JPH069120B2 - 音声メモリ装置 - Google Patents

音声メモリ装置

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Publication number
JPH069120B2
JPH069120B2 JP61192955A JP19295586A JPH069120B2 JP H069120 B2 JPH069120 B2 JP H069120B2 JP 61192955 A JP61192955 A JP 61192955A JP 19295586 A JP19295586 A JP 19295586A JP H069120 B2 JPH069120 B2 JP H069120B2
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JP
Japan
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frequency
voice
amplitude
level
memory device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61192955A
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English (en)
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JPS6351000A (ja
Inventor
忠由 牧野
光一 本間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH069120B2 publication Critical patent/JPH069120B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電話器等に組み込んで相手、あるいは自己の
音声を記録再生する音声メモリ装置に関する。
(従来の技術) 第3図は従来の音声録音再生装置、とくに電話器等と組
合わせて音声を録音再生するための音声メモリ装置の構
成を示すブロック図である。
1は音声入力端子で、これから印加される音声信号はA
/Dコンバータ2により、ディジタル化され音声信号デ
ータとし、サンプリングクロック(CLと略す)周波数
発生回路3のCLにより、1サンプルごとRAM4に印加さ
れる。このときCL周波数発生回路3の発生したCLは
アドレスカウンタ5の値を1番地ずつ繰上げ、音声信号
データをRAM4に取込む。
一方、上記RAM4に記憶された音声信号データを再生する
場合は、CL周波数発生回路3のCLに応じてRAM4の内
容をD/Aコンバータ6に読出し、音声出力端子7に取
り出す。8は録音/再生(R/Wと略す)選択端子で、
これに加えられる“H”レベルまたは“L”レベル信号
にしたがって単安定マルチバイブレータ(以下MMと略
す)9から1パルスを発生させ、アドレスカウンタ5を
先頭番地に設定するとともにRAM4のモードを、書込
みまたは読出しのモードに設定する。
10はR/Wの起動、停止を行わせるための駆動端子
で、それが“H”レベルの間、ANDゲート11がオン
となり、CL周波数発生回路3からCLがアドレスカウ
ンタ5に入力され、RAM44の書込みが行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような従来の音声メモリ装置では、音声のCL周
波数発生回路3の発生するCLが固定周波数のため、音
声信号が入力されない場合でも、その無音信号がサンプ
リングされ、RAM4に記録されることになり、そのため従
来の音声メモリ装置では大容量のRAMを必要とし、した
がって価格的に高値になる欠点があつた。
本発明は上記従来の音声メモリ装置の欠点を解決して、
小容量のRAMによる経済的な音声メモリ装置の提供を目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を、音声信号をディジタル変換して
記憶、再生する音声録音再生装置において、入力音声の
振幅検出回路を備え、その検出レベルに応じて音声のC
L周波数を変更する回路と、複数のCL周波数発生回路
を設け、音声信号レベルに応じてCL周波数を変更する
ようにした音声メモリ装置により達成する。
(作用) 上記の構成により本発明は音声レベルが、ある設定値よ
り大であるとき、小であるとき、またはさらに小である
ときに対応させ変化するように選んだ周波数のCLを使
用して、RAMに音声データを蓄積するから、そのCLに
比例してRAMの使用量を減少させることができ、したが
って経済的に音声メモリ装置を提供することが可能にな
る。
(実施例) 以下、本発明を実施例により図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で、
音声入力は音声入力端子12からA/Dコンバータ13
に印加されディジタル化されるとともに、その音声信号
は振幅検出回路としての整流回路14に加えられる。こ
こでR/W選択端子15を“H”レベルとして[録音]
が選択されているとすると、入力の音声信号は音圧レベ
ルに応じた直流レベルSとなつて、閾値Vth1,V
th2(ただしVth1>Vth2とする)をそれぞれ
有する2つのコンパレータ16,17に印加され、直流
レベルSがその閾値Vth1,Vth2と比較され、
>Vth1,Vth1>S>Vth2,S<V
th2の3条件、つまり大、中、小の3入力レベルに区
別される。
その結果は、周波数決定回路(f決定回路と略す)18
に印加され入力レベルの大中小に応じて第1のスイッチ
(SW)19、第2のスイッチ(SW)20を介し
てCL周波数発生回路21,22および23の発生する
CL周波数f,f,fの1つを選択してA/Dコ
ンバータ13のCLとする。このCLは第1のアドレス
カウンタ24のCLを1ずつ進めることにより、第1の
RAM25に音声データを書込ませる。さらに上記CLはタ
イマ26にも印加され、一定区間ごとに第2のアドレス
カウンタ27を進める。この第2のアドレスカウンタ2
7はRAM25のアドレスを制御しながらタイマ26が定め
る一定区間ごとにSWからのCL周波数選定出力信号
を第2のRAM28に書込ませる。
ここで、上記CL周波数f,fおよびfを、たと
えば、f=25KHz,f=17kHz,f=8kHzの
ように選定する。
ところで音声レベルの分布は第2図のように知られてお
り、第1図のコンバータ16,17の閾値Vth1,V
th2を、 Vth1=−15dB,Vth2=0dB とし、音声入力が高レベルのときはCL周波数を早くし
歪の少ないR/Wを行わせるためf、またレベルが
中、小になるにしたがって、CL周波数を粗くして
,fとするとすれば、録音する音声全体について
第2図から、 約30%に8kHz 約20%に17kHz 約50%に25kHz のCL周波数を割り当てることになり、これは25kHz
一定CL周波数に対して、RAM25のメモリの使用量を約
1/2.1に減少させることになる。
ここでCL周波数変更の情報を一定タイミングごとにRA
M28に記録する分だけ、メモリの使用量は増加するが、
これはCL周波数が本実施例のように3つの帯域であれ
ばメモリとしては1つのCL周波数の決定に2bitを
要するだけであり、またレベル判定を1/5secごと
と仮定し、10secの録音を行うとすれば全体では2
bit×50=1000bitであり、RAM25のメモリ
使用量を仮にA/Dコンバータ13を8bitとして推
定した値、8bit×25000×10sec=200
0kbitと比較ると微々たる量で問題にはならない。
つぎに再生の場合は、R/W選択端子15を“L”レベ
ルとすることによりSW19を再生側にさせCL周波
数f,fおよびfの選択信号をRAM28からタイマ
26が設定する時間ごとに得て、CL周波数を制御しな
がらRAM25からの音声データをD/Aコンバータ29を
介して再生し、音声出力端子30に歪のない音声を得る
ことができる。
31は音声入力、あるいは再生の起動停止の駆動端子
で、“H”レベルとすることにより、ANDゲート32は
CLをアドレスカウンタ24に印加する。33はMM
で、R/W選択端子15が制御されるたびに、1パルス
を発生し、アドレスカウンタ24,27を先頭番地にリ
セットするものである。
以上のように本発明は入力音声の振幅にしたがって、音
声のサンプリングレートを変化させ、大振幅のときは振
幅の変化に細かく追随できるように、CL周波数を高く
し、低振幅の場合は振幅が余り変化しないのでCL周波
数を低くしてメモリを節約するものである。
なお、本発明は音声レベルが小振幅の時、あるいは無音
声の場合、タイマ26により定められる時間のあいだ、
出力パルスの送出を停止するような方法によって音声録
音用メモリを、より少なくさせることも可能である。
さらに本発明におけるA/D変換には、単純なPCM符号
化装置は勿論、ADM等各種の符号化装置が使用可能であ
り、また、CL周波数は上記の実施例のように3種類に
限らないことは自明で、1種類のCL周波数を0Hzとす
ることもできる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明して明らかなように本発明は、音声の
再生時に歪を増大することなく、記録すべきメモリ容量
を少なくすることができる音声メモリ装置であるので、
電話器等に組み込み使用して大いに効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図は音声信号の強度分布特性図、第3図は従来例の構成
を示すブロック図である。 1,12…音声入力端子、2,13…A/Dコンバー
タ、3,21,22,23…サンプリングクロック周波
数発生回路(CL周波数発生回路)、4,25,28…
RAM、5,24,27…アドレスカウンタ、6,29…
D/Aコンバータ、7,30…音声出力端子、8,15
…録音/再生選択端子(R/W選択端子と略す)、9,
33…単安定マルチバイブレータ(MMと略す)、1
0,31…駆動端子、14…整流回路、16,17…コ
ンパレータ、18…周波数決定回路(決定回路と略
す)、26…タイマ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号をディジタル変換して記憶、再生
    する音声録音再生装置において、入力音声信号の振幅を
    検出する振幅検出回路と、この振幅検出回路のレベルに
    応じて音声入力のサンプリングクロック周波数を決定す
    る周波数決定回路と、この周波数決定回路により定めら
    れたサンプリングクロック周波数を発生する複数の周波
    数発生回路と、この周波数発生回路が出力したクロック
    により音声信号が書き込まれるメモリとを備え、音声信
    号の振幅が大きいときはサンプリングクロック周波数を
    高くし、音声信号の振幅が小さいときはサンプリングク
    ロック周波数を低くすることを特徴とする音声メモリ装
    置。
JP61192955A 1986-08-20 1986-08-20 音声メモリ装置 Expired - Lifetime JPH069120B2 (ja)

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JPS6351000A JPS6351000A (ja) 1988-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0634225U (ja) * 1992-09-30 1994-05-06 富士電気化学株式会社 高圧トランス

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