JPH0735829Y2 - 自動2輪車の灯火器取付装置 - Google Patents

自動2輪車の灯火器取付装置

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JPH0735829Y2
JPH0735829Y2 JP2743089U JP2743089U JPH0735829Y2 JP H0735829 Y2 JPH0735829 Y2 JP H0735829Y2 JP 2743089 U JP2743089 U JP 2743089U JP 2743089 U JP2743089 U JP 2743089U JP H0735829 Y2 JPH0735829 Y2 JP H0735829Y2
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JP
Japan
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reinforcing member
rear fender
tail lamp
fender
attached
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JP2743089U
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研二 大谷
徹朗 山口
茂 小平
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動2輪車におけるテールランプ等の灯火
器取付装置に関する。
[従来の技術] 従来の自動2輪車において、テールランプ及びウィンカ
からなる灯火器は、リヤフレームへ別々に取付けられる
ことが一般的であり、またリヤフェンダへ取付けられる
こともある。後者の場合、リヤフェンダを補強するため
その内側に補強部材を収容して二重構造にするととも
に、リヤフェンダ及び補強部材をそれぞれリヤフレーム
へ着脱自在に取付けたものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記構造の場合、灯火器はそれぞれ個々に取
付ける必要がある。したがって、各灯火器を取付けるた
めの部品数が多くなるとともに、生産ラインでの組立時
に多くの工数を要し、手間がかかるという問題がある。
そこで本考案の目的は、部品点数並びに組立に要する工
数を削減できる灯火器の取付構造を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係る自動2輪車の灯
火器取付装置は、リヤフレーム後部に取付けられたリヤ
フェンダと、リヤフェンダを補強するためその内側に収
容されてリヤフレーム後部に取付けられる補強部材と、
リヤフェンダから後方へ延出する補強部材の後端部に取
付けられるウィンカと、リヤフェンダ後端部上方に載置
されて前端部をリヤフェンダ及び補強部材と三者一体に
共締めされるテールランプとを備えるとともに、リヤフ
ェンダの後部に後方へ向って開放する切欠部を設け、補
強部材のうちこの切欠部内に臨む部分をテールランプの
後方側の取付座としたことを特徴とする。
[考案の作用] 予め、補強部材にテールランプとウィンカを取付けてサ
ブアッシしておき、このサブアッシ体の補強部材部分を
リヤフェンダ内側に収容して前方へ押し込むと、リヤフ
ェンダの後端部がテールランプの底面と補強部材の頂面
との間に入り、両者によって挟まれる。このとき、リヤ
フェンダ後部の切欠部内に補強部材の取付座が臨むの
で、テールランプの後方側を予め補強部材へ取付けてサ
ブアッシしておいても、この結合部にリヤフェンダが干
渉することはない。そこで、補強部材の前部をリヤフレ
ーム後部に連結し、次いで、テールランプの前端部をリ
ヤフェンダ及び補強部材と三者一体に共締めすると、テ
ールランプとウィンカからなる灯火器が車体に取付けら
れ、リヤフェンダは補強部材との二重構造で補強され
る。
[実施例] 第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。第1図は
車体の要部側面を示し、1はヘッドパイプ、2はメイン
パイプ、3はシートレール、4はリヤパイプ、5はリヤ
フェンダ、6は補強部材、7は補強部材6の後部に一体
形成されたはライセンスプレート取付部、8はテールラ
ンプ、9はウィンカ、10はリヤアーム、11は後輪であ
る。
シートレール3とリヤパイプ4は、それぞれ本考案のリ
ヤフレームを構成する部品であり、各々左右一対に設け
られている。リヤフェンダ5は前端部を左右のシートレ
ール3間に設けられたブリッジ部材12上に、図では見え
ないが左右2ヶ所でボルト13により、かつ左右側部をそ
れぞれボルト14によって、計4点止めによってシートレ
ール3へ着脱自在に支持されている。
第2図及び第3図に示すように、リヤフェンダ5の後部
でテールランプ8の前部側が重なる部分には切欠部15が
後方へ向って開放して形成されている。但し、切欠部15
近傍の上面中央部には取付穴16が形成されている(第2
図参照)。
補強部材6は前部側がリヤフェンダ5内に収容され二重
構造をなすことによりリヤフェンダ5を補強する部材で
あり、その前端部左右に形成された一対の取付腕部17
は、シートレール3の左右に設けられたブラケット18に
ボルト19でそれぞれ取付けられ、さらに頂面20の前部中
央に形成された取付座21を、シートレール3の後端部中
央から後方へ延出するプレート部22に重ねた状態でボル
ト23で連結されている。すなわち、補強部材6は計3点
止めによってシートレール3へ着脱自在に取付けられて
いる。
第2図に示すように、補強部材6の頂面20はリヤフェン
ダ5の上部内面に密着して前後方向へ沿って延びてお
り、取付穴16と対応する位置にはインサートナット24が
形成されている。補強部材6の切欠部15に臨む部分は凹
入し、テールランプ8の後部側の取付座25をなしてお
り、ここにマウントラバー26が取付けられている。マウ
ントラバー26は第3図に示すように、その一部が上面視
で切欠部15内に位置している。取付座25の両側はさらに
下方へ下がった段部をなし、ウィンカ9の取付座27とな
っている。
テールランプ8は前部中央に凹入状の取付座28が形成さ
れ、第2図に示すように、この底部にマウントラバー29
が設けられている。図中の符号30はカラー、31はワッシ
ャである。このマウントラバー29及び取付穴16に通した
ボルト32をインサートナット24と締結することにより、
テールランプ8の底部と補強部材6の頂面20との間でリ
ヤフェンダ5を挟持するので、リヤフェンダ5、補強部
材6及びテールランプ8が三者一体に取付けられてい
る。
また、テールランプ8の後方側、具体的には底部中間部
の左右に下方へ延出するボス33が一体に形成され、これ
をマウントラバー26に通し、ボス33から延出するネジ部
34に裏側から袋ナット35を締結することにより、取付座
25上へ取付けられている。すなわち、補強部材6の後部
にはテールランプ8とウィンカ9が取付けられ、これら
三者が一体化している。
次に、本実施例の作用を第4図に基づいて説明する。灯
火器を取付けるには、まず、ボス33を取付座25のマウン
トラバー26に嵌合し、ネジ34と袋ナット35を結合するこ
とによりテールランプ8を補強部材6に取付け、さらに
ウィンカ9を取付座27に所定の方法で取付ける。これに
より、テールランプ8とウィンカ9は補強部材6の後部
へ一体的に取付けられてサブアッシ化する。そこで、こ
のサブアッシ体をなす補強部材6の前方部分をリヤフェ
ンダ5内へ後から嵌合して前方へ押し込む。すると、リ
ヤフェンダ5の後端部がテールランプ8の底部と頂面20
との間の空間内に入って挟持される。このとき、切欠部
15によって、テールランプ8のボス33がリヤフェンダ5
の後部と干渉しないので、補強部材6を所定位置まで押
し込むことができる。そこで、補強部材6の取付座21を
シートレール3のプレート部22に重ねてボルト23で連結
し、同時に左右の取付腕部17をボルト19でブラケット18
へ連結する。これにより、補強部材6の前部がシートレ
ール3へ取付けられる。次いで、ボルト32をテールラン
プ8の取付座28及びリヤフェンダ5の取付穴16へ通し、
補強部材6のインサートナット24へ締結すると、リヤフ
ェンダ5を挟んだ状態でテールランプ8と補強部材6の
三者が一体に共締めされる。
逆に、灯火器を一体に外すには、左右のボルト19を外し
てブラケット18と取付腕部17を分離し、かつボルト23を
外して取付座21とプレート部22を分離する。これにより
補強部材6はシートレール3と分離可能になる。そこ
で、ボルト32を外すと、補強部材6の頂面20とテールラ
ンプ8の底面とでリヤフェンダ5を挟持していた状態が
緩むので、補強部材6をリヤフェンダ5に対してテール
ランプ8及びウィンカ9を一体に取付けたままの状態で
後方へ抜き出すことが可能となる。このとき、リヤフェ
ンダ5の後端部には切欠部15が形成されているので、取
付座25においてボス33のネジ34と袋ナット35とを結合し
たままの状態で、灯火器全部が補強部材6と一体に取外
し可能になる。
ゆえに、テールランプ8及びウィンカ9を補強部材6と
一体のサブアッシ化することにより、個々に必要であっ
た専用の取付部材を削減でき、かつ組立作業における工
数を削減でき、生産ライン内での組立を迅速に行うこと
ができるので、作業性が極めて向上する。
[考案の効果] 本考案に係る補強部材には、テールランプとウィンカか
らなる灯火器をサブアッシ状態で取付一体化してあり、
かつリヤフェンダの後部に後方へ向って開放する切欠部
を設け、補強部材のうちこの切欠部内に臨む部分をテー
ルランプの後方側の取付座としたので、これらの灯火器
全体を補強部材と一体にしたサブアッシ状態で組立でき
る。そのため、灯火器を個々に取付ける場合に必要であ
った、各々に専用の取付け部材と工数を共に削減でき
る。
ゆえに、迅速な組立作業により生産ラインにおける組立
作業を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は実施例であり、第1図は車体要部の
側面図、第2図はリヤフェンダ部分の前後方向拡大断面
図、第3図は第2図のA矢示方向から一部を省略して示
す図、第4図は着脱方法を説明するための図である。 (符号の説明) 3……シートレール(リヤフレーム)、5……リヤフェ
ンダ、6……補強部材、8……テールランプ(灯火
器)、9……ウィンカ(灯火器)、15……切欠部、25…
…取付座、32……ボルト、33……ボス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤフレーム後部に取付けられたリヤフェ
    ンダと、リヤフェンダを補強するためその内側に収容さ
    れてリヤフレーム後部に取付けられる補強部材と、リヤ
    フェンダから後方へ延出する補強部材の後端部に取付け
    られるウィンカと、リヤフェンダ後端部上方に載置され
    て前端部をリヤフェンダ及び補強部材と三者一体に共締
    めされるテールランプとを備えるとともに、リヤフェン
    ダの後部に後方へ向って開放する切欠部を設け、補強部
    材のうちこの切欠部内に臨む部分をテールランプの後方
    側の取付座としたことを特徴とする自動2輪車の灯火器
    取付装置。
JP2743089U 1989-03-10 1989-03-10 自動2輪車の灯火器取付装置 Expired - Lifetime JPH0735829Y2 (ja)

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JP2015030440A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 本田技研工業株式会社 車両

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