JPH0126550Y2 - - Google Patents

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JPH0126550Y2
JPH0126550Y2 JP1983005800U JP580083U JPH0126550Y2 JP H0126550 Y2 JPH0126550 Y2 JP H0126550Y2 JP 1983005800 U JP1983005800 U JP 1983005800U JP 580083 U JP580083 U JP 580083U JP H0126550 Y2 JPH0126550 Y2 JP H0126550Y2
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JP
Japan
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visor
attached
front visor
fork
front fork
Prior art date
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JP1983005800U
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JPS59111785U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車、特に競技用及び公道走行
用として兼用可能な自動二輪車のフロントバイザ
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動二輪車によるモトクロスレース等の
競技が隆盛となり、レーサーのみならず、一般人
もこれらの競技に参加するようになつてきてい
る。
かかる競技用の自動二輪車は公道を走行するた
めに必要とされる保安基準を満たしていないの
で、競技に参加する者は、公道走行用の自動二輪
車を所持しなければならず、経済的負担を大にし
ていた。
この場合、例えば実公昭55−41666号公報に記
載されるように、公道走行時と競技走行時との選
択的使用を可能にするべく、フロントフオークに
ヘツドランプ装着用のブラケツトを取付ける場合
に、フロントフオークとブラケツトとの連結部分
をU字状に折曲可能なバンド(弾性バンド)によ
り抱持して固定するようにしたものが開示されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかるバンド(弾性バンド)に
よる固定は、フロントフオークとブラケツトとが
直接に当接した状態で行われるので、被取付部品
であるフロントバイザに車体であるフロントフオ
ークを通じての振動が直接的に伝達され、公道走
行時におけるフロントバイザの保護の面で問題が
ある。
本考案は、自動二輪車を競技用及び公道走行用
の兼用とすることが容易に行なえ、しかも、保安
部品を取付ける際における既存空間の取り付けス
ペースとしての流用、取付けられた保安部品の振
動保護等を行い得る等自動二輪車用フロントバイ
ザ装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案はフロント
フオークの前方上部にフロントバイザを取付ける
ようにした自動二輪車において、前記フロントフ
オークに着脱自在に取付けられる前記フロントバ
イザと、該フロントバイザに直接取り付けられる
ライト、計器等の公道走行用の保安部品と、前記
フロントバイザを前記フロントフオークに取付け
るべく該フロントフオークに券着されると共に、
外周部に形成された突起が前記フロントバイザに
形成される係止孔に嵌合固着され弾性部材から成
るバンドと、前記保安部品と電源とを接続するワ
イヤハーネスの中継用であつて前記フロントバイ
ザの内部に配されるコネクタとを設けたことを特
徴とする。
(作用) 競技用としての使用時にはフロントバイザをフ
ロントフオークから取り外し、公道走行用として
の使用時には保安部品を装備したフロントバイザ
をフロントフオークに取付けることができる。こ
の場合、フロントバイザのフロントフオークから
の脱着は、フロントバイザ内でのコネクタの脱
着、及びバンドの脱着により容易かつ効率良く行
なえる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案に係るフロントバイザを自動二
輪車の前部に取り付けた状態の側面図であり、同
図中1は自動二輪車で、その前部の車体フレーム
は前輪2を左右で軸支するフロントフオーク3、
該フロントフオーク3のトツプブリツジ3aとボ
トムブリツジ3bとの間に配設固定された図示し
ないステアリングステムに外嵌されるヘツドパイ
プ4、前記トツプブリツジ3aにボルトで締着固
定されるハンドルパイプ5とから成る。前記ヘツ
ドパイプ4は後方にフレームボデイ6が接合固定
され、該フレームボデイ6の上部には燃料タンク
7が配設されている。
フロントバイザ8には後述するようにヘツドラ
イト9、スピードメータ10等の保安部品が装着
され、これ等の保安部品が装着されたフロントバ
イザ8は前記トツプブリツジ3aとボトムブリツ
ジ3bとの間を略覆うように取り付けられてい
る。この取り付けは、これも後述するように、前
記フロントバイザ8に嵌着固定されたバンド11
を前記フロントフオーク3のパイプに巻着するこ
とにより行なう。
前記トツプブリツジ3aとボトムブリツジ3b
との間には支持ステー12が配され、該支持ステ
ー12はボルト13により前記トツプブリツジ3
aに締着固定されている。そして、支持ステー1
2に取り付けられた図示しない端子と発電機等の
電源(図示せず)とをワイヤーハーネス14で接
続している。前記端子と前記フロントバイザ8に
装着された保安部品とはコネクタ15を介して接
続されるようになつている。前記前輪2の車軸の
回転信号を前記スピードメータ10に伝達するス
ピードメータケーブル16はその接続端子が前記
支持ステー12に固定され、該接続端子と前記ス
ピードメータ10とはコネクタ17を介して接続
されるようになつている。
第2図及び第3図はそれぞれ保安部品を装着し
たフロントバイザ8の縦断面図及び背面図であ
る。
該フロントバイザ8の略中央の透孔8aにはヘ
ツドライト9が配設されている。このヘツドライ
ト9はその上部の支持ステー25がボルト26に
より前記フロントバイザ8に螺着固定され、下部
の支持ステー27がバネ28を介してビス29及
び該支持ステー27に固着されたナツト30によ
り前記フロントバイザ8に支持され、ビス29を
回すことによりヘツドライト9の高さを調節可能
としている。前記フロントバイザ8の上部には前
記スピードメータ10が配され、該スピードメー
タ10と前記ヘツドライト9との間に警報器(保
安部品)19が、また、前記フロントバイザ8の
右側部にはウインカー用リレー20がそれぞれ配
され、これらは、それぞれボルト31、ナツト3
2及びボルト33等により前記フロントバイザ8
に固定されている。そして、前記ヘツドライト
9、スピードメータ10、警報器19、ウインカ
ー用リレー20の各電源端子はコネクタ15(第
1図)に接続されている。
さらに、前記フロントバイザ8の周壁には前述
したように該フロントバイザ8を前記フロントフ
オーク3に取り付けるための係止孔21が左右に
2個所づつ計4個所穿設されている。
第4図に係止孔21に取り付ける前記バンド1
1を示し、第5図に該バンド11を使い前記フロ
ントバイザ8を前記フロントフオーク3に取り付
けた状態の構造を示す。
前記バンド11はゴム等の弾性部材を板状に形
成したもので、一端部に、前記係止孔21に嵌合
固着する突起11a及びフツク11cを掛着する
突起11bが形成されている。他端部には金属製
の前記フツク11cが取り付けられ、さらに該フ
ツク11cを突起11bに掛着するときに前記バ
ンド11を引張るためのツマミ11dが形成され
ている。
しかして、かかる自動二輪車で公道を走行する
ときには、フロントバイザ8を取付けるべく、バ
ンド11をフロントフオーク3に巻着し、係止孔
21に突起11aを嵌合固着させ、そして、突起
11bにフツク11cを掛着する。
さらに、保安部品を作動させるためにコネクタ
15をワイヤーハーネス14に接続すると共に、
スピードメータケーブル16とスピードメータ1
0とをコネクタ17で接続すればよい。
また、自動二輪車を競技に使用するときは、バ
ンド11のフツク11cを突起11bから外して
フロントバイザ8をフロントフオーク3から取り
外すと共にコネクタ15,17を外せばよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、フロント
フオークの前方上部にフロントバイザを取付ける
ようにした自動二輪車において、前記フロントフ
オークに着脱自在に取付けられる前記フロントバ
イザと、該フロントバイザに直接取り付けられる
ライト、計器等の公道走行用の保安部品と、前記
フロントバイザを前記フロントフオークに取付け
るべく該フロントフオークに券着されると共に、
外周部に形成された突起が前記フロントバイザに
形成される係止孔に嵌合固着され弾性部材から成
るバンドと、前記保安部品と電源とを接続するワ
イヤハーネスの中継用であつて前記フロントバイ
ザの内部に配されるコネクタとを設ける構成とし
たので、フロントフオークの前方上部のフロント
バイザに直接的にライトや計器等の公道走行用の
保安部品を取り付けることができ、特段の取付け
スペースの確保を必要とせず、公道を走行すると
きは、必要な保安基準を満たす保安部品を車体前
部に容易に装備し得ると共に、競技に参加すると
きはかかる保安部品を容易に取り外すことができ
る。
従つて、既存のフロントバイザを巧妙に利用す
ることにより、一台の自動二輪車を公道走行用と
競技用とに兼用することが可能となる。この場
合、フロントバイザのフロントフオークからの脱
着は、バンドの脱着及びフロントバイザ内でのコ
ネクタの分離・接続により離脱及び接続が効率良
く行なえる。フロントバイザをフロントフオーク
に取付けた際、フロントバイザは弾性部材から成
るバンドを介してフロントフオークに取付けられ
るから、防振効果によりフロントバイザに装着さ
れた保安部品の保護(特に走行中における保護)
が有効に行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案のフロントバイザを取り付けた状態の自動二輪
車の前部側面図、第2図及び第3図は夫々第1図
に示すフロントバイザの縦断面図及び背面図、第
4図aは第1図に示すバンドの側面図、同図bは
同図aの矢線B方向から見た正面図、第5図は第
1図の−線断面図である。 1……自動二輪車、3……フロントフオーク、
8……フロントバイザ、9……ヘツドライト(保
安部品)、10……スピードメータ(保安部品)、
11……バンド、11a……突起、14……ワイ
ヤハーネス、15……コネクタ、19……警報器
(保安部品)、21……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントフオークの前方上部にフロントバイザ
    を取付けるようにした自動二輪車において、前記
    フロントフオークに着脱自在に取付けられる前記
    フロントバイザと、該フロントバイザに直接取り
    付けられるライト、計器等の公道走行用の保安部
    品と、前記フロントバイザを前記フロントフオー
    クに取付けるべく該フロントフオークに券着され
    ると共に、外周部に形成された突起が前記フロン
    トバイザに形成される係止孔に嵌合固着され弾性
    部材から成るバンドと、前記保安部品と電源とを
    接続するワイヤハーネスの中継用であつて前記フ
    ロントバイザの内部に配されるコネクタとを設け
    たことをことを特徴とする自動二輪車用フロント
    バイザ装置。
JP580083U 1983-01-19 1983-01-19 自動二輪車用フロントバイザ装置 Granted JPS59111785U (ja)

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JP580083U JPS59111785U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 自動二輪車用フロントバイザ装置

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JP580083U JPS59111785U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 自動二輪車用フロントバイザ装置

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JPS59111785U JPS59111785U (ja) 1984-07-27
JPH0126550Y2 true JPH0126550Y2 (ja) 1989-08-08

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ID=30137376

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JP580083U Granted JPS59111785U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 自動二輪車用フロントバイザ装置

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