JP2606414B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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正人 藤永
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置の製造方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 第2図(a)〜(c)は、例えば従来の3次元素子の
製造方法を示す断面図であり、この図において、1はシ
リコン基板、2はこのシリコン基板1と絶縁する酸化
膜、3はMOSトランジスタのソース/ドレインとなるシ
リコン層(N+領域)、5はゲート電極(ポリシリコ
ン)、6は酸化膜、6aはゲート酸化膜、7はアルミ配
線、8はコンタクト穴、9は空間である。
次に、製造方法について説明する。
第2図(a)は、MOSトランジスタのゲートおよびシ
リコン層3を形成後の形状を示す断面図である。第2図
(c)のように、シリコン層3とアルミ配線7を接触さ
せて配線する必要があり、かつ第2図(b)に示すよう
に、MOSトランジスタの上に酸化膜6を堆積させ、その
酸化膜6にコンタクト穴8を形成するためにエッチング
する。この酸化膜6のエッチングは、シリコン層3と酸
化膜6とのエッチング速度の比が大きくないことや、3
次元構造のSOI(Si On Insulator)トランジスタである
ため、シリコン層3の膜厚が0.1μmと薄いため、シリ
コン層3までエッチングされてしまい、その後にアルミ
配線7を堆積させると、第2図(c)に示すように、シ
リコン層3とアルミ配線7との接触部分に空間9ができ
てしまう。このため、接触抵抗が大きくなり、かつ接触
不良の原因になり、半導体装置の製造歩留りが低下す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の半導体装置の製造方法は、シリコ
ン層3と、酸化膜6のエッチング速度の選択比に大きな
差がないため、コンタクト穴8の形成時にシリコン層3
のサイドが図示のようにエッチングされ、その後に形成
するアルミ配線7との間に空間9が形成されてしまい、
これが原因となって接触抵抗の増大および接触不良の発
生を伴い、したがって高歩留りに半導体装置が得られな
い等の問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、接触不良がでないような半導体装置の製
造方法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体装置の製造方法は、コンタクト
穴をエッチングにより開けた後、このエッチングでエッ
チングされた薄いシリコン層のエッチング部分にエピタ
キシャル成長により、新たにシリコン部を成長させ、そ
の後、配線物質を堆積するものである。
〔作用〕
この発明においては、酸化物とシリコン層をエッチン
グした後、このシリコン層のエッチング部分に新たにシ
リコン部をエピタキシャル成長させることにより、その
後堆積するアルミ配線との接触面積が大きくなり、接触
不良をなくす。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図(a),(b)に
ついて説明する。
第1図において、1はシリコン基板、2はこのシリコ
ン基板1と絶縁する酸化膜、3はMOSトランジスタのソ
ース/ドレインとなるシリコン層(N+領域)、4は前記
シリコン層3のエッチング部分に新たにエピタキシャル
成長により形成したシリコン部、5はゲート電極(ポリ
シリコン)、6は酸化膜、6aはゲート酸化膜、7はアル
ミ配線、8はコンタクト穴である。
この製造方法は、第1図(a)に示すように、酸化膜
6をエッチングして、コンタクト穴8を開ける場合、シ
リコン層3も同時にエッチングしてしまうので、その
後、エピタキシャル成長により、そのエッチング部分に
シリコン部4を成長させる。その後、アルミ配線7を堆
積させると、第1図(b)のようになり、シリコン層3
とアルミ配線7との接触面積が増え、接触抵抗が低くな
り、接触不良が低減する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、コンタクト穴をエ
ッチングにより開けた後、このエッチングでエッチング
された薄いシリコン層のエッチング部分にエピタキシャ
ル成長により、新たにシリコン部を成長させ、その後、
配線物質を堆積するので、シリコン層とアルミ配線との
接触面積が大きくなり、コンタクト抵抗を低くでき、接
触不良をなくすことができ、製造の歩留りの向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体装置の製造方
法を説明する断面図、第2図は従来の半導体装置の製造
方法を説明する断面図である。 図において、1はシリコン基板、2は酸化膜、3はシリ
コン層、4はシリコン部、5はゲート電極、6は酸化
膜、6aはゲート酸化膜、7はアルミ配線、8はコンタク
ト穴である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/40 (72)発明者 高橋 武人 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 平2−58872(JP,A) 特開 平2−220475(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に酸化膜を介して薄いシリコン層を
    形成したSOI構造の3次元素子であって、その上に形成
    した酸化膜にコンタクト穴をあけて前記基板上の薄いシ
    リコン層と配線物質を接触させる半導体装置の製造方法
    において、前記コンタクト穴をエッチングにより開けた
    後、このエッチングでエッチングされた前記薄いシリコ
    ン層のエッチング部分にエピタキシャル成長により、シ
    リコンを成長させ、その後、前記配線物質を堆積するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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