JP2005084792A - データ通信ユニット - Google Patents

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【目的】クロックへのノイズの混入や波形の鈍りに起因して送信側と受信側のクロックにずれが生じても、SDAラインが"L"に固定されるのを防止する「データ通信ユニット」を提供する。
【構成】マスター11は、ストップ条件をバス13,14に送出したとき、バス上においてストップ条件が検出できたか監視し、ストップ条件を検出できなければ、データライン13の信号レベルがスレーブ12により"L"に固定されているとみなし、データ信号、クロック信号を共に"L"にしたのち(リセット)、再度ストップ条件をバスに送出する。
【選択図】 図1

Description

本発明はシリアルデータ転送システムにおけるデータ通信ユニットに係わり、たとえばI2Cバスを介してマスター(送信側ユニット)がスレーブ(受信側ユニット)にシリアルデータを送信するシリアルデータ転送システムにおけるデータ通信ユニットに関する。
2Cバスを介してシリアルデータを送信するシリアルデータ転送システムにおいては、図8に示すように少なくとも2つのユニット1,2間を、データ転送を行なうシリアルデータライン(SDAライン)3及びクロック転送を行なうシリアルクロックライン(SCLライン)4で接続する。なお、ユニット1,2において、SDはデータ送出端子、RDはデータ受信端子、SCはクロック送出端子、RCはクロック受信端子である。
送信側ユニットであるマスター1は、図9に示すように、フレームの先頭にデータ信号SDAとクロック信号SCLが規定の第1の位相関係となるようにしてスタート条件Sを、データ送出端子SD,クロック送出端子SCよりバス3,4を介して転送し、また、フレームの末尾にデータ信号SDAとクロック信号SCLが規定の第2位相関係となるようにしてストップ条件Pを転送し、これらスタート条件とストップ条件の間でクロックに同期してnバイトのデータを転送する。
受信側ユニットであるスレーブ2は、スタート条件Sをデータ受信端子RD、クロック受信端子SCより検出してフレームの受信を開始し、1バイトのデータを受信する毎にデータ送出端子SDより前記SDAラインを介してマスター1に確認応答(アクノリッジA)を送信すると共に、ストップ条件Pによりフレームの終わりを識別する。
すなわち、マスター1はスレーブ2へスタート条件Sを送出し、ついで、1ビット目から7ビット目にかけてスレーブアドレスを、8ビット目にリード/ライト制御信号R/Wをそれぞれ送信する。ついで、スレーブ2から9ビット目に返送されるアクノリッジAを受信すれば、以後、送信データとしてn個のバイトを転送し、1バイトのデータ転送毎にスレーブ2から返送されてくるアクノリッジAを受信し、データ転送の終了時にストップ条件Pを送信する。
図10は、I2Cバスを介して通信する際にマスター1、スレーブ2がSDAライン3、SCLライン4に出力する信号レベル("L":Low、"H":High)の説明図である。マスター1よりスレーブ2への送信時、スレーブ2は図10(b)に示すようにSDAライン3、SCLライン4に“H"を出力し、マスター1は図10(a)に示すようにSDAライン3、SCLライン4にデータとクロック信号に応じた“H”,“L”を出力する。なお、一方のユニットがラインに“H”を出力しているとき、他方のユニットが“L”を出力するとラインは“L”になる。
すなわち、スタート条件送出時、マスター1はSCLライン4を“H"にし、SDAラインを"H"から”L"に変化する。又、ストップ条件時、SCLラインを“H"にし、SDAラインを"L"から”H"に変化する。又、マスター1は、アクノリッジAを受信するために、バイト送信後の第9ビット目でSDAラインに"H"を出力する。一方、スレーブ2はSDAライン3、SCLライン4に“H"を出力したまま、該SDAライン3にマスターが送信したデータを受信し、1バイト受信後の第9ビットにおいてアクノリッジAを送信する為に、SDAライン3に“L”または“H”を出力する。また、これは重要なことであるが、スレーブ2は第9クロックビットが立ち下がったことを検出して“L”を“H”に戻し、以後、ストップ条件を検出して1フレームの受信を完了する。
ところで、ノイズ混入や波形の鈍りが原因で、送信側と受信側のクロックがずれてしまう場合がある。受信側と送信側でビットずれが発生すると、データが異常になるだけでなく、受信側装置(スレーブ)がデータラインをLowにホールドしてしまう等の不具合が発生する事があった。このような状況が発生すると、スレーブがタイムアウト等を検出しバスラインを開放するまで、システム上全てのユニットが送受信不能状態となってしまう。
図11はデータラインがLowにホールドされてしまう状況説明図である。SCLクロックラインに(c)で示すノイズ成分Nが混入して第6ビット目のクロックが消失すると、スレーブ2は第9ビット(Aビット)を第8ビットみなし、その後、フレームを正常に受信していればSDAライン3にACK(=“L”)を出力する。なお、以後、スレーブ2はクロックの立ちさがりを検出しない為、SDAライン3に“L"を出力し続ける。
一方、マスター1は正規の第9ビット(Aビット)で、SDAライン3上の"H"をNACKとして受信し、しかる後、ストップ条件を送出する。しかし、SDAライン3は"L"になっている為、点線51で示すようにSDAライン3、SCLライン4にストップ条件が出現せず、スレーブ2はストップ条件を検出できず、SDAライン3に“L"を出力し続けることになる。
SDAライン3が"L"になってユニット間で通信ができなくなることに起因する誤動作を防止する従来技術がある(たとえば特許文献1の図1)。この従来技術では、SDAライン3が"L"になっている時、マスター(マイクロコンピュータ)がスレーブ(不揮発性メモリ)にデータを読み/書きすると誤動作が生じる。そこで、マスターは、スレーブがバスを解放したことを確認してからアクセス動作を行なうことにより、誤動作を防止する。
また、従来技術としてマスターとスレーブ間を接続するバスの衝突を避けるデータ転送方法がある(たとえば特許文献2の図1)。この従来技術では、スレーブは、マスタの送信時、マスターから予め設定されているバイト数のデータを受信したか監視し、受信した場合、データラインを解放してスレーブよりマスターへデータを送信する。
特開平9−265436号公報 特開2001-290764号公報
以上のように、I2Cバスを介して通信する通信方式における従来技術は種々提案されているが、クロックへのノイズの混入や波形の鈍りが原因で、送信側と受信側のクロックにずれが生じ、このクロックのずれに起因してSDAラインが"L"になりっぱなしになることを防止する従来技術はない。
本発明の目的は、クロックへのノイズの混入や波形の鈍りに起因して送信側と受信側のクロックにずれが生じても、SDAラインが"L"に固定されるのを防止することである。
本発明は、少なくとも2つのユニット間を、データ転送を行なうデータライン及びクロック転送を行なうクロックラインで接続し、送信側ユニットはクロックに同期してnバイトのデータを転送すると共にフレームの末尾にデータライン上の信号とクロックライン上の信号が規定の位相関係となるようにしてストップ条件を転送し、受信側ユニットは1バイトのデータを受信する毎に前記データラインを介して送信側ユニットに確認応答を送信し、ストップ条件によりフレームの終わりを識別するシリアルデータ転送システムにおけるデータ通信ユニットに関するものである。
第1の発明において、データ通信ユニットは、ストップ条件をバス(データライン及びクロックライン)に送出したとき、バス上においてストップ条件が検出できたか監視し、ストップ条件を検出できなければ、データラインの信号レベルが"L"に固定されているとみなし、データライン上の信号、クロックライン上の信号を共に“L"にしたのち(リセット)、再度ストップ条件をバス(データライン及びクロックライン)に送出する。リセットにより、データラインの信号レベルは“L"から“H"になり、2度目のストップ条件送出により必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブはストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
第2の発明において、データ通信ユニットは、フレームの最終バイト送出後、1以上のダミーのクロックをクロックラインへ送出し、ダミークロックの送出完了後にストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出する。ダミークロックの送出により、データラインの信号レベルが"L"に固定されていても、データラインの信号レベルは"H"に変わり、引き続くストップ条件送出により必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブはストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
第3の発明において、データ通信ユニットは、フレームの最終バイトの送出後に、連続してストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出する。最初のストップ条件により、データラインの信号レベルが"L"に固定されていても、データラインの信号レベルは"H"に変わり、引き続く第2のストップ条件送出により必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブはストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
以上のように、第1〜第3の発明によれば、クロックへのノイズの混入や波形の鈍りに起因して送信側と受信側のクロックにずれが生じても、SDAラインが"L"に固定されるのを防止でき、クロックへのノイズの混入や波形の鈍りがユニット間での通信を阻害することがなくなった。
図1は本発明を実施するデータ転送システムの構成図であり、I2Cバスを介してユニット11,12間で通信が行われる。
SDAライン(データライン)13、SCLライン(クロックライン)14は抵抗RD,RCを介して電源ライン15に接続されている。ユニット11,12は同一の構成を備え、データドライバ/レシーバ51、クロックドライバ/レシーバ52、制御装置53を備えている。データドライバ/レシーバ51はSDAライン13に接続し、該SDAライン13を"H","L"にドライブするNチャネル型MOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)61、該SDAライン13のレベル("H","L")を読み取るバッファアンプ62を備えている。クロックドライバ/レシーバ52はSCLライン14に接続し、該SCLライン14を"H","L"にドライブするNチャネル型MOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)71、該SDAライン13のレベル("H","L")を読み取るバッファアンプ72を備えている。
ユニット11が送信側ユニット(マスター)、ユニット12が受信側ユニット(スレーブ)であるとすれば、スレーブ12の制御装置53は、NMOSトランジスタ61,71を共にオフし、SDAライン13、SCLライン14に“L"が出現しないように制御する。また、スレーブ12が、1バイト受信毎にアクノリッジAをマスター11に返送するタイミング(第9ビット目のタイミング)で、マスター11の制御装置53は、NMOSトランジスタ51をオフし、SDAライン13に“L"が出現しないように制御する。
マスター11の制御装置53は、NMOSトランジスタ61,71をそれぞれデータ及びクロックに基づいてオン/オフし、SDAライン13、SCLライン14に該データとクロックに応じた周波数で“H",”L“を出現させる。スレーブ12の制御装置53は、これらSDAライン13、SCLライン14に出現した“H",”L“レベル(データとクロック)をバッファアンプ62,72を介してそれぞれ読み取る。また、スレーブ12の制御装置53は、1バイト受信毎に第9ビットのタイミングでSDAライン13に“H",”L“(アクノリッジA)を出現させる。マスター11の制御装置53は、SDAライン13に出現したこの“H",”L“レベル(アクノリッジA)をバッファアンプ62を介して読み取る。
図2は本発明の第1実施例の動作を示すタイムチャートであり、クロックノイズNの発生により第6番目のクロックが消失している。クロックが消失すると、図11で説明したようにスレーブ12は第9ビット(Aビット)を第8ビットとみなしてACK(=“L”)を出力し、SDAライン13を“L”に固定してしまう。かかる場合には、マスター11がストップ条件を出しても点線51で示すようにバス(SDAライン13及びSCLライン14)にストップ条件を検出できない。そこで、マスター11はデータ信号、クロック信号を共に"L"にしたのち(リセット)、再度ストップ条件をバス(SDAライン及びSCLライン)に送出する。リセットにより、スレーブ12側のSDAライン13の信号レベルは"H"になり、2度目のストップ条件送出により点線52で示すように必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブ12はストップ条件を検出できるようになり、データライン13が"L"に固定されることはなくなる。なお、スレーブ12は第9ビットクロックの立ち下がりでSDAラインを“L”→“H”にするようになっていることに留意すべきである。
図3は第1実施例のマスター11における制御装置53の処理フローである。
制御装置53は最終バイトを送出したかチェックし(ステップ101)、送出しなければ別の処理を行なう。しかし、最終バイトを送出すれば、NMOSトランジスタ61,71を駆動してストップ条件を出力する(ステップ102)。ストップ条件は、シリアルクロックSCLが“H”の状態において、シリアルデータSDAを“L”から“H”にすることにより出力できる。
ついで、制御装置53は、バッファアンプ62,72よりSDAライン13及びSCLライン14の信号レベルを読み取り、ストップ条件が検出できたかチェックし(ステップ103)、検出できれば、クロックの消失はないとみなして処理を終了する。
しかし、ストップ条件が検出できなければ、クロックの消失によりデータラインの信号レベルが"L"に固定されていると判定し、NMOSトランジスタ61,71を共にオンして、SDAライン13、SCLライン14の信号レベルを共に“L”の状態に戻す(リセット、ステップ104)。これにより、スレーブ側データラインの信号レベルは"H"になる。
この状態で再度、NMOSトランジスタ61,71を駆動してストップ条件を出力する(ステップ105)。今度は、スレーブ側データラインの信号レベルが"H"になっているため、必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブ12はストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
図4は本発明の第2実施例の動作を示すタイムチャートであり、クロックノイズNの発生により第6番目のクロックが消失している。クロックが消失すると、図11で説明したようにスレーブ12は第9ビット(Aビット)を第8ビットとみなしてACK(=“L”)を出力し、SDAライン13を“L”に固定してしまう。かかる場合には、マスター11がストップ条件を出してもバス(SDAライン13及びSCLライン14)にストップ条件を検出できない。そこで、マスター11はフレームの最終バイト送出後、1以上のダミーのクロックD1,D2(図では2個)をSCLライン14へ送出し、ダミークロックD1,D2の送出完了後にストップ条件PをSDAライ13ン及びSCLライン14に送出する。SDAライン13の信号レベルが"L"に固定されていても、ダミークロックD1の送出によりスレーブ12側の信号レベルは"H"に変わり、引き続くストップ条件Pの送出により点線53で示すように必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブ12はストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
なお、クロック消失がない場合、ダミークロックD1,D2によりスレーブ12は2ビット分のデータを読み取るがストップ条件検出により破棄する。また、クロックの消失が1個の場合にはダミークロックは1個でもよく(1個以上)、一般に、クロックの消失がm個の場合にはダミークロックはm個以上必要である。これは次の理由による。すなわち、m個のクロックが消失した場合、m個のダミークロックを追加すれば、最後のダミークロック(第9ビット目のクロックに相当する)によりスレーブ側のSDAラインが“H”になり、引き続くストップ条件Pの送出により必ずストップ条件がバス上に現われるようになるからである。
図5は第2実施例のマスター11における制御装置53の処理フローである。
制御装置53は最終バイトを送出したかチェックし(ステップ201)、送出しなければ別の処理を行なう。しかし、最終バイトを送出すれば、ダミークロックをm個(たとえば2個)連続に出力する(ステップ202)。ついで、ストップ条件PをSDAライ13ン及びSCLライン14に送出して(ステップ203)、処理を終了する。SDAライン13の信号レベルが"L"に固定されていても、ダミークロックの送出によりスレーブ12側の信号レベルは"H"に変わり、引き続くストップ条件Pの送出により必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブ12はストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
図6は本発明の第3実施例の動作を示すタイムチャートであり、クロックノイズNの発生により第6番目のクロックが消失している。クロックが消失すると、図11で説明したようにスレーブ12は第9ビット(Aビット)を第8ビットとみなしてACK(=“L”)を出力し、SDAライン13を“L”に固定してしまう。かかる場合、マスター11がストップ条件を出してもバス(SDAライン13及びSCLライン14)にストップ条件を検出できない。そこで、マスター11はフレームの最終バイト送出後、連続して第1、第2のストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出する。最初のストップ条件発生時にデータラインの信号レベルが"L"に固定されていても、第2ストップ条件を発生する為にSCLライン、SDAラインを“L”にリセットした時、データラインの信号レベルは“H"に変わり、引き続く第2のストップ条件送出により点線54で示すように必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブはストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはなくなる。なお、消失クロックがない場合には、第1のストップ条件は1個のダミークロックと同じであり、スレーブ12は1ビット分のデータを読み取るが第2のストップ条件検出により破棄する。
図7は第3実施例のマスター11における制御装置53の処理フローである。
制御装置53は最終バイトを送出したかチェックし(ステップ301)、送出しなければ別の処理を行なう。しかし、最終バイトを送出すれば、第1のストップ条件を出力する(ステップ302)。ついで、制御装置53はNMOSトランジスタ61,71を共にオンして、SDAライン13、SCLライン14の信号レベルを共に“L”の状態に戻し(リセット)、この状態で再度、NMOSトランジスタ61,71を駆動してストップ条件を出力する(ステップ303)。スレーブ側データラインの信号レベルが"H"になっているため、2回目のストップ条件の出力により必ずストップ条件がバス上に現われ、スレーブ12はストップ条件を検出できるようになり、データラインが"L"に固定されることはない。
本発明を実施するデータ転送システムの構成図である。 本発明の第1実施例の動作を示すタイムチャートである。 第1実施例のマスターにおける制御装置の処理フローである。 本発明の第2実施例の動作を示すタイムチャートである。 第2実施例のマスターにおける制御装置の処理フローである。 本発明の第3実施例の動作を示すタイムチャートである。 第3実施例のマスターにおける制御装置の処理フローである。 2Cバスを介してシリアルデータを送信するシリアルデータ転送システムの概念図である。 フレーム構成例である。 2Cバスを介して通信する際にマスター、スレーブがSDAライン、SCLラインに出力する信号レベル("L":Low、"H":High)の説明図である。 データラインがLowにホールドされてしまう状況説明図である。
符号の説明
11 ユニット(マスター)
12 ユニット(スレーブ)
13 SDAライン
14 SCLライン
51 データドライバ/レシーバ
52 クロックドライバ/レシーバ
53 制御装置
61、71 NMOSトランジスタ
62、72 バッファアンプ

Claims (4)

  1. 少なくとも2つのユニット間を、データ転送を行なうデータライン及びクロック転送を行なうクロックラインで接続し、送信側ユニットはクロックに同期してnバイトのデータを転送すると共にフレームの末尾にデータライン上の信号とクロックライン上の信号が規定の位相関係となるようにしてストップ条件を転送し、受信側ユニットは1バイトのデータを受信する毎に前記データラインを介して送信側ユニットに確認応答を送信し、ストップ条件によりフレームの終わりを識別するシリアルデータ転送システムにおけるデータ通信ユニットにおいて、
    ストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出したとき、これらデータライン及びクロックライン上の信号を検出し、ストップ条件が成立したか監視するストップ条件検出手段、
    ストップ条件を検出できなければ、データライン上の信号、クロックライン上の信号を共に"L"にしたのち、再度ストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出するストップ条件送出手段、
    を備えたことを特徴とするデータ通信ユニット。
  2. 少なくとも2つのユニット間を、データ転送を行なうデータライン及びクロック転送を行なうクロックラインで接続し、送信側ユニットはクロックに同期してnバイトのデータを転送すると共にフレームの末尾にデータライン上の信号とクロックライン上の信号が規定の位相関係となるようにしてストップ条件を転送し、受信側ユニットは1バイトのデータを受信する毎に前記データラインを介して送信側ユニットに確認応答を送信し、ストップ条件によりフレームの終わりを識別するシリアルデータ転送システムにおけるデータ通信ユニットにおいて、
    フレームの最終バイトの送出後に、1ビット以上のダミーのクロック波形をクロックラインへ送出する手段、
    ダミークロックの送出完了後にストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出するストップ条件送出手段、
    を備えたことを特徴とするデータ通信ユニット。
  3. 少なくとも2つのユニット間を、データ転送を行なうデータライン及びクロック転送を行なうクロックラインで接続し、送信側ユニットはクロックに同期してnバイトのデータを転送すると共にフレームの末尾にデータライン上の信号とクロックライン上の信号が規定の位相関係となるようにしてストップ条件を転送し、受信側ユニットは1バイトのデータを受信する毎に前記データラインを介して送信側ユニットに確認応答を送信し、ストップ条件によりフレームの終わりを識別するシリアルデータ転送システムにおけるデータ通信ユニットにおいて、
    フレームの最終バイトの送出後に、連続してストップ条件をデータライン及びクロックラインに送出するストップ条件送出手段、
    を備えたことを特徴とするデータ通信ユニット。
  4. 前記シリアルデータ転送システムはI2Cバスを介して通信するシステムである請求項1乃至3記載のデータ通信ユニット。






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