JPH0686661A - アルコール抜きワイン - Google Patents

アルコール抜きワイン

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JPH0686661A
JPH0686661A JP5120059A JP12005993A JPH0686661A JP H0686661 A JPH0686661 A JP H0686661A JP 5120059 A JP5120059 A JP 5120059A JP 12005993 A JP12005993 A JP 12005993A JP H0686661 A JPH0686661 A JP H0686661A
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JP
Japan
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wine
alcohol
free
grape juice
concd
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JP5120059A
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English (en)
Inventor
Armand R Boucher
アール・ボウヒュアー アーマンド
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Joseph E Seagram and Sons Inc
Original Assignee
Joseph E Seagram and Sons Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H6/00Methods for increasing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverages
    • C12H6/02Methods for increasing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverages by distillation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H3/00Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages
    • C12H3/02Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages by evaporating

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全てあるいは略アルコール抜きの低カロリワ
インであるにも拘らずワインの風味と香りを維持するこ
とができるアルコール抜きワインを提供する。 【構成】 アルコールが気相中へ除去され、アルコール
を含まない液相が濃縮グレープジュースと混合されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコール抜きワイン
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】低カロリ食品および飲料の
消費者の要望が連続している。低カロリソフト飲料およ
びライトビールの浸透および市場成長が劇的に上昇して
いる。最近になって、ワイン業界はこの消費者の要望に
応えるべく種々の低カロリワインを導入している。
【0003】この傾向に一致して、種々のアルコール抜
きワインは導入されたが、品質が疑問のある許容度の変
化する度合を有していた。しかし、最も重要な事は、反
対の意味でアルコールを僅かしか含まない飲み過ぎの問
題のないアルコール抜きワインの需要がまだ増大してい
ることである。従って、消費者の要求に応えるアルコー
ル抜きワインの品質の改良が残されている。
【0004】過去において、蒸溜あるいは蒸発の方法を
用いて、アルコール抜きワインの製造努力がなされた。
このような努力の報告が通常貧弱な品質を示している。
これらの方法は、用いられる装置の特徴によって高温状
態あるいは長接触時間を伴っている。予期されるよう
に、原料水の大幅な減少およびこの結果非揮発性酸の濃
縮が実施された。
【0005】
【発明の目的】本発明の主な目的は、消費者の要求に応
えたアルコール抜きワイン、あるいは米国あるいは他の
国で販売された他のワインでの範ちゅうに入らないワイ
ン、すなわちワイン味を残しながら、全てあるいは略ア
ルコール抜きの低カロリワインを提供することである。
【0006】ここで用いられる「アルコール抜き」の用
語は、米国財務省のアルコール、タバコ製品および消防
局で指定された、0.5%以下のアルコール濃度を含む
ワイン飲料であり、このワイン飲料が税金の対象外であ
る。従って、この制限値が変化した場合には、ここで用
いられる「アルコール抜き」の用語のアルコール濃度も
変化する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のアルコール抜き
ワインは、アルコールを含まない液相をベースとした実
質的にアルコールが抜かれたワイン飲料であって、アル
コールは気相中へ除去されており、アルコールを含まな
い液相が濃縮グレープジュースと混合されていることを
特徴としている。
【0008】上記アルコール抜きワインは、望ましくは
ハイドロメチルフルフラールが0.1グラム/100リ
ットル以下であるテーブル供給ワインから製造され、こ
の際、フルフラールが約1/2〜1/3に減少され、タ
ンニンが約半分に減少される。具体的には、本発明のア
ルコール抜きワインは、57.0%の脱アルコールワイ
ンと、42.6%の再構成グレープジュース(濃縮部分
および水)と、0.37%の炭酸(370±20mg/1
00ml)と、0.042%のクエン酸(3.5ポンド/
1000ガロン)と、0.017%の亜硫酸(合計17
0ppm)とを含有している。
【0009】
【実施例】まず、図面は、本発明のワインを製造するた
めの装置を示したもので、希釈ワインは処理されて、ア
ルコール抜きワインおよび優れたブランディアルコール
副産物に変換される。従って、タンク10からの通常1
1−12%のアルコール濃度を有する原料仕上テーブル
ワインおよびタンク12からの脱ミネラル水および蒸留
水は、希釈ワインが形成される混合タンク14に供給さ
れる。どの型の混合システムもポンプあるいは機械的撹
拌器を用いてもよい。この希釈ワインは、約58%の原
料ワインと42%の水との比率が丁度良く、6−7%の
アルコール濃度を有し、成功例では約6.8%のアルコ
ール濃度を保有している。直ぐに明らかになるが、水の
添加は、次の処理段階中に品質低下すなわち焦付き無し
に、原料テーブルワインの必須特性を保存し保護する。
充分な水は、希釈ワイン用に原料ワインに加えられて、
最終製品で0.5%以下のアルコールと約50%の原料
ワインの成分を保存するアルコール抜き基礎ワインに到
達する(最終水分量は、この供給ワインから引出される
か、あるいは追加の水によって供給される)。
【0010】その後、この希釈ワインは、遠心フィルム
蒸発器16に供給され、そこでレシーバ18に供給され
る減アルコール基礎ワインの液相と、その後アルコール
濃度が高められる蒸気相とに分離される。また蒸発器1
6は、スエーデン国、ルンドのアルファーラバル社から
商標名CMF6およびCMF9で商業的に得られる。こ
れらの特殊な応用例と異なって、希釈ワインの供給速度
は1%以下のアルコール濃度を有する基礎ワインを得ら
れるように充分に減少している。ある例においては、こ
の速度が蒸発器の蒸気加熱円錐盤上の薄い膜としての液
体の接触時間を確保するために1/3に減少されてい
る。更に、本発明の方法の操作は高真空状態で操作され
る。この希釈ワインの蒸発器の伝熱表面の接触時間は短
く、従って2秒以下で、分子分解あるいは分子遷移が化
学反応によって行なわれない。この蒸発器16から取出
されたアルコール抜き基礎ワインは0.5〜1%のアル
コール濃度であり、成功例においては0.70〜0.8
%で、0.74%が好ましい。更に、収率は供給ワイン
の60〜65%である。
【0011】蒸発器16は、第2図に示すように、薄膜
液体流の間接的な熱交換と遠心分離とを用いている。加
熱面は、共通のスピンドルを介してモータによって駆動
される多段の窪んだ回転円錐盤50から構成される。熱
は回転円錐盤50の内部に供給される蒸気によって与え
られる。
【0012】まず、原料ワイン2は静止の分配管54を
通って中央の円柱状の開口に導入され、ノズル56を通
って回転円錐盤50の下側部58に散布される。その領
域で原料ワイン2に遠心力が作用し、全ての回転円錐盤
50表面に拡散される。原料ワイン2は蒸気加熱面に接
触すると、低沸点、低温蒸気成分を直ちに蒸気にさせ
る。この蒸気相(気相)は薄い液体層から蒸発して蒸発
器16の中央開口を通って上蓋60に上昇し、出口62
を通って水とアルコールの混合物として塔20に引き込
まれ、ここで蒸気相が蒸気副産物に濃縮される。
【0013】一方この蒸発器16においては、低アルコ
ール濃度のワイン4が回転円錐盤50のリム68の内壁
66に集められ、垂直な開口70を上昇して上部の削り
取り用の溝72に導入され、ここから固定の削取管74
に吸い取られる。
【0014】また水蒸気の中空のスピンドル52aと、
回転円錐盤50を囲む水蒸気ジャケット76とを各々通
り、穴を通って円盤の内部に導入される。この領域で水
蒸気は下側部58を通過するワインによって水滴に変化
させられる。水滴になると直ちに、この水滴は遠心力に
よって回転円錐盤50の上内面に投げ飛ばされる。この
上内面を下方に移動して、最初に蒸気が入力された同じ
孔を通って水蒸気ジャケット76に戻る。この凝結物
(水滴)は水蒸気ジャケット76の壁を通って底に位置
する削り取り溝82に走り、ここから中空のスピンドル
52aの内部に取付けられた固定の削り取り管84によ
って取り除かれる。この回転円錐盤の上面に散布される
原料ワイン2が乾燥して固化することを防止するために
は、この面は蒸気凝結熱から隔離される。
【0015】高プルーフ蒸気産物はレシーバ23に供給
される凝結器22内で凝結冷却され、その後ポンプ26
によって圧制御弁28を通って貯蔵タンク24に移送さ
れる。真空システムは図示するようにレシーバ23に接
続される真空ポンプ29で形成される。ロートメータ
(流量計)32を有する還流経路は、高プルーフ蒸気産
物を還流制御弁33を経由して塔20の上部に戻して蒸
溜工程を容易にしている。
【0016】ポンプ34は、アルコール抜き基礎ワイン
を蒸発器16からレシーバ18に吸引している。この基
礎ワインは熱交換器36で冷却され、貯蔵タンク37に
貯蔵される。PHレベルを有する原料ワインの必須特性お
よび触覚特性はタンク37内のアルコール抜き基礎ワイ
ンに保持されている。しかし、原芳香料の幾つかは、蒸
発器16による高級アルコールの除去で失われる。従っ
て本発明は、芳香と賞味とを付加するために濃縮グレー
プジュースを加えることを意図している。この濃縮ジュ
ースはアルファラベル蒸発器で製造され、それゆえこの
ような濃度では化学反応による分子分解および分子遷移
を有さない。この添加は濃縮ジュースタンク38からタ
ンク37へ直接なされるか、あるいはもし要望されるな
らば、あるいは他の位置で添加されてもよい。この混合
物は、通常0.6%のアルコール濃度を有し、この時点
でミリポア型のフィルタ39によって濾過される。
【0017】残りの処理工程は、同一のプラントあるい
はビン詰めプラントを有しない別のワイン製造設備プラ
ントで行われる。もしプラントが別の場所で実施される
場合には、アルコール抜き基礎ワインおよび濃縮グレー
プジュース混合物は、タンク40に適宜移送される。更
に、タンク41からの脱ミネラル水が源43からの追加
の濃縮グレープジュースと同様に源42からのクエン酸
と一緒に加えられてもよい。このクエン酸は口当りおよ
び所望の酸味のレベルを改善する。
【0018】添加された濃縮グレープジュースは、最終
的に味を調整する。また、この混合物は、アルコール濃
度が0.5%以下に低められ、その後濾過ステーション
44でミリポアフィルタで濾過される。その後、炭酸が
ステーション48で封入される。舌触りの改善として所
定の泡立ちを保持するためには、通常350〜400グ
ラム/100mlの炭酸がこの目的に充分である。その
後、亜硫酸が保存剤として添加される。ビン詰めステー
ション52で、この混合物が従来の加圧充填器の手段で
ビン内に充填され、その後キャップで密封される。この
ビン詰め混合物を完全に保存するために、殺菌工程54
が適宜用いられる。
【0019】シャブリ原料ワインを用いてアルコール抜
き白ワインを製造する本発明に用いられる好適な濃縮グ
レープジュースは、マスカットおよびこれとのブレンド
物で、その主成分が約20〜10%から80〜90%ま
でのトンプソンすなわちフランスコランドバード種無し
グレープジュースである。アルコール抜きローゼワイン
のブレンドにおいては、マルバシア ビアンコあるいは
マスカット濃縮ジュースが同率で構成される。更に、着
色用の赤コンコルド グレープジュースがローゼ特性を
加えるために、充分なマスカットから作られるアルコー
ル抜き白ワインに加えられる。同様に、アルコール抜き
赤ワインを製造するためには、充分な赤コンコルドグレ
ープジュースが所望の赤ワイン色を得るために、アルコ
ール抜き白ワインに加えられる。
【0020】勿論、アルコール抜き白ワイン飲料もシャ
ンペンを製造するために用いられてもよい。これに関連
して発酵特性が考えられる。あるいはこの目的用の添加
物が導入されてもよいし、この飲料が同じ効果を有する
さらなる発酵を受けてもよい。
【0021】保存剤として、あるいはこれに関連して亜
硫酸を添加することを考慮して、仕上ったビン詰めされ
たアルコール抜きワイン飲料は従来の技術によって殺菌
してあらゆるバクテリア、イースト菌あるいは他の有機
物あるいは不純物を除去してもよい。更に、CMF装置
は真空蒸発を用いないで約170度Fの円錐温度でタン
ク37から脱ミネラル水を有する基礎ワインの薄膜に接
触させて瞬間殺菌を展開できる。
【0022】下記の実施例は、本発明の方法および工程
を記載したものであり、また本発明者によって最高のモ
ードで実行を意図したものであり、本発明を制限するも
のでない。これらの実施例において、化学分析は、ガス
クロマトグラフによって決定された。
【0023】[実施例1]図面に示す上記の装置および
方法を用いて、11.2%のアルコール濃度の成熟カリ
フォルニア白シャブリワインがアルファラベル社のCM
F6を用いて処理された。まず、6.35%のアルコー
ル濃度を有する希釈ワインが混合タンク14内におい
て、1166ガロンの原料ワインに870ガロンの脱ミ
ネラル水を混合して作られた。 希釈ワイン供給速度 284ガロン/時間 CMF真空度 27.5mmHg CMF水蒸気温度 58度C CMF水蒸気制御 −.88バール CMF蒸気温度 40度C
【0024】この混合物の収支は次のようである。 希釈ワイン 2036wg 6.35%= 129.29 aga 基礎ワイン 1297wg 0.75%= 9.7 aga 蒸気副産物 717wg 15.9%= 114.0 aga 回収率 2014wg = 123.7 aga 但し、wgは重量ガロンを示し、agaはアルコール絶対量
をガロンで示す。 希釈ワインに基づく回収率 基礎ワイン 1297ガロン 希釈ワイン 2036ガロン =63.7% 原料ワインに基づく回収率 基礎ワイン 1297ガロン =112% 原料ワイン 1160ガロン
【0025】その後、基礎ワインには、タンク37内で
約185ガロンの濃縮白グレープジュース(62度ブリ
ックス)がブレンドされた。最終ブレンド工程は、タン
ク40に移送された後、64%の基礎ワイン混合物、
9.5%の濃縮白グレープジュースおよび26.5%の
脱ミネラル水を用いて形成された。その後、3.5ポン
ドのクエン酸が加えられ、その後この混合物が濾過され
た。更に、1/2ポンドの亜硫酸/1000ガロンの液
体が保存剤として加えられた。この飲料は、370±2
0mg/100mlの炭酸を導入してソーダ化された。この
最終製品は、0.45%のアルコール濃度を有するアル
コール抜き白ワイン飲料として原料のシャブリ供給ワイ
ンの所望の特定を保有してビン詰めされた。
【0026】[実施例2]図面に示す蒸気の相とおよび
方法を用いて、966ガロンの成熟カリフォルニア赤デ
ィナワインには、574ガロンの脱ミネラル水が混合さ
れて、7.42%のアルコール濃度を有する希釈ワイン
が作られた。このシステムのパラメータは次のようであ
る。 希釈ワイン供給速度 310ガロン/時間 CMF真空度 27.5mmHg CMF水蒸気温度 59度C CMF水蒸気制御 −.85バール CMF蒸気温度 40度C この混合物の収支は次のようである。 希釈ワイン 1540wg 7.42%= 114 aga 基礎ワイン 990wg 0.93%= 9.2 aga 蒸気副産物 539wg 18 %= 97 aga 回収率 1529wg = 106.2 aga 希釈ワインに基づく回収率 =64.3% 原料ワインに基づく回収率 =103%
【0027】その後、基礎ワインには、タンク37内で
約185ガロンの濃縮白グレープジュース(62度ブリ
ックス)がブレンドされた。最終ブレンド工程は、タン
ク40に移送された後、64%の基礎ワイン混合物、
1.5%の着色用濃縮赤グレープジュース、8%の濃縮
白グレープジュースおよび26.5%の脱ミネラル水を
用いて形成された。その後、約3.5ポンドのクエン酸
が加えられ、その後この混合物が濾過された。更に、1
/2ポンドの亜硫酸/1000ガロンの液体が保存剤と
して加えられた。この飲料は、370±20mg/100
mlの炭酸を導入してソーダ化された。
【0028】この最終製品は、0.43%のアルコール
濃度を有するアルコール抜きローゼワイン飲料として原
料のローゼ供給ワインの所望の特性を保有してビン詰め
された。
【0029】[実施例3]図面に示す装置および第1実
施例を用いて、カリフォルニア白シャブリワインはアル
コール抜きワイン飲料に到着するように処理された。原
料シャブリ供給ワイン、希釈ワイン、アルコール抜き基
礎ワイン、タンク37内の濃縮ジュースを有する基礎ワ
イン混合物および仕上ビン詰めアルコール抜き白ワイン
飲料の化学分析結果は下記の第1表に示される。
【0030】 但し、HFはハイドロメチル フルフラール、Fはフル
フラールおよびTはmg/リットルのタンニンを示す。
【0031】[実施例4]図面に示す装置および第2実
施例を用いて、カリフォルニアローゼワインはアルコー
ル抜きワイン飲料に到着するように処理された。仕上ビ
ン詰めアルコール抜き白ワイン飲料の化学分析結果は下
記の第2表に示される。
【0032】
【0033】原料の成熟供給ワインの所望の特性を保有
しながら、所望の触覚特性を有する本発明による許容性
アルコール抜きワイン飲料の特に重大なことは、前述の
表に比較した化学データおよび分析に基く次の結果であ
る。 ハイドロメチルフルフラールが0.1グラム/10
0リットル以下である。 フルフラールが約1/2〜1/3に減少される。 タンニンが約半分に減少される。このタンニンは渋
みを形成する。 本発明によるビン詰めされたアルコール抜き白、ローゼ
および赤ワインは、次の成分を保有している。 脱アルコールワイン 57.0% 再構成グレープジュース 42.6% (濃縮部分および水) 炭酸 0.37% (370±20mg/100ml) クエン酸 0.042% (3.5ポンド/1000ガロン) 亜硫酸(合計170ppm) 0.017%
【0034】従って、種々の前述の目的および利点が最
良に効果的に得られた。本発明は、蒸気の実施例に基づ
いて説明したが、これらの実施例のみに限定されるので
なく、特許請求の範囲によって制限される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルコー
ル抜きワインは、アルコールが気相中へ除去され、アル
コールを含まない液相が濃縮グレープジュースと混合さ
れているから、全てあるいは略アルコール抜きの低カロ
リワインであるにも拘らずワインの風味と香りを維持す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルコール抜きワインを製造するため
の装置の概略図である。
【図2】本発明のアルコール抜きワインを製造する装置
の一部である遠心フィルム蒸発器の詳細を示す側断面図
である。
【符号の説明】
14 希釈タンク 16 蒸発器 18 レシーバ 20 塔 37 第2の混合タンク 44 フィルタ手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコールを含まない液相をベースとし
    た実質的にアルコールが抜かれたワイン飲料であって、
    アルコールは気相中へ除去されており、アルコールを含
    まない液相が濃縮グレープジュースと混合されているこ
    とを特徴とするアルコール抜きワイン。
  2. 【請求項2】 ハイドロメチルフルフラールが0.1グ
    ラム/100リットル以下であるテーブル供給ワインか
    ら製造される略アルコール抜きワイン飲料。
  3. 【請求項3】 フルフラールが約1/2〜1/3に減少
    されることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
    飲料。
  4. 【請求項4】 タンニンが約半分に減少されることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載の飲料。
  5. 【請求項5】 57.0%の脱アルコールワインと、4
    2.6%の再構成グレープジュース(濃縮部分および
    水)と、0.37%の炭酸(370±20mg/100m
    l)と、0.042%のクエン酸(3.5ポンド/10
    00ガロン)と、 0.017%の亜硫酸(合計170ppm)とを備えたア
    ルコール抜きワイン飲料。
JP5120059A 1983-08-16 1993-05-21 アルコール抜きワイン Pending JPH0686661A (ja)

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