JP2002193167A - 車両用マッドガード - Google Patents

車両用マッドガード

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JP2002193167A
JP2002193167A JP2000398091A JP2000398091A JP2002193167A JP 2002193167 A JP2002193167 A JP 2002193167A JP 2000398091 A JP2000398091 A JP 2000398091A JP 2000398091 A JP2000398091 A JP 2000398091A JP 2002193167 A JP2002193167 A JP 2002193167A
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JP
Japan
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mudguard
recess
vehicle
seat
rear wheel
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JP2000398091A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujii
宏始 藤井
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッドガードの強度を確保すると共に、収納
場所も確保できる車両用マッドガードを提供する。 【解決手段】 自動二輪車の後輪の上側でシートの下側
に配設された車両用マッドガード35において、前記後
輪の逃げ用の凹所36aが上方に膨出されて形成された
マッドガード本体36と、該マッドガード本体36の前
方部で、前記凹所36aの前側に形成された前壁部37
a、及び、該凹所36aの側方に形成された側壁部37
bにて構成された収納ボックス部37とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車の後
輪の上側でシートの下側に配設された車両用マッドガー
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動二輪車においては、後輪か
らの泥避け等の目的からこの後輪の上側で、シートの下
側にマッドガードが配設されており、このマッドガード
には、後輪が上下に揺動するため、この後輪の形状に合
わせて逃げ用の凹所が上方に膨出されて形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、マッドガードは合成樹脂製
で、後輪の径に合わせて車両前後方向に比較的長く形成
されているため、剛性を確保する必要があると共に、自
動二輪車では特に収納場所の確保に苦慮していた。
【0004】そこで、この発明は、マッドガードの強度
を確保すると共に、収納場所も確保できる車両用マッド
ガードを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、自動二輪車の後輪の上
側でシートの下側に配設された車両用マッドガードにお
いて、前記後輪の逃げ用の凹所が上方に膨出されて形成
されたマッドガード本体と、該マッドガード本体の前方
部で、前記凹所の前側に形成された前壁部、及び、該凹
所の側方に形成された側壁部にて構成された収納ボック
ス部とを備えた車両用マッドガードとしたことを特徴と
する。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記マッドガード本体から後方に向けて
リヤフェンダー部が延長されて一体成形されたことを特
徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記凹所の天面の稜線の前方に、
前記収納ボックス部の前壁部を形成したことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
【0009】図1乃至図11には、この発明の実施の形
態を示す。
【0010】まず構成について説明すると、この実施の
形態の自動二輪車は、骨格である車体フレーム11に単
気筒エンジン12が固定されると共に、この車体フレー
ム11の前端部側には、ステアリングシャフト等を介し
て前輪13が支持され、又、後端部側には上下揺動自在
なリヤアーム14を介して後輪15が支持されている。
【0011】そして、この後輪15にエンジン12の駆
動力が駆動用チェーン16等の伝達機構を介して伝達さ
れるようになっている。その車体フレーム11には、図
1に示すように、乗員が着座するシート17が取り付け
られて配設されると共に、このシート17の前側に燃料
タンク18が取り付けられて配設されている。
【0012】その車体フレーム11は、図3及び図4等
に示すように、前端部にステアリングシャフトが挿通さ
れる筒状のヘッドパイプ19が設けられ、このヘッドパ
イプ19の後側には、いわゆる最中合わせ構造で、断面
が長方形状の箱形のヘッドパイプガセット20の前辺部
20aが溶接により固定されている。
【0013】また、このヘッドパイプガセット20の後
辺部20bの上部側の側面部には、左右一対のシートピ
ラー21の一端部21aが溶接により固定される一方、
この後辺部20bの下部側の側面部には、左右一対のダ
ウンチューブ22の一端部22aが溶接により固定され
ている。そして、それらシートピラー21の他端部21
bとダウンチューブ22の他端部22bとが連結パイプ
23を介して連結されている。
【0014】さらに、そのシートピラー21の上部に
は、シートレール24の前端部24aが固定されて、こ
のシートレール24が後方に向けて略水平に延長され、
又、このシートピラー21の下部側には、バックステー
25の前端部25aが溶接により固定され、このバック
ステー25が後方で、斜め上方に向けて延長され後端部
25bが前記シートレール24に溶接により固定されて
いる。
【0015】さらにまた、そのバックステー25の後端
部25b側と、シートレール24の後端部24b側との
間には、補強チューブ26が架設されている。
【0016】しかも、そのシートピラー21の上下方向
中間部には、左右のシートピラー21を連結するクロス
チューブ27が架設される一方、両シートレール24の
後端部24b側には、図4に示すように、シートブラケ
ット30,第1ブラケット31及び第2ブラケット32
が架設されている。
【0017】かかる車体フレーム11に取り付けられ
て、後輪15の上側でシート17の下側にマッドガード
35が配設されている。
【0018】このマッドガード35には、図7乃至図1
1に示すように、マッドガード本体36の前側に収納ボ
ックス部37が、又、後側にリヤフェンダー部38が一
体成形されている。
【0019】そのマッドガード本体36は、図8及び図
9に示すように、前下がりとなるように形成され、上下
に揺動する後輪15の逃げ用の凹所36aが上方に膨出
されて形成され、この凹所36aの両側に略水平方向に
延びる鍔部36bが形成されている(図10参照)。そ
して、かかる鍔部36b上には、強度を向上させるため
に複数のリブ36cが立設されている。
【0020】また、その凹所36aの上部の車体中心線
より多少ズレた位置には、ツールボックス41を取り付
けるための、ツールボックス用凹部36dが形成され、
この凹部36dに図5乃至図7に示すようにツールボッ
クス41がその自重の一部をシートレール24に預ける
ようにして収納された状態でバンド42により保持され
ている。
【0021】さらに、前記収納ボックス部37は、マッ
ドガード本体36の前方部で、前記凹所36aの前側に
前壁部37aが、又、凹所36aの側方に側壁部37b
が形成されることにより、これら前壁部37a及び側壁
部37b等にて構成されている。その前壁部37aは、
凹所36aの天面の稜線36f(図8参照)の前方にも
収納空間が確保できるように、その稜線36fの前方に
位置させていると共に、側壁部37bは、シートレール
24の下方にも収納空間が確保できるように、側方に膨
出させている。従って、長尺物でも車幅方向に収納で
き、その際シートレール24が上方に位置するので、車
両の上下動等による収納物の飛び出しも防止できる。ま
た、この収納ボックス部37の底面部37cに水抜き孔
37dが形成されている。
【0022】そして、その前壁部37aの上端部には前
方に略水平に突設された取付片37eが形成され、図5
に示すように、この取付片37eが車体フレーム11の
タンク固定用ブラケット44にグロメット45を介して
ボルト46・ナット47により取り付けられている。
【0023】また、マッドガード本体36の後端部に
は、上面部に取付孔36eが形成され、この取付孔36
eにグロメット36eが嵌合され、このグロメット36
eにカラー50が挿通され、ボルト51・ナット52を
介して第1ブラケット31に取り付けられている。
【0024】さらに、リヤフェンダー部38は、マッド
ガード本体36から後方で、斜め下方に向けて延長さ
れ、断面が図11に示すように湾曲した形状に形成され
ている。また、このリヤフェンダー部38には、後側に
ライセンスプレートを固定するためのライセンスブラケ
ット54がボルト55・ナット56により取り付けられ
ている。
【0025】このようなものにあっては、マッドガード
本体36の凹所36aの前方及び側方に前壁部37a及
び側壁部37bを形成することにより、マッドガード3
5の強度を確保できる。
【0026】また、その前壁部37a及び側壁部37b
により形成された収納ボックス部37(凹部36aの前
端部の側方空間)に荷物を収納できるため、荷物収納ス
ペースを確保することができる。
【0027】さらに、この収納ボックス部37は、エン
ジン12と後輪15との間の谷のようになったスペース
を有効に利用して配設されることにより、収納スペース
を確保している。
【0028】なお、上記実施の形態では、リヤフェンダ
ー部38が一体に形成されているが、別体とすることも
できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、マッドガード本体の凹所の前方及び側方
に前壁部及び側壁部を形成することにより、マッドガー
ドの強度を確保できる。また、その前壁部及び側壁部に
より形成された収納ボックス部(凹部の前端部の側方空
間)に荷物を収納できるため、荷物収納スペースを確保
することができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、マッドガード本体から後方に向けてリヤフェン
ダー部が延長されて一体成形されているため、部品点数
を削減できると共に、マッドガード本体の後部からリヤ
フェンダー部が一体に延長されているため、このリヤフ
ェンダー部を別途車体フレームに取り付ける必要もな
く、取付工数も削減できる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、凹所の天面の稜線の前方に、収納ボックス部の
前壁部を形成したため、稜線の前側にも収納空間を形成
できることから長尺物でも車幅方向に収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動二輪車の側
面図である。
【図2】同実施の形態にかかる自動二輪車の平面図であ
る。
【図3】同実施の形態にかかる車体フレームの側面図で
ある。
【図4】同実施の形態にかかる車体フレームの平面図で
ある。
【図5】同実施の形態にかかるマッドガードの取付状態
を示す一部を破断した側面図である。
【図6】同実施の形態にかかる図5の平面図である。
【図7】同実施の形態にかかる図5のA−A線に沿う断
面図である。
【図8】同実施の形態にかかるマッドガードの側面図で
ある。
【図9】同実施の形態にかかる図8の平面図である。
【図10】同実施の形態にかかる図8のB−B線に沿う
断面図である。
【図11】同実施の形態にかかる図8のC−C線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
11 車体フレーム 14 リヤアーム 15 後輪 17 シート 35 マッドガード 36 マッドガード本体 36a 凹所 37 収納ボックス部 37a 前壁部 37b 側壁部 38 リヤフェンダー部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車の後輪の上側でシートの下側
    に配設された車両用マッドガードにおいて、 前記後輪の逃げ用の凹所が上方に膨出されて形成された
    マッドガード本体と、 該マッドガード本体の前方部で、前記凹所の前側に形成
    された前壁部、及び、該凹所の側方に形成された側壁部
    にて構成された収納ボックス部とを備えたことを特徴と
    する車両用マッドガード。
  2. 【請求項2】 前記マッドガード本体から後方に向けて
    リヤフェンダー部が延長されて一体成形されたことを特
    徴とする請求項1に記載の車両用マッドガード。
  3. 【請求項3】 前記凹所の天面の稜線の前方に、前記収
    納ボックス部の前壁部を形成したことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の車両用マッドガード。
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