JPH0522314A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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Publication number
JPH0522314A
JPH0522314A JP3175686A JP17568691A JPH0522314A JP H0522314 A JPH0522314 A JP H0522314A JP 3175686 A JP3175686 A JP 3175686A JP 17568691 A JP17568691 A JP 17568691A JP H0522314 A JPH0522314 A JP H0522314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
station
slave station
master
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3175686A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Maeda
啓二 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3175686A priority Critical patent/JPH0522314A/ja
Publication of JPH0522314A publication Critical patent/JPH0522314A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主局3と複数の従局51〜5nとの間を伝送路
4で結合し、伝送状態を従局対応で主計算機1より監視
できると共に、主局3から従局への送信の起動、停止を
主計算機1により制御できることを目的とする。 【構成】 主局3、主計算機1の双方が読み書きできる
デュアルポートメモリ2を通じて結合され、伝送状態を
示すデータを主局3がデュアルポートメモリ2に書き込
むことにより主計算機1は伝送状態を監視できる。ま
た、主計算機1が送信の起動、停止を示すデータをデュ
アルポートメモリ2に書き込み、主局3はそれを解読し
て送信の起動、停止を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1つ又は複数の従局
を有する主局の伝送状態を主計算機により監視できると
共に、主局から従局への送信を起動(開始)又は停止さ
せることができるデータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図5及び図6を参照しながら説
明する。図5及び図6は、例えば宮崎誠一著「マイクロ
コンピュータ・データ伝送の基礎と実際」第99頁〜第
101頁、昭和60年12月20日第4版CQ出版社
(株)刊に示された従来のデータ伝送装置の伝送誤りを
示す図及びその再送の手順を示す状態遷移図である。
【0003】データ伝送においては、誤りを検出し、誤
りがあった場合は再送する。誤り原因が伝送にあるなら
ば、引き続き再送して伝送誤りである確率は極めて小さ
く、それを無視できる。従って、再送をあらかじめ与え
られた一定回数(例えば、3回)繰り返しても、伝送誤
りであるならば、これはハードウェアの故障とみなし、
再送を中止する。
【0004】ところで、伝送誤りが発生した場合、どこ
でどんな誤りが発生するかによって、いろいろな場合が
生じる。図5(a)に示すように、同期式の場合、同期コ
ードの誤りがある。この場合には、受信側では同期が検
出されず、受信側は全く伝送を受け入れない状態であ
る。
【0005】また、図5(b)に示すように、1:N(親
子式)又はN:N(任意間伝送)の場合、送信側は相手
のアドレスを付けて送る。そして、受信側はこのアドレ
スが自分と一致したときデータを受け入れる。このよう
な場合に受信側が伝送誤りを発見したとき、実はアドレ
スが間違っているかも知れないので自分宛との判定がで
きない。つまり返事もできないことになる。ただし、シ
ステムによっては返事をする場合もある。
【0006】以上の場合には、受信側からは返事を出さ
ないから、送信側は受信側からの返事を受け取らないこ
とになる。この事態は、伝送誤りはなかったが、受信側
が故障していた場合にも起こる。
【0007】さらに、図5(c)に示すように、受信側で
ACK又はNAKの返事を出したが、それが前記の理由
で送信側にとどかない場合、これも事態としては同様で
ある。
【0008】図5(d)に示すように、受信側でACK又
はNAKを送出したが、それに伝送誤りがあって、送信
側で返事は受け取ったが、それがACKかNAKかがわ
からない場合がある。ただし、ACKでもNAKでもな
くなったときは、わからないということになる。しか
し、ACKがNAKに、NAKがACKに化けたときは
誤った返事を受け入れてしまうので、高信頼性を要する
システムでは、返事にも誤り制御が必要である。この場
合、返事を2回送る、すなわち2連送照合とする方法が
多く用いれらる。
【0009】以上の各事態に対応するために、例えば図
6に示すような再送手順をとる。従来のデータ伝送装置
は、データ伝送が停止されることにより装置に不具合が
あることを検出できるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
データ伝送装置では、伝送路の環境が悪く、再送を繰り
返した後、伝送を停止した場合、再起動を外部から指令
できないという問題点があり、また、外部から必要に応
じて送信を起動・停止できないという問題点があった。
【0011】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、主計算機により従局対応で伝送状
態を監視することができると共に、主局から従局への送
信の起動・停止を制御することができるデータ伝送装置
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 伝送状態を表す第1のデータをデュアルポート
メモリに書き込み、かつ第2のデータに基づいて従局へ
の送信を開始、停止する主局。 〔2〕 送信の開始、停止を表す第2のデータを前記デ
ュアルポートメモリに書き込み、かつ前記第1のデータ
に基づいて前記主局と前記従局の間の伝送状態を監視す
る主計算機。
【0013】
【作用】この発明においては、主局によって、伝送状態
を表す第1のデータがデュアルポートメモリに書き込ま
れ、かつ第2のデータに基づいて従局への送信が開始、
停止される。また、主計算機によって、送信の開始、停
止を表す第2のデータが前記デュアルポートメモリに書
き込まれ、かつ前記第1のデータに基づいて前記主局と
前記従局の間の伝送状態が監視される。
【0014】
【実施例】実施例1.この発明の実施例1の構成を図1
を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1
を示すブロック図である。
【0015】図1において、1は主計算機MCPU、2
はデュアルポートメモリDPRAM、3は主局MST
N、4は伝送路、51、52、…、5nは従局RSTN
1、RSTN2、…、RSTNnである。主局3と従局
1〜5nは伝送路4により結合されており、主計算機1
は、主計算機1及び主局3のいずれの側からも読み出
し、書き込みができるデュアルポートメモリ2を通じて
主局3と接続されている。
【0016】図2は、デュアルポートメモリ2のデータ
エリアの構成を示す図である。デュアルポートメモリ2
は、各従局に対応してフラグ設定エリアを備えており、
各従局に対応する番地ば割り付けられている。すなわ
ち、図2に示すように、第1番地には、主局3が従局1
番へデータを送信したが所定時間内に従局1番より正規
な返信が得られず、従局1番に対し所定回数の再送を行
ったが従局1番より正規な返信が得られなかった場合、
主局3がフラグデータを書き込むことにより従局1番に
対応したフラグデータが蓄えられている。同様に、第2
番地には、従局2番に対応したフラグデータが蓄えられ
ている。従局の数に従い第n番地までが対応するデュア
ルポートメモリ2の番地となる。
【0017】つぎに、前述した実施例1の動作を図3を
参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例1の
動作を示すフローチャートである。特に、サイクリック
伝送を行っている場合の主局3の動作を説明する。
【0018】ステップ11において、主局3は起動され
ると、まず、先頭番地の従局より順次最終番地の従局へ
と送受信をおこなうためのテンポラリメモリAの値aを
“1”とする。
【0019】ステップ12において、デュアルポートメ
モリ2のa番地(この場合、1番地となる。)の値が
“1”か否かの判定を行い、“1”である場合はステッ
プ21へ進み、否の場合は次のステップ13に進む。ス
テップ13において、後述する再送回数計数用テンポラ
リメモリBの値bを初期化する(この例では、“0”と
している。)。
【0020】ステップ14において、主局3は、a番を
有する従局、すなわち従局1番へデータを送信する。ス
テップ15において、従局よりの返信待ち時間超過検出
用タイマを起動する。
【0021】ステップ16において、従局1番よりの返
信の有無を検査する。検査の結果、従局1番より返信が
届いていない場合は、ステップ17において、従局1番
よりの返信待ち時間が超過していないかを検査し、超過
していない場合は再度ステップ16において従局1番よ
りの返信有無検査を行う。
【0022】ステップ17において、所定待ち時間を超
過したと判定された場合、ステップ13で初期化された
メモリBの値bをステップ18において“1”増加させ
る(この場合、値bの初期値は“0”であるため“1”
となる。)。ステップ19において、メモリBの値bの
検査を行い、データ値bが特定の数cより大きいか否か
の判断を行い、値bが値cより大きい場合は次のステッ
プ20に進み、否の場合はステップ14へ戻り、従局へ
の送信を行う。
【0023】この時の送信は、従局a番への再送とな
る。ステップ14からの処理がステップ15〜18を経
てステップ19へと継続して流れて、メモリBの値bが
特定の数cより大きくなるとステップ20に進む。ステ
ップ20において、図2に示すデータエリアのアドレス
a番地に“1”を書き込み、ステップ21において、メ
モリAの値aを“1”増加する。
【0024】ステップ22において、メモリAの値aが
従局の数nを超過していないか否かの判定を行う。メモ
リAの値aがnを超過している場合はステップ11へ戻
り、従局1番よりの送信を行い、メモリAの値aがnを
超過していない場合はステップ12へ戻り、aなる番号
を有する従局への送信についての処理を開始する。
【0025】上記手順により主局3は、局番号1番を有
する従局より順次n番の局番を有する従局に対し、デュ
アルポートメモリ2内の従局に対応する番地のフラグデ
ータに従い送信の発信、停止を行うと共に、送信を行っ
た従局より所定時間内に返信が得られない状態が所定回
数連続して発生した場合、デュアルポートメモリ2内の
従局に対応する番地のフラグデータを設定し、以後の当
該従局への送信を停止する。
【0026】図4は、図3に示すステップ15〜17の
所定待ち時間超過検出の具体例を示す。ここでは、処理
回数を計数することにより時間検査を行っている。
【0027】実施例1は、主局3と複数の従局51〜5n
との間を伝送路4で結合し、伝送状態を従局対応で主計
算機1より監視できると共に、主局3から従局への送信
の起動、停止を主計算機1により制御できることを目的
とする。主局3、主計算機1の双方が読み書きできるデ
ュアルポートメモリ2を通じて結合され、伝送状態を示
すデータを主局3がデュアルポートメモリ2に書き込む
ことにより主計算機1は伝送状態を監視できる。また、
主計算機1が送信の起動、停止を示すデータをデュアル
ポートメモリ2に書き込み、主局3はそれを解読して送
信の起動、停止を行う。
【0028】この発明の実施例1は、前述したように、
従局対応で主局3と従局5との間の伝送状態(例えば、
再送を所定回数行ったにも拘わらず連続して正規の返信
が得られなかった場合は“1”を書き込み、正規の返信
が所定回数内の再送で得られている場合は書き込みを行
わない。)をデュアルポートメモリ2を通じて主計算機
1へ伝達できるようにしたので、主計算機1により従局
対応で伝送状態の監視ができると共に、主計算機1が従
局に対応する番地のデュアルポートメモリ2のフラグデ
ータ(“1”の場合は送信の停止、“1”以外の場合は
送信の起動)を設定することにより主局3から従局への
送信を停止、起動させることができるという効果を奏す
る。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、伝送
状態を表す第1のデータをデュアルポートメモリに書き
込み、かつ第2のデータに基づいて従局への送信を開
始、停止する主局と、送信の開始、停止を表す第2のデ
ータを前記デュアルポートメモリに書き込み、かつ前記
第1のデータに基づいて前記主局と前記従局の間の伝送
状態を監視する主計算機とを備えたので、主計算機によ
り従局対応で伝送状態を監視することができると共に、
主局から従局への送信の起動・停止を制御することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1のデュアルポートメモリに
おけるデータエリアの構成を示す図である。
【図3】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】従来のデータ伝送装置の各種の伝送誤りを示す
図である。
【図6】従来のデータ伝送装置の再送手順を示す状態遷
移図である。
【符号の説明】
1 主計算機 2 デュアルポートメモリ 3 主局 4 伝送路 51〜5n 従局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08 29/14 H04Q 9/00 311 W 7170−5K 8020−5K H04L 13/00 313

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 伝送状態を表す第1のデータをデュアル
    ポートメモリに書き込む主局、及び送信の開始、停止を
    表す第2のデータを前記デュアルポートメモリに書き込
    む主計算機を備え、前記主局は前記第2のデータに基づ
    いて従局への送信を開始、停止し、前記主計算機は前記
    第1のデータに基づいて前記主局と前記従局の間の伝送
    状態を監視することを特徴とするデータ伝送装置。
JP3175686A 1991-07-17 1991-07-17 データ伝送装置 Pending JPH0522314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3175686A JPH0522314A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 データ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3175686A JPH0522314A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 データ伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522314A true JPH0522314A (ja) 1993-01-29

Family

ID=16000470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3175686A Pending JPH0522314A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 データ伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522314A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778122A (ja) * 1993-06-23 1995-03-20 Koninkl Ptt Nederland Nv 第1プロセッサー、メモリーおよび周辺回路からなるプロセッサー回路、および該プロセッサー回路と第2プロセッサーからなるシステム
US5615104A (en) * 1994-03-31 1997-03-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Monitoring method and apparatus using a programmable logic controller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778122A (ja) * 1993-06-23 1995-03-20 Koninkl Ptt Nederland Nv 第1プロセッサー、メモリーおよび周辺回路からなるプロセッサー回路、および該プロセッサー回路と第2プロセッサーからなるシステム
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