JP2544860B2 - 信号伝送方式 - Google Patents

信号伝送方式

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JP2544860B2
JP2544860B2 JP3340455A JP34045591A JP2544860B2 JP 2544860 B2 JP2544860 B2 JP 2544860B2 JP 3340455 A JP3340455 A JP 3340455A JP 34045591 A JP34045591 A JP 34045591A JP 2544860 B2 JP2544860 B2 JP 2544860B2
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克彦 木村
義春 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅管理システム
等において各種情報をディジタル信号によって伝送する
信号伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図1(a)に示すように、複
数個の端末1を伝送線2に接続し、各端末1の間で所定
の伝送フォーマットを有した通信パケットを相互に送受
する伝送システムとしてホームバスシステム等が知られ
ている。通信パケットの1フレームFは、図3(a)に
示すような伝送フォーマットを有し、優先コードPR、
自己アドレスSA、相手アドレスDA、制御コードC
C,電文長コードBC、データDATA、チェックコー
ドFCC、ダミーコードDMY、信号返送期間ACK/
NAKを順に連結して構成される。
【0003】この通信パケットにおける優先コードP
R、自己アドレスSA、相手アドレスDA、制御コード
CC,電文長コードBC、チェックコードFCCは、そ
れぞれ1ワードからなる。1ワードは、図3(b)に示
すように、1ビットのスタートビットST、8ビットの
データb0 〜b7 、1ビットのパリティビットP、1ビ
ットのストップビットSTPからなる11ビットの構成
を有する。データDATAは最大256ワードの長さを
有している。256ワードを越えるデータDATAを伝
送する場合には、複数の通信パケットに分割してデータ
DATAを伝送する。また、ダミーコードDMYおよび
信号返送期間ACK/NAKは、11ビットに相当する
期間として設定される。信号返送期間ACK/NAK
は、受信側となった端末1での受信確認を行うために設
けられている。すなわち、受信側端末から受信確認信号
RTとして送出される肯定応答ACKまたは否定応答N
AKを受信するための信号返送期間になる。
【0004】伝送路符号は、図3(c)に示すようにA
MI符号を用いており、1ビットを104μsec とし、
前半部にパルス幅が52μsec のパルス信号が有れば
「0」、無ければ「1」を示し、「0」が発生するごと
に極性を反転させる複極の符号を用いている。ところ
で、複数の端末1が通信パケットを同時に送出した場合
に、通信パケットが衝突して正常な伝送が行えないとい
う問題が生じる。そこで、制御方式としてCSMA/C
Dを用いることによって競合を防止する。具体的には、
各端末1は、伝送線2を伝送されている通信パケットに
おける優先コードPRおよび自己アドレスSAと、端末
1から送出する通信パケットの優先コードPRおよび自
己アドレスSAとをビット毎に順次照合し、照合結果に
基づいて通信パケットを伝送路2に送出するかどうかを
決定する。
【0005】すなわち、複数の端末1が同時に通信パケ
ットを送出しているときには、優先コードPRおよび自
己アドレスSAの照合によって、少なくとも1ビットは
不一致になるから、通信パケットを送出している端末1
は競合の発生を認識することができる。上述のように、
各ビットでのパルス信号の有無によって「0」「1」が
決定されパルス信号があるときに「0」になるから、ビ
ットの不一致が検出されたときにパルス信号が「1」で
ある通信パケットを送出した端末1は通信パケットの送
出を停止し、残った端末1がそのまま通信パケットを伝
送線2に送出するのである。この手順によって、1つの
端末1からの通信パケットのみが優先して伝送線2を伝
送され、他の端末1は通信パケットの送出を停止する。
こうして通信パケットの伝送が終了した後、10msec
の休止期間を経て、他の端末1は通信パケットの送出を
開始する。休止期間には、各端末1は通信パケットの送
出が禁止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つの端末
1から送出された通信パケットが他の端末1で受信され
るまでには両端末1の間の伝送線2の距離に相当する時
間遅れが生じるものである。すなわち、集合住宅管理シ
ステムのように伝送線2が長いと、図1(a)にA,B
として示す2個の端末1のように両端末1を結ぶ伝送線
2が非常に長くなる場合ある。このように両端末1を結
ぶ伝送線2が長いと、送信側の端末1で通信パケットに
同期して設定した信号返送期間ACK/NAKに対して
受信確認信号RTが実際に受信されるまでの時間に遅れ
が生じて受信確認信号RTを正常に受信することができ
ないという問題が生じる場合がある。
【0007】送信側の端末1では、図4(b)に破線で
示すように、受信確認信号RTを受信する期間である信
号返送期間ACK/NAKがダミーコードDMYの直後
に設定され、また、通信パケットに応答して受信側の端
末1から返送される受信確認信号RTの先頭のスタート
パルスSTを検出する期間として、一定時間幅T1 の信
号検出期間が、信号返送期間ACK/NAKの開始時点
の前後にそれぞれ設定されている。信号検出期間の時間
幅T1 は、一般には1ビットの時間幅Tの8分の1に設
定される(すなわち、T1 =T/8)。この信号検出期
間に受信確認信号RTのスタートパルスSTの立ち上が
りが検出されなければ、受信確認信号RTを正常に受信
することはできないのである。つまり、送信側の端末1
と受信側の端末1との間で伝送線2を信号が往復する時
間を2τとすれば、図4(a)に示すように、ダミーコ
ードDMYの送出後に時間2τを経てから受信確認信号
RTが受信されるから、2τ>T1 になると図4(b)
に実線で示す受信確認信号RTのスタートパルスST
が、信号検出期間の範囲で立ち上がらないことになり、
受信確認信号RTを正常に受信できなくなるのである。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、通信パケットを授受する端末の間の伝送距離
にかかわらず送信側の端末が受信確認信号を正常に受信
できるようにして、システムの誤動作を防止した信号伝
送方式を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、複数個の端末の間で所定の伝送フォー
マットを有した通信パケットを送受し、送信側端末から
送出した通信パケットに応答して受信側端末から受信確
認信号を返送する信号返送期間を通信パケットに設定し
た信号伝送方式において、送信側端末では受信確認信号
の開始時点を検出する一定時間幅の信号検出期間が通信
パケットに同期して信号返送期間の開始時点の前後にそ
れぞれ設定され、受信側端末では送信側端末と受信側端
末との間での信号の往復に要する時間の最大値と信号検
出期間との差よりも長く、かつ信号検出期間よりも短い
短縮時間が設定され、受信側端末は通信パケットを受信
するとその通信パケットにおける信号返送期間の開始時
点よりも短縮時間だけ速いタイミングで受信確認信号を
送出するのである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、通信パケットを受信した受
信側端末において受信確認信号を送出するタイミングを
所定の短縮時間だけ速めていることによって、伝送経路
での伝送遅れが生じても送信側端末で設定されている信
号検出期間内で受信確認信号の開始時点を検出できるの
であって、受信確認信号を正常に受信することができる
のである。すなわち、短縮時間は、送信側端末と受信側
端末との間での信号の往復に要する時間の最大値と信号
検出期間との差よりも長く設定されているから、通信パ
ケットを授受する端末の間の伝送経路が長く時間遅れが
大きい場合であっても、受信確認信号を速く送出し遅れ
時間分を補正して受信確認信号の開始時点が信号検出期
間の中に入るようにすることができるのである。一方、
短縮時間は、信号検出期間よりも短く設定されているの
で、通信パケットを授受する端末の間の伝送経路が短く
時間遅れがほとんど生じない場合に、受信確認信号が送
出されるタイミングが速すぎるということがなく、時間
遅れがほとんど生じない端末間でも受信確認信号を正常
に受信できるのである。
【0011】
【実施例】図1(a)は本発明を適用するシステムの概
略構成を示し、図1(b)は信号検出期間と受信確認信
号RTとの関係を示している。システムの構成は従来構
成として説明したとおりであって、受信側の端末1にお
いて受信確認信号RTを送出するタイミングのみが異な
っている。
【0012】すなわち、図3に示した伝送フォーマット
を有する通信パケットが一つの端末1から送出される
と、通信パケットの相手アドレスDAに一致するアドレ
スが設定されている端末1では通信パケットを受信す
る。このとき、受信側の端末1では通信パケットの信号
返送期間ACK/NAKに同期して受信確認信号RTを
返送する。ここにおいて、通信パケットのダミーコード
DMYの終了時点に対して受信確認信号RTを送出する
タイミング(短縮時間と呼称する)をτ1 とし、送信側
の端末1で設定されている信号検出期間が時間幅T1
あり、両端末1の間の伝送線2を信号が往復する時間が
2τであるものとすれば、受信確認信号RTのスタート
パルスSTを信号検出期間の中で検出するには、2τ−
τ1 <T1 という関係が成立する必要がある。ここに、
時間幅T1 は1ビットの時間幅Tの8分の1に設定され
ている。しかるに、伝送線2に接続された各一対の端末
1の間の時間遅れの最大値と信号検出期間の時間幅T1
との差よりも長くなるように短縮時間を設定すれば、す
べての端末1について受信確認信号RTを正常に受信で
きることになる。
【0013】一方、図1(a)にA,Cで示す2個の端
末1のように、両端末1の間の伝送線2の長さが短く時
間遅れがほとんど生じない場合には2τ≒0となるので
あって、τ1 >T1 になると、信号検出期間よりも先に
受信確認信号RTが開始されてしまい、この場合にも受
信確認信号RTが信号検出期間に受信されないことにな
る。そこで、図2に示すように、短縮時間τ1 を、τ1
<T1 となるように設定する。このように設定すれば、
端末1の間で時間遅れが生じない場合であっても、受信
確認信号RTの開始時点を検出することができるのであ
る。ここに、受信確認信号RTがダミーコードDMYに
重複することになるが、ダミーコードDMYは11ビッ
トに相当する期間として設定されており、この間に信号
は伝送されていないから問題は生じない。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、通信パケットを
受信した受信側端末において受信確認信号を送出するタ
イミングを所定の短縮時間だけ速めていることによっ
て、伝送経路での伝送遅れが生じても送信側端末で設定
されている信号検出期間内で受信確認信号の開始時点を
検出できるのであって、受信確認信号を正常に受信する
ことができるという効果を奏するのである。すなわち、
短縮時間は、送信側端末と受信側端末との間での信号の
往復に要する時間の最大値と信号検出期間との差よりも
長く設定されているから、通信パケットを授受する端末
の間の伝送経路が長く時間遅れが大きい場合であって
も、受信確認信号を速く送出し遅れ時間分を補正して受
信確認信号の開始時点が信号検出期間の中に入るように
することができる。一方、短縮時間は、信号検出期間よ
りも短く設定されているので、通信パケットを授受する
端末の間の伝送経路が短く時間遅れがほとんど生じない
場合に、受信確認信号が送出されるタイミングが速すぎ
るということがなく、時間遅れがほとんど生じない端末
間でも受信確認信号を正常に受信できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示し、(a)は伝送システムの概略構
成図、(b)は動作説明図である。
【図2】実施例の動作説明図である。
【図3】本発明に係る信号伝送方式に用いる信号の形式
を示す動作説明図である。
【図4】従来例を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 端末 2 伝送線 T1 信号検出期間の時間幅 τ1 短縮時間 2τ 伝送経路の遅れ時間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の端末の間で所定の伝送フォーマ
    ットを有した通信パケットを送受し、送信側端末から送
    出した通信パケットに応答して受信側端末から受信確認
    信号を返送する信号返送期間を通信パケットに設定した
    信号伝送方式において、送信側端末では受信確認信号の
    開始時点を検出する一定時間幅の信号検出期間が通信パ
    ケットに同期して信号返送期間の開始時点の前後にそれ
    ぞれ設定され、受信側端末では送信側端末と受信側端末
    との間での信号の往復に要する時間の最大値と信号検出
    期間との差よりも長く、かつ信号検出期間よりも短い短
    縮時間が設定され、受信側端末は通信パケットを受信す
    るとその通信パケットにおける信号返送期間の開始時点
    よりも短縮時間だけ速いタイミングで受信確認信号を送
    出することを特徴とする信号伝送方式。
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