JPH045389Y2 - - Google Patents

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JPH045389Y2
JPH045389Y2 JP1985033158U JP3315885U JPH045389Y2 JP H045389 Y2 JPH045389 Y2 JP H045389Y2 JP 1985033158 U JP1985033158 U JP 1985033158U JP 3315885 U JP3315885 U JP 3315885U JP H045389 Y2 JPH045389 Y2 JP H045389Y2
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JP
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direction indicator
indicator light
top bridge
rod
handle
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JP1985033158U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、棒状ハンドルを備えた小型車輌、す
なわち自動二輪車、自動三輪車における方向指示
灯支持構造に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
自動二輪車、自動三輪車における前部方向指示
灯(通称フロント・ウインカー)は、ステアリン
グ装置に固定した前照灯支持部片に取付けられる
か(例えば、実公昭55−41662号公報参照)、ある
いはステアリング装置ないしフロントフオーク・
パイプに固定した専用支持部材に取付けられる
(例えば、実公昭57−46216号公報参照)のが一般
的である。
このように、前照灯支持部材または専用支持部
材を利用して方向指示灯を支持せしめる構造は複
雑であり、外観性が損われるのみならず、専用支
持部材の組付けにも手間を要し、車輌製作費を増
大させる要因となる。
また、トツプブリツジの上下面を狭む爪を備え
た方向指示灯ブラケツトを、該トツプブリツジの
フロントフオーク締付け用ボルトでもつて該トツ
プブリツジに共締めした方向指示灯取付け装置
(実開昭55−34972号)においては、方向指示灯ブ
ラケツトをトツプブリツジに取付けるのに、トツ
プブリツジのスリ割を狭めてフロントフオークを
締付けるためのボルトを利用し、方向指示灯ブラ
ケツトを取付けるための特別な取付け用ボルトを
不要としてはいるものの、やはり方向指示灯を取
付けるための専用ブラケツトを必要とし、前記し
た公知のものと同様な欠点がある。
しかもこれら公知のものでは、トツプブリツジ
に直接あるいはフオークカバーを介して剛にステ
ーまたは専用ブラケツトが固定されているため、
エンジンや車体からの振動が方向指示灯に直接伝
達され、方向指示灯の電球切れを起し易い。
〔課題を解決するための手段および作用効果〕
本考案は、このような難点を克服した小型車両
の方向指示灯支持構造の改良に係り、フロントフ
オークを支持するトツプブリツジにハンドル保持
部片を弾性体を介して弾性支持するとともに、該
ハンドル保持部片に方向指示灯を取付けたことを
特徴とするものである。
本考案は前記したように構成されているので、
方向指示灯を支持するための専用支持部材が不要
となり、またこれを組付ける手間も省略され、大
巾なコストダウンが可能となり、さらにステアリ
ング装置に付設する部材の形状が単純化され、外
観性が向上し、しかもエンジンや車体からの振動
が弾性体により軽減され、方向指示灯の電球切れ
が未然に防止される。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図に示された本考案の
一実施例について説明する。
第1図は、自動二輪車の前部を概略斜視図とし
て示しており、そのステアリング装置は、棒状ハ
ンドル10と、該棒状ハンドル10および計器盤
Mを保持するトツプブリツジ12と、該トツプブ
リツジ12と協働して左、右のフロントフオー
ク・パイプPを保持するボトムブリツジ22と、
車体フレーム部材であるヘツドパイプHに回転自
在に嵌挿されるとともにトツプブリツジ12およ
びボトムブリツジ22を相互に連結するハンドル
回転軸(図示されず)とを主要部材として形成さ
れている(第1図中、Tは燃料タンクを示してい
る)。
前記トツプブリツジ12には、前記ハンドル回
転軸の上部が嵌挿される中央開口14、左、右1
対のフロントフオーク・パイプ用開口16、およ
び中央開口14、開口16の間の位置する左、右
1対のハンドル保持部片用開口18が形成され、
該開口18の周辺部が上方に隆起して座面20に
なされている。開口18部にてトツプブリツジ1
2に固定されるハンドル保持部片30は、下位部
片32および上位部片46にて構成され、両者を
1対のボルト60で結合することにより棒状ハン
ドル10が挾持されるようになつている。下位部
片32は、その下部に、座面20に外嵌する蓋状
部34、および螺子棒36を有し、中間部分両側
壁に、座面38が隆起して形成されるとともに該
座面38に貫通口40および凹陥孔42が形成さ
れている。また、下位部片32は、その螺子棒3
6を開口18に貫通させ、ナツト44を螺合せし
めることによつてトツプブリツジ12に固着され
る。この時、蓋状部34と座面20間に弾性部材
(例、ゴム製)を介挿することによつて、エンジ
ン、車体側からの振動を遮断し、方向指示灯50
に対する振動の影響を防止することができる。
(以上、第1図、第2図参照。但し、第2図はス
テアリング装置の要部分解斜視図である)。
そして、下位部片32の貫通口40には、方向
指示灯50の軸筒52に延設された螺子管54が
貫通せしめられ、螺子管54とナツト56の螺合
関係にて、該方向指示灯50が固着される。(第
3図参照。但し、第3図は第1図における−
線断面図である)。
なお、軸筒52の端面には、凹陥孔42に嵌合
する突起が形成されており、両者の嵌合関係によ
つて方向指示灯50の正しい前向き姿勢が保証さ
れる。しかるに、ボルト60を用いて、下位部片
32に対し上位部片46を結合させて棒状ハンド
ル10を固定した状態では、軸筒52の上位にお
いて、棒状ハンドル10が上方に大きく彎曲して
いるため、方向指示灯50の本体部分と棒状ハン
ドル10が相互に干渉することはない。
このように、本実施例においては、ハンドル保
持部片30に、直接、方向指示灯50を取付ける
構造を採用したので、方向指示灯50を取付ける
ための専用支持部材が不要であり、方向指示灯5
0およびハンドル保持部片30の形状を複雑な形
状にする必要もなく、ステアリング装置に付設す
る部材の形状が単純化され、部品点数の削減およ
び組立工数の削減によるコストダウンを計り得る
とともに外観性の向上を企図し得る。
なお、前記実施例では、トツプブリツジ12と
下位部片32を別体品として形成したが、従来と
同様に両者を一体物として形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図に本考案の一実施例に係る方向指示灯支
持構造を採用した自動二輪車の車体前部概略斜視
図、第2図はその要部分解斜視図、第3図は第1
図における−線断面図である。 10……棒状ハンドル、12……トツプブリツ
ジ、14……中央開口、16……開口、18……
開口、20……座面、22……ボトムブリツジ、
30……ハンドル保持部片、32……下位部片、
34……蓋状部、36……螺子棒、38……座
面、40……貫通口、42……凹陥孔、44……
ナツト、46……上位部片、50……方向指示
灯、52……軸筒、54……螺子管、56……ナ
ツト、60……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントフオークを支持するトツプブリツジに
    ハンドル保持部片を弾性体を介して弾性支持する
    とともに、該ハンドル保持部片に方向指示灯を取
    付けたことを特徴とする小型車両の方向指示灯支
    持構造。
JP1985033158U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH045389Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033158U JPH045389Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033158U JPH045389Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148777U JPS61148777U (ja) 1986-09-13
JPH045389Y2 true JPH045389Y2 (ja) 1992-02-17

Family

ID=30535346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985033158U Expired JPH045389Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Country Status (1)

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JP (1) JPH045389Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720454Y2 (ja) * 1978-08-30 1982-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61148777U (ja) 1986-09-13

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