JPH0662102B2 - 自動二輪車の前カウリング取付構造 - Google Patents

自動二輪車の前カウリング取付構造

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JPH0662102B2
JPH0662102B2 JP58251508A JP25150883A JPH0662102B2 JP H0662102 B2 JPH0662102 B2 JP H0662102B2 JP 58251508 A JP58251508 A JP 58251508A JP 25150883 A JP25150883 A JP 25150883A JP H0662102 B2 JPH0662102 B2 JP H0662102B2
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    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/04Rear lights

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、前カウリングを脱着可能となした自動二輪
車の前カウリング取付構造に関するものである。
[従来の技術] 周知のように自動二輪車の前部には、カウリングやヘッ
ドライトが取り付けられるが、このカウリングやヘッド
ライトはそれぞれ左右一対のフロントフォークに設けら
れたブラケットやステー等によって取り付けられてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このようにカウリングやヘッドライトがそれ
ぞれ別々に、ブラケットやステー等によって左右一対の
フロントフォークに取り付けるものでは、取付構造が複
雑で、しかも着脱に手数を要する。また、ブラケットや
ステー等によって取り付けるため、取付の位置決めが困
難であると共に、充分な取付強度が得られない。また、
左右一対のフロントフォークは、車種によって太さが異
なることがあるため、ブラケットやステー等の共通化が
困難で、それぞれに応じた専用のブラケットやステー等
を用意する必要があった。
この発明はかかる実情を背景にしてなされたもので、ヘ
ッドライトを備える前カウリングを、簡単な構造で、強
固に、しかも容易に着脱でき、さらに異なった車種に取
付ができ、部品の共通化が可能な自動二輪車の前カウリ
ング取付構造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明の自動二輪車の前
カウリング取付構造は、合成樹脂で形成したカウリング
体にヘッドライトを一体的に組み付けて前カウリングを
構成し、この前カウリングの上部の左右両側に左右一対
のゴムバンドの一端部をそれぞれ取り付け、このゴムバ
ンドを引き伸ばした状態で、左右のフロントフォークの
外周を取り巻いて取り付け、一方前記前カウリングの下
部に後方に延長して係合切欠を有する下取付部を設ける
とともに、この下取付部の近傍に抜け止め部を設け、前
記下取付部の係合切欠を、前記左右のフロントフォーク
間を連結するブラケットの支持部に挿着して係合保持さ
せるとともに、前記抜け止め部を前記ブラケットの支持
部に着脱可能に取り付けたことを特徴としている。
[作用] この発明では、合成樹脂で形成したカウリング体にヘッ
ドライトを一体的に組み付けて前カウリングを構成し、
前カウリングの上部はゴムバンドを用いることでフロン
ト軸方向の取付位置に自由度があり、容易に組み付ける
ことができる。また、前カウリングの下部は下取付部の
係合切欠を、左右のフロントフォーク間を連結するブラ
ケットの支持部に挿着して容易に組み付けることができ
るとともに、下取付部とは別に設けられた抜け止め部に
よって抜け止めすることで確実に保持される。
また、前カウリングの下部に後方に延長して下取付部を
設け、この下取付部を左右のフロントフォークの間にて
ブラケットに取り付けることで、比較的重量物であるヘ
ッドライトの下方で、かつ近い位置で荷重を受けるよう
に支持できる。
さらに、前カウリングの下部をアンダブラケットに固定
し、前カウリングの上部はフロント軸方向の取付位置に
自由度があるから、同じ前カウリングを異なった車種の
自動二輪車に取り付けることができ、部品の共通化が可
能である。
[実施例] 以下、この発明の自動二輪車の前カウリング取付構造の
実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は前部表示装置の
取付け状態を示す上部取付部の拡大平面図、第3図は前
部表示装置の取付け状態を示す下部取付部の拡大側面
図、第4図は前部表示装置の取外し状態を示す拡大側面
図、第5図は前部表示装置の取外し状態におけるワイヤ
ハーネス及びメータケーブルの収納状態を示す拡大前面
図、第6図は後部表示装置の取外し状態を示す拡大側面
図、第7図は後部表示装置の後フレームとブラケットの
結合部の断面図、第8図は後フレームを車体に取付ける
状態を示す拡大側面図、第9図は後フレームを車体に取
付ける状態を示す拡大一部断面図である。
この自動二輪車は公道以外の不整地走行に適するように
車体1を軽量かつスリムに形成されている。車体1の前
方には、前部表示装置Aが左右一対のフロントフォーク
2のインナチューブ2a及びこのインナチューブ2aを
連結するアンダブラケット3に脱着可能に設けられる。
一方車体1の後方には、後部表示装置Bがバックステー
4の後部とリヤフェンダ5に脱着可能に設けられる。
前記前部表示装置Aは合成樹脂で形成したカウリング体
6にヘッドライト7を一体的に組み付けて前カウリング
100に、メータ8、メインスイッチ9及びフラッシャ
リレー10を一体に組み込んで形成されている。前部表
示装置Aの上部取付は第2図に示すように、前カウリン
グ100の端部には板金フック11がリベット12で固
定され、この板金フック11の内面にはゴムダンパ13
が設けられている。この板金フック11の基部にはゴム
バンド14がリング15により接続されている。
前カウリング100の上部取付は板金フック11をイン
ナチューブ2aに当てがい、つまみ部14aでゴムバン
ド14を引きのばして、先端のリング16を板金フック
11の係止部11aに係合して取付られる。
このように、前カウリング100の左右両端部に左右一
対のゴムバンド14の一端部をそれぞれ取り付け、この
ゴムバンド14を引き伸ばした状態で、左右のフロント
フォーク2のインナチューブ2aの外周を取り巻いて取
り付けている。このように、強固なフロントフォーク2
のインナチューブ2aをそのまま前カウリング100の
取付部材として利用し、ゴムバンド14で取り付けるよ
うになっており、これによりフロント軸方向の取付位置
に自由度があり、容易に着脱することができる。
また、左右一対のフロントフォーク2のインナチューブ
2aのピッチ寸法が略等しければ、インナチューブ2a
の太さの相違は、ゴムバンド14により寸法差を吸収す
ることができる。
なお、板金フック11は図示しないメータブラケットに
溶接し、このメータブラケットをボルトで前カウリング
100に固定するようにしてもよい。
前部表示装置Aの下部取付は第3図に示すように構成さ
れている。すなわち、一対のフロントフォーク2のイン
ナチューブ2aを連結するアンダブラケット3の中央部
17に支持ピン18を立設する。そして、この支持ピン
18に環状溝19aを有するゴム製のグロメット19が
装着されている。この支持ピン18は支持部を構成し、
またアンダブラケット3が左右のフロントフォーク2間
を連結するブラケットを構成している。
一方前カウリング100の下部には、後方に延長して下
取付部20が設けられるとともに、この下取付部20の
近傍で上方に延長して抜け止め部21が設けられてい
る。下取付部20には係合切欠20aが形成され、また
抜け止め部21には係合孔21aが形成されている。下
取付部20は厚くして強度を持たせており、一方抜け止
め部21は抜け止めとなっており、薄くして弱くしても
よい。
前カウリング100の下部取付は、抜け止め部21の係
合孔21aを支持ピン18に嵌合し、下取付部20の先
端部に形成された係合切欠20aを車体1の前側からグ
ロメット19の環状溝19aに当てがい押し込むと、下
取付部20の係合切欠20aがグロメット19の環状溝
19aに挿着される。なお、支持ピン18は1本に限ら
ず、複数本とし適当な箇所に設けて前カウリング100
を支持するようにしてもよい。
このように、前カウリング100の上部はゴムバンド1
4を用いることでフロント軸方向の取付位置に自由度が
あり、また前カウリング100の下部は下取付部20の
係合切欠20aをアンダブラケット3の支持ピン18に
挿着し、抜け止め部21によって抜け止めすることで、
容易にしかも強固に組み付けることができる。
さらに、前カウリング100の下部でアンダブラケット
3に固定し、前カウリング100の上部はフロント軸方
向の取付位置に自由度があり、これにより同じ前カウリ
ング100を異なった車種の自動二輪車に取り付けるこ
とができ、部品の共通化が可能である。
また、前カウリング100の下部に後方に延長して下取
付部20を設け、この下取付部20を左右のフロントフ
ォーク3の間にてアンダブラケット3に取り付けること
で、比較的重量物であるヘッドライト7の下方でかつ近
い位置で荷重を受けるように支持できる。
前記前部表示装置Aのヘッドライト7、メータ8、メイ
ンスイツチ9及びフラッシャリレ10等の電線はサブハ
ーネスにまとめて1個のカプラ22に集合されている。
このカプラ22にワイヤハーネス23の接続部部23a
を嵌合して結線されている。また、一対のフロントフォ
ーク2のアウタチューブ2bには前輪24の車軸101
が設けられ、この車軸101にスピードメータ25が設
けられており、このメータケーブル26の先端部は前カ
ウリング100のメータ下部にセットされている。
前記前部表示装置Aを取外す際に、まずワイヤハーネス
23の先端部23aをカプラ22から引き抜いて外す。
同時にメータケーブル26は、セットナット26aを緩
めて外す。そして、その後に第5図に示すように、ワイ
ヤハーネス23及びメータケーブル26はハンドルクラ
ウン27に設けたクランプ28にまとめて取付られる。
このときメータケーブル26の先端部にゴムキャップ2
9をかぶせ防水している。クランプ28は合成樹脂等の
変形可能な材料で成形され取付あるいは取外しの際の取
扱いを容易にしている。
また、この車両の点火装置はメインスイッチを取り外し
ても動作可能になっている。そして、エンジンを止める
ときは、キルスイッチを操作して点火一次回路をアース
することにより失火させ、点火プラグに点火火花を発生
しないようにしている。
前記後部表示装置Bは第6図に示すように、中央部を屈
曲し後部フェンダ5を跨ぐように形成された鋼管製後部
フレーム30と、この後部フレーム30の屈曲部30a
に固定され表示手段を取付けるブラケット31とから構
成されている。
このブラケット31は合成樹脂部31aとゴム部31b
とを連結結合して形成されており、合成樹脂31aに尾
灯32、方向指示灯33、ナンバープレート34及び反
射鏡35等の表示手段が取付られている。なお、このブ
ラケット31は合成樹脂等で一体に形成したものでもよ
い。
ブラケット31のゴム部31bは第7図に示すように、
先端部が上下に2分割され、この上下の分割部36a,
36bは後部フレーム30の屈曲部30aと補強板37
を狭持している。この補強板37は屈曲部30aに溶接
等で固定されており、補強板37の先端部37aはゴム
部31bの溝部31cに挿入してゴム部31bを補強し
ている。ゴム部31bの下分割部36bにはカラー38
が装着され、このカラー38に締付ボルト39を挿入
し、補強板37に固定したナット40に螺合して締付固
定され、これにより後部フレーム30とブラケット31
が連結される。
そして、後部フレーム30の屈曲部30aにはナット4
1が溶接等により固定されている。このナット41にカ
ラー42が固定されており、このカラー42にリヤフェ
ンダ5を挿通する。そしてカラー42にリヤフェンダ5
側から締付ボルト43を挿通しナット41に螺着して締
付られる。これにより後部フレーム30とブラケット3
1が車体側に固定される。
バックステー4の後部4aには第8図及び第9図に示す
ように、ブラケット44とマフラを支持する支持板45
が設けられており、このブラケット44には頭部46a
を球状にした支持ピン46が固定されている。そしてこ
の支持ピン46にゴム製グロメメット47が挿通され、
頭部46aで抜け止めがされている。このグロメット4
7は環状溝47aを有している。前記後部フレーム30
は先端部30bに形成された係合溝48を、この環状溝
47aに挿入して車体に取付けられる。また前記ブラケ
ット31の後端部は第6図に示すように、ブラケット3
1の内側に係止突起49が一体に形成されている。この
係止突起49はリヤフェンダ5に設けたゴム製グロメッ
ト50に挿通して取付けられる。このグロメット50は
リヤフェンダ5の裏側に配設された補強板51に取付
け、係止突起49を補強板51に取付けるようにしても
よい。
前記後部表示装置Bの尾灯32、方向指示灯33の電線
はサブハーネスにまとめて1個のカプラ52に集合され
ている。このカプラ52にワイヤハーネス53の接続部
53aを嵌合して結線されている。このワイヤハーネス
53は後表示装置Bを取外す際に、まずワイヤハーネス
53の先端部53aをカプラ52から引き抜いて外す。
そして、第6図に示すようにワイヤハーネス53はバッ
クステー4に設けたクランプ54にまとめて取付けられ
る。クランプ54は合成樹脂等の変形可能な材料で成形
されており、取付けあるいは取外しの際の取扱いを容易
にしている。
次に、この実施例の作用を説明せる。
公道を走行する際には、自動二輪車は第1図に示すよう
に、車体の前部に前部表示装置Aを取付け、一方後部に
は後部表示装置Bを取付けて走行する。この前部表示装
置Aはカウリング体6にヘッドライト7を一体的に組み
付けて前カウリング100とし、この前カウリング体1
00にメータ8、メインスイッチ9及びフラッシャリレ
10が組み込まれており、これらの装置で車両の走行状
態を知り、また他の車両の運転者や歩行者に知らせる。
一方後部表示装置Bは尾灯32、方向指示灯33、反射
鏡35を有しており、車両の走行状態を他の車両の運転
者等に知らせる。
前部表示装置Aの取付けは第3図に示すように、前カウ
リング100の下取付部20に形成された係合切欠20
aを車体1の前側からグロメット19の溝部19aに挿
着し、また抜け止め部21の係合孔21aを支持ピン1
8に係合して抜け止めする。そして第2図に示すよう
に、前カウリング100の板金フック11をインナチュ
ーブ2aにあてがい、つまみ部14aでゴムバンド14
を引のばして、先端のリング16を板金フック11の係
止部11aに係合して取付ける。
一方後部表示装置Bの取付けは第6図乃至第9図に示す
ように、後部フレーム30は先端部30bに形成された
係合溝48を、バックステー4のブラケット44に設け
た支持ピン46のグロメット47に挿入して車体に取付
られる。そしてブラケット31の後端部は第6図に示す
ように、ブラケット31の内側に係止突起49をリヤフ
ェンダ5に設けたゴム製のグロメット50に挿通して取
付けられる。
ところで、公道以外で自然の中の林道や沼地、さらには
河原等の不整地を走行する際には、転倒するおそれがあ
り、また重量を軽量化するために、前部表装置Aや後部
表示装置Bを取外して走行する。
前記前部表示装置Aを取外す際に、まずワイヤハーネス
23の先端部23aをカプラ22から引き抜いて外す。
また、同時にメータケーブル26は、セットナット26
aを緩めて外す。そして、その後に第5図に示すよう
に、ワイヤハーネス23及びメータケーブル26はハン
ドルクラウン27のクランプ28にまとめて取付ける。
そして前部表示装置Aの前カウリング100上部の取外
しは、ゴムバンド14のつまみ部14aを引っ張り、リ
ング16を板金フック11の係止部11aから外すだけ
で簡単に行なわれる。一方前カウリング100の下部の
取外しは、抜け止め部21の先端部21bを上方に押し
上げ、係合孔21aを支持ピン18から外す。そして、
前カウリング100を車両前方へ引っ張れば下取付部2
0の係合切欠20aは、グロメット19の環状溝19a
から容易に取外され、第4図に示す状態になる。
また、後部表示装置Bは一方後部フレーム30とブラケ
ット31とを車体から取外すには、まずワイヤハーネス
53の先端部53aをカプラ52から引き抜いて外す。
このワイヤハーネス53はバックステー4に設けたクラ
ンプ54にまとめて取付けられる。
そして、ワイヤハーネス53は後部表示装置Bを取外す
際に、まずワイヤハーネス53の先端部53aをカプラ
52から引き抜いて外す。一方後部フレーム30とブラ
ケット31とを車体から取外すには、前記締付ボルト4
3を取外すだけで、車体を取外し可能な状態になる。そ
して、ブラケット31の係止突起49を上方へ引っ張る
と、係止突起49はリヤフェンダ5に設けたグロメット
50から容易に抜ける。さらに、後部フレーム30を車
体後方へ引っ張ると、後部フレーム30の係合溝48
は、支持ピン46に設けたグロメット47の環状溝47
aから抜ける。
このように、後部フレーム30とブラケット31は締付
ボルト43を工具で外せば、後は車体1から一体となっ
て取外すことができる。したがって、自動二輪車で公道
以外の不整地を走行する際に、工具を用いないで容易に
尾灯32、方向指示灯33、反射鏡35等を取外すこと
ができる。
[発明の効果] この発明は前記のように、前カウリングの上部はゴムバ
ンドを用いて、また前カウリングの下部は下取付部の係
合切欠を、左右のフロントフォーク間を連結するブラケ
ットの支持部に挿着し、下取付部とは別に設けられた抜
け止め部によって保持されるから、ヘッドライトを備え
る前カウリングを、簡単な構造で、強固に、しかも容易
に着脱できる。
また、前カウリングの下部に後方に延長して下取付部を
設け、この下取付部を左右のフロントフォークの間にて
ブラケットに取り付けるから、比較的重量物であるヘッ
ドライトの下方でかつ近い位置で荷重を受けるように支
持でき、前カウリングを確実に取り付けることができ
る。
さらに、前カウリングの下部をアンダブラケットに固定
し、前カウリングの上部はフロント軸方向の取付位置に
自由度があり、これにより同じ前カウリングを異なった
車種の自動二輪車に取り付けることができ、部品の共通
化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は前部表示装置の
取付け状態を示す上部取付部の拡大平面図、第3図は前
部表示装置の取付け状態を示す下部取付部の拡大側面
図、第4図は前部表示装置の取外し状態を示す拡大側面
図、第5図は前部表示装置の取外し状態におけるワイヤ
ハーネス及びメータケーブルの収納状態を示す拡大前面
図、第6図は後部表示装置の取外し状態を示す拡大側面
図、第7図は後部表示装置の後部フレームとブラケット
の結合部の断面図、第8図は後部フレームを車体に取付
ける状態を示す拡大側面図、第9図は後部フレームを車
体に取付ける状態を示す拡大一部断面図である。 A……前部表示装置、B……後部表示装置 3……アンダブラケット、……後部フレーム 5……リヤフェンダ、6……カウリング体 7……ヘッドライト、30……後部フレーム 31……ブラケット、32……尾灯 33……方向指示灯、100……前カウリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂で形成したカウリング体にヘッド
    ライトを一体的に組み付けて前カウリングを構成し、こ
    の前カウリングの上部の左右両側に左右一対のゴムバン
    ドの一端部をそれぞれ取り付け、このゴムバンドを引き
    伸ばした状態で、左右のフロントフォークの外周を取り
    巻いて取り付け、一方前記前カウリングの下部に後方に
    延長して係合切欠を有する下取付部を設けるとともに、
    この下取付部の近傍に抜け止め部を設け、前記下取付部
    の係合切欠を、前記左右のフロントフォーク間を連結す
    るブラケットの支持部に挿着して係合保持させるととも
    に、前記抜け止め部を前記ブラケットの支持部に着脱可
    能に取り付けたことを特徴とする自動二輪車の前カウリ
    ング取付構造。
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