即時に送信データDO0
を返信データDI0 として、信号ライン4を介して第1
のマイコン1へ返信する(返信手段の動作に相当)。
【0035】CLK=1(H→L)の時、第1のマイ
コン1が返信データDI0 を取得した後に、返信データ
DI0 を先に送信した送信データDO0 と比較すること
によって、1ビットのデータ送信が正確に行なわれたか
否かを判断する(比較手段の動作に相当)。ここでは、
返信データDI0 と送信データDO0 とが一致していな
い、すなわち送信エラーが発生しているので、送信デー
タDO0 を第2のマイコン2へ再送信する。
コン1が返信データDI0 を取得した後に、返信データ
DI0 を先に送信した送信データDO0 と比較すること
によって、1ビットのデータ送信が正確に行なわれたか
否かを判断する(比較手段の動作に相当)。ここでは、
返信データDI0 と送信データDO0 とが一致していな
い、すなわち送信エラーが発生しているので、送信デー
タDO0 を第2のマイコン2へ再送信する。
【0036】CLK=1.5(L→H)の時、第2の
マイコン2が送信データDO0 を取得して、即時に送信
データDO0 を返信データDI0 として、信号ライン4
を介して第1のマイコン1へ返信する(返信手段の動作
に相当)。
マイコン2が送信データDO0 を取得して、即時に送信
データDO0 を返信データDI0 として、信号ライン4
を介して第1のマイコン1へ返信する(返信手段の動作
に相当)。
【0037】CLK=2(H→L)の時、第1のマイ
コン1が返信データDI0 を取得した後に、返信データ
DI0 を先に送信した送信データDO0 と比較すること
によって、1ビットのデータ送信が正確に行なわれたか
否かを判断する(比較手段の動作に相当)。ここでは、
返信データDI0 と送信データDO0 とが一致してい
る、すなわち送信が正確に行なわれたので、次の送信デ
ータDO1 を第2のマイコン2へ送信する。
コン1が返信データDI0 を取得した後に、返信データ
DI0 を先に送信した送信データDO0 と比較すること
によって、1ビットのデータ送信が正確に行なわれたか
否かを判断する(比較手段の動作に相当)。ここでは、
返信データDI0 と送信データDO0 とが一致してい
る、すなわち送信が正確に行なわれたので、次の送信デ
ータDO1 を第2のマイコン2へ送信する。
【0038】CLK=2.5(L→H)の時、第2の
マイコン2が送信データDO1 を取得して、即時に送信
データDO1 を返信データDI1 として、信号ライン4
を介して第1のマイコン1へ返信する。 CLK=3以降は、〜と同様の動作を繰り返す。
マイコン2が送信データDO1 を取得して、即時に送信
データDO1 を返信データDI1 として、信号ライン4
を介して第1のマイコン1へ返信する。 CLK=3以降は、〜と同様の動作を繰り返す。
【0039】図6及び図7に示したように、送信データ
DO0 (DO4 )の転送にエラーが発生した場合には、
迅速に再送信を実行することができる。
DO0 (DO4 )の転送にエラーが発生した場合には、
迅速に再送信を実行することができる。
【図1】本発明の実施の形態(1)(2)に係るデータ
送信システムの要部を示したブロック図である。
送信システムの要部を示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係るデータ送信システムの
動作を示したタイミングチャートである。
動作を示したタイミングチャートである。
【図3】実施の形態(1)に係るデータ送信システムの
動作を示した通信シーケンスである。
動作を示した通信シーケンスである。
【図4】実施の形態(2)に係るデータ送信システムの
動作を示したタイミングチャートである。
動作を示したタイミングチャートである。
【図5】実施の形態(2)に係るデータ送信システムの
動作を示した通信シーケンスである。
動作を示した通信シーケンスである。
【図6】実施の形態(2)に係るデータ送信システムの
動作の別例を示したタイミングチャートである。
動作の別例を示したタイミングチャートである。
【図7】実施の形態(2)に係るデータ送信システムの
動作の別例を示した通信シーケンスである。
動作の別例を示した通信シーケンスである。
【図8】従来のデータ転送のタイミングチャートを示し
たものである。
たものである。
1 第1のマイコン 2 第2のマイコン 3、4、5 信号ライン
Claims (4)
- 【請求項1】 所定のデータを送信データとして送信す
るデータ送信手段と、前記送信データを受信するデータ
受信手段と、前記送信データを伝送するためのデータ送
信ラインと、前記データ送信手段と前記データ受信手段
とのクロックの共通化を図るためのクロック信号ライン
とを備えたデータ送信システムにおいて、 前記データ受信手段から前記送信データを返信データと
して前記データ送信手段に返信するためのデータ返信ラ
イン、 前記データ受信手段が前記送信データの最小単位を受信
すると直ちに前記データ返信ラインを介して前記送信デ
ータを前記返信データとして前記データ送信手段に返信
する返信手段、 及び前記データ送信手段が所定長の前記返信データを受
信する毎に前記返信データを先に送信した送信データと
比較する比較手段を備えていることを特徴とするデータ
送信システム。 - 【請求項2】 前記所定長が1ビットであることを特徴
とする請求項1記載のデータ送信システム。 - 【請求項3】 データ送信手段からデータ受信手段へ所
定のデータを送信データとして送信するデータ送信方法
において、 前記データ受信手段が前記送信データの最小単位を受信
すると直ちに前記送信データを返信データとして前記デ
ータ送信手段に返信し、 前記データ送信手段が所定長の前記返信データを受信す
る毎に前記返信データを先に送信した送信データと比較
することにより送信データのエラーを検出することを特
徴とするデータ送信方法。 - 【請求項4】 前記所定長が1ビットであることを特徴
とする請求項3記載のデータ送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016245A JP2000216759A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | デ―タ送信システム及びデ―タ送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016245A JP2000216759A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | デ―タ送信システム及びデ―タ送信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216759A true JP2000216759A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11911183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11016245A Withdrawn JP2000216759A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | デ―タ送信システム及びデ―タ送信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000216759A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108153261A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-12 | 杭州和利时自动化有限公司 | 一种数据交互方法及系统 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11016245A patent/JP2000216759A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108153261A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-12 | 杭州和利时自动化有限公司 | 一种数据交互方法及系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |