JPH0680385A - 傾転装置付吊具 - Google Patents
傾転装置付吊具Info
- Publication number
- JPH0680385A JPH0680385A JP23683192A JP23683192A JPH0680385A JP H0680385 A JPH0680385 A JP H0680385A JP 23683192 A JP23683192 A JP 23683192A JP 23683192 A JP23683192 A JP 23683192A JP H0680385 A JPH0680385 A JP H0680385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoisting
- crane
- auxiliary
- hook
- ladle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】レードルクレーンの自動運転化の１手段とし
て、単一巻上駆動系にすることにより、自動玉掛が可能
となる。 【構成】吊ビーム本体３に、吊具全体を巻上巻下する主
巻上シーブ１，補フック巻上ドラム14，補巻上シーブ1
0，補フック傾用油圧シリンダ13が取付けられ、主巻上
ロープ１により、クレーンのトロリー上から吊下げられ
ている。鋳鍋５は両側にトラニオン６を有し、このトラ
ニオン６を吊具側の２ヶの主フック４にて引掛けてい
る。 【効果】本発明によれば、トロリー上の補巻上装置が不
要となり、クレーン全体がコンパクト設計可能となる
為、クレーン横行寄りの改善及び経済的な改善が計れ
る。又、従来のレードルクレーンに対する自動運転化の
障害となっていた自動玉掛が可能となり、地上の玉掛者
が不要となる為、クレーン作業の安全化が計れる。
て、単一巻上駆動系にすることにより、自動玉掛が可能
となる。 【構成】吊ビーム本体３に、吊具全体を巻上巻下する主
巻上シーブ１，補フック巻上ドラム14，補巻上シーブ1
0，補フック傾用油圧シリンダ13が取付けられ、主巻上
ロープ１により、クレーンのトロリー上から吊下げられ
ている。鋳鍋５は両側にトラニオン６を有し、このトラ
ニオン６を吊具側の２ヶの主フック４にて引掛けてい
る。 【効果】本発明によれば、トロリー上の補巻上装置が不
要となり、クレーン全体がコンパクト設計可能となる
為、クレーン横行寄りの改善及び経済的な改善が計れ
る。又、従来のレードルクレーンに対する自動運転化の
障害となっていた自動玉掛が可能となり、地上の玉掛者
が不要となる為、クレーン作業の安全化が計れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳鍋運搬用のクレーン
に用いる吊具に関するものである。
に用いる吊具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のクレーンにおいては、鋳鍋を吊
上げる巻上装置と、鋳鍋を傾転させる補巻上装置とから
なる。巻上装置と補巻上装置はトロリに設置している。
巻上装置で鋳鍋を吊上げた後、補巻上装置から吊下げた
補フックを鋳鍋に係合させる。この係合は地上の玉掛者
により行なう。このようなクレーンは特開平３−２７３
０００号公報に示されている。
上げる巻上装置と、鋳鍋を傾転させる補巻上装置とから
なる。巻上装置と補巻上装置はトロリに設置している。
巻上装置で鋳鍋を吊上げた後、補巻上装置から吊下げた
補フックを鋳鍋に係合させる。この係合は地上の玉掛者
により行なう。このようなクレーンは特開平３−２７３
０００号公報に示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】トロリー上の限られた
スペース内に巻上装置と補巻上装置を設置しており、機
構が複雑になっている。また、２つの巻上装置を同期運
転させることが必要であり、この点からも複雑になって
いる。
スペース内に巻上装置と補巻上装置を設置しており、機
構が複雑になっている。また、２つの巻上装置を同期運
転させることが必要であり、この点からも複雑になって
いる。
【０００４】本発明の目的は簡単な構成の傾転装置を提
供することを目的とする。
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻上装置で吊
下げられるものであって、荷を吊下げる吊具を有する吊
ビームと、一端にフック、他端に錘を有し、中間部にシ
ーブを有するフックと、前記吊ビームに設置されてお
り、結合したロープを前記フックの錘に接続したロープ
操作手段と、前記吊ビームに設置した補巻上装置とから
なり、該補巻上装置のロープを前記シーブを経由して前
記吊ビームに連結していること、を特徴とする。
下げられるものであって、荷を吊下げる吊具を有する吊
ビームと、一端にフック、他端に錘を有し、中間部にシ
ーブを有するフックと、前記吊ビームに設置されてお
り、結合したロープを前記フックの錘に接続したロープ
操作手段と、前記吊ビームに設置した補巻上装置とから
なり、該補巻上装置のロープを前記シーブを経由して前
記吊ビームに連結していること、を特徴とする。
【０００６】
【作用】鋳鍋運搬用吊ビームに付設された鋳鍋傾転装置
のフックを鋳鍋下部の掛具に自動的に装着させ、フック
を巻上げることにより鋳鍋を傾転させる。
のフックを鋳鍋下部の掛具に自動的に装着させ、フック
を巻上げることにより鋳鍋を傾転させる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。
る。
【０００８】吊ビーム本体３には、吊ビーム全体を巻上
巻下する主巻上シーブ２，補フック巻上ドラム14，補フ
ック巻上用シーブ10，補フック傾用シーブ11，補フック
傾用油圧シリンダ13が取付けられ、主巻上用ロープ１に
よりクレーンのトロリーから吊下げられている。又、補
フック巻上ドラム14にて、補巻上ロープ８、補フック傾
用ロープ12を同時に巻上巻下可能とする。
巻下する主巻上シーブ２，補フック巻上ドラム14，補フ
ック巻上用シーブ10，補フック傾用シーブ11，補フック
傾用油圧シリンダ13が取付けられ、主巻上用ロープ１に
よりクレーンのトロリーから吊下げられている。又、補
フック巻上ドラム14にて、補巻上ロープ８、補フック傾
用ロープ12を同時に巻上巻下可能とする。
【０００９】鋳鍋５は、両側にトラニオン６を有し、こ
のトラニオン６を吊具側の２ヶの主フック４にて引掛け
ている。この状態にて、補フック傾用油圧シリンダ13に
より、補フック傾用ロープ12をゆるめると補フック９が
実線の状態から２点鎖線の状態に傾き、鋳鍋の下部にあ
る掛具７を引掛ける事ができる。２点鎖線の状態から補
フック巻上ドラム14により補フック９を巻上げると、鋳
鍋５を傾転させることができる。
のトラニオン６を吊具側の２ヶの主フック４にて引掛け
ている。この状態にて、補フック傾用油圧シリンダ13に
より、補フック傾用ロープ12をゆるめると補フック９が
実線の状態から２点鎖線の状態に傾き、鋳鍋の下部にあ
る掛具７を引掛ける事ができる。２点鎖線の状態から補
フック巻上ドラム14により補フック９を巻上げると、鋳
鍋５を傾転させることができる。
【００１０】鋳鍋５を傾転した状態から通常の状態に戻
す場合は、補フック巻上ドラム14により補フック９を巻
下げると、前記と逆動作により鋳鍋14が通常の状態に戻
り、補フック傾用油圧シリンダ13により補フック傾用ロ
ープ12を引張ると補フック９が掛具７から外れ、２点鎖
線の状態から実線の状態に戻る。
す場合は、補フック巻上ドラム14により補フック９を巻
下げると、前記と逆動作により鋳鍋14が通常の状態に戻
り、補フック傾用油圧シリンダ13により補フック傾用ロ
ープ12を引張ると補フック９が掛具７から外れ、２点鎖
線の状態から実線の状態に戻る。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１２】単一巻上駆動にする為、クレーン全体がコ
ンパクトなものになり、経済性もよくなる。又、自動玉
掛が可能となる為、作業時間の短縮が計れると共に地上
側の玉掛者が不要となり、安全な玉掛作業ができるのに
本発明は有効なものである。
ンパクトなものになり、経済性もよくなる。又、自動玉
掛が可能となる為、作業時間の短縮が計れると共に地上
側の玉掛者が不要となり、安全な玉掛作業ができるのに
本発明は有効なものである。
【図１】本発明の一実施例で吊具と鋳鍋との取合図であ
る。
る。
【図２】図１の平面図である。
１…主巻上ロープ、２…主巻上シーブ、３…吊ビーム本
体、４…主フック、５…鋳鍋、６…トラニオン、７…掛
具、８…補巻上ロープ、９…補フック、10…補巻上シー
ブ、11…補フック傾用シーブ、12…補フック傾用ロー
プ、13…補フック傾用油圧シリンダ、14…補フック巻上
ドラム。
体、４…主フック、５…鋳鍋、６…トラニオン、７…掛
具、８…補巻上ロープ、９…補フック、10…補巻上シー
ブ、11…補フック傾用シーブ、12…補フック傾用ロー
プ、13…補フック傾用油圧シリンダ、14…補フック巻上
ドラム。
Claims (1)
- 【請求項１】巻上装置で吊下げられるものであって、荷
を吊下げる吊具を有する吊ビームと、一端にフック、他
端に錘を有し、中間部にシーブを有するフックと、前記
吊ビームに設置されており、結合したロープを前記フッ
クの錘に接続したロープ操作手段と、前記吊ビームに設
置した補巻上装置とからなり、該補巻上装置のロープを
前記シーブを経由して前記吊ビームに連結しているこ
と、を特徴とする傾転装置付吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23683192A JPH0680385A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 傾転装置付吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23683192A JPH0680385A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 傾転装置付吊具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680385A true JPH0680385A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17006432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23683192A Pending JPH0680385A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 傾転装置付吊具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680385A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627859U (ja) * | 1992-09-08 | 1994-04-12 | 川崎重工業株式会社 | 荷役容器およびクレーン用搬器 |
| CN105480861A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-04-13 | 巨力索具股份有限公司 | 一种翻转吊具 |
| CN107720550A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-23 | 太原科技大学 | 铸造起重机主副吊一体小车副钩定滑轮组平移运行算法 |
| CN113072028A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-06 | 上海涤宝科技有限公司 | 一种沐浴露生产用倾倒装置 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP23683192A patent/JPH0680385A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627859U (ja) * | 1992-09-08 | 1994-04-12 | 川崎重工業株式会社 | 荷役容器およびクレーン用搬器 |
| CN105480861A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-04-13 | 巨力索具股份有限公司 | 一种翻转吊具 |
| CN107720550A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-23 | 太原科技大学 | 铸造起重机主副吊一体小车副钩定滑轮组平移运行算法 |
| CN107720550B (zh) * | 2017-11-08 | 2019-05-03 | 太原科技大学 | 铸造起重机主副吊一体小车副钩定滑轮组平移运行算法 |
| CN113072028A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-06 | 上海涤宝科技有限公司 | 一种沐浴露生产用倾倒装置 |
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