JP2002193160A - 車両用テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造 - Google Patents
車両用テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造Info
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- JP2002193160A JP2002193160A JP2000398063A JP2000398063A JP2002193160A JP 2002193160 A JP2002193160 A JP 2002193160A JP 2000398063 A JP2000398063 A JP 2000398063A JP 2000398063 A JP2000398063 A JP 2000398063A JP 2002193160 A JP2002193160 A JP 2002193160A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カバーリヤフェンダの支持強度を確保した上
で、ネジ止めヶ所を少なくすることができ、取付作業性
を向上させることができると共に、外観品質を向上させ
ることができる車両用テールライトとカバーリヤフェン
ダとの取付構造を提供する。 【解決手段】 車両の後部にテールライト35が取り付
けられ、該テールライト35を覆うようにカバーリヤフ
ェンダ36が取り付けられた構造において、前記テール
ライト35の側壁部35dの外面と、前記カバーリヤフ
ェンダ36の側壁部36aの内面との間に、該カバーリ
ヤフェンダ36を前方に向けて移動させることにより嵌
合される嵌合手段を設けると共に、前記カバーリヤフェ
ンダ36の下面部36hと、前記テールライト35の下
面部35cとを下方からネジ止めした。
で、ネジ止めヶ所を少なくすることができ、取付作業性
を向上させることができると共に、外観品質を向上させ
ることができる車両用テールライトとカバーリヤフェン
ダとの取付構造を提供する。 【解決手段】 車両の後部にテールライト35が取り付
けられ、該テールライト35を覆うようにカバーリヤフ
ェンダ36が取り付けられた構造において、前記テール
ライト35の側壁部35dの外面と、前記カバーリヤフ
ェンダ36の側壁部36aの内面との間に、該カバーリ
ヤフェンダ36を前方に向けて移動させることにより嵌
合される嵌合手段を設けると共に、前記カバーリヤフェ
ンダ36の下面部36hと、前記テールライト35の下
面部35cとを下方からネジ止めした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の後部に設
けられたテールライトとカバーリヤフェンダとの取付構
造に関するものである。
けられたテールライトとカバーリヤフェンダとの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動二輪車には、車両の後部に
テールライトが配設されると共に、このテールライトの
周囲を覆うようにカバーリヤフェンダが設けられ、この
カバーリヤフェンダの前側には、シートの側方にサイド
カバーが設けられたものがある。
テールライトが配設されると共に、このテールライトの
周囲を覆うようにカバーリヤフェンダが設けられ、この
カバーリヤフェンダの前側には、シートの側方にサイド
カバーが設けられたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、カバーリヤフェンダがテー
ルライトに複数ヶ所でネジ止め等により取り付けられて
いるため、カバーリヤフェンダの支持強度を確保するの
にネジ止めヶ所が多くなり、ネジ止め作業が大変である
と共に、それらネジ止めヶ所が側壁等の見え易い所であ
ると、外観品質の低下を招く、という問題がある。
うな従来のものにあっては、カバーリヤフェンダがテー
ルライトに複数ヶ所でネジ止め等により取り付けられて
いるため、カバーリヤフェンダの支持強度を確保するの
にネジ止めヶ所が多くなり、ネジ止め作業が大変である
と共に、それらネジ止めヶ所が側壁等の見え易い所であ
ると、外観品質の低下を招く、という問題がある。
【0004】そこで、この発明は、カバーリヤフェンダ
の支持強度を確保した上で、ネジ止めヶ所を少なくする
ことができ、取付作業性を向上させることができると共
に、外観品質を向上させることができる車両用テールラ
イトとカバーリヤフェンダとの取付構造を提供すること
を課題とする。
の支持強度を確保した上で、ネジ止めヶ所を少なくする
ことができ、取付作業性を向上させることができると共
に、外観品質を向上させることができる車両用テールラ
イトとカバーリヤフェンダとの取付構造を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、車両の後部にテールラ
イトが取り付けられ、該テールライトを覆うようにカバ
ーリヤフェンダが取り付けられた構造において、前記テ
ールライトの側壁部の外面と、前記カバーリヤフェンダ
の側壁部の内面との間に、該カバーリヤフェンダを前方
に向けて移動させることにより嵌合される嵌合手段を設
けると共に、前記カバーリヤフェンダの下面部と、前記
テールライトの下面部とを下方からネジ止めした車両用
テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造とした
ことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、車両の後部にテールラ
イトが取り付けられ、該テールライトを覆うようにカバ
ーリヤフェンダが取り付けられた構造において、前記テ
ールライトの側壁部の外面と、前記カバーリヤフェンダ
の側壁部の内面との間に、該カバーリヤフェンダを前方
に向けて移動させることにより嵌合される嵌合手段を設
けると共に、前記カバーリヤフェンダの下面部と、前記
テールライトの下面部とを下方からネジ止めした車両用
テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造とした
ことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記嵌合手段は、前記カバーリヤフェン
ダの側壁部の上部側に設けたことを特徴とする。
の構成に加え、前記嵌合手段は、前記カバーリヤフェン
ダの側壁部の上部側に設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0008】図1乃至図21には、この発明の実施の形
態を示す。
態を示す。
【0009】まず構成について説明すると、この実施の
形態の自動二輪車は、骨格である車体フレーム11に単
気筒エンジン12が固定されると共に、この車体フレー
ム11の前端部側には、ステアリングシャフト等を介し
て前輪13が支持され、又、後端部側には上下揺動自在
なリヤアーム14を介して後輪15が支持されている。
形態の自動二輪車は、骨格である車体フレーム11に単
気筒エンジン12が固定されると共に、この車体フレー
ム11の前端部側には、ステアリングシャフト等を介し
て前輪13が支持され、又、後端部側には上下揺動自在
なリヤアーム14を介して後輪15が支持されている。
【0010】そして、この後輪15にエンジン12の駆
動力がチェーン16等の伝達機構を介して伝達されるよ
うになっている。そして、その車体フレーム11には、
図1に示すように、乗員が着座するシート17が取り付
けられて配設されると共に、このシート17の前側に燃
料タンク18が取り付けられて配設されている。
動力がチェーン16等の伝達機構を介して伝達されるよ
うになっている。そして、その車体フレーム11には、
図1に示すように、乗員が着座するシート17が取り付
けられて配設されると共に、このシート17の前側に燃
料タンク18が取り付けられて配設されている。
【0011】その車体フレーム11は、図3及び図4等
に示すように、前端部にステアリングシャフトが挿通さ
れる筒状のヘッドパイプ19が設けられ、このヘッドパ
イプ19の後側には、いわゆる最中合わせ構造で、断面
が長方形状の箱形のヘッドパイプガセット20の前辺部
20aが溶接により固定されている。
に示すように、前端部にステアリングシャフトが挿通さ
れる筒状のヘッドパイプ19が設けられ、このヘッドパ
イプ19の後側には、いわゆる最中合わせ構造で、断面
が長方形状の箱形のヘッドパイプガセット20の前辺部
20aが溶接により固定されている。
【0012】また、このヘッドパイプガセット20の後
辺部20bの上部側の側面部には、左右一対のシートピ
ラー21の一端部21aが溶接により固定される一方、
この後辺部20bの下部側の側面部には、左右一対のダ
ウンチューブ22の一端部22aが溶接により固定され
ている。そして、それらシートピラー21の他端部21
bとダウンチューブ22の他端部22bとが連結パイプ
23を介して連結されている。
辺部20bの上部側の側面部には、左右一対のシートピ
ラー21の一端部21aが溶接により固定される一方、
この後辺部20bの下部側の側面部には、左右一対のダ
ウンチューブ22の一端部22aが溶接により固定され
ている。そして、それらシートピラー21の他端部21
bとダウンチューブ22の他端部22bとが連結パイプ
23を介して連結されている。
【0013】さらに、そのシートピラー21の上部に
は、シートレール24の前端部24aが固定されて、こ
のシートレール24が後方に向けて略水平に延長され、
又、このシートピラー21の下部側には、バックステー
25の前端部25aが溶接により固定され、このバック
ステー25が後方で、斜め上方に向けて延長され後端部
25bが前記シートレール24に溶接により固定されて
いる。
は、シートレール24の前端部24aが固定されて、こ
のシートレール24が後方に向けて略水平に延長され、
又、このシートピラー21の下部側には、バックステー
25の前端部25aが溶接により固定され、このバック
ステー25が後方で、斜め上方に向けて延長され後端部
25bが前記シートレール24に溶接により固定されて
いる。
【0014】さらにまた、そのバックステー25の後端
部25b側と、シートレール24の後端部24b側との
間には、補強チューブ26が架設されている。
部25b側と、シートレール24の後端部24b側との
間には、補強チューブ26が架設されている。
【0015】しかも、そのシートピラー21の上下方向
中間部には、左右のシートピラー21を連結するクロス
チューブ27が架設される一方、両シートレール24の
後端部24b側には、図4に示すように、シートブラケ
ット30,第1ブラケット31及び第2ブラケット32
が架設されている。
中間部には、左右のシートピラー21を連結するクロス
チューブ27が架設される一方、両シートレール24の
後端部24b側には、図4に示すように、シートブラケ
ット30,第1ブラケット31及び第2ブラケット32
が架設されている。
【0016】そして、車両の後部には、図1及び図5等
に示すように、テールライト35が配設されると共に、
このテールライト35の周囲を覆い、シート17の後方
の上面を構成するカバーリヤフェンダ36が配置されて
いる。また、このカバーリヤフェンダ36の前側で、シ
ート17の下方の側面を覆うようにサイドカバー37が
車両前後方向に沿って配設されている。そのカバーリヤ
フェンダ36は、サイドカバー37より車両前後方向の
長さが短く、一方の端部を基準に取り付けても他方の端
部側の位置が大きくズレるようなことはない。
に示すように、テールライト35が配設されると共に、
このテールライト35の周囲を覆い、シート17の後方
の上面を構成するカバーリヤフェンダ36が配置されて
いる。また、このカバーリヤフェンダ36の前側で、シ
ート17の下方の側面を覆うようにサイドカバー37が
車両前後方向に沿って配設されている。そのカバーリヤ
フェンダ36は、サイドカバー37より車両前後方向の
長さが短く、一方の端部を基準に取り付けても他方の端
部側の位置が大きくズレるようなことはない。
【0017】詳しくは、テールライト35には、図6乃
至図10に示すように、車両前方に向けて左右一対の雄
ねじ部35aが突設される一方、前記車体フレーム11
の第1ブラケット31には、図5に示すように、ランプ
ブラケット38がボルト41・ナット42により固定さ
れている。そして、このランプブラケット38にそのテ
ールライト35の雄ねじ部35aが、ゴム製のダンパー
43を介して挿入されてナット44に螺合されて取り付
けられている。
至図10に示すように、車両前方に向けて左右一対の雄
ねじ部35aが突設される一方、前記車体フレーム11
の第1ブラケット31には、図5に示すように、ランプ
ブラケット38がボルト41・ナット42により固定さ
れている。そして、このランプブラケット38にそのテ
ールライト35の雄ねじ部35aが、ゴム製のダンパー
43を介して挿入されてナット44に螺合されて取り付
けられている。
【0018】また、このテールライト35には、側壁部
35dの上部側に図7及び図8に示すように側方に突出
する一対のボス部35bが形成されている。一方、カバ
ーリヤフェンダ36は、図11乃至図15に示すような
形状を呈し、左右の「壁部」としての側壁部36aの内
側には、車両前方側が開放されたコ字状の嵌合部36b
が形成されている。この嵌合部36bに、図5及び図1
9に示すように、テールライト35から突設されたボス
部35bが嵌合されるようになっている。この嵌合はカ
バーリヤフェンダ36をテールライト35の後方から前
方に移動させることにより行われ、これら嵌合部36b
及びボス部35bで「嵌合手段」が構成されている。こ
の嵌合状態において、上下方向の位置決めが行われるこ
ととなる。
35dの上部側に図7及び図8に示すように側方に突出
する一対のボス部35bが形成されている。一方、カバ
ーリヤフェンダ36は、図11乃至図15に示すような
形状を呈し、左右の「壁部」としての側壁部36aの内
側には、車両前方側が開放されたコ字状の嵌合部36b
が形成されている。この嵌合部36bに、図5及び図1
9に示すように、テールライト35から突設されたボス
部35bが嵌合されるようになっている。この嵌合はカ
バーリヤフェンダ36をテールライト35の後方から前
方に移動させることにより行われ、これら嵌合部36b
及びボス部35bで「嵌合手段」が構成されている。こ
の嵌合状態において、上下方向の位置決めが行われるこ
ととなる。
【0019】さらに、テールライト35の前方部の下側
には、図5,図6及び図10に示すように、一対の下面
部35cが前方で斜め下方に向けて延長され、これら下
面部35cにスプリングナット46が取り付けられてい
る。このスプリングナット46に、カバーリヤフェンダ
36の下面部36hに形成された取付孔36cに段付き
ボルト47が挿通されて螺合されるようになっている。
これにより、カバーリヤフェンダ36がテールライト3
5に取り付けられている。
には、図5,図6及び図10に示すように、一対の下面
部35cが前方で斜め下方に向けて延長され、これら下
面部35cにスプリングナット46が取り付けられてい
る。このスプリングナット46に、カバーリヤフェンダ
36の下面部36hに形成された取付孔36cに段付き
ボルト47が挿通されて螺合されるようになっている。
これにより、カバーリヤフェンダ36がテールライト3
5に取り付けられている。
【0020】さらにまた、このカバーリヤフェンダ36
の上側に重なるようにして、サイドカバー37の後部3
7a側が、カバーリヤフェンダ36に取り付けられてい
る。このサイドカバー37は、前端部側が燃料タンク1
8等を基準に取り付けられるようになっている。
の上側に重なるようにして、サイドカバー37の後部3
7a側が、カバーリヤフェンダ36に取り付けられてい
る。このサイドカバー37は、前端部側が燃料タンク1
8等を基準に取り付けられるようになっている。
【0021】詳しくは、その段付きボルト47が取り付
けられた部位においては、サイドカバー37の後部37
aの下面部側に図16及び図17に示すように、だるま
形状の嵌合孔37bが形成され、この嵌合孔37bの大
径部37cに段付きボルト47の頭部側を挿入した後、
サイドカバー37を後側に移動させることにより、この
嵌合孔37bの小径部37d側に段付きボルト47を移
動させて、サイドカバー37が取り付けられるようにな
っている。
けられた部位においては、サイドカバー37の後部37
aの下面部側に図16及び図17に示すように、だるま
形状の嵌合孔37bが形成され、この嵌合孔37bの大
径部37cに段付きボルト47の頭部側を挿入した後、
サイドカバー37を後側に移動させることにより、この
嵌合孔37bの小径部37d側に段付きボルト47を移
動させて、サイドカバー37が取り付けられるようにな
っている。
【0022】また、カバーリヤフェンダ36には図11
及び図15に示すように係止スリット36dが形成され
る一方、サイドカバー37の後端上部には図16,図1
7及び図18に示すように爪部37eが形成され、この
係止スリット36dに図20に示すように爪部37が挿
入されて係止されるようになっている。
及び図15に示すように係止スリット36dが形成され
る一方、サイドカバー37の後端上部には図16,図1
7及び図18に示すように爪部37eが形成され、この
係止スリット36dに図20に示すように爪部37が挿
入されて係止されるようになっている。
【0023】この係止スリット36dは、図11に示す
ように、前側に幅広部36eが形成され、この幅広部3
6eの後側に連続して幅狭部36fが形成されている。
このサイドカバー37の配設時には、サイドカバー37
の爪部37eをカバーリヤフェンダ36の係止スリット
36dの幅広部36eに挿入した後、サイドカバー37
を後方に移動させて、その爪部37eを係止スリット3
6dの小径部37d側に移動させることにより、この爪
部37eと係止スリット36dとが係止状態とされるよ
うになっている(図20参照)。
ように、前側に幅広部36eが形成され、この幅広部3
6eの後側に連続して幅狭部36fが形成されている。
このサイドカバー37の配設時には、サイドカバー37
の爪部37eをカバーリヤフェンダ36の係止スリット
36dの幅広部36eに挿入した後、サイドカバー37
を後方に移動させて、その爪部37eを係止スリット3
6dの小径部37d側に移動させることにより、この爪
部37eと係止スリット36dとが係止状態とされるよ
うになっている(図20参照)。
【0024】さらに、そのカバーリヤフェンダ36の上
部前側には、図11に示すように取付片36gが形成さ
れ、この取付片36gに図21に示すようにスプリング
ナット49が取り付けられている。また、サイドカバー
37の後部37aの上部側に図5に示すように遊挿孔3
7fが形成され、この遊挿孔37fにボルト50が遊挿
されて前記スプリングナット49に螺合されることによ
り、サイドカバー37がカバーリヤフェンダ36に取り
付けられるようになっている。
部前側には、図11に示すように取付片36gが形成さ
れ、この取付片36gに図21に示すようにスプリング
ナット49が取り付けられている。また、サイドカバー
37の後部37aの上部側に図5に示すように遊挿孔3
7fが形成され、この遊挿孔37fにボルト50が遊挿
されて前記スプリングナット49に螺合されることによ
り、サイドカバー37がカバーリヤフェンダ36に取り
付けられるようになっている。
【0025】このように遊挿孔37f、大径部37c及
び小径部37dを有する嵌合孔37b、幅広部36e及
び幅狭部36fを有する係止スリット36d等を設ける
ことにより、サイドカバー37の後部37aとカバーリ
ヤフェンダ36との取付部位が、車両前後方向に位置調
整可能に構成されている。
び小径部37dを有する嵌合孔37b、幅広部36e及
び幅狭部36fを有する係止スリット36d等を設ける
ことにより、サイドカバー37の後部37aとカバーリ
ヤフェンダ36との取付部位が、車両前後方向に位置調
整可能に構成されている。
【0026】次に、テールライト35,カバーリヤフェ
ンダ36及びサイドカバー37等の取付順序について説
明する。
ンダ36及びサイドカバー37等の取付順序について説
明する。
【0027】まず、テールライト35を雄ねじ部35a
やダンパー43等を介して車体フレーム11に取り付け
て支持した後、このテールライト35の周囲を覆うよう
にカバーリヤフェンダ36を装着する。
やダンパー43等を介して車体フレーム11に取り付け
て支持した後、このテールライト35の周囲を覆うよう
にカバーリヤフェンダ36を装着する。
【0028】カバーリヤフェンダ36の装着は、このカ
バーリヤフェンダ36を後方から前方に向けて移動させ
ることにより、このカバーリヤフェンダ36の内壁に形
成されたコ字状の嵌合部36bに、テールライト35に
形成されたボス部35bを前側(コ字状の開放端側)か
ら挿入して嵌合させる。これにより、カバーリヤフェン
ダ36の上下方向の位置決めがなされ、仮止めが行われ
る。
バーリヤフェンダ36を後方から前方に向けて移動させ
ることにより、このカバーリヤフェンダ36の内壁に形
成されたコ字状の嵌合部36bに、テールライト35に
形成されたボス部35bを前側(コ字状の開放端側)か
ら挿入して嵌合させる。これにより、カバーリヤフェン
ダ36の上下方向の位置決めがなされ、仮止めが行われ
る。
【0029】次いで、段付きボルト47をスプリングナ
ット46に螺合させることにより、カバーリヤフェンダ
36の下面部36hをテールライト35の下面部35c
に取り付けて支持する。
ット46に螺合させることにより、カバーリヤフェンダ
36の下面部36hをテールライト35の下面部35c
に取り付けて支持する。
【0030】このようなものにあっては、「嵌合手段」
としてのコ字状の嵌合部36b及びボス部35を設ける
ことにより、ネジ止めヶ所を少なくすることができ、取
付作業性を向上させることができる。
としてのコ字状の嵌合部36b及びボス部35を設ける
ことにより、ネジ止めヶ所を少なくすることができ、取
付作業性を向上させることができる。
【0031】また、「嵌合手段」をテールライト35と
カバーリヤフェンダ36との側壁部35d,36aの上
部側に設けたため、カバーリヤフェンダ36を前方に移
動させて「嵌合手段」によりテールライト35と嵌合さ
せた状態で、このカバーリヤフェンダ36を仮止めでき
ることから、カバーリヤフェンダ36の取付作業性を向
上させることができる。
カバーリヤフェンダ36との側壁部35d,36aの上
部側に設けたため、カバーリヤフェンダ36を前方に移
動させて「嵌合手段」によりテールライト35と嵌合さ
せた状態で、このカバーリヤフェンダ36を仮止めでき
ることから、カバーリヤフェンダ36の取付作業性を向
上させることができる。
【0032】さらに、外部から見え易い側壁部36aに
は、内部に隠れて見えないコ字状の嵌合部36b及びボ
ス部35を設け、段付きボルト47等のネジ止め部分
は、下面部36h側に設けているため、見え難いことか
ら外観品質を向上させることができる。
は、内部に隠れて見えないコ字状の嵌合部36b及びボ
ス部35を設け、段付きボルト47等のネジ止め部分
は、下面部36h側に設けているため、見え難いことか
ら外観品質を向上させることができる。
【0033】さらにまた、テールライト35とカバーリ
ヤフェンダ36とを別体とし、テールライト35を取り
付けた後に、カバーリヤフェンダ36でそのテールライ
ト35を覆うようにして取り付けているため、テールラ
イト35を取り付ける場合にカバーリヤフェンダ36が
邪魔になることが無く取付作業性を向上させることがで
きると共に、そのテールライト35の取付部分をカバー
リヤフェンダ36で覆うことにより、外観品質を向上さ
せることができる。
ヤフェンダ36とを別体とし、テールライト35を取り
付けた後に、カバーリヤフェンダ36でそのテールライ
ト35を覆うようにして取り付けているため、テールラ
イト35を取り付ける場合にカバーリヤフェンダ36が
邪魔になることが無く取付作業性を向上させることがで
きると共に、そのテールライト35の取付部分をカバー
リヤフェンダ36で覆うことにより、外観品質を向上さ
せることができる。
【0034】なお、そのカバーリヤフェンダ36の側壁
部36aの内面側に、リブ形状の嵌合部36bを突設す
ることにより、その側壁部36aの外表面には、ヒケが
生じる虞があるが、この部分をサイドカバー37の後部
37aで覆うようにしているため、外から見えることな
く、外観品質を確保することができる。
部36aの内面側に、リブ形状の嵌合部36bを突設す
ることにより、その側壁部36aの外表面には、ヒケが
生じる虞があるが、この部分をサイドカバー37の後部
37aで覆うようにしているため、外から見えることな
く、外観品質を確保することができる。
【0035】このようにテールライト35にカバーリヤ
フェンダ36が取り付けられた後、サイドカバー37の
爪部37eを、カバーリヤフェンダ36の係止スリット
36dの幅広部36eに挿入すると同時に、このサイド
カバー37の嵌合孔37bの大径部37cに、前記段付
きボルト47の頭部を挿入する。
フェンダ36が取り付けられた後、サイドカバー37の
爪部37eを、カバーリヤフェンダ36の係止スリット
36dの幅広部36eに挿入すると同時に、このサイド
カバー37の嵌合孔37bの大径部37cに、前記段付
きボルト47の頭部を挿入する。
【0036】そして、サイドカバー37を後方にスライ
ドさせ、爪部37eを係止スリット36dの幅狭部36
fまで移動させて係止状態とすると共に、段付きボルト
47を嵌合孔37bの小径部37dまで移動させて係止
状態とする。
ドさせ、爪部37eを係止スリット36dの幅狭部36
fまで移動させて係止状態とすると共に、段付きボルト
47を嵌合孔37bの小径部37dまで移動させて係止
状態とする。
【0037】次に、ボルト50をサイドカバー37の遊
挿孔37fに挿入して、スプリングナット49に螺合さ
せることにより、カバーリヤフェンダ36に取り付け
る。
挿孔37fに挿入して、スプリングナット49に螺合さ
せることにより、カバーリヤフェンダ36に取り付け
る。
【0038】さらに、このサイドカバー37の前端部側
を燃料タンク18等を基準にして取り付ける。
を燃料タンク18等を基準にして取り付ける。
【0039】このようなものにあっては、サイドカバー
37が前後方向に比較的長いもので、このサイドカバー
37の前端部が燃料タンク18等を基準に取り付けられ
ているため、このサイドカバー37の後部37a側の位
置がズレることがある。
37が前後方向に比較的長いもので、このサイドカバー
37の前端部が燃料タンク18等を基準に取り付けられ
ているため、このサイドカバー37の後部37a側の位
置がズレることがある。
【0040】この場合には、カバー組立体の後端縁は全
てカバーリヤフェンダ36のみによって構成されている
ので、後端縁に段差が生じる等不連続となることはなく
外観品質が低下することはない。
てカバーリヤフェンダ36のみによって構成されている
ので、後端縁に段差が生じる等不連続となることはなく
外観品質が低下することはない。
【0041】また、車両前後方向及び略垂直方向に延び
る平坦なカバーリヤフェンダ36の側壁部36aの外側
に、サイドカバー37の後部37aが所定長さ重なって
いるため、サイドカバー37の後部37aの位置が多少
ズレた場合でも、カバーリヤフェンダ36の側壁部36
aは平坦であり段差部が形成されていないことから、サ
イドカバー37の後部37aは、その平坦なカバーリヤ
フェンダ36上を移動するだけであり、従来の段差を設
けるもののように、隙間が開いて外観品質が低下した
り、逆に、サイドカバー37の取付けが不可能になるよ
うなことがない。
る平坦なカバーリヤフェンダ36の側壁部36aの外側
に、サイドカバー37の後部37aが所定長さ重なって
いるため、サイドカバー37の後部37aの位置が多少
ズレた場合でも、カバーリヤフェンダ36の側壁部36
aは平坦であり段差部が形成されていないことから、サ
イドカバー37の後部37aは、その平坦なカバーリヤ
フェンダ36上を移動するだけであり、従来の段差を設
けるもののように、隙間が開いて外観品質が低下した
り、逆に、サイドカバー37の取付けが不可能になるよ
うなことがない。
【0042】また、サイドカバー37の後部37aとカ
バーリヤフェンダ36との取付部位においては、係止ス
リット36dや嵌合孔37b等により、前後に位置調整
できるようになっているため、サイドカバー37の後部
37aの位置がズレたとしても、このズレを吸収した状
態で、サイドカバー37とカバーリヤフェンダ36との
取付けを行うことができる。
バーリヤフェンダ36との取付部位においては、係止ス
リット36dや嵌合孔37b等により、前後に位置調整
できるようになっているため、サイドカバー37の後部
37aの位置がズレたとしても、このズレを吸収した状
態で、サイドカバー37とカバーリヤフェンダ36との
取付けを行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、テールライトの側壁部の外面と、カバー
リヤフェンダの側壁部の内面との間に、カバーリヤフェ
ンダを前方に向けて移動させることにより嵌合される嵌
合手段を設けることにより、カバーリヤフェンダの支持
強度を確保した上で、ネジ止めヶ所を少なくすることが
でき、取付作業性を向上させることができる。
発明によれば、テールライトの側壁部の外面と、カバー
リヤフェンダの側壁部の内面との間に、カバーリヤフェ
ンダを前方に向けて移動させることにより嵌合される嵌
合手段を設けることにより、カバーリヤフェンダの支持
強度を確保した上で、ネジ止めヶ所を少なくすることが
でき、取付作業性を向上させることができる。
【0044】また、外から見え易い側壁部には内側に嵌
合手段が設けられ、且つ、下面部をネジ止めするように
しているため、取付け用のネジが見え難いことから、外
観品質を向上させることができる。
合手段が設けられ、且つ、下面部をネジ止めするように
しているため、取付け用のネジが見え難いことから、外
観品質を向上させることができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、嵌合手段をカバーリヤフェンダの側壁部の上部
側に設けたため、カバーリヤフェンダを前方に移動させ
て嵌合手段によりテールライトと嵌合させた状態で、こ
のカバーリヤフェンダを仮止めできることから、カバー
リヤフェンダの取付作業性を向上させることができる。
に加え、嵌合手段をカバーリヤフェンダの側壁部の上部
側に設けたため、カバーリヤフェンダを前方に移動させ
て嵌合手段によりテールライトと嵌合させた状態で、こ
のカバーリヤフェンダを仮止めできることから、カバー
リヤフェンダの取付作業性を向上させることができる。
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動二輪車の側
面図である。
面図である。
【図2】同実施の形態にかかる自動二輪車の背面図であ
る。
る。
【図3】同実施の形態にかかる車体フレームの側面図で
ある。
ある。
【図4】同実施の形態にかかる車体フレームの平面図で
ある。
ある。
【図5】同実施の形態にかかる自動二輪車の後部側の、
一部破断した側面図である。
一部破断した側面図である。
【図6】同実施の形態にかかるテールライトを後方から
見た図である。
見た図である。
【図7】同実施の形態にかかる図6の右側面図である。
【図8】同実施の形態にかかるテールライトを車両前方
から見た図である。
から見た図である。
【図9】同実施の形態にかかる図6のA−A線に沿う断
面図である。
面図である。
【図10】同実施の形態にかかる図6のB−B線に沿う
断面図である。
断面図である。
【図11】同実施の形態にかかるカバーリヤフェンダの
側面図である。
側面図である。
【図12】同実施の形態にかかるカバーリヤフェンダの
正面図である。
正面図である。
【図13】同実施の形態にかかるカバーリヤフェンダの
平面図である。
平面図である。
【図14】同実施の形態にかかる図11のC−C線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図15】同実施の形態にかかる図11のD−D線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図16】同実施の形態にかかるサイドカバーの側面図
である。
である。
【図17】同実施の形態にかかるサイドカバーの平面図
である。
である。
【図18】同実施の形態にかかる図17のE−E線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図19】同実施の形態にかかるサイドカバーを外した
状態おける図5のF−F線に沿う断面図である。
状態おける図5のF−F線に沿う断面図である。
【図20】同実施の形態にかかる図5のG−G線に沿う
断面図である。
断面図である。
【図21】同実施の形態にかかる図5のH−H線に沿う
断面図である。
断面図である。
11 車体フレーム 35 テールライト 35b ボス部(嵌合手段) 35c 下面部 35d 側壁部 36 カバーリヤフェンダ 36a 側壁部 36b 嵌合部(嵌合手段) 36h 下面部
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の後部にテールライトが取り付けら
れ、該テールライトを覆うようにカバーリヤフェンダが
取り付けられた構造において、 前記テールライトの側壁部の外面と、前記カバーリヤフ
ェンダの側壁部の内面との間に、該カバーリヤフェンダ
を前方に向けて移動させることにより嵌合される嵌合手
段を設けると共に、 前記カバーリヤフェンダの下面部と、前記テールライト
の下面部とを下方からネジ止めしたことを特徴とする車
両用テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造。 - 【請求項2】 前記嵌合手段は、前記カバーリヤフェン
ダの側壁部の上部側に設けたことを特徴とする請求項1
に記載の車両用テールライトとカバーリヤフェンダとの
取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398063A JP2002193160A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 車両用テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造 |
CNB011457511A CN1294047C (zh) | 2000-12-27 | 2001-12-27 | 车用尾灯与后罩板的安装结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398063A JP2002193160A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 車両用テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002193160A true JP2002193160A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18863097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000398063A Withdrawn JP2002193160A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 車両用テールライトとカバーリヤフェンダとの取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002193160A (ja) |
CN (1) | CN1294047C (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005002955A1 (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | 自動二輪車 |
JP2006273226A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両の灯火器構造 |
EP1785341A1 (en) * | 2005-11-10 | 2007-05-16 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Tail lamp structure |
JP2010235053A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069677A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両の後部構造、及び鞍乗型車両 |
JP4689437B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両の灯火器取付構造 |
CN100396542C (zh) * | 2006-03-18 | 2008-06-25 | 江门市大长江集团有限公司 | 一种弯梁式摩托车的车架及其配件之间的固定安装结构 |
CN101801774B (zh) * | 2007-09-18 | 2014-02-26 | 雅马哈发动机株式会社 | 骑乘型车辆 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3289782B2 (ja) * | 1992-02-07 | 2002-06-10 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のストップランプ |
TW359648B (en) * | 1997-01-21 | 1999-06-01 | Honda Motor Co Ltd | Light fitting structure of rear vehicle body |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000398063A patent/JP2002193160A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-12-27 CN CNB011457511A patent/CN1294047C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005002955A1 (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | 自動二輪車 |
JP2006273226A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両の灯火器構造 |
JP4555719B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-10-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の後部灯火器構造 |
EP1785341A1 (en) * | 2005-11-10 | 2007-05-16 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Tail lamp structure |
JP2010235053A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1294047C (zh) | 2007-01-10 |
CN1363492A (zh) | 2002-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071009 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090514 |