JPH0210069Y2 - - Google Patents

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JPH0210069Y2
JPH0210069Y2 JP1984124881U JP12488184U JPH0210069Y2 JP H0210069 Y2 JPH0210069 Y2 JP H0210069Y2 JP 1984124881 U JP1984124881 U JP 1984124881U JP 12488184 U JP12488184 U JP 12488184U JP H0210069 Y2 JPH0210069 Y2 JP H0210069Y2
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battery
band
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electrical components
attached
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JP1984124881U
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JPS6139686U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車の電装品取付構造に関する
ものである。
(従来の技術) 自動二輪車においては、バツテリケースに収め
たバツテリの保持に、このバツテリに当ててその
両端をバツテリケースに止着するバツテリバンド
が一般に用いられている。そうして、自動二輪車
の電装品、例えばレギユレータ、スタータリレ
ー、メインヒユーズ、スイツチなどは、車体の各
所に適当なスペースを設けて配設され、車体フレ
ームにブラケツトによつて取り付けられているの
が通常である。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上述の如く、電装品を車体の各所に設
けたスペースを利用して車体に取り付けるように
したものでは、これら電装品とバツテリとの間の
距離やその間の車体装備品等との関係でこの両者
を電気的に接続するコードの配線が面倒になる場
合がある。そして、電装品やバツテリを車体から
外してそのサービスを行なう場合、それぞれコー
ドを外して車体からの取り外し作業を行なう必要
があるとともに、上記コードを外して点検を行な
つた後にまたコードを接続する必要があり、サー
ビス性が低いという憾みがある。
また、近年は自動二輪車におけるシートの取付
位置が低くなる傾向にあつて、シート下方に電装
品設置スペースを確保することが難しくなつてき
ており、電装品を配設することはできてもこれを
車体フレームに取り付けるブラケツトの配設がで
きなかつたりして、電装品の取付が困難になつて
いる。
すなわち、本考案の課題は、バツテリと電装品
とをそれらの設置スペースが狭い場合でも、簡単
に取り付け・取り外しできるようにすることにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題に対して、バツテリ
をバツテリケースに保持するバツテリバンドを利
用して、バツテリにコードで接続される電装品を
取り付けるようにするものである。
すなわち、その手段は、自動二輪車のシートの
下方において左右に対峙する一対のステー間に配
置されてこの両ステーに支持されバツテリを収容
するバツテリケースと、このバツテリケースの2
個所に両端を止着することによりバツテリをバツ
テリケースに上から保持するバツテリバンドとを
備え、このバツテリバンドには上記バツテリに対
してコードで接続される電装品を取り付ける電装
品取付部が設けられ、この電装品取付部が上記シ
ートで覆われていることを特徴とする自動二輪車
の電装品取付構造である。
(作用) 上記電装品取付構造においては、バツテリバン
ドがバツテリの保持と電装品の取付手段とを兼ね
ることになり、バツテリバンドをバツテリケース
から外すことにより、バツテリと電装品とをコー
ドで接続した状態のまま、バツテリケースから外
すことができ、バツテリケースへのバツテリバン
ドの止着によつてバツテリと電装品とをコードで
接続した状態のまま、車体に取り付けることがで
きる。また、バツテリバンドに電装品取付部を設
けたから、電装品専用の取付ブラケツトは不要に
なり、且つバツテリバンドと電装品とが一体化す
ることにより、この両者間に余分なスペースを設
ける必要がなくなる。
そうして、上記バツテリケースはシート下方に
おいて左右に対峙した一対のステー間に配設され
ているから、バツテリバンドの電装品取付部に取
り付けられた電装品はシートにより上から覆われ
て保護されることになる。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、バツテリケースをシ
ート下方において左右に対峙する一対のステー間
に配置し、このバツテリケースにバツテリを上か
ら保持するバツテリバンドに、バツテリにコード
で接続される電装品の取付部を設けたから、バツ
テリと電装品とはコードに接続したままで車体に
取り付け、あるいは車体から外すことができ、コ
ードの脱着が不要になるためそのサービス性が向
上するとともに、電装品専用の取付ブラケツト
や、バツテリバンドと電装品との間の余分なスペ
ースが不要になるため、シート下方の比較的狭い
スペースでもバツテリと電装品とを車体に取り付
けることができるようになり、しかも電装品をシ
ートで上から覆つて保護することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は自動二輪車の後部の側面図、第2図は
バツテリと電装品との取付状態を示す側面図であ
る。第1図において、1は自動二輪車であつて、
そのフレーム2に固定のステー2aにバツテリケ
ース3が取り付けられている。4はバツテリケー
ス3に収納するバツテリであつて、このバツテリ
4を上から押えて保持するバツテリバンド5に、
レギユレータ6を取り付ける電装品取付部5a
と、メインヒユーズ7を取り付ける電装品取付部
5bとが設けられている。
上記ステー2aは、自動二輪車1のシート8の
下方において左右一対設けられたものであつて、
これらステー2a間に上記バツテリケース3が配
設され、このステー2aを介してフレーム2に取
り付けられている。すなわち、バツテリケース3
は、第4図(背面図)に示すように、上面が開放
されたU字状のバツテリ受け3aを主体とし、こ
れの前後に前ステー3b及び後ろステー3cを渡
して補強されているとともに、この前後のステー
3b,3cにてバツテリ4の前後位置を規制する
ようになつている。また、バツテリケース4の上
部には第3図に示すように取付孔3dを備えたフ
ランジが設けられ、後ろステー3cには取付ナツ
トを一体に設けた取付耳3e,3eが設けられて
いて、いずれもステー2aにボルト3fによつて
結合されている。
そうして、上記バツテリケース3の前ステー3
bにはバツテリバンド5を取り付けるための長孔
3gが設けられ、一方、後ろステー3cにはバツ
テリバンド5を取り付けるためのナツト3hが一
体に設けられている。
バツテリバンド5は、その一端に上記バツテリ
ケース3の長孔3gに引つ掛ける鉤部5cを備
え、他端に上記バツテリケース3のナツト3hに
適用するボルト5eのボルト孔5dを備えてい
て、上記鉤部5cの引つ掛けと、ボルト5eの適
用とにより、バツテリケース3内のバツテリ4を
上から押さえ付けて保持するようになつている。
しかして、レギユレータ6を取り付ける電装品
取付部5aは、バツテリバンド5の上部に設けら
れていて、2個所に固定ナツト5fを備え、この
ナツト5fにボルト5eを適用してバツテリバン
ド5にレギユレータ6を取り付けるようになつて
いる。この場合、レギユレータ6は、バツテリケ
ース3のU字状バツテリ受け3aの相対する上部
縦壁間において、上記バツテリバンド5に取り付
けて支持されることになる。メインヒユーズ7を
取り付ける電装品取付部5bは、バツテリバンド
5の後端部に設けられていて、挟持腕5gを備
え、この挟持腕5gにてメインヒユーズ7を挟持
するようになつている。これらレギユレータ6及
びメインヒユーズ7はバツテリ4に対してコード
(図示省略)にて電気的に接続されている。
なお、バツテリバンド5には、スタータリレ
ー、スイツチなど他の電装品も取り付けることが
できるようにしてもよい。
また、第1図において、9はフレーム2に基端
を枢支したスイングアームであり、その先端(後
端)に後輪10が軸支され、後輪10はエンドレ
スチエーン11によつて駆動されるようになつて
いる。
従つて、上記実施例の場合、バツテリバンド5
がバツテリ4の保持と電装品の取付手段とを兼ね
ることになり、バツテリバンド5のバツテリケー
ス3への脱着により、電装品をバツテリ4とコー
ドで接続した状態のまま、車体に取り付け、また
車体から取り外すことができる。また、バツテリ
バンド5が電装品の取付手段を兼ねるから、電装
品専用の取付ブラケツトは不要になり、且つバツ
テリバンドと電装品とが一体化することにより、
この両者間に余分なスペースを設ける必要がなく
なり、シート8の下のような比較的狭いスペース
においても、バツテリ4と電装品とを車体に取り
付けることができる。特に、バツテリケース3の
U字状バツテリ受け3aの相対する上部縦壁間に
おいて、レギユレータ6をバツテリバンド5に取
り付けて支持するようにしたから、スペースの有
効利用をより一層図ることができる。
そうして、上記バツテリケース3はシート8の
下方において左右に対峙した一対のステー2a間
に配設されているから、バツテリバンド5に取り
付けられた電装品はシート8により上から覆わ
れ、外部から保護されることになる。
また、バツテリケース3の2個所にバツテリバ
ンド5の両端を止着するにあたり、一方を鉤部5
cによる引つ掛けとし、他方をボルト止めとした
から、バツテリバンド5の着脱が簡単且つ容易に
なり、サービス性がより高くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動二
輪車の後部の側面図、第2図はバツテリと電装品
との取付状態を示す側面図、第3図は第2図の
矢視の平面図、第4図は第2図の矢視の背面図
である。 1……自動二輪車、2……フレーム(車体)、
2a……ステー、3……バツテリケース、4……
バツテリ、5……バツテリバンド、5a,5b…
…電装品取付部、6……レギユレータ(電装品)、
7……メインヒユーズ(電装品)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動二輪車のシートの下方において左右に対峙
    する一対のステー間に配置されてこの両ステーに
    支持されバツテリを収容するバツテリケースと、
    このバツテリケースの2個所に両端を止着するこ
    とによりバツテリをバツテリケースに上から保持
    するバツテリバンドとを備え、このバツテリバン
    ドには上記バツテリに対してコードで接続される
    電装品を取り付ける電装品取付部が設けられ、こ
    の電装品取付部が上記シートで覆われていること
    を特徴とする自動二輪車の電装品取付構造。
JP12488184U 1984-08-15 1984-08-15 自動二輪車の電装品取付構造 Granted JPS6139686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12488184U JPS6139686U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 自動二輪車の電装品取付構造

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JP12488184U JPS6139686U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 自動二輪車の電装品取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6139686U JPS6139686U (ja) 1986-03-13
JPH0210069Y2 true JPH0210069Y2 (ja) 1990-03-13

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ID=30683583

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JP12488184U Granted JPS6139686U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 自動二輪車の電装品取付構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5412199B2 (ja) * 2009-07-17 2014-02-12 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5328580B2 (ja) * 2009-09-24 2013-10-30 本田技研工業株式会社 バッテリの固定構造
JP6982041B2 (ja) * 2019-09-30 2021-12-17 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589860B2 (ja) * 1977-01-31 1983-02-23 株式会社丸進 液体力による伝動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS589860U (ja) * 1981-07-14 1983-01-22 スズキ株式会社 自動二輪車におけるバツテリ−保護装置
JPS60125281U (ja) * 1984-02-02 1985-08-23 川崎重工業株式会社 自動二輪車のバツテリ−保持装置

Patent Citations (1)

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JPS589860B2 (ja) * 1977-01-31 1983-02-23 株式会社丸進 液体力による伝動装置

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JPS6139686U (ja) 1986-03-13

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