JPH0666257B2 - 半導体膜の製造方法 - Google Patents

半導体膜の製造方法

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JPH0666257B2
JPH0666257B2 JP19608486A JP19608486A JPH0666257B2 JP H0666257 B2 JPH0666257 B2 JP H0666257B2 JP 19608486 A JP19608486 A JP 19608486A JP 19608486 A JP19608486 A JP 19608486A JP H0666257 B2 JPH0666257 B2 JP H0666257B2
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JP
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film
insulating film
epitaxial growth
semiconductor
sio
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裕希 藤本
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体膜の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来から用いられてきた半導体膜の成長方法では、非晶
質絶縁膜を部分的に形成し所定の領域の半導体層の露出
した部分のみに選択的にエピタキシャル成長を行い、さ
らに非晶質絶縁膜上へ過剰成長を行なう方法がある。第
2図にこの半導体の工程模式図を示す。第2図(a)はシ
リコン基板22上にSiO2膜24を部分的に形成し、シリコン
基板22が露出した部分にのみ選択的にエピタキシャル成
長層26を成長した場合を示す。第2図(b)はエピタキシ
ャル成長層26をSiO2膜24上へ過剰成長した場合を示す。
第2図(c)は過剰成長したエピタキシャル成長層26がSiO
2膜24を完全に被覆した場合を示す(January 1985/so
lid state technology 参照)。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の技術では基板表面に形成した非晶質絶縁膜上へ過
剰成長を行って横方向へ半導体を形成してSOI(Silicon
On Insulator)の構造を得るためには、横方向に必
要な半導体膜を形成するために縦方向の成長も同時に生
じるので、必要な膜厚で止めて半導体領域を形成するこ
とができない。
本発明の目的はこの問題を解決した半導体膜の製造方法
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は半導体基板上に第1の絶縁膜を形成した後、そ
の上に第2の絶縁膜を形成し、これらの多層の絶縁膜を
通して半導体を露出する開口部を形成し、その開口部の
みに選択的に第1のエピタキシャル成長膜の形成を行
い、第2の絶縁膜と第1のエピタキシャル成長膜の上に
第3の絶縁膜の形成を行い、その後第1の絶縁膜と第3
の絶縁膜に挟まれた第2の絶縁膜を除去し、第1のエピ
タキシャル成長膜の側面を露出させて、第1のエピタキ
シャル成長膜の側面の露出した部分から第2の絶縁膜を
除去した部分へ選択的に第2のエピタキシャル成長膜を
横方向に成長させることを特徴とする半導体膜の製造方
法である。
[作用] 従来の半導体膜を製造する上で障害となっていた必要以
上に成長する縦方向への成長を本発明によって必要とす
る膜厚に制御して横方向への長い成長膜を形成すること
が可能となった。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図を用いて詳細に説明する。
(実施例1) 第1図(a),(b),(c),(d),(e)は本発明の実施例1の
工程段階での状態を示す断面模式図である。まず、第1
図(a)に示すように、p形シリコン基板12の表面に第1
の絶縁膜としてSi3N4膜14を形成する。続いて、第2の
絶縁膜としてSiO2膜16を形成する。このときのSiO2膜16
の厚味が半導体膜として利用する膜厚となる。次に微細
加工技術を用いてSiO2膜16にシリコン露出部分18を形成
して選択的にエピタキシャル成長を行いエピタキシャル
成長層120をSiO2膜16と同じ膜厚に成るように形成す
る。次に第1図(b)に示すように第3の絶縁膜のSi3N4
122を全面に形成し、続いてSiO2膜16を取り除くために
開口部124を微細加工技術によって形成する。次に第1
図(c)に示すようにSiO2膜16のみをフッ化水素によって
取り除くことによりトンネル126を形成する。次にこれ
によって露出したシリコン側面128から選択的にエピタ
キシャル成長を行いエピタキシャル層130を形成する
(第1図(d))。続いてSi3N4膜122を取り除き、絶縁膜1
4上へエピタキシャル層130を形成する。(第1図
(e))。
なお、実施例では第1の絶縁膜と第3の絶縁膜が同じ材
料であるが、第2の絶縁膜を除去するための選択性が得
られる材料ならば異なる材料を使用することが可能であ
る。また、第2の絶縁膜層の部分は第1の絶縁膜と第3
の絶縁膜から除去するための選択性が得られる材料なら
ば絶縁膜以外の材料を使用することができる。
(実施例2) 実施例2は多層構造の半導体層を一度に形成する場合の
例を示すものであり、第3図(a),(b),(c),(d)に工程
段階での状態の断面模式図を示す。まず、第3図(a)に
示すようにp形シリコン基板12の表面にSi3N4膜14を形
成する。続いてSiO2膜16を形成する。このときのSiO2
16厚が半導体膜として利用する膜厚となる。次にSi3N4
膜42を形成し、第2層の半導体膜として利用する膜厚と
なるSiO2膜44を形成して再びSi3N4膜46を形成する。そ
の上に第3層の半導体膜として利用する膜厚となるSiO2
膜47を形成する。続いて、シリコン露出部分18を微細加
工技術を用いてSiO2膜16,44,47およびSi3N4膜42,46に形
成して選択的にエピタキシャル成長を行いエピタキシャ
ル成長層48をSiO2膜47と同じ厚さに成るように形成す
る。続いて、第3図(b)のようにSi3N4膜140を形成す
る。続いてSiO2膜16,44,47を取り除くため開口部142を
微細加工技術によって形成する。次にSiO2膜16,44,47を
フッ化水素によって取り除くことによりトンネル144を
形成する(第3図(c))。次にこれによって露出したシ
リコン側面146,148,240から選択的にエピタキシャル成
長を行い、第3層のエピタキシャル層242,244,246を形
成する(第3図(d))。
(実施例3) 第4図は多層構造の半導体層を形成する場合の実施例で
ある。第4図に示すように、相補形MOSトランジスタを
第1層に形成して平坦化処理を行い、第2層を実施例1
に示した方法によって形成しバイポーラトランジスタ13
6を作成し、大容量バイポーラトランジスタ138を第1層
で形成した半導体層の上に選択的にエピタキシャル成長
を行って作成させる。34はpチャンネルトランジスタの
ゲート電極、36はnチャンネルトランジスタのゲート電
極、38はバイポーラトランジスタ136のベース電極、130
はバイポーラトランジスタ136のコレクタ電極、132はバ
イポーラトランジスタ136のエミッタ電極、230はバイポ
ーラトランジスタ138のベース電極、232はバイポーラト
ランジスタ138のコレクタ電極、234はバイポーラトラン
ジスタ138のエミッタ電極、134は金属配線を示す。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように必要な大きさの半導体層を
絶縁膜上へ作成することができる効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c),(d),(e)は本発明の半導体膜の
製造方法を説明する断面模式図、第2図(a),(b),(c)
は従来の半導体膜の製造方法を説明するための断面模式
図、第3図(a),(b),(c),(d)、第4図は本発明の他の
実施例を示す構造断面図である。 16,24,44,47……SiO2膜 22……シリコン基板 26,48,120,130,242,244,246……エピタキシャル成長層 12……p形シリコン基板 14,32,42,43,122,140……Si3N4膜 18……シリコン露出部、124,142……開口部 126,144……トンネル 128,146,148,240……シリコン側面 34……pチャンネルトランジスタのゲート電極 36……nチャンネルトランジスタのゲート電極 136……バイポーラトランジスタ 138……大容量バイポーラトランジスタ 38……バイポーラトランジスタ136のベース電極 130……バイポーラトランジスタ136のコレクタ電極 132……バイポーラトランジスタ136のエミッタ電極 230……大容量バイポーラトランジスタ138のベース電極 232……大容量バイポーラトランジスタ138のコレクタ電
極 234……大容量バイポーラトランジスタ138のエミッタ電
極 134……金属配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に第1の絶縁膜を形成した
    後、その上に第2の絶縁膜を形成し、これらの多層の絶
    縁膜を通して半導体を露出する開口部を形成し、その開
    口部のみに選択的に第1のエピタキシャル成長膜の形成
    を行い、第2の絶縁膜と第1のエピタキシャル成長膜の
    上に第3の絶縁膜の形成を行い、その後第1の絶縁膜と
    第3の絶縁膜に挟まれた第2の絶縁膜を除去し、第1の
    エピタキシャル成長膜の側面を露出させて、第1のエピ
    タキシャル成長膜の側面の露出した部分から第2の絶縁
    膜を除去した部分へ選択的に第2のエピタキシャル成長
    膜を横方向に成長させることを特徴とする半導体膜の製
    造方法。
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